会議録 - 福知山市

第 6 回
福知山市・三和町・夜久野町・大江町合併協議会
<会 議 録>
文責
福知山市・三和町・夜久野町・大江町合併協議会事務局
録音状態が悪く、聞き取り不可能な箇所は●で記した。
会議の経過
開
会
【大槻博司事務局参事】(以下、【大槻事務局参事】とする。)
ただ今から第6回福知山市・三和町・夜久野町・大江町合併協議会を開催させていただきます。
私は、本日の進行役を務めます事務局参事の大槻でございます。よろしくお願いいたします。
会議の開会にあたりまして、まず、会議の成立についてご説明いたします。本協議会の規約第
10条におきまして、会議は委員の半数以上が出席しなければ開くことができないという規定にな
っております。当協議会の委員50名のうち、本日の出席者数は46名でございます。会議は成立し
ておりますことを、ここにご報告申しあげます。
また、本日の傍聴者でございますけれども、会長から40名の傍聴者の許可を得てございます。
併せてご報告をさせていただきます。
それでは、開会にあたりまして、中村稔会長がご挨拶を申し上げます。
【傍聴者】
(傍聴席から発言する者あり)
【大槻事務局参事】
申し訳ございません。会議開会中でございます。会議の進行をメインに進めさせていただきた
いと思いますのでご協力をよろしくお願いいたします。
それでは、改めまして、開会にあたりまして中村稔会長がご挨拶を申し上げます。
開会挨拶
【中村稔会長】(以下、【中村会長】とする。)
本日、第6回目の合併協議会を開催いたしましたところ、委員の皆さま方におかれましては、
何かとご多用にも関わりませず、お繰り合わせ、ご出席を賜りまして、誠に有り難く衷心より厚
く御礼を申しあげる次第であります。
さて、新聞報道等でご承知のこととは存じますが、15 日に開催されました新市建設計画策定小
委員会において、慎重に審議をいただき、付託されておりました合併基本4項目の小委員会にお
ける結論をすべてまとめていただき、本日の合併協議会に提案する運びとなりました。
私の合併に対する思いは、そのときにも発言させていただきましたが、今回の合併は、1市3
町のそれぞれの特徴を生かして融合すれば、北近畿の中でもひときわ光彩を放つ素晴らしい「北
近畿の都」が実現できるものと確信をしております。
そのためには、1市3町が合併し、力を結集することが不可欠であり、1市3町の住民の皆さ
んとともに考え、ともに取り組み、合併して良かったと言われるまちづくりを進めていきたいと
考えておりますので、よろしくお願いいたします。
1市3町の8万4千人の住民が、一致団結して、新しい「都」をつくるためにみんなでスクラ
ムを組みましよう。私はその先頭に立つ決意でおることを改めてここに表明しておきたいと思い
ます。
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本日も、その合併基本4項目をはじめとして、たくさんの協議事項につきまして、ご審議いた
だくことになっておりますが、ご協力の程よろしくお願いを申し上げ、開会のご挨拶にさせてい
ただきます。
資料等の確認
【大槻事務局参事】
ありがとうございました。
ここで、本日の会議資料の確認をお願いいたします。本日、受付で座席表をお渡ししておりま
すが、その他に会議資料といたしまして、事前に送付させていただいております。まず、表紙に
「第6回福知山市・三和町・夜久野町・大江町合併協議会
会議資料」と書いてございます冊子、
それから、追加で各委員の皆さんへご送付させていただいております会議次第1枚もの及び「第
6回合併協議会追加資料」と書いてございます資料。さらに、本日席上配布いたしております「新
市建設計画策定小委員会報告」に係ります市長の決意の文書。さらには封筒に入れまして、席上
配布いたしております、次回、第7回合併協議会の開催案内でございます。なお、本日は前回の
第5回合併協議会におきまして、内容説明未了のため、継続審議となっております協議事項につ
きましては、前回第5回の合併協議会の資料もご持参いただいているというふうに思っておりま
す。資料等不備な方いらっしゃいませんでしょうか。
次に、本協議会の会議運営規程によりまして、会議録の署名委員2名の指名でございます。会
長から事前にお聞きいたしておりますので、ここでご指名させていただきます。本日の協議会開
催地から、三和町の岡部陽太郎委員と、長澤仁郎委員、このお二人に、会議録署名員としてよろ
しくお願い申し上げます。
それでは、ただいまから議事に入らせていただきます。ここからの進行は、協議会規約第 10 条
の規定に基づきまして、中村会長に議長をお願いいたします。よろしくお願いいたします。
報告事項
第 23 号「新市建設計画策定小委員会の協議状況について」
【中村会長】
それでは議長を務めさせていただきます。
最初に、報告第 23 号についてお願いいたします。
【大江輝久夫新市建設計画策定小委員会委員長】(以下、【大江新市小委員長】とする。)
大変ご苦労さんでございます。新市建設計画策定小委員会の委員長を務めております大江でご
ざいます。小委員会の報告をさせていただきたいと思います。
新市建設計画策定小委員会でございますけれども、現在までに8回の開催をいたしております。
ご承知をいただいておりますとおり、当小委員会につきましての付託事項は、1つには新市の建
設計画策定の件。2つには、合併基本4項目。これは合併の方式、期日、新市の名称、事務所の
位置のことでございますが、この2点につきまして、小委員会に付託をいただいておるというこ
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とでございます。新市建設計画策定小委員会の第8回の開催につきましては、去る1月 15 日、福
知山市の環境パークにおきまして開催をいたしましたので、7回まではすでに報告しております
ので、この第8回小委員会での協議状況につきましてご報告をいたします。
第8回小委員会での協議の事項でございますけれども、付託を受けております合併基本4項目
のうち、合併の期日及び事務所の位置の2項目につきましては、すでに第7回小委員会までに内
容を確認いただいておりますので、第8回の小委員会におきましては、残りの2項目、合併の方
式、新市の名称について協議を行いました。協議の概要でございますが、本日この会議の冒頭に
市長さんのほうからもご挨拶の中で触れていただきまして、皆さん方のお手元の中にも、その文
書といいますか、配布をしているところでございますので、そのことは、またゆっくりご覧をい
ただきたいと思いますけれども、少し概略を触れさせていただきますが、市長自らが1市3町の
合併に向けての決意として、一つには福知山市を中心にしたこの地域を百年の計をもって北近畿
の中心都市、「北近畿の都」として発展させたい。二つには、1市3町のそれぞれの特徴を生か
せば、北近畿の中でひときわ光彩を放つ素晴らしい都市ができる。そのためには1市3町が合併
して力を結集し、皆さんとともに考え、ともに取り組み、合併して良かったというまちづくりを
進めましょう。三つには、これまでの相互の信頼関係を維持し、お互いを尊重し合い、新しいま
ちづくりを推進していく対等の立場で新市建設計画や事務事業の調整を図っていくことを基本理
念として、1市3町が一緒になってまちづくりをしていく、そのためには3町の皆さんも積極的
に参画してもらうという意味で、「編入合併」に理解をいただき、「福知山市」として一緒に「北
近畿の都」をつくっていきたい。要するには、最後1市3町の8万4千人の住民が一致団結して
新しい都をつくるため、スクラムを組もうではありませんか。私は、その先頭に立ちますという
ことで市長の決意を述べられたところでございます。この市長の熱い思いと合併に向けた固い決
意を伺いまして、各委員からはそれぞれに意見を述べられたわけでございますが、これも一部の
紹介にさせていただきますけれども、「中村市長の決意を重く受け止める。「北近畿の都」を発
展させるために未来志向に立った計画ができるようにお願いをしたい。」「対等の協議を行うと
いう基本理念についても、市長の言葉には強くにじみ出ており、1市3町が結集して新しいまち
をつくっていくためには、編入合併もやむを得ない」、「合併協議を成立させるためにはタイム
リミットがきており、3町のこれまでの地域づくりを十分配慮していただき、市長さんの思いに
応えられるよう協議を進めていきたい」、
「合併を大きな目標を掲げたまちづくりを行うことで、
それが目的であり、その目的達成のためには、妥協していくところは妥協すべきであり、編入合
併も選択としてやむを得ない」、「今日までの積み上げを無駄にせず、1つの自治体として1市
3町の住民が団結し、前向きな姿勢で円満な話し合いをしていくことを期待する」等々のご意見
を出されたところでございます。
そういったものを踏まえまして、協議の結果といたしましては、合併の方式は福知山市への「編
入合併」、新市の名称は「福知山市(ふくちやまし)」ということでお諮りをいたしましたとこ
ろ、委員全員の一致を見まして「編入合併」、そして名称は「福知山市」ということで確認がさ
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れたところでございます。これによりまして、昨年6月に基本4項目として当小委員会に付託を
受けてきました事項につきましては、確認事項ということになりました。報告をさせていただき
ます。
【中村会長】
報告事項は、以上で終わらせていただきます。
次に協議事項に移らせていただきます。最初に、協議第4号の1から4を一括して説明をお願
いします。
協議事項
第4号−1
合併の方式に関することについて
第4号−2
合併の期日に関することについて
第4号−3
新市の名称に関することについて
第4号−4
新市の事務所の位置に関することについて
【大槻眞純総務班長】(以下、【大槻総務班長】とする。)
失礼いたします。事務局総務班の大槻でございます。よろしくお願いいたします。
先ほどの大江委員長のご報告と重複する部分があるかもしれませんが、ご了承いただきますよ
うお願いいたします。
合併基本4項目につきましては、第1回協議会におきまして、新市建設計画策定小委員会に付
託されたところではございますが、昨年の8月 25 日開催の第4回委員会で合併の期日、それから
11 月 15 日開催の第7回委員会で新市の事務所の位置、本年1月 15 日開催の第8回小委員会で合
併の方式と新市の名称、それぞれご確認いただきました。ご確認いただきました内容を協定項目
順にまとめておりますので、資料に基づき読み上げさせていただきます。資料につきましては、
本日の資料、薄いほうでございますが、表紙の中央に黒枠で追加資料としておる分でございます
のでよろしくお願いいたします。
最初に資料の1ページでございます。協議第4号−1、協定番号1「合併の方式に関すること
について」でございます。枠内を読み上げさせていただきます。
『合併の方式については、天田郡三和町、天田郡夜久野町及び加佐郡大江町を廃し、その区域
を福知山市に編入する編入合併とする。「北近畿の都」づくりに向け、協議については、お互い
を尊重し合いながら対等の立場で進めるものとする。』
続きまして、資料の2ページでございます。協議第4号−2、協定番号2「合併の期日に関す
ることについて」でございます。『合併の期日については、「平成 17 年3月中」とし、具体的な
期日は本協議会の協議の進捗状況や合併に向けた態勢整備の状況などを踏まえ、改めて協議の上、
決定するものとする。』
続きまして資料3ページをお開きください。協議第4号−3、協定番号3でございます。「新
市の名称に関することについて」、『新市の名称については、「福知山市(ふくちやまし)」と
し、一体的なまちづくりを推進するものとする。』
最後に資料の4ページでございます。協議第4号−4、協定番号4「新市の事務所の位置に関
