改訂版 1 今回の税制改正の概要について 1.自動車重量税・自動車取得税の時限的減免 厳しい経済状況の中、自動車の買換・購入需要を促進しつつ、低炭素社会の実 現を図るため、環境性能に優れた自動車に対する自動車重量税・自動車取得税を 時限的に免除・軽減する。 自動車重量税・自動車取得税の特例 以下の場合に、自動車重量税及び自動車取得税を免除・軽減。 ■自動車重量税:下記の自動車について、平成21.4.1から平成24.4.30までの間 に新規・継続検査等(この期間内に最初に受ける検査に限る。) を受ける場合 ■自動車取得税:下記の自動車について、平成21.4.1から平成24.3.31までの間 に新車を取得する場合 免除 電気自動車(燃料電池自動車を含む)、天然ガス自動車(*1) ハイブリッド自動車(*2)、プラグインハイブリッド自動車、 クリーンディーゼル乗用車(*3) 75%軽減 ☆☆☆☆車(*4)かつ燃費基準+25%達成車(*5) ポスト新長期規制適合車(*6)かつ重量車燃費基準達成車(*7) 50%軽減 ☆☆☆☆車(*4)かつ燃費基準+15%達成車(*8) 重量車☆車(*9)かつ重量車燃費基準達成車(*7) 2.平成21年度改正で改正予定のその他の特例措置(波下線が改正部分) 自動車取得税の特例 (1) 低公害車に係る特例 平成24.3.31までに新車購入時以外の取得をする場合に、環境性能に応じて自 動車取得税を軽減。 税率から2.7%を軽減 電気自動車(燃料電池自動車を含む)、 天然ガス自動車(*1)、ハイブリッドバス・トラック(*2) 税率から2.4%を軽減 プラグインハイブリッド自動車 税率から1.6%を軽減 ハイブリッド乗用車等(*2) 1 (2) 低燃費車に係る特例 平成22.3.31までに新車購入時以外の取得をする場合に、環境性能に応じて自 動車取得税を軽減。 課税標準を取得価額から30万円控除 ☆☆☆☆車(*4)かつ燃費基準+25%達成車(*5) 課税標準を取得価額から15万円控除 ☆☆☆☆車(*4)かつ燃費基準+15%達成車(*8) (3) 最新排出ガス規制適合ディーゼル車等に係る特例 平成22.3.31までに新車購入時以外の取得をする場合に、環境性能に応じて自 動車取得税を軽減。 税率から2.0%を軽減 ポスト新長期規制適合車(*6)かつ重量車燃費基準達成車(*7) (但し、車両総重量12t超のものについては、平成21.10.1以降は1.0%を軽減) 税率から1.0%を軽減 クリーンディーゼル乗用車(*3)(但し、平成21.10.1以降は0.5%を軽減) (*1) 天然ガス自動車 車両総重量3.5t以下は☆☆☆☆車(*4)、車両総重量3.5t超は重量車☆車(*9)。 (*2) ハイブリッド自動車、ハイブリッドバス・トラック、ハイブリッド乗用車等 車両総重量3.5t以下は☆☆☆☆車(*4)かつ燃費基準+25%達成車(*5)、 車両総重量3.5t超は重量車☆車(*9)かつ重量車燃費基準達成車(*7)。 (*3) クリーンディーゼル乗用車 平成21年排出ガス規制に適合した車両総重量3.5t以下のディーゼル乗用車。 (*4) ☆☆☆☆車 平成17年排出ガス基準より窒素酸化物等の有害物質を75%以上低減させた自動車。 (*5) 燃費基準+25%達成車 平成22年度(ディーゼル車は平成17年度)燃費基準より25%以上燃費性能の良い自動車。 (*6) ポスト新長期規制適合車 平成21年排出ガス規制に適合した自動車。 (*7) 重量車燃費基準達成車 平成27年度燃費基準を満たす車両総重量3.5t超の重量車。 (*8) 燃費基準+15%達成車 平成22年度(ディーゼル車は平成17年度)燃費基準より15%以上燃費性能の良い自動車。 (*9) 重量車☆車 平成17年排出ガス基準より窒素酸化物又は粒子状物質を10%以上低減させた車両総重量3.5t超 の重量車。 2 2 新規・継続検査等とは具体的に何を指すのか。 