11-1-016-0335 太田 悠介 調査報告書 テーマ:車の現状と展望 1. 調査の目的 本稿は、車の現状と展望にかかわる動向の概要を調査し、車が抱える課題と、その 対策について検討する。 2. 調査の概要 車の現状における課題を整理すると、①二酸化炭素などの環境問題②ガソリンなど の燃料問題への対策などが挙げられる。本稿では、これらへの対策として、①天然ガ ス自動車②クリーンディーゼル自動車③バイオ燃料対応車④ハイブリッド車⑤プラグ イン・ハイブリッド車⑥電気自動車⑦燃料電池車⑧水素自動車、等の立案を行った。 これらの立案は様々な効果をもたらすものと考える。 3. 調査の方法 まず、車に関連するキーワードをもとに、検索エンジン Google において検索を実施 し、サイトの概要閲覧を行い、役立つサイトを抽出した。 次に、役立つサイトにおいて記事および資料の概要閲覧を行い、車の現状と展望に 関わる資料について、課題、対策及び効果の整理を行った。 4. 調査の計画 以下に示すスケジュールで調査を実施した。 情報源の抽出 6 月 13 日 6 月 14 日 **** *** 記事の整理 考察 **** ** 6 月 15 日 *** **** 5. 調査の内容 5-1 情報源の抽出(情報収集・検索) 車の現状と展望を調査するために、「自動車」「現状」「展望」「課題」のキーワード をもとに、検索エンジン Google において AND 検索を実施し、ある程度サイトを絞 り込んだ後、サイトの概要閲覧を行い、添付資料1の役立つサイトを抽出した。 5-2 記事の整理(情報分析) 役立つサイトにおいて記事および資料の概要閲覧を行い、車の現状と展望に関わる情報で テーマに沿っていると考えられる記事について添付資料2の整理を行った。 環境問題・燃料問題についての記述に基づいて、課題―対策―効果を整理すると以下のよ うになった。 課題 対策 効果 天然ガス自動車 クリーンディーゼル車 二酸化炭素など の環境問題 ハイブリッド車 CO2 削減 プラグイン・ ハイブリッド車 電気自動車 石油依存度 ガソリンなど 燃料電池車 低減 の燃料問題 水素自動車 バイオ燃料対応車 上記の整理を踏まえ、本稿では、二酸化炭素などの環境問題、ガソリンなどの燃料問題へ の対策を課題としておもに考察した。それらへの対策として、天然ガス自動車、クリーン ディーゼル自動車、バイオ燃料対応車、ハイブリッド車、プラグイン・ハイブリッド車、 電気自動車、燃料電池車、水素自動車を導入している。 5-3 考察(情報立案) 本稿では、主な車の対策を縦軸に、それに伴う具体的な対策方法を横軸にして、表作成に 基づき対策立案を試みた(添付資料3) 。 対策 天然ガス自動車 コスト クリーンディーゼル車 ハイブリッド車 コスト,耐久性,航続距離 プラグイン・ ハイブリッド車 コスト,耐久性 電気自動車 燃料電池車 政策的取り組み 水素自動車 バイオ燃料対応車 排出ガス対応 このように対策案をあげることは容易にできるが、現状としては、これらをうまく共存 させられてはいないので、これからは政府や各企業同士が協力し合って高めあっていくこ とが企業として求められていくことなのではないかと思う。 そうすれば、消費者のニーズにこたえることにもなるだろう。 添付資料1:役立つサイト (1)次世代自動車普及促進 出所名:堺市ホームページ URL:http://www.city.sakai.lg.jp/city/info/_kankei/jisedaicar.html 概要:次世代自動車についての説明がなされている。 (2)環境問題 出所名:電気自動車(EV)の比較情報 URL:http://www.ev-car.info/merit/eco.html 概要:自動車においての環境問題についてまとめられている。 (3)自動車と地球環境問題 出所名:? URL:http://www.geocities.jp/kankyou20007/ 概要:自動車の及ぼす環境負荷についてそれぞれの施策があげられている。 (4)トヨタ ハイブリッドカー 新車販売台数 出所名:? URL:http://hybrid-eco.net/hanbai_toyota.html 概要:トヨタのハイブリッドカーの新車販売台数推移を月ごとに表にまとめられている。 (5) トヨタ「レクサス・ハイブリッド戦略」の期待効果 出所名:Kanamori Marketing Office URL:http://kmo.air-nifty.com/kanamori_marketing_office/2008/10/post-8247.html 概要:レクサスの期待と効果がマーケティングからまとめられている。 (6)電気自動車等保有・生産・販売台数統計 出所名:一般社団法人 次世代自動車振興センター URL:http://www.cev-pc.or.jp/NGVPC/data/index.html 概要:電気自動車においての全国でのシェアを表で述べられている。 (7)エコ自動車に関する調査 出所名:Alibaba JAPAN URL:http://www.alibaba.co.jp/aboutalibaba/research20090106-10000386.htm 概要:電気自動車の購入希望価格や認知度の調査結果がまとめられている。 (8)天然ガス自動車とは 出所名:東京ガス URL : http://eee.tokyo-gas.co.jp/ngv/bunrui.html?PHPSESSID=27abcd3102fedf9b059a6e294a 96d4f9 概要:天然ガスについて詳しく書かれている。 (9)クリーンディーゼル車 | 環境用語集 出所名:環境ビジネスオンライン URL:http://www.kankyo-business.jp/dictionary/000190.php 概要:クリーンディーゼル車について詳しく書かれている。 (10)自動車から見たバイオ燃料の導入 出所名:JAMA -JAMAGAZINEURL:http://www.jama.or.jp/lib/jamagazine/200709/03.html 概要:バイオ燃料に関する世界の動向や CO2 排出比較についてまとめられている。 添付資料2:記事整理 (1) ハイブリッドカー 出所名:? URL:http://www.pupukids.com/jp/profile/car/prius/hybrid.html タイトル:ハイブリッドカーの仕組み 概要: 現状 展望 現在の普及台数(2700 年度末) :約 42 万台。 今後も普及拡大が期待できる。 代数的にはほとんど乗用車ではあるが、貨物 ハイブリッド車の普及拡大には『電池性能の 車、バスのラインアップも増加。 向上』 『コストダウン』が必要となる。 省エネ・CO2 削減に一定の効果をあげつつ 一部はプラグイン・ハイブリッド車への移行 ある。 も予想される。 (2) 電気自動車 出所名:? URL:http://www.eveco.net/electric_vehicle.html タイトル: 電気自動車とは 概要: 現状 展望 日本市場での普及台数は約 1 万台。 近い将来、リチウム系電池の導入によって課 ただし殆どが原付自転車で、軽・小型・普通 題縮小が見込まれ、小型・簡易車両での限定 は約 500 台。 的使用が想定される。 石油依存度低減には高いポテンシャルを有 主な課題: 『コスト』『耐久性』 『航続距離』 。 するが、課題が多い。 バッテリー性能:7倍、コスト:1/40 『航続距離』『コスト』『電池寿命』『充電イ 材料となる金属資源の確保への取り組みも ンフラ設備』等。 必要。 (3) 燃料電池自動車・水素自動車 出所名: 環境ビジネスオンライン URL:http://www.kankyo-business.jp/dictionary/002573.php タイトル:水素自動車 | 環境用語集 概要: 現状 展望 石油依存度低減、CO2低減に高いポテンシ 燃料電池のコスト:1/100、耐久性確保、 ャルを有し、各社にて開発が進行中。 水素搭載技術、等。 国内外で水素インフラと燃料電池自動車を 水素エネルギーへの移行には、技術開発に加 組み合わせた実証試験が推進されている。 えて、国としての水素エネルギーに対する基 本格的な普及に向けては、技術開発のブレー 本方針の明確化が必要。 クスルーと水素インフラの整備が必要。 添付資料3:表作成法による対策立案 問題 環境問題 対策 課題の少ないハイブリッドカーの普及を目 指す。 燃料問題 石油依存度低減に高いポテンシャルを有す る電気自動車の普及を目指す。
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