こちら - よつば綜合事務所

TUESDAY
18
November
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1米ドル=21290. 0ベトナムドン
1円=183.
40ベトナムドン
東京外国為替市場 17日 17:00JST
1米ドル=115.
94∼95円
VNI
(ベトナム株価指数)17日 ( 前営業日比 )
600.
93( +0.
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【ベトナム証券市場ウオッチ】第8回
6
米金利高で不透明感
ジャパン証券 エグゼクティブ・ストラテジスト 竹内浩一
【早読み!週刊誌】
8
サンゴ密漁、逮捕の舞台裏
(11月10∼16日発売)
安倍首相、今夜解散表明
消費増税先送り決断へ
東京一極集中是正だけか
東京
4
15
マーケット情報
クロスレート 18
アジア通貨レート
ボーリングを楽しむ人々=16日、クアランプール
(AFP=時事)
ベトナムトップニュース 3
横行する公務員への企業賄賂
潤滑剤として必要?
...................... 3
外資自動車大手、生産拠点を他国へ=AFTA見据え、政策の遅れにも不満 .............. 3
ペガサスミシン、ベトナムの自動車部品子会社を増資=財務基盤強化 .......................... 3
ハノイで税務セミナー=個人所得税と外国契約者税を解説........................................................ 4
ベトナム経済・産業
5
第3四半期の消費者信頼感指数、102に上昇=ニールセン ................................................................................................. 5
ズン首相、中部主要経済地域の開発計画承認=文化・スポーツ・観光拠点目指す........................................................ 5
ズン首相、ロシア・ガスプロムネフチCEOと会談=石油関連事業協力を確認 ............................................................... 5
中銀査察、銀行の融資活動に焦点=1∼9月に7400件の改善命令 ................................................................................. 7
資金洗浄に関する通達改正=銀行の報告義務を強化−中銀 ................................................................................................. 8
OTTサービスの通達案について意見公募 ...................................................................................................................................... 9
スマホ配車サービス「ウーバー」に賛否両論=ホーチミンに次ぎハノイで事業開始 ...................................................... 9
テト向け商品準備計画、例年に比べ縮小=厳しい経済状況で ............................................................................................. 10
1∼9月の税引き前連結利益、1兆4180億ドン=ペトロリメックス .............................................................................. 10
中国企業、クアンニン省に工業団地開発へ ................................................................................................................................... 10
ベトナム一般 10
文京区民オーケストラ、23日にハノイで友好コンサート ..................................................................................................... 10
男子高校生、イノシシに襲われ死亡=カインホア省で .............................................................................................................. 11
各地のベトナム関連ニュース 11
来年第2四半期からインドネシアでバヤリース発売=タイ飲料大手イチタン・グループ .......................................... 11
ベトナム経済資料
11
ベトナムのドン・金相場(11月14日∼11月17日)................................................................................................................... 11
ベトナム主要紙から 11
ベトナム主要紙から(11月17日)...................................................................................................................................................... 11
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ミャンマー・カンボジア・ラオス
12
JALUXと三菱商、ミャンマーの空港運営で正式契約=30年間受託 .......................................................................... 12
中国、ミャンマーと78億ドル相当の契約締結=エネルギーや農業など.......................................................................... 12
東北部コンケンに病院開設=投資額17億バーツ−タイ大手BGH .................................................................................. 12
タイ 12
既存事業への影響回避=外国人事業法改正で「4原則」−商業省 .................................................................................. 12
第3四半期GDP、0.6%のプラス成長=年間見通しを再下方修正 ............................................................................... 13
ニチレイ、タイ関連会社の新冷蔵倉庫稼働=メコン地域にコールドチェーン構築 ...................................................... 13
タイの航空各社苦戦=第3四半期 ...................................................................................................................................................... 13
中国・香港・台湾
14
中国、FTAで陣営づくり=豪韓取り込みTPPに対抗........................................................................................................... 14
自動車・二輪 14
タイ・ホンダ、累計生産が5000万台=二輪車と汎用エンジン........................................................................................... 14
ホンダ、タイでSUV「HR−V」発売=初年度に2万台 ........................................................................................................... 14
Japan/WorldToday 15
安倍首相、今夜解散表明=消費増税先送り決断へ .................................................................................................................... 15
消費低迷、強まる景気停滞=アベノミクス正念場−GDP ...................................................................................................... 15
景気失速に危機感=政策停滞への懸念も−産業界・GDP ................................................................................................ 16
上場企業の9月中間経常益14.0%増=通期予想2.
7%増に上振れ−時事通信集計 .......................................... 16
訃報
予定
17
19
新聞各紙から 20
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ベトナムトップニュース
横行する公務員への企業賄賂=潤滑剤として必要?
管轄官庁との折衝を円滑に進めるため、ベトナムでは「テーブルの下(袖の下)」費用が欠かせず、1ドンの
利益を上げるために0.
7∼1ドンの支払いが必要とされる。16日付のベトナムネットが伝えた。
ある北部山間省の土木建築会社社長、グエン・ホアン・アイン氏は新しい道路建設の話を聞き、工事落札の
ため地元の政府関係者に多額の金(賄賂)を支払った。しかし、落札したのは他の会社で、アイン氏はこの会
社がより多くの賄賂を支払ったため落札できたと考えている。アイン氏は賄賂はごく普通のことと考え、警察に
は通報しなかった。
一方、
タインホア省の11企業の社長らは省政府の港湾関係者が企業から賄賂を取っていると告発したため、
一般の反発を呼びディン・ラ・タン運輸相が調査を命じることに。アイン社長の一件とタインホア省の11人の
社長の件は、ベトナムでは事を円滑に進めるため公的機関に金を払う事が「ごく普通の事」である点を示す。
ハノイのある銀行がコンサルタント会社のT&Cに語ったところによると、銀行は年2回検査を受けるが、そ
の度に「大変な仕事」に報いるため検査官に「贈り物」と「金一封」を渡す。その価値、金額は銀行の抱える問
題の深刻さによって異なるが、検査官1人1回につき平均3000万ドンだという。また、別の企業がT&Cに明
らかにしたところでは、公務員はいつでも些細な問題を見つけ、追加の資料を要求する。提出資料を承認して
もらうには、企業は担当官の「健康増進費」を払う必要がある。
T&Cの調査によると、
ベトナム企業は2009∼11年に4億∼6億ドンの「非公式支出項目」を計上したが、
それでも毎年5億∼6億4600万ドンの税引き前利益を上げた。こっそり支払われる料金は、利益の78∼
107%分に相当したことになる。
(時事)
外資自動車大手、生産拠点を他国へ=
外資自動車大手
生産拠点を他国へ=AFTA
AFTA見据え
見据え、政策の遅れにも不満
15日のベトナムネットによると、ベトナム政府省庁が自動車産業の発展戦略を議論している間に、投資を
検討していた多くの外資自動車企業が方針を変更し、ベトナムを去りつつある。
例えばマツダは最近タイでエンジン工場建設を発表し、タイを東南アジア諸国連合(ASEAN)地域の主
要生産拠点にしていく姿勢を鮮明にした。新エンジン工場は、
タイ政府の提供するエコカー優遇制度(第2期)
の要件に沿って稼働する予定だ。
韓国の現代自動車は、突如マレーシアでの生産拡大計画を発表。アナリストによると、今年同社がタイやベ
トナムで発表・販売したモデルのほとんどはマレーシアで生産した車だという。
マレーシアに工場を置くことで
現代は、ASEAN自由貿易協定(AFTA)の共通効果特恵関税(CEPT)を活用し、東南アジア市場で競
争力を高めることができる。世界の大手自動車企業は、東南アジア地域のFTAを最大限活用するためこの地
域に生産拠点を構えることを検討している。
しかし、今のところ、ベトナムを生産拠点にすると明言した自動車企業はない。ベトナム政府が自動車産業に
関し明確な政策を出せないでいるうち、他国は優遇策など方針を次々に発表している。東南アジアは世界最後
の潜在性の大きい自動車市場とされ、2018年には同地域で470万台、30年には800万台の車が販売
されると予測される。
ベトナム政府省庁は、遅くともこの11月までに現行政策を再検討し首相に適切な提案を行うよう求められ
ている。自動車産業発展計画は今国会召集前に政府に提出される予定だったが、会期も終わりに近い今にな
っても、何の報告書も出されていない。商工省幹部は、自動車産業政策が計画通り15年初めから実施される
のは無理だと語った。
(時事)
ペガサスミシン、ベトナムの自動車部品子会社を増資=財務基盤強化
ペガサスミシン
ペガサスミシン製造(大阪市)は17日、ベトナム南東部ドンナイ省の子会社「ペガサス・シマモト・オート・パ
ーツ(ベトナム)」の資本金を150万ドル増資し、1030万ドルとすると発表した。
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ペガサスミシンは、2013年4月に自動車の安全ベルト用アルミ鋳物(ダイカスト)部品などを生産する同
子会社を設立、14年2月から生産開始している。自動車業界の業績好調を背景に今後のダイカスト部品の
需要増加に迅速に対応できるよう、設備投資や原材料の確保に向け財務基盤を強化する。
ペガサスミシンの事業は、工業用ミシンとダイカスト部品が2本柱。ベトナムではハノイとホーチミンに、工
業用ミシンの生産・販売の現地法人をそれぞれ設立・稼働している。自動車用ダイカスト部品は「ペガサス・シ
マモト・オート・パーツ(ベトナム)」が受け持っている。
ハノイで税務セミナー=個人所得税と外国契約者税を解説
【ハノイ時事】日本貿易振興機構(ジェトロ)ハノイ事務所とベトナ
ム日本商工会は17日、ハノイでベトナム税務セミナー(入門・基礎
編)を開催した。約160人が参加し、よつばベトナム・ビジネス・ソリ
ューションズの山下剛税理士が、個人所得税と外国契約者税につい
て解説した。
山下氏は個人所得税について、ベトナム居住者は日本など全世界
所得が対象になる上、日本のように給与所得控除がなく、累進税率
の増加傾斜が急なため、
税額は日本よりも大きくなると指摘。
また、
(1)
通勤手当は課税、業務用交通費は非課税(2)ゴルフ会員権は個人
名義は課税、会社名義は非課税(3)会社が払うアパート代は条件
付きで一部課税−などと説明した。
外国契約者税とは、
ベトナム国外の事業者が国内の事業者にサービスを提供し、
その対価に課される税金。
山下氏は注意点として、
(1)同税はサービスに対してのみ課される税金だが、契約書でサービスを区別してい
なければ、契約総額に対して課税される(2)サービスの種類により税率が異なるが、契約書で種類が明記さ
れていなければ、最高税率が適用される−などを挙げた。
【東京だより
東京だより】
】 東京一極集中是正だけか
東京一極集中是正だけか
◆現在70億人の世界の人口が2050年には95億5000万人に増え
るという。一方、日本の人口は同じころ9700万人に減ると予想されてい
る。わが国の適切な人口規模がどれくらいか分からない。しかし、いったん
1億3000万人近くまで増えた人口が急激に減るのが問題であることに異
論はないだろう。
◆政府は人口減少に歯止めをかけようと「まち・ひと・しごと創生本部」を設置した。予算面で
も特別枠を設けて優先配分することを打ち出した。ただ、どうも検討の方向が東京一極集中
是正に傾きすぎている気がしてならない。来春、統一地方選を控えていることから、与党とし
て得点を稼ぎたいという思惑があるのだろう。
◆東京の出生率は1.
