学生の恋愛・結婚に対する意識調査 - 十文字学園女子大学・十文字学園

十文字学園女子大学
社会情報学部
社会情報学科
星野ゼミ
4年
都築彩子
村上佳子
渡會 紘子
目次
第Ⅰ章
研究の目的と方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. 研究の背景と目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2. 研究方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)調査概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)回答者の属性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(3)分析の方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
3
3
3
3
6
第Ⅱ章
調査結果と分析・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
1 恋愛観と結婚観・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
2 過去の恋愛経験・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
(1) 今までお付き合いした人数について・・・・・・・・・・・・・ 18
(2) 告白の経験について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
19
(3) 今まで付き合った期間の最長について・・・・・・・・・・・・
19
3 現在の恋愛状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28
4 恋愛相手・結婚の条件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28
(1) 恋人に求める条件で重視することについて・・・・・・・・・・
28
29
(2) 結婚相手に求める条件で重視することについて・・・・・・・・
(3) 恋人に求める条件で重視する順位・・・・・・・・・・・・・・・
30
(4) 結婚相手に求める条件で重視する順位について・・・・・・・・
32
(5)恋人・結婚相手の年齢の許容範囲について・・・・・・・・・・ ・・ 34
5 結婚・結婚式に関する希望・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37
(1) 結婚について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
37
42
(2) 結婚式について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第Ⅲ章
まとめと今後の課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44
1. まとめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45
2. 今後の課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48
付表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. 調査票
2. 発表資料
49
Ⅰ章
研究の目的と方法
1.
1.
研究の背景と目的
研究の目的
現在、晩婚化・未婚化などにより男女問わず独身の人が多いと言われている。この
ことから、将来結婚するであろう学生が結婚に対してどういう意識を持っているのか、
また結婚の前の段階である恋愛について、どういう行動を行っているのかを調べるこ
とにした。
① 現代の学生の恋愛観、結婚観の意識の違いがあるのか。
② 恋愛観と恋愛実態で違いが出るのか。
③ 結婚に対する意識、実態を明らかにする。
④ 恋人と結婚相手に求める条件に違いが見られるのか、また男性と女性では求める
条件に違いがあるのか。
⑤ 恋人と結婚相手の年齢差の上限・下限の許容範囲について男女で差があるのか。
⑥ 結婚についてどう考えているか、また結婚したい理由・したくない理由は何か。
⑦ 結婚式についてどう考えているか、どのような形式で行いたいか、更に男女で行
いたい形式に違いがあるかどうか。
以上の点を明らかにすることを目的とする。
2.
研究方法
(1)調査概要
平成 19 年 1 月に十文字学園女子大学と首都圏の 18 歳以上の大学・短期大学・専門
学校などに通っている学生を対象としてアンケート調査を実施した。
調査項目は次の通りである。「恋愛・結婚に関する意識と実態」「アンケート回答
者の属性」の2つである。有効サンプルは 260 である。しかし、各分析においては、
必要な項目に無回答であるデータを含まないため、サンプル数に変化が生じている。
調査対象の属性については、性別、年齢、学校の種別、住まい形態について調査した。
(2)回答者の属性
図表Ⅰ−1は性別の割合を表したグラフである。回答が得られたのは 260 人中、253
人であった。その内訳は男性 91 人の 36%、女性が 162 人の 64%である。
図表Ⅰ−2は回答者の年齢の割合を表したグラフである。その内訳は、「18 歳」が
21 人で 9.1%、「19 歳」が 111 人で 47.8%、「20 歳」が 50 人で 21.6%、「21 歳」
が 26 人で 11.2%、「22 歳」が 17 人で7.3%、「23 歳」3 が人で 1.3%、「24 歳」が
1人で 0.4%、「25 歳」が2人で 0.9%、「26 歳」0.4%である。この結果から、大学
1 年生の回答者が約半数近くにのぼった。
N=253
36%
男性
女性
64%
図表Ⅰ−1性別の割合
24歳
25歳
26歳
23歳
18歳
22歳
N=232
21歳
20歳
19歳
図表Ⅰ−2
年齢の割合
短大生
N=249
その他
大学生
図表Ⅰ−3
通っている学校の種別の割合
その他
N=245
一人暮らし
自宅
図表Ⅰ−4
住まい形態の割合
図表Ⅰ−3は回答者が通っている学校の種別の割合を表した円グラフである。グラ
フから分かるように、回答者の 99.2%が大学生で占められており、短大生・その他と
回答した人はそれぞれ 0.4%ずつであった。専門学校に通っていると答えた人は今回
調査を行った人たちの中には 1 人もいなかった。このことから、高校を卒業したら多
くの人が大学へ進学、卒業した後に社会へ出ることが現代の流れと考えられる。
図表Ⅰ−4は回答者の住まい形態の割合を表したグラフである。内訳は「自宅」74%、
「一人暮らし」24%、「その他」2%である。この結果から約4分の3の人が自宅か
ら学校へ通っていることが分かった。
3.
分析の方法
あなたの恋愛観・結婚観については 14 の質問に対して、今付き合っている異性につ
いては9の質問に対して、それぞれ「当てはまる」「やや当てはまる」「どちらでも
ない」「やや当てはまらない」「当てはまらない」の5段階で当てはまるものを回答
してもらった。
今までお付き合いした人数について、自分からの告白経験について、今現在お付き
合いしている特定の異性がいるかという質問に対しては当てはまるものを回答しても
らった。
今まで最長の交際期間については記述回答とした。
恋人と結婚相手の条件について重視条件では、恋人と結婚相手の条件について重視
するものを 12 個の中から3個選んで重要度の高い順に順位1位から3位までをつけ
てもらい、1位を3点、2位を2点、3位を1点にしてポイント制で男女の違いを見
た。
1、6の質問は5段階評価法を用いた。回答書式は、「1」当てはまる「2」やや
当てはまる「3」どちらでもない「4」やや当てはまらない「5」当てはまらない、
の 5 段階に設定した。2、3、5、7、8、12、13 の質問は一番当てはまると思う番
号に丸をつけてもらう方法を用いた。4、11 の質問は、記述してもらう方法を用いた。
9、10 の質問は選択肢の中から3つ選び、重要度の高い順に順位(1∼3)を記入する
形式を用いた。
統計処理は SPSS を使用し、必要に応じて Excel を使用しグラフ作成を行った。
Ⅱ章
調査結果と考察
1.恋愛観と結婚観
図表Ⅱ−1−①は、「今は恋愛よりは熱中するものがある」という質問に対する回
答を円グラフに表したものである。「当てはまる」8%、「やや当てはまる」8%、合
計で 16%、恋愛より熱中するものがあると答えた人は意外に少なかった。
この 16%の人趣味を行っていたり、自分の時間を持っているということが伺える。
その反対に「当てはまらない」31%、「やや当てはまらない」27%、合計 58%、恋愛
より熱中するものが無い人は約半数以上いることがわかった。趣味や自分の時間が無
い代わりに付き合っている相手のことを思っていたり、その異性と趣味を共感してる
のかも知れないと考えられる。
当てはまる
8%
やや当てはまる
8%
当てはまらない
31%
どちらでもない
26%
やや当てはまら
ない
27%
N=260
図表Ⅱ−1−①今は恋愛よりは熱中するものがある
図表Ⅱ−1−②は「付き合っている異性に1つでも納得がいかない所があれば結婚
しない」という質問に対する回答を円グラフに表したものである。「当てはまる」3
1%、「当てはまらない」23%、合計54%と約全体の約半数の人が付き合ってい
