平成21年12月(PDF 4.1MB

特 集/充実される住宅関連補助事業
町政スポット/平成21年度朝日町自治功労者等表彰式、秋の叙勲、
蔵を活用した交流拠点づくり、第29回りんご品評会ほか
ま ち の 話 題/和合週末市「ネコ・トラ」市、第30回朝日町産業まつり、
オペラ入門講座、マーティ先生のハロウィンパーティー ほか
「ふじ」が出荷のピーク 活気づくりんごの選果場
(12 月3日;JA さがえ西村山朝日果実流通センター)
2009 年12 月号
No. 637
特集●充実される住宅関連補助事業
いまがチャンス!
わが家の見直し
住宅は、新築から年々古くなっていき、また、住む人の年齢や生活様式に合わせて、様々
な変化が求められていきます。
その変化に対応するため、建て替えや増築、リフォーム等が必要となりますが、それを後
押しする材料の一つに、自治体による各種補助金、助成金があります。住環境を整えること
は、「定住」にもつながることから、近年は多くの自治体が補助事業を充実させています。
町では、そういった流れから、このほど住宅建築に関する新たな助成金を整備したほか、
震災へ備えるための各種補助事業も今後展開していく予定です。今回の特集では、住宅に関
する様々な補助事業について紹介いたします。
子どもの部屋を
増築したい…
そろそろ新しく
家を建てたいな…
家族の介護で
リフォームが
必要なんだけど…
最近は地震が
多くて不安だ…
広報あさひまち
月号 12
2
建てる・直す
町からの助成金限度額が最高
万円から
30
万円
80
全国的に建築物の新規着工件数の減少が
続く中、朝日町においてもこの傾向が著し
く見られています。過去約20年間における
町内の家屋建築状況を見ると、平成19年は
ピークだった平成9年の3分の1以下まで
落ち込んでいる状況にあります。(本誌
2009年2月号参照)
この状況を改善するため、町ではこのほ
ど従来の国産木材使用に対する助成金(限
度額30万円)に加え、新たに限度額50万円
で幅広い工事を助成対象とする「朝日町持
家住宅建築奨励助成金」を整備。両制度を
合わせると最高80万円分の助成も可能とな
ることから、町内の建築需要の掘り起こし
と地域経済の活性化、更には定住促進を期
待しています。
朝日町持家住宅建築
奨励助成金(新規)
朝日町木材製品利用住宅
建築奨励助成金
(条件を一部見直して継続)
▼対象(次の要件をすべて満たすこと) ▼対象
・持家住宅の建設工事を行う者
新築及び増改築される住宅で、助成金申
・町内建設業者と工事請負契約する者 請者が居住する住宅であること。
・町税等に滞納がない者
▼事業の内容
▼事業の内容
町内の製材業者から納入された国産木材
自ら居住する持家住宅の建設工事 製品を使用し、町内建築業者が施工する住
(新築工事、増改築工事、修繕工事、 宅工事経費に対し、助成金を交付。(助成
模様替え及び外構工事をいう)に対し 金交付の対象となる経費は、建築経費のう
て助成金を交付。
ち国産木材製品の額)
▼助成金の額
工事費の10%以内(10万円単位)
※限度額50万円
▼助成金の額
経費が30万円を超えるものとし、当該経
費の40%以内の額または30万円のいずれか
の低い額。※限度額30万円
に
■制度施行 平成22年4月~ ■問合せ先 建設水道課 ☎67-2115
広報あさひまち
町内建設業者を利用して、助成金を活用ください
月号 12
3
朝日町建設総合組合
組合長 畑 俊美さん
(大谷二)
これまでの助成金は「木材」に対するものでしたので、使用す
る木材の少ない小規模な増築やリフォームはほとんどその対象と
なりませんでした。
これに対し、新しい制度は工事金額に対するもので、ほとんど
の工事が助成対象となります。助成を受けられる限度額も大幅に
アップしていますので、新増改築をお考えの方は、ぜひ町内建設
業者にご用命ください。
震災に備える
平成7年に発生した阪神淡路大震災では、6,433人の死者のうち、9割の方が住宅の倒
壊や家具の転倒による圧死で亡くなっており、65歳以上の方がそのうち約半数を占めて
います。また、まだ記憶に新しい新潟県中越地震においても、9人の高齢者が家屋の下敷
きとなり命を失いました。
このような大規模地震時に、
家屋の倒壊や家具の転倒等によ
る高齢者の人的被害を最小限に
抑えるため、今回は県と町が協
力して次の3つの補助事業等を
行います。
新潟県中越地震で被災した住宅
(10月24日上越地域消防事務組合消防本部撮影/山古志村)
耐震診断士
減災対策
高齢者住宅
派遣事業(新規) 訪問アドバイス(新規) 減災対策補助(新規)
▼対象となる世帯
町民の方ならどなたでも
▼対象となる住宅
昭和56年以前建築の住宅
▼事業の内容
町で派遣する耐震診断士が聞
き取り、外観目視、床下及び天
井裏目視により調査。結果を元
に耐震診断を行い、地震によっ
て倒壊する確率をお知らせしま
す。そのほか、家具の固定方法
など専門家のアドバイスを受け
ることができます。
▼費 用
6,000円(診断費用6万円の
うち、1割を負担)
▼対象となる世帯
65歳以上の高齢者のみの世帯
(夫婦のどちらかが65歳以上の
場合も含む)
▼対象となる世帯
65歳以上の高齢者のみの世帯
(夫婦のどちらかが65歳以上の