13と全国平均の1.
43と比べかなり低い。これは子ども嫌いな男女が
東京に集まったからではない。子育て環境が悪いため、夫婦が欲しい数の子どもを持つこと
が難しくてなっているのだ。そこで、地方に安定した雇用の場をつくって若者が東京に出て行
かなくて済むようにすれば出生率が上がるというわけである。
◆もちろんそれは必要な政策だ。ただ、現実問題として東京、
千葉、埼玉、神奈川の1都3県に
日本の人口の3分の1近くが集まっている。大阪、愛知を加えると人口の4割超がこうした大
都市に住んでいる。出生率を高めるという観点から言えば、大都市およびその周辺で働く男
女が結婚して子どもを産み育てやすい環境をつくることは後回しにしていい課題ではない。
(の)
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ベトナム経済・産業
第3四半期の消費者信頼感指数
四半期の消費者信頼感指数、1
、102に上昇=ニールセン
2に上昇=ニールセン
ベトナムの声(VOV)放送が16日、大手調査会社ニールセンのリポートとして伝えたところによると、
ベトナ
ムの2014年第3四半期の消費者信頼感指数は前回調査から3ポイント上昇して102となり、10年末以来
の高水準だった。上昇についてニールセンのベトナム担当者ボーン・ライアン氏は、ここ1年半の経済苦境にも
かかわらず、消費者が将来に明るい見通しを持っていることを示すものだと指摘。消費者は余裕資金を休暇
や新しい服、最新電子機器、家庭用品などに費やそうとしており、年末にかけての景気にとって良い兆候だと
みている。
しかし、ベトナム国民は総じて消費に関しては依然慎重。ニールセン調査によると、10人のうち7人は必要
な生活費を支払った後の余剰は貯蓄に回している。
同指数は100ポイントを基準に作成され、東南アジア地域は世界で最も楽観的見通しを持った5地域に入
る。国別ではインドネシアが125で第2位、フィリピンが115でこれに次いだ。
(時事)
ズン首相、中部主要経済地域の開発計画承認=文化・スポーツ・観光拠点目指す
ズン首相
観光拠点目指す
17日のベトナム・ニュースによると、グエン・タン・ズン首相は中部主要経済地域のトゥアティエンフエ、ク
アンナム、クアンガイ、ビンディン4省と直轄都市ダナン市における2030年を見据えた20年までの文化、ス
ポーツ、観光開発計画を承認した。
同計画の下で、4省1直轄都市は主要なスポーツ拠点、
高い競争力を備えた観光素材を持つ観光拠点となる。
同地域では海、
島、
遺跡観光の潜在力強化や、
世界的遺跡、
国家的遺産の保全に注力する。特にイベント、
祭り、
歴史に関連したエコツーリズム、聖地巡りや癒やしの旅などのスピリチュアル観光、観光素材などの開発が優
先課題となる。
観光地のランコー・カインズオン(トゥアティエンフエ省)、
ソンチャ、
バナ(ダナン市)、
チャム島(クアンナム省)、
ミケ(クアンガイ省)、フオンマイ(ビンディン省)はさらに開発を深化させる。2015年には世界無形文化遺
産の認定に向け、
「バイチョイ」民謡に関する文書を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出する。ダナンと
フエは文化、芸術、科学研究の拠点となる見込みだ。
計画では30年までに外国から1000万人、国内から1500万人の観光客を呼び込み、14万人分の雇用
を創出することを目標としている。
ズン首相は10月、30年を見据えた20年までの中部経済地域開発マスタープランも承認している。それ
によると、同地域の経済成長は15年まで8%、16∼20年は9%に達する。1人当たり国内総生産は全国
平均の1.
1∼1.2倍の8000万ドン(約3800ドル)になると見込まれている。
(時事)
ズン首相、ロシア・ガスプロムネフチ
ズン首相
ガスプロムネフチC
CEOと会談=石油関連事業協力を確認
EOと会談=石油関連事業協力を確認
15日付のベトナム紙サイゴンザイフォン電子版などによると、グエン・タン・ズン首相は14日ハノイで、ベト
ナムを訪問中のロシアのガスプロムネフチのアレクサンドル・デュコフ最高経営責任者(CEO)と会談した。
席上、デュコフCEOはズンクアット製油所拡張プロジェクトにおける協力と同製油所に対する原油の供給
を約束。さらに、ガスプロムネフチとペトロベトナムがロシアの埋蔵量1億4000万トンの新油田を共同運営
するための合意調印に向けた準備を進めていることを説明した。
これに対し、
ズン首相は「先日、
ミャンマーで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に際して、
メドベージェフ大統領と石油ガス分野での協力について会談し、ガスプロムネフトとペトロベトナムの協力プロ
ジェクトを支援していくことで一致した」と語った。また、
「各協力プロジェクトに関する両政府の合同協力協
定および文書を迅速に作り、近く予定しているグエン・フー・チョン国家主席のロシア訪問時に調印できるよう
に間に合わせたい」と述べた。
(時事)
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第8回 米金利高で不透明感
回 米金利高で不透明感
ジャパン証券 エグゼクティブ・ストラテジスト 竹内浩一
◇1カ月間の市場の動き
10月のVN指数は9月末の598.80ポイントから10月末の600.84ポイントまで2.04ポイ
ント(0.3%)小幅上昇した。11月10日は、10月末から1.
28ポイント(0.2%)高い602.
12
ポイントで引けた。
外国人投資家は今年4月から6月まで計9兆6690億ドンを買い越したが、7月以降は売り越し
に転じ、7月から10月末まで計1兆6484億ドンを売り越した。外国人投資家の売り越し理由は、第
1に株価上昇による「利益確定の売り」、第2は米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和政策(Q
E政策)終了を先取りするグローバル投資家の新興国株式売りと考えられる。
外国人投資家はホアンサショック(5月)による株価急落時に大量の株式を買い越したが、VN指
数が600ポイントを超える水準では利益確定が可能となる。また、QE政策終了宣言により、米金
利高が予想されるが、新興国株式は米金利にセンシティブで、原則として米金利高は新興国株式安を
招く。ただし、債券市場では米金利は既に2012年半ばに大底(価格では大天井)を記録しており、
QE政策の出口戦略をかなりの部分織り込んでいるとみることもできる。
これは別の方向からみればFRBの金利市場への制御力はかなり緩んだとも言えよう。来年以降の
債券市場の動向には議論があるものの、仮に米金利高が本格化するならば、ベトナム株を含む新興国
株式市場にとっては正念場となるだろう。
「オマハの賢人」と呼ばれ、投資会社バークシャー・ハサウェ
イを経営するウォーレン・バフェット氏は「金利が上がると、すべての投資は下向きで調整せざるを得
ない。財務評価に対する金利の影響は物質に対する重力の影響と同じ」と語る。
ベトナムでは国会会期中で株価が神経質な動きを続けるなか、10月24日(金)引け後、オーシャ
ングループ(OGC)創業者で元会長のハー・バン・タム氏が不正融資の容疑で逮捕というニュースが
報じられた。投資家にとってタムOGC元会長の逮捕は2012年8月21日のアジア商業銀行(ACB)
の創業者会長だったキエンACB元会長逮捕を再び思い起こさせるもので、投資家心理は大きく弱化
した。捜査中のタム氏不正融資疑惑への懸念は少なくとも会期終了(11/28)までは継続するとみ
た方が良いだろう。
ベトナムが国内に抱える大きな問題は二つある。まずは不良債券問題。銀行セクターからベトナム資
産運用会社(VAMC)に不良債権を移管するだけでは不良債権問題解決の決め手にはならない。も
う一つは国有企業の民営化進捗
(し
んちょく)。来年は国有企業432社
の民営化を目標とするが果たして
実行可能か。この大きな二つの課
題に解決のめどが付けば、ベトナム
株式には大きな好材料となる。加
えて、外部要因としての米金利高の
影響をいかに評価するか。株式市
場を覆う不透明感は濃度が増して
いる。
現在、VN指数(ホーチミン証
券取引所全上場銘柄が対象)の株
価収益率(PER)は15.10倍。
なお、VN30は14.67倍。現在
(10/10)、VN指数の200日
移動平均線は586ポイント付近に
ある。
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◇VN指数30銘柄紹介=ミリタリバンク(MBB)
ミリタリバンク(MBB)は上場銀行として総資産ベースでベトナム第4位の大手銀行だ。もともとは
ベトナムの防衛関連部門(陸・海・空軍や通信企業の※ベトテル等)を金融面でサポートする目的で
1994年に設立した。設立時の資本金は200億ドン、従業員はわずか25人だった。※ベトテル:正
式名は「ベトナム軍隊通信グループ」で2013年末の携帯市場でのシェアは首位の43.