る異性に対して納得が1つでも納得がいかない所があれば結婚はしないと考えている
ことがわかる。その反面、「当てはまらない」8%、「やや当てはまらない」8%、
合計16%、このことから価値観の違いも大切なことがわかる。
やや当てはまら
ない
8%
当てはまらない
8%
当てはまる
31%
やや当てはまる
23%
どちらでもない
30%
N=259
図表Ⅱ−1−②
付き合っている異性に1つでも納得がいかない所があれば結婚しない
当てはまる
8%
当てはまらない
24%
やや当てはまる
11%
どちらでもない
22%
やや当てはまら
ない
35%
N=258
図表Ⅱ−1−③
付き合う上で相手に対してこれだけは譲れないという条件がある
図表Ⅱ−1−③は「付き合う上で相手に対してこれだけは譲れないという条件があ
る」という質問に対する回答を円グラフに表したものである。「当てはまる」8%、
「やや当てはまる」11%、合計で19%、全体の約20%の人は付き合う上で相手
にこれだけは譲れないという条件があるということがわかる。その理由と挙げられる
のは自分の趣味や自分の時間を大事にしたいと考えられる。付き合う上でこれだけは
相手に譲れない条件があると回答する人がもう少し多いと思ったのでこの結果には驚
いた。
その反面、「当てはまらない」24%、「やや当てはまらない」35%、合計59%
で全体の約60%の人が付き合う上で相手にこれだけは譲れないという条件がないこ
とがわかった。
図表Ⅱ−1−④は「自分から合コンなど出会いのありそうな場所へ行く機会が多い」
という質問に対する回答を円グラフに表したものである。「当てはまる」58%、「や
や当てはまる」20%、合計78%全体の約 80%の人が自分から合コンなど出会いの
ありそうな場所に行くと答えており自分から出会いを求めることがわかり、積極的な
人が多いことがわかる。その反面、「当てはまらない」2%、「やや当てはまらない」
7%、合計9%、全体の約10%の人は自ら出会いのありそうな場所には行かなく消
極的なことが伺える。
やや当てはまら
ない
7%
どちらでもない
13%
やや当てはまる
20%
当てはまらない
2%
当てはまる
58%
N=256
図表Ⅱ−1−④
自分から合コンなど出会いのありそうな場所へ行く機会が多い
図表Ⅱ−1−⑤は「離婚経験がある人も恋愛対象になる」という質問に対する回答
を円グラフに表したものである。この質問に対し「当てはまる」18%,「やや当ては
まる」12%,合計30%の人は離婚経験がある人も恋愛対象になるという結果がでた。
その半面、「当てはまらない」15%、「やや当てはまらない」21%、合計36%
で恋愛対象とならないと答えた人の割合のほうが多かった。やはり離婚経験があり、
子供もいるとなると考え方も変わると思う。現実的には恋愛対象にするのは難しいの
だと考えられる。
当てはまらない
15%
当てはまる
18%
やや当てはまる
12%
やや当てはまら
ない
21%
どちらでもない
34%
N=257
図表Ⅱ−1−⑤離婚経験がある人も恋愛対象になる
図表Ⅱ−1−⑥は「離婚経験がある人も結婚対象になる」という質問に対する回答
を円グラフに表したものである。離婚経験がある人も恋愛対象と離婚経験がある人も
結婚対象になると回答したかたはほぼ同じだった。恋愛、結婚に対しての意識はほと
んど変わらないことがわかった。離婚経験がある人も結婚や恋愛対象になるという質
問をし、結果がまったく一緒だったことに驚いた。恋愛の延長線上に結婚があること
が伺える。
当てはまらない
15%
当てはまる
18%
やや当てはまる
12%
やや当てはまら
ない
21%
どちらでもない
34%
N=255
図表Ⅱ−1−⑥離婚経験がある人も結婚対象になる
図表Ⅱ−1−⑦は「ドラマのような恋愛に憧れる」という質問に対する回答を円グ
ラフに表したものである。回答から2人に1人はドラマのような恋愛に憧れているこ
とがわかった。
当てはまらない
13%
やや当てはまらな
い
23%
当てはまる
22%
やや当てはまる
13%
どちらでもない
29%
図表Ⅱ−1−⑦ドラマのような恋愛に憧れる
N=258
図表Ⅱ−1−⑧は「付き合う相手の血液型が気になる」という質問に対する回答を
円グラフに表したものである。「当てはまる」43%、「やや当てはまる」10%、
合計53%全体の半数以上の人は血液型が気になるという結果になった。血液型は A
型、B 型、AB 型、O 型の4種類に分けられるが自分の合う血液型などを重視すること
が伺える。その反面、「当てはまらない」9%、「やや当てはまらない」21%、合
計30%、付き合う相手の血液型を重視しない人は全体の30%に当たり、性格や価
値観を重視すると考えられる。付き合う相手の血液型を重視する人が多い結果になり
驚いた。
当てはまらない
9%
やや
当てはまらない
21%
当てはまる
43%
どちらでもない
17%
やや当てはまる
10%
N=258
図表Ⅱ−1−⑧付き合う相手の血液型が気になる
図表Ⅱ−1−⑨は「恋愛をする上で結婚を意識する」という質問に対する回答を円
グラフに表したものである。「当てはまる」14%、「やや当てはまる」15%、合
計29%、全体の約30%の人は恋愛をする上で結婚を意識していることがわかった。
その反面、「当てはまらない」15%、「やや当てはまらない」26%、合計41%
となり全体の半数近くの人は恋愛の延長線上に結婚を意識していないと考えられ、経
済的、年齢手にも問題があると考えられ、結婚のきっかけも重要だと伺える。
当てはまらない
15%
当てはまる
14%
やや当てはまる
15%
やや
当てはまらない
26%
N=257
どちらでもない
30%
図表Ⅱ−1−⑨恋愛をする上で結婚を意識する
当てはまらない
20%
やや
当てはまらない
27%
当てはまる
5%
やや当てはまる
5%
どちらでもない
43%
N=257
図表Ⅱ−1−⑩同性同士で遊んでいるほうが楽しい
図表Ⅱ−1−⑩は「同性同士で遊んでいるほうが楽しい」という質問に対する回答
を円グラフに表したものである。「当てはまる」5%、「やや当てはまる」5%、合
計10%全体の10%の人は同性同士で遊んでいるほうが楽しいと回答。なんでも話
せて気が許せる関係、幼なじみなど考えられる。その反面、
「当てはまらない」20%、
「やや当てはまらない」27%、合計47%、全体の約半数の人は同性同士ではなく
異性と遊んでいるほうが楽しいという結果がわかった。やはり、恋人や好きな人とな
ど異性に対しての興味が伺える。
図表Ⅱ−1−⑪は「ネット上で知り合った人と恋愛関係になる可能性がある」とい
う質問に対する回答を円グラフに表したものである。「当てはまる」46%、「やや
当てはまる」17%、合計63%という結果からネット上で知り合った人と恋愛関係
になる可能性がある回答した人は全体の約 60%を占めている。出会いの場所は合コン
や紹介という手段ではなくネットを通じての出会いも重視されていると考えられる。
その反面、「「当てはまらない」9%、「やや当てはまらない」9%、合計18%、
全体の約20%の人はネット上の出会いは可能性がないと回答。ネットが普及する中、
メル友の事件なども多数起こりメディアでも公表されていることも理由の 1 つではな
いかと思う。
当てはまらない
9%
やや
当てはまらない
9%
当てはまる
46%
どちらでもない
19%
N=258
やや当てはまる
17%
図表Ⅱ−1−⑪ネット上で知り合った人と恋愛関係になる可能性がある
図表Ⅱ−1−⑫は「挙式は海外で挙げたい」という質問に対する回答を円グラフに
表したものである。「当てはまる」36%、「やや当てはまる」16%,合計52%と
全体の半数以上の人は挙式を海外で挙げたいと回答した。その反面、「当てはまらな
い」7%、「やや当てはまらない」9%、合計16%の人は挙式を海外では挙げたく
ないと回答した。この結果から近年では海外で挙式を挙げたいと思っている人や海外
にも興味を持っていることが伺える。
当てはまらない
7%
やや
当てはまらない
9%
当てはまる
36%
どちらでもない
32%
やや当てはまる
16%
N=258
図表Ⅱ−1−⑫挙式は海外で挙げたい
図表Ⅱ−1−⑬「新婚旅行は海外へ行きたい」という質問に対する回答を円グラフ
に表したものである。「当てはまる」19%、「やや当てはまる」11%、合計で 30%の
人は新婚旅行に海外へ行きたいということがわかった。
「どちらでもない」32%と今は具体的な意識はない様子。
その反対に「当てはまらない」21%、「やや当てはまらない」22%、合計で 43%のひ
とは新婚旅行には海外へ行きたいとは思わないことがわかった。経済的の問題もある
と考えられ、中には飛行機嫌いなどの人もいると伺える。
当てはまる
19%
当てはまらない
22%
やや当てはまる
11%
やや
当てはまらない
21%
どちらでもない
27%
N=257
図表Ⅱ−1−⑬新婚旅行は海外へ行きたい
当てはまる
7%
当てはまらない
28%
やや当てはまる
6%
どちらでもない
30%
やや
当てはまらない
29%
N=257
図表Ⅱ−1−⑭結婚式は身内や親しい友人だけで行いたい
図表Ⅱ−1−⑭「結婚式は身内や親しい友人だけで行いたい」という質問に対する
回答を円グラフに表したものである。「当てはまる」7%、「やや当てはまる」6%、
合計で 14%の人は結婚式を身内や親しい友人だけで行いたいということがわかった。
その反対に「当てはまらない」28%、「やや当てはまらない」29%、合計で 57%。全
体の半数の人は結婚式には身内や友人だけでは行いたくないといと回答し、やはり身
内だけではなくお世話になった人、会社の上司の方などを呼んで盛大にやる傾向があ
