人間コピー <対象学年・グループの人数> 小1~中3・1グループ4~6人 班 で協 力 し、1枚 の絵 を完 成 していく 活動です。 〈ねらい〉 他者理解 <実施時期> クラス開き 協力 <所要時間> <活動場所> 導入・活動25分+ふり返り20分 教 室 <用意> ① B4版の課題の絵 …数枚(3グループに1枚の割合) ② B4版の紙 …グループの数分 ③ マジック …3本×グループの数分 ④ マグネット(完成した絵の掲示) …2個×グループの数分 <進め方> みんな、よく覚えているね。 今 度は、右 上の部 分をよく見てくる ね。数も数えておくよ。 ① ねらい・ルールの確認 「この学習 のめあては、お互いを尊重し協 力 す ることです。」「廊 下に1枚の絵が貼 ってありま す。その絵 を見 て、グループの紙 にそっくり同 エクササイズ 8 じように描いてください。」 ② グループで作戦タイム 「どのようにしたら協力してうまく完成で きるか作戦会議をしましょう。」 ③ 活動 「1回に見に行く人は、グループで1人です。」 「『始めてください』という言葉でスタートです。」 ④ ふり返り 「この活 動をして、感じたことや考えたことをグ ループ内で発表し合いましょう。」 【ルール・ワンポイントアドバイス】 ・ 見に行くときは、何も持っていってはいけない。 ・ 一人何回も見に行ってかまわない。 ・ 子どもの実態に合わせて、絵を簡単にする。 出典:「学校グループワーク・トレーニング」 -8- 坂野 公信監修 遊戯社 横浜市学校 GWT 研究会 問題例 人間コピー ねえ、どっちがいい <対象学年・グループの人数> ワークシートに書かれた2つ 小1~中3 あまり話したことのない2人 (3つ)の中から1つを選び、 その理由を話し合う活動です。 <ねらい> 自己理解 他者理解 <実施時期> クラス開き・長期休み明け <所要時間> <活動場所> 教室・室内 導入・活動35分+ふり返り10分 <用意> ① ワークシート(野球かサッカーかなど、子どもの実態に合ったものを書いて印刷したもの)…人数分 ※ ワークシートの項目を変えれば、何度でも実施できる。選択肢は単純なものから始めると取組み やすい。 ②筆記用具 <進め方> 相手の理由に気をつけ て、耳を傾けよう。 ① ねらい・ルールの確認 「この学習のめあては、自分や友達の考えを知ることです。」 エクササイズ 8 ② 活動(個人) 「ワークシートを見 て、どちらか自 分 の好 きな方 を選 びましょう。理 由 も 考えてみましょう」 ③ 活動(ペア) 「シートを書 いたら2人 組 になって、どちらを選 んだか、そし てなぜそれを選んだかを話し合いましょう。」 ④ ふり返り 「この活動をして、感じたことや考えたことを書きましょう。」 【ルール・ワンポイントアドバイス】 ・ 必 要 に応 じて、「○○を選 びました。理 由 は、○○です。」とい うように、話し合うときのパターンを教える。 ・ 子どもたちの実態に配慮してワークシートの内容を決める。 ・ 「相手の話は否定せず、最後まできちんと聴く」ことを伝える。 ※ 項目は三者択一にしてもよい。 ※ 時 間 があれば、2人 組 から4人 組 にする。互 いに選 んだ理 由 を述 べあったら、他のペアと一緒 になって4人組 をつくり、自分 の相手を 出典:「エンカウンターで学級が変わる」 ショートエクササイズ集」 新しい2人に紹介する。 國分康孝監修 図書文化社 - 10 - 構成的グループエンカウンター ねえ、どっちがいい ワークシート ねん 年 くみ 組 な ま え 名前 1 プール 2 おふろ シャワー 3 きゅうしょく おべんとう 4 ペットをかうなら イヌ ペットをかうなら ネコ くるま じ て ん し ゃ 車 自転車 おとな こども 5 6 うみ ねえ、どっちがいい ワークシート ねん 年 1 やま 山 海 わしょく 和食 3 ベッド 4 制服 5 大人 べ っ ど せいふく お と な おおぜい な ま え 名前 うみ 2 6 く み 組 ともだち 大 勢 の友達 ようしょく 洋食 ふとん し ふ く 私服 こ 子 ども しょうすう しんゆう 少 数 の親友 ☆ (ほし) いくつ <対象学年・グループの人数> 自分や友達のよさを☆の数で表す 小3~中3 生活班など4人程度 活動です。 <ねらい> 自己理解 他者理解 <実施時期> クラス開き・長期休み明け 自己理解を深めたいとき <所要時間> <活動場所> 教室・室内 導入・活動30分+ふり返り15分 <用意> ① 「☆いくつ」プリント …人数分×2 ※ 項目は学期ごとなどに子どもたちと話し合って変え、継続して行う。(ただし、肯定的な内容のみ) ② 筆記用具 <進め方> その人について知らないときは、見 ① ねらい・ルールの確認 「この学 習 のめあては、自 分 や友 だちのよさを見 つけよ た感じでかまわないから、ぬってみ うです。」 よう。 ② 活動(自分について) エク サ サ イズ 8 「2枚 のプリントに名 前 を書 きましょう。1枚 目 は自 分 について、あてはまるところの☆を4つぬりましょう。」 ③ 活動(班の友だちについて) 「2枚目のワークシートを班の中で回し、班の友だち についても順に、☆を4つずつぬりましょう。」 ④ ふり返り 「この活動をして、感じたことや考えたことは何ですか。」 【ルール・ワンポイントアドバイス】 ・ 10の項 目 の中 から当 てはまると思 う言 葉 の☆をぬ りつぶす。 ・ ぬっていい☆の数は1人4個 ・ 1つの項 目 に4つぬってもいいし、1個 ずつ4つの項 目をぬってもいい。 ・ 自 分 のよさを見 つけられない子 どもには、よさが見 出典:「エンカウンターで学級が変わる」 ショートエクササイズ集」 つけられるように支援する。 國分康孝監修 図書文化社 - 12 - 構成的グループエンカウンター ☆いくつ ワークシート 年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 組 名前 ☆☆☆☆☆☆ おもしろい ☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆ げんき 元気 がある ☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆ おも 思 いやりがある ☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆ めんどうみがよい ☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆ どりょくか 努力家 である ☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆ いけん 意見 をはっきり言う ☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆ はたら すすんで 働 く ☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆ まも きまりを守 る ☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆ かんが ものごとをよく 考 える ☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆ ゆた アイデアが豊 かである ☆☆☆☆☆☆ 森の仲間たち <対象学年・グループの人数> 小1~中3・1グループ4~5人 動物たちの家の地図をみんなで話し合 って完成させる活動です。 <ねらい> 他者理解 協力 <実施時期> 学校・学年の行事の前 <所要時間> <活動場所> 導入・活動35分+ふり返り10分 教室 <用意> ① 秘密のカード(情報カード)…20枚1セットを、グループ数分 ② 白地図 …グループ数分 ※ クラス全員で答え合わせをするときは、拡大した白地図 <進め方> 26・27ページ参照 完成することよりも、 「みんなで情報を伝え ① ねらい・ルールの確認 あったり」、 「協力し合っ 「この学習のめあては、お互いを尊重し協力することです。」 たり」することを大切に しよう。 ② 活動(グループ) エクササイズ 8 「秘 密 のカードを使 い、グループで協 力 して、白 地図に動物たちの名前を書きましょう。」「活動時 間 は、20分 です。」「完 成 したら、グループで拍 手をして、先生に知らせてください。」 ③ ふり返り 「この活 動を通して、感じたことや考えたことをグ ループで発表し合いましょう。」 【ルール】 ・ お互いのカードの情報をもとにしてグループで 相談し、白地図に動物の名前を書いていく。 ・ 自 分 のカードは、自 分 しか見 ない。他 の人 に 見せない。 ・ 他 の人 には、口 で伝 える。何 回 伝 えても構 わ ない。 ・ 子どもたちの実 態に応 じて、ヒントの出し方を 「社会性を養う人間関係作り」 工夫する。 ・ 友達が言った言葉をメモしない。 出典:研究紀要 第55集 - 14 - 大和市教育研究所 平成16年3月 秘密のカード ・B4に拡大してください。 「森の仲間たち」 ・切り分けて子どもたちに配ってください(1グループ1シート) 。 ・子どもの実態に応じて、ふりがなをつけたり、黒板で読み方を説明してください。 リスさんの家の前に フクロウさんの家の シカさんのとなりに、 ネズミさんの家のと は、オオカミさんの となりには、トラさ リスさんの家があり なりに、イノシシさ 家があります。 んの家があります。 ます。 んの家があります。 まるい屋根の家は、 まるい屋根の家は、 イノシシさんの家の サルさんの家の前に キツネさんの家です。 タヌキさんとネズミ 前にトラさんの家が ウサギさんの家があ さんの家です。 あります。 ります。 オオカミさんとフク タヌキさんの家のと キツネさんの家のと サルさんの家は、家 ロウさんの家の間に なりにシカさんの家 なりにサルさんの家 の並びのはじにあり ヤマネコさんの家が があります。 があります。 ます。 シカさんの家の前は ヤマネコさんとヘビ シカさんの家は、真 ヤマネコさんとトラ クマさんの家です。 さんの家の間には、 ん中にあります。 さんの家の間にフク あります。 オオカミさんの家が ロウさんの家があり あります。 ます。 キツネさんの家の両 ヤマネコさんの家の タヌキさんの家の右 横断歩道の前には、 どなりは、サルとリ 前が、タヌキさんの がわに、ネズミさん、 リスさんの家があり スさんの家です。 家です。 イノシシさんの家と ます。 並んでいます。 -1- -1- パイプライン <対象学年・グループの人数> ハーフパイプをつなげるようにしてビー玉を 小3~中3・1グループ10人程度 運びゴールカップに入れる活動です。 〈ねらい〉 他者理解 協力 <実施時期> 学校・学年の行事の前 (自然教室・運動会・体育祭など) <所要時間> <活動場所> 導入・活動30分+ふり返り15分 体育館・格技室 <用意> ① ハーフパイプ(バドミントンのはね入れを半分にきったものなど ノートでも代用可) …人数分 ② ビー玉 (卓球の玉、毛糸球などでも可) …グループ数分 ③ ゴールカップ(ビー玉をのせるもの。空き缶、セロテープなど) …グループ数分 ※スタートからグループ全員1列に並んで、届かない距離(実態に応じて調節)にゴールカップを置く <進め方> ビー玉が落ちても、仲間をせめない. ① ねらい・ルールの確認 「この学 習 のねらいは、お互 いを尊 重 (ビー玉 にみんなで「がんばれ」と言 っ て、励ます!) し協力をすることです。」 ② グループで作戦タイム エクササイズ 8 「ゴールするためにグループで作戦会議をしましょう。」 ③ 活動 「各自1つ、ハーフパイプを持ってください。スタートラインを先 頭にして、各グループ全員横1列に並んだらスタートです。」 ④ ふり返り 「この活 動 をしてみて、感 じたことや考 えたことをグループ 内で発表し合いましょう。」 【ルール】 ・ ビー玉を落としたら、スタートラインからやり直す。 ・ ビー玉が落ちないようにハーフパイプをストッパーにしてもよい。 ・ ビー玉を手で押さえてはいけない。 ・ ビー玉をハーフパイプにのせたまま、移動してはいけない。 ・ ハーフパイプを床に並べて、ビー玉を運んではいけない。 ・ ゴールしたら、2回目、3回目…とチャレンジする - 18 - 出典:玉川 アドベンチャー プログラム シャッターチャンス グループで協 力 し、1枚 の写 真 を完 成 <対象学年・グループの人数> していく活動です。 <ねらい> 他者理解 小3~中3・1グループ5、6人程度 協力 <実施時期> 学校・学年の行事の前 (自然教室・学習発表会など) <所要時間> <活動場所> 導入・活動35分+ふり返り10分 教室・特別教室 <用意> ① お題 (グループの数分を小さい紙に書いておく) ゲームでグループ作りをする ② 白いゴム、もしくはカーテン と楽しいよ。 <進め方> ① ねらい・ルールの確認 「この 学 習 のめあて は 、 友 達 と 協 力 して 表 現するです。」「お題カードに書いてあるこ とをグループで相談して、1枚の写真のよ うに体で表現しましょう。」 エクササイズ 8 ② 活動(グループ) 「『はいポーズ』と言ったら、お題がわかるような 場面をグループ全員で表現してください。」 「わかった人は、手を上げてください。」 ③ ふり返り 「この活動をしてみて、どう感じましたか。 グループで発表し合いましょう」 【ルール】 ・ 「お題」を他のグループに知らせない。 ・ お題例「ももたろう」「シンデレラ」など物語 「満員電車」「オーケストラ」など 「遠足」「運動会」など学校行事 なかなか正解が出ないときは 出典:川崎市立小学校児童文化研究会 「5秒間ビデオ」にしてみましょう。5秒間だけ動 いていいことにします。声を出してもいいです。 - 19 - 権利の山 <対象学年・グループの人数> 大切だと思う権利をランキングして、 小5~中3 1グループ4人程度 ワークシートに貼っていく活動です。 <ねらい> 自己理解 他者理解 <実施時期> 人権週間 <所要時間> <活動場所> 教室 導入・活動35分+ふり返り10分 <用意> のり、はさみ、ワーク1,2 <進め方> ① ねらい・ルールの確認 どうして大 切 だと思 うのかをよく考 「この学習のめあては、お互いの考えを知り合うです。」 えて、活動をしましょう。 ② 活動(個人) 「自分にとって一番大切だと思われるワーク1のカードを ワーク2の山頂にして、全てのカードを貼ってください。」 エクササイズ 8 ③ 活動(グループ) 「グループごとにワーク2を見せ合い、貼りつけた順序 やその理 由 について話 し合 ってください。」「グループ の代表がランキングを発表してください。」 ⑤ ふり返り 「この活 動 をしてみて、感 じたことや考 えたことをグ ループ内で発表し合いましょう。」 【ルール・ワンポイントアドバイス】 ・ 一 人 一 人 が自 分 の思 いを確 認 したり、友 達 の考 えにも様 々なものがあることを実 感 しな がら、自 己 表 現 できるような雰 囲 気 作 りをす る。 ・ 小学校の高学年では「人権」や「権利」といっ た言葉そのものへの理解が難しい。そのため 「人権について知る」活動から学習を始める。 出典:川崎市総合教育センター ※ 権利学習資料をご利用下さい(p.23) - 20 - 児童生徒指導研究会議 けんり やま 権利の山 こ け ん り よ じ ぶ ん いちばん たいせつ おも け ん り なに け ん り ○ 次の10個の権利を読んでください。自分にとって一番大切だなと思う権利は何ですか?その権利 さんちょう じゅん なら やま かんが じ ぶ ん け ん り やま をワーク2の山 頂 において、 順 に並べて山をつくります。よく 考 えて自分の「権利の山」をつく りましょう。 ワーク1 ア ○ あいじょう り か い ウ ○ イ ○ も そだ こ せ い ひと ちが みと じ ゆ う い け ん なか そうだん い ふ ん い き 愛 情 と理解を持って育てられ 個性 やほかの人 との違 いが認 ます。 められ、人として大切にされま 中 で、相談 することができま す。 す。 ひと たいせつ オ ○ エ ○ じ ぶ ん 自由に意見が言える雰囲気の ゆた まな カ ○ じ ぶ ん き 自分を豊かにするために、学ぶ 自分 にかかわることを決 める ことができます。 ときには、支援を受けることが し え ん う じ ぶ ん おも じ ゆ う ひょうげん 自分の思いを自由に 表 現 する ことができます。 できます。 しえん ちから か たす ※支援= 力 を貸して助けること キ ○ がいこくじん こ 外国人や 障 がいのある子ども ちが みと たちなどの違 いが認 められ、 そんちょう ケ ○ ク ○ しょう なか い 尊 重 される中でともに生きる こころ からだ ぼうりょく う 心 や 体 への 暴 力 を受けた ほう り、放 っておかれたりしませ じ ゆ う あそ じ か ん ゆっくり自由 に遊 ぶ時間 をも つことができます。 