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することについて」でございます。(新市の事務所の位置)『新市の事務所については、既存の
建物を利用することとし、その位置については、既存建物の規模、交通の事情、他の官公署の位
置、住民の利便性等を勘案し、現在の福知山市役所の位置(京都府福知山市字内記 13 番地の1)
とする。』それから、(新市の支所の位置)『合併前の三和町、夜久野町、大江町の事務所の位
置に支所を置くものとする。』
以上でございます。ご審議の程、よろしくお願いします。
【中村会長】
それでは、ただ今協議第4号の1から4について説明いたしましたが、何かご質疑ありません
か。
はい仲林委員。
【仲林清貴委員】(以下、【仲林委員】とする。)
福知山の2号委員の仲林です。
質問と併せて意見も述べさせていただきたいと思うのですが、まず、私もこの新市の建設小委
員会につきましては、1回目、並びにもう1回を除いて全て傍聴をさせていただきました。それ
で、委員会でのいろんなご意見も直接伺ってきたところです。
それで、これはまず質問ということになるんですけれども、最終的にこの編入合併なり新市の
名前が確定した小委員会の前日ですね。ある議会で、翌日の議事内容についてすでに筋書きと思
われるような資料が配られていたということを伺っております。私もその資料を見せていただき
ましたが、15 日の日に市長が冒頭に発言をして、その後、町のそれぞれの委員が発言をされる。
最終的には賛同を得るということでありまして、明らかに、これは合併の事務局から出たもので
はないかなというふうに理解をしておりますが、こういったやり方が、本当にこの合併協議を進
めていく上で適切な方法であったのかどうかという、その点。やっぱり1市3町の合併というの
は、本当に大事業でありますし、市長が先ほどご挨拶の中でも触れられておられましたし、資料
として出ている1市3町の合併に向けての決意ということを伺った時に、確かに、本当に大きな
事業、これからこの 50 人の委員の皆さんが協議を重ねて、また住民の皆さんの意見も聞いて、慎
重に審議をしなければならない。そういった中身であるにもかかわらず、そういう筋書きが前日
にも漏れているというようなことが、本当に1市3町が対等な形で協議をしていく、そういう基
盤になるのかどうか。この辺が非常に私自身疑問をもちました。その点、どういう経過であった
のか、この場で明らかにしていただきたいなということが質問であります。
それと、このあと、合併方式についての確認が、この合併協議会で行われると思うんですけれ
ども、私、この点について意見を述べさせていただくわけですが、やはり、合併協議を進めてい
く上で大事なことは、合併すれば住民の暮らしがどうなるのかと。それから新市建設計画の中で、
どんなまちづくりを進めるのかと。これがやっぱり住民的に明らかになって、住民の皆さんがそ
れに合意をして、それこそ8万4千人の住民が力を合わせてまちづくりを進めていくんだという、
それが合併の基本的なことだと思いますし、これはもうご承知いただいていることかというふう
に思います。しかし、現段階で、これすべてでいうと 56 項目の協定項目のうち、現時点で確認さ
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れているのは、わずか9項目に留まっていると。新市の建設計画も、特に合併特例債を活用した
事業をどう展開するのかも何も明らかになっていないという状況でありまして、私が過日傍聴を
させていただいた小委員会の中でも、前々回の小委員会のですけれども、特に町の委員の皆さん
からは、「町民の暮らしがどうなるのか分からない。だから編入には納得できない」というご発
言をされておりましたけれども、全くその通りだというふうに思っております。これもご承知の
ことかと思いますが、総務省が出している合併に向けたマニュアルの中でも、合併の方式を決め
るのは、それぞれの市や町、自治体の状況に応じて、それが先になっても後になっても、それは
その所々の状況に応じてやればいいんだという、そういうふうに総務省すら合併方式を後に詰め
ることでも可とするという、そういう方向、アドバイスをしているわけです。そういう点からい
って、私は現時点で、この合併そのものの協議は、もちろん大事なことだと思うのですが、本日、
この段階で合併の方式、またあとの議案で出てきます期日の関係については納得できないという
ことだけ意見として述べさせていただきたいと思います。前段質問でありますし、後段は意見と
して述べさせていただいたということです。以上です。
【井上富博事務局次長】(以下【井上事務局次長】とする)
失礼します。事務局次長の井上でございます。
行政のほうで、こういうようなお話があったようなことは、詳しくは分からないですけれども、
お噂で聞かせていただいておるようなことはございましたが、事務局としては承知おきをしてお
るというようなことではございませんのでご理解をいただきたいと思っております。
【大江新市小委員長】
基本4項目につきましては、先ほど小委員会の報告ということで、報告させていただきました。
それは小委員会に付託があったということでございますし、今の話も1月 15 日の第8回の小委員
会で●話ということでございます。基本的にですね、私どものいろんな思いが、確かに輻輳(ふ
くそう)している。それは状況としてあります。後段、意見として、合併の方式でありますとか
期日の問題についてもいろいろな考え方があり、総務省そのものも固定した指導ということには
なっていないという話もありましたけれども、私どもそういった思いもあって、とりあえず期日
の問題は別にして、合併方式そのものにつきましては、そういうような考え方をもったことは確
かにございます。それは偽らざる、その通りでございます。
しかし、この合併基本4項目につきましては、当初から付託を受けておったということがござ
いまして、いろいろ第8回に至りますまで、このことにつきましては非常に白熱した議論。仲林
委員さんも、そのことにつきましては一部傍聴したということをおっしゃいましたが、ああいう
形で7回までは進んできたということも事実でございます。ただ、その合併方式をいつ決めるか
どうかという時点の問題ということもあるにはありますけれども、ほかの 50 数項目もまだいろい
ろな議論が進行していないんではないかというご指摘もございましたが、このことの1つのベー
スの中で、方式の決定がやはり早期でないという意見もあることも事実なんです。そういう状況
の中で、本当に入口論議になるなら、私もこの間の発言では「入口でうろうろしている状況でな
い」というような話をさせていただきまして、非常にこれからたくさんの項目を協議して、もっ
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と白熱した議論を数値的にもやっていかんならんほうが非常に多いというようなことも考えてい
きますと、今は、限られた時間の中で、やっぱり一定その方向性は確定しておくべきではないか
という考え方をもってきたということでございます。その中で、非常に表現、私下手なんで申し
訳ないんですが、福知山市と3町間でそういう意味での対立が非常に激しいものがあるというこ
とが前段にあると思います。そういう状況の中で、果たして第8回の小委員会でそのことの選択
を、方向性を決定づけようということになりますと非常に無理がある。だったら一定の調整とい
いますか、意見交換というか、一定のそのどうした方向、どういうことを盛り込んでいくか、ど
ういうことをおっしゃっていただくか、どういうことを言うていくかということによって、その
方式というものを選択していく。やっぱり機会として設けていく必要があるので、その前段で何
があったかなかったかという話よりも、当日そのことをポッと出しただけでは、果たして意見と
してまとまるか。そういう危惧がございましたので、前段、調整をさせていただいたということ
は事実でございます。
【仲林委員】
私の発言で、後段のほうで、今、特にお話があったと思うんですが、この前1月 15 日の小委員
会については、もちろん小委員会に参加されておられます委員の皆さんの判断で、それぞれが編
入合併、また新市の名前を確認されたということでありますから、その点はあくまでも意見は違
うということは重々承知の上で、私自身が感じた現時点での、この基本的な中身、特に方式なり
期日を定めることが、結局後々の審議の中での及ぼす影響等も含めて時期尚早ではないかという
ふうに考えておりますので、発言をさせていただいたということで、意見の表明の趣旨はご理解
いただきたいというふうに思っているわけですが。
それとあと、前段の点で行政側としては承知していないということでありましたけれども、私
は過日、福知山市の委員の説明会の時にもこのお話が出ましたので、そこでも確認をさせていた
だいたところですが、こういう、本当にこう、非常に貴重な事項を協議する場ですから、このこ
とを、そのものに時間をとりたいと思っておりませんけれども、せめてこれは前日までにこうい
うふうな式次第で、式次第というか、進行で行きますよという資料は、1つの町の議会の全議員
さんに配られたのは、これ事実なんですね。それで、そのことを、私はやっぱりこういうやり方
を、今後も合併協議会の中でやっていくということであれば、非常にゆゆしき事態だというふう
に思っているんです。確かに、事前に根回しをするとか、いろんな調整をするとか、そういうこ
とはいろんな世界であり得る話だと思うんです。ただ、その書面が本当に事務局がかんでないの
か、これは私、説明では事務局が関与しているというふうに理解を、私自身はしておりましたの
で、あえてこの場でも出させていただいたわけですけれども、もしそういうことが事務局も関与
して行われているのであれば、これはやはり、これからの会議運営にとって大きな支障を起こす
問題だというふうに理解をしています。その点ちょっともう一度説明を願っておきたいというふ
うに思っております。そうでないと、やっぱりこういう協議は、信頼関係の上で今後進められて
いくものだというふうに理解をしております。いろんな意見の違いがあるかもわかりませんし、
私がこの場で発言していることが皆さんと相違するかもしれませんけれども、民主的なやっぱり
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運営、それでこそ信頼の上にたった協議が今後もできていく。それでこそ1市3町のまちづくり
につながっているというふうに思っておりますので、この点、再度伺っておきたいと思います。
【髙日音彦事務局長】(以下、【髙日事務局長】とする。)
貴重な時間であります。ほかにも、ご質問、質疑があると思いますので、議事進行をお願いい
たしたいと思います。
【中村会長】
ほか、意見があったら伺いますが。
【木戸正隆委員】(以下、【木戸委員】とする。)
議長。
【中村会長】
はい。
【木戸委員】
失礼いたします。三和の2号委員の木戸でございます。
ただ今の仲林委員の発言でございますが、私はこの場で申しておきますが、私どもの議会で、
それを皆さんに配りました。それはここで公言しておきます。というのは、開かれた議会でやる
べきで一部のものだけがそれを持つ。それで所属する議員を排除することにならんという考え方
です。私の考え方は。あくまでも住民代表の皆さんと十分協議して、先ほど大江委員長から話が
ありましたように、いろんな考え方がある。それで、内容については私どもが十分に吟味して、
こういった話でするということだけですので、それを曲解してそういう言い方をすれば、議会が
開かれた議会にならないというふうに私は思いますので、これは私ども議会でさせていただいた
ことでございますので、何もこの場でやっぱり私どもは私どもで十分この思いとかいろんな事に