ると考えられる。
2.過去の恋愛経験
(1) 今までお付き合いした人数について
図表Ⅱ−2「今までお付き合いした人の人数は何人ですか」
はという質問に対する回答を棒グラフに表したものである。今までお付き合いした人
数「0 人と回答した人 96 人」、「1 人と回答した人 43 人」、「2 人と回答した人
39 人」、「3 人と回答した人 27 人」、「4 人と回答した人 11 人」、「5 人と回答
した人 11 人」、「それ以上と回答した人 12 人」ということがわかった。このこと
からお付き合いしたことない人が半数を占めている。統計をとった年齢にも反映する
と思うがその背景には付き合う相手に求める条件や理想がかかわってくると考えられ
る。
1人の人と長く付き合っていく人も入れば、短期間のうちに何人もの異性と付き合っ
ていく人とさまざまであり学生のうちでは出会いの場所も限られたり、学校などに通
うので恋愛より自分の時間を持ちたい人もいると考えられる。0人と回答した人が意
外に多かった。
120
N=248
100
80
60
40
20
0
0人
1人
図表Ⅱ−2−①
2人
3人
4人
5人
それ以上
今までお付き合いした人の人数は何人ですか
(2)告白経験について
図表Ⅱ−3−①「自分から告白した経験はありますか」はという質問に対する回答を
円グラフに表したものである。全体の51%の人が「はい」と答えているのに対し、
49%の人は「いいえ」と答え、お付き合いをする際に自分から積極的に行動を移す
人のほうが多少多いことがわかった。そして、相手からアプローチを待ち、声をかけ
られるのを待っている人もいると考えられる。
いいえ
49%
はい
51%
N=245
図表Ⅱ−2−②
自分から告白した経験はありますか
(3)今まで付き合った最長期間
「今まで最長でどのくらいの期間付き合ったことがありますか」と質問したところ、
今まで付き合った最長の期間は8年、付き合った平均期間は1年6ヶ月と言う結果が
わかった。18 年という回答があったが回答者の年齢から不適切な解答であると判断し、
欠損値扱いとした。
学生のみのアンケートで最長8年という結果には驚いた。付き合った平均期間は1年
6ヶ月と意外と長いことがわかった。
出会いの場を探し、気のあった異性と出会い付き合っていく中でやはり趣味や価値観
などが交際期間を長くする秘訣ではないかと考えられる。一緒に趣味を共感したい人
もいれば自分の時間も大切にしたいと思うだろう。
3.現在の恋愛状況
図表Ⅱ−3−①は、「今現在お付き合いしている特定の異性はいますか」という質
問に対する回答を円グラフにしたものである。「はい」と答えた人は 62 人(25%)、
「いいえ」と答えた人は 173 人(69%)、「どちらでもない」と答えた人は 5 人(9%)
だった。その結果、特定の異性がいない人が 7 割もいることが分かり、非常に少ない
結果となった。
どちらでもない
6%
いる
25%
いない
69%
図表Ⅱ−3−①
やや当てはまらな
い
2%
N=250
今現在お付き合いしている特定の異性の有無
当てはまらない
8%
当てはまる
17%
やや当てはまる
19%
どちらでもない
54%
図表Ⅱ−3−②
N=63
主導権は自分が握っていたい
次に現在お付き合いしている異性の有無でいると答えた人のみ回答してもらった。
図表Ⅱ−3−②は、「主導権は自分が握っていたい」という質問に対する回答を円グ
ラフにしたものである。「当てはまる」と答えた人が 17%(11 人)、「やや当てはま
らない」と答えた人が 19%(12 人)、「どちらでもない」と答えた人が 54%(34 人)、
「やや当てはまらない」と答えた人が 2%(1 人)、「当てはまらない」と答えた人が
8%(5 人)だった。36%(23 人)が主導権を握っていたいと答えているところから、
自分がリードしたい人が意外と多いと感じた。また当てはまらない人は全体の 1 割程
度しかいなかった。
当てはまらない
20%
当てはまる
29%
やや当てはまらない
11%
どちらでもない
13%
図表Ⅱ−3−③
やや当てはまる
27%
N=63
異性と付き合うことが面倒だと思ったことがある
図表Ⅱ−3−③は、「異性と付き合うことが面倒だと思ったことがある」という質
問に対する回答を円グラフにしたものである。
「当てはまる」と答えた人が 19 人(29%)、
「やや当てはまる」と答えた人が 17 人(27%)、「どちらでもない」と答えた人が 8
人(13%)、「やや当てはまらない」と答えた人が 7 人(11%)、「当てはまらない」
と答えた人が 13 人(20%)だった。この結果、全体の 50%以上が異性との付き合い
に面倒と感じたことがあり、さらに分析した結果、特に女性にこの傾向が高いことが
分かった。つまり女性は異性との繋がりよりも、同性との関係をより重視していると
推測出来る。
図表Ⅱ−3−④は、「付き合っている人と結婚を考えたことがある」という質問に
対する回答を円グラフにしたものである。
「当てはまる」と答えた人が 23 人(36%)、
「やや当てはまる」と答えた人が 20 人(31%)、「どちらでもない」と答えた人が 9
人(14%)、「やや当てはまらない」と答えた人が 5 人(8%)、「当てはまらない」
と答えた人が 7 人(11%)だった。全体の 6 割が恋人との結婚を考えたことがあるこ
とが分かった。晩婚化などから、結婚に対してあまりよいイメージを持っていないと
推測をしていたので、6 割も前向きな意見があったのはとても意外な結果だった。
当てはまらない
11%
やや当てはまら
ない
8%
当てはまる
36%
どちらでもない
14%
やや当てはまる
31%
図表Ⅱ−3−④
付き合っている人と結婚を考えたことがある
当てはまる
25%
当てはまらない
23%
やや当てはまら
ない
13%
やや当てはまる
16%
どちらでもない
23%
図表Ⅱ−3−⑤
N=64
N=64
別れたらもう二度と恋人が出来ないのではと
思ったことがある
図表Ⅱ−3−⑤は、「別れたらもう二度と恋人が出来ないのではと思ったことがあ
る」という質問に対する回答を円グラフにしたものである。「当てはまる」と答えた
人が 16 人(25%)、「やや当てはまる」と答えた人が 10 人(16%)、「どちらでも
ない」と答えた人が 15 人(23%)、
「やや当てはまらない」と答えた人が 8 人(13%)、
「当てはまらない」と答えた人が 15 人(23%)だった。きれいに 5 等分に意見が分か
れる形となった。全体の 4 割の人が別れた後、危機感を感じていることが分かった。
図表Ⅱ−3−⑥は、「恋人と将来について話し合うことがある」という質問に対す
る回答を円グラフにしたものである。「当てはまる」と答えた人が 29 人(45%)、「や
や当てはまる」と答えた人が 23 人(36%)、
「どちらでもない」と答えた人が 5 人(8%)、
「やや当てはまらない」と答えた人が 4 人(6%)、「当てはまらない」と答えた人が
3 人(5%)だった。その結果、全体の 8 割が恋人と将来について話し合うことがあり、
全体の 1 割が恋人と将来について話し合わないことが分かった。付き合っている段階
でも、二人の将来について真剣に考えているカップルが多いことが分かった。
やや当てはまら
ない
6%
当てはまらない
5%
どちらでもない
8%
当てはまる
45%
やや当てはまる
36%
N= 6 4
図表Ⅱ−3−⑥
恋人と将来について話し合うことがある
図表Ⅱ−3−⑦は、「浮気をしているか気になったことがある」という質問に対す
る回答を円グラフにしたものである。「当てはまる」と答えた人が 13 人(20%)、「や
や当てはまる」と答えた人が 11 人(17%)、「どちらでもない」と答えた人が 14 人
(22%)、「やや当てはまらない」と答えた人が 9 人(14%)、「当てはまらない」
と答えた人が 17 人(27%)だった。その結果、全体の 4 割が浮気をしているか気にな
っている、もしくは気にしたことがあることが分かった。また、同じく全体の 4 割の
人が浮気をしているか気にならないことも分かった。
当てはまる
20%
当てはまらない
27%
やや当てはまる
17%
やや当てはまら
ない
14%
N=64
どちらでもない
22%
図表Ⅱ−3−⑦
浮気をしているか気になったことがある
図表Ⅱ−3−⑧は、「会えない時は出来る限り電話やメールなどのやり取りをした
い」という質問に対する回答を円グラフにしたものである。「当てはまる」と答えた
人が 28 人(43%)、「やや当てはまる」と答えた人が 12 人(19%)、「どちらでも
ない」と答えた人が 17 人(20%)、
「やや当てはまらない」と答えた人が 3 人(27%)、
「当てはまらない」と答えた人が 4 人(5%)だった。その結果、全体の 6 割は出来る
限り電話やメールなどのやり取りをしたいと思っており、全体の 1 割は出来る限り電
話やメールなどのやり取りはしたくないことが分かった。単純に、メールなど直接顔
を合わせなくても相手とコミュニケーションを取り合える手段が発達していることも、
当てはまる人が多い1つの要因ではないかと考えられる。
やや当てはまら
ない
5%
当てはまらない
6%
当てはまる
43%
どちらでもない
27%
N=64
やや当てはまる
19%
図表Ⅱ−3−⑧
会えない時は出来る限り電話やメールなどの
やり取りをしたい
当てはまらない
5%
どちらでもない
14%
当てはまる
34%
やや当てはまる
47%
図表Ⅱ−3−⑨
N=64
相手にはあなたの行動、好み、才能など示して欲しい
