インドにおける「中間層」の形成と実態 フェリス女学院大学 木曽順子 インドは 1991 年に経済改革に乗り出し、とくに 2000 年代以降はその急速な経済成長で注目され てきた。富裕層だけでなく「中間層」の拡大は、インド社会のイメージを大きく塗り替えていると言 ってもよい。本報告では、インドの「中間層」がだれで、どのように拡大してきたのか、そして社会 階層間格差の変容とどう関わってきたのかについて考察する。 1 .インドの経済発展と「中間層」 まず、インドの経済発展をマクロデータで確認し、また「中間層」の規模を捉える基準について 述べておきたい。 (1)インドの経済発展 インドが経済改革に乗り出したのは 1991 年である。その後 90 年代はだいたい年 5~8%で順調 に成長した。2000 年代になると最初の 10 年は前半やや低迷するが、後半はリーマンショックの影 響で一時的に下がったのを除き、9 %前後の高い伸びを示す。ただし、近年(2012 年度、13 年 度)はふたたび 5% を下回る傾向がつづいている。また、家計貯蓄率の上昇で貯蓄率も 2000 年 代に急速に上昇しており、これが投資率の上昇を支えてきた。こうして 1 人あたり GDP も順調に伸 びている。IMF データによると、1990 年に約 900 米ドルであったのが、2013 年には 4077 米ドル まで伸び、23 年間で 4.5 倍になった(PPP 換算)。 とはいえ、 この 1 人あたり GDP の伸びを圧迫しているのが人口増である。 1961 年に約 4 億 4000 万人だった人口は、高い増加率を維持したまま 2011 年には 12 億 1000 万人(暫定値)に達した。 50 年間で 7.7 億人増えた計算になる。ただし出生率は低下しつづけており、これを反映して人口ピ ラミッドが典型的なピラミッド型から、釣り鐘型へと形状を変えつつある点も見落とせない。生産年 齢人口(15~64 歳)の割合は、2001 年の約 60%から 2011 年には推定 64.7% に達しており、そ れは中間層を拡大させる要因となり得るからである。つまり家計レベルでは、稼得世帯員の増加が 被扶養者数の減少と相まって、世帯の1 人当たり所得を押し上げ得るだろうという点で、さらにま た、いわゆる「人口ボーナス論」が述べるように、貯蓄率を上昇させ経済成長を促進する可能性を もつという点においてである。 (2)「中間層」とはだれなのか では、インドの中間層はどのような基準で把握でき、規模はどれくらいなのだろうか。 一般的に用いられる基準は所得ないし消費支出額だろう。そしてインドでは貧困率の低下が絶え ず重要な政策課題となってきたし、貧困率低下は中間層拡大の前提条件となってきた。例えばイン ド政府(Tendulkar 委員会)の推計によると、1993/94 年からの 18 年間で貧困率は約 45% から 22%に低下してきた。またアジア開発銀行のレポートは、貧困・脆弱層の割合が 1993/94 年の約 70%(貧困層のみ 46.5%)から、2004/05 年には約 60%(同 36.3%)まで低下したと推定した。 この2 つの推計値だけをみても、貧困率には大きな幅があり、推計は方法論上もデータの質という 点でも容易ではない。しかし、これらの推計値を含む多くの研究が指摘してきたのは、貧困率の低 下傾向であり、そしてこの貧困率低下は、もちろん中間層拡大にもつながってきた。 所得・消費支出基準でみた中間層の規模は、例えば次のように把握されている。①インド国立応 用経済研究所(NCAER):年間世帯所得 20~100 万ルピーとし、総世帯の 12.8%(2009/10 年) と推計、②アジア開発銀行:1 人 1 日あたりの消費支出額 2~20 米ドル(PPP)が中間層、20 米 ドルを超えると富裕層とし、各 29% 、1%(1993/94 年)から 38.1% 、2.4%(2004/05 年)に拡大 したと推計、③世界銀行:1 人 1 日あたりの消費支出額を 2~13 米ドル(PPP)とし 2 億 6400 万 人(2005 年)と推計した。 