ついて十分検討すると。議長だけやとか1人だけやとか、そういう方式をとることは開かれた議
会でもなければ民主的でもないと思います。そういった発言をなさること自体が、非常に私は遺
憾だと思います。以上です。
【仲林委員】
議長。
【中村会長】
はい、仲林委員。
【仲林委員】
存在を、私自身はすぐ認めていただいて、今後こういうことがないようにというお話を承れる
ものだということで、その文書のことについては質問させていただいたんです。それで、今お伺
いしていると三和のほうで配られたと。それは、そしたらどこから出たのかと、どこの資料なの
かということなんですね。そのことがやっぱり、私は、使われ方の問題を言ってるんじゃなくて、
それは誰が何を意図をして作られたものなのかということなんです。中身は市長が小委員会の冒
頭に発言をされて、3町の2号委員が賛意を示されて、その後福知山の委員が賛同を示される。
そういう資料が配られたわけですし、同時に市長の発言内容についても、ほとんど 15 日の発言と
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同じものがその資料に載っていたわけですから。そういうものがどこで作られるのかということ
が私は問題だと。そういう形で、今後もこういう合併協議が行われるのであれば、本当に信頼で
きるような、そういう協議ができるのかどうか。そういうことを言っているわけで、私自身は合
併の協議をすることを否定するわけでもなんでもなくて、これまでも私なりにこの協議の場に臨
んできたわけですけれど、そういうことがやっぱり、明らかになった以上、きちんとすべきこと
はきちんとすべきではないかということなんです。
【大江新市小委員長】
先ほどご報告の中で申し上げましたとおり、この方式の関係につきましてはまさに対立してい
るというような選択肢でございました。そういう中でいろいろ妥協点というのは絶対に存在しな
いということにはならないかと思いますが、ほかの例えば水道料金、ちょっと具体的すぎました
けれども、料金とかそういったものにつきましては、一定の格差があったとしても中間をとると
かというような歩み寄りが可能だと思うんですね。そういう意味で、私のところへすべてのもの
が、本小委員会、新市建設計画策定小委員会にすべて付託するということではもちろんございま
せんので、ほかの委員会のことまで申し上げることにはならないわけでございますけれども、非
常にこれから出てくる議題につきましては、少なくとも、そういう要素はないだろうと考えてお
ります。先ほど、非常に調整ということで不信感があったというお話でございますけれども、そ
のいきさつの過程につきましては省略をさせていただきますが、今後の関係におきましては生じ
てこないだろうという全くという、100%という申し上げ方は、少し私自身も自信がございません
けれども、あえて申し上げさせていただければ、限りなく 100%に近い状況の中であり得ないと
思っております。
【松本克巳委員】(以下、【松本委員】とする。)
夜久野2号委員の松本でございます。合併の方式につきましてお尋ねをしたいというように思
います。合併の方式につきましては、3町の編入合併で「北近畿の都づくり」に向け、協議につ
いてはお互いを尊重し合いながら対等の立場で進めるというようになっております。ところが、
合併の方式が「編入合併」で合併協議会で確認された場合、調整課題、あるいは調整項目は、編
入と新設の2通りで今まで検討をしてきました。これ、編入を決定いたしますと、どのような格
好で、今後進められるのか。例えば、「議会議員の定数、あるいは任期」、「農業委員会の取扱
いの件」、こういったことが、今後、福知山市の条例によってすべて決定されるというようにな
るのか。それとも、今までと同じように、いろいろと細にわたり検討して協議会で確認されるの
か。それから、調整項目、あるいは新市に移行後、調整とか検討とか決定とか引き継ぐとか、い
ろいろたくさんございますが、疑うと切りがございませんけれども、どのように執行して本当に
この約束事といいますか、新市計画が実施されるのかどうか、長いこと協議して、後の結果は委
員不在のままで実施されるという心配をするわけでございますが、そういったことについて方針
をお尋ねいたします。
【中村会長】
それでは、事務局。
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【井上事務局次長】
次長の井上でございます。今の質問でございます。
それぞれ議会、農業委員会の関係、それぞれ小委員会に付託しておりまして、夏の段階から合
併の方式が決まらないと右左どちらの項目なのかわかりませんですので、この状態で、今、小委
員会はまだ開催しておりません。以後、このお決めきをいただきましたらこのほうが精力的に進
ませていただかんなんなとこのように思っております。
そのほかにつきましては、条例は福知山市のとおりになるんじゃなかろうかなというようなご
意見はお話でございますが、それぞれ係長、課長補佐級から条例等やいろんな形の負担の関係等
から、ひざを合わせさせていただいて慎重審議して、それぞれ部長、課長のところから幹事会、
それからここに持って上がらせていただくという過程を踏ませていただいてここの場に持って上
がらせていただいておるということです。
まず第一に、住民の皆さんのことを第一に考えて、これは決めさせていただいたり、調整をさ
せていただかんなん。これは思っております。一番にそれは、それぞれ市町の職員は思っている
ことだと思っております。ですが、財力の関係も見逃すわけにいきませんので、財力があっては
じめて進んでいかんという状態になりますので、それも踏まえながら進ませていただいて、協議
をさせていただかんなん。こういうように肝に銘じて思っておるところでございます。
以上です。
【衣川憲治委員】(以下、【衣川憲委員】とする。)
夜久野町3号委員の衣川憲治でございます。
今のご質問もうよろしいでしょうか。別のお話なんですけれども、合併の方式につきまして、
非常にまぁ期待をしておったような方向での結論づけがされてるんかなと私は思っておるところ
でございます。それにも増して、先ほどから会長さんの決意を、表明を聞きますと、非常に力強
いご表明をしていただいたと評価をしているところでございます。有り難いと思っています。
ただし、今の話ではないですけれども、これからどのようにこの協議会は進められるのか。具
体的に、本当にどこまでそれぞれよいことが書いてありますけれども、3町それぞれの工夫をど
こまで見られるのかなというのが、私たちもまだこう書いてありましても、不安なところじゃな
いかなと思われるわけですけれども、なんとかこの決意の表明を実行に移していただくように切
に望むところでございます。
というところで、この案を考えますと、「北近畿の都づくりに向け、協議についてはお互いを
尊重し合いながら対等の立場で進めるものとする」とこういうふうにうたわれておるところです
が、若干基本4項目の中での表現と、先ほどの決意の申された文というと、若干この表現にトー
ンが低いんじゃないかなと私は思えてならないんです。くどいようなことを言って失礼なのかも
しれませんけれども、若干ここの表現のトーンが低いんちゃうかなということで、先ほどの意見
とも私は共通すると思うんですが、この中に「お互いを尊重し合いながら対等の立場で」の次に、
基本理念の中にもありますとおりに「お互いを尊重し合いながら対等の立場で議論し、調整を図
るものとする」というこういう文言を入れていただいたほうがいいんじゃないかなと思いますの
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でよろしくお願いをいたします。
【山本貢委員】(以下、【山本委員】とする。)
すみません。
【中村会長】
はい。
【山本貢委員】(以下【山本委員】とする)
三和町の3号委員の山本でございます。この合併で一番気になりますのは、意見というかお願
いなんですけれども、衣川さんがおっしゃったようなことなんですけれども、周辺地域の将来と、
こういうことが一番気になるもんですから。3町だけではございません。福知山の周辺地域もも
ちろん含まれまして、そしてその三和町でも、大江町でもそうだと思うんですが、夜久野町でも
そうだと思うんですけれども、中心から離れてます周辺地域。と言いますのは、この意見を読ん
でますと、そういうますます過疎化するんじゃないのとこういうようなことを書いておる人が多
いものですから、それで、この文章で十分尊重、対等の立場で進めるものとするとこういうこと
が書いてありますので結構でございますけれども、それをふくみまして、同時に周辺地区の発展
に、特に、特にとは、要るのか要らんのか別ですけれども、「留意する」とかあるいは「気を配
る」と、こういうような意味のことが入ったら有り難いなと、こう思うものですから。ただ、そ
の文章等につきましては、また新市のこの委員会で決めてもらったら結構ですし、入らないとな
るならば、付則の事項でも結構でございますので、そういう意見もあったと、こういうなことや
っておいて欲しいなとこう思います。
以上でございます。大変失礼いたしました。
【髙日音彦委員】(以下、【髙日委員】とする。)
福知山市の1号委員の髙日でございます。
事務局があずかっておるものですので、その立場での表現もたぶんに入ってくると思っており
ますけれども、この席上におきましても、ただ今三和町の委員さんがおっしゃいましたように、
福知山市の周辺並びに3町のことにつきましては、特にいろいろと従来から議論がありました。
意見も出てまいりました。従いまして、私がお話をさせていただきましたのは、3町におきまし
ても福知山市の周辺におきましても、やはり農林水産業が主やと。特に林業というものが非常に
大きなウエイトを占めておると。そういうふうな形の中で、新しい福知山市の組織として市役所
の中に農林水産部をつくって、そして農業振興、林業振興を図ってくれることを考えていかなき
ゃならないと、こういうふうなお話をさせていただきました。そのことにつきましては、別の部
会でも検討いたして、組織・機構を検討しますから、私はそういうふうなことでしっかりとした
行政が行なわれていくものと、そのように思っております。
さらには、現在ずっとこの協議会においても議論されております、いろんな調整事項を、これ
はすべて、やはり三和町さん、あるいは夜久野町さん、大江町さんの幹事さん、あるいはそれぞ
れ担当の部課長さん、それぞれずっと議論をしてここまで持ちあがってきております。今、次長
が申し上げましたとおりでございます。従いまして、この施策、これを対等な立場で話をし、つ
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くりあげてきました。これを、必要なものは条例にし、規則で必要なものは規則で定め、要綱で
必要なものは要綱で定めていくというふうな形で今後定まった協議会で決定された事項について、
そういう施策展開をしていくというのが、私はこの協議会の定められた事項を尊重していくのが
行政だと、このように思っております。従いまして、その「できるんか、できるんか」と、こう
おっしゃいますけれども、ここで決められたことの施策展開を行政がやっていくと。そうじゃな
かったら、こういうふうな調整は必要ないわけですから、それを平等な立場、対等な立場で議論
をしてやってきておると。今後もやはり対等な立場でいろんな施策展開の調整をやっていく。こ
ういうようなことだと私は思っております。
【糸井典子委員】(以下、【糸井委員】とする。)
すみません。福知山市の糸井でございます。
本当に 12 月から1月 15 日までの展開があまりにも急だったんで、私もびっくりした1人なん
ですが、やっぱりこれも時の流れといいますか、自然の流れやったんだなぁと、私は福知山市編
入合併で、福知山市、すごくうれしく思います。