場合も含む)
▼事業の内容
山形県および朝日町の職員が
訪問し、事業の紹介や部分的な
補強、家具の転倒防止など耐震
に関するアドバイスを実施。
▼対象工事
耐震診断の結果が評点1.0未
満の住宅において、補強後の評
点が0.7以上となる工事
▼費 用 無料
▼補助金額
補助対象工事費の
1/3で限度額15万円(県より)
1/3で限度額15万円(町より)
■制度施行 平成22年1月~ ■問合せ先 建設水道課 ☎67-2115
山形県はこれまで災害の少なさからか防災意識が低く、家屋の
耐震化などの対応も遅れている状況にありました。しかし、近年
は県内でも、各地で防災に対する様々な支援事業が始まっており、
西村山地域においても寒河江市でこの4月から耐震診断士の派遣
事業を行っています。
12
言うまでもありませんが、地震はいつ身近に起こるかわかりま
せん。年代の古い住宅にお住まいの方につきましては、今回の制
度を活用して、住まいを見直してみてはいかがでしょうか。
月号 (社)山形県建築士会 西村山支部理事
一級建築士 村山光彦さん(前田沢)
広報あさひまち
制度を活用して、住まいを見直してみませんか
4
■制度施行 施行済み
■問合せ先 建設水道課 ☎67-2115
月号 5
▼対象工事
①手すりの取り付け
②段差の解消(敷居の撤去、ス
ロープの設置、床のかさ上げ等)
③床材の変更(畳→フローリング、
滑りにくい材質への変更等)
④扉の取替え(開き戸→引き戸、
ドアノブの交換、戸車の設置等)
⑤(和式から)洋式便器への変更
⑥その他前各項目の住宅改修に付
帯して必要となる住宅改修
▼費 用
改修工事(限度額20万円)の1
割を負担していただき、残りの9
割が保険から支払われます。
※20万円を超えた部分は保険対象
外のため、全額自己負担となり
ます。
※工事を始める前に必ず担当のケ
アマネージャーか、健康福祉課
にご相談ください。
■制度施行 施行済み
■問合せ先 健康福祉課 ☎67-2116
安心安全な住まいづくりと地域活性化を期待します
広報あさひまち
12
家族が要介護状態になった時、
手すりを設置したり、段差を解
消したりするなど介護を受ける
方が生活しやすいよう住宅を改
修することが多いと思います。
そんな時、介護保険事業から
住宅改修費を支給するサービス
があります。
▼対象となる方
要介護認定で、「要支援1・
2」または「要介護1~5」と認
定されている方
介護保険居宅介護(介護予防)住宅改修費等の支給
合併処理浄化槽設置費補助
▼対象となる世帯
合併処理浄化槽を設置する世帯
▼補助金の内容
①設置補助金
・5人槽:55万円
・7人槽:68万円
・10人槽:95万円
②合併処理浄化槽切替補助金(単
独処理→合併処理に切替)
1基あたり5万円を加算
③放流ポンプ槽設置補助金
補助金額は基準額の4/5
④奨励金
・若者定住奨励金:5万円
合併処理浄化槽を設置した年
度において、夫婦の一方が40
歳未満、または18歳以下の扶
養者が1名以上の世帯
・転入者奨励金:20万円
合併処理浄化槽を設置した年
度において転入した世帯
⑤放流管原材料支給
放流管(口径100mm、塩ビ薄
肉管)が10mを超えた部分に
対し1m当たり400円を支給
介護を助ける
快適に暮らす
朝日町は、生活排水をきれい
にして自然に戻すことを促進す
るため、大谷地区集落排水区域
を除く全地域を合併処理浄化槽
の整備区域に指定し、平成2年
度から設置者に対し補助を行っ
ています。
建設水道課 技師
二級建築士 海藤繁幸
今回は家屋の新増築をはじめとして、耐震改修関連や、介護関
連のリフォームなどに対する各種補助事業を、新旧交えて紹介し
ています。
これらの事業が今後、安心安全な住まいづくりと地域経済の活
性化、さらには定住人口の増加につながることを期待しています。
ぜひこの機会に、各種制度をご活用ください。
広報あさひまち
月号 明日を担う子どもたちを、地域
みんなで育んでいくことを目的に、
町青少年健全育成町民大会が 月
日創遊館ホールで開催され、約
150人が参加しました。
大会では、はじめに町、PTA、
保護者会等で推進している「生活
キャンペーン」について、各保育
園、学校から報告されたあと、
「こ
れからの青少年教育」と題し、福
田改造内閣で文部科学大臣を務め
た 鈴 木 恒 夫 氏 が 講 演。「 青 少 年 教
育には①家庭や地域、②教師、③
自然体験が重要。学力編重でない
人間性豊かな人材を育て、人間力
のある日本にしていくべき。今の
社会に幻滅せずみんなで頑張ろ
う」と述べました。
最 後 に、「 大 人 の 意 識 改 革 ~ 聴
こ う! 子 ど も た ち の つ ぶ や き ~」
を地域みんなの手で実践していこ
うという内容の大会宣言が採択さ
れました。
青少年健全育成町民大会
元文部科学大臣の鈴木恒夫氏が講演
町政スポット ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■自治功労
長嶋 浩彰さん(南陽市/真中出身)
平成元年1月から現在までの永
きにわたり、社会の流行や生活を
テーマにした四コママンガを毎月
提供され、多くの町民に親しまれ
る広報誌づくりに寄与されました。
