平成28年度SYLLABUS(授業ガイド)PDF版

平成 28 年度
SYLLABUS
(授業ガイド)
Oita University of Nursing and Health Sciences
大分県立看護科学大学
目次
Ⅰ
平成 28 年度カレンダー・学年暦
Ⅱ
カリキュラム
1 教育理念
2 教育組織の概要
3 カリキュラムの概要
4 授業科目一覧
1) 平成 27 年度改正カリキュラム
養護教諭免許(1種)取得を目指す皆さんへ
2) 平成 23 年度改正カリキュラム
5 時間割
Ⅲ
Ⅳ
Ⅴ
……………
p1
……………
……………
……………
……………
p3
p3
p4
p8
……………
p14
……………
p21
……………
p22
……………
p24
授業科目の履修
1 履修要領
1) 学年・学期
2) 休業日
3) 授業時間
4) 授業科目の区分
5) 授業の形態と単位の算定基準
6) 単位互換制度
2 履修登録
1) 履修登録手続き
2) 履修登録の流れ
3) 履修登録上の注意事項
4) 養護教諭科目の履修
3 卒業要件、進級判定・進級試験
1) 卒業要件
2) 進級判定
3) 進級試験
4 学修の評価
1) 欠席と遅刻
2) 学修の評価(試験)
3) 再試験の手続き
4) 成績評価
5) 再履修・再受験科目
6) 既修得単位の認定
5 履修規程等
……………
p25
……………
p27
授業科目の紹介
1 講義・演習等
1) 1年次開講科目
2)
3) 2年次開講科目
4)
5) 3年次開講科目
6)
7) 4年次開講科目
8)
2 健康科学実験
3 看護学実習
……………
……………
……………
……………
……………
……………
……………
……………
……………
……………
p31
p53
p71
p95
p113
p123
p131
p137
p139
p143
……………
p151
教員一覧
前期開講
後期開講
前期開講
後期開講
前期開講
後期開講
前期開講
後期開講
Ⅰ
平成 28 年度カレンダー
・学年暦
平成28年度 CALENDAR
休日及び授業を行わない日
April
October
日
月
火
水
木
金
土
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
May
日
月
火
水
木
金
土
2
9
16
23
30
1
3 4 5 6 7 8
10 11 12 13 14 15
17 18 19 20 21 22
24 25 26 27 28 29
31
November
日
月
火
水
木
金
土
日
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
月
火
水
木
金
土
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
June
December
日
月
火
水
木
金
土
日
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
月
火
水
木
金
土
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
July
January
日
月
火
水
木
金
土
日
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
月
火
水
木
金
土
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
August
February
日
月
火
水
木
金
土
日
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
火
水
木
金
土
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28
September
日
月
March
月
火
水
木
金
土
日
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
月
火
水
木
金
土
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
1
平成28年度 学
年 暦
前期
4月
7
8
11,12
11
11~18
12
13
13
21
22
後期
10 月
入学式
全学オリエンテーション
新入生オリエンテーション
2~4年次生授業開始
前期履修登録
健康診断
1年次生授業開始
予防的家庭訪問実習オリエンテーション
交通安全講習会
全学スポーツ交流会
5月
3
3~11
29
11 月
19
~ 25
地域看護学実習,
在宅看護学実習(4年次生)
11
14,15
15
23~27
キャンパスクリーンデー
若葉祭
ホームカミングディ
老年看護学実習(3年次生)
1
6
7,8
9~22
24
6月
7月
7
10~23
13
冬期休業終了
基礎看護学実習(1年次生)
大学入試センター試験準備
(2,3,4年次生休講)
14,15
大学入試センター試験
初期体験実習(1年次生)
オープンキャンパス
学生交流プログラム(ソウル大学より)
夏期休業開始
小児看護(保育所)実習(3年次生)
下旬
25
大学院入学試験
27
28
8月
2月
9月
2~
5
30
卒業研究要旨提出締切(4年次生)
卒業研究論文提出締切(4年次生)
卒業研究発表会
看護アセスメント学実習(2年次生)
冬期休業開始
1月
学生大会
中旬
開学記念日
19
20~7/8 総合看護学実習(4年次生)
27
特別選抜試験(推薦・社会人)
成人急性期,成人・老年慢性期,小児,
母性,精神看護学実習(3年次生)
12 月
9~6/14
11~15
17
18~23
21
21~8/5
後期授業開始
後期履修登録
看護国際フォーラム
成人急性期,成人・老年慢性期,小児,
母性,精神看護学実習(3年次生)
夏期休業終了
前期授業終了
看護師・保健師および助産師国家試験
一般選抜試験(前期)および特別選抜
試験(私費外国人留学生) 進級試験(2年次生)
後期授業終了
3月
1
12
17
2
春期休業開始
一般選抜試験(後期)
卒業式
Ⅱ
カリキュラム
1
教育理念
看護学は、さまざまな環境で生活している人々を理解し、個人又は集団の健康状態を生活や環
境との関係を通して把握し、より健康になるための方策や健康問題に対する支援方法を追究する
理論と実践の科学です。
本学では、看護学の考究、看護実践に関する総合的な能力の育成、幅広い人間性の涵養に重点
をおいて編成された系統的なカリキュラムを準備しています。本学で看護学を学ぶ学生のみなさ
んは、4 年間の学習を通して、心豊かな人間性、人・人間を総合的に理解できる能力、自主的・
自立的に判断できる能力、国際的な活躍ができる感性と能力などを身につけることを求められま
す。そして、大学 4 年間の学習成果を社会に還元できるようになることが期待されています。
学生のみなさんが、これらの能力を育むことができるように、本学では、4 つの大講座の下に
17 の科目群を設置しています。これらの科目群を有機的に連携させ、基礎的な知識・技術、およ
び、専門的な知識・技術を修得するためのカリキュラムを、みなさんの成長・発達段階を考慮し
て、学習効果が上がるように配置しています。
例えば、1 年次から看護学概論や初期体験実習などの看護の専門科目を取り入れる一方で、基
礎学力を身につけるための人間科学講座の科目群は 4 年間を通して学習できるようにしています。
また、時間的なバランスも考慮しています。
看護学の追究は、大学 4 年間の学習で終了するものではありません。とくに、看護学の基盤で
ある人・人間を理解するためには、生涯にわたる研鑽が必要です。本学における大学生活を通し
て、人や社会を理解できるようなさまざまな経験をし、看護学を学ぶ喜びを味わい、豊かな感性
が養われることを期待しています。
学生のみなさんが、本学で学ぶことにより、卒業時に身に付けてほしい能力を以下に掲げます。
これらは、みなさんが看護職として躍進していくための基盤になる力です。4 年間で地道に着実
に力を蓄積していくように努力してください。
ディプロマポリシー
本学で以下のような能力を身につけ、かつ所定の単位を修得した学生には、学位が認定されます。
1.
2.
3.
4.
5.
2
確かな看護の力・技術力を身につけている
看護を遂行するための幅広い知識と観察力・臨床推論能力、マネジメント能力を有している
心豊かな人間性と倫理観を備えている
より健康な社会の実現に向けて自らを磨き、改革・改善する力を有している
国際性を持ち、多くの職種や人々と連携・協働する力を備えている
教育組織の概要
1)教育担当者と教員紹介
本学の教育は、豊かな教授陣、事務局(特に、教務学生グループ)
、図書館、保健室、また、
「看
護研究交流センター」が担います。
教員は、教授・准教授・講師・助教・助手からなり、
「教員一覧」
(p151~)と「学生のページ」
の教員プロフィールに紹介されています。
3
2) 4 大講座 17 科目群
教員組織は、大学の教育理念・教育目標に沿って構成されます。
本学では、4 つの大講座 17 科目群からなっています。
(1)講座
講座とは、大学の講義(演習・実習等を含む)に責任をもつ教員組織のことです。
本学は、カリキュラムの構成上、大講座制(一つの講座に教授・准教授・講師・助教・助手
などが複数いる構成)をとっています。大講座は、
「人間科学講座」、
「基礎看護科学講座」、
「専
門看護学講座」
、
「広域看護学講座」です。
(2)科目群
上記の講座は、いくつかの科目群からなっています。本学には 17 の科目群があります。科目
群とは、担当する講義科目を中心に教員組織を構成する単位で、本学では、
「研究室」と呼びま
す。この内、主に大学院教育を行うのが、成人・老年看護学研究室の中に設置している「NP
コース担当」および助産学研究室です。但し、教員たちは、学部教育にも携わります。
(3)看護研究交流センター
17 科目群に加えて、看護研究交流センターがあり、教員も配置されています。地域の教育・
研究拠点、地域貢献のための組織です。色々な機能がありますが、学部教育では、主に、
「予防
的家庭訪問実習」の運営を担います。
教員組織
人間科学講座
(7科目群)
・生体科学
・生体反応学
・健康運動学
・人間関係学
・環境保健学
・健康情報科学
・言語学
基礎看護科学講座
(2科目群)
専門看護学講座
(5科目群)
・成人・老年看護学
・小児看護学
・母性看護学
・助産学
・精神看護学
・基礎看護学
・看護アセスメント学
広域看護学講座
(3科目群)
・保健管理学
・地域看護学
・国際看護学
看護研究交流センター
3
カリキュラムの概要
1) 教育理念に基づくカリキュラム
本学の教育理念に基づいて、4 年間にわたって多くの講義(実習や演習を含む)科目が、順序
性をもって配置されています。また、カリキュラムは、看護師の国家試験受験資格を満たすよう
に作られています。
本学では、全国に先駆けて、平成 23 年度より、大学 4 年間かけて看護師教育を行うこととし、
保健師と助産師の教育は大学院に移行させました。学部では、看護師としての基礎力と実践力を
高めるため、充実したカリキュラムとなっています。
平成 27 年度入学者からは、4 年間継続して行う「予防的家庭訪問実習」を全員に導入し、該当
科目を選択すれば養護教諭(一種)免許が取得できる道を開くなど、更なる充実をはかっていま
す。予防的家庭訪問実習は、地域で生活する高齢者を定期的に訪問することを通して、生活と健
康、地域環境等の関連性を理解する重要な実習です。今後、看護師の働く場は、地域に拡大しま
4
す。将来を見据えた実習になります。一方、近年の学校現場では、看護の知識・技術をもった養
護教諭が求められています。本学における養護教諭(一種)免許の養成は、このニーズに応える
もので、看護学教育に加え、養護教諭になるために必要な学習を行います。
2) 科目配置とカリキュラムポリシー
下の図は、4 つの大講座が担う科目や学習によって身に付けていく知識・技術・能力の概要を
示しています。1 年次、2 年次には、主に理論や原則などを学び、科学的な思考ができる基盤づく
りをします。学年が上がるにつれて、視野を広げ、調整する力や判断力が身につくことを期待し
ています。特に、3 年次には 12 週間にわたる数種類の看護学実習があり、自律して行動する力が
養われます。そして、4 年次にはこれまでの学びを統合し、知識・技術の応用力や専門職業人と
しての態度を形成する科目を設けています。看護学実習においても、1 年次の早期から 4 年次ま
で段階的に組み込み、並行して演習科目を配置し、看護技術が習得できるようにしています。講
義・演習・実習を折り重ねながら進行させています。
このような考えられたカリキュラムで学ぶことによって、入学時に皆さんが持っていた能力、
即ち、アドミッションポリシーで示された能力を、ディプロマポリシーへと発展・進化させてい
くことを願ってカリキュラムを構築しています。
学部教育のカリキュラム -より地域に貢献する大学へ-
確かな看護
の力・技術力
卒業時能力
ディプロマポリシー
4年 次
統合能力
の育成
専門基礎
応用科目
幅広い知識・
観察力・臨床推論力
マネジメント能力
3年 次
2年 次
1年 次
教育目標
看護
アセスメント
・看護理論 学実習
・原理原則
・ケアのエビデンス
・人間の尊厳尊重
・関心/探求心
・観察・判断・感性
基礎看護 ・クリティカルシン
キング
等
学実習
・ヒトの理解
・人の理解
健康科学
・人間の理解
実験
・科学的思考
・自己コントロール
等
人・人間を総合的に
理解する能力の育成
人間科学
国際性・多職種と
連携・協働する力
スキルアップ演習
フォース
ステップ
在宅看護
論実習
地域看護
学実習
<進級試験>
初期体験
実習
自らを磨き
改革・改善する力
総合看護学実習
総合人間学
卒業研究
エビデンスとなる知識修得
生体科学科目群
生体反応学科目群
健康運動学科目群
人間関係学科目群
環境保健学科目群
健康情報科学科目群
言語学科目群
心豊かな人間性と
倫理観
看護探究
セミナー
・対象に応じた
看護実践能力
成人/老年/母
・個別性の尊重
性/小児/精神/
・社会システム
看護学実習
・チーム医療
・理論と実践の統合
老年看護学
・問題解決能力
実習
等
・多様な健康ニーズ
・住民の健康問題の
判断と解決
・国際的視野で考察
・国際交流
・社会資源の活用
・調整力
・リーダシップ
等
地域看護学科目群
保健管理学科目群
国際看護学科目群
成人・老年看護学科目群
小児看護学科目群
母性看護学科目群
精神看護学科目群
・統合力・応用力・
活用力
・探究力・分析力
・リーダシップ能力
・マネジメント能力
・自律的態度
・自己研鑽
等
統合科目
・災害看護学
・看護管理学
・看護科学研究
等
エビデンスに基づく判断・看護
実践能力の育成
基礎看護科学
セカンド
ステップ
ファースト
ステップ
予
防
的
家
庭
訪
問
実
習
看護技術
習得プロ
グラム
基礎看護科目群
看護アセスメント学
科目群
感性・倫理観の
育成
サード
ステップ
社会資源の活用・調整
能力の育成
専門看護学
国際的視点の創生
能力の育成
広域看護学
マネジメント能力の
育成
統合分野
生命尊重/豊かな感性/科学的視野/コミュニケーション
能力持った人材
アドミッションポリシー
カリキュラムポリシーは、以下の通りです。
1. 人間科学講座では、人間の身体を構造的、機能的側面から理解し、人間の健康、病的変化
や運動機能を学ぶための科目、生活環境や社会環境を含めた広義の環境を理解し、健康と
環境との関わりについて学ぶ科目、人間を心理的な側面から理解し、人と人との関係につ
いて履修する科目、健康や生活情報を理解し、情報の価値、活用法について学ぶ科目、ま
5
た英語を中心としたコミュニケーション力や人の社会生活を理解する科目、人文社会科目
などを置いている。
2. 基礎看護学講座では、「看護」「人間」「健康」「環境」とは何か、また看護の理論、原
理原則、科学的根拠に基づいた対象のニーズを適切に把握するためのコミュニケーション
や観察・アセスメントの方法、問題解決過程、看護援助技術の知識、技術、態度を学ぶ科
目を置いている。これらを通して、看護の醍醐味に気づき、看護とは何かを自ら考え、対
象を擁護する倫理観と責任感、看護を探求する力、クリティカルシンキングする力を育成
する。
3. 専門看護学講座では、成人、老年、小児、母性、精神の領域から対象者と健康現象を理解
し科学的根拠に基づいた援助を行うための理論と方法について履修し、保健医療福祉シス
テムの中で健康のレベルや健康障害に応じた看護を学ぶ科目を置いている。
4. 広域看護講座では、地域で生活する人々の多様な健康ニーズを把握し、健康の保持増進や
疾病予防の援助法、在宅で疾病や障がいを持ちながら生活する人々の健康問題を解決する
ための援助理論と方法及びケアシステムを活用したマネジメントを学ぶとともに、諸外国
の健康ニーズや看護の相違、国際間の看護協力の必要性を学ぶ科目を置いている。
5. 予防的家庭訪問実習では、1 年~4 年生までの 4 年間かけて、地域で生活する高齢者の家
庭を訪問することで在宅高齢者およびその生活環境の理解を深めるとともに、世代や学年
を超えた支えあいの大切さを学ぶための科目を置く。(平成 27 年度~)
6. 対象者のニーズを的確に判断し、科学的判断に基づいて実践できる看護師を育成するため
に、4年間を通じて学習レベルに応じた看護実習を段階的に実施する。
7. 専門性と資質の高い看護実践能力を身につけるために看護技術修得プログラムを実施す
る。
8. 身につけた知識・技術やスキルを統合し、問題の解決と新たな価値の創造につなげていく
能力や姿勢を育成するために、卒業研究を必修とし、丁寧な個別指導を行う。
9. 統合能力を強化するため、4 年次に専門基礎応用科目、総合人間学、スキルアップ演習な
どの科目を置く。
10. 学校保健分野における看護の知識・技術を持った養護教諭を育成するために、選択制で養
護教諭 1 種を取得するための教育科目を置く。(平成 27 年度~)
3) 卒業要件、国家試験受験資格等
卒業に必要な単位数は、学則・履修規程で定められています。ここに示す単位数は、本学を卒
業するために必要な単位数の最低要件です。卒業に必要な要件を満たすと看護師の国家試験受験
資格が与えられます。本学の卒業要件は、以下の表のとおりです。
① 平成 27 年度以降入学生の卒業要件(平成 27 年度改正カリキュラム)
区分
必修
選択
合計
単位
単位以上
人間科学科目
43
6
49 単位以上
基礎看護科学科目
19 単位
19 単位
専門看護学科目
33 単位
33 単位
広域看護学科目
13 単位
13 単位
共通科目
21 単位
21 単位
合計
129 単位
6 単位以上 135 単位以上
※卒業要件を満たすと、看護師国家試験受験資格が与えられます。
※別途、養護教諭科目を選択し、25 単位すべてを取得すると、養護教諭一種
免許状が取得できます(詳細は p11)
。
6
② 平成 23~26 年度の入学生(平成 23 年度改正カリキュラム)
区分
必修
選択
人間科学科目
44 単位
6 単位以上
合計
50 単位以上
基礎看護科学科目
17
単位
17 単位
専門看護学科目
35 単位
35 単位
広域看護学科目
10 単位
10 単位
統合科目
22 単位
22 単位
合計
128 単位
6 単位以上
134 単位以上
※卒業要件を満たすと、看護師国家試験受験資格が与えられます。
③ 平成 22 年度以前入学生
平成 22 年度以前の入学生のカリキュラム、卒業要件、国家試験受験資格については、教務
学生グループ窓口で別途確認してください。また履修にあたっては、あらかじめ教務学生グ
ループおよび担任と十分に確認と打合せを行って、卒業および国家試験受験資格に必要な科
目が履修できるようにしてください。
4) 単位の考え方、履修の仕方
各科目には、講義・演習・実習の区別があり、それによって1単位当たりの必要時間が決まっ
ています。各科目は、授業に出席し、所定の試験を通ることによって単位を得ることができます。
試験は、前期・後期に試験期間を設けて実施します。1 年生から 4 年生まで段階的に学年進行制
で進みますが、2 年次の最後には進級試験を設けています。詳細は p21 の履修要項を参照してく
ださい。実習の単位取得は特別のルールがあるので、看護学実習の項(p143~)を参照してくだ
さい。
5) 開講科目一覧の読み方
開講科目一覧(p8~10,12,13)は、本学の 4 年間のカリキュラムを、横軸に学年進行、縦軸に
担当する講座・科目群を配置し、それぞれの科目がいつ開講されるのか、選択・必修の別、単位
数などが分かるように図示してあります。それぞれの科目の授業内容は、学年別開講学期別に綴
じている授業科目の紹介(掲載頁欄を参照)をご参照ください。
なお、カリキュラムは、社会の変化を受けた指定規則の改正等で、適宜変更されます。カリキ
ュラムが改正された場合は、入学時のカリキュラムが適用されます。そのため、留年や休学など
により、履修すべきカリキュラムと実際に開講されているカリキュラムが異なる場合が生じるこ
とがあります。その場合には、異なるカリキュラム間で対応する科目を履修することになります
ので、必ず事前に教務学生グループに問い合わせてから、履修計画を立ててください。
6) 教室等の利用について
講義室、演習室は授業の時間以外に個人やグループでの学習には使用できません。図書館・カ
レッジホールを使用してください。
また、講義室、演習室、メディアセンター、情報処理室は飲食禁止です。掲示物などに注意し
てください。
7
4 授業科目一覧
履修するカリキュラムは入学年度で決まっています。
・この表は、平成27年度以降の入学者に適用されるものです。
・平成23~26年度入学者は、p12~13の一覧を利用して下さい。
詳細な開講期間は時間割を参照して下さい。
3年次以降の開講時期については予定です。
1)開講科目一覧 (平成27年度改正カリキュラム)
科目・単位・年次配置等
授 業 科 目
区 分
担当科目群
科 目 名 称
人のこころの仕組み
こ
コミュニケーション論
こ 人間関係学 人間関係学
ろ
カウンセリング論
の
行動療法と発達心理
理
◎音楽とこころ
解
言語学
社
会
生
活
の
理
解
形態
1年次
単位
授業回数 前期
必修 選択 必修 選択
後期
2年次
前期
後期
3年次
前期
後期
4年次
前期
後期
前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半
掲
載
講義
1
10
31
講義
1
10
32
講義
1
10
53
講義
1
10
54
講義
1
10
1
講義
◎美術とこころ
講義
英語Ⅰ-A1
講義
71
10
1
10
1
10
72
73
33
英語Ⅰ-A2
講義
1
10
55
英語Ⅱ-A1
講義
1
10
74
英語Ⅱ-A2
講義
1
10
95
英語Ⅰ-B1
講義
1
10
34
英語Ⅰ-B2
講義
1
10
56
英語Ⅱ-B1
講義
1
10
75
1
英語Ⅱ-B2
講義
◎英語Ⅲ
講義
10
96
1
10
◎言語表現法
講義
1
10
35
◎韓国語
講義
1
10
◎哲学入門
講義
1
10
36 ◎印の選択科目は、
37 合計6単位以上修得
◎社会学入門
講義
1
10
57
◎法学入門(日本国憲法)
講義
2
20
58
人文社会科目 ◎文化人類学入門
講義
1
10
59
◎医療福祉と人権
講義
1
10
人
◎保健ボランティア
演習
1
15
間
◎「自由科目」本学であらかじめ指定した本学と他大学の開講科目の中から2単位を上限に本学の人間科学科目・社会生活の理解の
科
選択科目単位として認定する。
学
環
環境保健学概論
講義
1
10
科
講義
1
10
目 境 環境保健学 環境保健学詳論
と
放射線健康科学
講義
1
10
情
環境疫学・生物学演習
演習
1
15
報
健康情報学
講義
1
10
の
講義
1
10
理 健康情報科学 生物統計学
解
健康情報処理演習
演習
2
30
生体構造論
生体科学
講義
2
20
76
38
77
97
39
60
40
41
生体機能論
講義
2
20
42
生体代謝論
講義
2
20
61
10
応用生体機能反応論
講義
1
生体反応学概論
講義
1
10
62
講義
1
10
63
か
生体反応学各論
ら
だ 生体反応学 微生物免疫論
の
生体薬物反応論Ⅰ
理
生体薬物反応論Ⅱ
解
講義
1
10
64
講義
1
10
78
講義
1
10
演習
1
15
98
実技
1
15
65
講義
1
10
79
健康運動ボランティア演習(救急法含む) 演習
1
15
健康運動学演習
健康運動
健康運動学 健康運動学
◎スポーツ救護
小 計
備 考
頁
1
講義
43
10
44
自然科学の基礎
講義
2
20
大学ナビ講座
講義
1
10
45
46
健康科学実験
実験
2
30
99
総合人間学
講義
1
10
43
13 470 135
8
すること
科目・単位・年次配置等
授 業 科 目
区 分
基
礎
看
護
科
学
科
目
担当科目群
基礎看護学
科 目 名 称
形態
2年次
前期
後期
3年次
前期
後期
4年次
前期
後期
前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半
掲
載
頁
講義
1
10
47
講義
1
10
66
48
生活援助論
演習
2
30
医療技術論
演習
2
30
80
初期体験実習
実習
1
20
49
基礎看護学実習
実習
2
40
67
看護疾病病態論Ⅰ
講義
2
20
68
看護疾病病態論Ⅱ
講義
2
20
69
ヘルスアセスメント
演習
1
15
81
講義
1
10
82
演習
1
15
83
看護アセスメント学実習
実習
2
40
100
予防的家庭訪問実習(2年次)
実習
1
20
84
19
280
成人看護学概論
講義
1
10
85
老年看護学概論
講義
1
10
86
成人看護援助論
講義
2
20
87
老年看護援助論
講義
2
20
101
演習
2
30
実習
1
20
成人看護学実習Ⅰ
実習
2
40
成人看護学実習Ⅱ
実習
2
40
予防的家庭訪問実習(3年次)
実習
1
20
小児看護学概論
講義
1
10
小児看護援助論
講義
2
20
成人・老年
成人・老年看護学演習
看護学
老年看護学実習
小児看護学演習
演習
1
15
小児看護学実習
実習
2
40
88
母性看護学概論
講義
1
10
89
母性看護援助論Ⅰ
講義
1
10
102
母性看護学 母性看護援助論Ⅱ
10
精神看護学
統 合
小 計
保健管理学
広
域
看
護
学
科
目
必修 選択 必修 選択
後期
看護学概論
看護アセス
看護アセスメント概論
メント学
看護アセスメント演習
小児看護学
授業回数 前期
看護理論入門
小 計
専
門
看
護
学
科
目
1年次
単位
講義
1
母性看護学演習
演習
1
15
母性看護学実習
実習
2
40
精神看護学概論
講義
1
10
精神看護援助論
講義
2
20
精神看護学演習
演習
1
15
精神看護学実習
実習
2
40
演習
1
15
33
465
看護探究セミナー(学部)
103
健康論
講義
1
10
50
社会保障システム論
講義
1
10
90
健康支援論演習
演習
1
15
予防的家庭訪問実習(1年次)
実習
1
20
51
地域看護学概論
講義
1
10
104
家族看護学概論
地域看護学 地域生活支援論
講義
1
10
105
講義
1
10
40
地域看護学実習
実習
2
予防的家庭訪問実習(4年次)
実習
1
20
国際看護学概論
講義
1
10
国際看護学 国際看護比較論
講義
1
10
国際看護学演習
演習
1
15
13
180
講義
1
10
看護管理学概論Ⅱ政策等含む 講義
1
10
小 計
看護管理学概論Ⅰ
統
合
科
目
看護の倫理
講義
1
10
災害看護論
講義
1
10
第1段階看護技術演習(2年次生)
演習
1
15
第2段階看護技術演習(3年次生)
演習
1
15
第3段階看護技術演習(4年次生)
演習
1
15
在宅看護論
講義
2
20
在宅看護論実習
実習
2
40
総合看護学実習
実習
3
60
106
107
108
109
看護スキルアップ演習
演習
1
15
看護科学研究
講義
1
10
卒業研究
演習
4
60
原著講読
演習
1
15
小 計
21
305
合 計
129
13 1700 135
※実習については、p143~150も参照して下さい。
9
備 考
平成27年度改正カリキュラム(続き)
科目・単位・年次配置等
授 業 科 目
区 分
担当科目群
(
養
護
教
諭
科
目
)
選
択
小 計
科 目 名 称
形態
1年次
単位
授業回数 前期
必修 選択 必修 選択
後期
2年次
前期
後期
3年次
前期
後期
4年次
前期
後期
前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半
掲
載
教職概論
講義
2
20
70
養護概論Ⅰ
講義
1
10
91
教育学概論
講義
1
10
生徒指導
講義
2
20
教育相談
講義
2
20
学校教育心理学
講義
2
20
教育課程論
講義
1
10
学校保健学
講義
2
20
教育方法論
講義
2
20
養護概論Ⅱ
講義
1
10
道徳教育と特別活動
講義
1
10
教育制度論
講義
1
10
養護実習事前事後指導
講義
1
10
養護実習Ⅰ
実習
1
20
養護実習Ⅱ
実習
3
60
教職実践演習(養護教諭)
演習
2
30
25
300
※養護教諭科目(選択)の、教育相談、学校教育心理学に関しては、本学であらかじめ指定した他大学の開講科目の
単位を取得すれば、養護教諭の免許取得に必要な当該科目の単位として認定する。
10
備 考
頁
92 養護実習Ⅰ,Ⅱ
は履修人数に制
93 限があります。
94 養護教諭免許を
110 取得するには左
記25単位に加え
111
て、人文社会科
目の「法学入
門」の単位を取
得する必要があ
ります。
養護教諭科目
は、卒業要件の
選択科目の単位
数に含めること
はできません。
養護教諭免許(1種)取得を目指す皆さんへ
本学では平成 27 年度入学生より、所定の単位を履修することで養護教諭1種の免許状を
取得することができるようになりました。「養護教諭」とは、「児童の養護をつかさどる」
教員のことをいいます(学校教育法第 37 条)
。
「養護をつかさどる」ことの中には「児童生
徒の健康を保持増進するためのすべての活動」が含まれますが、皆さんには「保健室の先
生」と言った方が分かりよいかもしれません。
本学が養成を目指すのは、看護学の素養を持ち、広範囲にわたる看護実践能力を有する
養護教諭です。そのため看護師国家試験の受験資格の取得を前提とし、それにプラスして
養護教諭の免許を取得するための学習を進めます。看護師国家試験の受験資格を取得せず、
養護教諭の免許だけを取得して卒業することはできませんので注意してください。看護師
養成のカリキュラムの合間を縫う形で免許取得に必要な科目が開講されるため、土日開講
または長期休暇中の集中講義開講の場合が出てきます。
詳細に関しては、養護教諭免許に関するオリエンテーションで説明をしますが、卒業要
件単位に加えて、養護・教職科目 14 科目(21 単位)、養護実習ⅠⅡ(4 単位)、法学入門
(2 単位)の履修が必要になることを理解しておいてください。以下に、開講時期と科目
名を記載します。カッコ内は単位数です。実習以外の科目は、1 単位が 10 コマ、2 単位 20
コマと考えてもらうと目途がつくかと思います。
1 年次後期
2 年次前期
2 年次後期
3 年次前期
教職概論(2) 法学入門(2)
養護概論Ⅰ(1) 教育相談(2) 教育学概論(1) 生徒指導(2)
学校教育心理学(2) 教育課程論(1)
学校保健学(2) 養護概論Ⅱ(1) 教育方法論(2) 道徳教育と特別活動(1)
3 年次後期 教育制度論(1) 養護実習事前事後指導(1) 養護実習Ⅰ(1)
4 年次前期 養護実習Ⅱ(3)
4 年次後期 教職実践演習(養護教諭)(2)
養護実習を履修できるのは原則 8 名までです。2 年次修了時点で、養護実習の単位履修
者を選抜します。選抜資料として、2 年次修了時までの単位取得状況、進級試験の結果を
用います。必要に応じて、面接、小論文などを実施する場合もあります。養護教諭免許(1
種)を取得するには、各学年において開催される様々な手続きやガイダンスへの出席、各
学年末の履修状況を明らかにするカルテの作成と担当教員との面談が必要になります。諸
手続きを適切に行わない場合、履修意思がないものとして、選抜の対象にならなかったり、
養護実習の履修が確定した後でも取り消しになる場合がありますので、ご注意ください。
ちなみに、平成 27 年度入学生は 14 名が「教職概論」の履修登録を行いました。
養護教諭免許の取得に関して質問がある場合には、教務学生グループまたは人間関係学
研究室まで問い合わせてください。
11
履修するカリキュラムは入学年度で決まっています。
・この表は、平成23年度~26年度の入学者に適用されるものです。
・入学時のカリキュラム一覧と異なる点は脚注に記載しています。
平成22年度以前の入学者は、個別に教務学生グループで履修すべき科目を確認してください。
2)開講科目一覧(平成23年度改正カリキュラム)
科目・単位・年次配置等
授 業 科 目
区 分
担当科目群
科 目 名 称
人のこころの仕組み
こ
コミュニケーション論
こ 人間関係学 人間関係学
ろ
カウンセリング論
の
行動療法と発達心理
理
◎音楽とこころ
解
◎美術とこころ
言語学
社
会
生
活
の
理
解
形態
1年次
単位
授業回数 前期
必修 選択 必修 選択
講義
1
15
講義
1
15
講義
1
15
講義
1
15
講義
1
2年次
前期
後期
3年次
前期
後期
4年次
前期
後期
前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半
掲
載
2
15
講義
2
15
英語Ⅰ-A1
講義
1
15
講義
1
15
英語Ⅱ-A1
講義
1
15
英語Ⅱ-A2
講義
1
15
英語Ⅰ-B1
講義
1
15
英語Ⅰ-B2
講義
1
15
英語Ⅱ-B1
講義
1
15
英語Ⅱ-B2
講義
1
15
英語Ⅲ
講義
1
◎言語表現法
講義
15
123
1
8
◎韓国語
講義
2
15
◎哲学入門
講義
1
8
◎社会学入門
講義
1
8
人文社会科目 ◎経済学入門
講義
1
8
講義
2
15
◎印の選択科目は、
合計6単位以上修得す
ること
◎文化人類学入門
講義
1
8
人
◎医療福祉と人権
講義
1
8
129
間
科
◎保健ボランティア
演習
1
8
学
◎「自由科目」本学であらかじめ指定した本学と他大学の開講科目の中から2単位を上限に本学の人間科学科目・社会生活の理解の
科
選択科目単位として認定する。
目 環
環境保健学概論
講義
1
15
境
環境保健学詳論
講義
1
15
と 環境保健学 放射線健康科学
講義
1
15
情
環境疫学・生物学演習
演習
2
22
124
報
健康情報学
講義
1
15
の
講義
1
15
理 健康情報科学 生物統計学
解
健康情報処理演習
演習
2
22
生体科学
生体構造論
講義
2
22
生体機能論
講義
2
22
生体代謝論
講義
2
22
応用生体機能反応論
講義
1
15
か
生体反応学概論
ら
生体反応学各論
だ
生体反応学 微生物免疫論
の
生体薬物反応論Ⅰ
理
※1
生体薬物反応論Ⅱ
解
講義
1
15
身体運動科学
健康運動学
1
15
1
15
講義
1
8
講義
1
15
講義
1
15
講義
