ワイン頒布会 NO. 157! 2010/11 2010 BEAUJOLAIS NOUVEAU 太陽のもとで収穫は終了 果実味豊かで、 立った果実味(キイチゴ、カシス、スグリ)が支配 的な、ガ 滑らかでバランスの取れたワイン メイ種の典型的な特徴が見られるであろう。 2010 年 10 月 ボージョレーの 12 の AOC(ボージョレー、ボージョレー・ 12 日付けボージョレーワイン委員会プレスリリースより ヴィラージュ、クリュ・デュ・ボージョレー)の 2010 年ヴ ィンテージの特徴をより正確に把握するためには、まだ数 日待つ必要があるだろう。 収穫は 9 月 13 日に始まり、10 月 6 日頃に終了した。今年 の収穫時の天候は理想的であった。日照に恵ま れ、わずか に涼しかったために、ぶどうの成熟は規則的に進み、畑の 衛生状態もとても良く、生産者は天候の 恩恵を最大限に引 き出すために、収穫を数日遅らせることができた。 タンクの中では、醸造の第一段階であるアルコール発酵が 終了したばかりで、マロラクティック発酵が始まっ てい る。「最初の果汁は、ワインがとてもアロマ豊かで、色が 濃いことを示している」と、Sicarex*の技術取締役 である ベルトラン・シャトレ氏は説明する。 *)ヴィルフラン シュ・シュール・ソーヌにある研究所で、ボージョレーの ぶどうの研究を行っている。 並外れて素晴らしかった 2009 年ヴィンテージの後、2010 年のキュヴェは、将来有望であることをすでに予測 させ る。2010 年ヴィンテージには、繊細さと力強さの中に、際 2001 CHATEAU BEAUSEJOUR DUFFAU- LAGARROSSE シャトー・ボーセジュールの歴史は非常に古く、ガロ・ロマン時代にはすで にブドウが植えられていた。その後、近くにあるサンマルタン教会の修道士 たちがブドウの栽培とワイン作りを行い、カマルサックの領主であった ジェール家に引き継がれていった。後にシャトーは別な所有者へと渡り、 1823年からはピエール・ポラン・デュカルプが管理していた。1869年、ピ エールが他界したことにより、シャトーは2人の息子が引き継いだ。この時を 境に、分割されボーセジュールになっている。近年非常に評価も高くなり、 シャトー・ボーセジュール・ 1990年に100点を獲得したのを皮切りに凄くレベルの高いワインを造 デュフォー・ラガロス 2001 り出すようになったのだが、生産量が少ないためにあまり市場には出回らず サンテミリオン第一特別級B 日本でも知名度が高くないワインの一つ。しかし最近のサンテミリオンの品 メルロ65%、カベルネフラン25% 質の高さと同様、注目したいワインのひとつ。(メドックの第二級、または カベルネソーヴィニヨン10% 第三級に相当する品質) 平均年生産本数 37,000本 Aコース ¥5,000 ルイ・ジャド ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール 2010 シャトー・ロバン 2005 コート・ド・カスティヨン Bコース ¥12,000 メゾン・ルロワ ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール 2010 シャトー・ボーセジュール・デュフォー・ラガロス 2001 ! GRAND CHEF
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