※現在も継続中です。 頁のマン
ガもご覧下さい。
■善行褒賞者表彰
鈴木 正元さん(松程)
多年にわたり地区の貯水槽の除
雪作業に奉仕され、区民の安全安
心な生活の確保に寄与し、地域防
災の向上に貢献されました。
■善行褒賞者表彰
渡邉 勝美さん(大谷二)
平成 年から現在までの永きに
わたり、所有地の堤や道路の両脇
に四季折々の植物を植栽し、美し
い景観づくりに尽力され保育園児
や町内外から訪れる方々に開放し
楽しませると共に、マスコミの紹
介により交流人口の増大にも貢献
されました。
12
11
年度
20
後列左から長岡千春さん(太郎元気クラブ)、大井みちよさん(常盤元気クラブ)、渡邉勝美さん
前列左から長嶋浩彰さん、白田議長、鈴木町長、阿部富士男さん、阿部勝彦さん
13
■善行褒賞者表彰
常盤元気クラブ 大(井みちよ代表 )
太郎元気クラブ 長(岡タヨノ代表 )
平成 年から現在までの永きに
わたり、高齢者が気軽に集まり 話し合える場を設定し献身的にお
世話するなど地域保健福祉の向上
に貢献されました。
18
平成
11
朝日町自治功労者等表彰式
町の振興発展に貢献された方々を表彰する自治功労者
等表彰式が 月 日創遊館で開催され、5個人、2団
体が町長より表彰状(感謝状)が贈呈されました。
■自治功労
阿部 富士男さん(八ッ沼)
昭和 年から現在まで 年間の
永きにわたり、山形県無形民俗文
化財並びに朝日町無形民俗文化財
の指定をうけた角田流八ッ沼獅子
踊りの運営、指導及び後継者育成
に尽力され、伝統文化の伝承に寄
与されました。
■自治功労
阿部 勝彦さん(西町)
平成 年4月から平成 年6月
まで 年間の永きにわたり、朝日
町体育指導委員として社会体育の
振興発展に貢献され、その間町民
への軽スポーツの普及活動等を通
し「町民ひとり一スポーツ運動」
を積極的に推進し町民の健康と体
力づくりに寄与されました。
50
10
11
10
10
35
21
21
6
(50)
「支え合う」ということ
しには何一つ前に進まないというような
今年も十二月四日、朝日町身体障がい
ことは、日常茶飯のことであります。
者福祉大会が秋葉山交遊館で開催されま
人は生きていく中で、転び、つまずき、 し た 。 そ の 席 上 三 名 の 方 が 、 そ れ ぞ れ
人は互いに支え・支えられて生きてい 立ち止り、深く物事を見つめ直す場面が 「 自 立 更 生 」 「 援 護 功 労 」 「 役 員 感 謝
ます。自分の力で、自らの意思で生きて 往々にしてあり
状」を受賞なさ
行く。これは素晴らしい考え方であり、 ます。そのよう
いました。
支
え
合
い
の
中
に
こ
そ
生き方であります。しかし世の中は多く な時こそ、人の
私も毎年招待
の人の間にあって成り立っているのであ ぬくもり温かさ、 本当の心の通い合いがある
を受け、出席さ
り、その多様な集まりの中で私たちは生 そして優しさ思
せていただき、
きているのだということを、日々の生活 いやり、その心と言葉にどれほど勇気づ この受賞式についても同席させていただ
の中で実感することがしばしばあります。 けられ励まされることか。そんな温かい い て お り ま し た が 、 今 回 特 に 「 援 護 功
心に素直に感謝の気持ちを捧げたくなる 労」という受賞名に印象深く引き付けら
ものです。
れました。
一人で考え、実行していると思ってい
ても、実に多くの人たちの理解と協力な
月号 7
「人」という字は、支え支えられて作
られた文字だと言う説もあります。私た
ち人間は、まさにそういった人と人の間
にあって、健常者も障がいをもった方も
なく、互いに支え、支えられて生きてい
るんだ。そしてその支え合いの中にこそ
本当の心の通い合いがあるんだというこ
とを、改めて考えさせられたところであ
りました。
広報あさひまち
12
秋の叙勲 朝日町から2人が栄誉に浴す
ずいほうそうこうしょう
前町教育委員長 鈴木三郎さん(西町)に瑞宝双光章
学校教育、町教育行政に長年尽力
鈴木さんは、昭和27年4月に寒河江市立寒
河江中学校へ赴任して以来、40年の長きにわ
たり、公立学校教員として児童生徒の健全育
成に尽力されました。
教員退職後も朝日町育英会理事長や朝日町
教育委員長として町教育の振興発展に大きく
貢献。これら学校教育及び町教育行政に対す
る多大な功績が認められました。
前町消防団長柴田七郎兵衛さん(大町)に瑞宝双光章
42年間にわたり安全な町民生活を守る
柴田さんは昭和41年に朝日
町消防団へ入団して以来、平
成20年3月まで42年の長きに
わたり、火災現場で消火活動
に尽力されたほか、数々の消
防団幹部の要職を歴任。平成
吉村知事から伝達を受ける柴田さん 12年4月以降は、団長として
団員を統括し、現場以外でも
女性消防団員の導入や部の再編、さらには自主防災組織の立ち
上げなど、社会情勢の変化に伴う改革を推進してきました。
柴田さんは「一般団員の方々をはじめ、消防団幹部の先輩・
後輩など、町民の皆さんに支えられた42年間でした。改めて感
謝申し上げます」と語っていました。
※用語の解説…叙勲
国家または社会に対する功労者を対象に国が旭日章または瑞宝章
のいずれかを毎年春と秋に授与すること。「瑞宝章(ずいほうしょ