1
15
健康運動
実技
1
15
健康運動ボランティア演習
小 計
講義
講義
健康運動学
自然科学の基礎
備 考
頁
15
講義
英語Ⅰ-A2
◎法学入門(日本国憲法)
後期
演習
1
8
講義
2
30
27
健康科学実験
実験
2
総合人間学
講義
1
8
44
15 596 116
131
113
132
※1「生体薬物反応論」は、ⅠとⅡに分割されました。生体薬物反応論の単位を修得している場合は、
生体薬物反応論Ⅱの履修は不要です。
※1,2年次の科目を履修する必要がある学生は、教務学生グループで問い合わせてください。
12
科目・単位・年次配置等
授 業 科 目
区 分
基
礎
看
護
科
学
科
目
担当科目群
科 目 名 称
形態
必修 選択 必修 選択
看護学概論
講義
1
15
講義
1
15
基礎看護学 生活援助論
講義
2
30
医療技術論
講義
2
30
基礎看護学実習
実習
2
40
看護疾病病態論Ⅰ
講義
2
30
看護疾病病態論Ⅱ
講義
2
30
講義
1
15
看護アセス ヘルスアセスメント
メント学 看護アセスメント概論
講義
1
15
看護アセスメント演習
演習
1
15
看護アセスメント学実習
実習
母性看護学
精神看護学
講義
1
15
講義
1
15
保健管理学
講義
2
30
講義
2
30
後期
2年次
前期
後期
3年次
前期
後期
4年次
前期
後期
前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半 前半 後半
掲
載
頁
演習
2
22
老年看護学実習※3
実習
1
20
143
成人看護学急性期実習
実習
3
60
143
143
成人・老年看護学慢性期実習 実習
4
80
小児看護学概論
1
15
講義
114
小児看護援助論
講義
2
30
115
小児看護学演習
演習
2
22
116
143
小児看護学実習
実習
2
40
母性看護学概論
講義
1
15
母性看護援助論
講義
2
30
母性看護学演習
演習
1
15
117
母性看護学実習
実習
2
40
143
精神看護学概論
講義
1
15
精神看護援助論
講義
2
30
118
精神看護学演習
演習
1
15
119
実習
2
40
117
演習
1
20
125
36
579
精神看護学実習
統 合
小 計
40
275
成人看護学概論
成人看護援助論
小児看護学
2
17
老年看護学概論
成人・老年 老年看護援助論
看護学
成人・老年看護学演習
広
域
看
護
学
科
目
授業回数 前期
看護理論入門
小 計
専
門
看
護
学
科
目
1年次
単位
看護探究セミナー(学部)
健康論
講義
1
15
保健福祉システム論
講義
1
15
健康支援論
講義
1
15
初期体験実習
実習
1
20
15
地域看護学概論
地域看護学 家族看護学概論
講義
1
講義
1
8
地域看護学実習
実習
1
20
国際看護学概論
講義
1
8
126
143
国際看護学 国際看護比較論
講義
1
8
127
国際看護学演習
演習
1
8
128
10
132
看護管理学概論
講義
1
15
看護の倫理
講義
1
8
看護と遺伝※2
災害看護論
講義
1
8
129
講義
1
15
120
第1段階看護技術演習(2年次生) 演習
1
15
第2段階看護技術演習(3年次生) 演習
1
15
第3段階看護技術演習(4年次生) 演習
1
15
134
在宅看護論
2
22
122
小 計
統
合
科
目
講義
133
121
在宅看護論実習※3
実習
2
40
117
総合看護学実習
実習
3
60
117
看護スキルアップ演習
演習
1
15
135
看護科学研究
講義
1
15
130
卒業研究
演習
136
5
100
小 計
21
343
合 計
128
15 1925 116
※2「看護と遺伝」の開講年次が変更になりました。
※3「ケースマネジメント実習」は「老年看護学実習」と「在宅看護論実習」に分割されました。
※1,2年次の科目を履修する必要がある学生は、教務学生グループで問い合わせてください。
13
備 考
5
時間割
時間割は、休講・補講等で臨時に変更されることがあります。常に掲示板やメールによる連絡、
キャンパスカレンダーを確認して下さい。
・キャンパスカレンダー参照方法
キャンパスカレンダーは、学生用メールを運用している Gmail に付属する Google カレン
ダーの共有機能を利用して参照します。大学メールアカウントをスマートホンに設定してお
けば、メールだけでなく、時間割や大学行事を登録したキャンパスカレンダーをいつでもカ
レンダー機能でチェックすることができます。利用法の詳細は、nekobus サーバログイン後
のページや「学生のページ」を参照して下さい。ここでは、大学メールアドレスの設定が完
了し、Google カレンダーの利用経験がある方向けに概要を説明します。
1)ブラウザでの操作
大学の web メール(gm.oita-nhs.ac.jp)にログ
名称
説明
インします。パソコンを利用している場合は検索
ボックス右のボタンでアプリ一覧を表示させてカ
gcal-grd1
1 年次生
レンダーに切り替えます。スマートホンを利用し
gcal-grd2
2 年次生
ている場合はカレンダーに切り替えてから、カレ
gcal-grd3
3 年次生
ンダーを PC 版の表示に切り替えて下さい。
gcal-grd4
4 年次生
左側メニューの「▼他のカレンダー」の[同僚の
gcal-gakusei
全学共通
カレンダーを追加]欄に、参照するカレンダーの名
gcal-seikatusien
学生生活支援
称を追加します。右の表を参考に、自分の学年と
全学共通のカレンダーを登録しておくと便利です。
※大学のアカウントでなければ、上記アカウントのカレンダーを共有できません。
2)スマートホンでの操作
大学のメールアドレスをスマートホンで受信できるように設定します。
Android の場合には、大学のメールアカウントについて「カレンダーを同期」するように
設定すれば、キャンパスカレンダーを含んだ大学アカウントのカレンダーを利用できます。
iPhone の場合には、大学アカウントを設定し、カレンダーも利用する設定にしても、共有
しているキャンパスカレンダーは端末に同期されないことがあります。その際は、
https://www.google.com/calendar/hosted/gm.oita-nhs.ac.jp/iphoneselect
にアクセスし、ログイン後に表示される共有カレンダーのリストにチェックを入れて、設定
を保存すれば、以降はキャンパスカレンダーが同期するようになります。
1,2 年次時間割について
1,2 年次の時間割は複雑なため別紙にて配布します。またキャンパスカレンダーには最新
の時間割が登録され、随時更新されています。オリエンテーション時に説明される時間割の
見方、キャンパスカレンダーの参照方法に従って、時間割を利用して下さい。
選択科目の履修、養教選択科目の履修については、本冊子およびオリエンテーション時の
説明を確認して下さい。
14
1 年次前期開講科目一覧 (4 月 11~18 日に履修登録を行います)
選択科目
必修科目
人のこころの仕組み
コミュニケーション論
英語Ⅰ-A1
英語Ⅰ-B1
環境保健学概論
健康情報学
健康情報処理演習※
生体構造論
生体機能論
健康運動ボランティア演習※
(救急法含む)
自然科学の基礎
大学ナビ講座
看護学概論
生活援助論
初期体験実習
健康論
予防的家庭訪問実習(1年次)
◎言語表現法
◎韓国語
◎哲学入門
◎スポーツ救護
※
印の科目は前期後期を通じての開講となりますが、履修登録は前期のみで行います。
1 年次後期開講科目一覧 (10 月 3~11 日に履修登録を行います)
選択科目
必修科目
人間関係学
カウンセリング論
英語Ⅰ-A2
英語Ⅰ-B2
生物統計学
生体代謝論
生体反応学概論
生体反応学各論
微生物免疫論
健康運動
看護理論入門
基礎看護学実習
看護疾病病態論Ⅰ
看護疾病病態論Ⅱ
◎社会学入門
◎法学入門(日本国憲法)
◎文化人類学入門
養護教諭科目(選択)
◇教職概論
2 年次前期開講科目一覧 (4 月 11~18 日に履修登録を行います)
選択科目
必修科目
行動療法と発達心理
英語Ⅱ-A1
英語Ⅱ-B1
環境保健学詳論
生体薬物反応論Ⅰ
健康運動学
医療技術論
ヘルスアセスメント
看護アセスメント概論
看護アセスメント演習※
予防的家庭訪問実習(2 年次)※
成人看護学概論
老年看護学概論
成人看護援助論
小児看護学概論
母性看護学概論
社会保障システム論※
※
印の科目は前期後期を通じての開講となりますが、
履修登録は前期のみで行います。
◎音楽とこころ
◎美術とこころ
◎保健ボランティア※
養護教諭科目(選択)
◇教職概論
◇養護概論Ⅰ
◇教育学概論
◇生徒指導
◇教育相談
2 年次後期開講科目一覧 (10 月 3~11 日に履修登録を行います)
必修科目
英語Ⅱ-A2
英語Ⅱ-B2
放射線健康科学
健康運動学演習
健康科学実験
看護アセスメント学実習
老年看護援助論
母性看護援助論Ⅰ
精神看護学概論
地域看護学概論
家族看護学概論
国際看護学概論
看護管理学概論Ⅰ
看護の倫理
第 1 段階看護技術演習
(2 年次生)
15
養護教諭科目(選択)
◇学校教育心理学
◇教育課程論
時間割
3年次
前期
前半
【4月11日(月)~6月10日(金)】 時限
1
9:00~10:30
月
曜日
3年
10:40~12:10
3年
13:00~14:30
母性看護学演習
小児看護援助論
精神看護援助論
担当 高野・草野・足立(小児)
林・江藤(母性)・
樋口(助産)
高野・草野・足立(小児)
杉本(精神)
21講義室、実習室(基礎・成
老)、演習室(すべて)
14:40~16:10
3年
16:20~17:50
21講義室
21講義室
成人・老年看護学演習
母性看護学演習
小児看護援助論
精神看護援助論
担当 高野・草野・足立(小児)
小野・森・堀・甲斐博・河野・
西部・川村(成人・老年)
林・江藤(母性)・
樋口(助産)
高野・草野・足立(小児)
杉本(精神)
21講義室、実習室(基礎・成
老)、演習室(すべて)
担当 杉本(精神)
22講義室
21講義室
21講義室
小児看護援助論
在宅看護論
母性看護学演習
高野・草野・足立(小児)
福田・平野・佐藤弥・吉川
(保健管理)
林・江藤(母性)・
樋口(助産)
21講義室
21講義室
21講義室
科目 精神看護援助論
小児看護援助論
在宅看護論
生体薬物反応論Ⅱ
担当 杉本(精神)
高野・草野・足立(小児)
福田・平野・佐藤弥・吉川
(保健管理)
吉田(生体反応)
教室 21講義室
5
22講義室
科目 小児看護援助論
教室 21講義室
4
金
成人・老年看護学演習
科目 精神看護援助論
3年
木
小野・森・堀・甲斐博・河野・
西部・川村(成人・老年)
教室 21講義室
3
水
科目 小児看護援助論
教室 21講義室
2
火
21講義室
21講義室
21講義室
科目
3年
担当
教室
5月23日(月)~5月27日(金)
老年看護学実習
前期
後半
【6月13日(月)~7月20日(水)】
時限
1
9:00~10:30
月
曜日
3年
10:40~12:10
3年
13:00~14:30
3年
災害看護論
担当 石田(アセスメント)
石田(アセス)・福田・佐藤弥(保健
高野・草野・足立(小児)
管理)・石丸(基礎)・松(非常勤)
21講義室、実習室(基礎・成
老)、演習室(すべて)
21講義室
14:40~16:10
3年
16:20~17:50
3年
21講義室
成人・老年看護学演習
災害看護論
担当 石田(アセスメント)
小野・森・堀・甲斐博・河野・
西部・川村(成人・老年)
石田(アセス)・福田・佐藤弥(保健
高野・草野・足立(小児)
管理)・石丸(基礎)・松(非常勤)
21講義室、実習室(基礎・成
老)、演習室(すべて)
21講義室
小児看護学演習
21講義室
金
在宅看護論
福田・平野・佐藤弥・吉川
(保健管理)
22講義室
在宅看護論
福田・平野・佐藤弥・吉川
(保健管理)
22講義室
科目 小児看護学演習
精神看護学演習
生体薬物反応論Ⅱ
担当 高野・草野・足立(小児)
影山・杉本・後藤(精神)
吉田(生体反応)
21講義室
22講義室
科目 小児看護学演習
精神看護学演習
生体薬物反応論Ⅱ
担当 高野・草野・足立(小児)
影山・杉本・後藤(精神)
吉田(生体反応)
教室 21講義室
5
小児看護学演習
第2段階看護技術演習
科目
(3年次生)
教室 21講義室
4
木
成人・老年看護学演習
教室
3
水
小野・森・堀・甲斐博・河野・
西部・川村(成人・老年)
教室
2
火
第2段階看護技術演習
科目
(3年次生)
21講義室
科目
精神看護学演習
担当
影山・杉本・後藤(精神)
教室
21講義室
7月21日(木)~8月5日(金) 保育所実習 7月21日(木)~9月 5日(月)
夏期休業
9月 2日(金)~11月25日(金)
成人看護学急性期実習
成人・老年看護学慢性期実習
小児看護学実習
母性看護学実習
精神看護学実習
16
22講義室
時間割
3年次
後期
前半
9月 2日(金)~11月25日(金)
後半
【12月1日(木)~2月28日(火)】 時限
月
曜日
1
9:00~10:30
科目 看護科学研究
3年
担当 佐伯(健康情報)他
教室 21講義室
2
10:40~12:10
3年
3
4
14:40~16:10
在宅看護論
健康支援論
福田・平野・佐藤弥・吉川
(保健管理)
福田・平野・佐藤弥・吉川(保健
管理)・川崎・赤星・緒方・佐藤愛
(地域)・桑野(国際)
21講義室
21講義室
木
英語Ⅲ
Shirley ・宮内(言語)
31/32講義室
健康支援論
担当 崔・桑野(国際)
福田・平野・佐藤弥・吉川
(保健管理)
福田・平野・佐藤弥・吉川(保健
管理)・川崎・赤星・緒方・佐藤愛 崔・桑野(国際)
(地域)・桑野(国際)
21講義室
21講義室
英語Ⅲ
石田(アセス)・福田・佐藤弥(保健
担当
管理)・石丸(基礎)・松(非常勤)
Shirley ・宮内(言語)
教室 21講義室
31/32講義室
科目 災害看護論
3年
水
在宅看護論
科目 災害看護論
3年
火
科目 国際看護比較論
教室 21講義室
13:00~14:30
成人看護学急性期実習
成人・老年看護学慢性期実習
小児看護学実習
母性看護学実習
精神看護学実習
担当
国際看護学演習
21講義室
16:20~17:50
3年
科目
看護探求セミナー(学部)
看護探求セミナー(学部)
担当
小野(成人・老年)
小野(成人・老年)
12月24日(土)~1月 7日(土)
冬期休業
17
環境疫学・生物学演習
甲斐倫・小嶋(環境)
21講義室
甲斐倫・小嶋(環境)
小野(成人・老年)
教室
21講義室
佐伯(健康情報)他
教室 21講義室
5
定金(生体反応)・岩﨑(生体科学)
・松田・濱口・井原・川野(非常勤)
環境疫学・生物学演習
看護探求セミナー(学部)
石田(アセス)・福田・佐藤弥(保健
小野(成人・老年)
管理)・石丸(基礎)・松(非常勤)
看護と遺伝
看護科学研究
21講義室
看護探求セミナー(学部)
金
21講義室
時間割
4年次
前期
前半
【4月11日(月)~5月2日(月)】 時限
曜日
1
科目
9:00~10:30
4年
月
火
第3段階看護技術演習
(4年次生)
第3段階看護技術演習
(4年次生)
担当 石田(アセスメント)
石田(アセスメント)
教室
10:40~12:10
4年
担当 石田(アセスメント)
第3段階看護技術演習
(4年次生)
石田(アセスメント)
教室
3
13:00~14:30
卒業研究
金
看護管理学概論
福田(保健管理)・伊東
藤内(アセスメント)
(基礎)・吉川(保健管理)
福田(保健管理)・伊東
(基礎)・吉川(保健管理)
22講義室
看護管理学概論
卒業研究
看護管理学概論
福田(保健管理)・伊東
藤内(アセスメント)
(基礎)・吉川(保健管理)
31講義室
科目 看護管理学概論
4年
看護管理学概論
木
31講義室
第3段階看護技術演習
科目
(4年次生)
2
水
福田(保健管理)・伊東
(基礎)・吉川(保健管理)
22講義室
第3段階看護技術演習
(4年次生)
卒業研究
福田(保健管理)・伊東
担当
石田(アセスメント)
(基礎)・吉川(保健管理)
藤内(アセスメント)
教室 31講義室
4
14:40~16:10
科目 看護管理学概論
4年
担当
第3段階看護技術演習
(4年次生)
卒業研究
福田(保健管理)・伊東
石田(アセスメント)
(基礎)・吉川(保健管理)
藤内(アセスメント)
教室 31講義室
5
16:20~17:50
科目
4年
担当
教室
5月 6日(金)~6月16日(木)
地域看護学実習
在宅看護論実習
6月20日(月)~7月 8日(金)
総合看護学実習
前期
後半
【7月11日(月)~9月30日(金)】
時限
1
9:00~10:30
月
曜日
4年
火
水
木
科目 卒業研究
卒業研究
卒業研究
卒業研究
看護スキルアップ演習
担当 藤内(アセスメント)
藤内(アセスメント)
藤内(アセスメント)
藤内(アセスメント)
藤内(アセスメント)
教室
2
10:40~12:10
4年
21講義室
科目 卒業研究
卒業研究
卒業研究
卒業研究
看護スキルアップ演習
担当 藤内(アセスメント)
藤内(アセスメント)
藤内(アセスメント)
藤内(アセスメント)
藤内(アセスメント)
教室
3
13:00~14:30
4年
4
14:40~16:10
4年
5
16:20~17:50
21講義室
科目
応用生体機能反応論
卒業研究
担当
濱中(生体科学)・市瀬・吉
田(生体反応)
藤内(アセスメント)
教室
31講義室 (7/12,19は21講義
室)
科目
総合人間学
担当
藤内(アセスメント)
教室
講堂 (9/9~)
科目
4年
金
担当
教室
7月21日(木)~9月 5日(月)
夏期休業
18
時間割
4年次
前半
【10月 3日(月)~11月30日(水)】
時限
1
9:00~10:30
月
曜日
科目 卒業研究
4年
担当 藤内(アセスメント)
火
10:40~12:10
4年
応用生体機能反応論
藤内(アセスメント)
濱中(生体科学)・市瀬・吉
藤内(アセスメント)
田(生体反応)
13:00~14:30
4年
4
14:40~16:10
4年
16:20~17:50
卒業研究
応用生体機能反応論
担当 藤内(アセスメント)
藤内(アセスメント)
濱中(生体科学)・市瀬・吉
藤内(アセスメント)
田(生体反応)
卒業研究
21講義室
看護スキルアップ演習
看護スキルアップ演習
21講義室
科目 卒業研究
◎医療福祉と人権
卒業研究
担当 藤内(アセスメント)
平野(保健管理)
藤内(アセスメント)
教室
31講義室
科目
卒業研究
総合人間学
担当
藤内(アセスメント)
藤内(アセスメント)
講堂
科目
4年
金
21講義室
科目 卒業研究
教室
5
卒業研究
21講義室
教室
3
木
卒業研究
教室
2
水
担当
教室
12月 6日(火)17:00
卒業論文提出締切
12月 7日(水),8日(木)
卒業研究発表会
12月 9日(金)~22日(木)
補講期間
12月24日(土)~1月 7日(土)
冬期休業
19
(~10/28)
20
Ⅲ
授業科目の履修
1
履修要領
大学における学修は、単位制で行われます。在学期間内に卒業に必要な単位を各年次で修得し
なければなりません。卒業要件を確認して履修する選択科目を検討し、みなさんの興味に合わせ
た履修計画をたててください。
1)学年・学期
学年は、4 月 1 日から始まり、翌年 3 月 31 日で終わります。
学年は次の2学期に分かれています。
前 期
後 期
4月1日 ~
9 月 30 日
10 月 1 日 ~ 翌年 3 月 31 日
カリキュラムの進行上、前期・後期をさらに区分して、年間の授業が行われます。ただし、実
習や一部の科目については、この区分に従わない開講期間を持つものがありますので注意してく
ださい。
2)休業日
土曜・日曜・祝日ならびに夏期休業期間、冬期休期間業、春期休業期間および開学記念日には、
原則として授業は行われません。
夏期休業 7月21日 ~
9月5日
冬期休業 12月24日 ~翌年 1月7日
春期休業 3月 1日 ~
4月7日
開学記念日
6月19日
実習や特別な講義など、休業日に行われることがすでに決まっているものがあります。学年暦
や授業科目の紹介に記載されていますので、注意してください。
3)授業時間
時 限
1限目
2限目
3限目
4限目
5限目
授 業 時 間
9:00 ~ 10:30
10:40 ~ 12:10
13:00 ~ 14:30
14:40 ~ 16:10
16:20 ~ 17:50
学外で行われる実習は、開始時刻など別途指示されるので、指示に従ってください。
4)授業科目の区分
授業科目には、必修科目と選択科目があります。
必修科目・・・・・ 学修上必ず履修しなければならない科目です。
選択科目・・・・・ 選択して履修しなければならない科目です。ただし、修得すべき単位
数等の指定がありますので、授業科目一覧および卒業要件に留意して選択
してください。
21
5)授業の形態と単位の算定基準
授業科目の単位数は、授業の形態により原則として以下の基準で計算します。
……… 15 時間から 30 時間までの範囲で本学が定める時間
の授業をもって 1 単位としています。
実験・実習・実技 …… 30 時間から 45 時間までの範囲で本学が定める時間
の授業をもって1単位としています。
講義・演習
6)単位互換制度
本学入学前に他の大学等で履修した科目の単位を認定する場合(既修得単位の認定)の他に、
本学在学中に他の大学等で履修した科目の単位を認定する場合があります。
他の大学等で履修した科目の単位について、教育上有益と認めるときは、30 単位を超えない範
囲で本学において履修したものとして単位を認定する場合があります。本学が県内の大学等と結
んだ単位互換協定に基づいて単位を修得した場合には、この規程により認定されます。また、VOD
(ビデオ・オン・デマンド)や遠隔講義として実施され、本学にいながら受講できる他大学等の
開講科目についても同様に取り扱われます。
なお、あらかじめ指定された他大学等の科目を履修すると、本学の「自由科目」として卒業要
件の選択科目に含めることもできます。
制度の詳細や履修できる他大学等の科目については、新年度の掲示物やオリエンテーションで
紹介されます。
2
履修登録
履修登録とは、その年度に開講される科目のうち、受講を希望する科目を指定期日までに申請
し、承認を得ることをいいます。
指定期日までに申請しなかった場合や記入漏れがあった場合は、履修登録がされません。履修
登録をしないで受講しても、単位は修得できません。その結果、進級や卒業に支障をきたすこと
になりますので、注意してください。
履修登録は、各人が SYLLABUS に掲載されている授業科目一覧・時間割を参考にし、先ず履
修時間割を作成します。その上で、履修しようとする授業科目を下記の履修登録手続きに従い、
届けなければなりません。必ず指定の期限を守ってください。
1)履修登録手続き
履修登録の手続きは
前期 4 月 11 日~18 日
後期 10 月 3 日~11 日 (3 年次生は別途指示)
に必ず行ってください。履修登録の手続きと相談は教務学生グループで行います。
2)履修登録の流れ
(1)届出書類の受取
・届出書類を教務学生グループで受け取ってください。
・新入生については、オリエンテーション時に配布されます。
22
(2)履修科目の決定
・履修規程、SYLLABUS を参考に年間計画を立てます。
・履修に関する相談は教務学生グループで受け付けます。
・選択科目の履修を迷っている方は、履修登録の締切りまでの期間に開始してい
る科目については授業に出席してみたうえで履修計画を立て、履修登録手続き
をすることができます。
※選択科目の履修については、卒業に必要とされる単位数や選択科目が開講され
ている学年に注意し、きちんと卒業要件を満たせるようにあらかじめ計画をた
てましょう。
※留年や休学等で履修すべきカリキュラムが開講されていない場合には、履修登
録前に、教務学生グループに必ず相談してください。
(3)履修届に記入
・記入漏れや登録忘れ等の場合は、履修登録がされず、単位の取得もできません
ので、注意してください。
(4)履修届の提出
・必ず「履修届の控」を取り、教務学生グループに提出します。
・登録受付後は、新たな科目の追加や別科目への変更は認めませんので、登録に際し
ては、十分に確認してから提出してください。
・提出期限を厳守してください。締切り後は、理由のいかんを問わず受け付けません。
3)履修登録上の注意事項
原則として、履修登録内容の変更や取り消しはできません。十分に検討の上、提出してくださ
い。必要があれば教務学生グループに相談してください。
履修登録期間中は、手続者の呼出しを掲示により行うことがありますので、掲示板には十分注
意してください。
履修登録が認められない場合・取り消される場合
・すでに単位を修得した科目の登録は認められません。
・上位の年次の開講科目の登録は認められません。
・時間割上重複する科目の登録は認められません。
ただし、再受験科目(p26)との重複である場合は登録が認められます。また、やむを得ない
場合には条件により登録が許可されることもあります。教務学生グループに相談してください。
・看護学の実習など、指定する科目(
「授業科目の紹介」参照)の単位を修得済もしくは
修得見込でなければ履修登録が認められない、もしくは登録が取り消されるといった、
履修の前提条件を指定している科目がありますので注意してください。
・履修者の選考を行う科目(今年度は該当する科目はありません)は、選考の結果、履
修が許可されていなければ、登録が認められません。
実習に関連した学び直しの指定について
すでに単位を修得した科目の登録は認められませんが、実習の要件として実習を履修
する年度に再度学習し、修得を確認することが指定されている場合(p144 参照)があり
ます。この場合、履修登録は不要ですが、事前にその科目の担当教員に連絡を取り、指
定された学習を行ってください。
23
4)養護教諭科目の履修
平成 27 年度入学生から、選択科目の履修により養護教諭免許(1 種)を取得することができる
ようになりました。養護教諭免許にかかわる科目は、すべて選択科目として開講されています。1
年次後期から 4 年次後期にわたって必要な科目の単位をすべて取得する必要があります。養護教
諭免許取得を希望する場合は、11 ページの説明をよく読んだ上で、履修計画をたてて下さい。そ
の際に注意すべき点を示します。
まず、養護教諭科目は、卒業要件(p7)の選択科目単位数に含めることができない点です。養
護教諭科目 25 単位とは別に、
「法学入門(日本国憲法)
」を含んで人文社会科目の選択科目を 6
単位以上取得する必要があります。また、3 年次後期の養護実習Ⅰと 4 年次前期の養護実習Ⅱに
ついては、履修許可者を選抜します。選抜は 2 年次修了時点に行われる予定で、履修を希望して
も選抜に外れた場合は、この実習 2 科目の履修登録が認められず、養護教諭免許は取得できなく
なります。
3
卒業要件、進級判定・進級試験
1)卒業要件
本学において卒業に必要な単位数については、学則・履修規程で定めています。p7 に示す単位
数の要件を満たすと、看護師国家試験受験資格が与えられ、本学を卒業することができます。
2)進級判定
1~3 年次末に、各年次までに修得すべき必修科目の単位をすべて修得していない場合は、原則
として進級できません。特に、以下に指定する科目の単位がすべて修得できていない場合には 3
年次に進級ができません。
平成 27 年度改正カリキュラム
生体構造論,生体機能論,生体代謝論,生体反応学概論,
平成 23 年度改正カリキュラム
生体構造論,生体機能論,生体代謝論,生体反応学概論,
生体反応学各論,微生物免疫論,健康論
生体反応学各論,微生物免疫論,健康論
3)進級試験
2 年次末に進級試験を実施します。2 年次までの必修科目の単位をすべて修得していても進級試
験に合格しなければ 3 年次に進級できません。合格の基準は 6 割以上の得点であり、再試験は一
回実施する予定です。また、進級試験への合格は直後の進級についてのみ有効で、単位未取得な
どで進級できなかった場合は、あらためて 3 年次に進級しようとする年度に進級試験を受け、合
格する必要があります。進級試験については 2 年次生を対象に別途説明会を開催して詳細を説明
します。
24
4
学修の評価
各科目の学修の評価と単位認定は、各科目の担当教員がシラバスの「授業科目の紹介」
(p31~)
の中に示した評価方法に従って行います。
1)欠席と遅刻
実習・演習科目は原則として、一度でも欠席すると評価の対象となりません。また、
「授業科目
の紹介」に記載した評価方法に“出席”を含む科目は、それぞれの担当教員の指示する方法で欠
席が取り扱われ、該当する場合には評価の対象となりません。それ以外の科目でも、出席状況・
履修態度によっては試験の受験が許可されないことがありますので注意してください。
次に示すように、やむを得ない事情による欠席は、手続きを行うことにより出席として扱われま
す。また、遅刻等についても欠席に準じて扱われます。
(1)休みの扱い
(病気等の場合)
病気やけがで休む場合は教務学生グループに連絡してください。一般の病気等によ
る休みは欠席扱いですが、学校保健安全法で指定する伝染病(インフルエンザ、風疹、
流行性耳下腺炎等)の場合は原則として出席扱いとします。なお、医師の診断書が必
要です。
(慶弔の場合)
2 親等以内の親族の死亡に伴う休みは出席扱いとしますが、講義の場合と、実習の
場合では取り扱いが違いますので、必ず事前に教務学生グループに連絡してください。
(2)遅刻等の扱い
原則として、授業開始から 20 分以内の遅れで出席することを「遅刻」とします。20
分を超える遅れや、授業中の退出などが 20 分を超えた場合には、その授業については
「欠席」として扱われます。
学修評価上、遅刻 3 回で 1 回の欠席として扱うことになっています。公共交通機関
の遅延ややむを得ない事情による場合は、授業担当者または教務学生グループに申し
出てください。
2)学修の評価(試験)
学修の評価(試験)は、筆記試験、口述試験、レポート提出などの方法によって行われます。
各科目の授業の中で適切な時期に随時、実施されます。試験の方法は各科目の「授業科目の紹介」
の「評価方法」に記載されています。必ず試験の実施日を確認し、未受験のないように注意して
ください。試験については、それぞれの担当教員からの指示に従ってください。
試験に関する用語を説明しますが、ここでの“試験”とは筆記試験だけでなくレポートや実技
なども含んでいる点に注意してください。
追試験
・・ やむを得ない理由により試験を欠席した場合は、すみやかに教務学生グルー
プに連絡してください。願い出により追試験が行われることがあります。
再試験
・・ 試験に合格しなかった場合、再試験は原則として行われません。ただし、担
当教員が特に必要と認めた場合は、行われることがあります。試験後は、教員
からの指示・連絡の掲示に十分注意してください。
不正行為・・ 試験において、不正行為をした者はその科目が不合格となるだけでなく、学
則に基づく懲戒処分を受けることがあります。
25
3)再試験の手続き
再試験が行われる場合は、実施日の 2 日前までに、再試験許可願に担当教員の署名・押印を受
け、手数料(1件 2,000 円)を添えて教務学生グループに提出してください。再試験手続きは、
再試験が繰り返されるたびに必要になります。また、再試験を受験する場合には、学生証に加え
て再試験受験許可証も必ず持参してください。
4)成績評価
(1)評価
成績は、科目ごとに以下のように評価されます。
評語
A
B
C
D
点数
80 点~100 点
70 点~79 点
60 点~69 点
60 点未満
判定
合格
合格
合格
不合格
※再試験による合格の場合は、評語は C となります。また、成績表では Cd と表記されます。
(2)成績評価に疑義がある場合
配布される成績一覧表を確認し、成績評価に関して疑義がある場合は、
「成績評価に関する
学生からの疑義に関する教務上の取り扱い(p29)
」に従って、成績一覧表配布後 2 週間以内
に最初の疑義申し立てを行ってください。
概略を説明すると、以下の流れとなります。
・疑義がある場合は、直接担当の教員に口頭で問い合わせ、確認を行う(学外の講師で連
絡が困難な場合は教務学生グループ経由で書面により問い合わせることも可能です)
。
・教員は、学生の疑義に対して説明を行います。
・教員の説明で、疑義が解消されない場合には「成績評価に関する申立書」を提出してく
ださい。
・学内担当委員会で検討ののち、対応が行われます。
科目の成績評価でなく、成績評価の一部となるレポートや筆記試験などの評価に疑義のあ
る場合も、この取り扱いに準じ、まず担当の教員に直接問い合わせてください。
5)再履修・再受験科目
試験に合格しなかった者または試験を受けなかった者が再びその授業科目の単位を修得しよう
とするときは、原則として、改めて履修届を提出し再履修しなければなりません。
授業科目によっては、再履修の場合には試験のみを受け、それに合格することによってその科
目の単位を与えることがあります。この取り扱いをする科目を再受験科目とよび、年度のはじめ
に再受験科目と該当者を示します。
6)既修得単位の認定
本学に入学する前に、他大学または短期大学等で履修した科目の単位について教育上有益と認
めるときは、30 単位を超えない範囲で本学において履修したものとして単位を認定する場合があ
ります。認定を希望する場合は、所定の様式により、別に定める日までに教務学生グループに提
出してください。
26
5
履修規程等
大分県立看護科学大学履修規程
(趣旨)
第1条 この規程は、大分県立看護科学大学学則(以下「学則」という。
)第23条の規定による
授業科目の履修及び学則第35条の規定による第3学年への進級に関し必要な事項を定める。
(履修登録)
第2条 学生は、履修しようとする授業科目について毎学期の所定の期日までに履修登録を行わ
なければならない。
2 履修登録は履修届(第1号様式)を届け出ることによって行うものとする。
(履修の禁止)
第3条 次の各号に掲げる授業科目は、履修することができない。
(1)登録をしていない授業科目
(2)既に単位を修得した授業科目
(3)授業時間が重複する授業科目
(4)履修の前提条件を満たしていない授業科目
2 前項にかかわらずその他の履修に関する規程等により認められたときは、履修することがで
きる。
(履修登録の変更)
第4条 前条の履修登録をした授業科目は、変更し、又は取り消すことができない。ただし、特
別の事由があると認められる場合においては、この限りではない。
(学修の評価)
第5条 授業科目の学修の評価は、原則として試験により行う。
2 試験は、筆記、口述、レポート等の提出及びその他の方法により授業の中で適切な時期に随
時実施する。ただし、授業の出欠状況等により、受験を許可しないことがある。
(追試験)
第6条 試験に欠席した者に対する試験(以下「追試験」という。)は行わない。ただし、病気そ
の他やむを得ない事由により試験を受けることができなかった者に対しては、願い出により追
試験を行うことができる。
2 前項の願い出は、追試験許可願に病気にあっては医師の診断書、その他の場合にあってはそ
の事由を証明する書類を添付し、試験終了後10日以内に提出しなければならない。
3 追試験の成績評価は通常の試験に準ずる。
(再試験)
第7条 基準に達しなかった者に対する試験(以下「再試験」という。)は行わない。ただし、担
当教員が特に必要と認めた場合は行うことができる。