5%。
その後、ベトナム金融セクターは「アジア通貨危機(1997年)」
「リーマン・ショック(2008年)」
などたびたび大きな嵐に見舞われるが、同行は独自の優位性を生かして安定成長を続けた。2011
年にホーチミン証券取引所へ上場。現在の資本金は11兆5940億ドン、総資産は192兆ドン超、従
業員数は約7000人へ大きく成長し、国内に200支店以上、国外にはラオスとカンボジアに2拠点を
保有する。また、同行を中核とするMBBグループ傘下にはミリタリ保険(MIC)、MB証券(MBS)、
MBキャピタル、MBランド(不動産)、MBアセットマネジメント(MB AMC)を有す。
ベトナムの銀行セクターは黎明(れいめい)期で、例えば日本の1960年代の銀行セクターと同じく、
銀行収益のほとんどは預金業務と融資業務による金利収入によるものだ。現在の日本や東南アジア
諸国連合(ASEAN)先進国・タイの大手銀行のように投信販売や※バンカシュアランス等による手
数料収入は無く、クレジットカードなどカード事業の歴史も浅い。
※バンカシュアランス:銀行またはその子会社が保険商品を開発して、または保険会社から商品販売
の委託を受けて、銀行を窓口として販売すること。
したがって、ベトナムの銀行では純金利マージン(NIM)の変化が重要となる。MBBの顧客層は
法人が主で、融資先別(以下2013年末)では法人が85.1%、個人は14.0%になる。同行はその
成り立ちから軍関係者や軍関係企業を顧客に抱え、比較的低利で預金を集めることが可能なのは大
きなメリット。預貸率は63.
2%とまだ低く、将来的には上昇余地があるだろう。
財務数値をみると、収益性では銀行セクターで総資産利益率(ROA)と純金利マージン(NIM)
で第2位、自己資本利益率(ROE)ではトップ。一方、安全(財務健全)性も上々で、自己資本比率(C
AG)は13.3%、不良債権比率(NPL)やインタレストカバレッジ・レシオでも銀行セクター平均を
上回る。同行では、融資を計量分析するシステムを採用してリスク管理を徹底していると説明するが、
収益性・安定性指標が良好な最大の理由は質の高い顧客を多く抱えていることにあると思われる。
(上場他行との財務指標比較)
ミリタリバンク ベトコムバンク ベトインバンク
ティッカー
MBB
VCB
CTG
株価収益率(PER)
6.6
15.8
9.2
純資産倍率(PBR)
0.9
1.4
1.0
自己資本利益率
14.5%
10.6%
10.7%
総資産利益率
1.2%
1.0%
1.0%
粗利率
63.3%
59.9%
54.7%
純利益率
28.7%
27.7%
27.2%
サコムバンク
STB
9.0
1.2
14.3%
1.4%
48.7%
30.3%
中銀査察、銀行の融資活動に焦点=1∼9月に
中銀査察
月に7
7400
00件の改善命令
件の改善命令
15日のベトナム・ニュース(電子版)によると、ベトナム国家銀行(中央銀行)は、現在実施中の銀行への査
察について、高リスク分野、特に融資活動と金融投資に焦点を当てて査察を行っていると発表した。
中銀は今年、金融機関の健全性確保を目指し、銀行融資の質の解明と、融資限度額などに関する銀行の法令
順守に焦点を当てた査察を実施。1∼9月に900近い査察を行い、7400件の改善命令を出した。行政的罰
金の総額は12億6300万ドン(約5万9500ドル)で、
他に130件の違反について罰金900ドルが科された。
政府は10月、金融・銀行関連の違反への行政罰に関する政令96/2014/ND−CPを発布した。同政
令は12月12日から施行される。これら分野の違反に対し数十億ドン規模の罰金を含む行政罰の強化が図ら
れている。
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資金洗浄に関する通達改正=銀行の報告義務を強化−中銀
15日付のベトナム・ニュースによると、ベトナム国家銀行(中央銀行)はこのほど、違法な資金洗浄(マネー・
ローンダリング)に関する通達を改正し、1000米ドルまたはこれに相当する他国通貨建ての金額を超える
国際間のオンライン取引について、国家銀に報告するよう金融機関に義務付けることとした。また、5億ドン
(2万3810ドル)
またはこれに相当する他国通貨建て金額の国内取引についても、
報告を義務付ける。改正は、
資金洗浄に関する通達35号を改正する通達31/2014/TT−NHNN。
国内金融機関同士の取引やクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードでの取引については報告義
務はなかったが、改正通達によると金融機関は国内で取引を行う個人、組織に関するすべての情報収集の責
任を負う。また、金融機関は資金洗浄を行う可能性が高い個人の監視を強化し、過去3カ月間の平均収入に
関する情報を収集することを求められ、疑いのある組織に関する情報収集も求められる。
改正通達は11月11日付で公布、12月26日施行される。
(時事)
サンゴ密漁、逮捕の舞台裏
サンゴ密漁
(11月
1 10∼
0 16日発売
6日発売)
小笠原諸島沖の中国船によるサンゴ密漁。日本の取り締まりの甘さに憤りを覚えている人も多いだろ
う。だが、密漁船を実際に検挙するには、途方もない労力が要る。10月上旬、サンゴの密漁で5人の中
国人船長が逮捕されたが、この舞台裏では、海上保安庁の特殊部隊(SST)が活躍したという。
「週刊
文春」がSSTと密漁船との「交戦」をスクープしている。
機関銃で武装したSSTの隊員はヘリコプターからロープで船に降下。包丁やモリなどで激しく抵抗す
る船員を即座に制圧した。この記事で興味深いのは、
この逮捕劇が先日の「日中首脳会談の実現の成否
を握っていた」としている点だ。海上保安官が密漁船に乗り込もうと巨大な巡視船で密漁船にぶつかれ
ば、密漁船が沈没する可能性がある。かといって小さなボートを使うと、激しい抵抗が予想される。犠牲
者を出さないで逮捕するにはSSTの出動しかないというわけだ。首脳会談を前に、外交問題の火種は
消しておこうという思惑が見え隠れする。しかしこうして逮捕しても、
わずかな罰金を払えば釈放される。
何とかならないものだろうか。
「週刊新潮」は、フィギュアスケートのグランプリシリーズ第3戦の中国杯で、練習中に中国人選手と
激突した羽生結弦選手(19)を大きく取り上げている。羽生選手は流血しながらも滑りきり、見事2位
に輝いた。しかし、この強行出場は感動を呼ぶ一方で、疑問視もされている。この記事で注目すべきは、
事故当時、羽生選手が脳振とうを起こしていた可能性があることだ。羽生選手の治療時間は約11分。
日本チームに帯同するドクターはおらず、米国チームの医師が治療に当たった。だが、専門家は、脳振と
うの検査項目は22もあり、外傷の治療と合わせるとこの時間では足りないと指摘。脳振とうの検査が
ちゃんと行われていない可能性を示唆する。脳振とうは後遺症が出て命取りになる場合もあるという。
同誌の言うように、周りの大人たちの責任が一番大きいだろう。
今年7月、盲導犬のオスカーがフォークで何者かに刺された事件を覚えているだろうか。
「週刊現代」
が「実は刺されていなかった」という衝撃的な記事を載せている。警察が100台以上の防犯カメラを
解析しても刺された瞬間は見つからず、
目撃者もいない。そこで現在、
浮上しているのが「皮膚病」説だ。
獣医師によると、オスカーの傷跡は、大型犬が夏にかかる皮膚病によく似ているらしい。つまり、最初に
新聞に投書した飼い主の知り合いや、診断した獣医師の「勇み足」の可能性があるのだ。事件でなくて
ホッとした。
銀行界が直面する「24365」問題を取り上げるのは「サンデー毎日」。何事かと思えば、銀行システ
ムの「24時間・365日対応」を意味する略語だ。これが実現すると振り込みが24時間できるように
なる。りそな銀行は来年4月からグループ銀行内でこのサービスを始める予定で、他行も追随するかも
しれないという。実現の際は、手数料はぜひ格安でお願いしたい。
(花崎真也)
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OTTサービスの通達案について意見公募
OTT
サービスの通達案について意見公募
15日のベトナム・ニュース(VNS)によると、情報通信省通信局は、インターネットで通話やメールの送受
信ができるオーバー・ザ・トップ(OTT=通信事業者やインターネットプロバイダーとは無関係のコンテンツ
提供)サービスの管理および提供、利用に関する通達案に関する意見を、来月28日まで公募している。
通達案によると、外国のOTT業者は、少なくともホストサーバー1基をベトナム国内に置き、ネットを利用
した通話・メールサービスの免許を有するベトナムの通信会社と提携しなければならない。
また、サービスが有料のOTT業者は、料金管理やサービスの質に関してベトナムの従来型通信サービスに