自動車重量税法第2条第1項第2号に規定する「自動車検査証の交付等」を指 し、具体的には、①新規検査の場合の自動車検査証の交付、②継続検査・臨時検 査・構造等変更検査の場合の自動車検査証の返付、③予備検査の場合の自動車検 査証の交付を指す。 <参考> ■自動車重量税法(抜粋) (定義) 第二条 二 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。 検査自動車 道路運送車両法第六十条第一項 (新規検査の場合の自動車検査証の交付)、 第六十二条第二項(同法第六十三条第三項及び第六十七条第四項 において準用する場合を 含む。)(継続検査、臨時検査及び構造等変更検査の場合の自動車検査証の返付)又は第七 十一条第四項(予備検査の場合の自動車検査証の交付)の規定による自動車検査証の交付又 は返付(以下「自動車検査証の交付等」という。)を受ける自動車をいう。 ■租税特別措置法(抜粋) (用語の意義) 第九十条の十 この節において「自動車」、「検査自動車」、「自動車検査証の交付等」、「届 出軽自動車」若しくは「車両番号の指定」又は「乗用自動車」、「車両重量」若しくは「車両 総重量」とは、それぞれ自動車重量税法第二条第一項又は第七条第二項に規定する自動車、検 査自動車、自動車検査証の交付等、届出軽自動車若しくは車両番号の指定又は乗用自動車、車 両重量若しくは車両総重量をいう。 (自動車重量税の免除等) 第九十条の十二 次に掲げる検査自動車(二輪の小型自動車を除く。以下この条において同 じ。)について平成二十一年四月一日から平成二十四年四月三十日までの間に自動車検査証の 交付等(自動車重量税法第五条第三号に掲げる自動車以外の自動車に係るものであつて、当該 自動車について平成二十一年四月一日以後最初に受けるものに限る。以下この条において同 じ。)を受ける場合には、当該自動車検査証の交付等に係る自動車重量税を免除する。 3 3 車両総重量3.5t以下のハイブリッド車で、☆☆☆☆車かつ燃費基準+15% 達成車は、軽減はないのか。それとも、低燃費車の条件に該当するので、50% 軽減されるのか 自動車重量税及び新車に係る自動車取得税については☆☆☆☆車かつ燃費基準 +15%達成車であれば、50%軽減が適用となる。新車以外の自動車取得税に ついては低燃費車特例が適用となり、取得価額から15万円が控除される。 4 4 今回の減免措置を受けた車両を対象期間内に一時抹消・再登録をする場合に、再 度減免措置を受けられるのか。また、貨物車は対象期間内に新規検査と初めての 継続検査を受けるがそれぞれに減免を受けられるのか。 1 関係法令において、「次に掲げる検査自動車(中略)について平成21年4月 1日から平成24年4月30日までの間に自動車検査証の交付等(自動車重量税 法第五条第三号に掲げる自動車以外の自動車に係るものであつて、当該自動車に ついて平成21年4月1日以後最初に受けるものに限る。以下この条において同 じ。)を受ける場合には、・・免除する。」と規定されている。 2 このため、自動車重量税に係る今回の減免措置は「当該自動車について最初に 受けるものに限る」ので、自動車重量税について対象期間内に一度減免を受けた 車両については、再度の減免は受けられない。 3 したがって、自動車重量税について一度減免を受けた車両については、自動車 の流通過程においてその旨を明示することが円滑な取引に資することから、車検 証に減免済みである旨を印字することとする。 また、同様の観点から、減免措置の対象とならない車両についても、対象期間 内に受検済みである旨を印字することとする。 4 なお、自動車取得税については、新車以外の取得については、中古新規登録、 移転登録等が複数ある場合が想定されるため、複数回適用される場合がある。 (参 考) 5 5 フレーム交換により職権打刻した車両も減免対象となるのか。 車台番号を職権打刻により変更した場合であっても、型式指定車としての登録 は維持され、減免対象となる。