2 前項ただし書きにより再試験が必要と認められた者は、再試験受験許可願(第2号様式)に
担当教員の署名及び手数料を添えて再試験実施日の2日前までに事務局に提出しなければなら
ない。
27
3
4
再試験を受験する者は、再試験の際には、許可書を提示しなければならない。
再試験に合格した場合の成績評価は以下のとおりとする。
成績入力(評語コード)
成績表表示
成績評価・成績証明書
Cd
Cd
C
(成績の評価)
第8条 学則第20条に規定する成績の評価基準は次の各号のとおりとする。
(1)Aは、80点~100点
(2)Bは、70点~79点
(3)Cは、60点~69点
(4)Dは、60点未満
(再履修)
第9条 授業科目の成績が不合格となった者が翌年度以降において、その授業科目につき単位を
修得しようとするときは、改めて履修登録を行い、再履修しなければならない。
2 授業科目によっては、翌年度にその試験のみを受け、それに合格することによって当該授業
科目の単位を与えることがある(この授業科目を「再受験科目」という。)。なお、再受験科目
は第3条第1項第3号の規定にかかわらず、他の授業科目と授業時間が重複しても履修するこ
とができる。
3 再受験科目の取扱いをする授業科目は、年度の初めにこれを示す。
(不正行為)
第10条 試験において不正行為をした者は、当該科目を不合格とする。さらに学則第44条の
規定による懲戒処分を受けることがある。
(既修得単位の認定)
第11条 学則第22条に規定する入学前の既修得単位の認定を受けようとする者は、既修得単
位認定申請書(第3号様式)により所定の期日までに申請しなければならない。
(第3学年への進級)
第12条 学則第35条に規定する進級については、第3学年に進級するための必要な単位を取
得するとともに、第2学年に実施する進級試験に合格しなければならない。
2 進級試験は、必要に応じて追試験及び再試験を実施する。
3 前項の追試験及び再試験については、第6条及び第7条を準用する。
(委任)
第13条 この規程に定めるもののほか、授業科目の履修等に関し必要な事項は、教授会の議を
経て学長が定める。
附 則
この規程は、平成18年4月1日から施行する。
附 則
この規程は、平成23年4月1日から施行する。
附 則
この規程は、平成25年4月1日から施行する。
28
成績評価に関する学生からの疑義に対する教務上の取扱い
(平成 18 年 10 月 18 日 教育研究審議会決定)
1
成績一覧表の配布後、学生から成績評価に対して疑義があった場合、次のとおり取り扱うこ
ととする。
(1)本学の教員(以下「専任教員」という。
)の担当科目については、学生は、直接口頭によ
り専任教員へ問い合わせることとし、専任教員は成績評価について、学生の納得が得られ
るよう理由を説明する。
(2)本学以外の教員(以下「非常勤講師」という。)の担当科目についても、原則として(1)
と同様とするが、非常勤講師に理由を聞く機会がなかった学生から問い合わせがあった場
合は、「成績評価に関する質問書(別紙様式1)」(以下「質問書」という。)により事務局
教務学生グル-プで受け付けるものとする。
(3)(1)の口頭による問い合わせ及び(2)の質問書の受付は、成績一覧表交付日から2週間以内と
する。
2
学生から質問書が提出された場合は、次のとおり取り扱うこととする。
(1)疑義内容が事務的に対応できない場合には、教務学生グル-プから非常勤講師に照会する。
(2)当該非常勤講師は、照会日から2週間以内に成績評価の理由・根拠を文書により回答する。
教務学生グル-プは、その回答を学生に通知する。
3 専任教員及び非常勤講師(以下「担当教員」という。)から回答された評価理由に納得できな
い旨の申し出があった場合は、次のとおり取り扱うこととする。
(1)「成績評価に関する申立書(別紙様式2)」
(以下「申立書」という。)に、納得できない
理由・根拠を記入して教務学生グル-プに提出する。
(2)申立書が提出された場合は、教育研究委員会で検討する。
(3) 教育研究委員会は、申立内容の正当性の有無を確認の上で、学生及び担当教員に対し個
別に面談を行い、必要な対応を講じる。なお、その対応結果については、教育研究審議会
へ報告する。
(4) 申立書の受付は、口頭で説明を受けた日又は質問書に対する回答を受け取った日から1
週間以内とする。
4 本取扱いは、平成 18 年度前期成績評価から適用する。
29
30
Ⅳ
授業科目の紹介
1
講義・演習等
(1)
1年次開講科目
前期開講
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
人のこころの仕組み
講義
必修
1
10
1 年次 前期
担当教員
吉村
匠平
【ねらい】
1.人のこころの仕組みについて考えるための活動に参加する。
2.周囲の学習者とコミュニケーションを図ることで授業内容の理解を深める。
3.理解した内容に基づいて、日常生活での諸事象を別の視点から解釈できるようになる。
4.コミュニケーションを重ねながら学ぶスキルの習得する。
【科目の概要】
外の世界を認識する仕組み、外の世界の情報と相互作用し自分自身や他者の行動パターンが変
化していく仕組みについて学ぶ。
【授業計画】
1.外の世界の認識(1):見るとはどのような活動なのか
2.外の世界の認識(2):聞くとはどのような活動なのか
3.外の世界の認識(3):記憶の仕組み・働きについて
4.外の世界の認識(4):スキーマ、スクリプトによる外の世界の取り入れ~問題解決
5.外の世界の認識(5):社会的な知能
6.学習(1):条件づけの理解(古典的条件づけ)
7.学習(2):条件付けの理解(オペラント条件付け)
8.学習(3):応用行動分析の基本的な理解
9.学習(4):学習の諸理論:プログラム学習、有意味受容学習
10.学習(5):動機付け:外発的動機付け、内発的動機付け、自己決定理論
【評価方法】
試験は実施しない。ショートレポート、授業を受けての意見・感想、授業での発表、他者との
交流態度、時間外学習課題の提出状況より総合的に評価する。その回の講義を欠席したものは、
課題を提出することができない。単位認定について、初回にプリントを配布し説明するので出席
すること。最小限の出席で単位取得を目指す場合、相応の努力が必要となる。平常点が合格ライ
ンに達しなかった場合のみ、再試験として試験を行う。
【テキスト】
必要に応じプリントを配布する。
【その他】
毎回、授業開始時に自分でくじを引き、座席を決め、隣に座った人、周囲の人と取り組む課題
を出す。世の中に出れば、色々な人と係わるスキルが必要になってくる。今の内から、少しずつ
慣れておくこと。
31
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
コミュニケーション論
講義
必修
1
10
1 年次 前期
担当教員
関根
剛
【ねらい】
コミュニケーションにおける言語的、非言語的な表現の大切さを理解し、的確に情報を得る方法
と、実践的な表現能力を身につけることを目標にする。
【科目の概要】
コミュニケーションは対人援助の基本である。本講義では、コミュニケーションを情報を「受け
る」「理解する」「発する」という観点から、グループエンカウンター、プロセスレコード、プ
レゼンテーションなどを中心に、看護にかかわる者として役立つように、コミュニケーションに
ついて体験的な学習を含めて学んでいく。
【授業計画】
1 オリエンテーション:コミュニケーションをとるということ
2 グループ・エクササイズ:自分らしさに気がつく
3 リーダーシップとメンバーシップ
4 行動観察法
5 プレゼンテーション・スキル(1)
6 プロセス・レコード
7 コミュニケーションスキル(報告・指示・依頼)
8 ボディ・ランゲージ:手話、人の動作
9 文化とコミュニケーション
10 プレゼンテーション・スキル(2)
【評価方法】
試験および小レポート
【テキスト】
ハンドアウト配布
32
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
英語 I-A1
講義
必修
1
10
1 年次 前期
担当教員
宮内
信治
【ねらい】
英文の内容を把握し、スムーズに音読する力を養う。また、平易な英文で書かれた本を多読する
ことにより、英文処理能力を高める。
【科目の概要】
講義前半において、英語音声学に基づき、英語の母音について発音記号とともにその発声の仕方
を教授する。また、20 世紀以降の英文学作品から精選し、その英文を書写、音読、暗唱するこ
とにより、英語の定着を図る。講義後半では、英語多読用の読本を活用し、易しい英語で書かれ
たものをできるだけ多量に読むことにより、英語になじませ、英文処理能力の迅速化を図る。
【授業計画】
1 Introduction
2 Dale Carnegie (1)
3 Dale Carnegie (2)
4 Bertrand Russell (1)
5 Bertrand Russell (2)
6 Bertrand Russell (3)
7 Albert Einstein (1)
8 Albert Einstein (2)
9 Albert Einstein (3)
10 Review
11 Examination
【評価方法】
各 Review において、指定された英文の暗唱(Recitation)を評価し、期末試験とともに成績評
価の一部とする。また、出席状況を重視し、欠席・遅刻(早退)には厳しく対処する。(欠課理由
の如何にかかわらず、授業欠課3回にて成績評価レベルを一段階下げる。また、欠課理由の如何
にかかわらず、授業欠課4回にて試験の受験資格を失う。なお、授業中における過度の居眠り、
または授業進行妨害行為などは、教員の判断により、欠課扱いとする場合がある。)授業への出
欠状況等は、学生が自らの責任において把握、管理すること。
【テキスト】
別途指示
【その他】
授業後半の多読については基本的に評価に含めないが、学習内容の習得・達成を何らかの形で自
主的に表現し提出したもの(書評、書籍紹介、感想など)は、評価対象とし加点する場合がある。
33
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
英語 I-B1
講義
必修
1
10
1 年次 前期
担当教員
Gerald T. Shirley,馬場奈穂
【ねらい】
The aims of this class are for students to improve their communication skills in English, and
to have fun communicating in English.
【科目の概要】
English language ability is important for nurses. In this class students practice speaking and
listening in order to improve their English communication skills. This class has two
components: an eight-week-long Computer Assisted Language Learning (CALL) session and
speaking and listening activities in the classroom.
【授業計画】
1 Introduction
2 Conversation Topic 1
3 Conversation Topic 1 ・ CALL
4 Conversation Topic 1 ・ CALL
5 Conversation Topic 2 ・ CALL
6 Conversation Topic 2 ・ CALL
7 Conversation Topic 2 ・ CALL
8 Conversation Topic 3 ・ CALL
9 Conversation Topic 3 ・ CALL
10 Conversation Topic 3 ・ CALL
【評価方法】
Grades will be based on a combination of regular attendance, participation and efforts, and a
final examination in the classroom sessions, and efforts at CALL and TOEIC results. (注)
Attendance and participation are very important. Absence (regardless of reason) from or nonparticipation in four classes results in a failing grade; in three classes it results in a reduction
of the final class grade one level down. Students, not the instructor, are responsible for being
aware of their number of absences.
【テキスト】
No textbook will be used. The instructor makes most of the teaching materials used in class,
and will provide students with materials for classroom use.
34
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
言語表現法
講義
選択
1
10
1 年次 前期
担当教員
松田
美香
【ねらい】
人がお互いの意思を伝え合い、理解し合うために必要かつ不可欠な手段である『ことば』につい
て理解を深める。
【科目の概要】
①地域社会の暮らしのことばである「方言」と、②メールや手紙を含めた「敬語」について学習
する。
①・・・病院で聞かれる「方言」には、地域に暮らす患者(特に高齢者)の皆さんの率直で端
的な思いが込められていることを理解する。赴任地でその土地の方言について理解できるよ
うな、医療関係の方言辞書などを紹介する。
②・・・メールや手紙を例にとって、言葉遣いのルールとマナーについて理解し、敬語を実際
に使えるようにする。
【授業計画】
1
日本語の歴史と現在―ガイダンス―
2 方言についての基礎知識 (1) 東日本地域
3
方言についての基礎知識 (2) 西日本地域(大分含む)
4
医療・看護と方言(1)
5
医療・看護と方言(2)
5
敬語の基礎知識(1)
6
敬語の基礎知識(2)
7
敬語と手紙・メール
8
敬語を使った会話表現
9
円滑なコミュニケーションのための表現法(ことわざ・慣用句)
10 まとめ
【評価方法】
テスト(および平常の受講状況を重視します)
【テキスト】
関係資料のプリントを毎回配付します。
【その他】
欠席は、最大3回までとします。十分注意してください。
35
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
韓国語
講義
選択
1
10
1 年次 前期
担当教員
劉
美貞(ユ
ミジュン)
【ねらい】
1.ハングル能力検定試験 5 級レベルの語彙と文法を理解する。
2.理解した語彙と文法を使いこなし、ナチュラルなハングル会話ができる。
【科目の概要】
最初はハングル文字と発音と書き方を覚える。その後、基礎的な文の構造を学びながら簡単な会
話のやりとりも試みる。
【授業計画】
1.授業の進め方などの概説、基本母音字母
2.派生母音字母、基本子音字母
3.有声音化/激音(有気音)、 濃音、パッチム(語末音)
4.発音の変化と発音文字の総まとめ
5.述格助詞、体言の丁寧形、体言の疑問形、会話練習
6.主格助詞、目的を表す助詞、体言の否定形、会話練習
7.所有を表す助詞、場所を表す助詞、会話練習
8.用言の丁寧形、用言の疑問形
9.用言の否定形、会話練習
10.総まとめ
11.期末試験
【評価方法】
期末試験 60%、作文・会話・リスニングなど 30%、平常点 10%
【テキスト】
初回時に紹介する。参考資料:プリント配布
36
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
哲学入門
講義
選択
1
10
1 年次 前期
担当教員
西
英久
【ねらい】
医療従事者の立場から、「人間とは何か」という哲学の根本的問いを考察してみる。
【科目の概要】
「私(人間)とは何か」という哲学の根本問題が医療現場においていかに考えられているかを解
説する。本講義は、医療における哲学的問題をただ理解するだけではなく、自らの現実問題とし
て考え直してみることを目指している。
【授業計画】
1
人間とは何か(哲学的人間学)
2
生命の倫理について
3
人間の尊厳について
4
人間の尊厳から生命の尊厳へ
5
臨床の哲学(臓器移植)について
6
臨床の哲学(パーソン論)について
7 臨床の哲学(生殖技術)について
8 臨床の哲学(人工妊娠中絶)について
9 臨床の哲学(安楽死)について
10 臨床の哲学(尊厳死)について
※
現実の医療問題と関連させながら、平易に講義を進めていく。
【評価方法】
テスト、発表、出席等により総合的に評価する。
【テキスト】
『生命倫理の基礎づけ』 西 英久著 杉山書店(東京)
【その他】
テストは教科書持ち込み可とする。
37
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
環境保健学概論
講義
必修
1
10
1 年次 前期
担当教員
甲斐
小嶋
倫明
光明
【ねらい】
私たちの健康と環境との関係を理解するための基礎概念をさまざまな事例を通して学ぶ。
【科目の概要】
私たちの健康は、広義の環境と遺伝とに関係している。環境の中でも社会的に制御すべき様々な
有害因子と健康影響との関係を理解し、私たちの環境と健康を守るための科学を学ぶ。とくに、
環境と健康が絡んでいると疑われる社会問題に焦点をあて、いかなる科学的なアプローチが行わ
れているかを学び、環境リスクという概念を理解する。
【授業計画】
1: 環境と健康に関する社会問題
2: 環境保健の基礎概念
3: 健康影響の考え方
4: がんの生物学
5: 人の発がん
6: 安全性試験
7: 環境と健康の関係を分析する疫学
8: 環境保健基準
9: 環境リスク論とリスク心理学
10: 環境リスクの諸問題とまとめ
【評価方法】
筆記試験
【テキスト】
授業ごとにハンドアウトを配布する。
38
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
健康情報学
講義
必修
1
10
1 年次 前期
担当教員
佐伯
圭一郎
【ねらい】
人間集団の健康に関する各種情報を理解し活用する能力を身につけることを目標とする。人口
統計や疾病情報など、人間集団における健康問題を考える際に必要な健康情報と EBM の基盤の
一つである疫学について学ぶ。
【科目の概要】
健康情報とその様々な指標に関して、情報の発生源からその意味するものまでを体系的に学ぶ
ことを通じて、集団の健康の現状と推移について理解を深めるとともに、それら情報を適切に理
解し活用する能力を養う。
【授業計画】
1 健康情報の基礎 ・・・ 保健統計概論
2 人口統計1 ・・・ 人口静態統計
3 人口統計2 ・・・ 人口動態統計・生命表
4 傷病に関する保健統計
5 医療や生活に関連する統計
6 健康情報の収集 ・・・ 情報収集,調査の方法
7 疫学1 ・・・ 疫学の考え方,因果推論
8 疫学2 ・・・ 疫学調査法
9 疫学3 ・・・ 疫学指標,バイアス
10 検査やスクリーニングの理論
定期試験
【評価方法】
筆記試験により評価を行う。
保健統計指標の値や保健統計/疫学の理論を理解しているかを評価する部分と,その知識をベー
スにして現実の課題に応用できるかを評価する部分をおおよそ半々の重みで評価する。
【テキスト】
テキスト「国民衛生の動向」厚生統計協会,その他参考図書は適宜紹介する。
毎回ハンドアウトを配布する。
スライドは講義前日には公開する。
39
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
健康情報処理演習
演習
必修
2
30
1 年次 前期後期
担当教員
品川
佳満,野津
昭文,佐伯
圭一郎
【ねらい】
情報処理機器の活用を通じて,情報を活用する実践的能力を身につける。
【科目の概要】
ICT(情報通信技術)のスキルを高め、医療機関や地域における看護実践や学習、コミュニケー
ションにおける情報処理技術の活用をはかるとともに、保健統計・疫学調査の実務におけるデー
タ管理、分析といった一連の科学的プロセスを演習により身につける。
【授業計画】
16:ネットワーク技術(1) 仕組み
1:ネットワークの利用(1) サーバ利用
2:
(2) データ管理
〃
17:
〃
(2) ハードウエア
19:
〃
〃
(2) 文献・図書 DB
20:Web 技術
5:文書の作成(1) 基本
6:
(2) クラウド
18:データベースの利用(1) 情報検索
3:情報の基礎(1) ソフトウエア
4:
〃
(2) 図形・文章との統合
21:動画像処理
7:画像処理
22:医療情報システム(1) 病院情報システム
8:プレゼンテーション
23:
9:表計算(1) 基本
24:統計データの分析(1) 保健統計
10: 〃 (2) 計算、関数
25:
〃
(2) 疫学調査データ
11: 〃 (3) 集計
26:
〃
(3) スクリーニング
12: 〃 (4) グラフ
27:
〃
(4) EXCEL による記述統計
13:アプリケーション連携
28:
〃
(5) EXCEL による推測統計
14:情報セキュリティ(1) 個人情報の取り扱い
29:
〃
(6) SPSS 演習(1) データ管理
15:
30:
〃
(7) SPSS 演習(2) データ解析
〃
(2) セキュリティ技術
定期試験(中間)
〃
(2) 電子カルテ
定期試験(最終)
【評価方法】
出席、各回の演習課題、筆記試験(2 回)を総合して判定する(配分:出席・演習課題 40%、筆
記試験 60%)。欠席が 6 回を超えると評価対象外(不合格)となる。なお、20 分までの遅刻は
1/2 の出席、それを超えると欠席として取り扱う。出席・演習課題に関する評価は、提出された
演習課題(情報技術・知識の修得状況)を重視するが、その回の演習を欠席した場合は、演習課
題を提出することはできない。
【テキスト】
特に指定しない。
毎回ハンドアウトを配布する。参考図書は適宜紹介する。
【その他】
年度始めに開催されるオリエンテーションで、情報処理教室・メディアセンター利用法の講習を
受けること。
40
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
生体構造論
講義
必修
2
20
1 年次 前期
担当教員
濱中
岩崎
良志
香子
【ねらい】
高度に統合・調整された生命体である人体の構造を発生、分化を含めて理解する。
【科目の概要】
細胞から個体レベルまでの人体の構造と形態学的特徴を学ぶ。
【授業計画】
第 1 回: 総論 〈 細胞、組織、DNA、分化 〉
第 2 回: 呼吸器系 1 〈 肺、気管 〉
第 3 回: 呼吸器系 2 〈 胸郭、呼吸筋 〉
第 4 回: 呼吸器系 3 血液系 〈 ガス交換、血球 〉
第 5 回: 消化器系 1 〈 口腔、咽頭、食道 〉
第 6 回: 消化器系 2 〈 胃、小腸、大腸 〉
第 7 回: 消化器系 3 〈 肝臓、胆嚢、膵臓 〉
第 8 回: 循環器系 1 〈 心臓、弁 〉
第 9 回: 循環器系 2 〈 刺激伝導系、心電図 〉
第 10 回: 循環器系 3 〈 動脈、静脈、毛細血管 〉
第 11 回: 筋・骨格系 1 〈 関節、靭帯、骨 〉
第 12 回: 筋・骨格系 2 〈 骨格筋、屈筋、伸筋 〉
第 13 回: 筋・骨格系 3 〈 筋収縮、神経筋接合部 〉
第 14 回: 神経・感覚器系 1 〈 中枢神経、脳、脊髄 〉
第 15 回: 神経・感覚器系 2 〈 末梢神経、運動神経、感覚神経 〉
第 16 回: 神経・感覚器系 3 〈 視覚、聴覚、味覚、平衡覚 〉
第 17 回: 内分泌・代謝系 1 〈 ホメオシタシス 〉
第 18 回: 内分泌・代謝系 2 免疫系 〈 ホルモン、生体制御 〉
第 19 回: 腎・泌尿器・生殖器系 1 〈 尿生成、体液調節 〉
第 20 回: 腎・泌尿器・生殖器系 2 〈 生殖、発生、老化 〉
筆記試験
【評価方法】
授業態度と筆記試験により評価する。
【テキスト】
人体の構造と機能「1」解剖生理学 (医学書院)
参考書・参考資料等
からだの地図帳(講談社)
41
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
生体機能論
講義
必修
2
20
1 年次 前期
担当教員
濱中
岩崎
良志
香子
【ねらい】
高度に統合・調整された生命体である人体の機能を理解する。
【科目の概要】
細胞から個体レベルまで生命活動を営むための人体に生理機能について学ぶ。
【授業計画】
人体の生理機能について概説する。
第 1 回:総論 <人体の構成単位(細胞・組織・器官)、植物機能と動物機能、体液組成>
第 2 回:呼吸器系 1 <肺、気管>
第 3 回:呼吸器系 2 <胸郭、呼吸筋>
第 4 回:呼吸器系 3・血液 <ガス交換、血球>
第 5 回:消化器系 1 <口腔、咽頭、食道>
第 6 回:消化器系 2 <胃、小腸、大腸>
第 7 回:消化器系 3 <肝臓、胆嚢、膵臓>
第 8 回:循環器系 1 <心臓、弁>
第 9 回:循環器系 2 <刺激伝導計、心電図>
第 10 回:循環器系 3 <動脈、静脈、毛細血管、リンパ管、造血系>
第 11 回:筋骨格系 1 <関節、人体、骨>
第 12 回:筋骨格系 2 <骨格筋、屈筋、伸筋>
第 13 回:筋骨格系 3 <筋収縮、神経筋接合部>
第 14 回:神経・感覚器系 1 <中枢神経、脳、脊髄>
第 15 回:神経・感覚器系 2 <末梢神経、運動神経、感覚神経>
第 16 回:神経・感覚器系 3 <視覚、聴覚、味覚、平衡覚>
第 17 回:内分泌・代謝系 1 <ホメオスタシス、ホルモン 1>
第 18 回:内分泌・代謝系 2・免疫系 <ホルモン 2、生体防御>
第 19 回:腎・泌尿器・生殖系 1 <尿生成、体液調節>
第 20 回:腎・内分泌・生殖系 2 <生殖、発生、老化>
筆記試験
【評価方法】
授業態度と筆記試験により評価する。
【テキスト】
人体の構造と機能「1」解剖生理学 (医学書院)
42
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
健康運動ボランティア演習
(救急法含む)
演習
必修
1
15
1 年次 前期後期
担当教員
稲垣
福田
佐藤
敦
広美
弥生
【ねらい】
人、社会、自然と直接かかわるボランティアを通して、他者や社会に役立つことで喜びを感じ
る、人間としてごく自然な暖かい感情を育む。地域や社会の構成員としての自覚を確認し、相互
に支え合うという意識を醸成する。学習意欲を高め、就職を含め将来の人生設計に役立てる。
また、救命救急法を学び、日常の救急場面に対応できる知識・技術を身につける。
【科目の概要】
多数のボランティアから2、3を選択し、これに参加してレポートを作成し、ボランティア等
について議論する。
また、学外の専門家による講義および実習により、救命救急法を学ぶ。
【授業計画】
1
オリエンテーション、レクリエーション
2
希望調査
3〜14
各種ボランティア活動、救急法(講義 5/20、演習 5/25 を予定)
15
討論
【評価方法】
出席、ボランティア参加、レポート、認定証の取得(救急法)
【テキスト】
必要に応じてハンドアウトを配付
43
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
スポーツ救護
講義
選択
1
10
1 年次 前期
担当教員
稲垣
敦、安部
真紀
【ねらい】
スポーツ大会やトレーニング場面で選手や観客を救護するための知識や技術を身につける。
【科目の概要】
医師、歯科医師、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、健康運動指導士等の多彩な講師
の講義および実技を通して、スポーツ救護に必要な知識や技術を学ぶ。
【授業計画】
【1日目】4/12(日)9:30〜17:00
1 健康スポーツ学総論:稲垣
2 スポーツ救護・小処置
3 スポーツ救命救急:安部ほか (実技を含む)
【2日目】5/15(日)9:40〜17:00
4 スポーツ頭部外傷
5 スポーツ栄養学
6 スポーツ薬学
7 スポーツと内科疾患(呼吸器・心疾患)
8 スポーツ歯科学
9 スポーツと運動器疾患・テーピング(実技を含む)
【3日目】6/12(日)9:45〜16:40
10 スポーツ熱中症(事例検討を含む)
11 小児救急概論
12 スポーツ障害、スポーツ外傷
13 認定試験
(詳細 http://sports.geocities.jp/oitakenspo/newpage68.html)
【評価方法】
3日間受講し、認定試験の合格をもって、単位を認定します。
【テキスト】
当日配付
【その他】
何年生でも受講できます。
一般の受講者といっしょに受講します。
会場は、ホルトホール大分(JR 大分駅から徒歩1分)
受講料は1日 3,000 円(一般 5,000 円)
各自で大至急申し込んで下さい。
(http://sports.geocities.jp/oitakenspo/newpage68.html)
認定試験に合格するとスポーツ救護員となり、看護師免許取得時にスポーツ救護ナースに自動的
に変更します。
スポーツ救護ナースに認定後は、県内スポーツ大会の開催情報がメールで送られてきますので、
それに応募して救護員として活動します(謝金あり)。
44
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
自然科学の基礎
講義
必修
2
20
1 年次 前期
担当教員
甲斐
定金
野津
倫明,小嶋
香里,吉田
昭文,恵谷
光明,岩崎
成一,佐伯
玲央
香子,
圭一郎,
【ねらい】
大学で看護学を専攻するに際して、自然科学の基礎として習得しておくべき基本的事項を学ぶ。
【科目の概要】
看護学を専攻する学生の基礎教養としての入門的講義内容である。物理、化学、生物、数学の基
本的事項を習得する。高校までに十分に習得できなかった項目を学ぶための講義であると同時に、
自然科学の考え方について理解するための講義となるように配慮している。
【授業計画】
01. 生物:細胞とは:生命の機能単位
02. 生物:D N A ( D N A の構造、D N A 複製)
03. 生物:細胞分裂の仕組み(染色体、細胞周期)
04. 生物:基本的な遺伝の仕組み(メンデル遺伝 1)
05. 生物:基本的な遺伝の仕組み(メンデル遺伝 2)
06. 生物:遺伝子から表現型へ(タンパク発現)
07. 生物:タンパク質のはたらき(細胞の情報伝達)
08. 生物:免疫:遺伝子と生体防御システム
09. 生物:発生(再生医学に焦点をあてて)
10. 生物:エネルギー、酵素、代謝
11. 生物:化学エネルギーを獲得する経路
12. 生物:分子生物学、ゲノムプロジェクト、医学
13. 物理:力・エネルギー、光・音
14. 物理:電気と磁気
15. 物理:圧力・温度・相変化
16. 化学:物質の構成
17. 化学:物質の反応、化学変化
18. 化学:有機化合物の構造
19. 数学:数学の基礎 1
20. 数学:数学の基礎 2
【評価方法】
筆記試験、科目ごとに合格点をとる必要がある
【テキスト】
生物: ブルーバックス 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 講談社
ブルーバックス 大学生物学の教科書 第2巻
分子遺伝学 講談社
ブルーバックス 大学生物学の教科書 第3巻
分子生物学 講談社
物理: 視覚でとらえるフォトサイエンス 物理図録 数研出版
化学: 視覚でとらえるフォトサイエンス 化学図録 数研出版
45
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
大学ナビ講座
講義
必修
1
10
1 年次 前期
担当教員
村嶋
影山
関根
南保
幸代,藤内 美保,甲斐 倫明,
隆之,安部 真佐子,吉村 匠平,
剛,野津 昭文,石本 田鶴子,
昌孝
【ねらい】
大学で学ぶにあたり、リテラシーと呼ばれる身につけておくべき基本的な事項および技術を習得
する。
【科目の概要】
大学リテラシーとしての基本は、本を読むこと、考えること、文を書くことである。それぞれに
ついて、講義と簡単な演習を行うことで、大学で学び考えるための基本的な事項および技術を習
得する。
【授業計画】
1.大学とは何か学ぶこと考えること
(村嶋)
2.アルバイトリテラシー
(労働局 南保)
3.メモ・ノートの取り方
(野津)
4.大学カリキュラムの方針・考え方
(藤内)
5.図書館の利用法
(安部)
6.大学の授業と試験の受け方
(吉村)
7.メディアリテラシー
(甲斐)
8.伝える技術 1:文を書く、レポートを書く (影山)
9.伝える技術3 質問する・議論する
(関根)
10.伝える技術2 話す・プレゼンする
(石本)
【評価方法】
出席状況及び課題の提出物で評価する。
【テキスト】
必要に応じてプリントを配布する。
46
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
看護学概論
講義
必修
1
10
1 年次 前期
担当教員
伊東
朋子
【ねらい】
看護学の導入部分としての看護とは何か、看護の本質と機能および看護専門職の役割と活動等に
ついて理解し、自らの看護に対する興味や関心を高める。
【科目の概要】
看護の本質や機能、歴史的変遷および看護活動の場と看護職の役割など看護についての概括的な
知識と考え方を理解する。またそれらを支える倫理や法律、教育などについても学ぶことを通し
て、自らの看護に対する姿勢を考える。
【授業計画】
1
導入:看護学概論オリエンテーション
2
人間の理解
3
生活と健康
4
看護と環境
5
看護と法律
6
看護活動の場と看護職の役割
7
看護の歴史
8
看護と教育
9
看護と倫理
10 看護管理
【評価方法】
筆記試験、提出物、授業態度、出欠席などから総合的に評価する
【テキスト】
1
フローレンス・ナイチンゲール著/湯槇ます・薄井坦子訳:看護覚え書,現代社
2
ヴァージニア・ヘンダーソン著/湯槇ます・小玉香津子訳:看護の基本となるもの,日本看
護協会出版会
3
系統看護学講座 専門分野1 看護学概論/茂野香おる他 医学書院
47
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
生活援助論
演習
必修
2
30
1 年次 前期
担当教員
秦 さと子,伊東
石丸 智子,麻生
朋子,巻野
優恵
雄介,
【ねらい】
1) 既習の諸科目で学んだ知識を活用し、対象となる人の健康ニーズに適した実践ができるように、
その基礎となる日常生活に関連した援助技術および医療に伴う看護技術を修得する。
2) 看護技術の原理を科学的に体験することで理解し、看護技術の適応や応用を考える力を育てる。
3) 技術の単なる方法だけでなく、その背景にある法則性・科学性に基づいた技術を身につける。
【科目の概要】
基礎看護技術における日常生活の援助技術を中心に習得する。
【授業計画】
授業は原則 2 コマ続きである
