すくすくめいわ2015

明和町子ども・子育て支援事業計画
すくすく めいわ
2015
〈平成27年度~平成31年度〉
第 1 期 明和町子ども・子育て支援事業計画
第 2 次 明和町次世代育成支援行動計画(前期計画)
平成27年3月
明
和
町
~ 目 次 ~
第1章
計画策定にあたって
1 計画策定の趣旨
2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
計画の性格・位置づけ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
3 計画の対象
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
4
計画の期間
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
5
計画策定の体制
6
計画の名称
第2章
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
明和町の現状
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
1 明和町の少子化等の現状
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
2 明和町の子ども・子育て支援の現状と課題
第3章
計画の基本的な考え方
1 計画の基本理念
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
25
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
2
計画の基本的な視点
3
計画の基本目標
4
計画の体系
第4章
・・・・・・・・・・・・・・ 13
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31
施策の展開(行動計画)
1 地域における子育ての支援
2 母と子の健康の確保及び増進
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41
3 子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備
・・・・・・・・・ 48
4 子育てを支援する生活環境の整備
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54
5
職業生活と家庭生活の両立の推進
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 59
6
子どもの安全の確保
7
支援を必要とする児童へのきめ細かな取り組みの推進
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62
・・・・・・・・・ 65
第5章
子ども・子育て支援事業の推進
(子ども・子育て支援事業計画)
1 計画期間の人口推計
第6章
計画の推進体制
1 計画の推進体制
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 74
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 74
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 91
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 92
2 計画の進捗状況の管理・評価
資料編
71
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72
2 教育・保育提供区域の設定
3 量の見込みと確保方策
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 93
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ 明和町子ども・子育て会議条例
・ 明和町子ども・子育て会議委員名簿(平成 25 年度)
・ 明和町子ども・子育て会議委員名簿(平成 26 年度)
・ 子育て支援に関する実態調査結果概要(就学前児)
・ 子育て支援に関する実態調査結果概要(就学児)
95
第 1 章 計画策定にあたって
第1章 計画策定にあたって
1
すくすくめいわ 2015
1 計画策定の趣旨
少子化の急速な進行や待機児童の増加など、家庭や地域の子育てをめぐる環
境の変化が指摘されています。国においては、少子化の進行に対応し、「エン
ゼルプラン」
(平成6年)、
「新エンゼルプラン」
(平成 11 年)をはじめとして、
子育てと仕事の両立支援を中心としたさまざまな取り組みを実施してきまし
た。
しかし、少子化の流れは止まらず、急速な少子高齢化の進行は、人口構造に
アンバランスを生じさせ、労働力人口の減少や社会保障負担の増加、地域社会
の活力低下など、将来的に社会・経済への深刻な影響を与えるものとして懸念
されています。就労環境の変化等、子どもと家庭を取り巻く環境は大きく変化
しており、子育てを社会全体で支援していくことが必要になっています。
国では、次代の社会を担う子どもが健やかに生まれ、育成される環境を整備
するため平成 15 年7月に「次世代育成支援対策推進法」を制定し、平成 17
年度から 10 年間の次世代育成に向けた取り組みを進めてきました。さらに平
成 22 年1月には「子ども・子育てビジョン」が閣議決定され、
「子ども・子育
て新システム」の検討がはじまり、平成 24 年8月には「子ども・子育て関連
3法」が制定され、同法に基づき平成 27 年度から子ども・子育て支援新制度
がスタートすることとなりました。
新制度では、社会全体で費用負担を行い、「質の高い幼児期の教育・保育の
総合的な提供」、
「保育の量的拡大・確保」、
「教育・保育の質的改善」、
「地域の
子ども・子育て支援の充実」に向けた取り組みを、市町村が主体となって推進
することとなっており、就学前の教育・保育事業及び地域子ども・子育て支援
事業の量の見込みや確保方策を明記する「市町村子ども・子育て支援事業計画」
を策定することになりました。
このような状況を受け、本町では、
「明和町の一人ひとりの子どもが健やか
に成長することができる社会を実現するための計画」として、法定計画である
「市町村子ども・子育て支援事業計画(以下「本計画」という。
)」を策定する
こととしました。
また、本計画は、次世代育成支援対策推進法が改正されたことに伴い、平成
26 年度末で終了する「めいわ子育てサポートプラン(明和町次世代育成支援
行動計画(後期計画))」の後継計画としての内容を包括するものとして策定し
ます。
2
第 1 章 計画策定にあたって
2 計画の性格・位置づけ
本計画は、子ども・子育て支援法第 61 条第1項に基づく「市町村子ども・
子育て支援事業計画」であり、すべての子どもの良質な育成環境を保障し、子
ども・子育て家庭を社会全体で支援することを目的として、子ども・子育て支
援関連の制度・財源を一元化して新しいしくみの構築を目指すものです。
また、同時に、次世代育成支援対策推進法第8条第1項に基づく「市町村行
動計画」である「めいわ子育てサポートプラン(明和町次世代育成支援行動計
画(後期計画))」を引き継ぐ計画として位置づけ、次世代育成支援対策の内容
を包括するものとし、「市町村子ども・子育て支援事業計画」と「市町村行動
計画」を一体的に策定することとします。
なお、本計画は、本町のまちづくりの指針となる「第6次明和町総合計画」
を最上位として、その下位計画に位置づけられる「明和町健康増進計画(健康
めいわ 21)」、
「明和町障害者計画」、
「明和町障害福祉計画」などの本町の諸計
画及び「群馬県子ども・子育て支援事業支援計画」など様々な関連計画との整
合性を図り、それら関連する計画との調和を取りながら推進することにより、
本町が誇れる豊かな自然環境の中で、子どもを生み、育てやすい住環境をつく
り出すとともに、子どもが健やかに、いきいきと成長していけるように、本町
の子育て支援施策を総合的に推進していくものです。
そして、行政はもとより家庭、学校、地域、企業などがそれぞれの役割のも
と協力・連携して、社会全体で子育て支援に積極的に取り組むことにより、子
育て世代が安心して働きながら子育てができる環境、お互いに声をかけ合い支
え合う地域、子どもがたくましく健やかに育つ環境、子どもが安全・安心に過
ごせるまち、子育てに理解と協力がある環境づくりなどを総合的に進めるもの
です。
3 計画の対象
本計画は、町内のおおむね 18 歳未満のすべての子どもとその家庭、地域住
民を対象とします。
子ども・子育て支援法では、「子ども」とは満 18 歳未満とされていますが、
施策の内容により、必要に応じて対象年齢に幅を持たせるなど柔軟な対応を行
うものとします。
なお、次代の親づくりという視点から、一部施策については、今後親となる
若い世代も対象とします。
3
すくすくめいわ 2015
また、社会全体で子育てを支援する視点から、子育て支援を行政と連携して
行う事業者、企業、地域住民・団体など地域社会を構成するすべての人も対象
とします。
4 計画の期間
子ども・子育て支援法では、市町村は5年を1期として「市町村子ども・子
育て支援事業計画」を策定するとされています。
また、次世代育成支援対策推進法では、5年ごとに、5年を一期として「市
町村行動計画」を策定することができるとされています。
以上のことから、本計画の計画期間は、平成 27 年度から平成 31 年度までの
5年間とします。
なお、上記期間中においても、上位法規の改正や本町における施策の変更な
ど必要が生じたときは、それに応じて変更・付加等を行うこととします。
平成
平成
平成
平成
平成
平成
平成
22年度
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