また、型式指定番号・類別区分番号欄のそれぞれ に、当該記載を行う。 6 再輸入した自動車については、登録履歴のある場合は履歴はつなげないものの初 度登録年月は引き継がせて中古新規としているが、過去に減免措置済みの記録が あるものについては、自動車重量税の取り扱いについても引き継ぐことで良いの か。 過去に減免措置を受けた車両は、再輸入後の中古新規検査時の減免適用は受け られない。 6 7 1 個別の車両に係る自動車重量税額及び自動車取得税額を確認する方法について 減免措置対象車一覧表による自動車重量税額の確認 (1) 減免措置の対象となる車両については、自工会において減免措置対象車一覧 表(以下「一覧表」という。)を作成し、各メーカー・販売店・整備工場・運 輸支局等・軽検協・印紙売りさばき人等の関係者への制度の周知並びに習熟を 図るため、関係者に対し製本前の電子データを3月18日以降提供するととも に、製本された冊子を3月24日以降配布しているところ。 (2) 一覧表には、電気自動車(燃料電池自動車含む)、プラグインハイブリッド 自動車、天然ガス自動車、ハイブリッド自動車(重量車バス・トラック)、デ ィーゼル自動車については、それぞれの車種ごとに①メーカー名、②通称名、 ③車両型式、④重量税と取得税(新車)の減免内容(免税か軽減率)、⑤取得 税(中古車)の軽減率が記載されている。 軽減後の重量税額は、免税されるか何%軽減されるかを一覧表で確認し、用途、 自家用・事業用の別、車両重量(乗用車以外の場合は車両総重量)に応じた50% 軽減または75%軽減される場合の重量税額を、一覧表添付の税額表で確認する。 (3) ハイブリッド自動車(普通/小型乗用車・小型貨物自動車・軽乗用車・軽貨 物車)、低燃費かつ低排出ガス認定自動車(普通/小型乗用車・小型貨物自動 車・軽乗用車・軽貨物車)については、メーカーごとに①メーカー名、②通称 名、③型式指定番号、④排気量、⑤車両重量(乗用車以外の場合は車両総重量)、 ⑥類別区分番号、⑦燃費値、⑧低燃費区分(燃費向上率)、⑨重量税と取得税 (新車)の減免内容(免税か軽減率)、⑩軽減後の重量税額、⑪取得税(中古 車)の軽減率が記載されている。 軽減後の重量税額は、50%軽減ま たは75%軽減される場合の税額を自家用3 年と自家用2年(小型貨物車の場合は自家用2年と自家用1年)について記 載されているので、これに該当する場合は一覧表で確認する。事業用自動車 の場合は、一覧表添付の税額表で確認する。 (4) 一覧表には、一部の輸入自動車等(自工会の非会員や輸入組合の非会員など が扱う自動車等)については掲載されていない場合があり、その場合は、購入 した販売店またはメーカーへ問合わせるよう案内する。 (5) 一覧表には、末尾に、一覧表に掲載されている対象車の製造メーカー、自工 会、輸入組合、自販連、中販連の各問合わせ先が記載されている。 ( 6) 一覧表には、主に平成21年2月までに型式認証されたものが掲載されてお 7 り、3月以降に追加されるものは、追加版が自工会より毎月作成・配布される 予定。 2 HPによる自動車重量税額の確認 (1) 自工会で作成した一覧表を、自工 会(P)・国交省・経産省のHPに掲載。 (2) 掲載時期は、税法改正案が3月27日(金)夜に成立したため、週明け3月3 0(月)となる。 ( 3) 電話による重量税額の問合わせに対して回答する場合は、HPへの掲載情報 により内容を確認してもらうよう補足する。 (4) HPへの掲載情報 ① HPへは減免措置 対象車一覧表と同一の内容を掲載する。 ② ③ 重量税額の確認方法は、一覧表での確認方法と同じ。 