適用されている規制に従うものとする。国内の業者がOTTサービスへの課金を認められるのは、ネットを利
用した通話・メールサービスの免許を取得している場合に限られる。国内外の業者がOTTサービスを無料で
提供する場合、通信サービスの免許は必要ない。
ただ、サービスの登録利用者が100万人超の場合、本社所在地とドメインネーム、ホストサーバーのアドレ
スといった情報を、サービスで処理されている通話やメールの件数と併せて、毎年1月30日までに情報通信省
に開示しなければならない。
通達の内容は、
「Viber(バイバー)」や「WhatsApp」、
「LINE」といったサービスをベトナムで展
開している外国のOTT業者に適用される。バイバーは格安料金で固定電話や携帯電話と通話できる「Vib
er Out」サービスに課金している。一方、2月に米交流サイト大手フェイスブックに買収されたWhats
Appは、最初の1年間は無料とし、2年目以降は利用料金を2万1000ドンに設定している。日本のLINE
は通話やメールを無料とする一方で、スタンプ販売などの付加価値サービスは有料としている。
ベトナム国内の利用者をサービス別に見ると、Viberは推計1200万人、LINEは400万人、Zalo
は1000万人。年末時点のOTTアプリ利用者は3000万人と予想されている。
情報技術省は、第4世代(4G)と呼ばれる次世代携帯電話の技術を来年国内に導入する方針を表明してい
る。ただ、いつ導入するかは、市場の需要やユーザーの受け入れ態勢に左右される。同省は携帯電話通信網を
運営する各社に対し、4Gの準備加速を助言している。
ノキア・ネットワークスのクラウディオ・フラスコリ氏によると、ベトナム有数の通信網運営大手では、データ
通信サービスが100%の伸びを示した。スマートフォン(多機能携帯電話)利用者の間でデータ通信サービ
スの需要が旺盛になっている状況を反映した好材料とみられているという。
(時事)
スマホ配車サービス「ウーバー
ウーバー」に賛否両論=ホーチミンに次ぎハノイで事業開始
16日のトイチェ(電子版)によると、スマートフォン利用のタクシー配車サービス、ウーバーがこのほどハノ
イでも事業を開始した。タクシー会社、関連省庁などから疑惑と抗議の目を向けられている。
ホーチミンではすでに今年6月から事業開始。市内タクシー会社より低料金で、わずかなスマホ操作をする
だけで車を呼び、望むところに乗せていってもらえる。車は10∼15分で来る。ナンバープレート、ドライバー
の顔写真も表示され、スマホ上で車の位置も確認できる。
多くの便益はあるものの、法的な正当性、ドライバーの資格、安全性について懸念が示されている。大手タ
クシー会社ビナスンの社長で、ホーチミン市タクシー協会の会長を務めるタ・ロン・ヒー氏は、ウーバーの営業
は違法と指摘。
ほとんどの場合、
個人所有の車を使い、
不健全な低料金で、
かつ税金も納めない。
「ウーバーが次々
に客を奪い、タクシー会社は厳しい状況に追い込まれ、何千という運転手が生活の糧を失う危機にある」と述
べた。
ホーチミン市運輸局のズオン・ホン・タイン副局長は、運輸省が抜本的対応を行うべきだと指摘。ホーチミ
ン市租税局の代表は最近の会議で、ウーバーの営業は違法との見解を表明した。顧客の支払いは国際的なク
レジットカードで行われ、
車の所有者は事業許可を得ず、
納税登録もしていない。しかし、
ウーバーは米国企業で、
支払いも国際クレジットカードなので、租税当局としては対応不能という。警察当局は、
ドライバーの身元証明、
資格、訓練度合いなどに憂慮を示す。強盗などが起こる可能性も指摘する。
利用者からはウーバーの低料金を評価する声が聞こえる。ドライバーの評価を書き込めるので、評判のよく
ないドライバーは締め出されるとの指摘もある。経済ビジネス大学のグエン・ドク・タイン博士は、ウーバーを
禁止するのでなく、新サービスのよりよい管理を目指すべきだとする。
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時 事速報
ウーバーの東南アジア地域マネジャー、
マイク・ブラン氏によると、ウーバーは車やドライバーを保有せず、自
由な取引の場を提供するサービス。関わる者が皆利益を受け取るシステムだと強調する。事業を行う国では、
きちんとその国の税法にのっとり、適切な納税も行っていると指摘した。
(時事)
テト向け商品準備計画、例年に比べ縮小=厳しい経済状況で
テト向け商品準備計画
ベトナム紙VNエクスプレス電子版などが17日までに伝えたところによると、年初から続く市場購買力の弱
さの影響を受け、多くの企業がテト(ベトナム正月)に向けた商品準備計画を例年に比べて縮小している。
例えば、鶏卵サプライヤー大手のビンタイン食品株式会社は、2014年テトには鶏卵の供給量を通常より
20%増やしたが、15年テトは10%増程度に抑えることを決定。同社のチュオン・チー・ティエン社長は「購
買力が弱すぎる。改善する兆候も見えない。備蓄を増やさなくても、価格には影響ないだろう」と予想する。
バーフアン食品会社のファン・タイン・フン社長も、15年テトは需要の低さから厳しくなると予想。テト準
備計画を「かなり慎重に設定した」と話し、卸先をスーパーマーケットや同社の代理店だけでなく、市場(いち
ば)にも拡大するほか、遠隔地・山間部への移動販売も決定したという。
また、FGフードのレ・ティ・タイン・ラム社長は「厳しい経済状況の中で、一部の輸入品を除き、ほとんど
の商品を値上げしない。8月初めにテト準備計画を作成したが、備蓄量を抑えた。15年テトは新暦正月から
1カ月半後となるため、商品が売れるチャンスは多いだろうが、在庫とならないよう市場を注視して供給量を適
切に調整していく」としている。
一方、菓子メーカーのビビカやヒュウギは「昨年は早くから商品の準備に忙しかったが、今年は具体的には
まだ何も決めていない」と打ち明ける。ハノイのドンスアン市場の個人業者らも、
「市民の使えるお金が少なけ
れば、テトの買い物はテト・ボーナスが出てからになるだろう」とみている。
(時事)
1∼9月の税引き前連結利益
月の税引き前連結利益、1
、1兆4
4180億ドン=ペトロリ
80億ドン=ペトロリメックス
14日付のベトナム紙トイチェ電子版などによると、ガソリン販売大手ペトロリメックスは14日、1∼9月の
税引き前連結利益が1兆4180億ドンに達したと発表した。
同社のリュウ・バン・トゥエン経理部長によれば、このうちガソリン販売による利益は4060億ドンで、ガソ
リン1リットル当たりの利益は規定で認められた300ドンを大きく下回る平均67ドンだった。また、潤滑油
販売による利益は5360億ドン、ガス販売の利益は900億ドン、輸送部門の利益は1330億ドン、銀行・保
険部門の利益は1180億ドンなどとなっている。
同社のチャン・ゴック・ナム副社長によれば、同9カ月間におけるガソリン販売利益は株主総会で説明した
計画の41%にも達していない。
これは、
世界的なガソリンの大幅下落が同社のガソリン販売に影響したためで、
ナム副社長は
「その分を補うため、
これから年末まで他の事業部門の推進に全力を挙げる」
と話している。
(時事)
中国企業、クアンニン省に工業団地開発へ
中国企業
15日付のベトナムプラス電子版などによると、中国の繊維大手テクスホンは15日、クアンニン省ハイハー
県でテクスホン・ハイハー工業団地の開発に着手した。総投資額は4兆5200億ドン。
計画ではモンカイ国境ゲート経済区内の660ヘクタールの敷地に工場(約300ヘクタール)や管理センタ
ー(約25ヘクタール)などを建設し、ベトナム内外から多くの企業誘致を目指す。約3万人の雇用を見込んで
いる。
(時事)
ベトナム一般
文京区民オーケストラ、2
文京区民オーケストラ
、23日にハノ
3日にハノイで友好コンサート
文京区民オーケストラ(BCOT)は11月23日、ベトナムの首都ハノイで「日本ベトナム友好コンサート」を
開催する。指揮者は松下功氏でヨハン・シュトラウスの喜歌劇「こうもり」序曲、アントニン・ドボルザークの「交
響曲第8番ト長調」の他、両国の伝統楽器、尺八やダンバウの演奏も行われる。
文京区民オーケストラは1993年設立のアマチュア交響楽団で、松下氏の指導の下、オーケストラ活動を
展開。2000年にドイツ、02年に韓国、06年にクロアチア、10年にロシアでの友好公演を行っている。
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時 事速報
今回のハノイ公演は国際交流基金が助成、FPT社が協賛し、ベトナム文化スポーツ観光省、日本ベトナム
友好協会、ベトナム国立交響楽団など多くの団体が後援者として協力している。
コンサートの日時は11月23日午後8時から。場所はオペラハウス(1 Trang Tien St.