1. オリエンテーション、看護技術論
2. 感染防止の技術Ⅰ
3. 環境調整技術
4. 看護におけるコミュニケーション
5. 活動・休息援助技術 1
6. 活動・休息援助技術 2
7. 症状・生体機能管理技術 I 1
8. 症状・生体機能管理技術Ⅰ 2
9. 実技試験 1
10. 食事援助技術
11. 清潔・衣生活援助技術 1
12. 清潔・衣生活援助技術 2
13. 排泄援助技術Ⅰ 1
14. 排泄援助技術Ⅱ 2
15. 実技試験 2
筆記試験(2回目実技試験の前に実施予定)
*詳細は別途資料配布。
【評価方法】
出欠席、提出物、態度、実技試験(2 回)、筆記試験(1 回)から総合的に評価する。
【テキスト】
系統看護学講座 専門 2 「基礎看護技術Ⅰ」医学書院
系統看護学講座 専門 3 「基礎看護技術Ⅱ」医学書院
48
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
初期体験実習
実習
必修
1
20
1 年次 前期
担当教員
伊東
石丸
朋子,秦 さと子,巻野
智子,麻生 優恵
雄介,
【ねらい】
初期体験実習 Early Exposure は早い時期に学外に出て看護の現場を体験することで、看護の仲
間入りを実感できるという期待が込められている。また、看護基礎教育における最初の実習とし
て、看護とは何かを考え、自ら看護の力を身につけようとする自律性を育むための実習である。
学生が臨床現場での看護体験によって看護のイメージを具現化させ、あらゆる学問の重要性を
肌で感じ、その後の学習の動機づけを行うとともに、看護職が活躍する場が広く存在することを
知り、キャリアパスを視野に入れた自分の将来像に多様性をもたせることをねらいとする。
【科目の概要】
約 1 週間の実習である。病院で働く看護師との同行実習と様々な場で働く看護職者の講話を受け
ることを活動の中心として、1)見学あるいは実施した看護実践を振り返る事ができる。2)病気と
向き合う対象者一人ひとりの思いを受け止め、感じたことを語ることができる。3)社会から求め
られている看護の機能と、その看護の活動内容を述べることができる。4)看護を学習していく上
で達成すべき自己の課題や将来像について述べる事ができる。これらを目標に学んでいく。
【授業計画】
1~ 4. オリエンテーション
2~16. 病院実習
17~20. 講話
*臨地実習時間は、原則 8:00~16:00
詳細に関しては、オリエンテーション時に
説明する。
【評価方法】
実習の成績は、出席日数、実習内容、実習態度、記録類、個人面接等により総合的に評価する。
出席日数は、100%出席することを原則とする。
【テキスト】
49
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
健康論
講義
必修
1
10
1 年次 前期
担当教員
福田
平野
佐藤
広美
亙
弥生
【ねらい】
健康および健康増進の意義について理解する。
【科目の概要】
健康に対する考え方の歴史的な変遷を理解し、健康維持と健康増進の重要性について学ぶ。人々
の健康ニーズを把握し、健康増進活動における看護職の役割を認識して、専門職として積極的に
取り組む姿勢を養う。
【授業計画】
1
健康とは(看護の視点から健康を考える)
2
ライフサイクルと健康
3
疾病構造とライフスタイル
4 健康度の評価
5 健康づくりと健康日本 21 の展開
6 健康づくり 健康と栄養
7 健康づくり 健康と運動
8 健康づくり こころの健康
9 健康づくり 喫煙、飲酒
10 健康と環境
11 試験
【評価方法】
筆記試験
【テキスト】
授業ごとにハンドアウトを配布する。
50
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
予防的家庭訪問実習
(1 年次)
実習
必修
1
20
1 年次 前期後期
担当教員
福田 広美,平野 亙,佐藤 弥生,
吉川 加奈子,濱中 良志,安部 眞佐子,
岩崎 香子
【ねらい】
在宅で生活する対象者とコミュニケーションをとることができ、地域で生活する人の全体像を理
解する。
【科目の概要】
1)対象者の生活状況、健康観、ライフヒストリーなどを知り、地域で生活する人として「健康
の視点」から、対象者の全体像を理解することができる。
2)対象を理解するため、または相互理解を深めるためのコミュニケーションの重要性を理解し、
自らのコミュニケーション力についての課題を考えることができる。
3)予防的家庭訪問として、グループメンバーと話し合いを通して、今後の学習課題を考えるこ
とができる。
【授業計画】
1) 家庭訪問ごとの目標
(1) 初回訪問
①対象者に関心を持ち、自ら対象とコミュニケーションをとることができる。
②訪問で得られた情報を整理し記述し、グループメンバーと情報の共有ができる。
③他学年とグループでの話し合いで、ディスカッションに参加できる。
(2) 2 回目以降の訪問
①対象を理解するためにどのような情報が必要かを自ら考えることができる。
②対象者とコミュニケーションを図ることができ、対象者の理解を進めることができる。
③困ったときにはグループメンバーや担当教員にアドバイスを求めることができる。
2) 実習レポート
(1)対象者(家族を含む)の全体像についてまとめる
(2)対象者を理解するために、どのような情報収集とコミュニケーションが必要かまとめる
(3)予防的家庭訪問として、今後の学習課題を考えることができる。
3) 家庭訪問回数
6月以降に家庭訪問を開始し 3 回/年以上
4) 地域交流会(実習報告会)
1回/年
【評価方法】
実習オリエンテーション、家庭訪問、地域交流会への出席、態度および参加状況
訪問実習のレポート
【テキスト】
必要時、ハンドアウトを配布する。
51
52
(2)
1年次開講科目
後期開講
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
人間関係学
講義
必修
1
10
1 年次 後期
担当教員
吉村
匠平
【ねらい】
1.人が人を理解するということがどのような「営み」なのか、心理学の観点から説明できる。
2.学ぶという活動が個人の内側に閉じた活動ではなく、他者との間に開かれた活動であること
を体験的に理解する。
【科目の概要】
心理学という学問の体系が、どのように性格を理解しているのかについて学ぶ。性格を実体化
し、標準化された方法による客観的な理解を目指す「自然科学的」アプローチと、性格の一貫
性・安定性を前提としない「状況論的」アプローチの双方を学ぶ。また、性格を測定する尺度、
状況論的な理解に必要な態度(カウンセリングマインド)についても合わせて学習する。
【授業計画】
1. 人格?性格?
2. 自然科学的な性格理解①(特性論的な性格理解)
3. 自然科学的な性格理解②(類型論的な人格の理解)
4. プレグナンツの法則と性格理解(部分の総和=全体?)
5. 心理検査法の体験と理解(質問紙法、投影法、作業検査法、テストバッテリー)
6. 状況論的な性格理解① ミルグラム実験を通して
7. 状況論的な性格理解② 役割の取得に伴う人格の変容(模擬監獄実験、DVD 視聴)
8. 他者理解の方法① 観察の困難さ(図と地、図地反転、スキーマの暴走)
9. 他者理解の方法② コミュニケーションの困難さ(コミュニケーション=拘束)
10. カウンセリングマインドの理解(肯定?共感?自己一致!)
【評価方法】
試験は実施しない。ショートレポート、授業を受けての意見・感想、授業での発表、他者との
交流態度、時間外学習課題の提出により総合的に評価する。その回の講義を欠席したものは、課
題を提出することができない。単位認定については、初回にプリントを配布し説明するので必ず
出席すること。最小限の出席で単位取得を目指す場合、相応の努力が必要となる。平常点が合格
ラインに達しなかった場合のみ、再試験として試験を行う。
【テキスト】
特に指定しない。必要に応じて資料を配付する。
参考文献 モード性格論-心理学の賢い使い方
【その他】
抽選による座席指定は、前期「こころの仕組み」と同じ。授業中の発言を求める(ペアを単位
とした)ので、そのつもりで受講すること。
53
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
カウンセリング論
講義
必修
1
10
1 年次 後期
担当教員
関根
剛
【ねらい】
カウンセリングの基礎となる理論とコミュニケーションスキルを学び、実際の場面で適切にコ
ミュニケーションができる基礎を作る。
【科目の概要】
講義前半は、他者を理解するためのコミュニケーション・スキルについて解説するとともに、
実践的にロールプレイを体験して、スキルを身につけていく。講義前半は、カウンセリングの考
え方や複数の理論について解説し、様々な視点から人をとらえ、看護師として、いかにカウンセ
リングを利用することができるかについて解説をする。
【授業計画】
1 カウンセリングの考え方
2 コミュニケーションスキル1:相づち、繰り返し、開いた質問、閉じた質問
3 コミュニケーションスキル2:要約、言い換え
4 コミュニケーションスキル3:深く共感する
5 ロールプレイ1
6 ロールプレイ2
7 ロールプレイ3
8 認知行動療法
9 精神分析/来談者中心療法
10 危機介入;トラウマと PTSD
【評価方法】
試験とロールプレイレポート
【テキスト】
ハンドアウト配布
54
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
英語 I-A2
講義
必修
1
10
1 年次 後期
担当教員
宮内
信治
【ねらい】
前期に引き続き、講義前半ではスムーズな音読を目指す。講義後半の多読においては、難易度の
一つ(ないし二つ)高い本にも挑戦してみる。
【科目の概要】
講義前半では、19 世紀以降の英文学作品から精選し、その英文を書写、音読、暗唱することに
より、英語の定着を図る。音読指導に当たっては、英語音声学に基づき、英語の子音について発
音記号とともにその発声の仕方を教授する。講義後半では、英語多読用の読本を活用し、易しい
英語で書かれたものをできるだけ多量に読むことにより、英語になじませ、英文処理能力の迅速
化を図る。また、英文読書に慣れた学生に対しては、比較的語数の多い読本に接するように徐々
に指導していく。
【授業計画】
1 Mitch Albom (1)
2 Mitch Albom (2)
3 Inazo Nitobe (1)
4 Inazo Nitobe (2)
5 Okakura Kakuzo (1)
6 Okakura Kakuzo (2)
7 Daisetz T. Suzuki (1)
8 Daisetz T. Suzuki (2)
9 Daisetz T. Suzuki (3)
10 Review
11 Examination
【評価方法】
各 Review において、指定された英文の暗唱(Recitation)を評価し、期末試験とともに成績評
価の一部とする。また、出席状況を重視し、欠席・遅刻(早退)には厳しく対処する。(欠課理由
の如何にかかわらず、授業欠課3回にて成績評価レベルを一段階下げる。また、欠課理由の如何
にかかわらず、授業欠課4回にて試験の受験資格を失う。なお、授業中における過度の居眠り、
または授業進行妨害行為などは、教員の判断により、欠課扱いとする場合がある。)授業への出
欠状況等は、学生が自らの責任において把握、管理すること。
【テキスト】
別途指示
【その他】
授業後半の多読については基本的に評価に含めないが、学習内容の習得・達成を何らかの形で自
主的に表現し提出したもの(書評、書籍紹介、感想など)は、評価対象とし加点する場合がある。
55
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
英語 I-B2
講義
必修
1
10
1 年次 後期
担当教員
Gerald T. Shirley
【ねらい】
The aims of this class are for students to improve their communication skills in English, and
to have fun communicating in English.
【科目の概要】
English language ability is important for nurses. In this class students continue to practice
speaking and listening in order to improve their English communication skills. A wide variety
of relevant and meaningful speaking and listening activities maximize student interaction.
These activities help students to increase their fluency in speaking and listening and help
them gain self-confidence in communicating in English.
【授業計画】
1 Introduction
2 Conversation Topic 4
3 Conversation Topic 4
4 Conversation Topic 5
5 Conversation Topic 5
6 Conversation Topic 6
7 Conversation Topic 6
8 Conversation Topic 7
9 Conversation Topic 7
10 Review
【評価方法】
Grades will be based on a combination of regular attendance, participation and effort, and a
final examination. ( 注 ) Attendance and participation are very important. Absence
(regardless of reason) from or non-participation in four classes results in a failing grade; in
three classes it results in a reduction of the final class grade one level down. Students, not the
instructor, are responsible for being aware of their number of absences.
【テキスト】
No textbook will be used. The instructor makes most of the teaching materials used in class,
and will provide students with materials for classroom use.
56
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
社会学入門
講義
選択
1
10
1 年次 後期
担当教員
大杉
至
【ねらい】
私たちが生きている社会をとらえる目を養う。
【科目の概要】
私たちは社会の中で生きているので、社会はいってみれば空気のような存在である。しかし、社
会は私たちを拘束しているし、私たちは社会に頼って生きていく他はない。本講義では、社会学
の巨匠たちが社会をどうとらえてきたかを概説する。それぞれの論者によって、様々な社会のと
らえ方があることを理解し、社会を見る目を豊かにされたい。
【授業計画】
1
社会学とは何か(社会学の成立―A.コント―)
2
M.ウェーバーの社会学方法論
3
ウェーバーの資本主義成立論
4
官僚制の理論
5
社会に対する二つの見方(観念論と唯物論)
6
マルクスの社会理論
7
マルクスの資本主義成立論
8
デュルケムの社会学方法論
9
デュルケムの犯罪理論
10 デュルケムの自殺理論
11 試験
【評価方法】
試験
【テキスト】
特になし。プリントを配布すると同時に参考文献をその都度紹介する。
57
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
法学入門(日本国憲法)
講義
選択
2
20
1 年次 後期
担当教員
二宮
孝富
【ねらい】
市民として、また、医療従事者として必要とされる法的な素養を身につけることを目標とする。
日本国憲法の基本原理~国民主権・基本的人権の尊重・平和主義~を理解したうえで、特に人
権に関する諸問題について学ぶ。次に、市民生活に関わりの深い契約・損害賠償・家族に関する
法の仕組について学ぶ。
【科目の概要】
近代市民法の基本原理及び契約・損害賠償・家族に関する法の概要を講義する。
日本国憲法について、歴史的な意義と基本原理、及び人権に関する諸問題を講義する。
【授業計画】
第 1回
第 2回
第 3回
第 4回
第 5回
第 6回
第 7回
第 8回
第 9回
第10回
第11回
第12回
第18回
第14回
第15回
第16回
第17回
第18回
第19回
第20回
定期試験
憲法とは~立憲主義について
近代日本の憲法史 1大日本帝国憲法
近代日本の憲法史 2日本国憲法
日本国憲法の基本原理 1 国民主権
日本国憲法の基本原理 2 平和主義 1 9 条の歴史的意義
日本国憲法の基本原理 2 平和主義 2 平和的生存権
日本国憲法の基本原理 3 基本的人権の尊重
人権各論 1 男女平等:男女共同参画社会基本法
人権各論 2 ハラスメント:パワハラ・アカハラ・セクハラ
人権各論 3 高齢者・障害者の人権:成年後見制度
人権各論 4 刑事手続と人権
人権各論 5 冤罪
人権各論 6 裁判制度 1 陪審制度
人権各論 7 裁判制度 2 裁判員制度
日本国憲法の現在
近代市民法の基本原理
市民生活と法 1 契約
市民生活と法 2 損害賠償
市民生活と法 3 結婚・離婚
市民生活と法 4 親子・相続
【評価方法】
レポートと定期試験等を総合的に判断する。
【テキスト】
特になし(毎回資料を配布する)
参考書・参考資料等
樋口陽一
『個人と国家―今なぜ立憲主義か』集英社新書
渋谷秀樹『憲法への招待
版』岩波新書
青井未帆 『憲法を守るのは誰か』幻冬舎ルネッサンス新書 他、適宜指示する。
58
新
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
文化人類学入門
講義
選択
1
10
1 年次 後期
担当教員
足立
恵理
【ねらい】
異なる文化の捉え方や枠組みを問い直す力をつけるために、文化人類学の基礎的な視点を学ぶ。
また、医療分野における異文化間理解の課題を分析し協働の可能性を探るために、医療人類学の
視点やリサーチの手法、活用できる資源やツールを学び、検討する。
【科目の概要】
文化人類学は、自分が属する社会と異なる文化をもつ社会との比較を通して人間理解に迫る学問
ですが、同時に文化の概念や枠組み、異文化理解の対象や方法、それらの成立の背景そのものを
問い直す作業も含まれます。
この授業では、医療分野を含む現代的なテーマや事例の検討を通して、自他の複雑で多様な人間
のあり方を見直す視点を獲得し、日常や医療の現場に応用する力をのばすことを目指します。
【授業計画】
1
オリエンテーション
2
言語と文化
3
グローバリゼーションの中の民族、言語、文化
4
異なる文化の捉え方1-近代以降の異文化接触の課題
5
異なる文化の捉え方2-課題を乗り越える様々な思考的試み
6
文化と医療 1 -医療化・脱医療化とその課題-
7
文化と医療 2 -身体観、病気観、死生観-
8
文化と医療 3 -医療システムの多様性と特徴-
9
多文化間協働の可能性を探る1 -方法論とツールの検討-
10 多文化間協働の可能性を探る2 -演習とまとめ-
【評価方法】
レポート提出および平常点(出席/欠席)。
【テキスト】
特に指定しません。授業中にプリントを配布します。
【その他】
他者との意見の交換や経験の共有を通して学ぶこと自体が「文化的多様性」について考える契機
にもなります。そのため講義の中でワークやディスカッションを取り入れることがあります。
59
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
生物統計学
講義
必修
1
10
1 年次 後期
担当教員
野津
佐伯
昭文
圭一郎
【ねらい】
看護研究を科学的に遂行するために必要となる素養として,看護学部の初年度の学生が備えるべ
き統計学に関する知識(記述統計,確率分布,推測統計)と技術(R や Excel,SPSS によるデータ
解析手順)を習得する.
【科目の概要】
看護学における確からしい考察や示唆を得る上で,データに基づく根拠を示すことが必要となる.
この場面において,統計学は非常に重要な役割を担っている.本講義では,看護研究において基
本となる記述統計,確率分布,推測統計の序論的内容,データ解析の手順,解釈の仕方などにつ
いて学ぶ.
【授業計画】
1.記述統計(1)
1 変数の記述統計(1)
2.記述統計(2)
1 変数の記述統計(2)
3.記述統計(3)
2 変数の記述統計(1)
4.記述統計(4)
2 変数の記述統計(2)
5.確率分布(1)
さまざまな確率分布
6.確率分布(2)
正規分布
7.推測統計(1)
推定
8.推測統計(2)
仮説検定(1)
9.推測統計(3)
仮説検定(2)
10.推測統計(4)
仮説検定(3)
【評価方法】
期末試験と数回のレポート提出または小テストを課し,その結果に基づいて評価する.
【テキスト】
看護統計学入門 医歯薬出版 大木秀一 著
また適宜,資料を配布する.
【その他】
自然科学の基礎で学ぶ数学の知識は,本講義の前提知識とする.また,健康情報処理演習におい
て,表計算ソフト,統計解析ソフトを用いた演習を行う.
60
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
生体代謝論
講義
必修
2
20
1 年次 後期
担当教員
安部
眞佐子
【ねらい】
代謝について学ぶ。食物中の物質が生体内に入るところは、生体構造機能論で詳細に見る。体内
に入ってきた物質は生命を維持するために使われるが、ヒトで利用されるための代謝を受け、エ
ネルギー源になったり、体を作り上げたりする。その変換の様子を概観する。
【科目の概要】
生体内の代謝状態を把握するためには、まず生体を構成する生体分子の種類と性質を知る必要が
ある。さらに、生体分子が受ける代謝をエネルギー産生から遺伝情報の流れまで総合的に理解で
きるようにする。そのうえで、生体に取り入れる食物についての知識をまとめ、食生活指針に基
づいた健康増進のための適切な食事のありかたを学ぶ。
【授業計画】
生体内の代謝
1. 糖質・脂質
2. タンパク質・核酸
3. ミネラル
4. 脂溶性ビタミン
5. 水溶性ビタミン
6. 糖質代謝
7. 脂質代謝
8. タンパク質代謝
9. 情報代謝
栄養学
10 食品中の糖質
11 食品中の脂質
12. 食事中のタンパク質
13. 食事バランスガイド
14. 各種食品の特性
15. 栄養状態の評価
16. エネルギー代謝
17. 消化と吸収
18. 食事摂取基準
19. 栄養上の問題
20. 遺伝子発現と栄養
【評価方法】
出席と筆記試験 2 回
【テキスト】
系統看護学講座「人体の構造と機能[2]生化学」(医学書院)
わかりやすい栄養学(三共出版)
61
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
生体反応学概論
講義
必修
1
10
1 年次 後期
担当教員
市瀬
孝道
【ねらい】
疾病の基本事項と発生病理の理解。
【科目の概要】
物理、化学、生物学的な外的要因と内的要因に対する生体の反応機構と病的変化を学ぶ。特に
ここでは、代謝異常、修復・再生、循環障害、炎症・免疫・アレルギー、腫瘍病変、先天異常と
いった総論的な基礎病理学と、それに関連した疾患を結びつけて学び、病気の本態や成り立ちに
ついて理解する。
【授業計画】
1.退行性変化
2.進行生変化
3.代謝異常
4.代謝異常
5.循環障害
6.炎症
7.免疫・アレルギー
8.腫瘍
9.腫瘍
10.先天異常
11.試験
【評価方法】
筆記試験
【テキスト】
カラーで学べる病理学 渡辺照男(ヌーヴェルヒロカワ)
参考書:病気の地図帳 山口和克(講談社)
【その他】
生理学、解剖学をよく理解しておいてください。
62
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
生体反応学各論
講義
必修
1
10
1 年次 後期
担当教員
市瀬
孝道
【ねらい】
疾病の基本事項と発生病理の理解。
【科目の概要】
外的・内的要因によって起こる疾病を系統別に学ぶ。ここでは、循環器、呼吸器、消化器、造
血器、泌尿器、生殖器、脳・神経、内分泌、運動器に発生する様々な疾病の発生・病態生理を理
解し、病理学各論的な疾病の基礎知識を学ぶ。
【授業計画】
1.消化器系疾患
2.呼吸器系疾患
3.循環器系疾患
4.内分泌系疾患
5.泌尿器系疾患
6.生殖器系疾患
7.造血器系疾患
8.脳神経系疾患
9.運動器系疾患
10.感覚器系疾患
11.試験
【評価方法】
筆記試験
【テキスト】
カラーで学べる病理学 渡辺照男(ヌーヴェルヒロカワ)
参考書:病気の地図帳 山口和克(講談社)
【その他】
生体反応学概論をよく理解しておいてください。
63
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
微生物免疫論
講義
必修
1
10
1 年次 後期
担当教員
吉田
西園
成一
晃
【ねらい】
微生物と生体、環境との関わりを理解する。特に微生物感染症について理解する。
また、微生物に対する生体の防御機構を理解する。
【科目の概要】
院内感染防止や感染看護に関する知識は看護業務を行う上で重要である。本講義では、臨床上
問題となる感染症を理解し、患者への対応、処置等感染症に対する看護の基本的事項について学
ぶ。またこれらの感染に対する生体側の防御機構、防御機構が起因となって生じる疾患について
の基礎知識を理解する。さらに、微生物による疾患に対する生体側の防御、免疫システムに関し
て理解する。
【授業計画】
第 1 回 : 微生物学総論
第 2 回 : 消毒・滅菌法など
第 3 回 : 感染症 (院内感染、新興再興感染症など)、食中毒
第 4 回 : 化学療法薬
第 5 回 : 細菌学各論
第 6 回 : ウイルス学各論
第 7 回 : 臓器別感染症各論
第 8 回 : 症候別感染症各論
第 9 回 : 感染と免疫 (総論)
第 10 回 : 免疫学各論
筆記試験
【評価方法】
試験
【テキスト】
教科書:臨床微生物・医動物 (メディカ出版)
参考書:「看護のための病院感染ハンドブック」V.A.ストック著(岸下 雅通、三宅 寿美訳)
(医歯薬出版)
「看護テキスト 微生物学」小田 紘 著 (廣川出版)
【その他】
全ての微生物感染症について詳細に扱うには、時間的な制約があるため、特に重要な点を力説す
る。その他講義で扱えないところは自己学習等が必要になります。
64
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
健康運動
実技
必修
1
15
1 年次 後期
担当教員
稲垣
池辺
敦,甲斐 倫明,濱中
泰俊,大津留 麗理
良志,
【ねらい】
新しいスポーツの体験を通して、運動の楽しさ、素晴らしさ、必要性を体感し、自己の生涯スポ
ーツにつなげる。
適切な運動強度や運動量を確保して健康や体力を維持増進する。
ストレスを低減させ、学生間のコミュニケーションを促進する。
和太鼓の演奏を通して日本の伝統文化に触れる。
【科目の概要】
各種ニュースポーツ、テニス、バドミントン等の技術練習及び試合を行なう。
ヨガ、ダンスおよび和太鼓の演奏を体験する。
【授業計画】
1. オリエンテーション、フライングディスクの基礎、ディスクゴルフ、ディスクゴルフ
2. アルティメット
3. ユニバーサルホッケー
4. インディアカ
5. ソフトバレーボール
6. リングテニス
7. フットサル
8. アルティメット
9. 3 オン 3
10. ティーボール
11. ドッジボール
12. テニス
13. バドミントン
14. ヨガ/ダンス
15. 和太鼓
【評価方法】
授業への参加状況、課題
【テキスト】
特になし。
必要に応じて、資料を配付します。
【その他】
特に連絡のない場合は、運動のできる服装で体育館に集合して下さい。
天候等の理由で順序は変わります。
65
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
看護理論入門
講義
必修
1
10
1 年次 後期
担当教員
伊東
朋子
【ねらい】
看護理論は看護という事象を記述し、説明するものであり、看護援助の方向性を決定するために
活用されている。看護理論に記述されている内容を活用することで患者への理解が深まり、より
よい援助につなげることができる。看護理論を学ぶねらいは、看護の本質、つまり「看護とは何
か」を考えることであり、結果として、看護の質を向上させることを目的としている。
【科目の概要】
看護学を支える基盤としての看護理論について理解する。看護理論をわかりやすくとらえるため
に、3つのカテゴリーに分けて学習を進める。この3つとは①人間関係論的な看護理論、②対象
論的な看護理論、③働きかけ論的な看護理論である。主な理論家として①ではペプロウ、キング
②ではロイ、ロジャース、③ではヘンダーソン、オレム、ウィーデンバック、ベナー、レイニン
ガー、ワトソンを取り上げる。そして、それらが実際の場面ではどのように応用されているのか
などを学ぶ。
【授業計画】
1.オリエンテーション(看護理論とは、看護理論の歴史的変遷)
2.ナイチンゲール
3.ヘンダーソン
4.ヒルデガート・ペプロウ
5.ウィーデンバック
6.ドロセア・オレム
7.カリスタ・ロイ
8.パトリシア・ベナー
9.ワトソン、レイニンガー
10.キング、ロジャース
【評価方法】
出欠席、授業態度、提出物等の他にグループワークを通じて、協同で学習し、その結果を発表討
議する過程や授業中の発言回数、内容などから総合的に評価する
【テキスト】
1.黒田裕子監修:ケースを通してやさしく学ぶ看護理論 改訂3版
2.適宜、資料配布
66
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
基礎看護学実習
実習
必修
2
40
1 年次 後期
担当教員
伊東 朋子
秦 さと子
巻野 雄介
石丸 智子
麻生 優恵
【ねらい】
1 年次生の段階で1人の患者を受け持ち、看護の対象としての人間を理解し、これまでに学んだ
看護の概念や知識、技術を活用しながら看護を実践する。その中で自分の行った看護を振り返り、
専門職としてさらに成長し、発展していく姿勢を自己形成する。さらに臨床の場で看護実践を間
近に見て、体感することで、看護の魅力を発見し、自己の看護師像を形成しながら今後の学習意
欲を高めることをねらいとする。
【科目の概要】
約 2 週間の病院実習である。看護師との同行実習と受け持ち患者をもち看護師とともに看護を実
践することを活動の中心とし、1)対象者を社会で生活している人として理解できる。2)対象者が
健康障害や入院によって受けている影響を理解できる。3)援助的人間関係の中で、対象者に必要
な看護を実践し、振り返ることができる。4)実習を通して感じた思いを自分の最初の看護観とし
て表現できる。これらを目標として学んでいく。
【授業計画】
1~ 4. オリエンテーション
5~36. 病院実習
37~40. まとめ
⋆臨地実習時間は、原則 8:00~16:00
⋆詳細はオリエンテーションで説明する。
【評価方法】
実習の成績は、出席日数、実習内容、実習態度、記録類、個人面接等により総合的に評価する。
出席日数は、100%出席することを原則とする。
【テキスト】
67
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
看護疾病病態論 I
講義
必修
2
20
1 年次 後期
担当教員
藤内
石田
山田
田中
美保
佳代子
貴子
佳子
【ねらい】
成人を対象とした器官系統別の代表的な疾患の病態生理・臨床像・治療についての基本的知識を
学ぶ。
【科目の概要】
器官系統別の代表的な疾患を中心に教授し、病態生理・臨床像・治療が主な教育内容である。疾
患面からみた病態と症状面からみた病態の両者を多元的・有機的に把握する能力を養うため、人
体の構造や機能を理解しやすいように系統解剖学的構成にしたがって知識を整理しながら展開す
る。
【授業計画】
1
眼科疾患
2~3
腎・泌尿器疾患
4~8
消化器疾患、肝・胆・膵疾患
9~12
血液・造血器疾患
13
耳鼻咽喉科疾患
14
皮膚科疾患
15~20
呼吸器疾患・感染症
≪
試験 ≫
【評価方法】
出席状況および筆記試験
詳細は別途資料配布
【テキスト】
系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学〔2,4,5,8,12,13,14〕 医学書院
68
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
看護疾病病態論 II
講義
必修
2
20
1 年次 後期
担当教員
藤内
石田
山田
田中
美保
佳代子
貴子
佳子
【ねらい】
成人を対象とした器官系統別の代表的な疾患の病態生理・臨床像・治療についての基本的知識を
学ぶ。
【科目の概要】
器官系統別の代表的な疾患を中心に教授し、病態生理・臨床像・治療が主な教育内容である。疾
患面からみた病態と症状面からみた病態の両者を多元的・有機的に把握する能力を養うため、人
体の構造や機能を理解しやすいように系統解剖学的構成にしたがって知識を整理しながら展開す
る。グループワークでは、症状のメカニズムについて人体の構造や機能に立ち戻り科学的に思考
し発表する。
【授業計画】
1~3
運動器疾患
4~7
循環器疾患
8~11
内分泌・代謝疾患
12~13
生殖器系疾患
14~17
脳・神経系疾患
18~20
グループワーク
≪ 試験 ≫
【評価方法】
出席状況、筆記試験
詳細は別途資料配布
【テキスト】
系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学〔3,6,7,9,10〕 医学書院
69
科目名
授業形態
教職概論
講義
担当教員
伊東
赤星
必修選択
単位
授業回数
開講年次
選択
2
20
1 年次 後期
(養護教諭)
朋子,吉村
琴美,麻生
匠平,関根
良太
剛,
【ねらい】
教職の意義及び教員の役割、教員の職務内容について理解するとともに、進路選択に資する各種
の機会を提供する。「教職の魅力」について各自の理解を構築する。
【科目の概要】
専門職としての「教員としての基本的な心構え」、「教職の意義」、「教員の役割・職務内容」
などを下記「授業計画」に沿って学ぶ。講義だけでなく、講義の内容についてお互いの意見や疑
問を討論し、一つ一つについて自分の意見や考えがもてるようにする。そうすることで、教師と
しての構えや教師としてのありようを身につけ、職業としての方向性を見いだせるような授業を
目指す。
【授業計画】
第 1 回: オリエンテーション
第 2 回: 教師の思い出・自分が学んだ学校のこと
第 3 回: 公教育の原則と教員養成の原理
第 4 回: 学校教育制度と教員の種類
第 5 回: 教育課程とは何か?