全体の構成イメージ ア) 特例の概要(特例の 内容、注意事項、燃費目標値を表示) イ) 一覧表 (a) 電気自 動車(燃料電池自動車を含む)、天然ガス自動車、ハイブリッ ド自動車(重量車バス・トラック)、ディーゼル自動車の表 (b) ハイブリッド車(普通/小型乗用車)(メーカー名を選択し、メーカー ごとの表を表示) (c) ハイブリッド車(軽貨物車)(メーカー名を選択し、メーカーごとの表を表示) (d) 普通/小型乗用車 (メーカー名を選択し、メーカーごとの低燃費かつ低排出ガス認定車の表を表示) (E) 普通/小型貨物車 (メーカー名を選択し、メーカーごとの低燃費かつ低排出ガス認定車の表を表示) (f) 軽乗用車 (メーカー名を選択し、メーカーごとの低燃費かつ低排出ガス認定車の表を表示) (g) 軽貨物車 (メーカー名を選択し、メーカーごとの低燃費かつ低排出ガス認定車の表を表示) (h) メーカー等の問合わせ先(問合わせ先の表を表示) ウ ) 自動車重量税税額表(重量税額表を表示) エ) メーカー等の問合わせ先(問合わせ先の表を 表示) 3 自動車取得税額について 自動車取得税額は車両価額 に応じて定まるため、一覧表及びHPには減免内容 (免税か軽減率)を記載するのみで取得税額は記載しないので、従来どおり各 都道府県税事務所へ問合せるよう案内する。 8 8 1 ユーザーからの自動車重量税額問合せへの対応方法について メーカー、販売店、整備事業者以外で問合せを受けた場合 「自動車重量税及び自動車取得税等平成21年度税制に係る法律が成立し、一定 の性能要件を満たす自動車について自動車重量税額が減免されることになりま す。 しかしながら、個々の車両について重量税額を確定するためには車検証に記載 されている細かな内容、例えば、車名、型式、用途、自家用・事業用の別、車 両重量、車両総重量、燃料の種類、型式指定番号、類別区分番号等が必要とな りますので、お近くの販売店またはメーカーにお問い合わせしてください。」 ※それでも、教えて欲しいと問われた場合 (1) 電話での問合わせまたは来訪者が車検証情報を持っていない場合 問合わせを受けた各部門(各団体(*1)、運輸支局・軽検協の窓口、財務省、 経済産業省、国土交通省)において、車名、型式、用途、自家用・事業用の別、 車体の形状、車両重量、車両総重量、燃料の種類、型式指定番号、類別区分番 号、受検年月日、燃費性能表示、低排出ガス車表示、ハイブリッド車等である か否かの表示などの内容を確認のうえ、一覧表を用いて対応して差し支えない が、その場合、HP上に一覧表を掲載(*2)しているので再度確認するよう補足 すること。 (2) 来訪者が車検証を持参している場合 問合せを受けた各部門において照会者から車検証の提示を受け、内容を確認 のうえ、一覧表を用いて対応して差し支えない。 *1 各団体:自工会、輸入組合、自販連、中販連、全軽自協、日整連、 印紙売捌き人、行政書士 *2 HP掲載:自工会(P)、経済産業省、国土交通省 【参考】 2 メーカー、販売店、整備事業者が問合せを受けた場合(例) (1) 以下の内容について回答 「自動車重量税及び自動車取得税等平成21年度税制に係る法律が成立し、一定 の性能要件を満たす自動車について自動車重量税額が減免されることになりま す。 個々の車両について重量税額を確定するためには車検証に記載されている細 かな内容、例えば、車名、型式、用途、自家用・事業用の別、車体の形状、車 9 両重量、車両総重量、燃料の種類、型式指定番号、類別区分番号、受検年月日、 燃費性能表示、低排出ガス車表示、ハイブリッド車等であるか否かの表示など を詳しくお聞きしなければなりませんので、お手元に車検証をご用意下さい。」 (2) 電話での問合せ、または来訪者が車検証情報を持っていない場合 問合わせを受けたメーカー等において、照会者から車検証の内容を聴取する かFAX送付してもらい、上記(1)の内容を説明・確認のうえ、一覧表を用いて 対応する。 (3) 来訪者が車検証を持参している場合 問合わせを受けたメーカー等において照会者から車検証の提示を受け、上記 (1)の内容を説明・確認のうえ、一覧表を用いて対応する。 