close

Enter

Log in using OpenID

STS通信74号[52KB:PDF]

embedDownload
Vol.74
平成 26 年 1 月
1
平成25年度(上期)後志管内観光入込について
先日、後志総合振興局から昨年(H25 年)上期(4/1∼9/30)の後志管内観光入込数、外国人宿
泊数などの調査まとめが発表されました。
観光入込数は 1,206 万 3,300 人(前年比較で 4.3%増)約50万人の増加だそうです。理由とし
て格安航空会社の活躍、道路通行止め影響からの回復があったようです。格安航空会社の新千歳就
航による小樽入込増加が興味深いところです。
訪日外国人宿泊客調査についても発表されておりましたが、前年度上期と比較して 29.5%、2万
3,742 人増加し、香港や台湾を中心に過去10年間で最多となったそうです。ただ中国は対前年同
期比 67.9%、5,065 人と大幅な減少。宿泊延数も小樽が倶知安を抜いて1位。アジアに強い小樽が
垣間見えます。
タイミングよく・・・
今年はどこの国でヒット?的な捉え方を外国人観光訪問動向に思っ
ていた折り、小樽商大ビジネス創造センター(CBC)による「しり
べしの広域観光をデザインする」というセミナーが開催され参加して
きました。
『地球の歩き方』という旅行雑誌を出しているダイヤモンド・ビッグ
社から「観光インバウンド」について話されました。後志でのインバ
ウンド観光の取組み理念としては、アジアを中心とした外国人に後志
の魅力を発見、堪能するために小樽から管内町村へと訪れて頂くこと
と思っています。
代表取締役でもある藤岡氏から「世界で1番、観光外国人が多い国は
何処だと思いますか?フランスです。それも近郊のヨーロッパ諸国か
らの観光入込です。では日本では何処になるのでしょう?アジア諸国
です。これまでのイメージや固定概念がひっくり返るほどアジア諸国は目覚しい発展をし、大都会
です」と目から鱗の一撃を食わされました。
インバウンド事業部のスーパーバイザー川端氏からのお話は今後の外国人観光客対応や施策、動向
を探る上で大変参考になるものでした。メモ書き、箇条書きですがご紹介します。
『外国人観光客を呼び込む魔法の杖』
富士山、北海道は1級の魅力です。意外な視点で整備された花畑はアジアには無く、見る、訪れる
ポイントとして大変人気があります。果物狩りがあるのは日本と韓国だけです。また食物検疫上、
持ち帰りは出来ないので観光で食べることしかできないものでもあります。食べ物系の工場見学も
人気が高い。
日本の宿泊施設では夕食が18時と早いので(外国では21時頃が普通)夜が暇。夜の観光が乏し
い。工場夜景は意外に美しく、人気がある。ライトアップや夜空を見る、楽しむスターツアーも人
気です。ラスベガスが伸びているのはカジノでなくエンターテーメントである。内容もシルクドソ
レイユなど家族向けにシフトしている。
お土産についても欧米人は自分のため、記念に購入する意識が高く漢字の書かれたTシャツなどが
好まれるというのが良い例である。
アジア人は家族、友人へのお土産購入意識が高く、スィーツや甘いものが大好きな国民性もあり日
本のチョコは旨い!と大人気である。
人気なお土産、購入品として1位食品、2位医薬品(キャベジンは何故か人気)
、3位化粧品。他
に漆や木工など伝統工芸品も日本らしさで人気である。
『地域のとってのインバウンド観光』
地域住民と共に取り組む、巻き込むことが重要。地域がインバウンド観光に取り組む場合、短期
ではダメ(北海道 PR に7年かけている)→地域は10年後にどうありたいか?
なぜインバウンドなのか?→人口減少に伴う国内観光需要の減少と海外旅行需要の増加が背景
にある。独自性を考え、面白がって動く人を抱え、持続させることが重要
『後志エリアの外国人観光客にとっての魅力は』
情報で動くアジア人(食べ物、ロケ地、クチコミ、ブログ紹介)体験物も良い
地元の人が考える夜、朝のイベント→宿泊理由となる(雪あかりの路、朝市)
漁師を巻き込んで「海上タクシー」「青の洞窟」
韓流ファンの宿屋の女将「ロケ地提供」
スキースノボー以外のアクティビティ
タイ人にとっていちごは高級フルーツ(次いで桃)
1/24 頃の TV だったと思いますが歌登にあるただ1軒のホテルが紹介されていました。札幌から3
時間は掛かるというのにここ数年でタイからの宿泊観光客が70倍に増えた事例紹介がされてい
ました。ホテル着は冬道道路状況もあってか午後7時過ぎなのですが午後10時まで浴衣体験、餅
つき、射的、盆踊り etc・・・従業員の提案の日本体験メニューが目白押し。ホテル内だけで日本
を体験するツアーが口コミで大人気だそうです。笑っちゃうのが『鮭の解体ショー』何もマグロじ
ゃなくても良いわけですよね!鮭の解体ショーを提案したスタッフのアイデアは凄い!と思いま
す(笑)インバウンド話で出てきていた夜の観光、イベントの薄さが陸路で3時間は掛かる歌登では
自然と就寝まで館内イベント盛り沢山となるのですね。
―――――――――――――――――――
【編集後記】インバウンド観光が観光事業者だけに今頃のブームとならずに、農業、漁業のプチ体
験にもつながり、外国人と交流すること、日常生活の違いを体験する施策も町内会、区会、家庭レ
ベルでも取り組んだら面白いのではないでしょうか?(i)
Author
Document
Category
Uncategorized
Views
1
File Size
51 KB
Tags
1/--pages
Report inappropriate content