う)」は公共的業務に長年従事してきた人が対象となる。それぞれ、
大綬章・重光章・中綬章・小綬章・双光章・単光章と6段階に区分。
りんごが縁でケニアの生活や文化を学ぶ ー宮宿小ー
12月3日、青年海外協力隊員として今年9月まで2年間アフリカの
ケニアでボランティア活動を行っていた丹野梓さん(宮城県)による
「ケニア学習」が宮宿小1年生を対象に開催されました。
これは、丹野さんのご家族が、毎年チェ・ジョンパルさん、清野千
春さんご夫婦(古槇)からりんごを購入してい
ることが縁。梓さんの活動を耳にしたご夫婦が、
約1年前ケニアの子どもたちに物資を提供した
ことから、今回はそのお礼を兼ねて、現地の生
活や文化について梓さんが講話を行いました。
子どもたちからは、「ケニアの人の生活が苦
しいのはどうして?」などの質問が数多く投げ
かけられていました。
【蔵を活用した交流拠点づくり その2】
※デマンドタクシー
年4月から西部地区、
平成
冬場の安心な暮らしをサポート 21人の除雪オペレーターに辞令交付
広報あさひまち
月号 12
これから訪れる冬本番に向けて、12月1日今年
度の除雪オペレータ21人に辞令が交付されました。
今年度の除雪計画の総延長は253キロ。そのう
ち、町が実施する町道分は174キロに及びます。
この広範囲にわたるエリアを、除雪ドーザ等合計
22台でカバーし、冬季間の交通網の確保に努めま
す。町民の皆さんにつきましても、除雪活動に対
するご理解とご協力をお願いいたします
町政スポット ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
元気な朝日町づくり
見事に復元された大町地区の「蔵①」
このほど利用方針がまとまり、現在は内装工事を待つ
【2階】
施設の管理事務所、デマンド
タクシー(※)の予約センター
として利用。正面入り口を入る
と吹抜けになっており、重厚な
小屋組を見上げることができま
す。外壁は①、②共に漆喰白壁
を復元します。
商店街ににぎわいを
9月号で紹介した宮宿大町地区の「蔵及び蔵周辺広場」
について、整備の内容が決まり、いよいよ工事に着手する
運びとなりました。今回は9月号の続編として、このたび
発注した整備内容について紹介します。
▼蔵①
個人の趣味など、多様な作品
展示ができ、気軽に立ち寄れる
ギャラリーの機能と観光案内や
情報の受発信ができる施設を目
指します。
【1階】
展示スペース、トイレ(男女
別)を設置。土足で気軽に入れ
ます。
22
8
第29回朝日町りんご品評会
金賞以上を受賞された方々
20
22
社会保険庁が廃止され、新たに「日本年金機構」が1月1日からスタートします
▼現在の社会保険事務所は、新たに「年金事
務所」と名称が変わりますが、年金相談な
どの窓口として引続きご利用いただけます。
▼日本年金機構の設立に伴う手続きは一切不
要ですのでご安心ください。
公的年金の運営業務
廃止
社会保険庁は組織・人員を一新し、「日本
年金機構」として生まれ変わります。
社会保険庁
月号 9
社会保険庁からのお知らせです
広報あさひまち
12
上郷地区、送橋・水本地区で運 ▼蔵周辺広場
行が予定されている「予約型乗 2つの蔵の間には観賞用の池
り合いタクシー」のこと。詳細 を設け、広場には芝生を敷きま
については平成 年1月中旬に す。蔵②の東側に駐車場を設け、
広場への導線をつくります。既
お知らせいたします。
に完了している植栽のほか、自
然を感じることができる空間整
▼蔵②
備を目指します。
訪れた方への食の提供や各種
団体などが話し合う場としての
利用を想定してます。1階には ※完成後の管理については、蔵
人程度の会議に最適な広さの ①と周辺広場は当面町が行い、
多目的室、トイレ、台所を設置。 蔵②については管理者を公募す
2階の床は撤去し、天井の高い る予定です。広場全体及び各施
設の名称についても併せて今後
空間をつくります。
公募する予定です。
29回目を迎える町の特産品「ふじ」りんごの品評
会が11月14日町民体育館で開催され、町内のりんご
農家が丹精込めて育てた選りすぐりのりんご96点が
出品されました。
鈴木洋西村山農業技術普及課長ら5人が審査にあ
たり、厳正な審査を経て各賞が決定。5キロ入り一
箱で5万円の値が付けられた最優秀賞のりんごをは
じめ、出品されたものすべてが産業まつりでにぎわ
う2日間、会場で即売されました。
上位入賞者は次のとおりです(銅賞以上を掲載)
。
▼最優秀賞
海野清一(八ツ沼)
▼優秀賞
川口幸次郎(大暮山)
▼金賞一席
成原 誠(新宿)
▼金賞2席
志藤一夫(川通)
▼金賞3席
村山茂雄(大谷七)
▼銀賞 菅井賢一(沼向)、
阿部一郎(夏草)、阿部好
弘(夏草)、白田栄一(大
谷一)、布施栄五郎(松
程)▼銅賞 五十嵐敦(中沢)、志藤宜徳(川通)、
鈴木功助(大暮山)、海野和博(送橋)、渡辺勝
(古槇)、長岡五郎(元町)、鈴木孝一(大谷二)、
菅井善雄(沼向)、佐竹充広(八ツ沼)、渡辺達美
(古槇) (敬称略)
日本年金機構
厚生労働省
公的年金の
財政責任・運営責任
まちの話題
山形ふるさとCM大賞審査会
(11月17日/山形テルサ)
ここで紹介した情報以外にも、ホームページ内
「まちの写真館」には写真がいっぱい。見てね!