第二に、マーケティング・リサーチの分野では、中間層はボリューム・ゾーン、顧客ターゲットと して注目されてきた。インドの場合、その割合は小さいが絶対的な規模は大きい。例えば、世帯主 の教育レベルと資産 11 項目の所有状況の組み合わせに基づいて階層区分をし、購買力をもつタ ーゲットを特定しようという試みもある。 第三は、本報告が分析の焦点をおく労働市場を介して拡大する中間層である。下表には、中間 層の集中度を雇用分野ごとに色の濃淡で示した。詳細な説明は後で行うが、ここではまず、同表を 理解する上で重要な、雇用に関わる 3 つの分類基準について述べておく。 表 就業構造でみる中間層 自営業者(雇用主を含 む) ホワイト カラー 経営者 常用雇用者 日雇い雇用者 中・ 上級公務員や民間 非常勤の専門・技術職 企業の管理職、 専門・ (例えば大学教員、医師 など )、事務職(IT関連 技術職、 事務職(IT 関 サー ビスを含む )の一部 連サービスを含む) 組織部門 たとえば大手スー パー 販売員、保険外交員、中・ 大手ホテ ル・ レストラ ン の サー ビ ス職、一部営業職、 一部外資系企業従業員 ブルー カラー ホワイト カラー 経営者、専門・ 技術 職(自営の医師、会 計士など)、地主 ブルー カラー 一部の熟練職自営業者 や自作農 たとえば大手スー パー 店 員・ ヘルパー 管理職、 専門・ 技術 職、 事務職の一部 非組織 部門 出所) 木曽作成。 ①組織部門、非組織部門、インフォーマル・セクター:組織部門(organized sector、以下 OS)に は一般的に公的部門事業所と雇用規模一定以上(通常 10 人以上)の民間部門事業所が含まれる。 OS 事業所は、主要な労働・社会保障法の適用対象であり、その従業員は制度上そうした法によっ て守られて比較的安定した雇用を確保し、労働組合運動の中心となってきた。非組織部門 (unorganized sector、以下 UOS)は OS 以外で、農業部門もほとんど含まれる。農業部門を除 いた UOS がインフォーマル・セクター(以下、IS)で、もともとは都市部の零細自営業などを指し てきた。 ②職業:ホワイトカラーとブルーカラーに 2 分割。ホワイトカラーには管理職、専門職、技術職、事 務職が、ブルーカラーにはその他の職業が含まれる。 ③従業上の地位:自営業者(雇用主を含む)と雇用者に分けられ、雇用者はさらに常用と日雇い (日単位または有期の雇用契約)に分けられる。 以上の①~③の3 種の分類基準を組み合わせて上の表は 12 ブロックから構成され、中間層の 多い領域ほど濃い色で示した。次に、この「中間層」形成に影響してきた経済政策、労働市場、教 育レベルの変化を確認する。 2 .インドにおける「中間層」の形成 (1)社会主義的な経済政策から経済自由化へ インドは 1947 年に独立して以降、基本的に社会主義的な開発を経済政策の柱としてきた。極め て規制的な開発政策のもと、基幹産業は公企業が担い、公企業中心の工業化が進められた。その 結果、OS 雇用の過半ないしそれ以上が公的部門就業者であり、90 年代に減速するまでは公企業 従業員・公務員の増加が OS 雇用の増加を支えていた。労働・社会保障法制度はこの OS 就業者 を中心に拡充され、また労働組合運動は彼らを主要な担い手とし、政治色を強く帯びて政治的組合 主義と呼ばれてきた。しかし、OS 就業者の多くはブルーカラーであり、さほど経済的に恵まれてい たわけではない。彼らが「中間層」と呼ばれることは基本的になかったのである。