桑名市の財務書類4表(連結財務書類) ~新地方公会計制度に基づく連結財務書類4表の公表について~ 桑名市では、桑名広域清掃事業組合などの他市町と構成する一部事務組合に負担金を支払ったり、土地開 発公社などの外郭団体に出資を行っています。 平成20年度決算から、普通会計と同様に「総務省方式改訂モデル」に基づき、桑名市の全会計に加え、一 部事務組合及び外郭団体を連結した「連結財務書類4表」を作成しました。 なお、対象団体間のお金のやり取りについては基本的に100万円以上のものについて相殺消去を行ってい ます。 財務書類4表(連結・総務省方式改訂モデル)から読み取れること ○ 資産 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 負債 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○ 行政サービスのコスト(費用) ・・・・ 3,142億円 1,902億円 902億円 ( 市民一人あたり 〃 ( 〃 ( 220万円 ) 133万円 ) 63万円 ) ※住民基本台帳人口(平成27年1月1日時点)を基に算定しています。 資 金 収 支 計 算 書 1年間の資金(現金)の流れを性質 別に表しています。 期首資金残高 資金増減 102億円 △4億円 貸 借 対 照 表 一部事務組合と外郭団体を含めて、広い意味で桑名市が 保有している財産(資産)と、その資産がどのような財源(負 債・純資産)で形成されているかを表しています。 地方公営企業会計基準の見直しにより、前年と比べ資産 が減少し負債が大きく増加しています。 3,142億円 資産 負債 1,902億円 地方債(借入金) 経常的収支 91億円 公共資産整備収支 △16億円 △79億円 期末資金残高 87億円 投資等 【将来世代の負担】 投資及び出資金・貸付金など 132億円 流動資産 【歳入】公共資産等売却収益など 純資産 現金預金など 98億円 1,240億円 0億円 繰延勘定 【歳出】地方債償還額など ・退職手当引当金など 有形固定資産・売却可能資産 【歳入】国県補助金など 【歳出】建設事業費など 投資・財務的収支 2,923億円 公共資産 【歳入】地方税など 【歳出】社会保障給付など ( うち資金 98億円 ) 【過去・現世代の負担】 純 資 産 変 動 計 算 書 1,976億円 期首純資産残高 貸借対照表の純資産(過去・現世代の負担)がこの 1年間で、どのように増減したかを表している計算書 です。 純資産の減少額736億円のうち、724億円の減少 は地方公営企業会計基準の見直しによるものです。 △736億円 増減額 △512億円 △224億円 純経常行政コスト その他の歳入・歳出 地方税、補助金等受入など 1,240億円 期末純資産残高 行 政 コ ス ト 計 算 書 1年間の経常的な行 政活動にかかるコスト (費用)を表しています。 普通会計・全会計と同 様に社会保障給付(生 活保護費、扶助費など) や他会計等への支出額 などの「移転支出的なコ スト」の割合が大きく、経 常行政コストの約5割を 占めています。 経常行政コスト 902億円 390億円 経常収益 受益者負担(使用料・手数料、保険料など) 人にかかるコスト 153億円 人件費など 物にかかるコスト 245億円 物件費・減価償却費など 移転支出的なコスト 480億円 【経常行政コスト】 - 【経常収益】 社会保障給付など その他のコスト 支払利息など 24億円 純経常行政コスト 512億円
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