「足湯はサイコー」
(11月14日/産業まつり)
和合週末市「ネコ・トラ市」 (11月21日~12月13日/旧和合小前)
ネコ ( 一輪車 ) とトラ ( 軽トラック ) を利用した直売会
11月28日から12月
13日までの毎週末、
和合地区の農家が農
産物を販売する、和
合週末市「ネコ・ト
ラ市」が旧和合小を
会場に開催されまし
た。
和合地区では、地
域の拠点だった和合
ネコとトラ以外にも
小学校閉校の話が持
耕運機で販売
ち上がったことを契
機に、平成17年度から地域の方々が閉校後の地域
振興について話し合いを重ねてきました。その後、
学校は昨年3月をもって閉校となりましたが、閉
校を嘆くばかりではなく、地区を盛り上げていこ
うという気運が高まり、昨年から「和合りんごま
つり」を開催。住民主体の地域づくりへの動きが
活発化しています。
この週末市は、その「和合りんごまつり」に続
く第2弾として開催。「産地直送」をPRするこ
とを目的に、一輪車や軽トラックの荷台に農産物
を積んで販売しています。一輪車を意味する方言
である猫車の「ネコ」と、軽トラックの「トラ」
を組み合わせて「ネコ・トラ市」と名付けました。
11月28日には3軒の農家が出店し、旬のりんご
「ふじ」などの農産物を販売。国道沿いに掲げた
看板やのぼり旗などのPRが功を奏し、会場はこ
ぢんまりした雰囲気ながらも終始途切れることの
ない来場者でにぎわっていました。
旬のりんご「ふじ」を生産者が直接販売
朝日町産業まつり・りんごまつり (11月14日~15日/町民体育館とその周辺)
過去最高の6,000人が訪れる
産業まつりの席上開催された優秀技者能表彰では
次の方々がそれぞれ表彰されています。
【敬称略】
月号 ■町表彰 佐竹清道(下芦沢)…大工として34
年間業務に精励、長岡藤夫(大谷五)…タイル工
として45年間業務に精励、落合由巳子(大町)
…美容師として34年間業務に精励、小原悦子
(西町)…美容師として32年間業務に精励
■事業振興協議会会長表彰 鈴木智(㈱ニクニア
サヒ工場/常盤)、長岡孝二(村山建設㈱/太郎
一)、長岡芳博(大東建設㈱/大町)、川部敏道
(㈱朝日相扶製作所/白鷹町)
広報あさひまち
今年で30回目を迎える朝日町産業まつりと第10
回りんごまつりが、11月14日と15日の両日、町民
体育館を主会場に開催さ
れました。
このまつりは年に一度、
町内の産業が一堂に会す
るイベント。町民体育館
とその脇の駐車場には町
内の物産品販売のテント
が所狭しと軒を連ねたほ
か、当町と交流のある宮
城県本吉町の海産物コー 朝日町菓子組合の方々による
ドーナツの実演販売
ナー、町内の若者サーク
ル「アットホーム」の皆さんの足湯コーナーなど
も設けられ、2日間で過去最高となる延べ6,000
人の来場者を迎えました。
12
10
第30回女性まつり (12月6日/創遊館)
広報あさひまち
月号 12
11
オペラ入門講座 (12月1日~/創遊館)
学びの成果が会場に炸裂
オペラを身近に楽しむ講座
30回目を迎える「女性まつり」が12月6日創
遊館で開催され、11講座に学ぶ261人がステー
ジ発表や創遊館内の展示発表を通じて1年間
「女性文化教室」で学んだ成果を披露しました。
女性の生きがい作りや仲間作りを目的とした
「婦人文化教室」が初めて開催されたのは、昭
和55年。当時は4講座のみでしたが、同年の第
1回目の「婦人まつり」には500人以上が訪れ、
一日中にぎわったそうです。その後、教室の数
も増え、時代の変化に合わせて平成13年には
「婦人」から「女性」にその名称を変え、今日
に至っています。
安藤光永町連合婦人会会長は30年の歩みを
振り返り、「文化教室
設立に携わった当時の
方々のエネルギーに感
服する思いです。これ
まで築いてきた方々の
思いを大切にしながら
この『学びの場』をさ
らに充実させていきた
い」と語っていました。
着付け教室のステージ発表
町内在住のオペラ歌
手今井倭子さんを講師
に迎えた「オペラ入門
講座」が、12月1日か
ら5回シリーズで開催
されています。
今井さんは桐朋学園
大学声楽科を卒業後、
しず こ
藤原歌劇団に入団。イ
講師の今井倭子さん
タリア留学時代には世
界3大テノールの一人、パバロッティらに招か
れ、記念コンサートで歌った経験もあります。
平成3年の帰郷後は、山形市内や創遊館を会場
に数多くのリサイタルを重ね、平成18年11月以
降は町が委嘱する「オペラ等音楽芸術振興アド
バイザー」を務めています。
今回の講座では、オペラの成り立ちや基本的
な構成、キャストなど、文字通り基礎から学習
し、オペラに親しんでもらうのがねらい。4回
目までは実際の映像を楽しみながら見どころを
学び、最終回の2月14日には創遊館で上演され
る喜歌劇「こうもり」(※後日お知らせいたし
ます)を鑑賞し、学習の集大成とする予定です。
しず
こ
阿部孝晴さんのユリ(カサブランカ)が
「東北花の展覧会」で金賞受賞
マーティ先生のハロウィンパーティー
(11月28日/開発センター)
出品総数308点の頂点に輝く
ゲームを通じてお菓子をゲット
11月6日と7日の両日、秋田市で開催された
「東北花の展覧会」の「花き品評会」で、阿部
孝晴さん(松程)が「東北地域花き産業振興協
議会会長賞(金賞)」受賞の快挙を達成しまし
た。
この品評会は東北6県で毎年開催されている
もので、出品する花の品目や品種は自由。花と
茎のバランスや花の形質、商品性などが審査項
目で、秋田県の農業試験場関係者や生花業に携
わる方々など9人が審査にあたりました。
阿部さんが出品した
のは、ユリ(カサブラ
ンカ)。出品総数308
点のうち金賞を受賞し
たのは15点のみという
ことから、その価値を
知ることができます。
11月28日町ALTマーティ
先生によるハロウィンパーテ
ィーが行われ96人の子どもた
ちが参加しました。
ハロウィンは主に欧米で、
10月31日に行われる伝統行事。
この夜は死者の霊や魔女が出
ると言われており、身を守る
ために仮装したそうです。現
在では仮装した子どもたちが
「トリック・オア・トリート(Trick or treat.