10 9 今税制措置の減免対象車であるか否かを自動車検査証のどの記載内容により判 定できるのか。 今税制措置の減免対象車であるか否かについては、自動車検査証の型式欄、燃 料の種類欄、備考欄の記載内容(具体的内容は下表のとおり)により判定できる。 但し、平成20年3月以前に新車新規登録又は新車新規検査を受け、自動車検査証 の備考欄に「平成22年度(平成17年度)燃費基準達成車」、「平成22年度(平成1 7年度)燃費基準5%向上達成車」、「平成22年度(平成17年度)燃費基準10%向上 達成車」又は「平成22年度(17年度)燃費基準20%向上達成車」と記載された車両 であっても、実質、燃費基準15%又は25%を超える車両であれば、継続検査等の際 に再判定を行い、その旨を自動車検査証の備考欄に記載することとしており、こ のような車両については、再判定後の低燃費区分を記載している減免措置対象車 一覧表で確認する必要がある。 11 10 1 重量税印紙はどうなるのか。必要な券種の印紙は確実に供給されるのか。また、 現在の印紙と小額印紙を組み合わせて、大型車等に利用する場合、組合せに利 用する小額印紙の種類は。 財務省では、今回の税制改正に対応した券種の供給を用意している。 ただし、供給する印紙の券種は現行の20種類を考えており、新たな額の券種 の供給は、現状では予定していないと聞いている。 2 なお、今回の特例により計算した重量税額に100円未満の端数があるときは、 その端数金額を切り捨てることとされているので、重量税額に100円未満の端 数はない。 (租税特別措置法第90条の12第4項 国税通則法第119条第1項の規定は、前2項の規 定により計算した金額に100円未満の端数があるときについて準用する。) <参考> ● 現在、印刷が可能な印紙の種類(単位:円) 100 200 500 2,800 3,000 4,400 7,000 7,500 8,800 20,000 25,200 31,500 11 1,000 5,000 10,000 37,800 2,500 6,300 13,200 56,700 減免対象車両が期間中最初の車検時に、重量税印紙を通常金額分貼り付け付け た場合、書類提出時に減免後の金額でない等の指摘はあるのか。 運輸支局等にて審査時に確認し、金額に誤りがある際は、正しい金額となる 印紙を貼付した納付書を提出するよう求めることとなる。 12 12 減免対象車両が期間中最初の車検時に、重量税印紙を通常金額分貼り付け、 書類提出時に減免後の金額でない等の指摘がなく受理され、新しい車 検証 が交付された場合、減免は次回の車検時となるのか。 減免措置の適用時期が、次回の車検時等に繰延べされることはない。 なお、過誤納があった場合について、一年を経過する日までに車検証の交付を 受けた者から運輸支局長等に対し必要事項を記載した請求書の提出があった場合 には、運輸支局等では請求内容を確認し、過誤納の事実等について確認された場 合には、証明書の交付(請求書の事実証明)を行う。その後、還付を受けようと する者は、納税地の所轄税務署長に当該証明書を提出することにより、還付を受 けることとなる(自動車重量税法第16条第1項第2号)。 13 自動車重量税納付書について、様式の変更はあるのか。 今回の減免措置に伴う納付書様式の変更は予定していない。したがって、納付 書の納付税額欄には、軽減後の税額を記載していただくこととなる。 14 指定整備工場における保安基準適合証で有効期間の更新を行う場合、減税の 適用は「保適証を交付した日」で判定するのか。 1 関係法令において、「平成21年4月1日から平成24年4月30日までの間 に自動車検査証の交付等を受ける場合には、・・・・・免除する。」と規定され ている。 2 したがって、保安基準適合証により自動車検査証の有効期間の更新を行い、自 動車検査証の返付を受ける時が減税の適用となる。 13
© Copyright 2024 Paperzz