Straumann CARES Visual 9

Straumann® CARES® Visual 9
ソフトウェアアップデート – What’s New
ソフトウェアバージョン
リリース日
9.5
2015 年 3 月 16 日
1. Straumann® CARES® Visualの新しい機能と拡張
1.1
全てのワックスツールの初期設定及びユーザー定義プリセット
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CARES ユーザーは、ワックスツールについて、3 種類の初期設定オプション(小、中、大)
の中から選択するか、任意のプリセットを定義することができます(追加(Add)、削除
(Remove)、スムース(Smooth)、モーフィング(Morph)、消しゴム(Eraser))。
CAD ステーションで「オーバーレイマルチデザイナー(Overlay Multi-Designer)」を開きます。
3 種類のプリセットが利用できます。
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ユーザー定義プリセットは、ユーザー設定(User Preferences) -> バーチャルワキシンググツ
ールプリセット(Virtual Waxing Tool Presets)を開きます。
新しいプリセットを追加する場合は、+をクリックし、名前、サイズ、効果量(Amplitude)を
入力します。
1.2
前装クラウン及びポンティックの最適な初期提案
CAD ステーションで最適な初期提案を選
択できます。
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フィニッシングラインの設定には、3 つのタイプ(Incrustation Type)が利用できます。
溝(Groove)
中間(Middle)
カスプライン(Cusp Line)
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1.3
既存データのスキャンへのリロード
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CARES ユーザーはスキャニングの途中でスキャンを閉じることができ、その段階でスキャン
が保存されます。この新機能の利点は、以前スキャンしたデータを失うことなく保存されたス
キャンを後でアーチスキャン(Arch Scan)にリロードできることです。
既存データのロードを行うか選択します(YES 又は NO)。
YES をクリックすると、ユーザーが前回スキャンを停止したところからワークフローが開始さ
れます。
NO をクリックすると、初めから新たなスキャンが開始されます。
1.4
オーダーマネジメントの新しいオプション “Route and Follow”
新しいオーダーの作成後、「ルートして次へ(Route and Follow)」というオプションが表示
されます。
「ルートして次へ(Route and Follow)」を選択すると、アーチスキャン(Arch Scan)モジュ
ールが自動で開きます。
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1.5
オーダー作成時の新しいフィルター(インプラントキット選択時のマテリアル)
「補綴ファミリー」の「アバットメント」を選択します。「マテリアル」の中に、アバットメ
ントに利用できるマテリアルのみが表示されます。
インプラントキット
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1.6
Variobase™アバットメントの新しいオーダー作成方法
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TM
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CARES ユーザーが Variobase アバットメントのオーダーを作成するには、CARES XStream Solution として、2 段階でおこなうことが必要です(例:ベースレイヤー +レイヤー
1)。
「マテリアル」の中の新たに追加されたストックエレメント(Stock Element)を選択します。
「インプラントキット」の項目の中から Variobase™アバットメントインターフェイスを選択
します。
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「補綴サブタイプ」を追加します。
これでベースレイヤーが終了します。
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「レイヤー1」を追加します。
希望する修復タイプ及びマテリアルを選択します。
「オーダーを送る(Route order)」により、このオーダータイプを終了します。
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一般的に、以下が適用ルールです:
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ベースレイヤー(Ti ベース又は CARES アバットメント)+第一レイヤー(最上部の修復物)
第一レイヤー
ベースレイヤー
ストックエレメント
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CARES®アバットメント
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1.7
新しいコネクタータイプ「ナチュラルコネクター(Neutral Connectors)」
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CARES ユーザーには、すべての Straumann マテリアルの初期設定として、ナチュラルコネ
クターを設定するためのオプションが提供されています。
これを実行するために、以下にアクセスします。
設定(Settings) -> マテリアル管理(Material Management) -> ストローマンのマテリアルを
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選択(choose the respective Straumann material) -> コネクター(Connectors)