28年度
平成
平成
29年度 30年度
平成
31年度
めいわ子育てサポートプラン
(次世代育成支援行動計画(後期計画))
計画
子ども・子育て支援事業計画
策定
(新)次世代育成支援行動計画(前期計画)
4
第 1 章 計画策定にあたって
5 計画策定の体制
子ども・子育て支援新制度の施行準備のための庁内組織として住民福祉課・
健康づくり課・学校教育課によるプロジェクトチームを組織し、計画策定につ
いても取り組みました。なお、計画の内容については、町民の意見を反映させ
るために、関係機関・関係団体及び町民の代表者による「明和町子ども・子育
て会議」に諮り、協議・検討を行い、策定しました。
また、「子育て支援に関するニーズ調査」を実施し、実態把握や町民の意見
の反映に努めるとともに、各種基礎データをもとに計画を策定しました。
6 計画の名称
本計画の名称を「明和町子ども・子育て支援事業計画 すくすくめいわ 2015
〈平成 27 年度~平成 31 年度〉」としました。
5
すくすくめいわ 2015
6
第2章 明和町の現状
第2章 明和町の現状
7
すくすくめいわ 2015
1 明和町の少子化等の現状
(1)総人口・児童人口の現状
本町の平成 26 年4月1日現在の総人口は 11,341 人です。平成 22 年から平
成 26 年の5年間を比べると、総人口で 205 人、1.8%減少しています。
昭和 55 年の 9,815 人から増加を続け、平成に入ってからも人口が伸びてい
る傾向にありましたが、ここ数年は横ばいから減少傾向にあります。
年少人口(0~14 歳の人口)は、平成 26 年4月1日現在で 1,432 人となっ
ており、平成 22 年から平成 26 年の5年間で 60 人、4.0%減少しています。一
方、65 歳以上は 12.9%増加しており、少子高齢化が進行しています。
総人口に占める年少人口の割合は、平成 26 年4月1日現在 12.6%で、毎年
減少しています。
総人口の現状
平成 21 年 平成 22 年 平成 23 年 平成 24 年 平成 25 年 平成 26 年
1,488 人
1,492 人
1,488 人
1,482 人
1,441 人
1,432 人
12.8%
12.9%
12.9%
12.9%
12.7%
12.6%
7,629 人
7,511 人
7,445 人
7,387 人
7.162 人
7,037 人
65.7%
65.1%
64.7%
64.1%
62.9%
62.1%
2,498 人
2,543 人
2,571 人
2,648 人
2,780 人
2,872 人
21.5%
22.0%
22.4%
23.0%
24.4%
25.3%
11,615 人
11,546 人
11,504 人
11,517 人
11,383 人
11,341 人
0~14 歳
15~64 歳
65 歳以上
合計
※住民基本台帳(各年4月1日現在)
3区分別の人口の推移
(人)
12,000
10,000
2,498
2,543
2,571
2,648
2,780
2,872
8,000
65歳以上
15~64歳
6,000
7,629
7,511
7,445
7,387
7,162
7,037
1,488
1,492
1,488
1,482
1,441
1,432
平成21年
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
0~14歳
4,000
2,000
0
※住民基本台帳(各年4月1日現在)
8
第2章 明和町の現状
総人口
明和町の人口と世帯数の推移
(人)
世帯数
(世帯)
12,000
11,500
4,000
3,780
3,781
3,910
3,858
3,852
3,800
3,000
11,000
10,500
11,615
11,546
11,504
11,383
11,517
10,000
2,000
11,341
9,500
1,000
9,000
8,500
0
平成21年
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
※住民基本台帳(各年4月1日現在)
計画に関係する18歳までの児童人口の推移は、以下のとおりです。
平成22年の1,814人から平成26年1,744人と、70人減少しています。
総人口の減少率に比べ、児童人口の減少率は高くなっています。
児童人口の現状
(人)
2000
0~2歳
3~5歳
6~8歳
9~11歳
500
15~17歳
322
322
319
348
331
312
347
328
307
294
307
301
296
306
298
306
308
306
301
307
302
304
301
296
285
285
288
280
279
294
259
266
293
298
246
235
平成21年
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
1500
1000
12~14歳
0
※住民基本台帳(各年4月1日現在)
9
すくすくめいわ 2015
児童人口の現状
平成 21 年 平成 22 年 平成 23 年 平成 24 年 平成 25 年 平成 26 年
0歳児
84 人
100 人
98 人
99 人
59 人
78 人
1歳児
79 人
85 人
105 人
95 人
92 人
63 人
2歳児
96 人
81 人
90 人
104 人
95 人
94 人
3歳児
99 人
102 人
84 人
94 人
102 人
99 人
4歳児
82 人
102 人
102 人
81 人
94 人
103 人
5歳児
104 人
81 人
102 人
105 人
83 人
92 人
544 人
551 人
581 人
578 人
525 人
529 人
6歳児(小 1)
109 人
105 人
87 人
108 人
103 人
86 人
7歳児(小 2)
93 人
109 人
107 人
89 人
107 人
104 人
8歳児(小 3)
99 人
93 人
108 人
107 人
91 人
106 人
9歳児(小 4)
104 人
101 人
94 人
109 人
105 人
91 人
10 歳児(小 5)
102 人
103 人
101 人
94 人
110 人
105 人
11 歳児(小 6)
90 人
102 人
103 人
103 人
93 人
110 人
597 人
613 人
600 人
610 人
609 人
602 人
12 歳児(中 1)
114 人
90 人
100 人
103 人
103 人
92 人
13 歳児(中 2)
121 人
116 人
91 人
99 人
105 人
104 人
14 歳児(中 3)
112 人
122 人
116 人
92 人
99 人
105 人
15 歳児
85 人
111 人
120 人
115 人
92 人
99 人
16 歳児
124 人
86 人
114 人
121 人
118 人
94 人
17 歳児
113 人
125 人
85 人
112 人
121 人
119 人
669 人
650 人
626 人
642 人
638 人
613 人
1,810 人
1,814 人
1,807 人
1,830 人
1,772 人
1,744 人
0~5歳児
計
6~11 歳児
計
12~17 歳児
計
合計
※住民基本台帳(各年4月1日現在)
10
第2章 明和町の現状
(2)世帯数の現状
平成 22 年 3,781 世帯から平成 26 年 3,910 世帯と、129 世帯、3.4%の増加
となっています。
また、1 世帯当たりの平均人員数は、平成 22 年 3.05 人から平成 26 年 2.90
人と少なくなっており、核家族化が進行してます。
(世帯)
世帯数と1世帯当たりの平均人員の推移
(人)
4,000
4.00
世帯数
3,900
3.07
3.05
3.03
1世帯当たり平均人員
2.99
2.95
2.90
3.00
3,800
2.00
3,852
3,700
3,781
3,780
3,858
3,910
3,800
1.00
3,600
3,500
0.00
平成21年
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
※住民基本台帳(各年4月1日現在)
(3)出生数・合計特殊出生率の現状
出生数は、平成 20 年の 86 人から平成 25 年の 80 人と、増減のばらつきはあ
るものの、全体としては減少傾向を示しています。
合計特殊出生率も、平成 20 年の 1.32 から平成 25 年の 1.39 の間、年によっ
てばらつきが多い状況です。また、国・県の合計特殊出生率と比べ、低い値と
なっています。
※出生率:人口千対
※合計特殊出生率:15歳から49歳までの女子の年齢別出生率を合計したもので、1人の
女子が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に生むとした時の平
均子ども数に相当する。
11
すくすくめいわ 2015
※群馬県人口動態調査
合計特殊出生率の推移
(%)
1.70
1.60
1.60
1.51
1.50
1.46
1.40
1.30
1.40
1.37
1.32
1.38
1.39
1.43
1.41
1.39
1.41
1.39
1.43
1.41
1.39
明和町
群馬県
全国
1.37
1.24
1.20
平成20年
平成21年
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
※群馬県人口動態調査
12
第2章 明和町の現状
2 明和町の子ども・子育て支援の現状と課題
(1)教育・保育関係施設の状況
教育・保育施設の設置状況は、以下のとおりです。
東部・中部・西部それぞれにあった幼稚園・保育園は平成12年に統廃合し、
中部地区にそれぞれ1か所となり、さらに、平成19年度からその幼稚園・保育
園が幼保連携型認定こども園となりました。
認定こども園内には、地域子育て支援センターが併設されています。