私が住んでいる所というのは、昭和の 30 年代に合併した、それこそ、もう3町以上に過疎の進
んだ地域でございます。その地域に住んでいて今思いますことは、やっぱり3町にもそれぞれ私
たちによく似た地域にお住まいの方、たくさんいらっしゃると思いますので、一緒に仲間がたく
さんできてうれしいなぁと思うことと、それから、やっぱりこうして私が過疎の地から出させて
もらったということは、やっぱり福知山市の、新市に向けてもそうだと思うんですけれど、その
辺の取り組み、これからもあるんじゃないかと思いますので、それこそ3町さん、一緒に頑張り
たいと思います。よろしくお願いします。
【井上事務局次長】
先ほどの衣川委員さんのご質問でございます。
議論、調整を図ったらどうやというのも、挿入してはどうかというようなお話でございます。
1行上に、協議についてはというようなことで、協議の中の内容までは書いておりませんが、議
論とか調整とかいうようなものも包含されている、含まれているということでご理解をいただき
たいと思いますし、それぞれ今日お越しの議員さん、皆さま方は、この文章的には、「自分だっ
たらこうこうこうのほうがいいな」というのはそれぞれお持ちだと思います。できるだけ簡潔明
瞭に分かりやすく、1市3町のことも思いながらということで書きあげさせていただいたつもり
でおりますので、何とかこれで収めていただいたらありがたいなと思います。以上です。
【衣川憲委員】
夜久野町、衣川憲治でございます。
十分、先ほどの助役さん。髙日委員さんのご意見等も十分理解はできると。皆さまも理解はさ
れていると思うんですけれども、私もひどくこだわるようで、別にこだわっておるようでござい
ますけれども、もう少ししっかりとした表現が欲しいなと。先ほどの基本理念のトーンからいく
と、ちょっと下がっているし、先ほどの、本当に私は力強い決意を聞かせていただいて非常に力
強いなと思うのですけれども、その辺から見て、若干、一番大事な、これは大事な憲法になると
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思うんです。これからの合併の。その中で、若干トーンが低いじゃないかということが、私は感
じてならないんです。
それともう一つ、これは言葉尻を捕まえるかも分からんですけれども、私の考えは、先ほどの
決意の、うしろ側の1、2、3、4、5行目ですね。4行目から5行目ですけれども、「そのた
め3町の皆さんも、このまちづくりに積極的に参画していただくという意味で編入合併というこ
とでご理解をいただきたい」。この参画という意味が、私どうなのかなぁと。対等という立場と、
参画というのがどうなるのかなぁと、私は非常に、この参画という、今疑問を感じたんですけれ
ども。何か福知山市さんとこに寄せてもろてするんだなぁという感じが、私自身は受け止めます。
というようなこともありまして、若干この表現は、私はトーンが低いんじゃないかなと思われま
す。ですから、要はこれまでどおりの協議が進められていますので、それでいいとは思うのです
けれども、それをこれからはっきりと編入となった場合に、本当にこれからどういうふうに進め
られるのかというのが、おそらく心配の一つじゃないかなと。私は心配でございます。信用しな
い訳じゃないのですけれども、そういう意味で、あくまでももう一度、基本理念と同じような表
現で「議論して調整を図る」という文言を入れてもらえたらどうかなというように私は思います。
以上です。
【中村会長】
ほかに。
【立道正規委員】(以下、【立道委員】とする。)
はい。失礼いたします。福知山市の2号委員の立道でございます。いろいろ先ほどから貴重な
意見が出ておるのですが、一言だけ、先だっての1月 15 日の小委員会を踏まえての関係について
意見を述べさせていただきたいと思います。
私も、ただ今、小委員会の大江委員長さんのほうから報告が詳しくございましたが、1月 15 日
に小委員会に傍聴の1人として参加をさせていただいておりました。その中で、冒頭、中村市長
が「私の決意」というような思いを述べられまして、小委員会の委員の皆さんがこの中村市長の
思いをくんでいただいたといいますか、特に3町の委員の皆さんには中村市長の一つの思いを、
これからの新市に向けての思いをくんでいただいて、合併方式については編入合併、それから新
市の名前については「福知山市」ということでご確認を満場一致でいただいたなぁというふうに
私も受け止めておりました。
こうして3町の皆さんが、これまで非常にもっとも大きな課題でありました、編入か新設かと
いうことについての区切りをつけていただいたのは、やっぱり私は、これまで長年1市3町の歴
史・文化、あるいは生活等、長い信頼関係の中で、この中村市長の思いを信じて、私たちもこれ
で1市3町が一緒になって新市をつくっていこうやないかという新たな決意に燃えていただいて、
私は確認をしていただいたんやないかというように思っておるところでございます。これまでの
本当の1市3町との信頼関係を本当に大切に思っていただいてそういった確認事項ができた。こ
れからも、私は、いろいろと今、不安な声も出たりしておりますけれども、この1市3町の信頼
関係を崩すことがなかったら、私は必ずや一つの新しい新市に向けて立派なまちづくりができる
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んじゃないかというように思っておるところでございます。
どうかひとつ、皆さんと一緒になって、この間の新市の確認事項を今日はさらに一層、信頼関
係の中で深めていただいてその方向に向かって進んでいっていただければうれしいなというふう
に思っておるところでございます。
とりとめのない意見になったかもしれませんが、一言気持ちを述べさせていただきます。失礼
しました。
【中村会長】
このおっしゃいますこと、合併方式に関することっていうことでそこに書いてありますように、
「お互いを尊重し合いながら対等の立場で進めるものとする」というようなのがありますので、
それをひとつご確認をしていただいたらいいんじゃないかと。
それでは、1から4まで説明いたしましたが、意見も出そろったような…
【衣川憲委員】
すみません。
【中村会長】
はい。どうぞ。
【衣川憲委員】
何回もすみません。夜久野の衣川憲治です。
協議4号の3番の「新市の名称に関すること」につきまして、ちょっとお尋ねをさせていただ
きたいと思います。基本理念の中の新市の名称という項目の中にうたわれている文言を見ますと、
うんぬんとあって「1市3町の現名称については何らかの形で残していく配慮も必要である」と、
このように、この基本理念の新市の名称の箇所で述べられておるわけなのですが、この辺はこう
いう基本理念のままでいっていただくということでいいのかなということを質問するのと、べっ
この町名とか何とか字にとか、その辺で具体的な協議に入られるのかということだけお聞きした
と思います。以上です。
【大槻総務班長】
失礼いたします。事務局総務班の大槻でございます。
ただ今のご質問でございますが、本日、この合併方式等をご確認いただいた後、関連するさま
ざまな協定項目の協議・調整に入っていくわけでございますが、その中で具体的に3町の名称な
り、福知山市の名称もそうでございますが、どういうふうに基本理念にのっとった形で残してい
くかということになります。それは、今後、専門部会等で協議する中で一定の方向性を出し、協
議会でご審議いただくことになるものと考えております。以上でございます。
【中村会長】
それでは。はい。
【細見茂委員】(以下、【細見委員】とする。)
議長。
【中村会長】
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はい。
【細見委員】
三和町の2号委員の細見でございます。
先程来から議論をされ、そして合併方式についての確認もされつつあるわけでありますが、私
も「お互いを尊重し合いながら対等の立場で進める」ということについて、へき地の問題とかさ
らに今少し言葉を加えるべきではないかというような意見もありましたが、全体としてこの文言
で私は理解をしているところでございますが、4のほうで、新市の事務所の位置に関することに
ついて若干意見を述べたいというふうに思います。
事務所の位置については、現在の福知山市役所の位置ということで、すでに確認をされている
ところでございますが、新市の支所の位置ですね。これを三和町、夜久野町、大江町の事務所の
位置に支所を置くと。これが、非常にまぁ大まかな表現といいますか、単に位置の表現をされて
いるだけでございますが、先ほどからも出ておりますように、過疎、へき地地域の辺地。そして
また、今までの役所と住民との関係。それぞれの自治体の中で築き上げてきた形があるわけでご
ざいまして、それを単に事務所を1、2名置いたら事務所ができているんだとこういうことでは
なくて、対等の立場、さらにお互いを尊重していくという中身を新市の支所にきちっと位置づけ
ていくことが今後の課題でありますけれども、そういう努力をそれぞれの委員さんも、また専門
委員会、幹事会あたりにつきましても、十分に支所が機能する。住民の期待に応え、そして「な
るほど、やっぱり支所を置いていただいて良かったな」と言われるような支所のあり方を十分検
討をお願いしていきたいし、私たちも要望するということでございまして。これは特に「こうな
れば編入合併もやむを得ないな」というようなこともかなりこれは出ているわけでございまして、
そういった点ではそれに応えていくと。中身が応えていかなければならないと。こういうふうに
思いますので、支所の充実といいますか、そういった点についての、ここですぐさまその答が出
るのかどうか分かりませんが、一定お考えもお聞きをして、しっかりとした支所の設立をお願い
をしたい。
以上でございます。
【大槻総務班長】
失礼いたします。
ただ今の質問は、支所の、おそらく機能的なことをおっしゃっているのだと思いますが、支所
につきましては、地方自治法第 155 条に、「普通地方公共団体の長は、その権限に属する事務を
分掌させるため、条例で必要な地に支所、または出張所を設けることができる」というふうに規
程されております。先ほど、協定内容の中で、支所の位置につきましては現3町の役場の位置と
いうことで説明させていただいたわけでございますが、自治法上の「長の権限に属する事務」に
つきましては、新市の事務組織、あるいは機構、また人員配置等と大きく関わってくることでご
ざいます。今後、そういう関わりの分科会、あるいは部会で協議を進めさせていただくとともに、
本日、編入合併ということをご確認いただく中で、さらに基本理念を念頭におく中で支所も含め
た新市の行政組織全般を検討し、協議会へ提案させていただきたいというふうに考えております。
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以上でございます。
【中村会長】
ほかになければ、本件につきましては確認されたということにさせていただいてよろしいです
か。
【会場】
異議なし。
(拍手)
【仲林委員】
協議会の運営要綱の中で、全会一致ということが原則だと。そうでない場合については、過半
数の委員をもってという確認がされていますので。協議会の運営上は。ですから、私、冒頭申し
あげましたように、この1の方式と2の期日については現時点で賛同することできないというこ
とを言っておりますので、その辺はきちんと整理はしていただきたいなというふうに思っており
ますのでよろしくお願いします。
【中村会長】
仲林委員さんのことについては、よく分かります。仲林委員さんに反論するわけじゃないので
すけれども、うちの学区別にやった説明会では、やっぱり編入合併ということが非常に支配した
ということ。これも仲林委員は知っておられるはずなので、そこら辺を十分に頭に入れておいて
もらいたいと、そういうふうに思っております。
それでは、本件についてはこれで確認ということにさせていただいてよろしいですか。
