8月 新着本の紹介 青字は児童書 受付窓口にて「予約」も受付けています。(8月1日、午後1時~)ぜひ、ご利用ください。 書 名 著者名 内 容 村田 沙耶香 36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは1 8年目。これまで彼氏なし。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやって きて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが…。 第155回芥川賞受賞作 ジャッジメント 小林 由香 犯罪が増加する一方の日本で、新法が生まれた。目には目を歯には歯を−。こ の法律は果たして被害者とその家族を救えるのだろうか…。大切な人が殺さ れた時、あなたは「復讐法」を選びますか? 『小説推理』掲載を単行本化。 第33回小説推理新人賞 帰郷 浅田 次郎 もう二度と帰れない、遠きふるさと−。「あの戦争」によって引き裂かれた男 たちの運命とは。昭和を生きる市民の目線から描く、6篇の戦争小説集。 『小説すばる』掲載を単行本化。 コンビニ人間 勝利を、信じろ――。 足袋作り百年の老舗が、ランニングシューズに挑む。 陸王 家康、江戸を建てる 天下人の茶 池井戸 潤 埼玉県行田市にある「こはぜ屋」は、百年の歴史を有する老舗足袋業者だ。 といっても、その実態は従業員二十名の零細企業で、業績はジリ貧。社長の 宮沢は、銀行から融資を引き出すのにも苦労する日々を送っていた。そんな ある日、宮沢はふとしたことから新たな事業計画を思いつく。 チームワーク、ものづくりへの情熱、そして仲間との熱い結びつきで難局に 立ち向かっていく零細企業・こはぜ屋。はたして、彼らに未来はあるのか? 門井 慶喜 豊臣秀吉が徳川家康に要求した国替えの真意は、低湿地の土地と豊饒な所領 の交換であった。家臣団が激怒する中、なぜか家康は要求を受け入れ…。ピ ンチをチャンスに変えた天下人の挑戦を描く。 第155回直木賞候補作品 伊東 潤 現世の天下人となった秀吉、茶の湯によって人々の心の内を支配した千利 休。 果たして勝者はどちらなのか。そして、利休の死の真相は―ー? 細川忠興、牧村兵部、古田織部、瀬田掃部ら、千利休を継ぐ弟子たちを通 し、二人の相克と天下人の内奥が鮮やかに浮かび上がる。 今もっとも勢いある作家が写しだす、戦国を生きる人間たちの覚悟と懊悩、 その美しさ。卓抜したストーリーテーリングで読ませる傑作長編! 第155回直木賞候補作品 死へと向かっていく妻に照射される夫のまなざし 美しい距離 ジニのパズル としょかんライオン いしゃがよい 山崎ナオコーラ 40歳代の妻は癌に冒され死へと向かって歩む。生命保険会社勤務の夫は愛す る妻へと柔らかい視線を投げかける。人生考察の清々しさ。 第155回芥川賞候補作品 崔実 「日本には、私のような日本生まれの韓国人が通える学校が、二種類あるん だ」――。1998年、テポドンが発射された翌日、チマ・チョゴリ姿で町を 歩いていたジニは、警察を名乗る男たちに取り囲まれ……。二つの言語の間 で必死に生き抜いた少女が、たった一人で起こした“革命”の物語。全選考 委員の絶賛により第59回群像新人文学賞を受賞した、若き才能の圧倒的デ ビュー作!第155回芥川賞候補作品 ミシェル・ヌー としょかんは、まちのひとたちが、ほんをよんだり、かりたりするところ。 としょかんには、だれでもはいれます。ライオンでも?あるひ、まちのと ドセン しょかんに、おおきなライオンがやってきました。【「 山で迷子のパンダの子どもを見つけたエンさんは、ファンファンと名付けて 育てます。体の弱いファンファンが病気をするたびに、エンさんはファン さくら せかい ファンを自転車に乗せ、ひと山越え、ふた山越えて医者通い。やがて、ファ ンファンは大きく丈夫に育ち、今度はファンファンが年老いたエンさんを乗 せて医者通い。ふたりの温かい交流を描きます。 ※ NHKテレビテキスト「きょうの料理」「すてきにハンドメイド」「ガッテン!」も貸し出ししています。
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