図表Ⅱ−3−⑨は、「相手にはあなたの行動、好み、才能など示して欲しい」とい
う質問に対する回答を円グラフにしたものである。「当てはまる」と答えた人が 22 人
(34%)、「やや当てはまる」と答えた人が 30 人(47%)、「どちらでもない」と答
えた人が 9 人(14%)、「当てはまらない」と答えた人が 3 人(5%)だった。やや当
てはまらない人は 0 人だった。全体の 8 割が行動、好み、才能など示して欲しいと答
ええ、また当てはまらない人は全体の 5%に過ぎなかった。前の項目の「会えない時
は出来る限り電話やメールなどのやり取りをしたい」の結果にも現れているように、
常に自分に対して興味を持って欲しいという気持ちを持っている人が非常に多いこと
が分かった。
図表Ⅱ−3−⑩は、「相手の家族と交流がある」という質問に対する回答を円グラ
フにしたものである。「当てはまる」と答えた人が人 12 人(19%)、「やや当てはま
る」と答えた人が 15 人(23%)、「どちらでもない」と答えた人が 5 人(8%)、「や
や当てはまらない」と答えた人が人 10(16%)、「当てはまらない」と答えた人が 22
人(34%)だった。その結果、全体の 4 割が相手の家族と交流があり、全体の半分は
相手の家族と交流がないことが分かった。図表Ⅱ−6−3「付き合っている人と結婚を
考えたことがある」や図表Ⅱ−6−6「恋人と将来について話し合うことがある」の項
目は当てはまらない人が少数だったのでもっと交流があると推測したが、この質問で
は相手家族と交流がない人が多かったのはとても不思議だった。
当てはまる
19%
当てはまらない
34%
やや当てはまる
23%
やや当てはまらない
16%
N=64
どちらでもない
8%
図表Ⅱ−3−⑩
相手の家族と交流がある
図表Ⅱ−3−⑪は、図表Ⅱ−3−②から図表Ⅱ−3−⑩までの 9 項目の回答に対す
る、男女別の平均を折れ線グラフにしたものである。「異性と付き合うことが面倒で
ある」の項目は、1%水準で有意だった。男性が一番当てはまったのは、「相手にはあ
なたの行動、好み、才能など示して欲しい」の項目だった。女性が一番当てはまった
のは、「将来について話すことがある」の項目だった。また、一番男女差が現れたの
は、「異性と付き合うことが面倒だと思ったことがある」の項目だった。ここから、
女性の方が男性より異性との交流に気を使うことが多いと推測出来る。「会えないと
きは出来るだけ電話やメールのやり取りをしたい」の項目は、女性の方が多く男女差
が大きく出ると予測したが、あまり男女差はなかった。逆に「浮気をしているか気に
なったことがある」の項目は男女共、あまり気にならない人の数が予測より少なかっ
た。また、男女差もほとんどなかった。
当てはまる
やや当てはまる
どちらでもない
やや
当てはまらない
相 手 の家 族 と 交 流 が あ る
相 手 に は あ な た の 行 動 、好 み 、才
能 な ど に興 味 を 示 し て欲 し い
会 え な いと き は出 来 る 限 り 電 話 や
メー ル の や り 取 り を し た い
浮 気 を し て い る か 気 に な った こ と
があ る
将 来 に つ い て話 す こと が あ る
*
図表Ⅱ−3−⑪
別 れ た ら も う 二 度 と 恋 人 が出 来 な
い の で は と 思 った こ と が あ る
**…1%水準で有意
付 き 合 って いる 人 と 結 婚 を 考 え た
こと が あ る
異 性 と 付 き 合 う こと が面 倒 だ と
思 った こ と が あ る
主 導 権 は自 分 が握 って いた い
当てはまらない
男
女
N= 6 4
現在特定の異性がいる異性がいる人の実態・意識
4.恋人・結婚相手の条件
(1) 恋人に求める条件で重視することについて
図表Ⅱ−7は、恋人に求める条件(二者択一)の回答に対する、男女別の平均を折
れ線グラフにしたものである。ルックスと性格の比較では、男女共に性格を重視し、
女性のほうが男性より性格を重視する。性格と経済力の比較では、男女共に性格を重
視し、男性のほうが女性より性格を重視する。経済力と価値観の比較では、男女共に
価値観を重視し、男性のほうが女性より価値観を重視する。価値観とルックスの比較
では、男女共に価値観を重視する。ルックスと経済力の比較では、男はルックス、女
は経済力を重視し、男女の意見が分かれる結果となった。価値観と性格の比較では、
男女共に性格を重視し、男性のほうが女性より性格を重視する。ルックスと経済力の
比較で男女に大きな差が出たことなどから、女性は男性よりも経済力など比較的現実
の事柄に重点を置く傾向にあると考えられる。
1
2
3
4
N=260
性格
ル ックス
経済力
性 格 **
経 済 力 **
女
価値観
男
価値観
ル ックス **
価値観
図表Ⅱ−4−①
ル ックス
経済力
性格
恋人に求める条件(二者択一)
(2) 結婚相手に求める条件で重視することについて
図表Ⅱ−8 は、結婚相手に求める条件(二者択一)の回答に対する、男女別の平均
を折れ線グラフにしたものである。ルックスと性格の比較では、男女共に性格を重視
する。性格と経済力の比較では、男は性格を、女は経済力を重視し、男女の意見が分
かれる結果となった。経済力と価値観の比較では、男性は価値観、女性はちょうど経
済力と価値観の間であった。価値観とルックスの比較では、男女共に価値観を重視す
る。ルックスと経済力の比較では、男はルックス、女は経済力を重視し、男女の意見
が分かれる結果となった。価値観と性格の比較では、男女共に性格を重視する。さら
に、恋人に求める条件との比較も行ってみた。ルックスと性格の比較では、男女共に
恋人に求める条件よりも性格をより重視する。ルックスと経済力の比較では、恋人の
条件・結婚相手の条件共に男性はルックス、女は経済力を重視している。さらに、結
婚相手の条件の方が恋人の条件より男女共に経済力に傾いていた。その結果、恋人に
求める条件と同様、女性は経済力に重点を置き、結婚相手にはより経済力に重点を置
く傾向が強くなっていることが分かった。ルックスは予測していたのよりも、あまり
重視されていないことが分かり意外だった。
1
2
3
4
性格
ル ックス
性 格 **
経 済 力 **
N=260
経済力
価値観
女
男
価値観
ル ック ス **
価値観
図表Ⅱ−4−②
ル ックス
経済力
性格
結婚相手に求める条件(二者択一)
(3) 恋人に求める条件で重視する順位
図表Ⅱ−4−③は、恋人に求める条件について「優しい」「頼りがいがある」「お
もしろい」「収入が多い」「学歴が高い」「聞き上手」「話し上手」「背が高い」「ス
タイルがよい」「可愛い/かっこいい」「その他」の 12 項目の中から上位3つを選択
し、1位から3位まで順位をつけてもらい結果を棒グラフに表したものである。その
結果、上位3位は、「優しい」387 ポイント、「頼りがいがある」197 ポイント、「お
もしろい」144 ポイントだった。
400
N=260
350
300
250
1位…3点
2位…2点
3位…1点
未記入…0点
200
150
100
50
そ の他
可 愛 い / か っこ い い
マ メ であ る
スタ イ ル が よ い
背 が高 い
話 し上 手
図表Ⅱ−4−③
聞き上手
学 歴 が高 い
収 入 が多 い
おも しろ い
頼 り が いが あ る
優しい
0
恋人に求める条件の重視する順位(全体)
300
N=260
250
200
男性
150
女性
100
50
そ の他
可 愛 い / か っこ い い
マ メ であ る
スタ イ ル が よ い
背 が高 い
話 し上 手
聞き上手
学 歴 が高 い
図表Ⅱ−4−④
収 入 が多 い
おも しろ い
頼 り が いが あ る
優しい
0
1位…3点
2位…2点
3位…1点
未記入…0点
恋人に求める条件の重視する順位(男女別)
図表Ⅱ−4−④は恋人に求める条件について 12 項目の中から上位3つを選択し、1
位から3位まで順位をつけてもらい、結果を男女別にし、棒グラフに表したものであ
る。その結果、男性の上位3位は「優しい」132 ポイント「可愛い/かっこいい」74 ポ
イント「面白い」42 ポイント、女性の上位3位は「優しい」246 ポイント「頼りがい
がある」169 ポイント「面白い」102 ポイントだった。
図表Ⅱ−4−⑤は恋人に求める条件について男女で差があるかどうかについて t 検
定を行った。その結果、「頼りがいがある」、「収入が多い」、「聞き上手」、「背
が高い」、「マメ」、「可愛い/かっこいい」の6項目において1%水準で有意差が見
られた。恋人として選ぶ上で重要とされる平均は、男性は「優しい」「可愛い/かっこ
いい」「面白い」女性を選ぶ傾向にあり、女性は「優しい」「頼りがいがある」「面
白い」男性を選ぶ傾向にあることが分かる。恋人を選ぶ上で男女共に「優しい」かど
うかを最重要視していることが伺える。男性は女性に対して「可愛い/かっこいい」こ
とを恋人に求めていることがわかり、恋人を選ぶ上で外見も重視する傾向が見られた。
女性は外見よりも中身を重視する傾向が見られた。
2.00
N=260
1.80
1.60
1.40
男性
女性
1.20
1.00
0.80
0.60
0.40
0.20
そ の他
可 愛 い/ か っ こ い い* *
マ メであ る **
スタ イ ル が よ い
背 が高 い* *
話 し上 手
聞 き上 手 **
学 歴 が高 い
収 入 が多 い* *
お も しろ い
頼 り が いがあ る **
優 しい
0.00
**…1%水準で有意
図表Ⅱ−4−⑤
