ありがとうの詩

№13
平成 26 年 8 月 29 日
涼風や
力いっぱい きりぎりす
小林一茶
85 日間の二学期が始まりました。今年は、例年になく、涼しい日が続いているように思え、蝉
の声を十分に聞かないまま、虫の声が聞こえてくるような気がします。農作物への影響はいかが
でしょうか。行事の多い二学期です。子どもたちが元気で充実した日が過ごせるようよろしくお
願いします。
ありがとうの詩
ありがとう ありがとう
いえばとってもいいきもち
<二学期の始業式の話から>
いわれりゃもっといいきもち
二学期の始業式に、がんばってほしいこととし
て、目標を決めて取り組めば、みんなに力をつけ
ありがとう ありがとう
てくれる「がんばり名人」と、ありがとうと言え
る「なかよし名人」を目指そうと話しました。
子どもたちに限らず、大人であっても、人に「ありがとう」「よくがんばっているね」「じょうず
だね」と言われるととてもうれしくなります。人に認めてもらうことは、次への意欲につながりま
す。
「ありがとう」
「よくがんばっているね」
「じょうずだね」などの心が温かくなる言葉がいっぱい
響く長沼小学校になってほしいなあと思います。
<一年生のすばらしい姿から>
28 日(木)に二学期初めての全校体育があり、校庭でラジオ体操や「まわれ右」などの練習をし
ました。今年は雨が多く、庁務の高橋先生が草を刈っても次から次と大きくなってしまいます。30
日の PTA 作業では、保護者の皆様にご苦労をおかけするなあと思っていました。
そんな草の様子を見て、1 年生は何か感じたのでしょうか。誰が言い出したかわかりませんが、誘
い合って、休み時間に草取りをしてくれました。
「校長先生、○○ちゃんと△△ちゃんと・・・で草
取りをしたよ。」と報告してくれました。
「ありがとう。先生うれしいな。」というと、今度は、給食
後にもっと大勢の子が参加して草取りをしてくれ、なんと一輪車いっぱいの草になりました。一輪
車に乗せ、草置き場まで片付けもできました。担任にお礼の気持ちを伝えると、
「とても楽しかった
と言っていましたよ。」と言われました。ほめられることを期待してやったのではないそうです。
本校の子どもたちは、お願いしたことは気持ちよくやってくれたり、自分たちの畑の草取りなど
も根気強く取り組んだりできる子どもたちですが、この一年生のように、遊びたい時間に自主的に
取り組んでくれる姿が見られ、本当にすばらしい子たちだなあ、ありがたいなあとうれしく思いま
す。こういう姿を見て、全校で「ありがとう」と声を掛け合うことができたらいいなあと思います。
普段私たちは、「この職業の人だから」「やって当たり前だから」と「ありがとう」の言葉を忘れ
ていませんか。いっしょに取り組んでいきましょう。子どもたちは大人の姿を見ています。
子どもたちの笑顔があふれるために④
~子どもたちの困り感に寄り添い、可能性をよりいっそう伸ばすために~
夏休み中に、善光寺淵之坊の若麻績住職のお話や AOKI ホールディングスの青木代表取締会長の
お話等を聞く機会に恵まれました。圧倒されるお話に、いくつになっても学ぶことがたくさんある
なあ、楽しいなあと思う機会でした。若槻養護学校の馬場先生のお話を聞く機会もあり、分野が違
う方々のお話でしたが、子どもたちを育てる上で大事なことを言われているなあと感動いたしまし
た。
<毎日の規則正しい生活リズムづくり、生活習慣習得が大事>
当たり前のことですが、子どもたちがよく考えて、行動できるようになるためには、規則正しい
生活リズムづくり、生活習慣習得が不可欠です。それにより、情緒が安定し、ゆとりを持って学校
生活を送れるようになりますし、学習が身につきます。また、社会でのルールが身につき、社会で
通用する人になります。夜遅い→朝遅い→朝食抜き→排便なしでは情緒が安定するわけがありませ
ん。学力においても、全国学力状況調査で落ちついた規則正しい生活を送れる児童の方が正答率が
高くなっています(本校の結果については後日報告いたします)
。特に、前頭葉が発達する小学校の
時期(10 歳までと言われています)にしっかりした生活を身につけることが大切です。
<自己肯定感を持てる子にしよう>
「どうせ」と低い自己評価、自分へのあきらめ、どうすればよいか分からない困惑、自分を否定
する周囲への反発。そんな気持ちを持っていたら、他人への不信感を持ち、意欲が喪失し、未来へ
の希望が持てない子になってしまいます。私たち大人は、子どもたちを励ましているつもりであっ
ても、実はプレッシャーを与えていたり、子どもたちを追い込んでいたりするようです。では「ほ
めればいいか」というとそうではないようです。まず「認めること」。子どもたちの姿をしっかりと
見て認め、その姿に寄り添う大人の生き方が大事であると言われました。まず信・認・任+プラス
の言葉がけだそうです。いいとこ探しをしましょう。
<社会性を育てようーコミュニケーション能力を高めよう>
発達障害が有る無しにかかわらず、相手の感情が理解できなかったり、感情のコントロールがで
きなかったり、思いやりの気持ちが持てない子が増えているようです。社会性は根気よく、その場
で繰り返し行うことが大事です。また、自分たちで言語を介して解決する力も育てていく事が必要
です。大人はつい子どもたちを心配し先回りをしがちですが、トラブルはチャンスです。表面上の
解決でなく、自分たちで考え、いろいろな問題に折り合いをつけていく力を育てたいものです。そ
のためにも、学校を信頼し、学校と共に子どもたちを育てていきましょう。
<読書と読み聞かせー言語力・イメージする力を高めよう>
絵本の読み聞かせは、目と耳の協調性を高めたり、イメージを膨らませたりすることができます。
算数の学習では、文章題を苦手としている子も多く見られます。国語に限らず、読む力を高めるこ
とは、どんな学習にも大事なことです。小さいうちから、本を読む楽しさ、本の魅力を伝えていき
たいですね。学校の図書館には、たくさんの本があります。将来の夢を持つためにも、いろいろな
分野の本にふれ、世界を広げてほしいなあと思います。