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PRESS RELEASE
マーケティング責任者の約 9 割が今後 3 年でデジタル媒体
への広告宣伝支出を増加 ~BCG 調査
既存マス媒体向け支出の増加を検討しているのはわずか4%から 25%
2010 年 11 月 30 日 — ボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)の調査によ
ると、2010 年から 3 年間のメディア別広告宣伝支出について、既存マス媒体への支
出を増やすと答えたマーケティング責任者は、全体の 4%~25%に留まったにもかか
わらず、インターネット、ソーシャルメディア、モバイル広告などのデジタル媒体への支
出を増やすと回答したのはそれぞれ約 9 割に達しました。
また、媒体別の費用対効果分析では、既存媒体に比べ、オンライン媒体の方が約 2
~4 倍高いという結果が出ました。
インターネット、ソーシャルメディアへの支出は、ほぼ全ての回答者が増やすと回答
主な媒体について、2010 年から 3 年間の支出増減を尋ねた今回の調査では、当面
は既存マス媒体(特にテレビ)が広告宣伝の主役であることは変わらないものの、今後、
短期間でデジタルメディアへの大きな転換が起こることが明らかになりました。
既存マス媒体では、新聞広告への支出増を計画しているマーケティング責任者が
4%、ラジオ 13%、テレビ 17%、支出増額意向が最大の雑誌でも 25%という結果でし
た。
一方で、デジタル媒体については、モバイル広告で 85%、ソーシャルメディアで94%、
インターネットでは95%のマーケティング責任者が、今後 3 年で広告宣伝費の配分
を変更し、これらの媒体への支出を増やすと答えています。(図表 1)
費用対効果は、オンライン媒体で既存媒体の 2~4 倍の水準 (米消費財企業の例)
米国消費財企業を例にとった分析では、売上増への貢献度は、オンライン媒体の方
が既存媒体に比べて低いものの、粗利益からみた費用対効果では、逆にオンライン
媒体の方が既存媒体の約2倍から4倍高い効果をあげていることが判明しました。
(図表2)
ボストン コンサルティング グループ
マーケティング&コミュニケーション
ピヴェット久美子
Tel. +03 5211 0600
Fax +03 5211 0333
[email protected]
〒102-0094
東京都千代田区紀尾井町 4-1
ニューオータニガーデンコート
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図表1: ほぼ全ての回答者がデジタル媒体への支出を加速させる
以下の広告宣伝媒体に対する貴社の広告宣伝費配分は、
今後3年間でどのように変化するとお考えですか?
当該カテゴリーへの支出を増やす
と答えた回答者の比率(%)
インターネット
ソーシャルメディア
モバイル広告
ダイレクトマーケティング
PR
ケーブルテレビ
スポンサーシップ
プロモーション
雑誌
屋外広告
テレビ
ラジオ
新聞
95
94
85
51
42
34
30
27
25
21
17
13
4
0
20
大幅に増やす
40
やや増やす
60
80
100
回答者比率(%)
やや減らす
大幅に減らす
現状維持
注: N = 53
出所: BCG Future of Marketing and Advertising Study, 2010
図表2: 費用対効果では、既存媒体よりオンライン媒体の方が高い
米国消費財企業の例
マーケティング効果
売上数量に占めるマーケティング
起因の売上比率(%)
20
19
マーケティング効率性
マーケティング費 1ドルあたりの
粗利増額(ドル)
5
2.00
1.85
3.8
4
15
費用対効果
マーケティング起因売上1%あたりの
マーケティング費(百万ドル)
1.50
3
2.4
10
1.00
2
4
5
1.7
1
0.50
0.9
1
0
販促 テレビ 印刷 オン
物 ライン
64
43
0.39
0
0
対象
ブランド数 75
0.84
0.62
29
0.00
販促 テレビ 印刷 オン
物 ライン
対象
ブランド数 75
64
43
29
販促 テレビ 印刷 オン
物 ライン
対象
ブランド数 75
64
43
29
出所:BCGおよびMarketing Analytics社による2010 ROMI モデリングメタ分析
注:モデルは、米国食品チェーンにおけるマーケティング活動および週次売上について、2005年10月~2009年7月の期間中、最低2年分のデータに基づき算出
1. 全売上数量のうち、特にマーケティング支出の影響が起因したとみなされる売上分についての比率を表す
2. マーケティング支出の影響で増加した売上分について、1%増加するに費やされたマーケティング費用の額を表す
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調査概要
図表 1: 2010 年にグローバル多国籍企業のコーポレートもしくはブランドレベルのマ
ーケティング責任者を対象にサーベイを実施。回答者数:53 名。
図表 2: 米国における食品チェーンの 75 ブランドにつき、2005 年 10 月~2009 年
7 月までの週次売上およびマーケティング活動のデータをもとに BCG および
Marketing Analytics 社が共同で実施。
英文レポートへのリンク
The CMO's Imperative: Marketing Amid New Digital Realities
http://www.bcg.com/documents/file66995.pdf
ボストン コンサルティング グループ(BCG)
BCG は、世界をリードする経営コンサルティングファームとして、さまざまな業種・マー
ケットにおいて、カスタムメードのアプローチ、企業・市場に対する深い洞察、クライア
ントとの緊密な協働により、クライアントが持続的競争優位を築き、組織能力(ケイパビ
リティ)を高め、継続的に優れた業績をあげられるよう支援を行っています。
1963 年米国ボストンに創設、1966 年に世界第 2 の拠点として東京に、2003 年には
名古屋に中部関西オフィスを設立しました。現在世界 41 ヶ国に 71 拠点を展開して
います。http://www.bcg.co.jp/
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