第 6 回: 学校教育の目的、目標
第 7 回: 体罰、懲戒、出席停止
第 8 回: 生徒指導
第 9 回: 学校・学級運営・服務規程
第 10 回: 国の教育行政と地方の教育行政
第 11 回: 社会教育・生涯教育
第 12 回: 地域社会との連携・協同
第 13 回: 危機管理と教員の責任
第 14 回: 教員のメンタルヘルス
第 15 回: 養護教諭の実践
第 16 回: 教員養成制度
第 17 回: 教員免許法と採用試験
第 18 回: 教員実習
第 19 回: 求められる教師像
第 20 回: よい(理想の)教師とは
定期試験
【評価方法】
筆記試験、レポートなどから総合的に評価する。
【テキスト】
教職論ハンドブック(ミネルヴァ書房)
【その他】
この講義を選択したからといって、必ず教職課程を履修しなければならないということはありま
せん。今まで皆さんが学んできた「学校」を違った視点からとらえ直す良い機会になると思いま
すので、現時点で進路が明確になっていなくても、軽い気持ちで受講してみてください。
70
(3)
2年次開講科目
前期開講
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
行動療法と発達心理
講義
必修
1
10
2 年次 前期
担当教員
吉村
関根
匠平
剛
【ねらい】
発達について考える基本となる視座について学ぶとともに、性格、知性、行動様式といった人の
在り方が、単一要因で規定されることはありえないことを具体的に理解することで、人間という
存在を複眼的に解釈する柔軟性を養う(吉村)。日常生活習慣の変容のため、認知行動療法等の
知見を応用した行動修正・改善の具体的な方法、プログラムについて理解し、実際に行動変容プ
ログラムを作成する(関根)。
【科目の概要】
発達を進化という視点から理解する枠組みに沿って、言語、運動機能、アタッチメント行動、青
年期について学び、発達という概念を相対化できる態度を養う(吉村)。行動変化の理論を知り、
変容プログラムを作成し実施し理解を深める(関根)。
【授業計画】
1 発達の進化心理学的理解
2 運動発達について
3 言語発達について
4 アタッチメント行動の発達について
5 青年期とはどのような時期か?
6 行動を変える技術
7 行動目標の設定
8 行動強化技法
9 生活習慣を変えるプログラム
10 プログラムを作る
11 試験
【評価方法】
出席点、毎回講義終了後に課す作成するショートレポート、授業への参加(発表)、オンライン
で提出する自由課題で総合的に評価する。試験は行わない。平常点が単位認定基準に到達しなか
った者が希望すれば、再試験を行う(吉村)。試験5割と行動変化プログラム作成ミニレポート
と実施レポート5割(関根)。
【テキスト】
指定しない(吉村・関根)。
71
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
音楽とこころ
講義
選択
1
10
2 年次 前期
担当教員
宮本
修
【ねらい】
音楽を深く聴き込むと、そこに鑑賞者の精神的浄化作用のあることが知られている。そして、自
己の日常生活において、“こころ”の豊かさ、落ち着きを促す効果のあることも実証されている。
音楽が人のこころに、どのように影響し、繋がっているのか、その仕組について学ぶ。
【科目の概要】
現代社会では、音楽に接する機会が非常に多くなってきた。様々なメディアを通して、あらゆる
ジャンルの音楽を耳にすることができる。講義では、クラシック音楽からポピュラー音楽まで、
それぞれの楽しみ方のポイントをひもとき、音楽とこころの関係を考察してみる。また、ストレ
ス社会における音楽の癒しについて、さらに音楽療法についても言及する。
【授業計画】
1
①音楽を楽しむ 1.オ-ケストラ入門
2
2.吹奏楽とジャズ音楽
3
3.ピアノ音楽の楽しみ
4
4.ヴォーカルの楽しみ
5
5.コ-ラスの楽しみ
6
②音楽で考える 1.「音楽の励まし」について
7
2.「音楽の癒し」について
8
3.「音楽療法」とは何か
9
4.「モ-ツァルト効果」について
10
5.「音楽とこころ」 まとめ
【評価方法】
出席状況を重視し、レポート等で総合的に評価する。
【テキスト】
「モ-ツァルトを聴けば病気にならない」(著、和合 治久)
KK ベストセラ-ズ
【その他】
1.視聴覚教材鑑賞が多いので、視力の弱い学生はメガネ、コンタクトレンズを絶対に忘れない
こと。
2.毎授業時、講義終了後、その日の授業内容をレポートし、退出するように。
72
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
美術とこころ
講義
選択
1
10
2 年次 前期
担当教員
澤田
佳孝
【ねらい】
自己を表現することの楽しさ、感じたこと・考えたことを形に表すこと(造形表現)の歓びを、
描く体験を通じて理解する。
【科目の概要】
便利さを重視する現代社会においては、とかく失われがちな、人が生まれながらに持っている物
を作る力、表現する心・工夫する能力などを、描く体験を通 して復活させたい。また課題の説
明時に、造形の歴史にも触れ、先人たちが残してくれた物づくりの知恵についても、理解を深め
たい。
【授業計画】
1~5
モノクローム表現(単色の表現)
6~10
色彩表現
【評価方法】
出席状況と提出作品により総合的に評価する。
【テキスト】
使用しない。
【その他】
必用な表現材料については、その都度各自が準備するものを事前に説明する。
73
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
英語 II-A1
講義
必修
1
10
2 年次 前期
担当教員
宮内
信治
【ねらい】
Vocabulary Builder 教材を用い、英語の語彙の習得、増強を図る。また、様々な難易度の語彙・
英文で書かれた本を多読し、英文処理能力の更なる向上を目指す。
【科目の概要】
前半 45 分:教科書に Word Power Made Easy を使用する。ギリシャ語、ラテン語を起源とする
英単語を、語源を手掛かりにその意味を理解し、習得することを目的とする。各レッスンごとに
設定された 10 の基本単語については、記憶の定着を図るために小テストを行い評価する。期間
内に 2 度、教科書から抜粋した英文を暗唱する Recitation Review を実施し、評価の対象とする。
筆記形式にて期末試験を行う。
後半 45 分:多読教材のうち、Level 1、Level 2 を中心に出来るだけたくさんの英文に接するこ
とで、英文処理能力の向上を図る。一冊の本を読み通す達成感と、読書の楽しみを実感してほし
い。
【授業計画】
1 Introduction
2 Lesson 1: How to Talk About Personality Types: Session 1
3 Session 2
4 Session 3
5 Recitation Review 1
6 Lesson 2: How to Talk About Doctors: Session 4
7 Session 5
8 Session 6
9 Session 7
10 Recitation Review 2
11 Examination
【評価方法】
各レッスンに示されている基本英単語 10 個について、小テストを行い、期末試験とともに成績
評価の一部とする。また、出席状況を重視し、欠席・遅刻(早退)には厳しく対処する。(欠課理
由の如何にかかわらず、授業欠課3回にて成績評価レベルを一段階下げる。また、欠課理由の如
何にかかわらず、授業欠課4回にて試験の受験資格を失う。なお、授業中における過度の居眠り、
または授業進行妨害行為などは、教員の判断により、欠課扱いとする場合がある。)授業への出
欠状況等は、学生が自らの責任において把握、管理すること。
【テキスト】
別途指示
【その他】
授業後半の多読については基本的に評価に含めないが、学習内容の習得・達成を何らかの形で自
主的に表現し提出したもの(書評、書籍紹介、感想など)は、評価対象とし加点する場合がある。
74
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
英語 II-B1
講義
必修
1
10
2 年次 前期
担当教員
Gerald T. Shirley
【ねらい】
The aims of this class are for students to improve their communication skills in English, and
to have fun communicating in English.
【科目の概要】
A wide variety of relevant and meaningful speaking and listening activities will be used in
class to maximize student interaction. These activities help students to improve their speaking
and listening abilities, increase their fluency in speaking and listening, help them gain selfconfidence in communicating in English, and teach them how to use learning strategies. This
is a learner-centered class rather than a teacher-centered class, so students should be aware
that they will be expected to participate actively in every class.
【授業計画】
1 Introduction
2 Conversation Topic 1
3 Conversation Topic 1
4 Conversation Topic 2
5 Conversation Topic 2
6 Conversation Topic 3
7 Conversation Topic 3
8 Conversation Topic 4
9 Conversation Topic 4
10 Review
【評価方法】
Grades will be based on a combination of regular attendance, participation and effort, and a
final examination. ( 注 ) Attendance and participation are very important. Absence
(regardless of reason) from or non-participation in four classes results in a failing grade; in
three classes it results in a reduction of the final class grade one level down. Students, not the
instructor, are responsible for being aware of their number of absences.
【テキスト】
No textbook will be used. The instructor makes most of the teaching materials used in class,
and will provide students with materials for classroom use.
75
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
保健ボランティア
演習
選択
1
15
2 年次 前期後期
担当教員
藤内
美保
【ねらい】
保健・医療に関係するボランティアを体験することで、保健・医療現場についての理解を深める
と共に、現場を支えているボランティアそのものについても理解を深める。また、自分でどのよ
うなボランティアに従事するかは決定・参加するため、自主的に考え、行動することを併せて学
ぶ。
【科目の概要】
保健・医療領域に関するボランティア活動を実際に体験し、体験からボランティアの意義や実情
を学ぶ。また自己のボランティア体験を振り返り、ボランティアを受ける側の考えとニーズを理
解する。さらに、ボランティア活動をする際に必要な態度やルールを理解する。
【授業計画】
1.ガイダンス
2~8.ボランティアへの参加
初回時にガイダンスを行います。
保健・医療に関係するボランティアへの 4 日間かつ 30 時間以上の参加を認定の条件とします。
【評価方法】
規程日数・時間以上のボランティアに参加した上で、(証明書を提出)参加レポートを提出する
こと。
【テキスト】
なし
76
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
環境保健学詳論
講義
必修
1
10
2 年次 前期
担当教員
小嶋
甲斐
光明
倫明
【ねらい】
環境因子が及ぼす健康影響について、基礎から実例までを学ぶ。それによって身近な環境問題へ
の理解を深め、環境保健学的な視点を育む。
【科目の概要】
本講義では生活の中で遭遇する身近な環境因子について、具体的な健康影響とその予防・安全管
理の実際を学ぶ。
【授業計画】
1. オリエンテーション(授業の進め方、課題レポート)
2. 熱中症対策に塩分はなぜ必要か?
3. MRI 検査でなぜ金属物を持ち込めないのか?
4. ミクロショックでは微量な電流でもなぜ致死的なのか?
5. 鳥インフルエンザはなぜ世界が注目して警戒するのか?
6. PM2.5 の健康影響をどう考えればよいか?その対策は?
7. 化学物質中毒死の中で最も多い原因が一酸化炭素中毒である、なぜか?
8. 社会的な喫煙対策が進まないのはなぜか?
9. 多くの健康食品の効果はプラシーボ効果で説明できるか?
10. 予防ワクチンの集団の効果も期待し、個人の副作用リスクは避けるにはどうするか?
試験
【評価方法】
筆記試験
【テキスト】
授業ごとにハンドアウトを配布する。
77
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
生体薬物反応論 I
講義
必修
1
10
2 年次 前期
担当教員
吉田
成一
【ねらい】
生体に対する薬物の作用について理解する。
【科目の概要】
薬物の作用を病気の治療薬という観点から学ぶ。個体レベル、組織レベル、細胞レベル、分子
レベルでの作用機序を理解して薬の作用の本質や基本原理を学ぶ。
医薬品を使用する際、その意義および医療上で注意するべきことを理解する。
【授業計画】
1-2 薬理学総論
3
小児、妊婦、高齢者の薬物療法
4-5 自律神経作用薬(交感神経)
6-7 自律神経作用薬(副交感神経)
8-10 生活習慣病に使用する薬(糖尿病、脂質異常症、高血圧、狭心症、心筋梗塞、不整脈、
心不全、痛風)
【評価方法】
試験
【テキスト】
教科書:わかりやすい薬理学 第2版 安原 一、小口 勝司 編 (ヌーヴェルヒロカワ)
今日の治療薬 水島 裕 編 (南江堂)
参考書:臨床で役立つ薬の知識 折井 孝男 監修 (学研)
78
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
健康運動学
講義
必修
1
10
2 年次 前期
担当教員
稲垣
敦
【ねらい】
運動器や機能の進化を知る。
運動と健康、疾病の関係を知る。
運動の必要性を知る。
【科目の概要】
進化および健康の視点から有酸素運動について学び、測定実習を通して有酸素能力や心臓機能を
自己評価する。また、運動療法や運動指導の方法、運動の指針2006及び2013について学
ぶ。
【授業計画】
1. 二足歩行
2. 運動学
3. 骨
4. 骨と運動および不活動
5. 筋と加齢および運動、介護予防
6. 柔軟性の科学
7. 有酸素運動
8. 運動強度と運動量の表現、呼吸循環器系持久力の測定
9. 呼吸循環器系持久力、運動の指針・基準
10. 有酸素運動の健康効果、運動療法概論
【評価方法】
出席、課題
【テキスト】
なし
79
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
医療技術論
演習
必修
2
30
2 年次 前期
担当教員
秦 さと子
伊東 朋子
巻野 雄介
石丸 智子
麻生 優恵
【ねらい】
1) 既習の諸科目で学んだ知識を活用し、身体浸襲を伴う援助技術と医学的検査や治療の際に付随
して発生する対象の苦痛や不安をできるだけ軽減し、検査の目的や治療の効果が最大限に達成さ
れるように支援する知識・技術を修得する。
2) 看護技術の原理を科学的に体験することで理解し、看護技術の適応や応用を考える力を育てる。
3) 技術の単なる方法だけでなく、その背景にある法則性・科学性に基づいた技術を身につける。
【科目の概要】
診療に伴う治療・処置・検査等における援助技術を中心に習得する。
【授業計画】
授業は原則 2 コマ続きである
1.
オリエンテーション
2.
感染防止の技術Ⅱ①
3.
感染防止の技術Ⅱ②
4.
感染防止の技術Ⅱ③
5.
排泄援助技術Ⅱ①
6.
排泄援助技術Ⅱ②
7.
排泄援助技術Ⅱ③
8.
症状・生体機能管理技術Ⅱ①
9.
症状・生体機能管理技術Ⅱ②
10. 呼吸・循環を整える技術①
11. 与薬の技術①
12. 呼吸・循環を整える技術②
13. 与薬の技術②
14. 与薬の技術③
15. 実技試験
*授業の順番は変更の可能性あり、詳細は別途資料配布
【評価方法】
出欠席、提出物、態度、実技試験(1 回)、筆記試験(2 回)から総合的に評価する。
【テキスト】
系統看護学講座 専門 2「基礎看護技術Ⅰ」医学書院
系統看護学講座 専門 3「基礎看護技術Ⅱ」医学書院
80
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
ヘルスアセスメント
演習
必修
1
15
2 年次 前期
担当教員
藤内
石田
山田
田中
美保
佳代子
貴子
佳子
【ねらい】
看護に必要となる対象者の情報を五感を駆使して収集する方法およびアセスメント能力を身につ
ける。
【科目の概要】
アセスメントの位置づけとその重要性を理解し、解剖生理、病態理論および疾患の基本的知識に
基づき、頭頸部、胸部、腹部、四肢など、五感を駆使し全身の身体面の情報収集の方法論を学ぶ
とともに、アセスメント能力を養う。併せて、心理面、生活面、社会面も含めた情報を収集し、
対象者の健康問題をアセスメントできる能力を養う。
【授業計画】
1
フィジカルアセスメント技術の基礎、健康歴聴取
2
呼吸器系障害患者のアセスメント
3
学内実習
4
循環器系障害患者のアセスメント
5
学内実習
6
神経系障害患者のアセスメント
7
運動器・感覚障害患者のアセスメント
8
学内実習
9
消化器系障害患者のアセスメント
10
学内実習
11~13
グループワーク
14~15
地域高齢者ヘルスアセスメント演習
【評価方法】
出席状況(原則 100%出席)、学内演習評価、筆記試験、レポートなどによる総合評価
詳細は別途資料配布
【テキスト】
藤崎郁:フィジカルアセスメント完全ガイド(第 2 版),学研,2012
81
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
看護アセスメント概論
講義
必修
1
10
2 年次 前期
担当教員
藤内
石田
山田
田中
美保
佳代子
貴子
佳子
【ねらい】
個人、家族、地域社会のヘルスニーズを達成するための方法論である看護過程について理解する。
【科目の概要】
健康障害をもつ対象者の健康問題と看護の必要性をアセスメントし、問題解決を踏まえた看護過
程を展開するための基礎理論を学ぶ。
【授業計画】
1
看護過程の概要
2~3
看護過程の展開:アセスメント
4
個人ワーク
5~6
看護過程の展開:診断
7~8
看護過程の展開:計画・実施・評価
9~10
看護過程の展開:事例レポート
【評価方法】
出席状況、レポート
詳細は別途資料配布
【テキスト】
有田清子,他:系統看護学講座 専門分野Ⅰ基礎看護技術Ⅰ医学書院,2013
日本看護診断学会編:NANDA-I 看護診断 定義と分類 2015-2017,医学書院,2015
古橋洋子:看護診断を導く情報収集・アセスメント(第 5 版),学研,2015
82
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
看護アセスメント演習
演習
必修
1
15
2 年次 前期後期
担当教員
藤内
石田
山田
田中
美保
佳代子
貴子
佳子
【ねらい】
看護過程を展開するための基礎理論を用いて対象者の健康問題を解決していく科学的思考やクリ
ティカルシンキングを育成することにより、第 3 段階実習への橋渡しとする。
【科目の概要】
慢性症状や急性症状をもつ事例を提示し、グループごとに事例を担当し検討することにより、身
体、心理・社会、環境的側面から患者を総合的また分析的に思考しアセスメントする能力を養う。
併せて、総合的・全人的な患者像の把握と多面的な理解からの看護診断と適切な看護介入の方針
を立案することのできる能力を養う。
【授業計画】
1
事例演習オリエンテーション
2~6
事例演習(グループワーク)
7~8
中間発表会
9~13 事例演習(グループワーク)
14~15 全体発表会
【評価方法】
出席状況(原則 100%出席)、グループワークの参加度、演習記録、発表内容より総合的に評価
する。
詳細は別途資料配布
【テキスト】
有田清子,他:系統看護学講座 専門分野Ⅰ基礎看護技術Ⅰ医学書院,2013
日本看護診断学会編:NANDA-I 看護診断 定義と分類 2015-2017,医学書院,2015
古橋洋子:看護診断を導く情報収集・アセスメント(第 5 版),学研,2015
83
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
予防的家庭訪問実習
(2年次)
実習
必修
1
20
2 年次 前期後期
担当教員
市瀬
藤内
田中
孝道,吉田
美保,石田
佳子
成一,定金 香里,
佳代子,山田 貴子,
【ねらい】
対象者を生活の視点で捉え、健康や生活のあり様やその変化をアセスメントする。また、その方
法を他学年に伝え、フィードバックする。
【科目の概要】
1.
対象者を地域で生活する人間として全体像を理解し、1 年次とは異なる自己のアセスメント
能力の変化や自己の成長を見出すことができる。
2.対象者を取り巻く周囲の環境と対象者の健康状態や健康状態の変化について考えることができ
る。
3.予防的家庭訪問として、対象者の実生活との関連で健康状態をアセスメントする重要性や意義
に気づくことができる。
【授業計画】
1) 家庭訪問ごとの目標
(1) 初回訪問
①対象者に関心を持ち、自ら対象とコミュニケーションをとることができる。
②訪問で得られた情報を整理し記述し、グループメンバーと情報の共有ができる。
③他学年とグループでの話し合いで、ディスカッションに参加できる。
(2) 2 回目以降の訪問
①対象を理解するためにどのような情報が必要かを自ら考えることができる。
②対象者とコミュニケーションを図ることができ、対象者の理解を進めることができる。
③困ったときにはグループメンバーや担当教員にアドバイスを求めることができる。
2) 実習レポート
(1)地域で生活する対象者として捉える
(2)1 年次での対象者の理解と 2 年次での対象者の理解について、自己の視方の理解の広がりや深
まりなど自己の成長に気づくことができる。
(3)予防的家庭訪問として、対象者の生活や生き方が健康状態にどのように関係しているか気づ
くことができる
3) 家庭訪問回数
6月以降に家庭訪問を開始し 3 回/年以上
4) 地域交流会(実習報告会)
1回/年
【評価方法】
実習オリエンテーション、家庭訪問、地域交流会への出席、態度および参加状況
訪問実習のレポート
【テキスト】
84
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
成人看護学概論
講義
必修
1
10
2 年次 前期
担当教員
小野
美喜
【ねらい】
成人期に生じる健康問題の特徴と成人への援助に基本的な看護の理論を学ぶ
【科目の概要】
ライフサイクルにおける成人期の特徴を身体的、心理的、社会的側面から理解し、生活習慣病等
の健康上の問題を予防するための保健制度の仕組みを理解する。また、健康障害をもつ成人期の
看護を考える上で基本的な看護の理論を学び、急性期、回復期、慢性期、終末期の経過にある人
の援助について考察する。
【授業計画】
1.ライフサイクルと成人期の特徴
2.ライフサイクルと成人期の特徴
3.成人の保健・医療・福祉制度
4.成人の保健・医療・福祉制度
5.成人への基本的アプローチ
6.成人への基本的アプローチ
7.急性期にある成人の看護
8.回復期にある成人の看護
9.慢性期にある成人の看護
10.終末期にある成人の看護
【評価方法】
筆記試験 100% 出席状況により評価を減点する(原則全日出席)
【テキスト】
医学書院 系統別看護学講座 成人看護学総論
【その他】
授業毎にハンドアウトの資料を準備する
85
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
老年看護学概論
講義
必修
1
10
2 年次 前期
担当教員
小野
美喜
【ねらい】
老年期に生じる健康問題の特徴と高齢者への看護援助の概要を学ぶ。
【科目の概要】
ライフサイクルにおける老年期の特徴を身体的、心理的、社会的側面から理解し、健康障害を持
つ高齢者に対する看護を学ぶ。慢性疾患や機能障害を持ちながら日常生活を送る高齢者について、
社会との関連の中で医療・看護・福祉のネットワークを理解し、生活の質の維持・向上の面から
看護を考察する。
【授業計画】
1.ライフサイクルにおける老年期の特徴
2.ライフサイクルにおける老年期の特徴
3.高齢者の保健医療介護制度
4. 高齢者の保健医療介護制度
5.老年期の自立と意思決定
6.老年期の身体のアセスメント
7.高齢者の健康問題
8.
〃
9.高齢者の ADL と基本的アプローチ
10.