, Ho
an Kiem, Hanoi)。問い合わせはBCOTベトナム公演実行委員会([email protected])、ベトナム・ス
ケッチ([email protected])まで。無料チケットを100枚まで配布する(問い合わせ先メールアド
レスへ申し込み)。
(ハノイ時事)
男子高校生、イノシシに襲われ死亡=カインホア省で
男子高校生
16日付のベトナム紙トイチェ電子版などによると、カインホア省で15日、15歳の男子高校生が野生のイ
ノシシに襲撃されて即死する事件が発生した。この高校生は湖で釣りをしていたところを突然襲われたとい
う。
また、同日には、水田で作業していた女性がやはり野生のイノシシに襲撃され、首や肩などに重傷を負って
カインホア省総合病院に搬送された。クアンガイ省でも先月、野生のイノシシに突進された女性が死亡する事
件が発生している。
(時事)
各地のベトナム関連ニュース
来年第2四半期からインドネシアでバヤリー
来年第
四半期からインドネシアでバヤリース発売=タイ飲料大手イチタン・グループ
17日付のタイ紙プラチャチャートラキ(17面)によると、タイ大手飲料会社イチタン・グループ(ICHI)
は来年第2四半期からインドネシアで米系果汁飲料「バヤリース」を発売する。その後、第3四半期をめどに
緑茶飲料を投入していく。同国での販売は、三菱商事やインドネシアのアルファグループの合弁会社であるア
トリ・パシフィックと折半出資で設立した「イチタン・インドネシア」を通じて行う。
タン社長によると、インドネシアでのバヤリースの発売は当初、今年第4四半期を予定していたが、ハラール
認証の取得など法律上の問題があったことから来年に延期した。インドネシアでの初年度の飲料販売の売り
上げは10億バーツを見込んでいる。2年目は25億バーツ、
さらに今後5年以内に100億バーツ台を目指す。
インドネシアのほか、ベトナムやミャンマーへの事業展開も計画している。
国内市場は今年第4四半期中にライチ味の緑茶飲料
(420mlのペットボトル入り)
を市場に投入する予定。
(時事)
ベトナム経済資料
ベトナムのドン・金相場
金相場(11月
1 14日∼
4日∼11月
1 17日)
7
11月17日 11月14日
〔1米ドル/ドン〕
中間値 21,
246 21,
246
銀行間値 21,
310∼21,
360 21,
290∼21,
360
非公式値 21,
400∼21,
420 21,
415∼21,
425
〔金〕
(1テール=37.5グラム=当たり、単位100万ドン)
35.23∼35.
37 35.
03∼35.
17
(ロイターES時事)
ベトナム主要紙から
ベトナム主要紙から(11月
1 17日)
7
ロイター通信の配信なし。
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ミャンマー・カンボジア・ラオス
JALUXと三菱商
ALUXと三菱商、ミャンマーの空港運営で正式契約=3
ンマーの空港運営で正式契約=30年間受託
0年間受託
国土交通省は17日、日本航空系商社のJALUXと三菱商事が出資する企業が、ミャンマー中部にあるマン
ダレー国際空港の運営受託契約を正式に締結したと発表した。契約期間は30年間で、2015年初頭にも運
営を開始する。
企業側は、
老朽化した旅客ターミナルビルの改修工事を行う一方、
店舗の誘致などで収入を得る。
マンダレー国際空港は4267メートルの滑走路を1本持ち、13年の旅客数は約75万人だった。
中国、ミャンマーと7
中国
ンマーと78億ドル相当の契約締結=エネルギーや農業など
8億ドル相当の契約締結=エネルギーや農業など
【北京ロイターES=時事】中国国営新華社通信は15日、中国とミャンマーがエネルギー、農業、通信、イン
フラ、金融の分野で計78億ドルの契約を結んだと報じた。
中国英字紙チャイナ・デーリーによると、天然ガス火力発電所の建設や農業部門への小口融資などを含む
契約は14日に成立した。
両国はまた、エネルギー計画を進めるため電力協力委員会を立ち上げることでも合意した。ミャンマーのテ
イン・セイン大統領は2011年、中国が主導した36億ドル規模のミッソンダム建設計画を停止し、いまだ再
開されていない。同計画では発電した電力の約90%が中国に送られる予定だった。
ミャンマーは西側諸国からの経済制裁を受けていた間、中国からの経済的、政治的支援に依存していた。
このため、以前から両国の結び付きは強かった。ただ、11年3月に誕生した新政権は、中国への依存を縮小
しようとしている。
中国政府はミャンマーの新政権と米国との関係を警戒している。中国に対しては、ミャンマーの天然資源に
関心があるだけといった批判もある。
東北部コンケンに病院開設=投資額1
東北部コンケンに病院開設=投資額
17億バーツ−タイ大手
7億バーツ−タイ大手BGH
BGH
17日付のタイ紙プラチャチャートラキ(18面)によると、タイで複数の病院を経営する上場企業、バンコク
・
ドゥシット・メディカル・サービス(BGH)は東北部コンケン県に病院を開設した。前月から営業開始し、開所
式は今月10日に行った。投資額は17億バーツ。
新病院「バンコク病院コンケン」は10階建てで、計140床の病床を持つ。コンケン県と周辺県、ラオスやカ
ンボジアなど近隣国からの患者に対応する。
BGHは、バンコク、パヤタイ、パウロメモリアルなど複数の病院を傘下に収めた。現在はバンコク郊外ラン
シット、東部ラヨン県、南部プーケットなどに計6カ所の病院を建設中で、中所得者層を主な対象にする。これ
により、来年第1四半期時点にBGH系列の病院数は50カ所に増加するという。
(時事)
タイ
既存事業への影響回避=外国人事業法改正で「4
「4原則
原則」−商業省
【バンコク時事】タイ商業省のポンプン企業振興局長は17日、
記者会見し、
同省が進める外国人事業法(F
BA)改正の現状について、
「さまざまな関係者から意見を聞いている段階であり、具体的な改正案は固まっ
ていない」と説明した。その上で、改正に当たっては(1)外国投資の促進(2)認可手続き簡素化(3)貿易・
投資環境の整備(4)既存事業に悪影響を及ばさない−の4原則に沿って作業を進める方針を表明した。
同局長は、FBAの改正案に盛り込まれる項目として、国際基準に基づく「外国企業」の定義見直しや、
「外
国企業」の資格要件の緩和、保護対象となっている国内産業の見直し、タイ企業による違法な「名義貸し」な
どに対する罰則の強化などを列挙。これらの見直しを進めるに当たり、
「多様かつ異なる意見が多く示される
ことを前提に、商業省は4原則に沿ってFBAの改正作業を進める」と改めて強調した。
商業省は、外国資本の出資比率が50%未満の合弁企業でも、外資が多数の役員を送り込むなど実質的な
経営権を握っている企業は「外国企業」と見なすことを柱としたFBA見直しを進めている。これに対し、在タ
イの外国企業や大使館関係者らは外資規制につながるとの懸念を表明。ポンプン局長のこの日の会見は、こ
うした懸念を払拭(ふっしょく)するのが狙いとみられる。
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時 事速報
第3四半期
四半期GDP
GDP、0.6%のプラス成長=年間見通しを再下方修正
6%のプラス成長=年間見通しを再下方修正
【バンコク時事】タイ国家経済社会開発庁(NESDB)は17日、2014年第3四半期(7∼9月期)の国
内総生産(GDP)成長率が前年同期比0.6%のプラスになったと発表した。第1四半期のGDPは同0.5%
のマイナス、第2四半期は0.4%のプラスだったため、1∼9月は前年同期比0.2%プラスにとどまった。
NESDBは、14年通年のGDP予想を、
今年8月の前回予想の
「前年比1.5∼2.0%増」
から
「同1.
0%増」
へと再び下方修正した。GDPの「前年比1.0%増」は、大洪水が発生した11年以来の低い水準となる。下
方修正の理由として、
▽第3四半期のGDP成長が当初予想より低かった▽政府の予算執行が当初予想より遅
れている▽輸出不振▽乗用車の販売不振▽観光産業の回復遅れ−などを挙げた。
ただ、15年は、世界の景気好転に伴う輸出の拡大や観光産業の回復、政府の社会インフラ整備への投資
に伴う経済活性化などで、GDPが3.
5∼4.5%成長する予測した。
第3四半期の産業別の主なGDP概況は、農水産業が前年同期比1.
7%、非農業部門は同0.5%それぞれ
プラス。非農業部門のうち、外国人旅行者の減少に伴い、ホテル・レストランは4.6%のマイナスとなり、建設
も2.
7%低下した。金融、輸送・通信、電気・水道などは順調に伸びた。第3四半期の前期比(季節調整済み)
は1.