お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)」と唱
えてお菓子をねだり、パーティーをするという
習慣になりました。
会場にはたくさんの装飾がなされ、普段感じ
られないような異国文化の中、魔女や海賊など
で着飾った子どもたちは、様々なゲームを通じ
お菓子を手に入れていました。
阿部さんとカサブランカ
「母ちゃん衆に元気がなければ、
地区も元気になりません」
送橋神明こぶし太鼓
代表 清野むつみさん
この団体の発足は、平成 年にま
でさかのぼります。その年は地域の
拠り所であった送橋小学校が閉校し、
同地区の子どもたちによって伝承さ
れてきた「沢内豊年太鼓」も子ども
の減少から存続の危機に瀕していた
「ドンドン、ドドドン!」毎週日曜日の夜、旧送橋小学校体育館にこだま
する力強い太鼓の音。叩いているのは「送橋神明こぶし太鼓」の皆さんです。
一般的に「和太鼓」と言えば、連想されるのは「子ども」や「男性」と
いったことが多いと思いますが、この団体の特徴は女性が中心となって結成
されているという点にあります。
戸の集落にこの団体が生まれるまでの経緯や活動
女性が中心の太鼓…。
の内容について、代表の清野むつみさんに伺いました。
35
15
広報あさひまち
今月話題の本
町立図書館おすすめ
月号 12
「バス水没事故幸せをくれた 時間」
中島 明子 著
10
迫り来る濁流、薄れていく意識、そして
死の恐怖…。平成 年、台風 号の影響で
水没したバスの上に平均 歳の 人が取り
残された。そのうちのひとりの元看護師が、
「そこで起きた真実」をはじめて明かす感
涙の物語
67
23
37
第 回ひろすけ童話賞受賞作
「ジンとばあちゃんとだんごの木」
福 明子 著/ふりや かよこ 絵
16
時代でした。太鼓メンバーの一人は
当時の状況について「やはり地区全
体が寂しい雰囲気に包まれていまし
たね。しかしその反面、何か明るい
話題を模索している状況もありまし
た」と語ります。
子どもたちが伝承してきた太鼓を
簡単になくすわけにはいかない
転機が訪れたのは、その年の夏。
毎年恒例の区婦人会の旅行でのこと
でした。宴会の席で今後の太鼓につ
いての話題に話が及ぶと、その後話
がどんどんはずみ、「これまで子ど
もたちが伝承してきた太鼓を簡単に
なくすわけにはいかない」と意見が
一致し、婦人会の有志で継続してい
くことになりました。
清野さんに当時の思いを伺うと
「母ちゃん衆に元気がないと、地区
が元気になりません。明るい話題に
もなりますので、まずは自分たちで
やってみようと思いました」と話て
いました。
そんな成り行きで太鼓を始めるこ
とになりましたが、この太鼓は代々、
子どもたちによって受け継がれてき
たもの。指導できる大人は誰ひとり
としていませんでした。このため、
講師は、むつみさんの次男で当時宮
宿小6年生だった聡志さんが務める
ことになり、毎週の練習がはじまり
ました。
母さんの命が残り少ないと知ったぼくは、
自分の力だけで母さんをさとばあちゃんの
うちまで連れて行こうと決めて…。9歳の
少年がみつめた「生きぬく力」と「よりそ
う命」の物語
20
12
男性や
婦人会以外の女性も加入
町のイベントや福祉施設など
でも叩いてみたいですね
【その他の新刊】
▼Another/綾辻行人▼誰かと暮ら
すということ/伊藤たかみ ▼千里伝/仁
木英之 ▼レモンタルト/長野まゆみ ▼カデナ/池澤夏樹 ▼聖徳太子の密使/
平岩弓枝 ▼山崎豊子自作を語る1/山崎
豊子 ▼いかずち切り/山本一力 ▼ぬる
い男と浮いてる女/平安寿子 ▼男おひと
りさま道/上野千鶴子 ▼神様のカルテ/
夏川草介 ▼無理/奥田英朗 ▼生協の白
石さんとエコごはん/白石昌則 ▼チッチ
と子/石田衣良 ▼ツレはパパ2年生/細
川貂々 ▼魔使いの呪い/ジョセフ・ディ
レイニー ▼アンジェリク/藤本ひとみ▼
殴る女/荻野アンナ ▼わたしの蜻蛉日記
/瀬戸内寂聴 ▼小太郎の左腕/和田竜▼
安全なお産・安心なお産/河合蘭 ▼楊令
伝 /北方謙三 ▼江‐姫たちの戦国‐上
/田淵久美子 ▼子どものがまんを育てる
本/田中喜美子 ▼犬はいつも足元にいて
/大森兄弟 ほか
■ブックテーマコーナー
特集 クリスマス&お正月
広報あさひまち
月号 13
■第29回全国中学生人権作文
コンテスト山形県大会
【優秀賞】「障がいを持つ人
とともに」松田鉄平(朝日中
3年/栄町)
■平成21年度山形県小学生人
権書道コンテスト
【入選】朽木瑠佳(西五百川
小6年(太郎二)
12
11
各種大会等の成績
11
12
現在は太鼓の数が不足していて、
1台の太鼓を3人で使っています
次男の聡志さんから叩き方の
コツを教わる清野むつみさん
「となりのリンゴさん」の作者で
「ホリィ」こと、長嶋(旧姓堀)浩
彰さんが、20年以上にわたる本誌へ
の4コママンガの提供が認められ、
このほど町の自治功労表彰を受けら
れました(6頁に関連記事)。今回
はそのことを題材にマンガを描いて
いただきました。
毎週日曜日の夜に1時間半程度練