インドの「中間 層」とは、長い間ホワイトカラー公務員や銀行員、技術者等、一握りの人々であった。 社会経済変化の重要な画期となるのは、1991 年の経済改革の開始である。そして、経済自由 化・グローバル化の進展とともに新興産業が登場・躍進し、民間企業の台頭が著しくなった。とく に 2000 年代に入ってからの第三次産業の成長は著しく、中でも飛び抜けて成長率が高かったのが 通信業や銀行・保険業であった。次いで不動産・ビジネスサービスも高成長を示し、とりわけ建物賃貸 サービスやコンピュータ関連サービスは著しい成長を示す。スーパーマーケットや大型ショッピングセン ターの急増が示すように、商業部門の成長率も高い。産業構造は、第三次産業シェアがとくに 90 年 代半ばから拡大し、そのぶん第一次産業の割合が著しく低下してきた。そしてこうした変化は、労 働市場にも当然影響を与え、従来とは異なる経済分野に多くの中間層労働者を生み出してきた。 (2)労働市場の変化 では、労働市場のどこに「中間層」は形成されてきたのだろうか。まずインド労働市場の変化の 特徴をマクロデータで具体的に追い、その上で形成されてきた領域を改めて確認しよう。 ①産業別就業構造の変化(1977/78~2009/10 年):第一次産業の就業者シェアが低下し、第二 次、第三次産業の就業者シェアが拡大。とはいえ第一次産業はなお 53% を占めている。 ②OS 雇用の伸び悩み(1977~2011 年):現在も就業者全体の約7 % を占めているにすぎない。 ただし、男性数が減る一方で女性数は増加。 ③OS 雇用内訳の変化(1990~2011 年):製造業に代わり第三次産業の就業者シェアが、また公 的部門に代わり民間部門の就業者シェアが拡大。とくに第三次産業の就業者増には民間企業と上に みた成長業種の躍進が貢献してきた。 ④ホワイトカラー層の拡大(1987/88~2011-12 年):都市では 23.2%から 34.9% に、農村では 3.7% から 6.7% になった。 さらにデータでの確認は困難だが、次の変化も指摘できる。 ⑤OS 新興産業における非正規雇用(派遣、パート等)の増加。 ⑥外資系企業による雇用の増加。 ⑦UOS ホワイトカラーの自営業者、つまり比較的利潤を上げている小規模・零細事業所の経営者 層や、高学歴の専門・技術者層の拡大。自営業者は IS と中間層以上に二極化してきた。 こうして、インド労働市場における中間層の位置は次のように整理できる(前掲の表参照)。① 中間層は、OS ホワイトカラーを中心に存在する。OS ブルーカラーにも存在し、とくに新興産業、 外資系企業の常用の中には、中間層と位置づけられる者も少なくないだろう(A ブロック)。②ま た新興産業では非正規雇用が多用されており、OS ならば非正規であっても中間層に分類される者 が少なくない。ただし、OS 雇用データにその数は反映されておらず、規模の把握はむずかしい(B ブロック)。他方、③UOS(C + D ブロック)であっても、比較的資本規模の大きい事業所の経営 者、独立自営の高度専門・技術職は大多数が中間層と考えられるし、零細事業所の従業員でもホ ワイトカラーには中間層に数えられる者も存在しよう。しかし、単独で、あるいは無給の家族労働者 と働いているようなブルーカラー自営業者は、そのほとんどが低所得の貧しい IS 労働者である。 ④D の領域(UOS 非組織労働者)に中間層ほぼ存在しないと考えてよい。因みに各ブロックの就 業者規模は次のように推測できる。A 領域が、統計上 OS 正規雇用として把握されている領域で、 現在労働力全体の約 7%である。B + D(日雇い労働者)は全国標本調査によると約 30%だから、 C が約 63% を占めることになる。 なお付け加えると、個人ではなく世帯レベルで考えた場合、労働市場での中間層分析には次の 点で注意が必要だろう。