1%増だった。
ニチレイ、タイ関連会社の新冷蔵倉庫稼働=メコン地域にコールドチェーン構築
ニチレイ
ニチレイは17日、
バンコク近郊にあるタイ関連会社の最新鋭冷蔵倉庫が今月、
稼働したことを明らかにした。
タイを中心に、メコン地域各国での食品の低温物流(コールドチェーン)の需要拡大に対応する。食品に応じ
て冷蔵と冷凍の温度管理を徹底できる本格的な設備を動かし、低温物流の域内拠点と位置付けるとともに、
「欧州−東南アジア−日本」の国際低温物流拠点網の構築も目指す。
稼働したのは、ニチレイの低温物流事業子会社、ニチレイロジグループ本社(東京)のタイ現地法人「SC
Gニチレイ・ロジスティクス」
(サムトプラカン県)が運営する冷蔵倉庫。同社は2013年6月、ニチレイロジ49
%、タイ素材大手サイアム・セメント・グループ(SCG)のSCGロジスティクス・マネジメント51%出資で設立
し、同年7月から低温物流事業を始めていた。
新冷蔵倉庫は、主にタイ国内の幅広い分野の食品企業を顧客とする。食品の安全な保管のため、冷蔵(0
度∼10度程度)と冷凍(マイナス25度程度まで)と厳密に温度管理。食品を輸送・配送する冷蔵・冷凍の車
両も複数台を所有して運用する。
倉庫の保管能力は冷凍、冷蔵合わせ、計2万2800トン。近くの大型港・レムチャバン港などで搬出入する
貨物の通関や保管、輸送、配送を一貫して手掛ける。搬出入や在庫管理には、多言語対応のクラウドサービス
を活用する。
タイの航空各社苦戦=第3四半期
タイの航空各社苦戦=第
四半期
17日付タイ英字紙バンコク・ポストは、国際便利用者の減少や国内景気の低迷、業界内の競争激化により、
タイの主要航空各社の第3四半期(7∼9月)決算はほとんどが赤字になったと伝えた。
タイ航空は各社の中で最大の損失に陥るとみられていたが、予期せぬ為替差益の発生で10億9000万
バーツの純利益を計上。タイ航空はこの期に74億バーツの為替差益を得たが、これらを除いた純損益は
52億4000万バーツの赤字。1∼9月の純損失は91億7000万バーツと、前年同期の28億6000万バ
ーツから赤字幅が拡大した。
タイ最大の格安航空会社(LCC)のタイ・エアアジアは3億8200万バーツの純損失、このほど上場した
バンコク航空も5180万バーツの純損失となった。バンコク航空の1∼9月期は1億3600万バーツの黒字
だったが、前年同期の12億2000万バーツからは大幅に減少した。
ノックエアは第3四半期決算をまだ発表していないが、産業アナリストらは同業他社と同じような業績内容
になっているとの見方で一致している。
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時 事速報
中国・香港・台湾
中国、FT
中国
、FTAで陣営づくり=豪韓取り込みTP
り=豪韓取り込みTPPに対抗
Pに対抗
【北京時事】中国がオーストラリアと自由貿易協定(FTA)
交渉で妥結した背景には、米国主導の環太平洋連携協定(T
PP)交渉に対抗する狙いがある。中国は近隣国などとのFT
Aを急いでおり、10日には韓国との首脳会談で交渉の実質
妥結を宣言。韓国、豪州を取り込み、アジア太平洋経済協力
会議(APEC)全域を網羅するアジア太平洋自由貿易圏(F
TAAP)の実現を目指す。
中国は経済的な実利を譲ってまでも、地域諸国と早期に
FTAを結びたい意向といわれる。その中で最優先だったの
が韓国、豪州との締結で、対韓では北京でのAPEC期間中、
徹夜の交渉で実質妥結にこぎ着けた。TPPに加わっていな
い中国は、FTAを結ぶことで自陣営を増やす戦略だ。
APECに合わせ、TPP交渉が北京の米国大使館で開か
れたことも、中国の焦りをさらに募らせた。APECの一連の
会合が始まった今月5日、中国外務省は「APECの議題に集
中するよう望む」とTPPへの不快感をあらわにしていた。
中国がFTAを急ぐ理由は、早期のFTAAP実現。APE
C域内の2国間FTAやTPPなどを包括する自由貿易圏構想の具体化で、域内の味方を増やせば主導権を握
りやすくなるとの読みがある。ただ、
「中国はTPPにも加われないのに、さらにハードルが高いFTAAPに参
加できるのか」
(先進国外交筋)との懐疑論は根強い。
中国は今後、対豪が妥結に至った勢いに乗り、日中韓3カ国のFTAや、アジアを中心とした広域FTA「域
内包括的経済連携(RCEP)
」の交渉加速を各国に働き掛けていくとみられる。
自動車・二輪
タイ・ホンダ
ホンダ、累計生産が
累計生産が5
5000
000万台=
万台=二輪車と汎用エンジン
【バンコク時事】
二輪車と汎用
(はんよう)
エンジンなどを生産するタイ
・ホンダ
・
マニュファクチャリングは17日、
累計生産台数が5000万台を達成したと発表した。同社は1965年の発足で、50周年となる今年に二輪
車と汎用エンジンの累計生産がともに2500万台を突破した。
タイ・ホンダは、バンコク郊外ラカバン工業団地に工場があり、二輪車は年産170万台、汎用エンジンは同
300万台の能力がある。二輪車はタイ国内向け(年産150万台)と日本向け輸出などを生産するグローバル
工場(同20万台)があり、グローバル工場では今年から「CBR650」など大型バイクの生産を開始。また汎
用エンジンも12年に新工場を建設した。
アジア
・大洋州の統括会社アジア
・ホンダ
・モーター
(バンコク市)
の安部典明社長は、
同日現地で開いた会見で
「タ
イ工場の汎用製品は世界80カ国に輸出している。二輪車も東南アジアで多様なモデルを生産できるのはタ
イ工場だけであり、最も重要な拠点になっている」と話した。
ホンダは13年に全世界で二輪車1700万台、汎用エンジなど600万台を販売。うちタイでは二輪車で全
体の10%、汎用製品は40%を生産した。
ホンダ、タイで
ホンダ
タイでSUV
SUV「HR
「HR−V
V」発売=初年度に
発売=初年度に2万台
万台
【バンコク時事】ホンダ
・オートモービル(タイランド)は17日、
スポーツ用多目的車(SUV)の「HR−V」
(日
本名ヴェゼル)を発表した。価格は1台89万∼104万5000バーツで、初年度に2万台を販売する。HR−
Vを発売するのは日本、中国に続いて3カ国目となる。
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時 事速報
タイで販売するHR−Vの排気量は1.8リットルで、
同2リットルと2.4リットルのSUV
「CR−V」
より小型。
乗用車「シビック」と同じカテゴリーで、タイで人気が高いCセグメント分野にSUVを投入することにより市場
拡大を図る。
ホンダによると、
タイのSUV市場の規模は年間5万∼6万台で、CR−Vは20%のシェアを獲得している。
HR−Vの投入で国内SUV市場は7万∼8万台に拡大し、ホンダは30∼40%のシェア獲得を狙う。タイで
販売するHR−Vはエタノールを85%混合した燃料E85に対応。中部アユタヤ県の工場(年産30万台)で生
産する。
ホンダは東部プラチンブリ県に年産12万台の工場を建設中で、2016年3月に稼働する予定。小型車「シ
ティ」などを生産する。当初は15年4月に稼働の予定だったが、政治混乱と新車販売の減少により、遅らせて
いた。新工場は15年10月に部品生産を開始する。
Japan/WorldToday
安倍首相、今夜解散表明=消費増税先送り決断へ
安倍首相
安倍晋三首相は18日夜、首相官邸で記者会見し、法律で来年10月と定める消費税率10%への引き上げ
を2017年4月まで先送りする考えを明らかにするとともに、こうした判断について国民の信を問うため衆院
解散・総選挙を断行すると表明する。重要法案の審議状況をにらみつつ19日にも解散に踏み切る意向で、衆
院選は12月2日公示−同14日投開票の日程で実施する方針だ。
首相が再増税の判断材料としていた7∼9月期の国内総生産(GDP)速報値は17日に、年率換算1.6%
減と発表された。18日には再増税について有識者から意見を聴く点検会合が終了。首相はこれらを踏まえ、
税率引き上げ先送りを最終決断。同日夕の自民党臨時役員会と政府の経済財政諮問会議でこうした方針を説
明した上で、記者会見に臨む。
会見で首相は、予定通りの増税で消費を冷え込ませ、デフレ脱却のチャンスを逃すことはあってはならない
との立場を強調。国民生活の根幹に関わる重要政策を変更するため、衆院解散を決断したと説明するとみら
れる。併せて、景気下支えのための新たな経済対策の検討を指示する考えも示す見通しだ。
与党は、首相が今国会の最重要課題と位置付ける地方創生関連2法案を成立させ、政権の実績としたい考
え。両法案を審議する参院地方創生特別委員会は18日午後の理事懇談会で、審議日程について協議する。
与党側は速やかな採決を提案するとみられるが、成立時期は見通せていない。
消費低迷、強まる景気停滞=アベノミクス正念場−
消費低迷
アベノミクス正念場−GDP
GDP
7∼9月期の実質GDP(国内総生産)速報値は、年率換算
で前期比1.6%減と、四半期ベースで2期連続のマイナス成長
に落ち込んだ。消費税増税や円安に伴う輸入物価の上昇は、個
人消費の深刻な低迷を招いた。円安で輸出産業を中心とする
企業の業績を押し上げ、株高で金融資産を拡大させてきた安倍
政権の経済政策「アベノミクス」は正念場を迎えた。
年率2%程度の成長を予測していた民間エコノミストの間で
は「衝撃的な数字」
(南武志農林中金総合研究所主席研究員)
との声が相次いだ。4∼6月期は駆け込み需要の反動減で年
率7.3%減と落ち込んだが、夏以降は自律回復すると予想した
政府シナリオは崩れ去った。
2期連続のマイナス成長は想定外。2014年度は通年で、リ
ーマン・ショック直後の09年度以来、5年ぶりのマイナス成長
に陥るとの見方が増えている。
GDPの約6割を占める個人消費は、前期比5.0%減となっ
た4∼6月期から0.4%増とプラスに転じたものの、回復力は極めて弱い。
甘利明経済財政担当相は17日の記者会見で「(好調な)企業収益が(賃金など)隅々に行き渡るにはタイ
ムラグがある」と指摘した。
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ただ、自動車など耐久消費財は4.5%減と駆け込み需要の反動減が続き、衣類など半耐久財や食品など非
耐久財の戻りも限定的だ。物価上昇で実質賃金のマイナスが続き、
「家計は日用品まで節約する傾向を強めて
いる」
(SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミスト)という。
好調な企業業績を背景に、景気の下支え役と期待された設備投資も振るわない。輸出は円安進行にもかか
わらず伸び悩んでいる。アジア向けは増えたが、米国向けは低調だ。自動車メーカーを中心に生産拠点の海外
移転が進んだ影響が出ている。
10∼12月期はプラス成長に転じるものの、回復ペースは鈍いとの見方が多い。14年度実質GDPは、前
半の不振が響き、前年度比で0.4∼0.8%落ち込むとのエコノミスト試算も出ている。
景気失速に危機感=政策停滞への懸念も−産業界・GDP
景気失速に危機感=政策停滞への懸念も−産業界
・GDP
今年7∼9月期の実質成長率が、大方の予想に反
し2期連続のマイナス成長に沈んだ。消費税増税後
の景気回復のもたつきを裏付けた格好で、産業界で
は景気失速への危機感も台頭。さらに、確実視され
る衆院解散を前に、景気下支えに向けた経済政策が
停滞することへの懸念も強い。
産業界では、7∼9月の実質GDP(国内総生産)
に対し「予想以上に厳しい数字」
(榊原定征経団連
会長)と驚きが広がるものの、一律に悲観論に覆わ
れているわけではない。東証1部上場企業の2014
年9月中間決算では、輸出企業をけん引役に経常利
益が前年同期比14.0%増加。一部企業からは「受
注は増えており心配することはない」
(田中久雄東芝
社長)、
「景気は良くなっている」
(田中孝司KDDI
社長)との声も出ている。
しかし、増税や物価上昇による実質所得の減少を
受け
「個人消費は悪い」
(土方清日本小売業協会会長)
ことは否めない。流通業界が「10月の売上高が前年
割れすることは全く想定していなかった」
(岡本潤ヤ
マダ電機専務)と事態を深刻視するほか、住宅メーカ
ーも「消費者心理も冷え込んだ」
(阿部俊則積水ハ
ウス社長)と危機感を見せる。また業績が好調な自
動車メーカーも、
「国内販売は想定以上に(増税前の駆け込みの)反動減が長引き、受注も厳しい状況」
(池
史彦日本自動車工業会会長)と警戒する。
このため、解散・総選挙に対しては「当初予算編成が遅れてしまい、経済全体が滞るのが心配」
(石油化学
業界首脳)との懸念も強い。長谷川閑史経済同友会代表幹事は、
「経済再生の分岐点であり、国政を停滞さ
せる余裕はない」と指摘する。
上場企業の9月中間経常益
上場企業の
月中間経常益1
14.0%増=通期予想
0%増=通期予想2.