町内に所在する教育・保育関係施設は、公立認定こども園が1か所、小学校
2か所、中学校1か所、県立高等学校1か所、学童保育所2か所となっていま
す。
また、関連事業として、各小学校内で放課後子ども教室が開催されています。
区
分
設置数
施設名
認定こども園
1か所
明和こども園
地域子育て支援センター
1か所
明和町子育て支援センター
小学校
2か所
中学校
1か所
明和中学校
高等学校
1か所
県立館林商工高等学校
学童保育所
2か所
放課後子ども教室
2か所
明和東小学校
明和西小学校
東部学童保育所
西部学童保育所
あおぞら(明和東小学校)
あくしゅ(明和西小学校)
13
すくすくめいわ 2015
① 明和こども園の状況
平成 22 年度から平成 26 年度にかけてのこども園園児数の推移は、以下の
とおりです。
3歳以上児については、短時間保育児・長時間保育児を合わせると町内の
児童のほとんどがこども園を利用している状況です。
その年の出生数により増減はありますが、短時間保育児は 180 人前後、長
時間保育児は 170 人から 180 人前後で推移しています。
長時間保育児については、3歳未満児の利用の増加により定員を上回る受
け入れをしていたため平成 24 年度に定員増を行いましたが、その後も定員を
上回る状況が続いています。
保育室の確保、保育士・幼稚園教諭の確保に努め、待機児童ゼロを維持し
ています。
明和こども園園児数の推移
(単位:人)
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
短時間
定員数
200
200
200
200
200
保育児
入園児数
176
186
169
171
181
長時間
定員数
120
120
160
160
160
保育児
入園児数
159
173
176
179
172
定員数
320
320
360
360
360
入園児数
335
359
345
350
353
計
※短時間保育児:学校基本調査
各年5月1日現在
※長時間保育児:学校教育課資料
各年3月31日現在
② 地域子育て支援センターの利用状況
その年の出生数により増減はありますが、3歳未満児親子の利用が定着し
ていると考えられます。
出生数の減少や3歳未満児の明和こども園長時間保育利用が増加傾向にあ
ることから、利用者数は減少傾向にあります。
子育て支援センター利用者数の推移(延べ人数)
子育て支援センター
利用者数
(単位:人)
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
7,420
7,013
7,586
5,977
7,079
※学校教育課資料
14
第2章 明和町の現状
③ 小学校・中学校の状況
児童数・生徒数は、その年の出生数により増減はありますが、全体的に減
少傾向にあります。
明和東小学校では、平成22年度から平成25年度にかけて児童数が増加して
いましたが、平成26年度は減少に転じています。明和西小学校では、平成22
年度から平成26年度にかけて32人減少しています。明和中学校でも、平成22
年度に比べ、平成26年度には生徒数29人が減少しています。
小学校児童数・中学校生徒数の推移
(単位:人)
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
明和東小学校
174
181
188
205
201
明和西小学校
429
416
413
403
397
小学校計
603
597
601
608
598
明和中学校
324
306
294
302
295
小・中学校計
927
903
895
910
893
※学校基本調査
各年5月1日現在
④ 学童保育所・放課後子ども教室の状況
利用者数は、その年の児童数により増減はありますが、全体的に増加傾向
にあります。
保護者の就労等により、放課後児童健全育成事業(学童保育)などの放課
後児童対策の充実が求められています。保護者会の指定管理者制度による運
営の見直しや利用者増加に対応するための受け入れスペースの確保、施設の
老朽化への対応、放課後子ども教室との一体的な運営など課題があります。
学童保育所・放課後子ども教室登録者数の推移
(単位:人)
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
東部学童保育所
27
28
35
29
23
西部学童保育所
45
44
50
59
58
学童保育所計
72
72
85
88
81
放課後子ども教室(東小)
43
59
70
67
49
放課後子ども教室(西小)
52
56
62
62
68
放課後子ども教室計
95
115
132
129
117
※学童保育所:住民福祉課資料
※放課後子ども教室:生涯学習課資料
15
すくすくめいわ 2015
(2)主な子育て支援事業の状況
めいわ子育てサポートプラン(明和町次世代育成支援行動計画(後期計画))
で目標事業量を定めた主な子育て支援事業の状況は、以下のとおりです。
実
事業名
通常保育事業
3歳未満児
(こども園)
3歳以上児
績
(平成 20 年度)
目標事業量
実績見込み
(平成 26 年度) (平成 26 年度)
50人
70人
70人
270人
270人
290人
0人
0人
0人
0か所
0か所
0か所
0人
17人
0人
0か所
1か所
0か所
0人
1人
0人
0か所
1か所
0か所
0人
0人
0人
0か所
0か所
0か所
0人
1人
0人
0か所
1か所
0か所
0日
0日
18日
0か所
0か所
1か所
0日
300日
0日
0か所
1か所
0か所
0日
240日
0日
か所数
0か所
1か所
0か所
か所数
0か所
0か所
0か所
児童数
53人
60人
81人
か所数
2か所
2か所
2か所
放課後子ども教室
か所数
2か所
2か所
2か所
地域子育て支援拠点事業
か所数
1か所
1か所
1か所
か所数
0か所
0か所
0か所
定員数
定員(児童数)
特定保育事業
か所数
定員(児童数)
延長保育事業
か所数
定員(児童数)
夜間保育事業
か所数
トワイライト事業
定員(児童数)
か所数
定員(児童数)
休日保育事業
か所数
病児対応型・
日数
病児・病後児
病後児対応型
か所数
保育事業
体調不良児
対応型※
一時預かり事業※
ショートステイ事業
放課後児童健全育成事業
ファミリーサポートセンター
事業
日数
か所数
日数
※体調不良児対応型病児・病後児保育事業、一時預かり事業については、国の実施要件は満たしていない
が、こども園において類似の事業を実施している。
16
第2章 明和町の現状
(3)明和町の子育て世代の課題
本計画の策定に向けて、子ども・子育てに関する生活実態と意見・要望を把
握することを目的に、「子育て支援に関するニーズ調査」を実施しました。
この「子育て支援に関するニーズ調査」から、明和町の子育て世代が抱える
様々な課題が明らかになりました。
調 査 の 概 要
目
的 子育ての実態や教育・保育、子育て等に関するニーズを把握し、子
ども・子育て支援事業計画に反映させるための基礎資料とする
調査対象 ①町内の小学校就学前の児童がいる全世帯
②町内の小学校に就学する児童がいる全世帯
発 送 数 ① 602件
② 610件
実施時期 平成26年1月~平成26年2月
調査方法 ①在園施設より配布・回収、未在園世帯については郵送・回収
②在学小学校より配布・回収
回 収 数 ① 428件
② 585件
回 収 率 ① 71.1%
② 95.9%
【調査結果について】
※割合(%)は、小数点以下第2位で四捨五入したものです。そのため、単数回答であっ
ても合計値が100.0%にならない場合があります。
※複数回答の設問の場合、選択肢ごとの回答数の割合を示しています。そのため、合計
が100.0%を超える場合があります。
※グラフのN数は、サンプル数を表しています。
17
すくすくめいわ 2015
家族・親族・知人に見守られている明和町の子育て世代
子育て(教育を含む)を主に行っている人については、「父母ともに」が就
学前児・就学児ともに5割以上と割合が最も高く、次いで「主に母親」がそれ
ぞれ4割強から5割弱となっています。
お子さんの子育て(教育を含む)を主に行っている人(就学前児・就学児)
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
50.7%
51.1%
父母ともに
47.0%
主に母親
主に父親
主に祖父母
60.0%
42.2%
0.5%
1.0%
1.2%
2.9%
その他
0.5%
1.0%
無回答
0.0%
1.7%
就学前児(N=428)
就学児(N=585)
日常的に親族や知人・友人に子どもをみてもらえる世帯は合わせて約35%
ですが、約6割は緊急時・用事の際には親族や知人・友人にみてもらえると
答えています。子どもをみてもらえる環境にない世帯は約5%でした。
日常的にお子さんをみてもらえる人の有無(就学前児)
0.0%
10.0%
20.0%
日常的に祖父母等の親族にみてもらえる
緊急時・用事の際には子どもをみてもらえる
友人・知人がいる
いずれもない
40.0%
50.0%
60.0%
34.1%
緊急時・用事の際には祖父母等の親族にみてもら
える
日常的に子どもをみてもらえる友人・知人がいる
30.0%
52.5%
0.6%
7.7%
5.1%
就学前児(N=428)
18
第2章 明和町の現状
子育て(教育を含む)をするうえで気軽に相談できる人や場所では93.9%
が「いる」としています。その相談先は、友人や知人94.5%、祖父母等の親族
88.6%であり、9割は親族、友人・知人に相談できるとしています。専門的機
関については、明和こども園の先生が39.3%、それ以外を上げる人は少なくな
っています。
子育てに関して、気軽に相談できる先(就学前児)
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0% 100.0%
祖父母等の親族
88.6%
94.5%
友人や知人
近所の人
6.7%
子育て支援施設
保健所・保健センター
保育士