つまり、冒頭で述べた従属人口比率の減少に加え、複数世帯員の就業は、 その雇用領域に関わらず、世帯レベルでの中間層化を促してきた可能性がある。 (3)学校教育と「中間層」形成 参入要件として学歴・資格を問わない仕事がインドでは今も多い中、中間層労働市場は学歴・ 資格をより重視する市場といってよい。しかし、教育の普遍化はなお深刻な課題である。15 歳以上 人口の教育レベル別内訳(2011/12 年)をみると、約 3 割が非識字である。そしてこれを含めて 7 割弱が 8 年(中学レベル)以下の学歴である(中途退学者を含む)。他方、カレッジ以上の学歴 の者は 9% だが、15 歳以上の推定人口から割り出すと実に約 6900 万人という規模の大卒人口が 存在する計算になり、彼らの多くは中間層以上の層を形成していると考えてよい。年齢が若いほど 教育レベルは上昇しており、25-29 歳層の大卒率は 16%である。 さらに就業者の教育レベルも全般的に上昇してきた。非識字率はぐっと下がり、カレッジ以上の 学歴をもつ高学歴就業者は確実に増えた。これは「上位」中間層労働者の形成に大きく影響してき ただろう。他方、高学歴失業者問題が今日再び懸念され始めている。 3 .「中間層」と社会階層の変容 以上のように、経済の自由化・グローバル化とともに、民間部門を中心に新興産業が登場・発 展し、専門・熟練職、その担い手として一定の学歴・資格を有する人材への需要が増えて中間層 労働市場は拡大してきた。逆に公的部門の雇用が縮小・停滞してきたことにも触れた。ではこの変 化は社会階層間格差の変容を伴ってきたのだろうか。十分な論証は今後の課題とし、本報告では、 マクロデータから教育レベルや仕事に社会集団間格差が存在する現状と、次にフィールド調査デー タから中間層労働者と他の労働者集団との属性・実態の差に触れる。 (1)階層間社会経済格差の実態1 ―全国標本調査から 2009/10 年のインドの社会集団別人口構成は、全国標本調査データによると、SC=指定カースト (ダリト、いわゆる「不可触民」)19.9% 、ST=指定部族(少数部族)8.7%、OBC=その他後進 諸階級 41.7% 、その他 29.7% である。インドでは伝統的に、カーストつまりジャーティはしばしば 特定の職業と結びつき、その職業が世襲される傾向があったが、こうした固有の結びつきは、産業 構造が変化し、教育機会が拡大するにしたがい崩れてきた。とはいえ、雇用が不安定で所得の低 い仕事に就いている者の割合が高いのは、今も農村でも都市でも下位の社会集団であり、逆に、 相対的に上位の社会集団では、雇用・所得ともに安定しより豊かな経済活動に従事している者の割 合が比較的高い。社会集団間の教育格差・所得格差が明確に残っていることもマクロデータから確 認できる。 (2)階層間社会経済格差の実態 2―フィールドから 最後に若干のフィールド調査から、中間層労働者と他の労働者の差を改めて確認し、中間層拡大 の社会階層間格差変容への影響について触れておきたい。ここでは、外資系大手製造業のホワイ トカラーを中間層とし、その対極に位置する労働者としてスラム居住 IS 労働者をとりあげ比較する。 また、かつての中間層労働者、つまりおよそ四半世紀前(23 年前)に工場(OS 製造業)でホワイ トカラーとして働いていた人々と、ブルーカラー労働者、そしてそれぞれの子のデータも参考に考 える。なお年齢階層は、外資系ホワイトカラーの場合はおよそ 20 代が4 割、30~40 代が5 割で、 IS 労働者の場合、それぞれ約 1 割、6 割だから、後者の方が年齢層は高い。 