2.
7%増に上振れ−時事通信集計
7%増に上振れ−時事通信集計
上場企業の2014年9月中間決算が出そろった。時事通信社が東証1部上場で連結決算を開示する企業
を対象に集計したところ、前年同期比で売上高は5.
1%増、経常利益は14.0%増と増収増益を達成した。
9月中間の為替レートは103∼104円と、前年同期に比べ5円の円安。自動車や自動車部品、電子部品など
大規模な輸出企業が円安の恩恵で業績を伸ばし、全体の収益をけん引した。
四半期別に見ると、4∼6月期は5.8%増、7∼9月期は17.0%増のそれぞれ増益。7∼9月期は国内
は消費税増税の影響で振るわなかったが、米国やアジアなど海外事業が堅調に推移したことが寄与した。
17日公表された7∼9月期GDPはマイナス成長となったが、
マクロ統計の不振に比べ、企業業績は健闘して
いると言えそうだ。
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15年3月期(通期)予想は前期比2.
7%増。通期業績を上方修正した企業は277社と下方修正の1.5
倍に上ったが、8月時点(2.2%増)から小幅な上振れにとどまった。
現時点の円の対ドル相場は9月末に比べ10円以上も円安だが、決算作成後に円安が進んだ面もあり、十分
に織り込まれているとは言い難い。また、
「国内消費の弱さを懸念する企業は多い」
(大手証券)ことが慎重な
見方につながっている。来年1∼3月期は、前年同期が駆け込み需要で水準が高かった反動で増益予想が立
てにくい面もある。
集計対象は、前年同期と比較可能な3月期企業1223社(金融を除く)。米国会計基準、国際会計基準の
採用企業は経常利益の代わりに税引き前利益を使用した。
訃報
永友保則氏死去(前ヤマタネ社長
前ヤマタネ社長)
永友 保則氏(ながとも・やすのり=前ヤマタネ社長)14日午後5時58分、肺がんのため東京都立川市
の病院で死去、66歳。宮崎県出身。葬儀は近親者のみで行う。喪主は妻啓子(けいこ)さん。後日、お別れ
の会を開く。
宮崎県木城町出身、自宅住所は非公表
加藤武氏死去(元マキタ社長
元マキタ社長)
加藤 武氏(かとう
・たけし=元マキタ社長)14日午前2時35分、
敗血症のため名古屋市内の病院で死去、
98歳。奈良市出身。葬儀は近親者らで済ませた。喪主は妻久子(ひさこ)さん。
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マーケット情報
アジア通貨クロスレート(時事通信参考値
時事通信参考値)
JPY
-
日本円 1JPY=
USD
EUR
SGD
MYR
17日17時
THB
PHP
IDR
VND
INR
KRW
HKD
JST 作成
TWD
CNY
0.00862 0.00688 0.01118 0.02884 0.28271 0.38672 105.183 183.614 0.53189 9.44511 0.06688 0.26439 0.05286
米ドル
1USD=
115.950
ユーロ
1EUR=
145.285 1.25300
-
0.79808 1.29630 3.34400 32.7800 44.8400 12196.0 21290.0 61.6730 1095.16 7.75450 30.6560 6.12900
S ドル
リンギ
1SGD=
89.4469 0.77143 0.61566
バーツ
1THB= 3.53722 0.03051 0.02435 0.03955 0.10201
ペソ
1PHP= 2.58586 0.02230 0.01780 0.02891 0.07458 0.73104
ルピア
ドン
1IDR=
ルピー
1INR=
ウォン
1KRW= 0.10587 0.00091 0.00073 0.00118 0.00305 0.02993 0.04094 11.1363 19.4401 0.05631
香港$
1HKD= 14.9526 0.12896 0.10292
台湾$
1TWD= 3.78229 0.03262 0.02603 0.04229 0.10908 1.06928 1.46268 397.834 694.481 2.01178 35.7242 0.25295
-
1.62426 4.19003 41.0733 56.1845 15281.6 26676.4 77.2763 1372.24 9.71639 38.4120 7.67964
-
2.57965 25.2874 34.5908 9408.32 16423.7 47.5762 844.835 5.98203 23.6488 4.72807
1MYR= 34.6740 0.29904 0.23866 0.38765
-
9.80263 13.4091 3647.13 6366.63 18.4429 327.500 2.31893 9.16746 1.83283
-
1.36791 372.056 649.481 1.88142 33.4094 0.23656 0.93520 0.18697
-
271.989 474.799 1.37540 24.4237 0.17294 0.68368 0.13669
0.00951 0.00008 0.00007 0.00011 0.00027 0.00269 0.00368
-
1.74565 0.00506 0.08980 0.00064 0.00251 0.00050
1VND= 0.00545 0.00005 0.00004 0.00006 0.00016 0.00154 0.00211 0.57285
-
0.00290 0.05144 0.00036 0.00144 0.00029
1.88008 0.01621 0.01294 0.02102 0.05422 0.53151 0.72706 197.753 345.208
-
0.16717 0.43123 4.22722 5.78245 1572.76 2745.50 7.95319
17.7575
0.12574 0.49707 0.09938
-
0.00708 0.02799 0.00560
141.229
-
3.95332 0.79038
-
0.19993
人民元 1CNY= 18.9183 0.16316 0.13021 0.21150 0.54560 5.34834 7.31604 1989.88 3473.65 10.0625 178.685 1.26521 5.00179
-
※本表は、インタバンク市場における取引データを基に時事通信が作成した参考値です。内容には正確を期し
ていますが、本レートを利用した取引でお客様に不利益が生じましても、当社は一切の責任を負いかねます。
三菱東京UF
三菱東京
UFJ銀行アジア通貨レート
J銀行アジア通貨レート(2014/1
4 11/1
1 17)
◆本日の動き
対米ドル
OPEN
韓国ウォン
台湾ドル
香港ドル
フィリピン・ペソ
シンガポール・ドル
タイ・バーツ
1102.0
30.767
7.7540
44.960
1.2965
32.820
RANGE
1092.1
30.662
7.7540
44.850
1.2940
32.765
∼
∼
∼
∼
∼
∼
CLOSE
1104.5
30.767
7.7555
44.960
1.2990
32.820
1093.9
30.739
7.7549
44.890
1.2965
32.795
中銀参考
主要金利
1099.6
−
−
44.887
−
32.849
2.0300
0.3860
0.230
2.56
−
2.0000
当地株式
前日比
1943.63
8884.39
23797.08
7229.72
3293.18
1574.00
-1.51
-98.49
-290.30
+12.38
-22.49
-1.88
◆本日のその他の中銀参考値 ◆その他の本日東京17時時点の実勢値
中国中銀参考相場
ベトナム中銀参考相場
6.1409
21246
中国人民元
インドネシア・ルピア
ベトナム・ドン
6.1241
12207.5
21345
マレーシア・リンギット
インド・ルピー
パキスタンルピー
3.3470
61.6950
102.0950
◆前営業日の動き
中国人民元
マレーシア・リンギット
インドネシア・ルピア
インド・ルピー
6.1221
3.3405
12220
61.6250
6.1213
3.3400
12200
61.6075
∼
∼
∼
∼
6.1315
3.3480
12220
61.8125
6.1307
3.3478
12211
61.7250
−
−
−
61.6475
3.1200
3.3900
5.8000
7.7500
2595.80
1813.79
5049.49
28046.66
-7.10
-2.02
+0.82
+106.02
注)
【為替レート】香港、シンガポール、タイ:東京時間 9 時− 17 時のオフショア市場の取引。その他:地場市場の取引。
【中銀参考】韓国・タイ:前営業日の銀行間市
場取引加重平均。中国:当日の外貨取引所発表対米ドル仲値。フィリピン:当日の銀行間市場取引加重平均。インド:現地正午の市場実勢。