幼稚園教諭
16.4%
4.2%
2.5%
0.2%
明和こども園の先生
民生委員・児童委員
かかりつけの医師
自治体の担当窓口
その他
39.3%
0.2%
6.7%
1.0%
0.2%
就学前児(N=402)
【複数回答】
就労意欲が高く、保育ニーズが高い
母親の就労状況については、就学前児では「以前は就労していたが、現在は
就労していない」が43.0%と最も多く、次いで「パート・アルバイト等で就労
している」22.9%、「フルタイムで就労している」20.3%と続いています。子
育てのために就労をやめた人が多いと推定されます。
就学児では「パート・アルバイト等で就労している」が40.7%で最も多く、
次いで「フルタイムで就労している」28.0%、「以前は就労していたが、現在
は就労していない」19.8%となっています。就学等子どもの成長に伴いパー
ト・アルバイト等で就労を再開している人も多いのではないかと考えられます。
現在就労していない母親の就労希望は、就学前児では「下の子が□□歳にな
った頃就職したい」「すぐにでも、もしくは1年以内に就労したい」合わせて
53.0%、就学児では「下の子が□□歳になった頃就職したい」「すぐにでも、
もしくは1年以内に就労したい」合わせて57.1%と就労の意欲が高く、そのこ
とから保育ニーズが高いと推定されます。
19
すくすくめいわ 2015
母親の就労状況(就学前児・就学児)
0.0%
10.0%
20.0%
5.4%
0.9%
22.9%
40.7%
1.6%
0.3%
以前は就労していたが、現在は就労してい
ない
これまで就労したことがない
無回答
就学前児(N=428)
43.0%
19.8%
3.3%
5.6%
3.5%
4.6%
就学児(N=585)
非就労の母親の就労希望(就学前児・就学児)
0.0%
10.0%
20.0%
子育てや家事に専念したい(就労の予定は
ない)
就学前児(N=198)
40.0%
33.6%
26.2%
すぐにでも、もしくは1年以内に就労した
い
無回答
30.0%
9.6%
1年より先、下の子が、□□歳になったこ
ろに就職したい
20
50.0%
28.0%
パート・アルバイト等で就労している
パート・アルバイト等で就労しているが、
産休・育休・介護休業中である
40.0%
20.3%
フルタイムで就労している
フルタイムで就労しているが、産休・育
休・介護休業中である
30.0%
21.2%
9.4%
就学児(N=149)
31.8%
30.9%
37.4%
第2章 明和町の現状
各種相談事業に期待
認知度、利用度、利用意向とも母親学級は半数を超えています。その他のサ
ービスでは保健センター以外は認知度も低く、利用したことがある人は少ない
状況です。しかしながら、各サービスを利用したいとする人は約半数の割合に
なっており、全般的に子育て支援事業の利用意向度が高まってきていると言え
ます。
子育て支援事業等の認知度・利用度・利用意向度
認知度
利用度
利用意向
(知っている)
(利用したことがある)
(利用したい)
母親学級
82.5%
57.2%
50.5%
保健センター
77.1%
33.4%
53.7%
家庭教育に関する講座
41.1%
12.1%
44.6%
教育相談
35.0%
3.7%
46.0%
子育ての相談窓口
38.3%
3.5%
50.2%
子育て支援情報誌
17.8%
7.0%
55.8%
土曜日、日曜日・祝日の定期的な教育・保育事業の利用希望
土曜日、日曜日・祝日の定期的な教育・保育事業の利用は「利用する必要は
ない」が多い状況ですが、「ほぼ毎週利用したい」「月に1~2回は利用した
い」と利用をを希望する人が少なからずいるため、今後検討していかなければ
ならない課題となります。
就学前児 N=428
土曜日
18.5%
日曜日
1.6%
5.1%
1.4%
10.0%
4.4%
75.5%
86.2%
利用する必要はない
利用する必要はない
ほぼ毎週利用したい
ほぼ毎週利用したい
月に1~2回は利用したい
月に1~2回は利用したい
無回答
無回答
21
すくすくめいわ 2015
月に1~2回は利用したい理由
0.0%
10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0%
仕事が入るため
45.9%
平日にできない用事を済ませるため
介護等のため
29.5%
0.8%
息抜き(遊びも含む)のため
23.0%
その他
6.6%
就学前児(N=122)
お子さんの病気の際の対応について
保護者が就労している場合であって、お子さんが病気等で通常の保育が利用
できなかったり、学校へ行けなかったりしたことは、就学前児では78.2%、就
学児では52.0%の人が「ある」と回答しています。しかしながら、病児・病後
児のための保育施設等の利用を希望する人は少ない状況です。
この1年間に、お子さんが病気やケガで通常利用している事業が利用できなかったことがあ
りますか。この1年間に、お子さんが病気やケガで学校へ行けなかったことがありますか。
就学前児(N=280)
就学児(N=585)
6.0%
21.8%
42.1%
52.0%
78.2%
あった
なかった
あった
22
なかった
第2章 明和町の現状
その際、できれば「病児・病後児保育施設等を利用したい」と思われましたか。
就学前児(N=166)
1.8%
38.0%
60.2%
利用したい
利用したいと思わない
無回答
放課後の時間の過ごさせ方について
お子さんが就学前5歳以上の場合に、放課後の時間をどのような場所で過ご
させたいと思うかの問いに対しては、小学校低学年のときも高学年のときも
「自宅」、「習い事」、「放課後子ども教室」、「学童保育所」の順位でした。
放課後の時間の過ごさせ方について(就学前児)
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
31.6%
10.2%
10.2%
祖父母宅や友人知人宅
23.2%
習い事
27.0%
2.5%
1.8%
17.5%
13.3%
14.4%
10.2%
放課後子ども教室
放課後児童クラブ(学童保育所)
その他
40.0%
27.7%
自宅
児童館
(N=285)
4.6%
6.0%
小学校低学年(1~3年生)時
小学校高学年(4~6年生)時
23
すくすくめいわ 2015
小学校就学児に対しての放課後の過ごさせ方の問いへの回答については、
「自宅」、「習い事」、「祖母宅や友人知人宅」、「放課後子ども教室」、「学
童保育所」の順位という結果でした。
放課後の時間の過ごさせ方について(就学児)
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
(N=285)
50.0% 60.0% 70.0%
自宅
60.7%
祖父母宅や友人知人宅
22.2%
習い事
児童館
49.6%
5.0%
放課後子ども教室
16.8%
放課後児童クラブ(学童保育所)
ファミリーサポートセンター
その他
10.1%
1.0%
9.9%
24
第3章 計画の基本的な考え方
第3章 計画の基本的な考え方
25
すくすくめいわ 2015
1 計画の基本理念
本計画は、
『明和町次世代育成支援行動計画(めいわ子育てサポートプラン)』
を継承する計画として位置づけられています。
子どもは、日々の積み重ねで成長していく存在です。親もまた、日々の子育
てを通して親として成長していく存在です。子どもの育ちを応援すると同時に、
親自身、そして親となる人たちの成長や学びを応援していくことが求められて
います。
さらに、子どもは家庭をその育ちの基盤としながらも、地域社会と様々に関
わりあっていく中で、社会的な存在として育ちを遂げていきます。子どもたち
の育ちにとっては、親が子育てについての第一義的な責任を持つという基本的
な認識を前提としながらも、家庭だけでなく地域にも、まち全体で温かく見守
り、そして時には必要な手助けをし、応援していくという大きな役割がありま
す。同時に、子どもたちの育ちを地域全体で支えていくことにより、子育てを
通して地域における助け合いが生まれ、地域社会が生まれ変わっていくのでは
ないでしょうか。
「子どもや親が、共に育ち、共に育て合う。そして、それをまち全体が応援し、
育てていく。また、そのことが地域自体の育ちにつながっていって欲しい。」
本計画においても、そんな願いが込められた『明和町次世代育成支援行動計
画(めいわ子育てサポートプラン)
』の基本理念を引継ぎ、以下のとおり基本
理念を定めました。
子どもが 親が 地域が
共に育ち 育て合うまち
26
第3章 計画の基本的な考え方
2 計画の基本的な視点
本計画の推進にあたっての「基本的な視点」は、次世代育成支援対策推進法
第8条第1項の規定による行動計画策定指針に基づく以下の10の視点とし
ます。
(1)子どもの視点
子どもの幸せを第一に考え、子どもの利益が最大限に尊重されるよう配慮す
ることが必要であり、特に、子育ては男女が協力して行うべきものとの視点に
立って取り組んでいきます。
(2)次代の親の育成という視点
子どもは次代の親となるものとの認識のもとに、豊かな人間性を形成し、自
立して家庭を持つことができるよう、長期的な視野に立った子どもの健全育成
のための取り組みを進めていきます。
(3)サービス利用者の視点
核家族化や都市化の進行等の社会環境の変化や国民の価値観の多様化に伴
い、子育て家庭の生活実態や子育て支援に係る利用者のニーズも多様化してい
ることから、このような多様な個別のニーズに柔軟に対応できるよう、利用者
の視点に立った柔軟かつ総合的な取り組みを進めていきます。
(4)社会全体による支援の視点
父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本
的認識のもとに、町はもとより企業や地域社会を含めた社会全体で協力して、
様々な担い手の協働のもとに対策を進めていきます。
(5)仕事と生活の調和の実現の視点
働き方の見直しを進め、仕事と生活の調和を実現することは、結婚や子育て
に関する希望を実現するための取り組みとして社会全体で進めていくことが