【会場】
異議なし
(拍手)
【中村会長】
ありがとうございました。
(間)
【木戸委員】
賛否をとったらどうですか。賛否を。
【井上事務局次長】
失礼します。
合併の協議会運営規程のところでございますので、「全会一致をもって進めることを原則とい
たします。ただし、意見が分かれた場合は、過半数の賛同をもって議事を進める」と、こう6条
に書いてございます。できる限り、賛同という確認が得られなくても仕方ないなということでも、
できるだけ議会の議決というようなことではなしに、できるだけ確認をしていただいて、皆さん
でそうしようかというようなことでご同意をいただきたいというのが筋でございますが、「立っ
て」というようなお方もございますようでございますので、賛否をとらせていただくということ
でご理解をいただきたいと思います。大変せんえつですが、事務局のほうで挙手をお願いします。
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それでは、今の追加資料の1から4の「合併の方式に関すること」「合併の期日に関すること」
それから「新市の名称に関すること」「新市の事務所の位置に関すること」ということで、この
ことで確認をするということでご賛同の方、挙手をお願いします。
(挙手の確認)
ありがとうございました。絶対多数ということで確認をさせていただきます。ありがとうござ
いました。
【中村会長】
ここでちょっと休憩をいたします。
【井上事務局次長】
休憩は3時 20 分ということでお願いいたします。
―休憩―
【中村会長】
それでは、休憩を終わらせていただきます。事務局からお願いします。
【井上事務局次長】
事務局次長の井上です。すみません。大変失礼が過ぎておりましたので、決のほうは会長さん
にとっていただけることでお許しをいただきたいと思います。よろしくお願いします。
手を挙げていただけますのでしたら、確認の意味も含めましてしばらくその手を挙げてやって
いただきたいと思います。お願いします。
【中村会長】
それでは、私のほうから「合併の方式」に関することについて、「合併の期日」に関すること
について、「新市の名称」に関することについて、そして「新市の事務所の位置」に関すること
について、これを採決をしたいと思います。
「合併の方式」に関することについて、これは「合併の方式」については、『天田郡三和町、
天田郡夜久野町および加佐郡大江町を廃し、その区域を福知山市に編入する編入合併とする。
「北
近畿の都」づくりに向け、協議については、お互いを尊重し合いながら対等の立場で進めるもの
とする。』これが第1番目。
それから、2番目は、「合併の期日」に関することについて。『合併の期日については、平成
17 年3月中とし、具体的な期日は本協議会の協議の進捗状況や合併に向けた態勢整備の状況など
を踏まえ、改めて協議の上、決定するものとする。』
3番目。新市の名称に関することについて、『新市の名称については「福知山市(ふくちやま
し)」とし、一体的なまちづくりを推進するものとする。』
4番目。新市の事務所の位置に関することについて、(新市の事務所)『新市の事務所の位置
については、既存の建物を利用することとし、その位置については、既存建物の規模、交通の事
情、他の官公署の位置、住民の利便性等を勘案し、現在の福知山市役所の位置(京都府福知山市
字内記 13 番地の1)とする。』(新市の支所の位置)『合併前の三和町、夜久野町、大江町の事務
所の位置に支所を置くものとする。』以上でございます。
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それでは、これについて本件の確認は、挙手で一つお願いしたいと思います。賛成の諸君の挙
手をお願いします。
(挙手)
多数でございますので、それで確認をいただいたということで。
次に継続審議分はありますが、先に協議第 22 号について説明をお願いします。
協議事項
第 22 号 21−7「電算システムの取扱いに関することについて」
【山段誠企画財政部会長】(以下、【山段企画財政部会長】とする。)
それでは、協議第 22 号についてご説明申しあげますので、資料の7ページを開けていただきた
いと思います。よろしくお願いしたいと思います。
今からお願いいたしますのは、電算システムの取扱いのことでございまして、大きく2項目に
ついてお願いしたいと存じまして、住民税情報システムのこと、庁内LAN等のネットワークの
整備等のことについてでございますが、詳細につきましては、まず 10 ページをお開きいただきま
して説明に入らせていただきますが、合併に関わっての大きな事務でありますけれども、内容的
には極めて事務的なことでございますので、簡潔な説明になりますことをお許しいただきたいと
思います。
それぞれ1市3町で電算システムによりますところの事務をやっておりますが、合併に伴いま
して、それを統合していく必要があるということでございます。電算の基幹事務の住民税情報シ
ステムということでございますが、10 ページの一覧表を見ていただきますと、それぞれのシステ
ム的に1市3町の中で提供するシステムが変わっておりまして、福知山市と夜久野町と大江町は
ケーケーシー情報システムが、三和町につきましては京都府の町村会情報センターというあたり
の中でそれぞれ下の④番に書いております業務をそれぞれ取り組んでおるわけでございますが、
合併した段階ではシステムの統合を図る必要があると。このままではシステムの相互の互換性が
図れないということでございますので、システムの統合・再編を行なっていきたいということで、
電算分科会でいろいろ協議しておるわけでございます。
下の 11 ページに書いてございますのが、システムを決めていく基本方針に基づきまして、協議
をしておりまして、合併になったその段階から確実に稼働していく。システムの機能については、
現状のサービス水準を維持していく。最小限の費用で最大の効果等々といった6つの基本方針の
基で協議をされております。
そういった中で、結論的に私たちの部会で決めましたこととしましては、7ページに書いてご
ざいます、1番目の文章表現にまとめさせていただいております、いわゆる『これまでに蓄積さ
れた膨大な住民データなど情報資産の安全かつスムーズな移行が図られ、新市移行時から確実に
システムが稼働できること。大きな財政負担を招かないこと等を基本に新市移行までに新システ
ムの構築を図る。』こういったことで企画財政部会では決めさせていただきまして、現在一定の方
向性を検討しておりますのは、現行のシステムを何とかそれを基にいわゆる既存システムの流用
型か、全く新たなシステムを導入していくかということでございますけれども、既存システムを
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流用して、ここに書いてございますように、蓄積していた情報資産を使うというあたりを既存シ
ステム流用型ということで考えさせていただいておるところでございます。
2つ目の庁内LANのことでございます。12 ページ、13 ページを見てやっていただきたいと思
います。特に、庁内LANにつきましては、3町さんのほうが普及している台数等もわかってお
りまして、現在のところ 12 ページに書いてございますように、同じような機能でございますけれ
ども、ソフトウェア的な仕様が、福知山市は公開羅針盤、三和町、夜久野町はノーツ、大江町に
つきましてはサイボウズという、いわゆるソフトの仕様に差異があるということでございます。
こういったソフトを統一化していくという必要性があるといったことと同時に、13 ページにも書
いてございますように、現在、3町さんでは事務系職員のパソコンは1人1台体制ということで
すでに完了をされております。福知山市では現在のところ、2.9 人に1台。これは一般事務全体
ですけれども、こういったあたりでございます。
こういったあたりの中で、今後とも3つの課題を調整していく中では、早くそれぞれ1人1台
体制にもっていくということやら、やはり電算システム機能ということは、非常に便利で大変有
意義なものでありますけれども、1つ間違うと、個人情報等々の問題があるという中での職員へ
のセキュリティ、いわゆるこういった情報管理とかセキュリティといったあたりを徹底していく
必要があるといったこと。それから、先ほども出ておりましたように庁内LANの接続すること
につきましては、仮に支所というようなことが出ておりましたけれども、どこに接続する施設を
増やしていくかということが大きな課題になっていくといったところでございます。その中に更
にまた、ソフト的な内容をいかに充実していくかということでございます。こういった態勢整備
とともにシステムのグレード化、そういったあたりで庁内LANでは7ページに戻っていただき
まして、2項目目にまとめさせていただきました。
庁内LANネットワークシステムについては、
『新市における組織・事務機構や配置する支所機
能により、今後の協議方向を見ながら効率的な構築を目指す。』この2つの方針を認めていただき
まして、電算システムでは鋭意事務を進めていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
【中村会長】
それでは、ただ今、協議第 22 号について説明をいたしましたが、何か質疑はありませんでしょ
うか。
なければ、本件は確認をしたということにいたしますがいかがですか。
【会場】
異議ありません。
【仲林委員】
ちょっとすみません。福知山の2号委員の仲林ですが、すぐ確認を諮られるというふうにはち
ょっと思っておりませんでしたので、質問をちょっとさせていただきたいと思うのですが。
今の説明で、1点目の説明の中でちょっと非常にわかりにくいところもあるのですけれども、
既存システムを活用していく型でと。今まであるシステムを活用していくという。もちろんこれ
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まで蓄積されてきた住民データを活用するという、そういう関係はよく理解できるんですけれど
も、例えば、11 ページに「システム選定の基本方針」というのがありまして、そこの⑥を見てお
りましたら、現行システムの使い勝手や機能にこだわらず、新たな視点でシステムを評価するこ
とということで、その辺の整合性が取れていないというような感じを受け止めるんですが、その
点ちょっと説明いただきたいというふうに思います。
それから、もう一つ、基本的なことですけれども、この1点目の関係で、電算システムについ
ては、新市移行までに新システムの構築を図るということであります。これは先ほど決められた
期日で言いますと 17 年3月。したがってあと1年少しということになるわけですが、新市がスタ
ートをする段階でスムーズな運用という、そういう理由になっているわけですが、これは基本4
項目の確認の中でも出ていたわけですが、準備に 13 ヶ月間かかるということになっておりまして、
したがってここでこのことを確定してしまえば、必然的に1市3町の予算を拘束するということ
になってくると思うんです。とても合併協議会の予算で、合併協議会にそれぞれ1市3町の負担
金を出している。それはあくまでも合併を協議するための協議会の予算のために出しているわけ
であって、新しいシステムを構築していくために予算を合併協議会に出してないと思っておりま
すが、そういう点で、これは今年の3月の予算議会、それぞれ1市3町の議会に提案されてくる
だろうというように予測するわけですけれども、そのことを拘束していくことになっていくんじ
ゃないかというふうに考えております。従って、今事務局のほうでは一体 100 万や 200 万ででき
ることでは全くないというふうに思っておりますので、その点どのぐらいの予算を拘束しようと
しているのかということですね。この点、教えていただきたい。以上、2つ質問をさせていただ