ん。 ことができます。 コ ○ ひ み つ シ ○ サ ○ まも 秘密は守られます。 い が い け ん り つか け ん り か つか ア ~○ コ 以外に「権利の山」づくりに使いたい権利があれば、○ サ ・○ シ に書いて使ってください。 ※○ ワーク2 けん り やま 権利の山 うえ した 上からでも下からで き も、決 めやすいものから お 置いてみてください! さんちょう 山頂 ごうめ 9合目 ごうめ 8合目 ごうめ 7 合目 ごうめ 6 合目 ごうめ 5 合目 ごうめ 4 合目 ごうめ 3 合目 ごうめ 2 合目 ごうめ 1 合目 資料 「子どもの権利学習」資料(川崎市人権尊重教育推進会議)より 「子どもの権利学習」資料 川崎市人権尊重教育推進会議 ちがいのちがい あっていい違いと、あってはいけない違いを <対象学年・グループの人数> 小5~中3 1グループ4~5人 考える活動です。 <ねらい> 自己理解 他者理解 <実施時期> 人権週間 <所要時間> <活動場所> 教室 導入・活動35分+ふり返り10分 <用意> ワークシート <進め方> それぞれの違 いでは、その ① ねらいとルールの確認 人 が大 切 にされているのか 「この学習のめあては、お互いの考えをよく知り、認め合うことです。」 どうか考えてみましょう。 ② 活動(個人) 「ワークシートを見て、『あっていい違い』に○、『あってはいけ ない違い』に×、『どちらともいえない』に△をつけましょう。」 エクササイズ 8 ③ 活動(グループ) 「グループごとに、結 果 と理 由 を発 表 し、グループとして○×△ をどうつけるか話し合いましょう。」「グループの代表が話し合っ た結果を全体に発表しましょう。」 ⑤ ふり返り 「この活動をして、めあてが守れたかグループで話し合いましょう。」 【ルール・ワンポイントアドバイス】 ・ 「あっていい違い」の共通点は、個性・習慣・文化などの違いであ り、「あってはいけない違 い」の共 通 点 は、人 種 ・民 族 ・性 別 ・生 まれなどの本 人 の責 任 ではないことによって生 じる不 平 等 や差 別であることをしっかり伝える。 ・ 出会い 発見」 大阪府人権教育研究協議会 「あっていい違い」であっても、互いに認めることが大切であり、そ れが差別につながらないように指導を行う。 ・ 出 典 :「 わ た し 「人権・同和教育実践のために ━人権・同和教育実践事例集 クラスの実態を考慮し、ワークシートの内容を削除したり、加えた りすることが大切である。 第 9 集 ( 小 ・ 中 学 校 編 )」 神奈川県教育委員会教育局子ども 教育支援編(旧義務教育課) - 24 - 平成14年度作成 ちがいのちがい ワークシート 年 組 名前 「あっていいちがい」と「あってはいけないちがい」について考えよう! あっていいちがい‥‥○ あってはいけないちがい‥‥× 内 どちらともいえないちがい‥‥△ 容 自分 1 Aさんは国語が好きだが、Bさんは体育が好きだ。 2 Aさんは、はだの色が白いが、Bさんは褐色 だ。 3 日本では食事の時に箸 を使うが、インドでは手を使って食べる。 4 母は私のことについてたくさん口出しするが、私は母の言うことに口出しできない。 5 Aさんは仲のよい友達 にはやさしいが、そうでない友達 には冷 たい態度 をとる。 6 Aさんはこわい先生の言うことはよく聞くが、やさしい先生の言うことは聞かない。 7 母は姉には食事の手伝いを言いつけるが、兄には言わない。 8 Aさんはどこへでも旅行 できるが、車椅子 のBさんは一人で旅行をすることが 難 しい。 9 Aさんは中学卒業後、高校へ進学したが、Bさんは就職 した。 10 かっしょく はし ともだち りょこう ともだち つめ く る ま い す た い ど むずか しゅうしょく ハンドボール部では下級生は片づけをしなければならないが、上級生はしない。 ※ 小学校では、9,10を省いてください。 グループ
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