恋人に求める条件の重視する順位の平均
(4)
結婚相手に求める条件で重視する順位
400
N=260
350
300
250
1位…3点
2位…2点
3位…1点
未記入…0点
200
150
100
50
そ の他
可愛 い
か っこ い
い
/
マ メ であ る
スタ イ ル が よ い
背 が高 い
話 し上 手
聞き上手
学 歴 が高 い
図表Ⅱ−4−⑥
収 入 が多 い
お も しろ い
頼 り が いが あ る
優しい
0
結婚相手に求める条件の重視する順位(全体)
図表Ⅱ−4−⑥は結婚相手に求める条件について「優しい」「頼りがいがある」「お
もしろい」「収入が多い」「学歴が高い」「聞き上手」「話し上手」「背が高い」「ス
タイルがよい」「可愛い/かっこいい」「その他」の 12 項目の中から上位3つを選択
し、1位から3位まで順位をつけてもらい結果を棒グラフに表したものである。
その結果、上位3位は「優しい」361 ポイント「頼りがいがある」229 ポイント「収入
が多い」165 ポイントだった。
図表Ⅱ−4−⑦は結婚相手に求める条件について 12 項目の中から上位3つを選択
し、1位から3位まで順位をつけてもらい、結果を男女別にし、棒グラフに表したも
のである。その結果、男性の上位3位は、「優しい」129 ポイント「マメである」48
ポイント「聞き上手」41 ポイントとなり、女性の上位3位は、「優しい」226 ポイン
ト「頼りがいがある」188 ポイント「収入が多い」「学歴が高い」153 ポイントずつだ
った。
図表Ⅱ−4−⑧は結婚相手に求める条件について男女で差があるかどうかについて
t 検定を行った。その結果、「学歴が高い」「スタイルがよい」の2項目において5%
水準で有意差が見られ、「聞き上手」「話し上手」「マメ」「可愛い/かっこいい」の
4項目において1%水準で有意差が見られた。結婚相手として選ぶ上で重要とされる
平均は、男性は「優しい」「マメ」「聞き上手」な女性を選ぶ傾向にあり、女性では
「優しい」「頼りがいのある」「収入の高い」男性を選ぶ傾向にあるようだ。結婚相
手を選ぶ上で男女共に恋人と同様に「優しい」かどうかを最重要視していることが伺
える。男性は女性に対して「マメ」であることを結婚相手に求めていることがわかる。
男性は恋人を選ぶ上で性格と共に外見も重視する傾向が見られた。女性は外見よりも
中身を重視する傾向が伺える。女性は恋人に比べると、現実的な条件を重視すること
が分かった。
そ の他
可愛 い
か っこ い い
/
マ メ であ る
スタ イ ル が よ い
背 が高 い
話 し上 手
そ の他
可 愛 い/ か っこ い い* *
マメ であ る **
ス タ イ ル が よ い*
背 が高 い
話 し上 手 * *
聞 き上 手 **
*…5%水準で有意 **…1%水準で有意
聞き上手
学 歴 が高 い*
収 入 が多 い
お も しろ い
頼 り が いがあ る
優 し い
結婚相手に求める条件の重視する順位の平均
図表Ⅱ−4−⑧
学 歴 が高 い
0
結婚相手に求める条件の重視する順位(男女別)
図表Ⅱ−4−⑦
収 入 が多 い
おも しろ い
頼 り が いが あ る
優しい
N= 2 6 0
男性
女性
2.0
1.8
1.6
1.4
1.2
1.0
0.8
0.6
0.4
0.2
0.0
N=260
250
男性
女性
200
150
1位…3点
2位…2点
3位…1点
未記入…0点
100
50
(5)
恋人・結婚相手の年齢の許容範囲
N= 248
80
平 均 … 7 .2 8 歳
70
60
50
40
30
20
10
0
0歳 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 6歳 7歳
8歳 9歳 10歳 11歳 12歳 15歳 20歳 25歳 30歳
図表Ⅱ−4−⑨
恋人の年齢の上限
N=243
70
平均…2.63歳
60
50
40
30
20
10
0
0歳
1歳
2歳
3歳
4歳
5歳
6歳
図表Ⅱ−4−⑩
7歳
8歳
9歳
10歳
13歳
15歳
恋人の年齢の下限
図表Ⅱ−4−⑨は恋人の年齢の上限ついて、自分の年齢プラス何歳まで許容できる
か調べ、答えた年齢の人数を棒グラフにしたものである。上限の一番上は自分の年齢
+30 歳、一番下は自分の年齢+0歳(同い年)であった。内訳は、一番多かったのが5
歳の 71 人、次いで 10 歳、3歳、2歳、15 歳と続いている。上限の平均年齢は自分の
年齢+7.28 歳だった。
図表Ⅱ−4−⑩では恋人の年齢の下限について、自分の年齢マイナス何歳まで許容
できるかを調べ、答えた年齢の人数を棒グラフにしたものである。下限の一番下は自
分の年齢−15 歳、一番上は0歳(同い年)であった。内訳は、0歳(同い年)、次いで2
歳・3歳、5 歳、1歳、10 歳と続いている。下限の平均年齢は自分の年齢−2.63 歳だ
った。
100
N=245
平 均 … 6.55歳
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
0歳
1歳
2歳
3歳
4歳
5歳
6歳
図表Ⅱ−4−⑪
7歳
8歳
9歳 10歳 12歳 15歳 20歳 30歳
結婚相手の年齢の上限
70
平 均 … 2.83歳
N=240
60
50
40
30
20
10
0
0歳
1歳
2歳
3歳
4歳
5歳
図表Ⅱ−4−⑫
6歳
7歳
8歳
10歳 13歳 15歳 20歳
結婚相手の年齢の下限
図表Ⅱ−4−⑪は結婚相手の年齢の上限について、自分の年齢プラス何歳まで許容
できるか調べ、答えた年齢の人数を棒グラフにしたものである。上限の一番上は自分
の年齢+30 歳、一番下は自分の年齢+0歳(同い年)であった。内訳は、5歳が一番多
く、次いで 10 歳の 50 人、3歳、2歳、4歳、8歳と続いている。上限の平均年齢は
自分の年齢+6.55 歳だった。
図表Ⅱ−4−⑫では結婚相手の年齢の下限について、自分の年齢マイナス何歳まで
許容できるかを調べ、答えた年齢の人数を棒グラフにしたものである。下限の一番下
は自分の年齢−20 歳、一番上は0歳(同い年)であった。内訳は0歳の 66 人が一番多
く、次いで3歳、2歳、5歳、1歳と続いている。下限の平均年齢は、自分の年齢−
2.83 歳だった。
図表Ⅱ−4−⑬は恋人の年齢の上限・下限、結婚相手の年齢の上限・下限それぞれ
について男女で差が見られるかどうか独立したサンプルのt検定を行った。その結果、
恋人の上限・下限、結婚相手の上限・下限全てにおいて1%水準で有意差が見られた。
この結果から、女性は恋人・結婚相手共に自分より年上の男性を好む傾向が強く、男
性はどちらかというと恋人・結婚相手共に自分より年下の女性を好む傾向にあること
がわかった。
9.0
8.0
7.0
6.0
男性
女性
5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
結 婚 ・下 限
**
結 婚 ・上 限
**
恋 人 ・下 限
**
恋 人 ・上 限
**
0.0
**…1%水準で有意
図表Ⅱ−4−⑬
恋人・結婚相手の年齢の上限・下限の平均
8.00
7.00
6.00
5.00
4.00
3.00
2.00
1.00
0.00
恋人・上限*
結婚・上限*
恋人・下限
結婚・下限
*1%水準で有意
図表Ⅱ−4−⑭
対応するサンプルの t 検定
図表Ⅱ−4−⑭は恋人の上限・結婚の上限と恋人の下限と結婚相手の下限の対応す
るサンプルの t 検定を行った。その結果、1%水準で恋人の上限・結婚の上限におい
て有意差が見られた。それぞれの上限についてみてみると、恋人の上限の平均年齢が
7.29 歳、結婚相手の上限の平均年齢が 6.55 歳となり、結婚相手よりも恋人の方が年
齢の上限が高いことが分かる。この結果から、恋人の方が自分よりも年齢が離れてい
ることを臨んでいることが考えられ、恋人よりも結婚相手は自分の年齢に近い方がい
いと考えている人がいると推測される。また、それぞれの下限について見てみると、
恋人の下限の平均年齢より結婚相手の下限の平均年齢の方が低いことが分かる。ほん
の少しであるが恋人よりも結婚相手の方が自分の年齢より年下でもいいと思っている
人がいることが伺える。
5.結婚・結婚式に関する希望
(1)
結婚について
結婚
したくない
7%
絶対に結婚
したくない
1%
N =251
絶対に
結婚したい
19%
条件が
合えば
結婚したい
32%
いずれ
結婚したい
41%
図表Ⅱ−5−①
結婚についてどのように考えているか
図表Ⅱ−5−①は、「あなたは結婚についてどのように考えていますか。最も当て
はまるものに1つ選んで○をつけてください。」という質問に対し得られた回答を円
グラフにしたものである。内訳は「絶対に結婚したい」19%、「いずれ結婚したい」
41%、「条件があえば結婚したい」32%、「結婚したくない」7%、「絶対に結婚し
たくない」1%だった。この結果から、全体の 92%の人は将来結婚したいと考えてい
ることが伺える。結婚したくないと考えている人は思いのほか少ないことがわかった。
図表Ⅱ−5−②は結婚したい理由について「親から独立できる」「社会的に認めら
れる」「子供や家族がもてる」「愛している人と暮らせる」「精神的に安定する」「経
済的な余裕が持てそう」「親や周囲の期待に応えられる」「その他」の 8 項目の中か
ら当てはまるもの全てに丸をつけてもらったものの割合を表した円グラフである。内
訳は「親から独立できる」6%、「社会的に認められる」7%、「子供や家族がもて
る」30%、「愛している人と暮らせる」25%、「精神的に安定する」16%、「経済的