〃
別に試験を実施
【評価方法】
筆記試験 100%、出席状況(原則全日)が不足している場合は最終評価の減点対象とする
【テキスト】
ハンドアウトを配布
参考書:『系統看護学講座 専門分野 老年看護学』 医学書院
86
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
成人看護援助論
講義
必修
2
20
2 年次 前期
担当教員
小野
河野
美喜,森 加苗愛,堀
優子,西部 由里奈
裕子,
【ねらい】
成人期の特性をふまえて、健康障害レベルに応じた援助方法を理解する。
【科目の概要】
成人期にある対象の特性をふまえ、系統的に特徴のある健康障害について、急性期、慢性期、回
復期、終末期の看護援助方法を学ぶことを目的とし、これまで学んだ障害や疾病の知識を土台に
科学的な看護実践のために必要な知識と技術を身につける。
【授業計画】
1
がん看護
2
がん看護
3
生活習慣病をもつ成人の看護
4
生活習慣病をもつ成人の看護
5
生活習慣病をもつ成人の看護
6
生活習慣病をもつ成人の看護
7
生活習慣病をもつ成人の看護
8
生活習慣病をもつ成人の看護
9
学内実習(血糖測定、インスリン自己注射、指導)
10 手術期にある対象の看護
11 手術期にある対象の看護
12 手術期にある対象の看護
13 手術期にある対象の看護
14 手術期にある対象の看護
15 クリティカルケア
16 喪失体験患者の看護
17 学内実習(周手術期の技術)
18 学内実習(周手術期の技術)
19-20 高度実践看護とチーム連携
試験は別途実施
【評価方法】
筆記試験 80%、レポート 10%、学内実習 10% 出席(原則 全出席)
【テキスト】
『系統看護学講座 別巻 臨床外科看護総論』 医学書院
『系統看護学講座 専門分野 成人看護学 2,3,4,5,6,7,8,9』 医学書院
『糖尿病食事療法のための食品交換表 第 6 版』 日本糖尿病協会・文光堂
『系統看護学講座 別巻 がん看護学』 医学書院
87
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
小児看護学概論
講義
必修
1
10
2 年次 前期
担当教員
高野
政子,草野
淳子
【ねらい】
小児の特性および小児看護の役割と小児医療における倫理を学ぶ。また、子どもを取り巻く保
健・医療・福祉の動向を理解する。小児各期の栄養や、成長・発達について理解する。
【科目の概要】
小児医療および小児看護学の変遷と専門性を学ぶ。我が国の小児保健と児童福祉施策と、世界
の子どもの医療・福祉を学ぶ。また、小児看護の役割と看護上の倫理を学ぶ。さらに小児各期の
成長・発達の特性を学ぶ。
【授業計画】
1. 小児看護の特徴と理念,小児と家族の諸統計
2. 小児看護における倫理
3. 小児看護の変遷と子ども観
4. 小児の成長・発達
5. 小児の栄養、母乳育児、離乳食
6. 子どもの安全と事故防止
7. 遊びの機能と発達
8. 小児と家族を取り巻く社会と福祉施策
9. 小児看護で用いる理論
10.乳児期の成長と養育および看護
【評価方法】
筆記試験、出席状況および課題レポート等を総合的に考慮して評価する。
【テキスト】
系統看護学講座 専門分野Ⅱ 小児看護学概論/小児臨床看護総論 小児看護学① 医学書院
88
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
母性看護学概論
講義
必修
1
10
2 年次 前期
担当教員
林 猪都子
梅野 貴恵
【ねらい】
母性看護の意義及び母性各期における看護の役割と機能について理解する。
【科目の概要】
母性看護学の基本概念を理解し、人間の性と生殖の側面から、女性の全生涯を通じた健康生活の
促進と健康問題への援助活動を学び、更に、健康な家庭づくりについて理解し、母性看護の役割
と重要性について認識を深める。
【授業計画】
1.母性看護とは、母子関係と家族発達
2.セクシュアリティ、リプロダクテイブ・ヘルス/ライツ
3.母性看護の対象理解
4.母子保健統計の動向、母性看護に関する法律
5.母性看護の変遷、母子看護に関連する施策
6.思春期の健康と看護
7.成熟期の健康と看護、家族計画と受胎調節
8.更年期・老年期の健康と看護
9.リプロダクテイブヘルスケア
10.リプロダクテイブヘルスケア
11.筆記試験
【評価方法】
出席状況、筆記試験及びレポート課題
【テキスト】
系統看護学講座 専門分野Ⅱ 母性看護学概論 母性看護学① 森 恵美他
医学書院
病気がみえる vol 10 産科 医療情報科学研究所編 メディックメディア
【その他】
参考文献:わが国の母子保健(平成 26 年)母子衛生研究会編
病気がみえる vol 9 婦人科・乳腺外科 医療情報科学研究所編 メディックメディア
89
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
社会保障システム論
講義
必修
1
10
2 年次 前期後期
担当教員
平野
亙
【ねらい】
国民の生命・健康と生活を支える社会保障制度すなわち保健・医療・福祉サ-ビスを提供するた
めの制度と考え方を学ぶ。
【科目の概要】
保健・医療・福祉は、憲法に謳われた国民の権利を保障するためにある。まず社会保障の意義を
理解した上で、個人および集団の生活を支え、健康を保持・増進するための保健・医療・福祉に
関する法制度および行政上のシステムを学び、さらに保健・医療・福祉のそれぞれの領域におけ
る看護職の役割を理解する。
【授業計画】
1
社会保障の概要と意義
2
所得保障の方法:年金保険と生活保護
3
受療権の保障:医療保険制度と公費医療
4
医療法と医療計画
5
保健行政の概要と保健所・保健センター
6
感染症対策
7
子どもの保健と福祉
8
健康増進と高齢者医療
9
高齢者の福祉と介護保険
10 障がい者の福祉
11 筆記試験
【評価方法】
筆記試験による。
【テキスト】
講義ごとにハンドアウトを配布する。
【その他】
参考図書
厚生統計協会「国民衛生の動向」2016-17 年版
系統看護学講座「健康支援と社会保障制度(3) 社会福祉」(医学書院)
同
「健康支援と社会保障制度(4) 看護関係法令」(医学書院)
90
科目名
授業形態
養護概論 I
講義
担当教員
赤星
必修選択
単位
授業回数
開講年次
選択
1
10
2 年次 前期
(養護教諭)
琴美
【ねらい】
学校保健活動を担う養護教諭の基本理念、教育職員としての養護教諭の基本原理など養護教諭の
全般について理解する。
【科目の概要】
養護についての本質や基本的概念、養護教諭の沿革、職務内容の変遷等について学び、養護教諭
の職務と果たすべき役割、子どもを取り巻く健康問題とその解決の支援について考える。
【授業計画】
第 1 回 : 養護の本質と概念および学校教育に果たす養護教諭の役割
第 2 回 : 養護教諭制度の沿革と職務内容の変遷
第 3 回 : 保健室の位置づけと機能
第 4 回 : 学校保健組織活動と学校保健計画
第 5 回 : 健康診断
第 6 回 : 健康観察および健康相談活動
第 7 回 : 慢性疾患をもつ子どもの養護の実際(現職養護教諭を迎えて)
第 8 回 : 心身に課題を抱えた子どもの養護の実際(現職養護教諭を迎えて)
第 9 回 : 学校安全と危機管理における養護教諭の役割
第 10 回 : 学校環境衛生
定期試験
【評価方法】
提出物、定期試験等によって総合的に評価する。
【テキスト】
「養護概説」(ぎょうせい)
【その他】
講義中、適宜ハンドアウトを配布する。
91
科目名
授業形態
教育学概論
講義
担当教員
鈴木
必修選択
単位
授業回数
開講年次
選択
1
10
2 年次 前期
(養護教諭)
篤
【ねらい】
① 教育に関する本質的理念について、これまで自らが有してきた理解を問い直す。
② 教育についての基礎理論・思想を理解する。
③ 教育の歴史的発展過程を理解し、今後の変化についての見通しを持つ。
【科目の概要】
本授業では、学校教育の具体的場面を取り上げながら、教育に関する理念・思想・歴史について
の知
識と理解を深めることを目的とする。
【授業計画】
第 1 回 : 「教育」とは何か(教育の理念 1)
第 2 回 : 学校教育の長所と短所(教育の思想 1)
第 3 回 : 「子ども理解」とは何か(教育の理念 2)
第 4 回 : 学校教育の歴史(教育の歴史 1)
第 5 回 : 教育の「評価」とは何か(教育の理念 3)
第 6 回 : 体験の教育的意味(教育の思想 2)
第 7 回 : 「共同体」としての学校(教育の理念 4)
第 8 回 : 「反省的実践家」としての教師(教育の理念 5)
第 9 回 : 養護教諭の歴史(教育の歴史 2)
第 10 回 : 現代的教育課題
定期試験
【評価方法】
本授業では、講義内容について理解が十分であるかどうかを基準に評価を行う(定期試験では自
らの作成した手書きのノートのみ参照可)。なお、教員の免許状取得のための必修科目であるこ
とから、教師としての資質能力育成のため、教職志望者として不適切な受講態度を減点の対象と
する。
【テキスト】
特になし(必要資料は授業中に配布)
【その他】
参考書
山崎準二編著(2009 年)『教師という仕事・生き方―若手からベテランまで教師としての悩みと
喜び、そして成長』日本標準。
石田衣良(2010 年)『5 年 3 組リョウタ組』角川書店。
92
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
生徒指導
講義
選択
2
20
2 年次 前期
担当教員
長谷川 祐介
関根 剛
吉村 匠平
(養護教諭)
【ねらい】
教師として生徒指導を行う上で理解すべき考え方(法制度を含む)や理論、実践のための方法な
どを理解するとともに、学校で実際に生徒指導を行うための実践能力の基礎を養う。
【科目の概要】
1.生徒指導の意義と原理を理解する。
2.教育課程と生徒指導、学校における生徒指導体制について理解する。
3.児童生徒の発達特性を踏まえた問題行動への対応の在り方を理解する。
【授業計画】
第 1 回:オリエンテーション:授業の進め方及び時間外学習について
第 2 回:生徒指導の意義と原理(1) 生徒指導の定義(教育相談との相違点
第 3 回:生徒指導の意義と原理(2) 教育課程(部活動を含む)における生徒指導
第 4 回:生徒指導の意義と原理(3) 学校における生徒指導体制
第 5 回:生徒指導の意義と原理(4) 集団指導・個別指導の方法原理
第 6 回:生徒指導に関する法制度の理解
第 7 回:児童生徒の心理と理解(1) 児童期~青年期の発達の特徴
第 8 回:児童生徒の心理と理解(2) 児童期~青年期における発達障害の理解
第 9 回:児童生徒の心理と理解(3) 理解のための資料収集の方法
第 10 回:児童生徒の心理と理解(4) 知能テストの理解
第 10 回:教育相談(1) 学校における教育相談の特質と体制づくり
第 11 回:教育相談(2) 教育相談の進め方(関根)
第 12 回:教育相談(3) スクールカウンセラー、学外専門機関との連携
第 13 回:個別の課題を抱える児童生徒への指導(1)非行、暴力行為、喫煙、飲酒、薬物
第 14 回:個別の課題を抱える児童生徒への指導(2)不登校
第 15 回:個別の課題を抱える児童生徒への指導(3)いじめ
第 16 回:個別の課題を抱える児童生徒への指導(4)障害特性に応じた生徒指導
第 17 回:個別の課題を抱える児童生徒への指導(5)家庭、関係機関との連携
第 18 回:児童生徒全体への指導(1) 基本的生活習慣、校内規律に関する指導
第 19 回:児童生徒全体への指導(2) 自己肯定感を育むための指導
第 20 回:まとめ(吉村)
【評価方法】
期末試験 50%、講義終了後に課すショートレポート 50%。
【テキスト】
文部科学省(2010) 「生徒指導提要」
93
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
教育相談
講義
選択
2
20
2 年次 前期
担当教員
関口洋美,河野
(養護教諭)
伸子,飯田
法子
【ねらい】
授業の到達目標:教育相談を学ぶ必要性を意識し、教育相談に関する組織や役割を理解する。
テーマ :教育心理学の内容を発展させ、特別に支援が必要な生徒についての理解を深める。
また、学内外との連携を考えながら教育相談について理解する。
【科目の概要】
教育相談の意義や役割について理解し、不適応とは何か、適応障害とは何かを理解する。また、
自身が体験したことなどを課題として、どのような対応が必要か、どのような組織との連携が必
要かなどを、グループで話し合う。
【授業計画】
第 1 回:教育相談とは何か(関口:第 1~12 回)
第 2 回:教育相談の意義と役割
第 3 回:教育相談の組織と方法
第 4 回:適応と不適応
第 5 回:不適応の分類と理解
第 6 回:適応障害の理解(非行を中心に)
第 7 回:適応障害の理解(不登校を中心に)
第 8 回:いじめ問題の理解
第9回:コミュニケーション演習
第 10 回:カウンセリング演習(うなずき・明確化など)
第 11 回:カウンセリング演習(質問を中心に)
第 12 回:カウンセリング演習(総合的演習)
第 13 回:教育相談で用いられるアセスメント技法の理解(河野:第 13~16 回)
第 14 回:スクールカウンセラーとの連携
第 15 回:教育相談における医療機関との連携
第 16 回:教育相談における教職員の連携
第 17 回:事例から学ぶ教育相談(1)虐待の疑い(飯田:第 17~20 回)
第 18 回:事例から学ぶ教育相談(2)保護者の精神疾患が考えられるケース
第 19 回:事例から学ぶ教育相談(3)発達障害のある児童生徒への支援
第 20 回:事例から学ぶ教育相談(4)保護者への支援
【評価方法】
最終レポート(50%)、および、授業内でのグループディスカッションの内容や態度(50%)
で評価を行う。
【テキスト】
実践 生徒指導・教育相談 内山喜久雄・山口正二 編著 ナカニシヤ出版
【その他】
心理学 A to Z-基礎から臨床まで- 原千恵子 編著 学苑社
94
(4) 2年次開講科目
後期開講
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
英語 II-A2
講義
必修
1
10
2 年次 後期
担当教員
宮内
信治
【ねらい】
前期に引き続き、Vocabulary Builder 教材を用い、英語の語彙の習得、増強を図る。また、様々
な難易度の語彙・英文で書かれた本を多読し、英文処理能力の更なる向上を目指す。
【科目の概要】
前半 45 分:教科書に Word Power Made Easy を使用する。ギリシャ語、ラテン語を起源とする
英単語を、語源を手掛かりにその意味を理解し、習得することを目的とする。各レッスンごとに
設定された 10 の基本単語については、記憶の定着を図るために小テストを行い評価する。期間
内に 2 度、教科書から抜粋した英文を暗唱する Recitation Review を実施し、評価の対象とする。
筆記形式にて期末試験を行う。
後半 45 分:Level 2 の本を読んだ後に、Easy Starts や Level 1 の本を読むことで、自分の能力
の向上を実感してほしい。辞書は一切使用しない。
【授業計画】
1 Lesson 3: How to Talk About Various Practitioners: Session 7
2 Session 8
3 Session 9
4 Session 10
5 Recitation Review 3
6 Lesson 4: How to Talk About Science and Scientists: Session 11
7 Session 12
8 Session 13
9 Session 14
10 Recitation Review 4
11 Examination
【評価方法】
各レッスンに示されている基本英単語 10 個について、小テストを行い、期末試験とともに成績
評価の一部とする。また、出席状況を重視し、欠席・遅刻(早退)には厳しく対処する。(欠課理
由の如何にかかわらず、授業欠課3回にて成績評価レベルを一段階下げる。また、欠課理由の如
何にかかわらず、授業欠課4回にて試験の受験資格を失う。なお、授業中における過度の居眠り、
または授業進行妨害行為などは、教員の判断により、欠課扱いとする場合がある。)授業への出
欠状況等は、学生が自らの責任において把握、管理すること。
【テキスト】
別途指示
【その他】
授業後半の多読については基本的に評価に含めないが、学習内容の習得・達成を何らかの形で自
主的に表現し提出したもの(書評、書籍紹介、感想など)は、評価対象とし加点する場合がある。
95
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
英語 II-B2
講義
必修
1
10
2 年次 後期
担当教員
Gerald T. Shirley
【ねらい】
The aims of this class are for students to improve their communication skills in English, and
to have fun communicating in English.
【科目の概要】
A wide variety of relevant and meaningful speaking and listening activities will be used in
class to maximize student interaction. These activities help students to improve their speaking
and listening abilities, increase their fluency in speaking and listening, help them gain selfconfidence in communicating in English, and teach them how to use learning strategies. This
is a learner-centered class rather than a teacher-centered class, so students should be aware
that they will be expected to participate actively in every class.
【授業計画】
1 Introduction
2 Conversation Topic 5
3 Conversation Topic 5
4 Conversation Topic 6
5 Conversation Topic 6
6 Conversation Topic 7
7 Conversation Topic 7
8 Conversation Topic 8
9 Conversation Topic 8
10 Review
【評価方法】
Grades will be based on a combination of regular attendance, participation and effort, and a
final examination. ( 注 ) Attendance and participation are very important. Absence
(regardless of reason) from or non-participation in four classes results in a failing grade; in
three classes it results in a reduction of the final class grade one level down. Students, not the
instructor, are responsible for being aware of their number of absences.
【テキスト】
No textbook will be used. The instructor makes most of the teaching materials used in class,
and will provide students with materials for classroom use.
96
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
放射線健康科学
講義
必修
1
10
2 年次 後期
担当教員
甲斐
小嶋
倫明
光明
【ねらい】
現代医療に不可欠な放射線の物理、生物・健康影響、その防護について基本的な事項を学ぶ。
【科目の概要】
放射線は種々の環境有害因子の中で、健康影響に関する情報が豊富であり、安全問題に対する体
系的な考え方が比較的確立している。現代の医療において放射線の利用は不可欠なものであり、
これらの原理と人体影響について医療関係者が理解すべき基本的な事項を学ぶ。
【授業計画】
1 放射線影響と放射線防護の歴史
2 放射線とは何か
3 放射性同位元素と放射能
4 身近な放射線・放射線源
5 放射線と物質との相互作用と線量
6 放射線の生体応答 –分子レベルから細胞レベルまで
7 放射線の健康影響(組織反応)
8 放射線の健康影響(確率的影響)とリスク評価
9 安全の考え方と放射線防護基準
10 医療における放射線利用と患者のための放射線防護
【評価方法】
試験を実施する。
【テキスト】
授業ごとにハンドアウトを配布する。
参考図書:放射線健康科学(杏林書院)、看護の実践に役立つ放射線の基礎智識(医学書院)
97
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
健康運動学演習
演習
必修
1
15
2 年次 後期
担当教員
稲垣
敦
【ねらい】
科学的知見に基づいて運動メニューを作成および運動指導し、運動習慣を確立できるようにする。
【科目の概要】
1年後期の健康運動、2年前期の健康運動学で学んだ経験と知識およびこの授業の講義や演習内
容を基に、現在の自分の健康と運動習慣を見直し、改善案を立てて実践し、これを評価する。
【授業計画】
1. 運動メニューの作成
2. 運動実施(1)
3. 身体活動量の測定演習と運動メニューの見直し
4. 運動実施(2)
5. 有酸素能力の測定演習と運動メニューの見直し
6. 運動実施(3)
7. 身体組成の測定演習と運動メニューの見直し
8. 運動実施(4)
9. トレーニングの原則、レジスタンストレーニングの実際の講義と運動メニューの見直し
10. 運動実施(5)
11. 行動変容の講義・演習と運動メニューの見直し
12. 運動実施(6)
13. 骨評価の演習と運動メニューの見直し
14. 運動実施(7)
15. 報告会
【評価方法】
出席、課題
【テキスト】
なし
98
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
健康科学実験
実験
必修
2
30
2 年次 後期
担当教員
濱中
市瀬
稲垣
良志,安部 眞佐子,岩崎 香子,
孝道,吉田 成一,定金 香里,
敦,甲斐 倫明,小嶋 光明,恵谷
玲央
【ねらい】
基本的な実験演習や測定を通して、人の身体、健康に関係した事項や人間をとりまく自然環境
に関する基本的な現象を体得し、理解を深める。基本的な 10 項目について生体科学、生体反応
学、環境保健学および健康運動学の講義・演習などで学んだことを中心に実験テーマを設定し、
8 つのグループでローテーションをしながら実験を行う。
【科目の概要】
食品栄養実習: 1 日の適切な塩分摂取量を学ぶために、食品・介護食・離乳食中の塩分濃度を測定す
る。併せて、自己の尿中ナトリウムを測定する。更に、嚥下補助食品のとろみを観察し、誤嚥防止の食
事のありかたを学ぶ。
心電図:日常診療で広く利用される 12 誘導心電図の各自計測し、検査法の原理を理解する。合わせて
データを判読し、想起される疾病とその理由を考える。
基礎微生物学実験:無菌操作方法の習得とともに、身の回りに微生物が存在することを認識する。また、
各種抗菌薬の抗菌スペクトルを理解する。さらに、得られた結果を統計学的に理解する。
血液検査:貧血の検査を 2 種類、感染症の検査を 1 種類実施し、正常・異常の判定を行う。併せて様々
な貧血について自己学習を行う。また、血球系への理解をより深めるため血球形態観察を行い、白血
球の核、細胞質の特徴を理解する。
解剖実習: 献体されたご遺体を用いて、肉眼的に人体の構造と機能について学ぶ。
ラットの解剖:ラットの解剖を行い、各臓器を観察・測定したり、実際に触れてみることにより、ラットと同じ哺
乳類である人体の構造の理解を深める。
組織学実習: 臓器の組織切片をヘマトキシリン・エオジン染色したプレパラートを顕微鏡で観察させ、低
倍率で全体像をスケッチさせ、高倍率でその組織の特徴的な構造をスケッチする。
呼吸循環器系持久力の測定:自転車エルゴメーターを用いて最大酸素摂取量を測定し、自己評価する。
放射線:バックグラウンド放射線の測定を行ない、日常的に放射線を受けていることを理解する。また、移
動型 X 線装置を用いて、装置周辺の線量率を測定し、患者を介助する看護師の被ばくについて考え
る。
染色体異常:放射線を照射した抹消血リンパ球の染色体標本を検鏡し、正常および異常な染色体像を
観察する。また、ダウン症候群の患者の核型分析を行い、染色体の数的異常について学ぶ。
測定誤差:血圧計と体温計のランダム誤差とシステム誤差を学ぶ。とくに、測定条件による変動やデジタ
ル機器のもっている特性を理解する。
【授業計画】
授業計画は p139~141、および別途配付される健康科学実験テキストを参照して下さい。
【評価方法】
すべての実験に出席することを必要とする。実験中の態度,提出課題を総合して評価する。
【テキスト】
健康科学実験テキストを配付する。
【その他】
実験終了予定時刻は 18 時であるが、実験の進行状況により変更が生じうる。
99
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
看護アセスメント学実習
実習
必修
2
40
2 年次 後期
担当教員
藤内
石田
山田
田中
美保
佳代子
貴子
佳子
【ねらい】
看護アセスメント学実習では、基礎看護学実習を土台に、対象者(健康障害をもち入院している
患者)の生活援助はもちろんのこと、症状、疾病、治療及び基礎的理論の理解を通して、総合的
なアセスメントをし、一連の看護過程のプロセスを学ぶことに主眼をおく。
【科目の概要】
対象者の身体面・心理面・社会面の状態を総合的に捉え、看護診断を明らかにし、看護過程を展
開する基礎的能力を修得する。
【授業計画】
1~4
オリエンテーション
5~36
病院実習
37~40
レポート・まとめ
⋆臨地実習時間は、原則 8:00~16:00
⋆詳細はオリエンテーションで説明する。
【評価方法】
実習の成績は、出席日数、実習内容、実習態度、記録類、個人面接等により総合的に評価する。
出席日数は、100%出席することを原則とする。
【テキスト】
100
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
老年看護援助論
講義
必修
2
20
2 年次 後期
担当教員
小野
甲斐
美喜,森 加苗愛,堀 裕子,
博美,河野 優子,西部由里奈
【ねらい】
老年期の特性をふまえて、健康問題に応じた援助方法を理解する。
【科目の概要】
老年期の身体、心理、社会的機能の特性をふまえ、老年期に代表的な障害や疾病をもつ高齢者へ
の看護援助方法を身につける。特に障害や疾病が生活に及ぼす影響をとらえ、高齢者の生活の質
を考えた援助方法について考える能力を身につける。
【授業計画】
1-2 感覚器障害のある高齢者の看護
3-4
5-10
栄養低下のある高齢者の看護
ADL 低下のある高齢者への看護援助
11-12 高齢者の感染と予防的援助
13-16 認知症高齢者の看護
17-18 在宅高齢者の看護
19-20 緩和ケア・看取り
別途 筆記試験実施
【評価方法】
筆記試験 80% レポート 20%,出席(原則 全出席)
【テキスト】
『系統看護学講座 専門分野 成人看護学 2,5,7,10,11,12,13,14』医学書院
【その他】
講義毎にハンドアウト資料を準備
101
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
母性看護援助論Ⅰ
講義
必修
1
10
2 年次 後期
担当教員
林
猪都子
【ねらい】
妊娠期の生理と異常及びその家族への看護支援を学ぶ
【科目の概要】
妊娠期の生理と異常及び心理・社会的特徴とその看護支援について理解する。
【授業計画】
1.妊娠の生理
2.妊娠の経過
3.妊婦と胎児のアセスメント
4.母体と胎児の管理
5-7.妊婦と家族の看護
8-10.妊娠の異常と看護(グループワーク)
11.筆記試験
【評価方法】
授業確認テスト、TBLの評価、グループ間の相互評価、授業態度、筆記試験から総合的に評価
する。
【テキスト】
系統看護学講座 専門分野Ⅱ 母性看護学各論 母性看護学② 森恵美他 医学書院.
病気がみえる vol10 産科 医療情報科学研究所編 メディックメディア
102
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
精神看護学概論
講義
必修
1
10
2 年次 後期
担当教員
影山
隆之
【ねらい】
人の精神的健康問題について多角的に理解できるようになる。2年次前期までに人の心理社会的
側面について学んだ知識が基礎となるので、じゅうぶんな復習が必要である。紹介する参考書は
自主的に多読することを強く推奨する。
【科目の概要】
精神的健康問題について多角的に理解するための視点・モデルを学ぶ。主な精神症状、状態像、
精神疾患、および精神医療で行われる主な治療法について、基礎的な事項を理解する。精神看護
と精神保健の歴史を知り、今日の精神科医療と精神保健に求められることとその背景を理解する。
【授業計画】
1. 心の健康と現代的状況、精神力動
2. ストレス論、心理社会的発達論
3. 精神症状と状態像
4. 統合失調症
5. 精神科医療における治療構造と方法
6. 感情障害と自殺
7. 認知症、アディクション
8. 精神看護のアセスメント
9. 精神医療の歴史
10.精神医療と社会・法
【評価方法】
最終の筆記試験、授業中の小テスト・小レポートによる。
【テキスト】
新体系看護学全書 精神看護学2 精神障害をもつ人の看護(メヂカルフレンド社)
その他、必要に応じてハンドアウトを配付する。
103
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
地域看護学概論
講義
必修
1
10
2 年次 後期
担当教員
赤星
川崎
緒方
佐藤
琴美
涼子
文子
愛
【ねらい】
地域包括ケアの時代に応じた地域ケアの視点や方法論を学ぶ。
【科目の概要】
健康の保持増進、疾病予防おける看護の役割を理解する。
保健・医療・福祉チームにおける多職種との協働について理解する。
保健・医療・福祉システムにおける看護の役割について理解する。
【授業計画】
1
地域看護学の概念と機能
(地域の課題を知り、活躍するために)
2
地域看護活動の実際
(個から集団へ、集団から地域社会へ)
3
地域看護活動の場と特性
(特性と相違点)
3
地域看護の歴史とこれからの展望
(諸外国の地域看護と日本の現状)
4
公衆衛生の意義と考え方
(プライマリーヘルスケアとヘルスプロモーション)
5
健康の保持増進と疾病を予防する活動(個人特性及び地域特性に対応した健康環境づくり)
6
地域ケアの構築と看護機能の充実
(地域看護ネット等多職種との協働)
7 保健・医療・福祉システムにおける看護の役割
8 演習:慢性的な健康課題を有する人々への援助①
9 演習:慢性的な健康課題を有する人々への援助②
10 地域保健活動の実際
(地域で働く卒業生からの報告)
筆記試験
【評価方法】
出席状況と授業参加態度、授業中の課題、筆記試験で総合的に評価する。
【テキスト】
津村智恵子編著 『公衆衛生看護学』 中央法規
104
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
家族看護学概論
講義
必修
1
10
2 年次 後期
担当教員
赤星
川崎
緒方
佐藤
琴美
涼子
文子
愛
【ねらい】
家族を単位としてとらえ、家族が自らの健康問題を主体的に解決するために必要とされる家族看
護の基本的な考え方と援助方法を理解する。
【科目の概要】
家族を理解するための諸理論を学び、家族のライフステージの各段階における家族の健康をアセ
スメントし、支援の技術を学ぶ。
健康問題のある家族に対するアセスメントと介入に必要な支援技術を学ぶ。
【授業計画】
1 家族看護学の概念
2 家族の構造と機能
3 家族を理解するための諸理論①
4 家族を理解するための諸理論②
5 家族看護における看護職の役割
6 家族看護過程
7 家族の介護力と対応能力アセスメント
8 家族のセルフケア能力の向上と自立支援
9 事例展開:
10 〃
筆記試験
【評価方法】
出席状況と授業参加態度、グループワークへの参加状況、筆記試験で総合的に評価する。
【テキスト】
鈴木和子・渡辺裕子著 『家族看護学-理論と実践 第 4 版』 日本看護協会出版会
105
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
国際看護学概論
講義
必修
1
10
2 年次 後期
担当教員
崔 明愛 (Myoung-Ae Choe)
桑野 紀子
【ねらい】
This course is an introduction for understanding the concept of international nursing and
health, the global perspectives on health, and the global cooperation of nursing and health.
【科目の概要】
The contents consist of international nursing and health, globalization, culture, networks, and
global health problems.
【授業計画】
1, Introduction to the nature of international nursing, definition, characteristics, aims and
history
2, Main nursing concepts and trends of international nursing and health ― globalization of
nursing and health
3, A global movement dealing with global issues, implications and strategies for international
nursing
4, International forum
5, Risks to health and life in the world; introduction, risk factors to health; poverty and
environment factors.
6, Risks to health and life in the world; mortality causes; communicable diseases, noncommunicable diseases and injuries
7, Global health issues
8, Overview of international organization
9, International networking of health; WHO
10, Foreigners in Japan and health issues
Examination
【評価方法】
Written test on course contents 60%
Assignment reports: International Forum, Exercise questions (handwriting) 10%
Class attendance 30%
【テキスト】
Lecture materials are distributed at class room.
【その他】
Class is conducted in English.
106
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
看護管理学概論 I
講義
必修
1
10
2 年次 後期
担当教員
福田
広美,平野
亙
【ねらい】
看護管理の概念を理解し、安全で質の高い医療、看護を提供するための「しくみ」について学ぶ
【科目の概要】
看護の対象となる人々に有効で良質な看護を提供するための方策である看護管理システムの諸相
を学ぶ
【授業計画】
1
看護管理とは マネジメントとは
2
組織の成り立ちとマネジメント
経営管理論 目標管理 組織文化
3
リーダーシップとマネジメント
4
看護をめぐる保健医療福祉制度と政策
5
保健師助産師看護師法、人材確保法
看護職者の基本的責務
6
看護の組織化と看護職の職務
看護部門の構造と機能
7
多職種との協働・連携
8
安全管理(医療事故とリスクマネジメント)
9
安全管理(組織とリスクマネジメント)
10 安全管理(業務上の危険因子とその対応)
11 試験
【評価方法】
出席、講義への参加態度、提出物、筆記試験
【テキスト】
医学書院 系統看護学講座 統合分野 看護管理 看護の統合と実践①
107
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
看護の倫理
講義
必修
1
10
2 年次 後期
担当教員
平野
小野
亙
美喜
【ねらい】
臨床における具体的な事例をとおして、看護専門職に必要な倫理的態度、生命倫理学の知識と倫
理的判断能力を習得する。
【科目の概要】
Bioethics(生命倫理)と看護の倫理規定に関する基本原則を理解し、倫理的判断の基本を学ぶ。
さらに、看護職の直面する諸々の倫理的問題の解決に向けて、事例演習を通じて、保健・医療・
福祉における倫理的意思決定について学ぶ。
【授業計画】
1)Bioethics:生命倫理の展開と課題
2)臨床倫理の方法
3)Profession の責任と倫理、看護の倫理規程
4)看護師の価値観と文化、社会規範
5)人間の尊厳、個人の尊重と自立支援
6)看護倫理各論1 生殖補助医療に関わる倫理
7)看護倫理各論2 出生前診断と倫理
8)看護倫理各論3 安楽死、尊厳死
9)看護倫理各論4 医療従事者の事故対応と責任
10)看護倫理各論5 意思決定に関わる倫理
【評価方法】
講義時に課すミニレポート(20%)と最終レポート(80%)による。
【テキスト】
赤林 朗・大林雅之編『ケースブック 医療倫理』(医学書院)
【その他】
参考図書 小西恵美子編『看護倫理 よい看護・よい看護師への道しるべ 第 2 版』(南江堂)
108
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
第 1 段階看護技術演習
演習
必修
1
15
2 年次 後期
石田
佳代子
(2 年次生)
担当教員
【ねらい】
本科目は、4 つのステップからなる「看護技術修得プログラム」のファーストステップの位置づ
けである。の卒業時には全員が、看護実践の基本的能力として幅広い視野から人間と人間生活を
理解し、確実な倫理観をもって行動する態度と姿勢を身につけること、さらに、自己研鑽しなが
ら看護実践能力を高めていく姿勢をもつことをねらいとする。確かな専門性と豊かな人間性を兼
ね備えた資質の高い看護実践を実施できるための知識・技術・態度、および判断能力を身につけ
ることを目的とする。
第 1 段階看護技術演習の目標は、対象への日常生活援助を一人で実施できる能力を身につけるこ
とである。
具体的には以下の3点を習得する。
1)患者に応じた援助の根拠を明確にし、援助方法の選択ができる。
2)援助の際のリスクを判断し、患者の安全・安楽を確保した実践ができる。
3)患者の反応をとらえ実践に反映させるとともに、援助全体の評価を行う。
【科目の概要】
第 3 段階実習終了後の 2 月に、援助技術の評価を行う。事前に学生には日常生活援助技術に関す
る事例・課題を提示する。提示された事例に応じた援助を考え、援助技術の実施ができるように
練習をする。提示された事例・課題に対し、計画立案したことを記録し、援助技術を実施し、行
った援助の評価を再度記録する。
【授業計画】
1.
オリエンテーション
2~14. 援助技術の練習
15.