図 12 就 業者ごとの出自(出身社会集団) 1.9 1.9 外資系大手製造業・ホワイトカラー(54) 7.4 72.2 2.2 OS製造業・ホワイトカラー(45) 2.2 2.4 26.8 OS製造業・常用ブルーカラー(158) スラムのIS労働者(189) 16.7 84.4 11.1 11 2.4 57.3 36 32.8 2.7 12.7 12.1 3.7 SC ST その他ヒンドゥー OBC その他宗教 分類不能・無回答 出所)木曽による調査。 注) 括弧内はサンプル数、グラフ内の数値は構成比(%)。 図 13 就 業者ごとの教育レベル 1.9 外資系大手製造業・ホワイトカラー(54) OS製造業・ホワイトカラー(45) 1.9 5.6 8.9 8.9 OS製造業・常用ブルーカラー(158) 9.5 OS製造業・ホワイトカラーの子(14) 7.1 OS製造業・常用ブルーカラーの子(91) 4.4 スラムのIS労働者(189) 11.1 90.7 13.3 57.8 44.3 7.1 36.1 35.7 20.9 15.3 13.2 50 33 11 53.4 18.5 0.6 4.4 2.5 2.5 17.6 1.6 9.5 1.6 非識字 初等教育 前期中等 SSC 出所)木曽による調査。 注) 括弧内はサンプル数、グラフ内の数値は構成比(%)。 HSC カレッジ以上 その他 上に示した2 図、およびその他データからは次のように言える。月収、資産の保有状況、教育レ ベルいずれで見ても、中間層労働者と他の労働者集団は全く別の集団を形成している。出身社会 集団という点で見ても明確に異なった集団である。また中間層労働者には、中間層第二世代、第三 世代も少なくないと推測された。むろん、かつてのブルーカラー工場労働者の子世代にカレッジま で進む者が現れてきたように、中間層は再生産されてきただけではなく、新規参入者を受け入れつ つ拡大してきた。世代間の経済的階層移動を示す研究も少なくない。しかし教育や雇用等に関する 「留保政策」の長い歴史にも関わらず、最底辺の社会階層の人々がそうしたチャンスから阻害され る傾向がなお強いことは間違いないだろう。 むすびにかえて 以下、要点を整理しておきたい。 1. 貧困問題がなお深刻なインドでは、中間層の拡大は貧困緩和と表裏の現象と言える。ただし、 脱貧困化は多くが最貧困層から「脆弱層」への移動であり、中間層化は貧困緩和の一部分で ある。 2. 1991 年に始まった経済改革は、インドの経済成長・産業構造転換の画期となり、労働市場を 通じて OS の正規・非正規ホワイトカラーや一部のブルーカラー、また UOS ホワイトカラー等 を中心に中間層労働者を多く生み出してきた。経済グローバル化の影響も大きく、たとえば IT ー BPO などの新興成長産業の雇用増は、中間層拡大に直結したといえる。また、雇用非正規 化がグローバルに展開する中、インドでは雇用の正規化・常用化が拡がる前に OS でも非正 規雇用が増えた。そして、それも非正規雇用という形での中間層拡大をもたらした。 3. とはいえ、インドの中間層拡大を制約している要因は、何よりも「まともな仕事」の増加が労 働力人口の増加に比して極めて緩慢なこと、つまり「雇用なき(OS 雇用の伸び悩みがつづく) 成長」であろう。また教育普遍化の遅れの影響も深刻といえよう。 4. さらに、教育と社会集団のリンクの継続がそこに加わり、中間層拡大にも関わらず社会階層間 格差の変容は制約されてきた。つまり中間層化は、社会階層を越えて等しく生じてきたわけで はない。とくに最底辺の社会集団の人々にとり、中間層化は容易ではない。 5. ただし、あまり教育・資格を問わない小規模・零細事業の分野では、一部の、しかし様々な 出自の熟練自営業者が中間層化のチャンスをつかんでいる。 6. 同時に、高学歴層も増加してきたが、経済成長が今後も専門的知識・スキルへの需要増を伴 わなければ、高学歴失業者問題は再び深刻化するかもしれない。
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