クラウンが互いに十分に近接している場合、コネクターは必要ありません。
機能「ナチュラルコネクターを使用(Use Natural Connectors)」が無効の場合、コネクター
は以下のように表示されます。
エ レ メ ン ト が 互 い に 接 し て お り 、 機 能 「 ナ チ ュ ラ ル コ ネ ク タ ー を 使 用 ( Use Natural
Connectors)」が有効の場合、コネクターは表示されません。
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1.8
隣接する歯の分離線
CAD ステーションで分離線は見えません。モデルは均質な表面を表しています。
アーチスキャン(Arch Scan)(以前の CAD ステーション)
現在の CAD ステーション
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1.9
新しいポンティック形態が利用できます。
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「補綴サブタイプ」を選択後、CARES ユーザーは、4 種類のポンティック形態(pontic shape)
の中から選択することができます。(「アドバンスドポンティック」は除きます)
■コニカル(Conical)
■サニタリー(Sanitary)
■サドル(Saddle)
■モディファイドリッジラップ(Modified Lidge-lap)
これらの形態は、補綴サブタイプでフルポンティック、リデュースドポンティック、3/4 ポン
ティックから選択できます。
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1.10 「マルチデザイナーツール」の新しい機能:「挿入軸(着脱方向)に平行なアバットメ
ント」
以下にアクセスして行うことができます:
マルチデザイナーツール(Multi-Designer Tool) -> ハンドル編集(Handles Edition) -> カス
タムアバットメントパラメータ(Custom abutment parameters)
チェックマークをつけると有効、はずすと無効になります。
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この新しい機能の利点は、CARES ユーザーが自分のデザインを失わないという点です。
1.11 ブリッジスキャン時の挿入軸の改善
支台歯のスキャン後にブリッジのそれぞれの支台歯について挿入軸を設定する必要はありませ
ん。すべての支台歯スキャン終了後に挿入軸方向が決まります。
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CARES ユーザーはブリッジ全体にたいしての挿入軸方向を設定します。
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1.12 ユーザー定義による画面質感オプション(Display Texture Option)
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CARES ユーザーは「透明度プリセット(Transparency presets)」を作成できます。
これを実行する場合、以下にアクセスします。
ユ ー ザ ー 設 定 ( User Preferences ) -> テ ク ス チ ャ ー の 表 示 オ プ シ ョ ン ( Display Texture
Options) -> 透明度プリセット(Transparency presets )
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+をクリックします。 -> 名前を入力します。
希望するプリセットを定義するためのスライダーが表示されます。
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CAD ステーションでは、「パラメータの表示(Display Parameter)」を開きます。
「透明度プリセット(Transparency presets)」は、通常「初期設定(Default)」に設定され
ています。以下の画面はユーザー定義がある場合です。
1.13 全てのバータイプのラウンドエクステンション
該当するチェックボックスを表示させるため、CAD ステーション内の「インプラントバーの編
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集 」 を 開 き ま す 。 CARES ユ ー ザ ー は 、 以 下 に 示 す よ う に 「 ラ ウ ン ド エ クス テ ン シ ョ ン
(Rounded extensions)」チェックボックスを有効にすることができます。
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「ラウンドエクステンション(Round extensions)」を有効にして、矢印をドラッグして湾曲
部の半径を調節します。
異なる半径のラウンドエクステンションの例
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1.14 フィクスドバーエクステンションの縮小断面積
2
最後部のピラーの最小断面積は 16.6mm にする必要があります。このため、エクステンション
2
の残りのテーパー部分の最小断面積値は 9mm となります。
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1.15 ラムダバーの調節可能な二次半径
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「二次半径(Secondary Radius)」スライダーを使って、CARES ユーザーは範囲を 0.5 mm
から 15.0 mm まで変更できます。
インプラントバーオプション(Bar Options) -> セグメント(Segment)
0.5mm
4.0mm
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15.0mm
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