きます。
【山段企画財政部会長】
お答えさせていただきます。11 ページに書いてございますシステム選定の基本方針の中と私が
言いましたことが矛盾していませんといいますのは、2つ大きな方法があるといった中で、既存
システムを流用していくという方法と全く新たにということでございますけれども、既存システ
ムをそのまま使うということじゃなしに、それは使う中でいろいろな改良をされたり、新たな点
も入れる。いわゆる、その中でいろいろな知恵や工夫を入れていく中で改良を行っていくという
ことでございます。
それから、もう1点目の予算のことでございますけれども、今ワーキングで考えておりますの
は、こういった中で合併4項目が決められますなら、システムの選定ということの中での統合の
開発とか、どうしていったら仕様を決めていくかという、いわゆる様式・仕様の移行と、こうい
ったあたりについて調査・研究していくことが、まず大切ではないかなとこういうふうな調査、
研究のほうの、まず費用が出てくるのではないかなということでございまして、そういったこと
をまず最初に予算をお願い申し上げまして、その後また引き続き必要のたびにまたお願いしてい
くという、段階的にやっていくんじゃないかなというふうに考えております。
以上であります。
【仲林委員】
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引き続き、すみません。1点目については分かりました。
2点目なんですが、いずれにしても段階があるとは思うわけですが、そういった予算執行を既
定していくことにつながることには間違いないわけですね。これは、合併協議会そのものに予算
を執行されているということについては現時点でその合併協議を進めるために必要な予算という
ふうに理解をするわけですが、この電算化の関係についても明らかに合併を想定した準備だとい
う予算に、という性格になってくるわけで、それでは、仮に先ほど基本4項目が確認をされた。
確認はされたけれども、今後、どんな協議の過程を踏んでいくかわからない。その中でこの協議
会そのものが解散もあり得る。当然あり得るわけですね。全国的にも解散しているところも多く
出てきているわけですが、そういった段階に、一体その予算執行、既定するこのことに誰がどう
責任を持てるのかということについてちょっとお考えを伺っておきたいと思います。
【山段企画財政部会長】
今、先ほど私申しあげましたように、システムの開発とかどうかということでございますので、
この段階では開発業務とか稼働に対する調査・研究という意味であるというように考えておりま
す。
例えば、合併事務局の中で屁理屈を言うようでございますけれども、合併事務局の予算の中に
新市建設計画の調査委託もしていただいておるわけですね。それも調査をしていると。それも必
ず合併がするかと、できるのかと聞かれたら、合併を目的にしてどんなまちづくりをしていくか
という調査研究費を認めていただいておると、そのような感じの中でございます。
以上であります。
【仲林委員】
それもそれで理屈はたつわけですが、予算規模の問題どうですか。いわゆる、合併協議会その
ものの中での調査というのは限られているものだというふうに理解するのですが、実際にシステ
ムを運用するというところまで行くまでの見通しですね。それをどういうふうにお考えなのか。
見積もられているのか伺っておきたいと思います。
【山段企画財政部会長】
考え方としては、システムを統合して、全体的なハードもソフトもというような意味合いの中
での予算についてはどうかという意味合いとは別に、今のところ、調査・研究としてどうかとい
うような考え方としては、200∼300 万までの調査になるのではないかなというように考えており
ます。正式なハードを入れてどうこうといったようなことについては、また別途その段階で大き
な予算計上ということで取組をしていくというふうに考えております。以上であります。
【仲林委員】
そうしたら、この電算システムの取扱いに関することの中で、1のところの最初3行あります
が、そういう考え方を基本に「新市移行までに新システムの構築を図る」ということで記載され
ているんです。これ、「基本に、調査・研究をする」というふうにとどまっているのであれば、
それで納得できるのですけれども、システムの構築を図るということは、明確にハードもソフト
も全部そろえて来年3月の時点では用意できましたというところまでいくにあたって、どれぐら
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いの予算規模を考えておられるのか。それだけのことをここで既定してしまうので、おのずとこ
れが決まれば1市3町の予算を全部拘束していくわけですね。それがどうなのかということを伺
っているんです。
【山段企画財政部会長】
先ほども申し上げましたように、現在は合併をしていくという前提の中でのシステムの統合の
間のことについて調査・研究させていただきまして、仕様やとかいろいろ改良していくと。構築
していくということになった時点は、合併協議会で協定を締結された時点でそういう大きなもの
が出てくるというふうに考えております。以上であります。
【中村会長】
よろしいですか。
【仲林委員】
当初の予定では7月に。7月、8月ですか。合併の協定をすると。それで9月議会に合併の議
案が出されるというふうなスケジュール。これは若干、移動するかも分かりませんが、ここでこ
だわっているのは、こういうふうに新システムの構築を図るということになってくると、もう合
併が、例えば9月の議会というのが一つの大きな節目だと思うんですね。議決という関係で言え
ば。それまでに、そういう調査・研究の段階にとどまるのかどうかということ。であればまだわ
かるんです。そうでなくて、今の段階でこういうことを確認してしまえば、もうどんどんこのそ
れぞれの1市3町の議会に議会提案されるたてりができたものとして、これが記述されているの
かどうかということ。当然、これは私たち議会におるものとしては、これから3月や6月、9月
の議会の中で予算提案されてきて、その都度審査をすればいいわけですけれども、そういうこと
をもう拘束してしまうのかどうかということですね。ハードも含めてですね。ハードということ
になってくると、もう相当の額になると思うんです。数千万、億という、そういうお金を規定し
てしまうことになってしまうんじゃないかと。それはあくまでも、この合併の協定という話があ
りましたけれども、具体的にその協定が済めば、9月議会を待たずに、合併のことが決まらずに
ハード等々の予算提案にはすることになっていくのかどうか、そこら辺の関係だけちょっと整理
しておいてほしいなと思いますので、もう一度ご説明いただきたいと思います。
【山段企画財政部会長】
細かい点につきましては、どこでも細かい話ができるわけでございますけれども、段階を追っ
てやっていくという中で、先ほども言いましたように基本4項目が確認されたということで合併
をしていこうという新市の、新しい市が4月1日からスタートしたときに、不具合のないように
研究、開発していくことが大事だということで、そういう意向のスタートがちょっと進ませてい
ただくということでございますし、また、ハード的なことについては、先ほど申し上げました合
併協議会の中での、いわゆる9月議会までの覚え書きですか。協定を済ませた上での次のそれぞ
れの1市3町の議会の中でご承認をいただいて予算をあげていくというふうに分けてやっていく
というふうに理解いただけたら有り難いと、こういうことでございます。
【中村会長】
22
よろしいですか。仲林委員さん。
それでは本件は確認をしたということにいたしますが、いかがですか。
【会場】
異議なし。
【中村会長】
それでは、確認ということにさせていただきます。
次に、協議第 17 号について、説明をお願いします。
協議事項
第 17 号 21−10
「戸籍・住民基本台帳・各種証明・窓口業務等の取扱いに関することについて」
(継続審議)
【桜井一好住民部会長】(以下、【桜井部会長】とする。)
住民部会長をお世話になっております、大江町の桜井です。よろしくお願いいたします。
それでは、今、議長からありました議案、第 17 号の「戸籍・住民基本台帳・各種証明・窓口業
務等の取扱いに関すること」につきまして確認事項の説明をさせていただきたいと思います。本
日の資料の3ページございますのと、前回の資料で見ていただきますと 81 ページからになってお
ります。
それでは、はじめに協議提案事項につきまして読みあげをさせていただきたいと思います。
「戸
籍・住民基本台帳・各種証明・窓口業務等の取扱いに関することについて」5項目あげておりま
す。
1.住民基本台帳事務・印鑑登録事務・戸籍事務・外国人登録事務等、法に基づく事務処理に
ついては、現行のとおり新市に引き継ぐ。
2.住民の窓口業務は、新市における本庁・支所の組織体制に沿って、住民の利便性を考慮の
上、調整し、新市に移行する。
3.戸籍・住民基本台帳・印鑑登録証明書等に係る各種手数料については、合併と同時に統一
する。
4.国民年金事務については、現行のとおり新市に引継ぎ、本庁・支所の組織体制に沿って、
住民の利便性を図る。
5.福知山市の火葬場・葬祭場については、現行のとおり新市に引き継ぐ。また、三和町で実
施の火葬補助金については廃止する。
以上が提案事項でございます。
それでは、83 ページ以降に調整結果概要等を入れておりますので、はしょった説明になるかと
思いますけれども、ご説明をさせていただきたいと思います。まず、住民基本台帳事務につきま
しては、住民基本台帳法に基づきました事務処理をやっておりまして、1市3町とも同様の事務
を行っておるということでございまして、ただ、原本の保管、住民票の原票でございますが、こ
れに関しては福知山市と三和町は同じで、磁気ディスクで保管。夜久野町と大江町は紙で保管し
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ているということで、一元化した調整の上、新市に移行するとしております。
それから電算システムにつきまして、印鑑登録事務につきましても電算システムが出てくるわ
けでございますけれども、これは、ただ今電算システムのほうでご協議、確認をいただきました
内容に基づきまして取組みをしていくということで一元化に調整し、新市に移行するとしており
ます。
2番目の印鑑登録事務でございますけれども、原本の保管につきましては1市3町とも統一的
な取扱いをしているということで現行のとおりに新市に移行をしていきます。
それから印鑑登録カードでございますけれども、福知山市は磁気採用の自動交付機用カード、
通称はマイカードと呼ばれておりますけれども、及び、登録番号印刷カードを併用されておりま
す。3町につきましては、登録番号印刷カードのみ使用しておるということでございます。これ
につきましては、福知山市の例により一元化に調整の上、新市に移行するとしております。3町
で使用しております印鑑登録カードにつきましては、新市におきましても移行後も使用できるよ
うに調整を図っていくものでございます。それから自動交付機用のカード、マイカードに交換を
して欲しいという住民の希望があった場合につきましては、無償で交換を行っていくということ
でございます。
それから3番目。戸籍事務。戸籍法に基づく事務をやっておるわけでございますけれども、こ
れにつきましては、戸籍の電算化の取り組みを進めておるわけでございますけれども、それの電
算化によりまして事務処理体制が大きく変わっていくものと考えております。各市、町で電算化
に向けての取り組みをしておるわけですけれども、それにつきましては現在、1市3町で、それ
ぞれ調整を図る中で新市移行後スムーズに移行ができるような態勢整備、取り組みを実施をいた
しております。戸籍簿の保管状況につきましては、1市3町とも同様の取扱いをしておりまして、