習を行う皆さん。音が響くことや、
夜間ということもあり、年間を通し
て窓を閉めきった中での練習とのこ
とで、夏場には大量の汗をかくそう
です。そんな中でも「太鼓は本当に
楽しいんです。特にみんなのリズム
が合った時の気持ち良さは、言葉で
は言い表せません」と語ってくれま
した。
今後の目標としては「町の
イベントや福祉施設などなど
いろいろなところで叩いてみ
たいですね。それに、近隣市
町の同じグループと交歓会な
どにも興味があります。でも
まずは技術を高めることと、
今は一つしかないレパートリ
ーを増やすことが先かも…」
と笑顔で語ってくれました。
(221)
それから数カ月を経て、翌年の春
には100円ショップで購入したお
そろいのハッピに身を包み、地区の
春まつりで太鼓を初披露すると、地
区の方々からは拍手喝さいを受けま
した。その後、男性や婦人会以外の
女性も加入し、現在の顔ぶれがそろ
いました。
平成 年度には「志藤六郎村おこ
し基金」の補助を受け、大太鼓1台
と中太鼓3台、そして斬新な色使い
とデザインのハッピをそろえて新た
なスタートを切りました。地区外の
行事にも積極的に参加するようにな
り、今年1年間では、町の生涯学習
推進大会(2月)や水本菜の花観察
会(5月)、町芸術文化祭( 月)、
そして先日の女性まつり( 月)で
も清野さんと渡辺節子さんが堂々た
る姿を披露しました。
19
みなさんからのおたよりでつくるコーナーです。
アクセスが分かりにくい」
との声もあったことから、
この度、国道沿いに観光案
内板を設置しました。
近年、町観光協会では、
寒河江市や中山町、白鷹町
などの主要な交差点にイベ
ントを告知する立看板や会
場への誘導看板を設置し、
誘客やお客様が迷うことな
く来町できるよう務めてき
たところです。
ご指摘のとおり、老朽化
で字が見えない案内板や設
置しなければならない看板
もありますので、状況を把
握し年次計画で整備してい
きたいと考えております。
【産業振興課・総務課】
第
広報あさひまち
月号 12
町内小中学生による「ひめさゆり俳句大会」が今年も開催
され、応募総数1131句の審査結果このほどが発表されま
した。
この大会は「山形詩人」、「小熊座」同人(会員)で、平
成 年には齋藤茂吉文化賞を受賞している阿部宗一郎さん
(常盤)が「子どもたちに、活字に親しむ機会を提供するこ
とで、日本語の美しい響きを理解してもらいたい」と平成
年に始めたもの。昨年以降は阿部さんの活動を引き継いで町
教育委員会が主催し、審査員は日本現代俳句協会員の佐竹伸
一さん(常盤)と山形県俳句協会員の岩崎孝彦さん(高田)
が務めています。
今回金賞に選ばれた句は次の2点。このほかの入選作品に
ついても、来年3月まで「お知らせ板」を通じて紹介してい
く予定です。
回ひめさゆり俳句大会
12
10
評 雲が流れる中に冬の月が煌々と照る様。情景の動きが
見える。特に「CG」の言葉で、よりとぎすまされた月の
輝きが感ぜられる秀句です。
(西五百川小学校6年 鈴木諒)
冬の月まるでCG見てるよう
▼金賞(岩崎孝彦氏 選)
評 季語は「せみ」ですが、せみはどういうものだとか、
せみはどんなふうに鳴くとかの説明を一切していません。
しかし、せみと吹奏楽とを対比し、「負けてたまるか」と
いう言葉を加えただけで、余計なところで息を切らさずに
吹きぬこうとする意志が伝わる俳句となっています。俳句
とは季語を説明するものではなく、季語を使って自分が感
じたことを表現するものと言えます。
(朝日中学校1年 柴田杏奈)
せみたちに負けてたまるか吹奏楽
▼金賞(佐竹伸一氏 選)
17
「椹平の棚田」の看板が設置されました
でも、見直すべきものも多いと思います
先日、町内を車で走っ
ていると四ノ沢付近で
「椹平の棚田」の新しい看
板が目に入りました。棚田
への場所がわかり、大変良
いと思います。
ところで、町内には朝日
連峰登山口の看板をはじめ、
まだまだ案内が足りない箇
所もあると思います。また、
各地区の集落看板も老朽化
が著しく、修繕等が必要だ
と思います。
今後もこのような看板の
整備、見直し等をぜひお願
いしたいと思います。
【ホームページへの書込み】
「椹平の棚田」は、ヒ
メサユリの群生地「一
本松公園」に隣接
し、田植えの時期
や「くいのこ」が
整然と並ぶ稲刈り
の時期には全国各
地から多くの観光
客が訪れ、朝日町
を代表する観光地
となりました。し
かしながら、観光
客から「棚田への
このほど四ノ沢地内に設置された看板
問
答
声
■あて先/〒990-1442 朝日町大字宮宿1115番地
朝日町役場 政策推進課 地域情報係
(電話:67-2112 ファックス:67-2117)
■メール/inform@town.asahi.yamagata.jp
町民の
町に対する意見や要望、質問、提案などお待ちしています。
なお、無記名での投書に対しては、事実関係の確認が難しく、
回答できない場合もありますので、ご了承ください。
14
戸籍の
まど
平成21年(2009年) ■11月1日~11月30日届出
すこやかに