な余裕が持てそう」8%、「親や周囲の期待に応えられる」6%、「その他」2%だ
った。
図表Ⅱ−5−③は結婚したい理由について 8 項目の中から当てはまるもの全てに丸
をつけてもらったものの人数を表した棒グラフである。この結果から「親から独立で
きる」ことや、「親や周囲の期待に応えられる」ことよりも、「子供や家族をもてる」
「愛している人と暮らせる」、「精神的に安定する」という理由から結婚を考えてい
る人が多いことが伺える。
親や周囲の
期待に応えられる
6%
その他
2%
経済的な余裕が持
てそう
8%
N=252
親から独立できる
6%
社会的に
認められる
7%
精神的に安定する
16%
子供や家庭が
もてる
30%
愛している人と
暮らせる
25%
図表Ⅱ−5−②
結婚したい理由
160
140
120
100
80
60
40
20
そ の他
親 か ら 独 立 でき る
親 や 周 囲 の 期 待 に応 え ら れ る
社 会 的 に認 め ら れ る
そ の他
親 や 周 囲 の期 待 に応 え ら れ
る
経 済 的 な 余 裕 が 持 てそう
精 神 的 に安 定 す る
愛 し て いる 人 と 暮 ら せ る
子 供 や 家 庭 が も てる
結婚したい理由(男女別に選んだ項目)
図表Ⅱ−5−④
結婚したい理由(選んだ項目別の人数)
図表Ⅱ−5−③
経 済 的 な 余 裕 が 持 てそう
精 神 的 に安 定 す る
愛 し て いる 人 と 暮 ら せ る
社 会 的 に認 め ら れ る
親 か ら 独 立 でき る
0
子 供 や 家 庭 が も てる
0
100
90
80
70
男性
女性
60
50
40
30
20
10
図表Ⅱ−5−④は結婚したい理由について 8 項目の中から当てはまるもの全てに丸
をつけてもらったものの人数を男女別に表した棒グラフである。この結果から男女と
もに「子供や家族がもてる」「愛している人と暮らせる」「精神的に安定する」と答
える人が多かった。「親から独立できる」、「親や周囲の期待に応えられる」と答え
た人は男性より女性の方が多かった。「経済的な余裕が持てそう」と答えたのは男性
よりも女性の方がかなり多かった。女性は結婚したら男性に養ってもらいたいと考え
ている人が多い為であると推測される。
図表Ⅱ−5−⑤は結婚したくない理由について「仕事や学業に専念できる」「お金
を自由に使える」「趣味や娯楽を楽しみたい」「異性との交際が自由」「相手の親と
の関係がわずらわしい」「その他」の 6 項目から当てはまるものを全て選んでもらっ
たものの割合を表した円グラフである。内訳は「仕事や学業に専念できる」19%、「お
金を自由に使える」17%、「趣味や娯楽を楽しみたい」26%、「異性との交際が自由」
8%、「相手の親との関係がわずらわしい」17%、「その他」13%だった。
仕事や学業に
専念できる
19%
その他
13%
N=253
相手の親との
関係が煩わしい
17%
お金を自由に
使える
17%
異性の交際が
自由
8%
趣味や娯楽を
楽しみたい
26%
図表Ⅱ−5−⑤
結婚したくない理由
16
14
12
10
8
6
4
2
異 性 の交 際 が 自 由
そ の他
相 手 の親 と の関 係 が 煩 わ し い
そ の他
相 手 の親 と の関 係 が 煩 わ し い
異 性 の交 際 が 自 由
趣 味 や娯 楽 を 楽 し み た い
お 金 を 自 由 に使 え る
仕 事 や 学 業 に専 念 で き る
結婚したくない理由(男女別に選んだ項目)
図表Ⅱ−5−⑦
結婚したくない理由(選んだ項目別の人数)
図表Ⅱ−5−⑥
お 金 を 自 由 に使 え る
仕 事 や 学 業 に専 念 でき る
男性
女性
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
趣 味 や娯 楽 を 楽 し みた い
0
図表Ⅱ−5−⑥は結婚したくない理由について 6 項目の中から当てはまるもの全て
に丸をつけてもらったものの人数を表した棒グラフである。一番多いのは「趣味や娯
楽を楽しみたい」という答えだった。「仕事や学業に専念できる」「お金を自由に使
える」「相手の親との関係がわずらわしい」がほぼ同じくらいの人数であった。この
結果から、「異性の交際が自由」と答える人が思いのほか少ないことに驚いた。「趣
味や娯楽を楽しみたい」から結婚したくないという理由に挙げている人が多いのは、
結婚をすると趣味や娯楽を楽しむ時間が少なくなると考えている人が多いと考えられ
る。
図表Ⅱ−5−⑦は結婚したくない理由について6項目の中から当てはまるもの全て
に丸をつけてもらったものの人数を男女別に表した棒グラフである。この結果から女
性は「趣味や娯楽を楽しみたい」「相手の親との関係が煩わしい」という理由で結婚
したくないと考えており、男性では「お金を自由に使える」「趣味や娯楽を楽しみた
い」という理由で結婚したくないと考えているためである。
(2) 結婚式について
図表Ⅱ−5−⑧は「結婚式について最も当てはまるものに1つ選んで○をつけてく
ださい」という質問に対する回答を円グラフに表したものである。「挙式・披露宴両
方」58%、「挙式のみ」21%、「披露宴のみ」3%、「レストランウェディング」6%、
「写真のみ」1%、「何もしない」11%という結果になった。「挙式・披露宴両方」
行いたいと思っている人が約6割と多いことから、現代の結婚式には挙式も披露宴も
両方行うというのが慣例になってきていると考えられる。「挙式・披露宴」両方が出
来なくても「挙式」はあげたいと考えている人が約2割を占めているが、「披露宴の
み」を行いたいと考えている人は少数だった。一方、「レストランウェディング」や
「写真のみ」と答えた人は、「何もしない」と答えた人より少なかった。この結果、
約 90%の人が必ず何らかの形で結婚式や披露宴などを行いたい、もしくは結婚したこ
とを記録に残しておきたいと考えていると推測される。
図表Ⅱ−5−⑨は「結婚式について最も当てはまるものに1つ選んで○をつけてく
ださい」という質問に対する回答について男女別の割合で示した棒グラフである。
「挙式・披露宴両方」と答えた人のうち約 60%、「挙式のみ」と答えた人のうち約
70%、「レストランウェディング」と答えた人のうち約 85%の人が女性であった。「披
露宴のみ」と答えた人のうち約 60%が男性だった。このことから男性は挙式よりも披
露宴を行うことを重視していると考えられる。「何もしない」と答えた人のうち、約
70%が女性であった。このことから結婚式などにお金を使うくらいなら、ほかの事に
使いたいと考えている女性が多いと思われる。
何もしない
11%
写真のみ
1%
レストラン
ウェディン グ
6%
N =2 6 0
披露宴のみ
3%
挙式・披露宴両方
58%
挙式のみ
21%
図表Ⅱ−5−⑧
結婚式について
挙式・披露宴両方
N=253
挙式のみ
披露宴のみ
男性
女性
レストランウェディング
写真のみ
何もしない
0%
10%
20%
図表Ⅱ−5−⑨
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
結婚式について(男女別の割合)
100%
Ⅲ章
まとめと今後の課題
1.まとめ
男女学生の恋愛・結婚観に対する意識調査では、恋愛に対して積極的で自ら合コン
や紹介など積極的に行動することがわかった。出会いの場はネット上で知り合った人
と恋愛関係になり意識をしていくこドラマのような恋愛に憧れている人も2人に1人
憧れていることが明らかになった。お付き合いするにあたって相手にこれだけは譲れ
ない条件が無いと思っている人が全体の7割をしめ、血液型も重視することがわかっ
た。離婚経験がある人も恋愛・結婚の対象になるという質問をしたとき、恋愛・結婚
には対象にはならないという意識のほうが強いということがわかり、現実的には恋
愛・結婚に対する意識が低いことがわかった。結婚観については、恋愛をする上で延
長線上に結婚を考えている人は全体の 4 割が結婚を意識していないことがわかった。
また結婚に対する意識については、現時点で結婚をしていない学生に回答してもらっ
たため、恋人がいる人・恋人がいない人の間で恋愛結婚に対しての意識に差が見られ
た。相手を選ぶ上で重視する条件の調査では、恋人といる時間を大切にしたり、お互
いの趣味などを共感しあったりと楽しさを求めるのに対し、結婚に対しては、収入や
健康、仕事や将来性など、家族を養う経済力などと現実的に考えていることがわかっ
た。非婚化や晩婚化は進んでいるものの、結婚して子どもを育てたいと望んでいる人
が多いのも事実だ。このギャップを解消するために、経済的な負担を軽くすることや
社会全体で支援する環境を整えて、子育てに対する不安や悩みを解消していくことが
大切です。仕事と子育てとの両立は難しいと考えている人が多いことから、労働時間
の短縮や育児休業制度の充実、子育て家庭のニーズにあった保育サービス、子育て後
の再就職の支援など、男女がともにゆとりをもって子育てができるような就業環境を
つくることが重要だ。女性が結婚や出産に踏み切れない理由の一つとなっているのが、
家事や育児の負担である。これを解消していくため、男性は仕事、女性は家事と言っ
た固定的な意識も変えていく必要がある。相手を選ぶ上で重視する条件の調査では、
恋人といる時間を大切にしたり、お互いの趣味などを共感しあったりと楽しさを求め
るのに対し、結婚に対しては、収入や健康、仕事や将来性など、家族を養う経済力な
どと現実的に考えていることがわかった。
「今現在お付き合いしている特定の異性の有無」では、特定の異性がいない人が 7 割
