地球温暖化を解決しよう 家の人の車利用の実態を調べてみよう

『いま、地球があぶない!』 ~環境問題の解決に向け、自分たちにできることを考え、実行する~
目 標
事実の把握や体験(TFP)を通して、地球環境の様子や変化をとらえ、環境に対する豊かな感性を
持ち、意欲的に地域の環境を守るために働きかけようとする子どもを育てる。
主な学習活動
1
留意点
○地球環境問題
私たちの便利なくらし⇒地球環境問題の要因
○環境クイズに挑戦すること
で、環境問題に関する単語
を理解することができる。
地球環境問題には何があるかな
ゴミ問題
水質汚染
影響
影響
大気汚染
地球温暖化
影響
影響
影響
森林破壊
影響
影響
絶滅動物
影響
異常気象
○アニメーションを見なが
ら、興味を持って環境問題
相互の関連・連鎖を学ぶこ
とができる。
地球温暖化は全ての環境問題に関連しているね
地球温暖化を解決しよう
2
温暖化実験
○地球温暖化
温室効果ガスの
普通の空気
赤外線をあ
VS
て温度上昇
60%は二酸化炭素(CO2) 車の排気ガス
を比較
物を燃やすと出る(工場・車など) (CO2が多い)
○無色の気体であるCO 2 の
温度変化により、地球温暖
化の原因がCO 2 であるこ
とを実感できる。
CO2が多いと温度上昇が高かったよ(地球温暖化の原因)
CO2は私たちの生活からどれ位出ているのか
テレビ・エアコン・電気など
乗物(車)
おとな
約 6200g/日
同じ
ぼく
わたし
車からのCO2排出量が多いね
○大人と子どもの一般的な
1日のCO 2 排出量を知る
ことで、問題の原因を理解
し、解決方法を考えること
ができる。
約 600g/日
誰が多く車
を使ってい
るのかな?
マイカー通勤(距離が長い・回数が多い)
○家族におきかえ検証するこ
普段の買い物(距離が短い・回数が多い)
とで、身近な問題としてと
旅行など
(距離が長い・回数が少ない)など
らえることができる
家の人の車利用の実態を調べてみよう
事前調査
(家に持ち帰り調べてみると)
3
4
○車からのCO2排出量
全保護者の車利用によるCO2排出量は245kg/日
たった1回の車利用からぼく・わたしの1日のCO2の約7倍が
排出されているよ
目指せ
6%削減※
車からのCO2を減らす方法を考えよう
※6%は京都議定書における
○ 車からのCO2を減らす方法を考える
CO2排出量
歩き・自転車
0g/分
車(CO 2 排出量)
鉄道
14g/分
バス
54g/分
94g/分
時差出勤
車利用時間の短縮分
家の人はどの方法ならできそうかな
路線図
時刻表
日本のCO2削減目標
○ 地図やPCを用いて、車
からのCO 2 を減らすた
めのアイディア、工夫を
考えることができる。
おでかけ ふくやマップ
http://odekake.fukuyamap.jp
+
※PC 環境がある場合
CO2を削減するための行動プランができたよ
家の人に行動プランをやってもらおう
事後調査
5
○ かしこいクルマの使い方を考える
やったね!12人の参加で23kgのCO2を削減
削減率62%
でも…. 12人が毎日行動プランを実行するのはしんどいね
全員が参加すれば月に1~2回の参加でも6%削減でき
るのにね
○ 家の人に子どもからプレ
ゼンテーションをするこ
とで、伝えるための配慮、
行動をかえてもらうため
の配慮が必要なことを考
えることができる
どうすればCO2の6%削減をできるかな
参加者少
意識の変化
負の循環
個人負担増
効果少
参加者多
正の循環
個人負担減
効果大
○実際の参加状況と参加でき
なかった理由を知ることか
ら、行動をかえてもらうた
めには、より相手の立場に
たった提案が必要であるこ
とを知ることができる。
多くの人ができるときにできることを少しずつ
実行することが大切
相手の立場に立った具体的プランを提案し、
CO2の6%削減を達成しよう
6
↓
30
○ それぞれ興味を持った環境問題の解決を取り組もう
地球温暖化
(TFP)
自分たちにも解決
できた(自信)
問題解決のプロ
セスを応用
大気汚染・水道汚染・ゴミ問題
森林破壊・交通問題など
自分たちにできることを実行して、
多くの人に伝えよう
環境問題の解決に向け意欲的に取り組もう
○ 地球温暖化解決(TFP)
で実施したプロセスを応
用し、さらなる追求展開
を図ることができる。