技術評価
【評価方法】
技術力の評価
全体的取組の評価
オリエンテーションで資料を配付し説明するので出席すること
【テキスト】
109
科目名
授業形態
学校教育心理学
講義
担当教員
必修選択
単位
授業回数
開講年次
選択
2
20
2 年次 後期
(養護教諭)
関口洋美
藤田 文
【ねらい】
・授業の到達目標:教育の場に必要な心理学的な知識を取得すること
・テーマ :単に知識を吸収するだけでなく、自ら積極的に、教育現場に必要な心理学の知識
とは何かを考えていくこと。
【科目の概要】
教職課程や心理学における教育心理学の位置づけから入り、発達、知能、パーソナリティ、学習
などの個々の生徒を理解するために必要な知識を習得する。さらに、教員としての教育心理学的
な知識として授業の方法や評価などについて理解をする。
【授業計画】
第 1 回: 教育心理学とは何か(関口:1 回~10 回)
第 2 回: 欲求・動機づけ
第 3 回: 学習(連合説)
第 4 回: 学習(認知説、その他)
第 5 回: 知能 1(知能の考え方)
第 6 回: 知能 2(知能テストについて)
第 7 回: パーソナリティ(様々な理論)
第 8 回: 学級集団
第 9 回: 授業の方法
第 10 回: 教育評価
第 11 回: 子どもの発達段階の特徴と発達課題(藤田:11 回~20 回)
第 12 回: 乳・幼児期の発達(1)アタッチメント、インプリンティング、生理的早産
第 13 回: 乳・幼児期の発達(2)言語と運動機能の発達
第 14 回: 幼児・児童期の発達(1)ピアジェ理論・認知発達
第 15 回: 幼児・児童期の発達(2) 心の理論
第 16 回: 社会性の発達と学級集団指導の基本的原理
第 17 回: 青年期の発達(1) 自己の発達・アイデンティティ・心理的離乳
第 18 回: 青年期の発達(2) 道徳性の発達・自尊感情
第 19 回: 障がいをもつ子どもたちの理解(1)身体機能、視聴覚の障がい
第 20 回: 障がいをもつ子どもたちの理解(2)発達障がい
【評価方法】
最終テスト(80%)。また、教職に対する態度(20%)も加味して評価を行う。
【テキスト】
要説 発達・学習教育臨床の心理学 内田照彦・増田公男 編著 北大路書房
【その他】
参考書:「教育心理学・新版~教職目指す人への入門書」河野義章 編著 川島書店
110
科目名
授業形態
教育課程論
講義
担当教員
今井
必修選択
単位
授業回数
開講年次
選択
1
10
2 年次 後期
(養護教諭)
航
【ねらい】
現行の学習指導要領では、学校における安全に関する指導及び心身の健康の保持増進に関する指
導については、体育科/保健体育科の時間はもとより、家庭科/技術・家庭科、特別活動などに
おいても、それぞれの特質に応じて適切に行うよう努めることが、明記されている。養護教諭に
は、ひとつにそうした時間で保健指導・保健学習を実施することが求められる。
この「教育課程論」では、以上を踏まえながら、受講学生が将来教員として授業を計画する際に、
国の定める基準、即ち学習指導要領に則りながら授業内容を自ら構成できるようになるための基
礎力が形成される。そうした目標に到達するため、「教育課程とは何か(その形態・原理)」及
び「学習指導要領とは何か」といった 2 点の問いを持って、授業は進められる。
【科目の概要】
第 1 に、受講学生自らが初等・中等教育段階で経験してきた教育課程の諸特徴を取り上げ、これ
により教育課程への関心を高める。第 2 に、学習指導要領の歴史的変遷を認識すると同時に、そ
の改訂の最新の動向も踏まえる。第 3 に、教育課程の構造及び編成原理を捉える。
【授業計画】
第 1 回 : 教育課程のガイダンス(経験を振り返る)
第 2 回 : 生活科や、総合的な学習の時間、或いは特別活動、更には外国語活動
第 3 回 : 学習指導要領の特徴 1 歴史的変遷の大要、現行の学習指導要領
第 4 回 : 学習指導要領の特徴 2 昭和 22 年版、昭和 26 年版、昭和 33 年版、昭和 43 年版
第 5 回 : 学習指導要領の特徴 3 昭和 52 年版、平成元年版、平成 10 年版、改訂の最新動向
第 6 回 : 現行の学習指導要領の総則を読む
第 7 回 : 教育課程の構造 1 学校段階別にみられる教育課程の構造
第 8 回 : 教育課程の構造 2 保育所・幼稚園や特別な支援を要する児童・生徒の教育課程
第 9 回 : 教育課程の原理 1 教育課程の歴史(戦前の教科課程と学科課程)
第 10 回 : 教育課程の原理 2 教職課程の思想(教科・教科外の 2 領域論とか類型論)
【評価方法】
・試験結果(100 パーセント)
中間試験 40 点、学期末試験 60 点の計 100 点とする。授業で扱った内容に基づいて到達目標及
びテーマを踏まえながら作成された各問に、正確に答えられるかどうか。語句による記述式や記
号選択式の問題により問う。
なお、以下の点についても評価の対象とする。
・受講態度
【テキスト】
(1)以下に示す学習指導要領の本体と解説総則編
・『高等学校学習指導要領 平成 21 年 3 月告示』
・『中学校学習指導要領 平成 20 年 3 月告示』
・『小学校学習指導要領 平成 20 年 3 月告示』
(2)以下のいずれかの事典/辞典
・平原春好・寺﨑昌男編集代表『新版 教育小事典 第3版』(学陽書房、2011 年)
・原聡介編集代表『教育用語辞典』(一藝社、2008 年)
(3)講義レジュメ・資料
【その他】
参考書:
田中耕治編『よくわかる教育課程』(ミネルヴァ書房、2009 年)
「第 5 章 教育課程を考える」、『新版 はじめて学ぶ教育の原理』(学文社、2014 年)
111
112
(5)
3年次開講科目
前期開講
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
生体薬物反応論 II
講義
必修
1
15
3 年次 前期
担当教員
吉田
成一
【ねらい】
生体に対する薬物の作用について理解する。
【科目の概要】
薬物の作用を病気の治療薬という観点から学ぶ。個体レベル、組織レベル、細胞レベル、分子
レベルでの作用機序を理解して薬の作用の本質や基本原理を学ぶ。各種薬物と生体との反応機序
について学ぶ。
医薬品を使用する際、該当疾患と関連づけた上で、医薬品使用の意義および医療上で注意する
べきことを理解する。
【授業計画】
1-3 生活習慣病に使用する薬(糖尿病、脂質異常症、高血圧、狭心症、心筋梗塞、不整脈、
心不全、痛風)
4 消化器疾患に使用する薬(胃腸疾患、下痢、便秘、嘔吐)
5-6 悪性腫瘍と痛みに使用する薬(がん、がん性疼痛)
7-9 脳と中枢神経系疾患で使用する薬(てんかん、パーキンソン病、うつ病、不眠症等)
10-11 免疫系疾患に使用する薬(アレルギー性疾患、リウマチ、甲状腺疾患)
12 救命救急時に使用する薬(解毒薬、輸液)
13 感染症に使用する薬(細菌感染症、ウイルス感染症、真菌感染症等)
14 その他の薬(骨粗鬆症、貧血等)
15 筆記試験
【評価方法】
試験
【テキスト】
教科書:わかりやすい薬理学 第2版 安原 一、小口 勝司 編 (ヌーヴェルヒロカワ)
今日の治療薬 水島 裕 編 (南江堂)
参考書:臨床で役立つ薬の知識 折井 孝男 監修 (学研)
113
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
成人・老年看護学演習
演習
必修
2
22
3 年次 前期
担当教員
小野
甲斐
川村
美喜,森 加苗愛,堀 裕子,
博美,河野 優子,西部 由里奈,
弘樹
【ねらい】
臨床実践能力の向上を図るため、成人期および老年期の人々を対象に、健康問題に応じた看護過
程の展開と看護の技術を学ぶ
【科目の概要】
成人期、老年期の特徴を踏まえ、健康問題を持つ成人および老年の急性期、慢性期、終末期の対
象に援助必要な看護過程の展開と援助技術を学内で修得するために、模擬事例を対象とした個人
ワークおよびグループワークを行う。
【授業計画】
1-2 高齢者の健康問題と看護の展開-アセスメント
3-4 高齢者の健康問題と看護の展開-技術練習(1)
5-6 高齢者の健康問題と看護の展開-技術練習(2)
7-8 高齢者の健康問題と看護の展開-技術練習(3)
9-10 高齢者に対する援助技術
11-12 急性期・慢性期にある成人の健康問題と看護の展開-アセスメント
13-14 急性期・慢性期にある成人の健康問題と看護の展開-技術練習(1)
15-16 急性期・慢性期にある成人の健康問題と看護の展開-技術練習(2)
17-18 急性期・慢性期にある成人の健康問題と看護の展開-技術練習(3)
19-22 急性期・慢性期の成人に対する援助技術
【評価方法】
看護過程記録 70%、グループ討議 20%、レポートおよび出席 10%
【テキスト】
『基本から学ぶ 看護過程と看護診断』 医学書院
『NANDA-I 看護診断 定義と分類 2012-2014』
114
医学書院
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
小児看護援助論
講義
必修
2
30
3 年次 前期前半
担当教員
高野
政子,草野
淳子,足立
綾
【ねらい】
小児の各期における成長発達の特性と環境を理解し、小児をとりまく環境との相互作用を理解す
るための理論を学び、発達障害や病気を持つ小児と家族の看護の理解を深める。
【科目の概要】
前半は小児の成長発達と養育及び看護について、講義形式で学ぶ、後半はグループワークなどで
小児の疾患の特徴や看護について、グループワーク等を実施し学ぶ。
【授業計画】
1. 幼児期の成長発達と養育および看護(1)
2. 幼児期の成長発達と養育および看護(2)
3. 学童期の成長発達と養育および看護
4. 思春期・青年期の成長発達と養育および看護
5. 家族の特徴と家族アセスメント
6. 病気をもつ小児と家族の看護
7. 小児の健康問題と看護
8. 小児の状況(環境)による看護の特徴
9. 親子関係に問題のある場合の看護
10.障害のある小児の理解と看護(1)
11.障害のある小児の理解と看護(2)
12.小児感染症と看護(予防接種含む)
13.小児の病態と看護(1)
14.小児の病態と看護(2)
15.小児の病態と看護(3)
16.小児の病態と看護(4)
17.小児の病態と看護(5)
18.小児における主な疾患についてのGW
19.小児の代謝・内分泌疾患と看護
20.小児の免疫・アレルギー疾患と看護
21.小児の呼吸器疾患と看護
22.小児の循環器疾患と看護
23.小児の消化器系の疾患と看護
24.小児の血液・造血器疾患と看護
25.小児の悪性腫瘍と看護
26.小児の腎・泌尿器疾患と看護
27.小児の神経疾患と看護
28.小児の運動器疾患と看護
29.テスト(2 回)
【評価方法】
筆記試験 (80%)、出席(10%)グループワークの参加状況(10%)
【テキスト】
系統看護学講座 専門分野Ⅱ 小児看護学概論/小児臨床看護総論
各論 小児看護② 医学書院
115
小児看護学①、小児臨床看護
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
小児看護学演習
演習
必修
2
22
3 年次 前期後半
担当教員
高野
草野
足立
政子
淳子
綾
【ねらい】
小児の主要な疾患・健康障害に対して行われる治療や看護について学び、小児の事例を通して
看護過程の展開や、援助技術を学ぶ。
【科目の概要】
主要な小児の疾患の病態と治療・看護の要点を学び、小児と家族に対する援助方法を学ぶ。ま
た、小児の健康障害を保健・医療・教育など総合的な観点から捉え、紙上事例を通して看護上の
問題を抽出し必要な看護ケアなど看護過程を展開して学ぶ。また、小児看護における援助技術を
演習を通して習得する。
【授業計画】
1. 小児と家族とのコミュニケ-ション
2. 小児の薬物療法
3. 小児の救急法(1)
4. 小児の救急法(2)
5. 小児の看護過程の展開
6. 事例検討GW(1)
7. 手術を受ける児への事例展開
8. 急性期(川崎病)の事例展開
9. 障害のある児の事例展開
10.予後不良(白血病)の事例展開
11.慢性期(糖尿病)の事例展開
12.小児のフィジカルアセスメント
13.小児看護技術演習(1)
14.小児看護技術演習(2)
15.小児看護技術演習(3)
16.小児看護技術演習(4)
17.小児看護学実習ガイダンス
18.保育所実習現地オリエンテーション(1)
19.保育所実習現地オリエンテーション(2)
20.筆記試験
【評価方法】
筆記試験(80%)、出席(10%)、GW参加と発言等の状況(10%)
【テキスト】
系統看護学講座 専門分野Ⅱ 小児臨床看護各論 医学書院
写真でわかる小児看護技術 インターメディカ
116
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
母性看護学演習
演習
必修
1
15
3 年次 前期前半
担当教員
林 猪都子
江藤 由布子
樋口 幸
【ねらい】
母性看護領域に特有の援助技術を理解し、臨床の場で実践できるよう技術を習得する。
【科目の概要】
文献学習、グループワーク、ペーパーペイシェントを用いた事例検討などの課題を通して看護を
展開するとともに、モデル人形等を用いて必要な母性看護技術を実践する。
【授業計画】
1. 母性看護過程:導入
2. 母性看護過程演習:事例検討 GW、事例提示
3. 母性看護過程演習:事例検討 GW/母性技術演習
4. 母性看護過程演習:事例検討 GW/母性技術演習
5. 母性看護学技術演習オリエンテーション
6,7.母性看護学技術演習①(沐浴他)
/母性看護過程演習:事例検討 GW
8,9.母性看護学技術演習②(妊婦健診、レオポルド、妊婦体験、CTGモニタ―、
内診台体験、悪露交換、新生児計測・バイタルサイン測定)
/母性看護過程演習:事例検討 GW
10.母性看護過程演習:事例検討 GW
11.母性看護過程演習:事例検討 GW
12.母性看護過程演習:事例検討 GW
13.母性看護過程演習:事例検討 GW
14.母性看護過程演習:GW まとめ・発表準備
15.看護過程事例発表会(1)
16.看護過程事例発表会(2)
【評価方法】
筆記試験(80%),出席(10%),小レポート(10%)
【テキスト】
1.ウエルネスからみた母性看護過程+病態関連図 佐世正勝/石村由利子 医学書院
2.その他、必要に応じて資料を配布する。
【その他】
1.写真とCDでわかる周産期ケアマニュアル 立岡弓子 医学芸術社
117
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
精神看護援助論
講義
必修
2
30
3 年次 前期前半
担当教員
杉本
圭以子
【ねらい】
精神健康上の問題を抱え、ケアを必要としている人々に対する看護に必要な知識と技術を理解す
る。
【科目の概要】
講義前半では、精神疾患に対する治療と看護、精神看護におけるアセスメントと看護展開、精神
疾患を抱える方の権利擁護、安全管理、地域生活を支える援助、専門的な援助関係の形成、自己
理解の方法などを学ぶ。
講義中心であるが、視聴覚教材、授業中の発言を通して学びあう。
講義後半では、各援助技法の実際を体験することを通して学ぶ。
【授業計画】
1-2 精神疾患における治療と看護 (1)
3-4
〃
(2)
5-6
〃
(3)
7-8
〃
(4)
9-10
〃
(5)
11-12 精神疾患における治療と看護まとめ
13-14 専門的援助関係の形成
15-16 精神看護における看護過程の展開(1)
17-18
〃
(2)
19-20 精神科の治療環境と権利擁護
21-22 精神看護における援助技法
(1)
23-24
(2)
25-26
〃
〃
27-28
〃
(3)
(4)
29-30 筆記試験
【評価方法】
出席状況と筆記試験の結果を総合して評価する。
【テキスト】
新体系看護学全書 精神看護学2 精神障害を持つ人の看護 メヂカルフレンド社
【その他】
精神看護学Ⅱ 臨床で活かすケア こころ・からだ・かかわりのプラクティス 南江堂
系統看護学講座 専門分野Ⅱ 精神看護の展開 精神看護学➁ 医学書院
118
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
精神看護学演習
演習
必修
1
15
3 年次 前期後半
担当教員
影山
杉本
後藤
隆之
圭以子
成人
【ねらい】
対象者の精神的健康に焦点を当てた看護を実践するために、対象者の人と「なり」の全体的な理
解、自己理解、および対象者との相互関係についての理解を深める方法について、体験的に学ぶ。
精神科医療、入院医療、入院医療以外の精神保健医療福祉について具体的に学ぶ。
【科目の概要】
ワークシートなどを用いた事例演習、ロールプレイ、精神科医療に関する特別講義、精神科にお
ける治療・ケア・支援についての演習などを行う。
【授業計画】
1~3. 事例演習
4~6. 社会復帰プログラムに関する演習
7~14. 精神科における治療・ケア・支援についての演習、外部講師による特別講義など
15. 精神看護学実習について
※外部講師の都合により授業の順序は変更する可能性がある
【評価方法】
全回の無遅刻・無欠席を単位認定のための最低条件とする。さらに各回のレポートおよび、課題
への取り組み姿勢、発表・討論の状況を加味して、総合判定を行う。
【テキスト】
その都度必要な資料を配布する。
【その他】
演習場所については、その都度指示をする。
119
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
災害看護論
講義
必修
1
15
担当教員
開講年次
3 年次 前期後半
・後期後半
石田 佳代子
福田 広美
佐藤 弥生
石丸 智子
松 久美
【ねらい】
地域や病院等における健康危機管理と災害に対する防災・減災および災害時の対応を理解し、地
域や病院等における災害看護のあり方、考え方とその実際を学ぶ。
【科目の概要】
災害看護の基礎となる健康危機管理、災害の歴史、定義、種類、法律、制度について理解する。
災害サイクル各期における特徴と健康問題、災害看護の役割と活動を理解する。
災害時に必要な看護技術(トリアージ、搬送など)を習得する。
【授業計画】
前期後半
1-2
災害および災害看護に関する基礎的知識、レポート課題
3
災害サイクルと看護活動(超急性期~急性期)
4
災害サイクルと看護活動(亜急性期~慢性期)
5
病院における災害看護
6
災害時のこころのケア
7
災害時への備え
8-10
災害時に必要な技術:トリアージ・搬送(講義・演習)
後期後半
11-12 災害に関する法律と制度、地域看護と災害、災害時保健活動
13-14 災害時要援護者への支援、在宅療養患者に対する災害看護活動
15
試験
【評価方法】
出席状況、レポート、筆記試験により、総合的に評価する。
【テキスト】
『看護学テキスト NiCE 災害看護(改訂第 2 版)』酒井明子・菊池志津子編,南江堂,2014 年
120
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
第 2 段階看護技術演習
(3 年次生)
演習
必修
1
15
3 年次 前期後半
担当教員
石田
佳代子
【ねらい】
対象への安全・安楽に配慮した看護基本技術の実践能力を身に付け、自信をもって実習に臨むこ
とをねらいとする。具体的には以下の 4 点を習得することが目的である。
1)日常生活援助技術は、1 人で確実に実施できる。
2)患者の安全・安楽を保障する技術は確実に実践でき、リスクの判断ができる。
3)単に技術の how-to だけではなく、技術の根拠・方法の選択など判断能力を養う。
4)患者への配慮を実践に反映できる。
【科目の概要】
第 4 段階実習で身につけておくべき基本的看護技術が実施できるよう、事例を提示し、事例に応
じて学生は練習をする。担当教員が3~4名の学生を受け持ち指導、最後に技術チェックを行う。
実習直前に担当教員による技術チェックを行う。
【授業計画】
1
オリエンテーション
2~14
個別練習
15
技術チェック
【評価方法】
技術力の評価:技術評価表(チェックリスト)による評価点が全体の 7 割以上
全体的取組の評価:練習の取組み、身だしなみなどの要素を総合的に評価
オリエンテーションで資料を配付し説明するので出席すること
【テキスト】
121
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
在宅看護論
講義
必修
2
22
担当教員
福田
吉川
広美,平野
加奈子
亙,佐藤
開講年次
3 年次 前期
・後期後半
弥生,
【ねらい】
在宅看護の基本的な考え方と援助方法を学ぶ。
【科目の概要】
疾病や障がいをもちながら地域で生活する人々とその家族に対して、在宅看護を行うために必要
とされる基本的な考え方や援助方法を理解する。さらに、近年多様化する医療依存度の高い人へ
のケアや在宅終末期ケアについて学ぶ。
【授業計画】
前期
1地域看護と在宅看護
2在宅看護の場と特性
3在宅看護とケアマネジメント(社会資源の種類と活用)
4在宅療養者とその家族への支援
5退院調整・退院支援(病院から在宅への移行)
6退院支援(病院から在宅への受け入れ)
7医療依存度の高い療養者への支援
8医療依存度の高い療養者への支援
9在宅看護の実際(在宅酸素等の医療機器管理と支援)
10在宅看護の実際(在宅酸素等の医療機器管理と支援)
11訪問看護ステーションの管理・運営
12認知症ケア
試験
後期
13在宅における終末期ケア
14在宅における終末期ケア
15在宅看護演習
16在宅看護演習
17在宅看護演習:退院調整・退院支援
18在宅看護演習:退院調整・退院支援
19在宅看護演習:医療依存度の高い療養者の援助
20在宅看護演習:医療依存度の高い療養者の援助
21在宅看護演習:在宅における終末期ケア
22在宅看護演習:在宅における終末期ケア
試験または課題レポート
【評価方法】
出席、講義への参加態度、筆記試験、レポート、提出物
【テキスト】
系統看護学講座 統合分野「在宅看護論」医学書院
ハンドアウトの資料
122
(6)
3年次開講科目
後期開講
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
英語 III
講義
必修
1
15
3 年次 後期後半
担当教員
Gerald T. Shirley
宮内 信治
【ねらい】
英語 A: 看護・医療関連の語彙増強を図る。英語で執筆された研究論文の構成を確認し、原著論
文を読解する。
英語 B:
The aims of this class are for students to improve their communication skills in
English, and to have fun communicating in English.
【科目の概要】
英語 A: 語源を手掛かりに看護・医療関係の英語語彙を増強する。英語で執筆された研究論文の
構成を確認し、原著論文を読解する。
英語 B: A wide variety of relevant and meaningful speaking and listening activities will be
used in class to maximize student interaction.
【授業計画】
1 Conversation Topic 1
2 Conversation Topic 2
3 Conversation Topic 3
4 Conversation Topic 4
5 Conversation Topic 5
6 Conversation Topic 6
7 Conversation Topic 7
8 Review
9 Introduction, Session 1
10 Session 2 - 3
11 Session 4 - 5
12 Session 6 - 7
13 Session 8 - 9
14 session 10 - 11
15 Review
16 Examination
【評価方法】
出席状況を重視し、欠席・遅刻(早退)には厳しく対処する。学習態度、試験に基づいて総合評価
する。(注)Attendance and participation are very important. Absence (regardless of reason)
from or non-participation in four classes results in a failing grade; in three classes it results in
a reduction of the final class grade one level down. Students, not the instructor, are responsible
for being aware of their number of absences.
【テキスト】
別途指示
英語 B: No textbook will be used. The instructor makes most of the teaching materials used
in class, and will provide students with materials for classroom use.
【その他】
(注)前半と後半は担当者が入れ代わる。
123
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
環境疫学・生物学演習
演習
必修
2
22
3 年次 後期後半
担当教員
甲斐
小嶋
倫明
光明
【ねらい】
環境保健の基礎である疫学的アプローチと生物的アプローチに関する基礎を講義と演習を通して
学ぶ。
【科目の概要】
健康と環境(生活習慣を含む)との関係は疫学的な統計によって明らかになってくる知見、分子
細胞レベルの生物的な仕組みを通して明らかになってくる知見とがある。基礎的事項の演習と事
例を通して、健康と環境との関係についての知見が生まれてくる仕組みの基礎を学ぶ。
【授業計画】
1. データのバラツキとヒストグラム(血圧、身長、体重、BMI)
2. ポアソン分布と正規分布
3. 年齢調整死亡率と標準化死亡比
4. 生命表と平均寿命・平均余命
5. オッズ比と相対リスク
6. バイオインフォマティクスとゲノム科学
7. バイオテクノロジー
8. 染色体と遺伝子
9. 遺伝性疾患と遺伝子診断
10.ウイルスとインフルエンザ
11. 分子疫学(遺伝要因と環境要因の相互作用)
【評価方法】
出席、課題レポートで総合的に評価する。
【テキスト】
大学生物学の教科書第 1 巻-第 3 巻(自然科学の基礎で使用した教科書)
124
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
看護探究セミナー(学部)
演習
必修
1
20
3 年次 後期後半
担当教員
小野
美喜
【ねらい】
自分の看護の実践を振り返り、看護理論あるいは文献に基づいて考察することで、看護の対象へ
の深い理解や看護の方法論の探究につなげる。
【科目の概要】
実習ケースで得られた看護体験を、看護理論や文献に基づいて考察し指導者の助言を得ながら主
体的にケースレポートを作成する。さらにレポート内容をプレゼンテーションし他者との意見交
換を通して探究を深める。
【授業計画】
1.オリエンテーション
2.テーマの焦点化
3-4.文献検索・文献学習
5-18.ケースレポート作成
19 ー 20.ケースレポート発表・意見交換
【評価方法】
ケースレポート作成プロセスでの主体性・積極性
ケースレポート内容
プレゼンテーションおよび意見交換の場での参加度
【テキスト】
『看護学生のためのケース・スタディ』 メジカルフレンド社
125
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
健康支援論
講義
必修
1
15
3 年次 後期後半
担当教員
福田
吉川
緒方
広美,平野 亙,佐藤 弥生,
加奈子,赤星 琴美,川崎 涼子,
文子,佐藤 愛,桑野 紀子
【ねらい】
健康教育の理論とスキルを学ぶとともに、多様な医療・保健の場や、様々なライフステージにお
ける健康教育のあり方、考え方を学ぶ。
【科目の概要】
個人・集団の健康を保持・増進するために、保健活動が行われる対象や場を理解し、行動変容の
理論をはじめ、看護職に必要な健康教育の基本を学ぶ。また学校、地域、事業所等における健康
づくりや保健指導の場面を設定した健康教育の課題演習を行い、ライフステージごとの支援スキ
ルを習得する。
【授業計画】
1
看護職の行う健康教育・保健指導および患者教育・家族支援
2
医療場面での患者教育・家族教育
3
健康教育の理論・行動変容
4
健康教育の方法
5
事業所における健康教育・保健指導
6
学校保健における健康教育
7
地域看護活動の展開:地域看護診断、健康相談
8
健康教育・保健指導演習(グループワーク)
9
健康教育・保健指導演習(グループワーク)
10 健康教育・保健指導演習(グループワーク)
11 健康教育・保健指導演習(グループワーク)
12 健康教育・保健指導演習(グループワーク)
13 健康教育・保健指導演習(グループワーク)
14 課題報告会
15 課題報告会
【評価方法】
講義・演習の出席および課題レポートにより総合的に評価する。
【テキスト】
最新 保健学講座<別巻1>健康教育論 メヂカルフレンド社
公衆衛生看護学 中央法規
その他、講義ごとにハンドアウトを配布する。
自習のための参考図書は、講義時に適宜紹介する。
126
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
国際看護比較論
講義
必修
1
8
3 年次 後期後半
担当教員
崔 明愛 (Myoung-Ae Choe)
桑野 紀子
【ねらい】
The purpose of this course is to promote understanding the new roles and responsibilities of
nursing in diverse eco-geological, socioeconomic, cultural and political contexts, and to gain
insights for cultural competency of transcultural nursing.
【科目の概要】
International comparisons of health issues, health care systems and human resources of
nations in different levels of development, and aid/relief networks interrelated with health and
nursing are presented and discussed.
【授業計画】
1,Brief summary of international nursing, MDGs, SDGs, population groups and health
problems
2, Culture and transcultural nursing
3, Global strategies for health for all
4, Global reproductive health & rights
5, Human resources for global health care
6, International relief organization; Red Cross
7, International relief organization; JICA
8, Health issues and strategies in foreigners of Japan
Examination
【評価方法】
Written test on course contents 60%
Assignment reports: Exercise questions (handwriting) 10%
Class attendance 30%
【テキスト】
Lecture materials are distributed at class room.
【その他】
Class is conducted in English.
127
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
国際看護学演習
演習
必修
1
8
3 年次 後期後半
担当教員
崔 明愛 (Myoung-Ae Choe)
桑野 紀子
【ねらい】
The purpose of this course is to develop perspectives on national, regional and global health
issues and strategies, to realize the roles and responsibilities of nursing in the development of
the strategic planning on nursing/health, and to develop global leadership potential in nursing
and health.
【科目の概要】
Students describe and analyze the health/nursing issues and strategies of a specific nation
through active participation in group work/study and presentation about their product from
group work.
【授業計画】
Activities:
Group work/study and presentations; carried out by students in groups of 6-7, according to
planned schedule.
Themes for the group works/studies and presentations;
Ⅰ. Health issues and strategies of a nation/population group
Ⅱ. Impact and context of the aid of JICA
Ⅲ. Human resources for health/nursing of a nation
【評価方法】
Reports; progress note, individual report (40%), presentation (verbal/visual aids) (30%),
Attendance and active participation for group work (30%)
【テキスト】
Reference and web site address are provided.
【その他】
Class is conducted in English. Seminar presentation by students is conducted in English.
128
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
看護と遺伝
講義
必修
1
8
3 年次 後期後半
担当教員
岩﨑
定金
松田
濱口
井原
川野
香子
香里
貴雄
和之
健二
由紀枝
【ねらい】
遺伝学の基礎およびヒトの遺伝病とその発現のしくみを理解し、看護者として、患者やその家族
が抱く疑問を理解するために必要な手助けができる能力と、患者に寄り添うための知識を得る。
【科目の概要】
メンデルの法則をはじめとする遺伝学の基本概念を十分理解したうえで、ヒトにおける遺伝子の
発現および調節のメカニズムを学習し、体質や個体差、さらに疾病発生における遺伝要因のかか
わりについて学ぶ。さらに医療現場で用いられている遺伝子解析技術についても知識を深める。
それらの知識をもとに、遺伝子疾患と遺伝カウンセリングの現場において遺伝学や遺伝子検査が
どのように応用されているのかについて学ぶ。
【授業計画】
1
遺伝学の基礎:遺伝学:メンデルとその後 1(定金) 第 2 巻 7 章を 2 回に分けて講義する
2
遺伝学の基礎:遺伝学:メンデルとその後 2(定金)
3
突然変異と修復、遺伝的多型(岩﨑) 第 3 巻 14 章、第 2 巻第 9 章 pp267-278
4
体質と遺伝、集団遺伝(岩﨑)
5
臨床遺伝・遺伝子診断(松田)
6
遺伝カウンセリング(濱口)
7
小児に関する臨床遺伝(井原)
8
出生前診断(川野)
【評価方法】
レポートによる評価
【テキスト】
定金:アメリカ版大学生物の教科書-第 2 巻分子遺伝学-:D.サダヴァ他著 講談社
岩﨑:アメリカ版大学生物の教科書-第 2 巻分子遺伝学、第 3 巻分子生物学-:D.サダヴァ他著
講談社
(参考図書:メディカル・サイエンス・インターナショナル 遺伝医学やさしい系統講義 18 講)
井原:参考図書:「トンプソン&トンプソン
遺伝医学」メディカル・サイエンス・インターナ
ショナル
川野:南江堂 遺伝医学への招待 改定第 4 版
他、必要に応じて参考書などを提示する。
129
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
看護科学研究
講義
必修
1
15
3 年次 後期後半
担当教員
佐伯
草野
野津
圭一郎,市瀬 孝道,岩﨑 りほ,
淳子,桑野 紀子,品川 佳満,
昭文,濱中 良志,樋口 幸,村嶋
幸代
【ねらい】
卒業研究および将来の臨床における看護研究に必要とされる基本的な考え方,知識,技術を修得
することを目標とする。
【科目の概要】
研究のプロセスに対応した,研究テーマの設定から文献収集,研究計画書の作成といった過程の
すすめ方,研究デザインの決定やデータ解析技法の知識と実践といった一連の内容を,多数の実
例を利用した一部演習も交えた講義により教授する。
【授業計画】
1.イントロダクション(佐伯)
看護研究の意義(村嶋)
2.研究の倫理と安全(市瀬)
3.質的研究(岩崎)
4.実験研究(濱中)
5.文献研究(草野)
6.調査研究(桑野)
7.文献検索と読み取り(佐伯)
8.統計学の考え方(野津)
9.データ解析の方法(野津)
10.研究計画の作成(佐伯)
11.論文の書き方,発表の仕方(樋口)
12.文献検索&抄読演習 1(佐伯)
13.文献検索&抄読演習 2(佐伯)
14.データ解析演習 1(野津,品川)
15.データ解析演習 2(野津,品川)
※12,13 と 14,15 の演習については全体を 2 グループに分けて実施する(一方のグループについ
ては 14,15,12,13 の順で実施することになる)。
【評価方法】
すべて出席することが評価の前提である。理由に依らず,講義や演習に参加できなかった場合は,
その回の講師に至急連絡して指示を受けること。
評点の重み付けは,出席 60%,課題・レポート 40%とする。なお,課題もしくはレポートは 8 回
程度の予定である。
【テキスト】
ハンドアウトを配布する。
参考図書等は別途指示する。
130
(7)
4年次開講科目
前期開講
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
応用生体機能反応論
講義
必修
1
15
担当教員
濱中
市瀬
吉田
開講年次
4 年次 前期後半
・後期前半
良志
孝道
成一
【ねらい】
看護実践に役立つ解剖生理・臨床病理・臨床薬理を学ぶ
【科目の概要】
1 年次に学んだ生体の構造・機能・代謝の知識を実際の医療看護分野で利用するための応用力、
実践力を養う。臨床病理では幾つかの症例を取り上げて臨床データ、病理解剖所見や病理組織所
見から疾病の全体像を理解する。臨床薬理ではいくつかの症例を取り上げて、臨床で用いる医薬
品の特徴や選択法などについて学ぶ。
【授業計画】
1.消化器系
2.呼吸器系
3.循環器系
4.神経系
5.その他
6.症例 1、2
7.症例 3
8.症例 4
9.症例 5
10.B 型肝炎の歴史と教訓
11.高血圧治療薬
12.糖尿病治療薬
13.抗菌薬
14.アレルギー疾患治療薬
15.その他の治療薬
【評価方法】
レポートと出席
【テキスト】
なし
131
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
総合人間学
講義
必修
1
8
担当教員
藤内
開講年次
4 年次 前期後半
・後期前半
美保
【ねらい】
人間性の育成の集大成として、人間として、また医療従事者として、備えておくべき豊かな知性
と感性を養う。
【科目の概要】
さまざまな分野で活躍し、かつ造詣の深い講師の方々から、ものの見方や考え方を学ぶ。
講義は訓話・講演形式で行う。
【授業計画】
1~8 回
県内、県外の外部講師による講義
【評価方法】
出席状況、レポート
【テキスト】
必要時、ハンドアウト配布
132
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
看護管理学概論
講義
必修
1
15
4 年次 前期前半
担当教員
福田
伊東
吉川
広美
朋子
加奈子
【ねらい】
看護管理の概念を理解し、看護を提供するための「しくみ」について学び、看護職として看護実践
のマネジメントについて考える。
【科目の概要】
看護の対象となる人々に有効で良質な看護を提供するための方策である看護管理システムの諸相
を学ぶ。管理の概念と看護管理の変遷を振り返りながら、看護領域独自の看護管理のあり方を学
び、組織の一員としての関わり方を理解する。
【授業計画】
1
看護管理とは マネジメントとは
2
組織の成り立ちとマネジメント
3 看護の組織化と看護職の役割
4
リーダーシップとマネジメント
5
看護職者の基本的責務
保健師助産師看護師法、人材確保法
6
看護をめぐる保健医療福祉制度と政策
7
安全管理(医療事故とリスクマネジメント)
8
安全管理(業務上の危険因子とその対応)
9
医療福祉施設における看護サービス提供体制
看護提供体制 看護必要度と看護人員配置
10 看護業務基準と労務管理
11 看護基礎教育~新人看護職員研修制度
12 看護職の拡大する役割と資格認定制度
キャリア開発
13 看護の質評価
14 看護管理研究とその活用
15 看護管理実習のすすめ方
試験
【評価方法】
出席、講義への参加態度、提出物、および試験により総合的に評価する。
【テキスト】
医学書院 系統看護学講座 統合分野 看護管理 看護の統合と実践①
133
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
第 3 段階看護技術演習
(4 年次生)
演習
必修
1
15
4 年次 前期・後期
担当教員
石田
野津
緒方
佳代子,佐伯 圭一郎,品川 佳満,
昭文,赤星 琴美,川崎 涼子,
文子,佐藤 愛
【ねらい】
3 年次までに学んだ基礎看護技術を E ラーニングを通して主体的かつ計画的に再学習することで
総合的に強化し、予防的家庭訪問等での実践に活かす。
【科目の概要】
看護技術習得確認シートの卒業時到達目標 AA の看護援助技術に必要な知識試験を E ラーニング
を用いて行い、予防的家庭訪問の対象への看護援助につなげる。
【授業計画】
1
オリエンテーション
2-10
E ラーニングによる知識確認
11-15
予防的家庭訪問での援助の実施
【評価方法】
1)ナーシングスキル 45 課題が 100 点で終了していること
2)課題レポート
3)予防的家庭訪問の提出レポート
オリエンテーションで資料を配付し説明するので出席すること
【テキスト】
特になし
【その他】
E ラーニングの実施及び予防的家庭訪問の履修状況により総合的に評価認定する。
134
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
看護スキルアップ演習
演習
必修
1
15
担当教員
藤内
開講年次
4 年次 前期後半
・後期前半
美保
【ねらい】
基礎看護教育の総仕上げとして、人間科学講座の専門基礎科目と看護の専門科目で学んだ知識・
理論を有機的に統合し、適切なアセスメント能力および看護技術を提供できる能力を養う。
【科目の概要】
科目の目標を以下に示す
1)医療・保健現場において遭遇しやすい事例(成人老年、小児、母性、精神、在宅)を通して、
多角的な見方や論理的な考え方を深め、適切にアセスメントする能力を身につける。
2)検討した事例について、根拠に基づき、対象者のニーズや状況にあわせて判断し、安全安楽
な看護技術を提供できる。
3)発表後のディスカッションを通じて、自らのグループを含む全てのグループの発表を適切に
評価する。さらにディスカッションの結果を踏まえて復習を行い、学習を深める。
【授業計画】
1~2 オリエンテーション
3~9 グループワーク
10~15 ロールプレイによる発表
【評価方法】
1)出席状況
①原則として全回出席とする。
②就職の理由で欠席する場合は、事前に所定の用紙(所属研究室教員の確認、押印が必要)を単
位責任教員まで提出すること。
2)発表資料および発表(プレゼンテーション)の内容
3)発表後の討論への参加度
4)レポート
【テキスト】
135
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
卒業研究
演習
必修
5
100
4 年次 前期・後期
担当教員
藤内
美保
【ねらい】
個々の学生が指導教官と相談のうえ研究テーマを選び、既修の知識・技術をもとに、論文作成・
研究発表の体験を通して、研究テーマの中の問題解決や仮説を検証するために必要かつ適切な研
究方法とは何かを学び、将来の研究活動の基本を修得する。
【科目の概要】
学生は、配属された研究室で教員の提示する研究テーマを参考に、自分の取り組むテーマを選択
し、研究方法、論文作成、研究発表の指導を受ける。
【授業計画】
1. 研究室配属
平成 28 年 2 月 1 日(月)
2. 卒業研究テーマ提出
平成 28 年 3 月 31 日(木)
3. 卒業論文要旨提出
平成 28 年 12 月 1 日(木:17:00)
4. 表用パワーポイント提出
平成 28 年 12 月 5 日(月:17:00)
5. 卒業論文提出
平成 28 年 12 月 6 日(火:17:00)
5. 卒業研究発表会
平成 28 年 12 月 7 日(水),8 日(木)
【評価方法】
【テキスト】
【その他】
学生は配属研究室の教員の指示に従うこと。
136
(8)
4年次開講科目
後期開講
科目名
授業形態
必修選択
単位
授業回数
開講年次
医療福祉と人権
講義
選択
1
8
4 年次 後期前半
担当教員
平野
亙
【ねらい】
看護専門職として、また市民として必要な人権感覚を身につけるとともに、倫理的意思決定に必
要不可欠な人権とその課題について詳しく学ぶ。
【科目の概要】
人権という、重要であるが一般にあまりなじみのない概念を整理し、憲法をはじめ諸法に規定さ
れた事柄だけでなく、その本質的な意義と役割について理解できるよう、医療福祉に関する領域
における人権課題とその解決への道筋について講義する。看護専門職に必要な人権感覚の涵養の
ため、具体的事例をもとに討論を行う。
【授業計画】
1
人権 その概念と意義
2 医療・福祉における人権課題
3 「人格」と自由権
4 「社会権」 ~「生存権」と社会保障
5 子どもの人権
6 高齢者の人権
7 障がい者の人権
8 患者の権利
【評価方法】
出席(20%)およびレポート(80%)により総合的に評価する。
【テキスト】
講義ごとにハンドアウトを配布する。
【その他】
参考図書
患者の権利オンブズマン編「Q&A医療・福祉と患者の権利 第2版」(明石書店)
137
138
2
健康科学実験
1
健康科学実験のねらい
基本的な実験演習や測定を通して、人の身体、健康に関係した事項や人間
をとりまく自然環境に関する基本的な現象を体得し、理解を深める。基本的
な 10 項目について生体科学、生体反応学、環境保健学および健康運動学の
講義・演習などで学んだことを中心に実験テーマを設定し、8 つのグループ
でローテーションをしながら実験を行う。
2
実験日程および場所
開講年次:2 年次
日
時:後期
10 月 5 日~12 月 7 日(水・木・金 3~5 時限)
1 月 11 日~ 2 月 22 日(水・金 3~5 時限)
※水曜日は予防的家庭訪問実習の場合がある。
※詳細な日程は、別途配布される健康科学実験テキストを参照してください。
場
3
所:第 1 実験室、第 2 実験室、健康増進室など
健康科学実習の担当科目群
生体科学 (濱中
生体反応学(市瀬
健康運動学(稲垣
環境保健学(甲斐
4
良志、安部 眞佐子、岩崎 香子)
孝道、吉田 成一、定金 香里)
敦)
倫明、小嶋 光明、恵谷 玲央)
単位
2 単位
評価方法:すべての実験に出席することを必要とする。実験中の態度,提出
課題を総合して評価する。
139
5
実験の概要
実験テーマ
実
験
内
容
顕微鏡を用いて生体組織の微細構造を観察し、その組織
組織学実習
科目群担当
生体科学
特有の構造と機能の関連性について理解を深める。さらに
その構造が破綻した場合の組織機能異常についても考察す
る。
心電図
1.