もいた。図表Ⅱ−6−1 から図表Ⅱ−6−9 までの 9 項目は、なかなかサンプル数が少
なく思うようにいかない部分も多々あった。「主導権は自分が握っていたい」の項目
は自分がリードしたい人が全体の 4 割で、当てはまらない人は全体の 1 割程度しかい
なかった。
「異性と付き合うことが面倒だと思ったことがある」の項目は、全体の 50%
以上が異性との付き合いに面倒と感じたことがあり、さらに、女性にこの傾向が高い
ことが分かった。女性は異性との繋がりよりも、同性との関係をより重視する傾向に
あるようだ。「付き合っている人と結婚を考えたことがある」の項目は、全体の 6 割
が恋人との結婚を考えたことがあることが分かった。晩婚化など結婚に対してあまり
よいイメージを持っていないと推測をしていたので、全体の 6 割もの前向きな意見は
非常に意外な結果だった。「別れたらもう二度と恋人が出来ないのではと思ったこと
がある」の項目は、全体の 4 割が別れた後、危機感を感じていることが分かった。「恋
人と将来について話し合うことがある」の項目は、全体の 8 割が恋人と将来について
話し合うことがあり、1 割が恋人と将来について話し合わないという結果だった。「浮
気をしているか気になったことがある」の項目は、全体の 4 割が浮気を気にしている
ことが分かった。「会えない時は出来る限り電話やメールなどのやり取りをしたい」
の項目は、全体の 6 割が出来る限り電話やメールなどのやり取りをしたいと思ってお
り、全体の 1 割は出来る限り電話やメールなどのやり取りはしたくないという結果だ
った。コミュニケーションルーツが多様化し、すぐに相手とやり取りが出来るように
なったことも、当てはまる人が多い 1 つの要因であると推測した。「相手にはあなた
の行動、好み、才能など示して欲しい」の項目は、前項目の「会えない時は出来る限
り電話やメールなどのやり取りをしたい」の結果にも現れているように、常に自分に
対して興味を持って欲しいという気持ちを持っている人が多い結果となった。「相手
の家族と交流がある」の項目は、図表Ⅱ−6−3「付き合っている人と結婚を考えたこ
とがある」や図表Ⅱ−6−6「恋人と将来について話し合うことがある」の項目は当て
はまらない人が少数だった為もっと交流があると推測したが、この質問では相手家族
と交流がない人が多く、とても不思議な結果に終わった。図表Ⅱ−6−10 で、男性が
一番当てはまったのは、「相手にはあなたの行動、好み、才能など示して欲しい」、
女性が一番当てはまったのは、「将来につて話すことがある」であった。恋人に求め
る条件は、女性は男性よりも経済力など比較的現実の事柄に重点を置く傾向にあった。
結婚相手に求める条件も、恋人に求める条件と同様、女性は経済力に重点を置き、結
婚相手にはより経済力を求める傾向が見られた。ルックスは、予測していたのよりも
あまり重視されていなく、とても意外だった。
恋人に求める条件で重視する順位についての上位3位は「優しい」「頼りがいがあ
る」「おもしろい」異性を選ぶことが分かった。恋人に求める条件で重視する順位に
ついて男女別に比較した結果、男性の上位は「優しい」「可愛い/かっこいい」「面白
い」女性、女性の上位は「優しい」「頼りがいがある」「面白い」男性だった。恋人
に求める条件で重視する順位について男女で差があるかどうか t 検定を行った結果、
「頼りがいがある」、「収入が多い」、「聞き上手」、「背が高い」、「マメ」、「可
愛い/かっこいい」の6項目において有意差が見られた。恋人を選ぶ上で重要視される
平均は、男性は「優しい」「可愛い/かっこいい」「面白い」女性、女性は「優しい」
「頼りがいがある」「面白い」男性を選ぶ傾向にあることがわかった。男性は女性に
対して「可愛い/かっこいい」ことを恋人に求めていることがわかり、恋人を選ぶ上で
外見も重視する傾向があり、女性は外見よりも中身を重視する傾向が見られた。結婚
相手に求める条件で重視する順位についての上位3位は、「優しい」「頼りがいがあ
る」「収入が多い」異性を選ぶことが分かった。男女別に比較した結果、男性の上位
3位は、「優しい」「マメである」「聞き上手」な女性、女性の上位3位は、「優し
い」「頼りがいがある」「収入が多い」「学歴が高い」男性だった。男女で差がある
かどうか t 検定を行った結果、「学歴が高い」「スタイルがよい」「聞き上手」「話
し上手」「マメ」「可愛い/かっこいい」6項目で有意差が見られた。結婚相手として
選ぶ上で重要とされる平均は、男性は「優しい」「マメ」「聞き上手」な女性を選ぶ
傾向にあり、女性では「優しい」「頼りがいのある」「収入の高い」男性を選ぶ傾向
にあった。結婚相手を選ぶ上で男女共に恋人と同様「優しい」かどうかを最重要視し
ている。男性は結婚相手を選ぶ上で性格と共に外見も重視する傾向があり、女性は外
見よりも中身を重視する傾向が伺える。女性は恋人に比べると、結婚相手には現実的
な条件を重視することが分かった。恋人の年齢の上限・下限について、上限の一番上
は自分の年齢+30 歳、一番下は同い年となり、上限の平均年齢は自分の年齢+7.28 歳
であった。下限の一番下は自分の年齢−15 歳、一番上は同い年となり、下限の平均年
齢は自分の年齢−2.63 歳であった。結婚相手の年齢の上限・下限について、上限の一
番上は自分の年齢+30 歳、一番下は自分の同い年となり、上限の平均年齢は自分の年
齢+6.55 歳だった。下限の一番下は自分の年齢−20 歳、一番上は同い年だった。下限
の平均年齢は、自分の年齢−2.83 歳であった。恋人の年齢の上限・下限、結婚相手の
年齢の上限・下限それぞれについて男女で差が見られるかどうか独立したサンプルの
t 検定を行った結果、恋人の上限・下限、結婚相手の上限・下限全てにおいて有意差
が見られたことから、女性は恋人・結婚相手共に自分より年上の男性を好み、男性は
どちらかというと恋人・結婚相手共に自分より年下の女性を好むことがわかった。恋
人の上限・結婚の上限と恋人の下限と結婚相手の下限の対応するサンプルの t 検定を
行った結果、恋人の上限・結婚の上限において有意差が見られた。それぞれの上限に
ついては、恋人の上限の平均年齢が 7.29 歳、結婚相手の上限の平均年齢が 6.55 歳と
なり、結婚相手よりも恋人の方が年齢の上限が高いことが分かった。恋人の方が自分
よりも年齢が離れていることを臨んでおり、恋人よりも結婚相手の方が自分の年齢に
近い方がいいと考えている。それぞれの下限について、恋人の下限の平均年齢より結
婚相手の下限の平均年齢の方が低いことがわかった。少数意見で恋人よりも結婚相手
は自分の年齢より年下でもいいと思っている人もいる。
結婚についてどのように考えているかという質問では、全体の9割の人は将来結婚し
たいと考えている。結婚したくないと考えている人は思いのほか少ないことがわかっ
た。結婚したい理由にでは、「親から独立できる」や、「親や周囲の期待に応えられ
る」ことよりも、「子供や家族をもてる」「愛している人と暮らせる」、「精神的に
安定する」という理由から結婚を考えている人が多い。男女別に見た結果、男女とも
に「子供や家族がもてる」「愛している人と暮らせる」「精神的に安定する」と答え
る人が多かった。「親から独立できる」、「親や周囲の期待に応えられる」と答えた
人は男性より女性の方が多く、「経済的な余裕が持てそう」と答えたのは男性よりも
女性の方がかなり多かった。女性は結婚したら男性に養ってもらいたいと考えている
人が多い。結婚したくない理由では、趣味や娯楽を楽しむ時間が少なくなると考えて
いる人が多い。男女別に見た結果、女性は「趣味や娯楽を楽しみたい」「相手の親と
の関係が煩わしい」という理由で結婚したくないと考えており、男性では「お金を自
由に使える」
「趣味や娯楽を楽しみたい」という理由で結婚したくないと考えている。
結婚式についてどのように考えているかという質問では全体の 6 割が「挙式・披露宴
両方」行いたいと思っている。「レストランウェディング」や「写真のみ」と答えた
人は、「何もしない」と答えた人より少ない。また、結婚式について男女別の割合で
見てみると、男性は挙式よりも披露宴を行うことを重視している。「何もしない」と
答えた人のうち、約 70%が女性であった。このことから結婚式などにお金を使うくら
いなら、ほかの事に使いたいと考えている女性が多い。
2.今後の課題
今回の調査では、男女学生を対象に調査した。男性のサンプル数が女性のサンプル
数に比べ少なく、また限られた年齢層を対象にした調査だった為、今後男女のサンプ
ル数をほぼ同数にし、年齢層を広げ既婚者と未婚者で考え方に差がみられるか調査し
たい。恋愛・結婚観のみではなく、仕事の仕方に対する意識調査や、出産に対する意
識の調査も今後やってみたい。
結婚に対して前向きな意見が予想以上に多かった。付き合っている時点では、結婚
に対して良いイメージがあるが、実際結婚に辿り着かないのは、経済的な面や仕事な
どを最優先させる考えが人々の中に多くあるからなのかもしれない。この理由をぜひ
追求し調査してみたい。また、ルックスを重視する人が予測していたのよりあまりい
なかった。外見よりも内面がよくないと深い交友関係は築けないようになってきてい
るようである。なぜこのよう名考えが浸透しているのか、いつ頃からこの考えが定着
し始めたのか調査する必要性を感じた。
今回の調査では恋人・結婚相手に求める条件の項目を今回の調査では 12 項目の中か
ら上位3つを選んでもらったが、よりたくさん数をあげ、上位 5 つくらい上げてもら
うことで今回の結果と違い、男女で相違があるか調べたい。また、恋人・結婚相手の
年齢の上限・下限について、兄弟の人数や自分が何番目かによって違いがあるかも調