【主要金利】韓国、香港、シ
ンガポール、
マレーシア:銀行間 1 ヶ月物金利。中国:1 週間物金利その他:翌日物金利。
【株式】シンガポール、タイ、香港:東京時間 17 時頃の水準。中国:上海 A 株
価指数
アジア主要市場の株価指数(17日、
7 カッコ内は前営業日比
カッコ内は前営業日比)
上海総合
深センB株
香港・ハンセン
台湾加権
韓国 KOSPI
時事通信社
2474.009 ( -4.815)
967.959 ( -1.879)
23797.08 ( -290.30 )
8884.39 ( -98.49 )
1973.63 ( +28.49 )
シンガポール STI
クアラルンプール KLCI
フィリピン総合 PSEi
ジャカルタ総合 IDX
タイ SET
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3288.67 ( -27.00 )
1806.48 ( -7.31 )
7229.72 ( +12.38 )
5053.943 ( +4.455)
1569.07 ( -6.81 )
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時 事速報
三菱東京UF
三菱東京
UFJ銀行直物為替公表建値 11/17
J銀行直物為替公表建値 11/17
(単位円、韓国ウォン・INDONE ルピアは 100 単位あたり)
米ドル
ユーロ
スイスフラン
ノルウェークローネ
豪ドル
中国人民元
マレーシアリンギ
メキシコペソ
インドルピー
KW ディナール
UAE ディルハム
韓国ウォン
フィリピンペソ
チェココルナ
HUNG フォリント
トルコリラ
TTS
117.44
147.42
122.36
17.55
104.04
19.31
--9.61
2.05
408.69
32.43
10.80
2.75
5.39
0.50
54.74
TTB
115.44
144.42
120.56
16.95
100.04
18.71
--7.61
1.75
392.69
31.07
10.40
2.47
5.15
0.46
49.74
A/S
115.27
144.21
120.38
16.91
99.80
----------31.02
-----------
加ドル
英ポンド
デンマーククローネ
SWEDEN クローナ
NZドル
香港ドル
シンガポール$
タイバーツ
パキスタンルピー
サウジリヤル
カタールリヤル
INDONE ルピア
南アフリカランド
露ルーブル
POLAND ズロチ
TTS
104.75
186.60
19.91
16.17
94.56
15.45
90.65
3.63
1.30
31.80
32.62
1.08
12.00
2.72
35.73
TTB
101.55
178.60
19.31
15.37
90.56
14.59
88.99
3.47
1.00
30.20
31.26
0.84
9.00
2.22
33.33
A/S
101.37
178.29
19.28
15.34
90.32
14.56
88.85
3.46
--30.15
-----------
【注】インドルピー 、INDONE ルピア 、 フィリピンペソ 、 パキスタンルピーのTTBは参考相場
上海メタル(17日)
7
先物 銅:48,150 アルミ:13,680 亜鉛:16,850 ニッケル:非上場
現物 銅:48,080 ∼ 48,330 アルミ:13,620 ∼ 13,680
亜鉛:16,950 ∼ 17,770 ニッケル:106,100 ∼ 106,600
(注)当日終値、先物は期近、単位=1トン当たり/元。先物は上海先物取引所、現物は長江有色金属提供。
予定
きょう(18日)
8 の発表行事予定
〔国内〕
◆安倍首相が衆院解散表明へ
◆日銀政策委・金融政策決定会合(19日まで)
◆閣議(午前8時55分、官邸)
◆参院委=内閣、
法務、
財政金融、
文教科学、
厚生労働、
経済産業、
環境(以上午前10時)、
総務、
外交防衛(以
上午後1時)、議運・理事会(午後1時半)
◆消費税点検会合(経済・産業)最終日(午前10時、官邸)
◆社保審企業年金部会(午前10時、東京・都道府県会館)
◆トヨタが新型FCV発表(午前10時、東京・日本科学未来館)
◆原発の新規制基準適合性審査会合(午前10時、規制委)
◆衆院委=総務(午前10時10分)、議運(正午、理事会は午前11時)
◆国庫短期証券(1年)入札(午前10時20分、結果は午後0時35分、財務省)
◆20年利付債(11月債)入札(午前10時半、結果は午後0時45分、第2非価格競争入札結果は午後3
時15分、財務省)
◆当日実施の交付税・譲与税配付金特会借入金入札結果(午後1時、財務省)
◆衆院本会議(午後1時)
◆長谷川経済同友会代表幹事会見(午後1時半)
◆自民党税調総会=15年度税制改正議論開始(午後1時半、党本部)
◆「福島復興推進企業連絡協議会(仮称)」設立総会(午後1時半、都内)
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18 November 2014
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時 事速報
◆みずほ総研の14∼15年度内外経済見通し(午後3時)
◆社保審生活保護基準部会(午後3時半、厚労省)
◆金融審決済業務等の高度化に関するスタディ・グループ(午後4時、金融庁)
◆経済財政諮問会議(午後6時10分、官邸)▽終了後、甘利経財相会見
◆ヨルダン国王が来日(21日まで)
〔海外〕時間はJST
◆4日開催の豪中銀金融政策決定会合議事録(午前9時半)
◆10月の中国70都市住宅価格(午前10時半、国家統計局)
◆ラウテンシュレーガーECB専任理事が講演(午後5時半、フランクフルト)
◆10月の英消費者物価(午後6時半、国民統計局)
◆11月の独ZEW景気期待指数(午後7時)
◆ECB定例週オペ結果(午後7時半)
◆10月の欧州新車販売(欧州自工会)
◆ICSC・GS米週間チェーンストア売り上げ(午後9時45分)
◆10月の米卸売物価(午後10時半、労働省)
◆レッドブック米週間小売売上高(午後10時55分)
◆ユーロ圏金・外貨準備(午後11時、ECB)
◆11月の米住宅建設業者信頼感指数(19日午前0時、NAHB・ウェルズ・ファーゴ)
◆9月の対米証券投資・国際資本統計(19日午前6時、財務省)
◆米ロサンゼルス国際自動車ショー報道向け公開(20日まで、一般公開は21∼30日)
◆決算=マレーシア航空、ホーム・デポ
◆WTO紛争処理機関(DSB)会合
◆モディ・インド首相が豪連邦議会で演説
新聞各紙から
東京各紙朝刊(18日)
8
【1面トップ】
〔朝日〕首相、解散きょう表明 投開票は来月14日 消費増税先送りも▽景気条項の削除検討
〔毎日〕GDPショック アベノミクス争点化 20日解散で調整▽政府・与党 防戦に必死
〔読売〕GDP2期連続マイナス 7∼9月1.6%減 株517円下落
〔日経〕景気足踏み 回復うかがう 消費、足元は薄日も 所得増で好循環 カギ 2期連続マイナス成長
〔産経〕首相 きょう解散表明 29年4月消費再増税 確認 景気条項撤廃、軽減税率も検討▽退路断つ
覚悟 行動で示せ
〔東京〕オスプレイ 5機540億円 来年度購入 現有ヘリの倍額 防衛省
【他の1面独自記事】
◆徳田虎氏 裏金1億円 国税局認定 病院建設のリベート(読売)
◆米教科書の是正要請 慰安婦問題 「強制連行」記述 外務省、出版社に(産経)
【共通ニュース】
◆経済対策 補正2兆円 原案判明 「地方創生」充実など
◆トレンチ 止水できず 福島第1 東電、追加策も不完全
◆大西洋で漁獲枠拡大 クロマグロ 2015年20%増、1万6142トン▽太平洋は絶滅危惧指定 未成
魚乱獲が影響
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時 事速報
◆20年度までにバリアフリー 全国主要3500駅 国交省が計画案
◆駆け込み再編 野党が模索 みんな代表、民主・維新に誘い 党内には解党論
◆閣議・閣僚懇、1回わずか14分 議事録を分析 「実質議論なし」 NPO
◆石原慎太郎氏 出馬へ 次期衆院選、若手ら待望で
◆燃料電池車 ホンダは5人乗り システム小型化 トヨタに対抗
【日経】
◆三井住友銀に売却へ シティ個人部門 300∼400億円 軸に (1)
◆「秋冬インターン」広がる 就活解禁 3月にずれ込み 企業は接点増 学業に影響も (2)
◆物価予想、先進国で低下 原油安影響 米利上げ、後ずれも (4)
◆多通貨で資金安定調達 3メガ銀、海外融資拡大狙う シンガポールドル建て 南米銀提携 (5)
◆香港から上海、買い殺到 株相互取引、初日上限に (7)
◆ニトリ、雑貨で都市部開拓 駅前などに小型100店 3年後めど 郊外と両面戦略 (11)
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