スライド 1 - 東京理科大学

<< 実行手順 >>
雑音抑圧装置および雑音抑圧方法
3.実装
1:観測信号をDSPボードの
LINE INより入力
2:CODECによりA-D変換した後
6713DSPへ転送
さらにクリア、しかも速い
3:Flash ROM内の各手法
ICT
6713DSP内に書き込む
4:6713 DSPで雑音抑圧を実行
5:推定信号をCODECへ転送し
システム工学部電子システム工学科 田邉 造
DSPボードによる実装
カーナビゲーション
1.研究背景
D-A変換して出力
DSPボードへの実装モデル
1.5
東京へ
1.0
4.技術成果
The noisy speech signal
観測信号
0.5
0.0
-0.5
携帯電話
問題点
なぜユーザーが望む
動作をしないのか?
原因
>>
1.5
1.0
環境雑音
胎児の健康調査
仕組み
Speech(A-2)+Noise(B-2)
-1.5
0
5000
10000
15000
Number of samples
1.5
Conv.2 method
1.0
Conv.1 method
従来手法[1]
0.5
0.0
0.0
-0.5
-0.5
Speech(A-2)+Noise(B-2)
-1.5
0
5000
10000
15000
Number of samples
合
雑音
おはよう♪
● ●
観測信号から音声信号だけを
取り出したい!
4
10
10
10
10
10
3
2
1
Speech(A-2)+Noise(B-2)
-1.5
0
5000
10000
15000
Number of samples
単一マイクロホンしか用いない従来の雑音抑圧方法として、カルマンフィルタに基づく雑音
抑圧方法が広く知られている。
カルマン・フィルタを用いた雑音抑圧技術 : 2段階処理による構成
【 Step1 】 音声信号に対するARシステムのパラメータを推定
依存
パラメータ
を使用
影響
従来技術[1]:W.Kim, and H.Ko,“Noise Variance stimation
for Kalman Filtering of Noise Speech,‘’ IEICE Trans. Inf. &
syst., vol.E84-D, no.1, pp.155--160, Jan. 2001.
従来技術[2]:川村新, 藤井健作, 伊藤良生, 副井裕, “線形予測
分析に基づく騒音抑圧法‘’, 電子情報通信学会論文誌,vol.J85-A,
no.4, pp.415--423, Apr. 2002.
低消費電力で高性能な
雑音抑圧が実現!
0
2.従来技術の欠点・解決策
20000
乗算回数は常に2回 (低演算量)
従
来
技
術 従
[1] 来
技
術
[2]
発
明
技
術
10
発明技術
-1.0
20000
② 演算量評価(乗算回数比較)
雑
音
抑
圧
Multiplication(演算量)
混
観測信号
(音声信号+雑音)
20000
従来手法[2]
0.5
-1.0
音声信号
高い雑音
抑圧能力
-1.0
① 視覚評価(波形)
20
5.技術の応用
30 40 50
(乗算回数)
高解像度な
画像の復元
画像分野
防犯カメラ
音響分野
器具の異常検出
地デジ
胎児の健康調査
通信分野
【 Step2 】 カルマンフィルタによる状態空間モデルを構成
Step1でのパラメータ精度によって、Step2での雑音抑圧能力が大きく左右される
Step1のARシステムのコンセプトを必要としない
1段階処理の手法(One-Step Model)を提案
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高音質な音声の復元
携帯電話
無線LAN
気象データ
カーナビ
本件公開番号:WO2009/116291
関連特許出願番号: 2010-028278
出願人:(学)東京理科大学