必要です。町や企業をはじめとする関係者が連携して進め、地域の実情に応じ
た展開を図っていきます。
27
すくすくめいわ 2015
(6)結婚・妊娠・出産・育児の切れ目ない支援の視点
多くの若者の結婚や妊娠、出産に対する希望を叶えるために、
「子育て支援」
と「働き方改革」の一層の強化に加え、地域の実情に応じた「結婚・妊娠・出
産・育児」の切れ目ない支援の展開を図っていきます。
(7)すべての子どもと家庭への支援の視点
子育てと仕事の両立支援のみならず、子育ての孤立化等の問題を踏まえ、広
くすべての子どもと家庭への支援という観点から推進していきます。
また、社会的養護を必要とする子どもに十分対応できるよう、社会的養護体
制について整備を進めることとし、家庭的な養護の推進、自立支援策の強化と
いう観点も踏まえて取り組みを進めていきます。
(8)地域の担い手や社会資源の効果的な活用の視点
子育てに関わる地域活動団体や民生委員・主任児童委員などの人的資源、豊
かな自然環境や伝統文化、各種公共施設など、さまざまな地域の担い手や社会
資源を十分かつ効果的に活用していきます。
(9)サービスの質の視点
サービスの質を評価し、向上させていくといった視点から、人材の資質の向
上を図るとともに、情報公開やサービス評価等の取り組みを進めていきます。
(10)地域特性の視点
地域の特性は様々であり、利用者のニーズ及び必要とされる支援策も異なる
ことから、本町の特性を十分に踏まえて主体的な取り組みを進めていきます。
28
第3章 計画の基本的な考え方
3 計画の基本目標
基本理念を実現するために、基本的な視点を踏まえて、次の8つの基本目標
を掲げて各施策を推進していきます。
(1)地域における子育ての支援
すべての子育て家庭のために、利用者のニーズを踏まえた教育・保育サービ
スの充実を図るとともに、子育てをする親同士の相談や交流の場の提供など地
域社会が積極的に子育てをサポートする温かい地域づくりの形成を目指して
いきます。
(2)母と子の健康の確保及び増進
安心して妊娠・出産ができる環境を確保するとともに、母親の育児に関する
不安を軽減し、のびのびと安心して育児が楽しめるよう母子保健事業の一層の
充実を図ります。
(3)子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備
次代を担う子どもたちが、個性豊かに生きる力を伸ばすことができるよう、
家庭はもとより学校等と地域が連携・協力し、子どもの心身ともに健やかな育
成を図るための教育環境づくりを推進していきます。
(4)子育てを支援する生活環境の整備
公共施設、歩道など子育てバリアフリー化により、安心して外出できる環境
整備と交通安全対策・防犯対策の推進など、子どもたちが安心して暮らせる環
境整備に努めるとともに、良質な住宅の建設の促進や地域の居住環境の整備に
努めていきます。
(5)職業生活と家庭生活との両立の推進
仕事をもつ親が子どもを安心して生み育てられるように、きめ細かな教育・
保育サービスの提供を進めるとともに、勤労者や事業主双方の意識啓発を推進
するため、広報・情報提供等を関係機関と連携しながら推進していきます。
29
すくすくめいわ 2015
(6)子どもの安全の確保
子どもの交通安全を確保するため、また、犯罪等の被害から子どもを守るた
めの取り組みを推進します。また、犯罪・児童虐待等により被害を受けた子ど
もの心のケアに対して、関係機関と連携し、きめ細かな支援を推進していきま
す。
(7)支援を必要とする児童へのきめ細かな取り組みの推進
児童虐待防止、ひとり親家庭等の自立支援、障がい児及びその家庭などへの
支援等、特に支援を必要とする子どもや家庭へのきめ細かな支援の提供を推進
します。
(8)子ども・子育て支援事業の推進(子ども・子育て支援事業計画)
子ども・子育て支援法第61条第1項に規定する子ども・子育て支援事業計画
(本計画第5章)に基づき、子ども・子育て支援新制度による事業を推進しま
す。
30
第3章 計画の基本的な考え方
4 計画の体系
31
すくすくめいわ 2015
32
第4章 施策の展開(行動計画)
第4章 施策の展開(行動計画)
33
すくすくめいわ 2015
1 地域における子育ての支援
◆◇現状と課題◇◆
近年、地域における子育て家庭の孤立化による子育てに対する不安感の増大、
特に子育て中の母親などの育児不安が指摘されており、共働き家庭のみならず、
すべての子育て家庭を対象とする支援の充実が求められています。
本町としては、子育て中の親子の交流の場や身近な相談の場の充実を図っ
てきました。今後も、子育て支援事業の周知を図り、町民ニーズに対応でき
るような体制づくりに努めていきます。
また、地域ぐるみで子育てを支援することは、子どもを育てる親に対して
育児知識を提供したり、見守りによる安心感を与え、子育ての負担や不安を
軽減するなど、家庭の子育てを支援する役割を果たすとともに、地域の子ど
も同士・親同士、さらには高齢者をはじめとする世代を超えた様々な交流が、
子どもの育つ力そのものを支援する力となります。
すべての家庭が安心して子育てできるよう、子育て支援サービスや教育・
保育サービスの充実、また子どもや子育て家庭に対する見守りや地域活動を
通じ、人と人とのつながりを大切に、地域全体で子どもを育てる体制づくり
が必要とされています。
◆◇施策の方向◇◆
(1)地域における子育て支援サービスの充実
親の就労形態の多様化や子育て家庭の負担感の増大等により、地域の子育て
機能の低下が指摘されています。すべての子育て家庭への支援を行うため、地
域における様々な子育て支援サービスの充実を図るとともに、子育て支援事業
に関する情報提供等を推進します。
親同士が交流や情報を交換できる場や子育てサークルなどの自主的活動の
場を確保する子育て支援センターの充実を図ります。
子どもを預けてのリフレッシュや急な用事が生じた場合等に活用できるフ
ァミリー・サポートセンター事業についても引き続き検討していきます。
また、子育ての悩みや不安を気軽に相談できる地域によるサポート体制を関
係機関・団体等と連携しながら推進し、ニーズに合わせた多様なサービスの提
供に努めていきます。
34
第4章 施策の展開(行動計画)
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
乳幼児及びその保護者が相互に交流を行
子育て支援センター
事業(地域子育て支
援拠点事業)
う場所を開設し、子育てについての相談、
情報提供、助言その他の援助を行います。
これにより、地域の子育て支援機能の充
継続
学校教育課
継続
学校教育課
継続
学校教育課
継続
健康づくり課
検討
住民福祉課
継続
住民福祉課
継続
住民福祉課
実、子育ての不安感の緩和等を図り、子ど
もの健やかな育ちを支援していきます。
子育て支援センターにおいて、就学前の親
子育てサークル活動
子が子育ての情報交換、また親子の遊びや
支援事業
交流をすることを応援し、サークル化の促
進や活動の支援を行います。
子育て支援センター等の施設を開放し、子
子育てサロンへの場
育てサークルに加入していない親子も子
の提供
育ての情報交換、親子の遊びや交流を行え
るようサロン的な場を提供します。
子育て環境の充実のために、広報紙、パン
子育て情報の提供
フレット、町のホームページ等を活用し、
子育てに関する情報の提供を行います。
ファミリー・サポート・センターは仕事と
育児との両立支援及び児童福祉の向上を
目的とした事業で、育児のサポートをした
ファミリー・サポー
ト・センター事業の
検討
い人と育児のサポートを受けたい人がそ
れぞれ会員登録し、センターがその斡旋
(サポートを受けたい会員からの依頼に
応じて、サポートしてくれる会員を紹介す
る)を行う助け合いのしくみです。多様な
ニーズに対応するため、実施を検討してい
きます。
少子化対策として、出産に対して祝金を支
出産祝金の支給
給することにより、児童の出産を祝福し、
次代を担う児童の健全な育成を図ります。
中学校卒業までの児童の養育者に、家庭等
児童手当の支給
における生活の安定に寄与し、次代の社会
を担う児童の健やかな成長を図ることを
目的として支給します。
35
すくすくめいわ 2015
(2)教育・保育サービスの充実
安心して子育てと仕事が両立できるように、サービスを提供できる環境の整
備や対応に向けた職員の確保など積極的に取り組んでいきます。
また、保育士・幼稚園教諭・保育教諭等への研修を実施し、教育・保育サー
ビスの質の向上を図っていきます。
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
明和こども園は、就学前の子どもに関する
教育・保育や地域における子育て支援を総
教育・保育環境の整
備
合的に提供する「認定こども園」として設
置され、幼保一元化を実現しています。今
継続
学校教育課
継続
学校教育課
検討
学校教育課
継続
学校教育課
後も教育・保育環境の整備に努め、幼児期
の学校教育・保育の充実を図っていきま
す。
明和こども園において、保育を必要とする
通常保育事業
子どもの受け入れを行い、日々の保育を実
施します。0歳から就学前児童の健全育成
を目指し、保育の充実を図ります。
延長保育事業、夜間
保育、休日保育事業、
特定保育事業の検討
保護者の多様な就労形態に対応するため、
ニーズ調査の結果等の保護者のニーズを
検証しながら、必要に応じて実施を検討し
ていきます。
明和こども園において、保護者の労働や疾
病などの理由により保育を必要とする障
がいのある子どもの保育を、子どもの状態
障がい児保育事業
に応じて可能な範囲で実施しています。今
後も障がいを持った子どもが安心して保
育を受けられる環境づくりに努めていき
ます。
36
第4章 施策の展開(行動計画)
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
児童が病気中または病気の回復期にあっ
て集団保育が困難な場合に、保育所・医療
機関等に付設された専用スペース等にお