区 名 出生児氏名 性別 保護者名 りょう
小 原 熊 谷 凌 男 忍 ・ 歩
ひゅう
が
元 町 堀 彪 雅 男 慎 ・麻衣
おしあわせに
清
野 雄 一
(送 橋)
長 岡 亮 子
(大谷五)
やすらかに
区 名 死亡者氏名 世帯主名
西船渡 大 井 信 雄 洋 二
西 町 武 田 美智子 四 郎
明鏡荘 佐 藤 たけの 本 人
松 程 佐 竹 勝 子 正 一
常 盤 阿 部 武 哲 太郎二 長 岡 わかゑ 重太郎
常 盤 鈴 木 正 憲 智 新 宿 佐 藤 真奈美 孝
大船木 佐 藤 進 よし子
人口と世帯数
●平成21年11月30日現在
人 口 8,244 人 (- 5)
男 4,090 人 (+ 2)
女 4,154 人 (- 7)
世帯数 2,533世帯(- 4)
( )内前月比
――――11月中の異動―――――
出 生 2人 転 入 12人
死 亡 8人 転 出 11人
男女団体・女子個人3部門を朝日町勢が制覇
山形地区剣道大会
11月22日天童市で開催された第57回山形地区剣道大会
で、朝日町チームが3部門で優勝するなど、めざましい
活躍を果たしました。
中でも一般男子団体4段以上の部では、宮宿・大谷剣
道スポ少の若い指導者で組んだ朝日町剣道連盟A、Bチ
ームがそれぞれ優勝候補を撃破し、両チームで決勝戦を
演じるなど旋風を巻き起こしました。また、女子も朝日
町剣道連盟が団体戦を制したほか、個人戦では、佐藤美
紀さんが優勝を果たしています。
【団体戦】▼一般男子4段以上の部①朝日町剣道連盟B
(志藤広史、渡辺良輔、池田秀和、和田哲生、白田元)
②朝日町剣道連盟A(鈴木拓郎、鈴木聡、池田慶介、藤
田康徳、佐藤英樹)▼一般女子の部①朝日町剣道連盟
(佐藤美紀、白田恭子、野口さおり)▼一般男子4段以
上の部③鈴木拓郎▼一般女子の部【個人戦】①佐藤美紀
③白田恭子
一般女子団体及び個人の部で優勝
佐藤美紀さん(宇津野)
一つの大会において、団体・個
人の2部門で優勝できたのは初め
て。とてもうれしいですね。
現在は、来年2月の昇段審査会
で4段を取得できるようがんばっ
ています。今後も大会があれば積
極的に出場したいと思います。
子どもたちにも優勝の喜びを味
わわせてあげたいですね。
あけびで町をPR 第10回山形ふるさとCM大賞
広報あさひまち
月号 12
15
YTS山形テレビが主催する「山形ふるさとCM大賞」が
今年も開催され、テレビ番組収録を兼ねた審査会が11月17日
山形市で行われました。
今年の作品は、昨年と同様、町の若者サークル「アット
ホーム」の皆さんが制作。「あけてびっくり 朝日町」のタ
イトルのもと、あけびを題材にした作品で審査に挑みました
が、残念ながら入賞にはあと一歩及びませんでした。
審査会の模様は12月30日午後4時30分からYTSで再放送
される予定ですのでぜひご覧ください。
平成21年度労働災害防止図画コンクール
最優秀賞受賞作品
このコンクールは労働災害の防止を啓発するため、「建設労
働災害防止協会西村山支部」が毎年開催しているものです。45
回目の今年は、西村山地区の小学校10校から103点の応募があ
り、伊藤宣和くんの作品が最優秀賞に輝きました。
のぶかず
伊藤 宣和くん
(西五百川小3年/長沼)
※このコンクールにおいては、安藤百恵さん(宮宿小1年/元町)の作品も入選しています。
え
も
作りを任されることもありました。
大学時代は3年以上にわたり
スーパーでアルバイトをしてい
ました。経験が長くなるにつれ、
仕事の数も増え、後半は売り場
12
その時上司によく言われてい
たのが「季節感を出すこと」で
した。売り場で季節感を演出す
ることが、その時節の商品の購
買意欲を高めるためです。倉庫
には様々な装飾用品があり、そ
れらを使って売り場を作るのは
とても楽しい仕事でした。
この広報あさひまちにおいて
も、昨年度以降、編集方針の一
つに「季節感を出す」ことを掲
11
げ、表紙の写真には毎月そうい
ったものを用いてきました。
先日、今年の市町村広報コン
クールへ応募する号を選考する
ため、 月号までの 冊と発行
前の本誌、計 冊を並べてみま
した。それぞれの表紙にそれぞ
れの思い出が詰まっていますが、
方針通りの表紙を1年間続ける
季節感のある
表紙に
こだわった1年
佐久間 淳
表紙以外にも、この1年間い
ろいろな方々にお世話になりま
した。皆様に対し、改めて感謝
を申し上げます。
ことができたものと感じています。
11
「図工は大好き!」と語る宣和くん。この絵は夏休みの課題
として描いたもので、顔から飛び出した作業員の目のところを
工夫して表現したそうです。宣和くんは、実は一昨年もこのコ
ンクールで入選しているほか、昨年の「防犯ポスターコンクー
ル」では最優秀賞を獲得するなど、非凡なセンスをお持ちで、
多くの方がその豊かな感性に感心していました。
■広報あさひまち 第637号 平成21年12月15日発行 ■発行 山形県朝日町 ■編集 朝日町広報委員会/山形県西村山郡朝日町大字宮宿1115 ☎0237(67)2111 ■印刷 寒河江印刷株式会社
わたしの作品