心電図の成り立ちを学ぶ。
2.
12 誘導心電図の取り方を学ぶ。
3.
四肢誘導心電図より心拍数の計測を学ぶ。
4.
四肢誘導心電図より QRS 時間、PQ 時間、QTc 時間の
計測を学ぶ。
5.
人体解剖見
学実習
四肢誘導心電図より電気軸の計測を学ぶ
複雑な人体の構造を講義や教科書やスライドだけでは立
体的に理解することは非常に困難である。大分大学医学部
の解剖実習用の御献体を見学することにより人体の複雑で
多様な構造に対する理解を深める。
食物栄養学
実習
健康を維持増進させるために有効な食事について学ぶ。
特に、生活習慣病予防として減塩を考慮した食事の摂り方
を、食品の分析と現在の自分の食事中の塩分量計算と尿中
のナトリウム濃度の測定をとおして理解する。さらに、嚥
下困難者のための嚥下補助食品をとりあげ、物性を観察し
試食することによって理解を深める。
1. 塩分計を用いた食物中の塩分の測定
2. 減塩のための工夫
3. 随時尿中ナトリウム濃度測定と前日の食事中塩分計算
4. 嚥下困難者のためのとろみのつけ方
5.とろみの簡易測定
血液検査
貧血や感染症の検査としてごく一般的に行われている
赤・白血球数の測定、ヘマトクリット値の測定、CRP 検査
を行う。また、より血球系への理解を深めるために赤血球、
白血球(末梢血球および組織球)の形態観察を行う。
基礎微生物
学実験
細菌の培養、定量、同定、各種抗生物質に対する感受性
試験などの実験を通じて、身の回りの微生物の理解を深め
る。実験では落下菌や常在細菌等を培養、染色して、顕微
鏡観察等によって細菌の定量、同定を行う。
ラットの解
剖
人体の構造を知るための実験として、ヒトと同じ哺乳類
であるラットを解剖し、臓器の形、位置関係、色、大きさ
等を観察・測定すると共に、生きた臓器の感触を実際に触
れて理解する。
140
生体反応学
最大下負荷
による呼吸
循環器系持
久力の測定
放射線
運動処方の基礎として、自転車エルゴメーターを用いた最
大下負荷法で、呼吸循環器系持久力を評価する。検者と被
験者の両方を体験する。グラフを作成し、最大酸素摂取量
を計算して自己評価し、レポートにまとめる。
バックグラウンド放射線の測定を行ない、日常的に放射
線を受けていることを理解する。また、移動型 X 線装置を
用いて、装置周辺の線量率を測定し、患者を介助する看護
師の被ばくについて考える。
染色体異常
放射線を照射した抹消血リンパ球の染色体標本を検鏡
し、正常および異常な染色体像を観察する。また、ダウン
症候群の患者の核型分析を行い、染色体の数的異常につい
て学ぶ。
測定誤差
健康運動学
血圧計と体温計のランダム誤差とシステム誤差を学ぶ。
とくに、測定条件による変動やデジタル機器のもっている
特性を理解する。
141
環境保健学
142
3
看護学実習
1
看護学実習のねらい
看護は生きている人間そのものに関わり、人間関係の相互作用を基盤にして繰り広げられる援
助のプロセスである。看護は理論として学ぶだけでなく、実体験に基づいた学習を行うことが重
要であり、看護学実習を行うことで理論と実践が統合することを実感し、総合的に看護が行える
ようになる。看護学実習は、家庭、施設、地域などの幅広い領域において、人々の多様な健康ニ
ーズに貢献することができる看護者を養成するための、重要な学習の機会である。
本学では 4 年間の看護学実習を通して以下のことをねらいとする。
(1)個々の対象を尊重しながら、主体的に発展的な人間関係を築くよう努め、対象を総合的に理解
する能力を養う。
(2)個々の対象の健康レベルやライフステージにおける心身の状態や生活を理解し、その対象に応
じた適切な看護を科学的な判断に基づいて実践する能力を養う。
(3)保健・医療・福祉分野における関連職種の役割や活動を理解し、他職種との連携や社会資源の活
用を通して看護専門職の役割を考える。
看護学実習は、4 年間を通して段階に分けられ、学習レベルに応じた実習を段階的に順次行っ
ていくよう組み立ててある。実習では、その時期の講義との関連性を認識しながら、さらに次の
段階への講義・実習にも結びつけていけるよう、自主的・積極的に取り組むことが求められる。
143
2
今年度の実習日程
学年次
実習段階
実習科目
1 年次
第 1 段階
初期体験実習
平成 28 年 7 月 11 日(月)~7 月 15 日(金)
1 週間
第 2 段階
基礎看護学実習
平成 29 年 1 月 10 日(火)~1 月 23 日(月)
2 週間
2年次
第 3 段階
看護アセスメント学実習
平成 28 年 12 月 9 日(金)~12 月 22 日(木)
2 週間
3 年次
第 4 段階
老年看護学実習
平成 28 年 5 月 23 日(月)~5 月 27 日(金)
*予防的家庭訪問実習を含む
通年
第 4 段階
成人看護学急性期実習
成人・老年看護学慢性期
実習
平成 28 年 9 月 2 日(金)~11 月 25 日(金)
第 4 段階
小児看護学実習
平成 28 年 9 月 2 日(金)~11 月 25 日(金)
保育所実習
4年次
実習期間
平成 28 年 7 月 21 日(木)~8 月 5 日(金) (3 日間)
週数
12 週間
第 4 段階
母性看護学実習
平成 28 年 9 月 2 日(金)~11 月 25 日(金)
第 4 段階
精神看護学実習
平成 28 年 9 月 2 日(金)~11 月 25 日(金)
第 5 段階
地域看護学実習
平成 28 年 5 月 9 日(月)~6 月 14 日(火)
2 週間
在宅看護論実習
平成 28 年 5 月 9 日(月)~6 月 14 日(火)
2 週間
6 月 13 日(月)、6 月 14 日(火)学内まとめ
第 6 段階
1~4
年次
総合看護学実習
平成 28 年 6 月 20 日(月)~7 月 8 日(金)
予防的家庭訪問実習
通年でグループ毎に1名 4 回以上訪問
第2段階以降の実習履修に際しては下表の要件を充たす必要がある。
実習段階
修得済あるいは修得見込であることが必要な科目
第 2 段階実習
看護学概論,生活援助論,第1段階実習
第 3 段階実習
看護理論入門,医療技術論,看護疾病病態論 I・Ⅱ,ヘルスアセスメント,看護
アセスメント概論,看護アセスメント演習,第 2 段階実習
第 4 段階実習
第 3 段階実習,および当該実習に関連するすべての専門科目、第 2 段階看護
技術演習
第 5 段階実習
第 4 段階実習,および当該実習に関連するすべての専門科目
第 6 段階実習
第 5 段階実習
144
3 週間
なお、留年学生が実習を履修する場合は、当該実習開始までに、以下の科目を再度学習し
なければ実習することはできない。
※詳細は各担当教員から別途指示を受けること。
1)第2段階実習
・生活援助論
2)第3段階実習
・看護アセスメント概論
・看護アセスメント演習
3)第4段階実習
・成人・老年看護学演習
・小児看護学演習
・母性看護学演習
・精神看護学演習
4)第5段階実習
・在宅看護論
・健康支援論
3
評価方法
実習内容、出席日数、実習態度およびレポートなどにより評価する。出席日数は 100%出
席することを原則とする。
4
3年次における第4段階実習の単位認定について
3年次に行われる老年看護学実習は予防的家庭訪問実習を含んだ単位認定とする。
さらに成人看護学急性期実習、成人・老年看護学慢性期実習、小児看護学実習、母性看護学
実習、精神看護学実習の 5 科目の実習のうち、1 つ以上の単位が修得できない場合は、5 科目
すべての実習単位は認めないこととする。したがって、次年度は 5 科目すべての実習を履修
しなければならない。
145
5
看護学実習の概要
実習科目
実習のねらい
実習場所
科目責任者
第1段階
第2段階
第3段階
早期に学外に出て、看護の現場を体験することで、看護とは 大分県立病院
何かを考え、自ら看護の力を身につけようとする自律性を育む 大分赤十字病院
大分市医師会立アル
ための実習である。看護体験によってその後の学習の動機づ メイダ病院
けとキャリアパスを視野に入れた将来像に多様性をもたせる。 他 11 施設の病院
伊東 朋子
看護の対象としての人間を理解し、1 人の患者を受け持ち、
看護の概念や知識、技術を活用しながら看護を実践する。大分県立病院
大分赤十字病院
実践した看護を振り返り、専門職として成長し、発展して 大分市医師会立アル
いく姿勢を自己形成する。看護の魅力を発見し、自己の看 メイダ病院
護師像を形成しながら、今後の学習意欲を高める。
伊東 朋子
対象者の身体面、心理面、社会面の状態を総合的に捉え、大分県立病院
看護アセスメント
大分赤十字病院
看護診断を明らかにし、看護過程を展開する基礎的能力を 大分大学医学部附属
学実習
習得する。
病院
藤内 美保
初期体験実習
Early Exposure
基礎看護学実習
老年看護学実習
施設に入所している高齢者およびデイケア・デイサービスを利用
する地域高齢者の生活の理解と、生活の維持・向上をめざした援
助を通して老年看護の専門性と役割を学ぶとともに、高齢者を支
援するシステムと多職種連携を学ぶ。予防的家庭訪問実習を含む
もので、両者の実習を繋げ深める。
介護老人福祉施設
介護老人保健施設
富士見ヶ丘、野津原
町の高齢者の家庭
小野 美喜
大分県立病院
成人看護学急性期
実習
急性期にある成人期の対象を身体的、心理的、社会的、精神
大分市医師会立アル
的側面から総合的に理解し、合併症予防など急性期に特有
メイダ病院
の健康問題に応じた看護を実践できる。
小野 美喜
大分赤十字病院
大分県立病院
第4段階
成人および老年期の慢性疾患をもつ対象の特性をふまえ、疾
成人・老年看護学慢
大分市医師会立アル
患コントロールをしながら個別性を尊重した生活を援助できる
メイダ病院
性期実習
看護実践能力を養う。
小野 美喜
大分赤十字病院
第5段階
第6段階
小児看護学実習
健康児の発達段階における特徴や個人差を考慮した日常生
保育所
活への援助方法を通して保育の役割を学ぶ。健康障害のある
大分県立病院
小児の療養生活における看護上の問題に対する援助活動を
別府発達医療センター
通して、小児と家族への看護の役割を学ぶ。
高野 政子
母性看護学実習
ウェルネスの視点で妊娠・分娩・産褥各期の母体と胎児または
大分県立病院
新生児の生理的変化や心理・社会的特徴を理解し、母子及
堀永産婦人科医院
びその家族のセルフケア能力や親役割獲得などの援助を学
大分市医師会立アル
ぶ。生命誕生に関わる母性看護領域における看護職の役割
メイダ病院
について考え、生命の尊厳について認識を深める。
林
精神看護学実習
対象者の精神的健康に焦点を当てた看護をするために、対 大分丘の上病院
象者の理解、自己理解、および対象者と自分との相互関係 障害者福祉施設
の理解について、実践的に学ぶ。地域における精神保健医 大分下郡病院
衛藤病院
療の現状を知り、今後の課題を考える。
影山 隆之
在宅看護論実習
疾病や障害をもちながら地域で生活する人々とその家族
に対するケースマネジメントを通して、訪問看護の必要性
訪問看護ステーション
と援助方法、多職種間との連携・協働、および社会資源の
活用について理解する。
福田 広美
地域看護学実習
地域看護の対象となる個人、家族、社会集団への看護活動を 保健所
通して、保健・医療・福祉システムの現状および地域看護のあ 市町村
り方を学ぶ。
赤星 琴美
総合看護学実習
第1段階~第 5 段階までの看護学実習の体験から自らが希望 学生の希望する大分
する領域を選択し、その分野での看護を通して、専門職として 県下の約 40 施設
の自覚を高める。
藤内 美保
予防的家庭訪問
4 年間を通して、地域に住む高齢者の家庭を訪問し、健康や 富士見ヶ丘、野津原
生活について学ぶと共に、地域の再生・活性化を支援する。ま 町に住む高齢者の家
た世代や学年を超えた支えあいの大切さを学ぶ。
庭
実習
146
猪都子
看護技術修得プログラム(統合科目)
1.
趣旨
2011年度(平成23年度)から本学は看護師のみの教育を全国に先駆けてスタートさせた。
本プログラムは、看護師の基盤となる知識・技術を着実に習得し、卒業後も自己研鑽しつ
づける能力を身につけることを目的としている。
看護専門職者としての基礎能力、国家資格を有した看護職者として修得しなければなら
ない基本的な看護実践能力にもとづく卒業時の到達目標を土台とし、4年間の看護師教育の
充実性を含んだ到達目標である。
2.
ねらい
この看護技術修得プログラムは統合科目として位置づけられる。卒業時にすべての学生が、
看護実践の基本的能力として幅広い視野から人間と人間生活を理解し、倫理観をもって行動
する態度と姿勢を確実に身につけること、さらに、自己研鑽しながら看護実践能力を高めて
いく姿勢をもつことをねらいとしている。
3.
目的
確かな専門性と豊かな人間性を兼ね備えた資質の高い看護実践を実施できるための知識・
技術、および判断能力を身につける。
4. 構成
1)ファーストステップ (第1段階看護技術演習
1単位)
(1) 目的:対象への日常生活援助を一人で実施できる能力を身につける。
(2) 時期:2 年生 1~2 月(第 3 段階実習終了後、評価日は原則として 2 月第 3 週)
2)セカンドステップ (第2段階看護技術演習 1単位)
(1) 目的:対象への安全・安楽に配慮し、専門領域別の基礎看護技術の実践能力を身に
つける。
(2) 時期:3 年生 7 月~9 月(第 4 段階実習前 チェック日は原則として 9 月 1 週目)
3)サードステップ (第 3 段階看護技術演習 1単位)
(1) 目的: これまでに学んだ基礎看護技術を、E ラーニングを通して主体的かつ計画的
に再学習することで、総合的に強化し、予防的家庭訪問等での実践に活かす。
(予防的家庭訪問実習を含む)
(2) 時期:4 年生 4 月~12 月(通年)
4)フォースステップ (卒業前の看護技術演習)
(1) 目的:基礎看護技術のうち、習得度が低い項目について、正確な知識、状況判断に
基づいた的確な実践能力を養い、卒後への自信を深める。
(2) 時期:4 年生 2 月
147
看護技術修得プログラムの構成図
148
予防的家庭訪問実習
科目名:予防的家庭訪問実習
授業形態:実習
選択必修:必修
単位:1 単位/各年次
開講年次:1~4 年次
◎実習理念
本実習は、野津原地区と富士見が丘団地に住む、75 歳以上の方が、健康で長く地域で暮らせる
よう、継続的な家庭訪問実習を通じて、よりよい生活や健康の実現をめざす。実習の理念は以下
のとおりである。
1) 看護学生が予防的な家庭訪問を通じて地域に住む高齢者の健康や生活を学ぶ。
2) 高齢者が自立して自宅で暮らすことができるよう、機能低下予防対策を実践し、高齢者の
健康をとおして、地域の再生・活性化に貢献する。
3) 看護学生が家庭訪問を通じて、学年を超えた支えあいの大切さを学ぶ。
◎各学年の実習目標
1) 1 年次生は、在宅で生活する協力者とコミュニケーションをとることができ、地域で生活
する人の全体像を理解する。グループのメンバーとして協力し支える。
2) 2 年次生は、担当する協力者を生活者の視点でとらえ、健康や生活の在り様をアセスメン
トできる。また、その方法を他学年と共有する。グループのメンバーとして協力し支える。
3) 3 年次生は、担当する協力者の健康や生活に関するアセスメントに対し、必要な援助を考
え実施しながら、グループのサブリーダーとして、その方法を他学年と共有し、継続した
援助を実践する。
4) 4 年次生は、担当する協力者の健康や生活に関するアセスメントや実践を展開しながら、
その方法をグループのリーダーとして他学年と共有し、継続した援助を実践する。
◎授業計画
●学年 1~4 年次生
各学年 1~2 名程度、合計 4~5 名を 1 グループとし対象者 1 名を継続的に担当する
●対象者
野津原地区と富士見が丘団地に住む年齢 75 歳以上の方(非介護認定者・要支援者を含む)の
うち本実習の協力に承諾が得られた方
●単位認定
実習オリエンテーション、家庭訪問、地域交流会への出席、態度、記録および参加状況を単
位認定の評価対象とする。
・家庭訪問回数は 1~2 か月に 1 回を目安とする(4 年間継続)
単位認定の条件として以下の家庭訪問を行うこと。
※1~4 年次生は 4 月以降に家庭訪問を開始し、4 回/年以上とする。
※日程調整に関するルール
本実習は必修科目であり、他の講義や実習と同様の扱いとなる。
家庭訪問日の日程調整において私的な所用の優先は認めない。
149
・平成 28 年度の本実習の単位科目について
カリキュラムの移行に伴い、3,4 年次生の実習は以下の科目の中に含まれる。
1,2 年次生は、授業科目の紹介のページを参照すること。
1 年次生:予防的家庭訪問実習(1 年次)
2 年次生:予防的家庭訪問実習(2 年次)
3 年次生:老年看護学実習
4 年次生:第 3 段階看護技術演習(4 年次生)
・単位認定研究室
1 年次生:保健管理学研究室、生体科学研究室
2 年次生:看護アセスメント学研究室、生体反応学研究室
3 年次生:成人・老年看護学研究室、環境保健学研究室
4 年次生:地域看護学研究室、健康情報科学研究室
・各学年の履修要件
進級をもって予防的家庭訪問実習の履修要件とする。
・休学・留年について
➤休学者は、復学後に休学前と同じグループで、予防的家庭訪問実習を行う。
➤グループ内で休学者が出た場合は、残りの学生で実習を行う。
➤留年者は、当該学年において、予防的家庭訪問実習の単位が取れている場合は、同グループで
任意で実習を行う。当該学年の予防的家庭訪問実習の単位が取れていない場合は、同じグルー
プで予防的家庭訪問実習を継続する。
※詳細は各担当教員から別途指示を受けること。
150
Ⅴ
教員一覧
教員一覧について
※顔写真、教育・研究活動、プライベート、学生へのメッセージといった内容が記載
されている詳細な教員プロフィールは、本学ホームページの学生のページ(学内専
用)から SYLLABUS 授業ガイドの「教員プロフィール」に掲載されています。
※教員のメールアドレスには”gm”が無いことに注意して下さい。
理事長,学長
内線番号
村嶋
幸代 (むらしま さちよ)
[email protected]
学長,理事長
4310
人間科学講座
[科目群名] 生体科学
内線番号
教授
濱中
良志 (はまなか りょうじ)
[email protected]
4425
准教授
安部
眞佐子(あべ まさこ )
[email protected]
4426
学内講師
岩崎
香子 (いわさき よしこ)
[email protected]
[科目群名] 生体反応学
教授
市瀬
吉田
孝道 (いちのせ たかみち)
成一 (よしだ せいいち)
[email protected]
学内講師
定金
香里 (さだかね かおり)
[email protected]
[科目群名] 健康運動学
教授
稲垣
敦
4427
内線番号
[email protected]
准教授
学生生活支援委員会
4430
4431
4432
内線番号
(いながき
あつし)
[email protected]
151
4485
[科目群名] 人間関係学
准教授
吉村
匠平
内線番号
(よしむら
しょうへい)
4475
[email protected]
准教授
関根
剛
(せきね
つよし)
学生生活支援委員会
[email protected]
助手
森田
慶子 (もりた けいこ)
4477
[email protected]
[科目群名] 環境保健学
教授
甲斐
内線番号
倫明 (かい みちあき)
4435
[email protected]
准教授
小嶋
光明 (おじま みつあき)
学生生活支援委員会
[email protected]
助手
恵谷
玲央 (えたに れお)
[email protected]
[科目群名] 健康情報科学
教授
佐伯
品川
圭一郎(さいき けいいちろう)
佳満 (しながわ よしみつ)
[email protected]
助教
野津
昭文 (のつ あきふみ)
[email protected]
[科目群名] 言語学
教授
Gerald Thomas Shirley
宮内
(ジェラルド トーマス シャーリー)
信治 (みやうち しんじ)
[email protected]
助手
馬場
4436
4410
4412
4473
内線番号
[email protected]
准教授
4437
内線番号
[email protected]
准教授
4476
奈穂 (ばば なほ)
[email protected]
152
4481
4480
2454
基礎看護科学講座
[科目群名] 基礎看護学
准教授
伊東
内線番号
朋子 (いとう ともこ)
4470
[email protected]
講師
秦
さと子 (しん さとこ)
4471
[email protected]
助教
巻野
雄介
(まきの
ゆうすけ)
学生生活支援委員会
[email protected]
助教
石丸
智子 (いしまる ともこ)
4472
[email protected]
助手
麻生
優恵 (あそう ゆみえ)
4472
[email protected]
[科目群名] 看護アセスメント学
教授
藤内
内線番号
美保 (とうない みほ)
学部長,理事
[email protected]
准教授
石田
佳代子(いしだ かよこ)
山田
貴子 (やまだ たかこ)
4467
[email protected]
助手
田中
佳子 (たなか けいこ)
[email protected]
153
4466
4465
[email protected]
助教
4472
就職支援委員会
4467
専門看護学講座
[科目群名] 成人・老年看護学
教授
小野
内線番号
美喜 (おの みき)
4461
[email protected]
准教授
森
加苗愛 (もり かなえ)
4313
[email protected]
助教
堀
裕子 (ほり ひろこ)
4460
[email protected]
助教
中釜
英里佳(なかがま えりか)
4463
[email protected]
助教
河野
優子 (こうの ゆうこ)
学生生活支援委員会
[email protected]
助手
西部
由里奈(にしべ ゆりな)
4463
[email protected]
助手
川村
4463
弘樹(かわむら ひろき)
4463
[email protected]
NP コース担当
助教
甲斐
博美 (かい ひろみ)
[email protected]
助手
後藤
朋子(ごとう ともこ)
[email protected]
[科目群名] 小児看護学
教授
高野
内線番号
政子 (たかの まさこ)
4420
[email protected]
講師
草野
淳子 (くさの じゅんこ)
4421
[email protected]
助手
足立
綾
(あだち
あや)
[email protected]
154
就職支援委員会
4422
[科目群名] 母性看護学
教授
林
内線番号
猪都子 (はやし いとこ)
学生生活支援委員会
[email protected]
助教
江藤
由布子(えとう ゆうこ)
4408
[email protected]
助手
葛城
幸江
(かつらぎ
ゆきえ)
4402
[email protected]
[科目群名] 助産学
教授
梅野
内線番号
貴恵 (うめの よしえ)
就職支援委員会
4406
学生生活支援委員会
4404
[email protected]
助教
樋口
幸
(ひぐち
さち)
[email protected]
助教
安部
真紀 (あべ まき)
4403
[email protected]
[科目群名] 精神看護学
教授
影山
内線番号
隆之 (かげやま たかゆき)
研究科長,理事
4416
就職支援委員会
4417
[email protected]
講師
杉本
圭以子(すぎもと けいこ)
[email protected]
助教
後藤
4405
成人 (ごとう なると)
[email protected]
155
4415
広域看護学講座
[科目群名] 保健管理学
教授
福田
内線番号
広美 (ふくだ ひろみ)
4451
[email protected]
准教授
平野
亙
(ひらの
わたる)
4450
[email protected]
助教
佐藤
弥生 (さとう やよい)
4452
[email protected]
助手
吉川
加奈子(よしかわ かなこ)
4452
[email protected]
[科目群名] 地域看護学
准教授
赤星
内線番号
琴美 (あかほし ことみ)
4456
[email protected]
准教授
川崎
涼子 (かわさき りょうこ)
4455
[email protected]
助教
緒方
文子 (おがた あやこ)
[email protected]
助手
佐藤
愛
(さとう
あい)
[email protected]
助手
稗田
朋子 (ひえだ ともこ)
[email protected]
[科目群名] 国際看護学
教授
崔
明愛
桑野
4457
4457
4457
内線番号
(Myoung-Ae Choe)
[email protected]
講師
就職支援委員会
紀子 (くわの のりこ)
[email protected]
156
4440
4487
その他
内線番号
助教
岩﨑
りほ (いわさき りほ)
[email protected]
就職相談員
小川
三代子(おがわ みよこ)
[email protected]
157
看護研究交流センター
4346
2538
平成 28 年度非常勤講師一覧
氏名
松田
担当科目
美香
開講時期
現職
言語表現法
1年次
前期
別府大学
教授
劉
美貞
韓国語
1年次
前期
大分大学
韓国語担当
西
英久
哲学入門
1年次
前期
大分大学
医学部
非常勤講師
教授
石本
田鶴子
大学ナビ講座
1年次
前期
コミュニケーションオフース taz 代表
大杉
至
社会学入門
1年次
後期
大分大学
教授
二宮
孝富
法学入門(日本国憲法)
1年次
後期
大分大学
名誉教授
足立
恵理
文化人類学入門
1年次
後期
特定非営利活動法人 国際理解教育センター
運営委員・研究員
西園
晃
微生物免疫論
1年次
後期
大分大学
医学部
麻生
良太
教職概論
1年次
後期
大分大学
准教授
堀本
フカヱ
教職概論
1年次
後期
福岡県立大学看護学部
元准教授
横山 秀樹
教職概論
1年次
後期
福岡市立照葉小中学校
元副校長
宮本
修
音楽とこころ
2年次
前期
大分県立芸術文化短期大学
特任教授
澤田
佳孝
美術とこころ
2年次
前期
大分県立芸術文化短期大学
名誉教授
鈴木
篤
教育学概論
2年次
前期
大分大学
准教授
生徒指導
2年次
前期
大分大学
准教授
教育相談
2年次
前期
学校教育心理学
2年次
後期
長谷川
祐介
教授
関口
洋美
河野
伸子
教育相談
2年次
前期
大分大学
飯田
法子
教育相談
2年次
前期
別府大学短期大学部
藤田
文
学校教育心理学
2年次
後期
大分県立芸術文化短期大学
今井
航
教育課程論
2年次
後期
別府大学
久美
災害看護論
3年次前後期
社会医療法人敬和会大分岡病院 看護師(外来主任)
松
大分県立芸術文化短期大学
准教授
准教授
准教授
教授
准教授
松田
貴雄
看護と遺伝
3年次
後期
国立病院機構
濱口
和之
看護と遺伝
3年次
後期
大分大学
医学部
教授
井原
健二
看護と遺伝
3年次
後期
大分大学
医学部
教授
川野
由紀枝
看護と遺伝
3年次
後期
大分大学
医学部附属病院
西別府病院婦人科
医長
遺伝子診療室
「授業科目の紹介」掲載順
158
講師