いて一時的に預かります。現在、病児対応
型・病後児対応型事業を館林市外4町の広
病児保育事業
域で実施しています。
また、明和こども園では、保育中に体調不
継続
住民福祉課
検討
住民福祉課
継続
学校教育課
継続
学校教育課
良となった児童を看護師が緊急的に対応
する体調不良児対応型事業を実施してい
ます。
必要な人が利用できるよう、周知を図り、
利用を促進していきます。
子育て短期支援事業は、一定の理由により
児童の養育が一時的に困難になった場合
子育て短期支援事業
(ショートステイ)や保護者の帰宅が仕事
(ショートステイ・
などにより夜間になる場合(トワイライト
トワイライトステイ
ステイ)に、児童養護施設などにおいて一
事業)の検討
時的に児童を預かる事業です。今後、他市
町村で実施している施設への委託等を検
討していきます。
明和こども園において、保護者が疾病、事
一時預かり保育事業
故等で一時的に保育が困難になった乳幼
児の保育を行います。
教育・保育サービス
の向上
教育・保育サービスの向上を目指して、苦
情解決システムの確立や第三者委員(評議
員)を導入しています。
37
すくすくめいわ 2015
(3)子育てのネットワークづくり
親同士や地域の人が交流できる場を充実していくため、子育てサークル活動
の周知を図り、活動拠点の提供やネットワーク化の促進など支援内容をさらに
検討していきます。
ボランティア団体の育成等を通じて、地域における子育て機能を活性化し、
子育てに関わる地域の次世代育成力の養成を図ります。
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
子育て支援センターにおいて、就学前の親
子育てサークル活動
子が子育ての情報交換、また親子の遊びや
支援事業(再掲)
交流をすることを応援し、サークル化の促
継続
学校教育課
継続
住民福祉課
継続
住民福祉課
進や活動の支援を行います。
地域における身近な相談者として、地域福
民生委員・児童委員
祉の充実を図るとともに、児童の健全育成
活動
や保護を必要とする児童の把握、支援を行
います。
子育て支援ボランテ
ィアの育成
子育てを応援してくれるボランティアを
募集・育成・登録し、支援が必要な方等へ
紹介や各種事業等で協働していきます。
38
第4章 施策の展開(行動計画)
(4)子どもの健全育成
地域において児童が自主的に参加し、自由に遊べ、安全に過ごすことのでき
る放課後や週末等の居場所づくりの推進や、青少年の健全育成に向けた地域社
会全体での取り組みを推進します。
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
子どもたちの健全育成のために、各行政区
子ども会・育成会活
ごとに組織されている子ども会・育成会が
動支援
自主的な活動を独立して展開していける
継続
生涯学習課
継続
生涯学習課
継続
生涯学習課
継続
住民福祉課
継続
生涯学習課
よう支援・指導を行います。
子ども会などの地域組織活動の育成やそ
地域活動の育成
の指導者の育成を図り、ボランティア等の
協力を得て地域活動の育成に努めます。
防災教室や野外キャンプ等に児童が参加
異年齢交流の促進
することにより、ゲームや遊び、宿泊体験
を通して異年齢交流を行います。
放課後児童健全育成
事業(学童保育所)
放課後子ども教室推
進事業(放課後子ど
も教室)
保護者が就労等により昼間家庭にいない
小学校の児童の健全育成を学童保育所で
行います。
放課後に小学校の余裕教室を利用し、子ど
もたちが心豊かで誰とでも仲良くできる
よう、地域の方々の参画を得て、学習や遊
びの活動を行います。
児童館は、健全な遊びを通して、多様な経
験を積みながら、子どもたちが健康に育つ
ように、児童の集団および個別指導を行う
児童館運営事業
ことを目的に設置されるものです。
現在、当町の東部児童館は、休館の扱いと
なっています。
児童館の必要性等の再検討し、将来的な視
点で構想していきます。
39
休館中
検討
住民福祉課
すくすくめいわ 2015
(5)その他地域における子育ての支援
地域全体で子育てを支援する環境づくりのため、世代間交流や各種相談事業
等を行っていきます。
事業名
事業概要
事業の
方
策
高齢者からこども園の園児が昔の遊び等
世代間交流の促進
を学んだり、一緒にふれあい、世代間の交
継続
流を図ります。
担当課
生涯学習課
学校教育課
法律相談(弁護士)、人権相談(人権擁護
各種相談事業
委員)、行政相談(行政相談員)、心配ごと
相談(心配ごと相談員)等各種相談事業を
実施します。
40
継続
総務課
住民福祉課
第4章 施策の展開(行動計画)
2 母と子の健康の確保及び増進
◆◇現状と課題◇◆
現在、本町では、乳幼児、1歳6か月児・3歳児、5歳児の健康診査を基本
に、相談、むし歯予防教室、訪問指導、予防接種などきめ細かな事業を実施し
ています。今後についても関係機関との連携を一層強化し、各健診と健診後の
指導を充実するとともに、子育て不安の解消に向けた仲間づくりや学習の場の
提供に努め、育児力を高めていくことが求められます。
また、食育の推進が注目されており、乳幼児期から食事の大切さを自覚し、
適切な食習慣を身につけることが必要です。子どもを取り巻く環境が変化し、
朝食の欠食児童や間食(甘味食品・飲料)の過剰摂取など食習慣の乱れが、子
どもの心と身体の成長に悪影響を与えていることも懸念されます。子どもと保
護者が「食」の重要性について理解が深められるよう、学校給食の充実や食生
活に対する家庭への啓発・食育の推進を図っていくことが重要です。
◆◇施策の方向◇◆
(1)切れ目ない妊産婦・乳幼児への保健対策
地域における母子保健対策等においては、妊産婦をはじめとして、乳幼児期
等の健康増進を図るため、保健・医療・福祉及び教育の分野が連携して役割を
担っていく必要があります。
安心して子どもを生み育てることができるように、また、すべての子どもが
健やかに成長発達できるように、妊娠中や子育て期の切れ目ない支援体制を充
実させるとともに、親子の健康づくりを推進します。
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
子どもを希望しながらも恵まれない夫婦
への支援を図るため、不妊治療に要した費
不妊治療費助成事業
用の一部を助成します。県の助成とは別途
に、町単独で特定不妊・一般不妊の助成を
行っています。
41
継続
健康づくり課
すくすくめいわ 2015
事業名
不育症治療費助成事
業
事業概要
事業の
方
策
担当課
不育症のために子どもを持つことが困難
な夫婦が不育症治療等を受けた場合に、そ
新規
健康づくり課
継続
健康づくり課
継続
健康づくり課
継続
健康づくり課
継続
健康づくり課
継続
健康づくり課
の治療費の一部を助成します。
指定医療機関において未熟性改善のため
未熟児養育医療給付
の入院養育が必要であると判断された場
合に入院医療費を支給(現物給付)します。
妊娠の早期届出の推奨により、妊娠早期か
らの手帳の活用を図ります。また、乳幼児
健診時に手帳の効果的な活用方法につい
母子健康手帳交付及
び妊婦健康診査助成
て指導し、自らが記録することにより発育
発達を確認するとともに母性に関する意
識の高揚を図ります。
なお、母子健康手帳と一緒に妊婦一般健康
診査受診票を交付し、専門医療機関を受診
することにより妊婦の健康の保持・増進を
図ります。
乳幼児を対象に、発育・発達状況の確認と
乳幼児健診
1歳6か月児健診・
3歳児健診
5歳児健診
疾病の早期発見、及び育児不安の軽減や解
消を図るための指導を行います。乳幼児
(4か月・7か月・1歳児・2歳児)健診、
1歳6か月児健診、3歳児健診、5歳児健
診を実施し、適切な指導を行うことにより
乳幼児の健全な育成を図ります。
妊娠、出産、育児に関する正しい知識を習
得させ、安心して出産が迎えられるよう援
助するとともに仲間づくりを推進します。
パパママ学級
また、父親の育児参画の促進が図られるよ
う両親学級として位置づけます。修了者が
自主グループをつくり、活動していけるよ
う仲間づくりの援助も行っていきます。
1歳6か月児健診で気になる子及び希望
育児学級
者を対象に毎月1回育児学級を開催し、保
護者の育児不安の軽減を図るとともに発
育発達を支援します。
42
第4章 施策の展開(行動計画)
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
むし歯予防についての講話及び歯科健
診・ブラッシング指導、フッ素塗布等を継
むし歯予防教室
続的に行い、口腔環境の改善を図ります。
継続
健康づくり課
継続
健康づくり課
継続
健康づくり課
継続
健康づくり課
継続
健康づくり課
こども園と連携し、巡回による教室も実施
します。
5歳児健診の事後指導として、結果に異常
があった子もしくは生活習慣病に関心が
ある方に対して、食生活を中心に、日常生
食育教室
活習慣の正しい知識を親子一緒に学習し、
肥満や生活習慣病の予防に役立てること
を目的に実施します。
また、こども園への巡回教室、各小学校2
年生を対象とする教室を実施します。
7か月健診の機会に、すべての赤ちゃんと
保護者に「赤ちゃんと絵本を開く時間の大
切さ、楽しさ」「地域が子育てを応援して
いる」といったメッセージを伝えながら、
絵本を手渡します。肌のぬくもりを感じな
ブックスタート事業
がらことばと心をかわす、そのかけがえの
ないひとときを「絵本」を介して持つこと
を応援する運動を展開します。
実施にあたっては、子育て支援センター・
読み聞かせボランティア等と連携し、取り
組んでいきます。
定例で開催する母と子の健康相談(面接相
母子保健相談指導の
談指導)、随時に対応する電話相談指導、
充実
問題のあるケースに対応する発達相談指
導・療育相談指導を実施します。
住民ニーズを把握しながら、広報紙等で母
子の健康管理情報を周知します。また、分
母と子の健康のため
かりやすいパンフレットの作成や町ホー
の情報提供
ムページの中に母子保健コーナーを設け
