平成28年3月吉日 保護者のみなさま 勝幡小学校読み聞かせボランティア 「読み聞かせ」ってなあに? 「読み聞かせ」というと、むずかしい特別なことのように感じる人もいるかもしれません。でも、人の前では読んだことは ないけれど、家ではよく我が子に本を読んでいるわ、という方はきっと大勢いるでしょう。 目の前にいるだれかのために、生の声で心をこめて本を読むのが「読み聞かせ」です。本を読むというただそれだけの ことなのに、読み手のハートと聞き手のハートと本の材料が合わさって、見えない糸で結ばれるとそこに感動の輪が生じ ます。 読み聞かせはテレビのように一方的に流れ出るものではなく、目の前の人が自分にむかって、自分のために読んでく れるものです。おたがいの感動を肌で感じながら楽しめる「ライブ感覚」こそ読み聞かせの醍醐味です。 読んでもらった子どもたちはもちろん読み聞かせを存分に楽しみます。でもいちばん楽しんでいるのは読み手かもしれ ません。 「読み聞かせ」ちょっとした決まりごと 【本の世界を壊さない】 大げさな声色、身振り手振りは不要。怖い話をどれだけ怖くするか、悲しい話をどれだけ悲しくす るかは聞き手が決めること。読み手が押し付けてはいけません。逆に紙芝居は演じるものという認識を もって作品を選びます。絵本は読むもの、紙芝居は演じるものです。 【感想を無理強いしない】 読み聞かせの後は、子どもたちはちゃんと何かを感じています。でも、読み終えたとき、感想を聞く ことはしないでください。感想を言わなくてはというプレッシャーで子どもは本を楽しめなくなります。 出典:代田知子著『読み聞かせわくわくハンドブック―家庭から学校まで』(一声社) こんな活動をしています! ■年間計画を立てて活動しています 基本的には毎月第1水曜日を活動日としています。学校の行事予定と照らし合わせ、年間のスケジュールを 立てます。活動日が決定したら、ボランティアのみんなの希望をできるだけ優先して、月ごとに担当クラスの割り 振りをします。低学年から高学年までたくさんの子どもたちと接することができるのも楽しみのひとつです。 ■月1回、短時間でできるボランティア活動です 当日までに各自で読み聞かせに使用する絵本や紙芝居を準備します。短いお話であれば複数の本でもOK です。以下が読み聞かせ当日のながれです。 担当クラスの前で待機(~8:25) 外で遊んでいた子どもたちが教室に戻ってきます。「やったー、今日は読み聞かせの 日だー。」「あ、今日は○○ちゃんのお母さん?」・・・嬉しいことに、子どもたちはとても 好意的に私たちを迎え入れてくれます。教室の後ろのほうへ集まりだし、体操座りで スタンバイ。読み手用のイスも子どもたちで準備してくれます。 読み聞かせ本番(8:25~8:35) 係の子の号令で始まりのごあいさつをします。読み聞かせが始まっていても少しざわ ついていることがありますが大丈夫。数分もしないうちに子どもたちは集中してお話し の世界に入ります。この時は学校中がしんと静まりかえり、それぞれの教室から聞こえ てくるのは読み手の声とたまにわき上がる子どもたちの歓声や笑い声。とても素敵な ひとときです。読み聞かせが終わると、最後もしっかりごあいさつしてくれます。 記録用紙へ記入(8:35~) 読み聞かせの後は、会議室に集まりレポートを書きます。誰がどこのクラスでどんな 本を読んだかということは必須ですが、あとはクラスの子どもたちの様子やその本に 関する情報、感想など何でも可。時間のないときは、後で子どもに持たせたり、メー ルで報告してもらったりしています。 勝幡小の子どもたちのために、ぜひ・・・ いがかでしたか?意外にハードル低くないですか?幸いなことに、勝幡小学校では読み聞かせのための環境づくりに 積極的に取り組んでくださっています。現在十数名の読み手により行っていますが、なかなか新規のメンバーが集まらず 卒業生の保護者の方々にも頼ってしまっているのが実情です。これからもこの活動を持続させるために、みなさまのご参 加をお待ちしています。最後までお読みいただきありがとうございました。 切 り 取 り 愛西市立勝幡小学校 FAX 0567-26-1645 平成28年度 読み聞かせボランティア登録票 お子さん(長子)のお名前 年 組 ご質問・ご要望等 お子さんとの続柄 ご連絡先の電話番号 (携帯) ※28年度より新たにご協力いただけるかたは、この登録票にご記入の上、勝幡小まで連絡くださいますよう、よろしくお願い申し 上げます。
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