現行のとおり新市に移行をしていきます。それから、除籍簿の取扱いは1市3町で取扱いに差異
があります。福知山市、三和町につきましてはマイクロフィルムと簿冊で保管しておりますし、
夜久野町、大江町につきましては簿冊のみの保管になっております。これにつきましてもデータ
化によりましてマイクロフィルムの形で保管するような取扱いになってくるように考えておりま
す。
めくっていただきまして、4番目でございますけれども、外国登録事務、外国人登録法に基づ
きました事務処理を行っておるわけでございまして、1市3町とも同様な取扱いを行っておりま
す。ただ、原票の作成・保管につきましては、大江町を除きます1市2町につきましては法務省
のシステムを採用しておりまして、大江町につきましてはケーケーシーの違ったシステムで行な
っております。これにつきましても一元化に調整を行なった上で新市に移行するとしています。
それから5番目の窓口対応の関係でございますけれども、1市3町で異なった対応となってお
ります。これにつきましては新市における本庁・支所の組織体制に沿って具体的な対応方法等を
検討、調整して新市に移行するような形になってこようかと思います。それから昼休みの対応、
1市3町とも同様に職員が交代で対応をいたしております。現行のとおりに新市に移行となりま
す。それから土曜、日曜、祝日、年末年始の対応でございますけれども、福知山市は住民票の写
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しと印鑑登録証明は自動交付機で対応。戸籍届けについては、1市3町とも日宿直で対応してい
るということでございまして、福知山市の例によりまして新市に移行をしていくということでご
ざいます。これにつきましては、自動交付機は現在マイカードにつきましては自動交付機で福知
山市は対応させておるわけでございますけれども、これにつきましては新市の本所、支所の設置
等に関係しまして、マイカードを普及ということになってきますと、自動交付機を将来、住民の
利便性等の観点から考えますと支所への設置も必要があるんじゃないかというような意見もござ
いましたんですけれども、これにつきましては新市移行後に、そういったあたりにつきましても
検討の課題であるとしております。
それから住民票手数料の関係ですけれども、手数料につきまして、各市、町で差異がございま
す。98 ページに一覧表に示しているわけでございますけれども。全般的に見てみますと、三和町、
夜久野町につきましては、200 円を基本ベースとした料金体系になっておりますし、福知山市、
大江町につきましては 300 円をベースとした体系になっております。戸籍の関係につきましては、
法に定められた金額ということで1市3町とも同一でございます。こういった状況でございまし
て、三和町につきましては、昭和 60 年に 200 円に改正。夜久野町につきましては昭和 62 年に 200
円に改正というふうな状況になっておりまして、新市における手数料につきましては合併と同時
に下記のとおりにするということで、84 ページの下に出ておりますような表に整理をしていきた
いということでございます。300 円をベースにした印鑑登録証明なり住民票の交付手数料体系に
なってくるということでございます。これにつきまして住民負担に関わってくるわけでございま
すけれども、これまで電算化の処理等の普及によりまして事務をスピードアップ等もされており
ますし、福知山市におきましてもマイカードの普及、そういったことで利便性の向上を図られて
きておるという現在の調整の中でこの新しい表に示させていただいておる額が必要ではないかと
いうふうに判断をいたしております。
それから、次に 85 ページでございますけれども、国民年金の関係につきまして窓口体制、電算
システムにつきまして、書いておりますとおり年金事務に係ります住民サービスの低下にならな
いように電算関係も含めて窓口受付事務等をどのようにしていくのかというのが重要課題という
ことになっておりまして、新市になりましても本庁なり支所の組織体制にそいまして、新市に移
行をしていくということにしております。それから国民年金の資格取得喪失等の取扱いにつきま
しては1市3町とも同様の取扱いをしておりまして、現行のとおり新市に移行することとしてお
ります。
それから8番目の火葬業務でございますけれども、火葬場なり葬祭場は福知山市のみ運営とい
うことで、現行のとおり新市に移行するとしております。火葬補助金の減免の関係でございます
けれども、福知山市は減免措置がございます。三和町は補助をしておられます。これにつきまし
ては、福知山市の例により一元化に調整の上、新市に移行をするということで、三和町が現在、
火葬をされた場合に補助をされている制度につきましては廃止をするということで、制度自体が
当初、衛生上の観点から火葬を推奨をするということで設けられたという経過もあるように聞い
ております。そういった目的が、今日の時点では達成されておるという理解の上にたちまして、
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これから併せて3町が現在福知山市さんにお世話になりまして6万円という形の金額になってお
るわけでございますけれども、これが新市に移行しますと2万円ということで住民負担の軽減も
図られるということを踏まえまして、そういう取扱いにさせていただいたものでございます。
以上、簡単でございますけれどもご説明とさせていただきます。
【中村会長】
はい、ありがとうございました。それでは、ただ今協議第 17 号について説明いたしましたが、
何か質疑がありませんでしょうか。
ないようでございますので…
【瀬田眞澄委員】(以下、【瀬田委員】とする。)
議長。
【中村会長】
はい。どうぞ。
【瀬田委員】
夜久野町の1号委員の瀬田でございます。調整の内容で直接に触れられていないことでござい
ますけれども、実は火葬場の使用で、一つお願いをしたいことがございます。実は夜久野町でお
悔やみがございますと、夜久野町の窓口のほうへ赴きまして手続きをしまして、役場の担当者は
福知山市の市役所のほうへお願いをしまして、火葬場の使用をお願いするわけでございますけれ
ども、実は「ちょっと待っとってえな」というようなことでございます。といいますのは、福知
山市内の方がお悔やみになりまして使用が重なってくると、というような状況でございまして、
当町のほうでは、ちょっと待っているというような状況でございまして。具体的には「11 時から
12 時頃まで待っとってください」というようなことで、お悔やみのご家庭、または隣組もお寺さ
んも待っているような状況でございます。それで、この分科会または専門部会で、その部分につ
いては、ご協議はされていないんじゃないかなというふうに思っておりますので、一つこれはお
願いなんですが、その分につきましても新市移行までに調整をお願いしたいというふうなことで、
これはお願いでございますけれども、一つよろしくお願いをしたいというふうに思っております。
【垣尾満住民部会委員】(以下、【垣尾部会委員】とする。)
失礼いたします。住民部会の福知山市の垣尾と申します。よろしくお願い申し上げます。ただ
今、瀬田委員さんのお願い事項ということで、火葬場のそういった申し込みの際の手続きのこと
についてのご質問でございますけれども、今現在、火葬にかかる金額につきましては、一応市と
3町で2万円と6万円の差をつけておるところでございます。そういった形の中で、一応新市移
行後につきましては、その点十分この部会でも検討、再度部会長とも相談して新市移行後は、ち
ゃんと対応させていただきますが、現在のところは今、市の事情の中で何とかしていきたいとい
う思いを持っておりますので、ご理解をいただきたいなというふうに思っております。対応につ
きましては、十分3町さんの思いを聞いて丁寧で親切な対応をしていきたいとは思っております
のでよろしくお願いをしたいと思っております。
【瀬田委員】
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実は旧市の方で、斎場の近くの方がお悔やみになったと。夜久野町の兵庫県境の方がお亡くな
りになった。早くお申し込みになったと。新市になった場合、夜久野町の兵庫県境の方が。それ
で炉がいっぱいですから、斎場の近くの人ちょっと違うところ、というような話がでる可能性が
あるわけですね。そういう、いっぱいになりますと。使用が輻輳(ふくそう)しますと。そうい
うところをね、新市の皆さんもご理解いただきたいというところを調整しておいてくださいとい
う話です。私が言いたいのは。
【委員席】
合併以降やろ。
【瀬田委員】
合併以降です。そういうことですね。そのことで、私の言うてることわかります?そういうこ
とです。よろしくお願いします。
【垣尾部会委員】
確かにおっしゃるとおり、新市移行後については十分その部会の中でそういったことも含めて、
十分対応させていただくということで、それは了解させてもらいます。
【高橋宏嘉委員】(以下【高橋委員】とする)
大江町の2号委員の高橋でございます。先ほど、この夜久野の方からご質問があったことなん
ですが、合併して新市になれば夜久野町も大江町も三和町も福知山市民であると思うんですね。
そうでしょ。市民だったら平等の扱いなんですよ、これ。今の答弁何ですか、あれ。そこのとこ
ろをはっきりやってくださいよ。あなたははっきりもう分けとるやないか。そんな分けた答弁し
たらあかんで。きちっとね今、ここの並んどる人はさっき4項目に全部手あげちゃったんやで。
仲林さんだけや。あげなんだん。そやで。それは、それなりの言い分があって、あげちゃったん
や。理由言うとってやん。それを今の答弁なんやそれ。考えますとか、これから協議しますとか
いう、以前の問題やないけ。そやろ。それをはっきりさせてください。
【髙日委員】
失礼します。助役としてお答えいたします。それは合併後におきましては、やはり同じみんな
8万4千市民であります。したがって、今のお申し込みは早い順番からですね。旧夜久野町であ
ろうと旧大江町であろうと福知山市であろうと、早い順の申し込みの順番からやっていくのがあ
たり前やと。このように思っておりますのでご理解のほどよろしくお願いします。
【衣川憲委員】
失礼します。夜久野町3号委員の衣川憲治でございます。1点はご要望と1点はご質問という
ことで。窓口対応の件なんですが、「新市における本庁・支所の組織体制に沿って対応方法を検
討、調整し、新市に移行します。」と、こういうような調整結果があるわけなんですが、この窓
口業務は、非常にたくさんあるのかなと。住民に直結した業務じゃないかなと思われますので、
一つこの検討、調整の際に、できるだけ今までの業務ですね。84 ページのところに書いてありま
す、料金体系のところにも書いてありますが、こういうような申請業務とかは、なんとか支所機
能のほうに残していただいて、住民の方々の便宜を図っていただくように考慮いただきたいなと。
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田舎の人は、なかなか福知山出てくると、マイカー時代とはいいましても非常に不便ですし、各
3町から福知山市までですね。なんとか支所機能の中においていただくように要望として申し上
げたいと思います。
それからもう1点は質問ですけれども、この 84 ページの住民票等手数料で一覧表がございます
が、ここに書いてある項目ですね。金額ではなしに項目で、直接福知山市さんのほうへお尋ねす
るんですけれども、はっきり言って、財政収入の中に占める割合ですね。これだけの項目として
手数料、これだけの手数料が財政収入の中に占める割合がどれぐらいあるのかなというのを聞か
せていただきたいと思います。わからなければ結構でございます。以上です。
【桜井部会長】