るなど、新しい情報を随時提供していきま
す。
43
すくすくめいわ 2015
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
訪問指導が必要な乳幼児及び妊産婦の家
新生児・乳幼児・妊
庭を保健師、栄養士等が訪問し、保健指導
産婦訪問指導
や相談を実施し、母親の育児不安の解消と
継続
健康づくり課
継続
健康づくり課
継続
健康づくり課
継続
健康づくり課
継続
健康づくり課
継続
健康づくり課
継続
健康づくり課
乳幼児の健やかな成長を支援します。
生後4か月までの乳児のいる全家庭を訪
乳児家庭全戸訪問事
問し、育児に関する不安や悩み、子育てに
業(こんにちは赤ち
関する情報の提供、乳児及びその保護者の
ゃん事業)
心身の状況や養育環境の把握、養育につい
ての相談対応や助言等を行います。
乳児家庭全戸訪問事業等において把握さ
養育支援訪問指導事
れた養育を支援することが特に必要と認
業
められる家庭等を対象に、養育に関する相
談・指導・助言等を行います。
町から委嘱された母子保健推進員が、地域
母子保健推進員活動
内の妊産婦・乳幼児を対象に健康に関する
情報提供や声かけ訪問を行うなど、地域で
の子育て支援を行います。
健康診査や育児学級等の場面で子どもの
子どもの事故防止対
策の推進
事故防止等のリーフレットを配布し、安全
に対する知識の普及に努め、家庭内におけ
る子どもの事故防止のための取り組みを
推進します。
妊婦及び1歳未満児の親子を対象にベビ
ベビーマッサージ教
室
ーマッサージの講習会を開催し、絵本の読
み聞かせや育児相談等も行い、親子でリラ
ックスした時間を過ごしながら、前向きに
育児に取り組めるよう支援します。
言葉が出ない、落ち着きがない、友達とか
たんぽぽふれあいサ
かわるのが苦手など子育てに悩んでいる
ロン
方の相談会(就園・就学等)を実施します。
(年6回言語聴覚士等の相談)
44
第4章 施策の展開(行動計画)
(2)学童期・思春期から成人期に向けた保健対策の充実
家庭・地域・学校において生命の大切さの教育の充実と、性に関する意識や
望まない妊娠を避ける方法の普及啓発を図るとともに、学校、家庭、地域保健・
福祉、医療機関等の性に関する関係機関等のネットワークづくりを進めていき
ます。
喫煙や薬物等に関する教育、学童期・思春期における心の問題に係る専門家
の養成及び地域における防止対策等を推進していきます。
事業名
思春期ふれあい体験
事業・性教育指導
事業概要
事業の
方
策
担当課
中学生を対象に、生命の尊厳や性に関する
教育を行い、子どもたちの健全育成の支援
継続
学校教育課
継続
学校教育課
に努めていきます。
学級活動・保健指導等における薬物濫用、
薬物乱用防止、飲酒
防止、喫煙防止指
導・支援
飲酒、喫煙に関して、発達段階に応じた計
画的な指導の充実を図ります。
また、薬物乱用、飲酒、喫煙から子どもた
ちの健康を守るために講演会等を開催し
ていきます。
45
すくすくめいわ 2015
(3)食育の推進
食は豊かな人間関係づくりや人間性の形成に通じ、正しい食習慣を持つこと
は、心身の健全な育成を図るために大変重要です。離乳食に関する栄養指導や
食育教育隊事業などを通して、食育の啓発を行っていきます。
また、地場産農産物を給食に取り入れるなど食育指導に努めます。
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
町では、食生活改善推進員を育成し、食生
活改善運動を展開しています。
食生活改善推進員は、町から委託された健
食生活改善推進員活
動
康推進事業や自主事業を実施し、地域での
きめ細やかな食生活改善運動を行います。
継続
健康づくり課
継続
学校教育課
継続
健康づくり課
継続
健康づくり課
また、生活習慣病も低年齢化していること
から、親子料理教室の開催など、小児期に
正しい食習慣が身につくような援助を行
っていきます。
学校給食センター等
の食育指導
栄養士や学校栄養教諭による学校訪問や
授業・講話などを定期的に行い、食の重要
性を児童・生徒に伝えていきます。
母体の健康及び胎児の発育、乳幼児期の栄
妊婦・乳幼児栄養指
導
養指導は、健康と食習慣形成のうえで重要
であり、母親学級、乳幼児検診、各種相談・
教室などを行います。個人の状況や発達段
階にあわせた栄養指導を進めていきます。
食育を広く普及するための隊員を育成し、
乳幼児から保護者に対して、健康な心と体
食育教育隊事業
を育てる食育を推進し、食事のバランス感
覚を養ったり、「人」や「もの」への感謝
の気持ちを伝える活動を実践していきま
す。
46
第4章 施策の展開(行動計画)
(4)小児医療の充実
適切な情報の提供と「かかりつけ医」を持つことの啓発に努めるとともに、
今後とも各医療機関との連携を密にし、小児医療体制の充実に努めます。
感染症の発生予防やまん延防止を進め、公衆衛生の向上を図ります。また、
予防接種の重要性を啓発するとともに、計画的に実施する体制を整備し接種率
の向上に努めます。
事業名
福祉医療費(子ども
医療費)
事業概要
事業の
方
策
担当課
子どもが必要とする医療を容易に受けら
れるようにするため、中学3年生までの子
継続
健康づくり課
継続
健康づくり課
継続
健康づくり課
継続
健康づくり課
どもを対象に医療費を助成します。
休日当番医制を館林市邑楽郡医師会の協
休日当番医・救急医
力を得て行っています。歯科については歯
療
科医師会の協力で館林邑楽歯科保健医療
センターで診療しています。
感染症の発生及びまん延予防のため、法で
予防接種事業
定められた定期の予防接種や結核予防法
による予防接種を行います。
未熟児養育医療給付
(再掲)
指定医療機関において未熟性改善のため
の入院養育が必要であると判断された場
合に入院医療費を支給(現物給付)します。
47
すくすくめいわ 2015
3 子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備
◆◇現状と課題◇◆
少子化や近所づきあいの希薄化により、子どもと乳幼児の親子とのふれあい
の機会が減少してきています。
子育ての大切さ、親の役割、さらには地域の一員としての近隣の子どもとの
関わり方等について考えさせる「子育てを理解する教育活動」の展開を図るこ
とが求められます。
子どもにとって生活の場の基本は家庭であり、子どもの健やかな成長にとっ
て家庭の果たす役割は最も重要なものです。家庭における養育機能の低下が懸
念される中で、保護者が自信と責任を持ち家庭で子育てができるよう、多様な
子育てに関わる情報や学習機会を提供し、家庭における教育問題に対応する相
談体制の整備を図ることが大切です。
また、インターネットや携帯電話・スマートフォンの発達により「出会い系
サイト」等の有害サイトへのアクセスが大きな問題になっており、特にこの問
題に関しては、家族がなかなか把握できていないのが現状です。子どもたちを
取り巻く環境はめまぐるしく変化し、すぐ手の届くところに、過激・有害な内
容の情報が氾濫している状況にあり、子どもたちへの悪影響が懸念されていま
す。関係機関と連携し、健全に育成できる環境づくりに努めることが必要です。
◆◇施策の方向◇◆
(1)次代の親の育成
乳幼児に接する機会が少ないまま親になる世代が増えています。このため、
子どもを生み育てることの意義を理解し、子どもや家庭の大切さを理解できる
ようにするため、次代の親となる子どもに対し生命や性に関する教育を通して、
健全育成の支援を推進していきます。
事業名
事業概要
思春期ふれあい体験
中学生を対象に、生命の尊厳や性に関する
事業・性教育指導
教育を行い、子どもたちの健全育成の支援
(再掲)
に努めていきます。
48
事業の
方
策
継続
担当課
学校教育課
第4章 施策の展開(行動計画)
(2)子どもの生きる力の育成に向けた学校の教育環境等の整備
子どもたちがそれぞれの発達の段階において、心身の健やかな成長ができる
ように、教育環境の整備・充実に努めます。
また、自ら学び、自ら考える力を身に付けることができる教育や豊かな心を
育てる教育、個性を尊重する教育の充実など教育内容方法の改善が図られるよ
うな施策を推進します。
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
将来、社会人・職業人として自立していく
ことができるよう、発達段階に応じた勤労
観・職業観を育てるキャリア教育を推進し
キャリア教育の推進
ます。総合的に推進するため家庭、地域、
学年・学校種間の連携した組織を編成し、
継続
学校教育課
拡大
学校教育課
継続
学校教育課
発達段階に応じた義務教育9年間を見通
した計画を作成し、系統的な指導の充実を
図っていきます。
こども園に英語指導助手(ACE)、小・
中学校に外国語指導助手(ALT)を配置
することによって、園・小学校・中学校で
発達段階に応じた英語活動を通して、言語
外国語教育の推進
や文化について体験的に理解を深め、積極
的にコミュニケーションを図ろうとする
態度や能力を培います。国際的視点に立
ち、自らの考えを発信する英語教育を推進
します。
基礎学力の定着を図ることを目的とした
少人数指導や習熟度別学習、TT指導、小
学校の教科担当制を推進します。また、町
基礎的・基本的学習
負担任用教職員を配置する等、きめ細やか
内容の定着
な指導の充実を図ります。組織的・継続的
に学力向上に取り組めるよう指導体制の
確立を図るとともに、授業改善に取り組み
ます。
49
すくすくめいわ 2015
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
授業と関連した家庭学習の取り組み等、家
庭と学校が連携した学びの定着を図りま
す。また、家庭と連携し、食に関する指導
を通じて、
「早寝、早起き、、朝ごはん」等
学習習慣・生活習慣
の基本的な生活習慣を育成します。
の確立
子どもたちの読書離れに対応するため、中
継続
学校教育課
継続
学校教育課
継続
学校教育課
継続
学校教育課
継続
学校教育課