査したい。結婚や恋愛に対する考え方について通っていた学校(共学・男子校・女子校)
で違いが見られるかも聞いてみたい。近年、男女共に未婚化・晩婚化・高齢化が進み
深刻な問題となっているが、さらに研究を進め少子化や晩婚化に関する調査、分析を
していく必要がある。
付表
1.調査票
2.発表資料
学生の恋愛・結婚に対する実態意識調査
私たちは、卒業研究の一貫として「大学生の恋愛・結婚」の実態・意識を調査しています。ご回答いただいた内容については、研究以
外には一切使用することはありません。ご多忙の中大変恐縮ですが、以下のアンケートにご協力お願い致します。
あなたの恋愛・結婚に関する実態・意識についてお聞きします。
1.あなたの恋愛観・結婚観についてお聞きします。当てはまる番号いずれか 1 つに○を付けてください。
当てはまる
①今は恋愛よりも熱中するものがある--------------------------------②付き合っている異性に1つでも納得がいかない所があれば結婚はしない③付き合う上で相手に対してこれだけは譲れないという条件がある------④自分から合コンなど、出会いの有りそうな場所へ行く機会が多い------⑤離婚経験がある人も恋愛対象になる--------------------------------⑥離婚経験がある人も結婚対象になる--------------------------------⑦ドラマのような恋愛に憧れている----------------------------------⑧付き合う相手の血液型が気になる----------------------------------⑨恋愛をする上で結婚を意識する------------------------------------⑩同性同士で遊んでいるほうが楽しい--------------------------------⑪ネット上で知り合った人と恋愛関係になる可能性がある--------------⑫挙式は海外で挙げたい--------------------------------------------⑬新婚旅行は海外へ行きたい----------------------------------------⑭結婚式は身内や親しい友人だけで行いたい---------------------------
--1---1---1---1---1---1---1---1---1---1---1---1---1---1--
やや当て どちらで やや当ては 当てはまら
はまる
もない
まらない
ない
--2---2---2---2---2---2---2---2---2---2---2---2---2---2--
--3---3---3---3---3---3---3---3---3---3---3---3---3---3--
--4---4---4---4---4---4---4---4---4---4---4---4---4---4--
--5---5---5---5---5---5---5---5---5---5---5---5---5---5--
2.今までお付き合いした人の人数は何人ですか。当てはまる人数に○をつけてください。
なし ・ 1 人 ・ 2 人 ・ 3 人 ・ 4 人 ・ 5 人 ・ それ以上 (
人)
3.自分から告白した経験がありますか。
はい
いいえ
4.今まで最長でどれくらいの期間付き合ったことがありますか。(
年
ヶ月
日)
5.あなたは現在お付き合いしている特定の異性はいますか。当てはまるものに○をつけて指示の通りにお進み下さい。
はい ( ) →6へ進んでください
いいえ ( ) →7へ進んでください
どちらともいえない ( ) →7へ進んでください
6.あなたの今付き合っている異性の事についてお聞きします。当てはまる番号 1 つに○を付けて下さい。
当てはまる
①付き合っていく上で主導権は自分が握っていたい--------------------②異性と付き合うことが面倒だと思ったことがある--------------------③付き合っている人と、結婚を考えたことがある----------------------④恋人と別れたらもう二度と恋人が出来ないのではと思った事がある----⑤恋人と将来について話すことがある--------------------------------⑥恋人が浮気をしているか気になったことがある----------------------⑦会えないときは相手と出来る限り電話やメールのやりとりをしたい----⑧相手にはあなたの行動、好み、才能などに興味を示してほしい--------⑨相手の家族と交流がある-------------------------------------------
--1---1---1---1---1---1---1---1---1--
やや
どちらでも やや当てはま 当てはまら
当てはまる
ない
らない
ない
--2---2---2---2---2---2---2---2---2--
--3---3---3---3---3---3---3---3---3--
7.あなたが恋人に求める条件について以下のA∼Fの各組み合わせのうち、どちらを重視しますか。
当てはまる数字にそれぞれ○をつけてください。
A
B
C
D
E
F
ルックス
性 格
経済力
価値観
ルックス
価値観
1---------1---------1---------1---------1---------1----------
2---------2---------2---------2---------2---------2----------
3----------4 性 格
3----------4 経済力
3----------4 価値観
3----------4 ルックス
3----------4 経済力
3----------4 性 格
--4---4---4---4---4---4---4---4---4--
--5---5---5---5---5---5---5---5---5--
8. あなたが結婚相手に求める条件について以下のA∼Fの各組み合わせのうち、どちらを重視しますか。
当てはまる数字にそれぞれ○をつけてください
A
B
C
D
E
F
ルックス
性 格
経済力
価値観
ルックス
価値観
1---------1---------1---------1---------1---------1----------
2---------2---------2---------2---------2---------2----------
3----------4
3----------4
3----------4
3----------4
3----------4
3----------4
性 格
経済力
価値観
ルックス
経済力
性 格
9.あなたが恋人に求める条件についてお聞きします。重視する順に上位 3 位まで順位をつけてください。
優しい( ) 頼りがいがある( ) おもしろい( ) 収入が多い( ) 学歴が高い( ) 聞き上手( )
話し上手( ) ・背が高い( ) スタイルがよい マメである( ) 可愛い/かっこいい( )
その他( ) (具体的に:
)
10.あなたが結婚する相手に求める条件についてお聞きします。重視する順に上位 3 位まで順位をつけてください。
優しい( ) 頼りがいがある( ) おもしろい( ) 収入が多い( ) 学歴が高い( ) 聞き上手( )
話し上手( ) ・背が高い( ) スタイルがよい マメである( ) 可愛い/かっこいい( )
その他( ) (具体的に:
)
11.あなたと恋人・あなたと結婚相手それぞれの年齢差の許容範囲はどのくらいですか。
<回答例: 上限:自分の年齢 +( 5 ) 下限:自分の年齢 ‒( 3 ) >
恋人……… 上限:自分の年齢 +( ) 下限:自分の年齢 ‒( )
結婚相手… 上限:自分の年齢 +( ) 下限:自分の年齢 ‒( )
12. あなたには結婚についてどのように考えていますか。最も当てはまるものに 1 つ選んで○をつけて、
指示の通りにお進み下さい。
絶対に結婚したい( ) ・ いずれ結婚したい( ) ・ 条件が合えば結婚してもよい( ) …A.に進んでください
結婚したくない( ) ・ 絶対に結婚したくない( ) …B.に進んでください
A.その理由は何ですか。当てはまるもの全てに○をつけてください。
親から独立できる( )・社会的に認められる( )・子供や家族がもてる( )・愛している人と暮らせる( )・
精神的に安定する( )・経済的な余裕が持てそう( )・親や周囲の期待に応えられる( )・
その他( ) (理由:
)
B.その理由は何ですか。当てはまるもの全てに○をつけてください。
仕事や学業に専念できる( ) ・ お金を自由に使える( ) ・ 趣味や娯楽を楽しみたい( )・
異性の交際が自由( )・相手の親との関係が煩わしい( )・ その他( ) (理由:
)
13.
結婚式について最も当てはまるものに 1 つ選んで○をつけてください。
挙式と披露宴両方したい( ) ・挙式のみ( ) ・披露宴のみ( ) ・レストランウェディング( )
写真のみ( ) ・何もしない( )
あなた自身についてお聞きします。以下の項目について、あてはまるものに○をつけてください。
[性別] : 男 ・ 女 [年齢] : (
歳)
[種別] : 大学・ 短大 ・ 専門 ・その他(
)
[住居] : 実家 ・ 一人暮らし ・ その他(
)
十文字学園女子大学 社会情報学部 社会情報学科
都築 彩子 村上 佳子 渡會 紘子
星野ゼミ4年
アンケートにご協力ありがとうございました。