先ほど衣川委員さんからご質問がありました関係でございますけれども、住民の利便性の関係
につきましては、一番最初冒頭に読み上げさせていただきました提案事項の2番目のところに書
いておりますように、「住民の窓口業務は新市における本庁・支所の組織体制に沿って、住民の
利便性を考慮の上、調整し、新市に移行する」ということで表現的にも入れております。当然、
新市の庁舎、機構、そういったことに関わりまして、十分具体的な議論は利便性をベースにした
中でされるものと思っています。
福知山市の財政上に占める割合ということについては今の時点ではちょっと十分数値を把握し
ておりませんので、お答えできないということでございます。
【衣川憲委員】
引き続きまして、衣川ですが、住民票等手数料の件につきまして、ここに調整結果が出ておる
わけなんですが、これ全部見ますと、たぶん福知山市の現行の料金になっているんじゃないかな
と思われます。見まちがっていたらこらえていただきたいのですが。
各町とも 200 円なり 300 円それぞれの項目でみますと、200 円なり 300 円。低いのでは。200 円
から 300 円ほどですね。また大幅に上がるのもありますけれども、これもまた各3町は非常に値
上がりになってくるということになるわけなんです。あえて私が今、財政収入に占める割合を申
し上げましたのは、非常に失礼な言い方かもしれませんけれども、おそらく、これを財政の確保
の上では怒られるかもしれませんけれども、そないに期待されるもんじゃないんじゃないのかな
と私が勝手に思っています。ですから、こういう非常にウエイトが高ければ財政収入に影響を与
えると思うわけですけれども、ウエイトが少なければ、あまり大きく影響がないようでしたら、
各町の現行の料金でやっていただけたらどうかなと。値上げをせずにですね。町の料金体系に直
していただきたいなというのが要望でございます。非常に理屈に合わない理屈かもわかりません
けれども、そういうことで、とりあえず値上げをせずに済むように、各町のほうの料金体系に合
わせていただいて。だから、福知山は値下げになるわけで、福知山の方は非常に喜ばれるんじゃ
ないかなと思われる。大江町もですね。そういうことで意見として申しあげたいと思います。
以上です。
【桜井部会長】
それでは、参考までに、仮に新市の場合に 200 円をベースにした手数料を実施しますと、年間
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約2千万になりますし、300 円をベースとしました手数料でいきますと約3千 100 万となって、
金額的には年間約1千 100 万の差が出てくるということでございますけれども、確かにおっしゃ
いましたように全体財政規模からいいますと、これがどうこうという話にはならないかと思いま
すけれども、先ほどご説明しましたように、これまで三和町、夜久野町が整理をされましてから
約 20 年近く経過をしてきておりまして、その間、住民の利便性を図るために、いろんな改善、電
算等の導入も含めてスピードアップも図ってきておりますので、現在、そういうようなことで住
民負担にしますと1人当たり 120 円ほど増えてこようかと思いますけれども、何とかご理解をい
ただいてお世話になっていきたいというふうに考えております。
【衣川憲委員】
衣川です。これは何か条例で定められていると思うんですけれども、法律的な根拠とか何かは
あるもんなんでしょうか。これ、住民税の均等割じゃないですけれども、法律で定められている
ようなことはどうしようもないと思うんですけれども、条例で定める範囲のようなことでしたら、
せめてこれぐらいは何とかならないのかなというのが私の気持ちでありますので、もう皆さん方
意見なければ、私は別にこの意見は下げさせていただきます。
【中村会長】
それでは、もう意見もないようですので、ただ今第 17 号について説明いたしましたが、これは
一応確認をしていただいたということでよろしゅうございましょうか。
【会場】
異議なし。
【中村会長】
それでは、確認ということにさせていただきます。
まだ協議事項はたくさんありますが、時間的な関係から残りは継続として、その他の事項に移
りたいと思います。
その他事項
【井上事務局次長】
事務局次長、井上でございます。
説明員の方はそれぞれ待機をしていただきまして、話が出来なかったということもありますが、
お許しをいただきたいと思います。申し訳ございません。
それでは、事務局井上でございますが、その他の項目ということで、私のほうから説明をさせ
ていただきます。
第6回の合併協議会の資料でございます。同じようなものが2冊出ておると思いますので、第
6回のほうの説明資料でございまして、129 ページから 141 ページまではまたおうちに帰って読
んでいただければ結構ですが、事務局に寄せられました「市町村合併に関する住民からの意見」
を載せさせていただいております。ご覧いただきますようお願いいたします。
次に、その他の事項 17 ということでございまして、資料の 143 ページ。一番終わりでございま
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すが、143 ページの第7回の合併協議会についてでございます。第7回の協議会の開催予定日を
載せております。2月4日(水)、開催時間は午後2時ということでお願いしたいと思います。場
所につきましては、福知山市内にあります京都府立中丹勤労者福祉会館でございますのでお間違
いのないようによろしくお願いいたします。
次に、その他の事項 18 ということで、薄い5枚ぐらいあります追加資料というものを、一番後
ろをお開けいただけたら大変有り難いと思います。薄っぺらい5枚ぐらいの資料の一番後ろでご
ざいます。今後の会議開催予定についてでございます。合併協議会は、月1回の開催を基本とし
ておりましたけれども、協議が効率的に行ないますように、今後は月2回の開催を考えておりま
す。誠にお忙しいところ申し訳ございませんが、資料にございますように、第7回は2月4日(水)、
第8回は2月 19 日(木)、第9回は3月1日(月)、第 10 回は議会等もございますので3月 21 日
(日)というようなことで予定をいたしております。ご理解の程よろしくお願いいたします。ま
た、ご案内については、後日送付させていただきます。
以上でございます。
【衣川憲委員】
はい。すみません。夜久野町の衣川憲治です。
もう継続と言って、委員長さんがおっしゃっていますのに、私あえて意見を申しあげたいと思
いますけれども。
これ、こんな調子でいきよったらどうなるのかなぁと思って、私心配しておるんですけれども、
全然進んでいないんじゃないかなと思うんです。今、まだ4時半になっていないですね。
そして、合併の期日のところ、私、ほんまは意見を持っていたんですけれども、来年の3月ま
でに、17 年の3月を期日にしてということになると、これまで聞いていますように、今年の9月
には議会にかけないかんと。今から9月まででどんだけこれ検討ができるんかいなと私は思うん
です。ほんまはもっとそれを考えてもらうように思ったりしたんですけれども、そんなことする
と、またこれ十分検討もせずに進んでしまうんやないかな。日が決まっていますので、それに合
わさないかんようになるんやないかと。結局十分検討せずにススススーっといってしまうような
ことになりかねんじゃないかなと私、非常に危惧しているんですけど。ですから、今日私はだい
ぶ遅く、遅い時間までになるんだなということ今日覚悟して、その気持ちで、この協議会に臨ん
でいるわけなんですけれども。そりゃあみんな早う終わったらいいかもわかりませんけれども、
もうちょっとやる時にはやるようにしてもらわないと全然進まなんのじゃないですかね。と、私
は非常に危惧をしておりますので意見として申しあげます。皆さんはそれでどうかわからんので
すけれども、もうちょっと真剣に延ばす時は延ばす。前回もまぁ用事がありましたので途中です
っと切られてしまいますし。こんなことしとったら、本当にこの協議会がどこまで真剣に議論で
きるんかなと、私非常に危惧しておる1人でございますので、声高々に意見を申しあげます。
以上です。
【井上事務局次長】
大変ご心配いただいて申し訳ございません。今、ご提案をさせていただいた日程の関係でいき
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ますと事務局では1回に4件ないし5件をお世話になったら、なんとか進ませてもらえるかなと
いうような気持ちももっております。できるだけ精力的に事前に配布をさせていただいて、委員
の皆さん方にそれぞれ自己研修もしていただいて、合併協議会のところで、スムーズにご提案を
させていただけたら、大変ありがたいとこういうふうに思っておりますので、よろしくお願いい
たします。
【中村会長】
意見としてお聞きしたわけでございますのでよろしいですか。
【衣川憲委員】
●
【中村会長】
それでは終わらせていただきます。
【大槻事務局参事】
ありがとうございました。
それでは、本日の会議の協議結果について改めてご報告させていただきます。本日協議事項予
定しておりましたうちで、基本4項目、「方式」、「期日」、「名称」、「位置」、この基本4
項目について、本日協議会の席で確認いただいております。それから協議番号 22 でございますけ
れども、「電算システムの取扱い」、これも同じくこの場で確認をいただいております。それか
ら第 17 号でございますけれども、「戸籍・住民基本台帳等の取扱い」につきましてもその場でご
確認いただいたということでございます。残り 18 号以降につきましては、次回の協議会でご協議
いただくという予定でございますので、よろしくお願いいたします。
閉
会
【大槻事務局参事】
それでは閉会にあたりまして大江輝久夫副会長がご挨拶を申しあげます。
【大江輝久夫副会長】
どうも大変お疲れさまでございました。今日は暦の上では大寒だそうでございます。ここの会
場へ来る時には太陽が照っておりましたけれども、だんだんと雲行きが怪しくなって参りました。
日曜日あたりを中心に大雪になるということでございますけれども、今日は夜久野から来ますと
非常に三和町は雪が少ないんですね。非常に広域な市が誕生する、合併がうまくいけば誕生する
ということでございますが、非常に地域格差があるなと改めて思っているわけでございます。
今日は合併基本4項目ということで、非常に目の前に立ちふさがっておりました大きな壁とい
うことでクリアした、ちょっとそんな気持ちもございますけれども、これからまだまだいろんな
協議事項がございます。先ほど衣川委員さんがおっしゃいましたように、一定、合併の期日が決
まっている中で議論ということになりましたら、たくさんの量をこなしていかなきゃならないと
いうことでございますので、また、この辺のところ、日程、すでに3月までは決まっております
が、その後につきましては、また事務局のほうで調整をさせていただきたいと思います。いずれ
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にいたしましても、前もって協議事項等の議案、中身等も詳細なものをお知らせしていると思い
ますので、是非ご一読をいただきましてスムーズな審議ができますようにということでもお心掛
けいただければ、大変ありがたいと思います。
今日は、少しそういう意味で4時半ということでございますので、まだ時間若干ございますけ
れども、もう議了ということでございますので閉会にさせていただきたいと思います。今後さら
にお世話になりますが、何卒よろしくお願い申しあげます。
【大槻事務局参事】
以上をもちまして第6回合併協議会を閉会させていただきます。
どうもありがとうございました。
(午後4時30分終了)
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