継続
学校教育課
継続
学校教育課
学校卒業までに読ませたい100冊の本
を提示し、小・中学生の読書習慣の向上を
目指す「心の本100冊運動」を推進しま
す。
学校ICT環境の充実を図り、ICTを活
ICT活用能力と情
報モラルの育成
用した効果的な授業の推進や子どもたち
の情報活用能力の育成を図ります。
また、保護者や関係団体と連携し、情報モ
ラルの育成に努めます。
児童・生徒の心を揺さぶる魅力ある資料の
道徳教育の推進
開発や体験等を活かした「道徳の時間」の
充実に努めます。
人権週間、人権集中学習における学習内容
を充実するとともに、体験的な活動を取り
人権教育の推進
入れる等、指導方法の充実を図ります。人
権教育に計画的・組織的に取り組むため、
推進体制の充実に努めます。
心の教育相談の充実
総合的な学習の時間
等における外部人材
の活用
適応指導教室「ふれ
あい教室」事業の充
実
スクールカウンセラー、心の相談員と連携
した生徒指導体制の充実を図ります。
外部人材を活用することにより、専門的な
知識・技能の修得を図ります。
「ふれあい教室」の指導員と各学校とが連
携を取りながら、不登校の状態にある児
童・生徒の学校復帰のための援助・指導を
行います。
50
第4章 施策の展開(行動計画)
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
生徒指導委員会の定期的な実施による問
生徒指導の充実
題行動の早期発見・対応に努め、積極的な
継続
学校教育課
継続
学校教育課
継続
学校教育課
継続
生涯学習課
継続
生涯学習課
生徒指導を推進します。
ホームページによる
学校情報の充実
各学校において、ホームページを作成し、
学校の情報を発信することによって、開か
れた学校づくりを推進します。
保護者や地域の方の意見を幅広く聞くこ
学校評議員制度の活
用
とにより、地域や社会に開かれた学校づく
りを一層推進し、学校と家庭や地域が連携
しながら特色ある教育活動を展開してい
きます。
スポーツ活動を普及振興させ、子どもが健
学校施設の開放
康で明るく成長していけるように学校施
設の開放を実施します。
スポーツ少年団指導
者等の育成
スポーツ少年団等を通じて、指導者に県主
催の研修会等の積極的な参加を促進して
いきます。
51
すくすくめいわ 2015
(3)家庭や地域の教育力の向上
「家庭教育はすべての教育の原点」との認識のもと、家庭や地域の教育力の
向上を図るとともに、学校・家庭・地域・企業等が各々の役割を果たしながら
連携・協力して、社会全体で子どもの育ちを支え合う環境づくりを進めます。
さらに、地域において充実した社会教育活動が展開されるよう、施策の総合
的な推進や環境の整備、充実を図ります。
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
幼児期の特性を理解し、親としての適正な
家庭教育学級
教育ができるよう、保護者を対象に家庭教
継続
生涯学習課
継続
生涯学習課
継続
生涯学習課
継続
生涯学習課
継続
生涯学習課
継続
生涯学習課
育学級を開催します。
妊婦等、新入学1年生の保護者、思春期の
子どもを持つ親などを対象に、それぞれの
子育て講座
時期の特性を理解し、親の役割と責任を学
んでもらうために子育て講座を開催しま
す。
子どもたちの健全育成のために、各行政区
子ども会・育成会活
ごとに組織されている子ども会・育成会が
動支援(再掲)
自主的な活動を独立して展開していける
よう支援・指導を行います。
地域活動の育成
(再掲)
異年齢交流の促進
(再掲)
子ども会などの地域組織活動の育成やそ
の指導者の育成を図り、ボランティア等の
協力を得て地域活動の育成に努めます。
防災教室や野外キャンプ等に児童が参加
することにより、ゲームや遊び、宿泊体験
を通して異年齢交流を行います。
青少年の地域におけるボランティア活動
ボランティアの育成
の推進を図るために、ジュニア・リーダー
等ボランティアの育成に努めます。
52
第4章 施策の展開(行動計画)
(4)子どもを取り巻く有害環境対策の推進
性、暴力等の有害情報については、子どもに対する悪影響が懸念されている
ことから、有害な情報や危険な人間関係から子どもたちを守るために、関係機
関・団体やPTA、ボランティア等の地域住民との連携・協力を進めていきま
す。
事業名
PTA活動との連携
事業概要
子どもの健全育成を推進するため、PTA
活動との連携強化に努めます。
事業の
方
策
担当課
継続
生涯学習課
継続
生涯学習課
継続
住民福祉課
継続
生涯学習課
地域における青少年健全育成の中心的役
青少年育成推進員の
割を担う青少年育成推進員の活動を支援
活動支援
します。青少年防犯パトロールや環境浄化
運動等へ協力していきます。
地域における身近な相談者として、地域福
民生委員・児童委員
祉の充実を図るとともに、児童の健全育成
活動(再掲)
や保護を必要とする児童の把握、支援を行
います。
IT安全講習会の実
施
インターネットやスマホ・携帯電話等をめ
ぐる有害情報や犯罪から子どもたちを守
るための講習会を開催します。
53
すくすくめいわ 2015
4 子育てを支援する生活環境の整備
◆◇現状と課題◇◆
本町では、環境基本条例、環境都市宣言、環境基本計画のもと、優れた特性
である豊かな自然環境を保全し、子育てにやさしい環境づくりに取り組んでお
り、これらの財産を次の世代に引き継ぐことは重要な使命です。
また、安心して子育てをするためには、子どもを連れていても気軽に外出で
きる安全で快適な生活環境を整備する必要があります。子どもの健全な育成を
図り、遊びを通して成長できるような支援と環境づくりを進めていきます。
◆◇施策の方向◇◆
(1)良質な住宅の確保
健康や生活の基盤となる住宅は、子どもを育てていく上では重要な要素の一
つとなります。居住の安定にもつながるように、子育て家庭へ良質な住宅の提
供を推進していきます。
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
「土地利用計画」等との整合性を図りつ
つ、土地区画整理事業やその他の手法を十
分検討し、子育て環境に配慮した良好な住
住宅用地の供給
宅用地の整備を検討していきます。
良好な住宅地の形成を図るため、土地に
関する相談体制の充実を図り、土地利用
者、事業者の相談に積極的に対応していき
ます。
54
継続
都市計画課
第4章 施策の展開(行動計画)
(2)良好な居住環境の整備
地域の実情をふまえつつ、良好な居住環境の整備を図ります。
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
住民、事業者、行政のそれぞれが環境に関
する意識を高め、相互に連携しながら環境
快適な生活環境の形
保全に向けた行動に取り組んでいき、公害
成
やごみの不法投棄のない環境にも人にも
継続
環境水道課
継続
総務課
優しい安全で快適な生活環境のまちづく
りを推進します。
夜間における犯罪の発生を防止するため
地域の実情に応じて、防犯灯の整備・拡充
に努めます。
防犯施設等の整備
また、地域の防犯力を補完し、犯罪の抑止
効果を高めるため、プライバシー保護に配
慮しつつ、防犯カメラの設置について検討
を進めます。
55
すくすくめいわ 2015
(3)安全な道路交通環境の整備
沿道地域の人々のニーズや道路の利用実態、交通量の実態等を把握し、子ど
もたちが安全に通行できるような道路交通環境の整備に努めます。
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
町内における危険箇所を点検し、ガードレ
ール、道路反射鏡等の交通安全施設の整備
を進めます。
交通安全施設の設置
また、道路管理者等の関係機関に対して
継続
総務課
継続
総務課
歩道整備等を要望し、子どもや高齢者、障
がい者等にも配慮することで、誰もが安心
して通行できる交通環境を確保します。
交通事故の防止に向けて、警察、交通指導
隊、交通安全協会等の関係機関と連携し
交通安全意識と交通
マナーの向上
て、住民の交通安全意識の向上を図りま
す。さらに、交通事故から子どもを守るた
め、交通安全教室の開催等を進めるととも
に、町内を通過する車両に対して街頭指導
を行い、安全運転を促します。
56
第4章 施策の展開(行動計画)
(4)安心して外出できる環境の整備
誰もが、利用しやすく安全で安心な施設等の整備を推進します。
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
夜間における犯罪の発生を防止するため
地域の実情に応じて、防犯灯の整備・拡充
防犯施設等の整備
(再掲)
に努めます。
また、地域の防犯力を補完し、犯罪の抑止
継続
総務課
継続
総務課
継続
総務課
効果を高めるため、プライバシー保護に配
慮しつつ、防犯カメラの設置について検討
を進めます。
町内における危険箇所を点検し、ガードレ
ール、道路反射鏡等の交通安全施設の整備
交通安全施設の設置
(再掲)
を進めます。
また、道路管理者等の関係機関に対して
歩道整備等を要望し、子どもや高齢者、障
がい者等にも配慮することで、誰もが安心
して通行できる交通環境を確保します。
交通事故の防止に向けて、警察、交通指導
隊、交通安全協会等の関係機関と連携し
交通安全意識と交通
マナーの向上(再掲)
て、住民の交通安全意識の向上を図りま
す。さらに、交通事故から子どもを守るた
め、交通安全教室の開催等を進めるととも
に、町内を通過する車両に対して街頭指導
を行い、安全運転を促します。
57
すくすくめいわ 2015
(5)安全・安心なまちづくりの推進
誰もが、安全に安心して生活することができるような地域社会の形成を推進
します。
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
子どもや女性等の防犯知識の向上を図る
ため、防犯知識や犯罪に狙われにくい暮ら
防犯意識の啓発
し方の普及に努めます。さらに、警察や防
犯活動団体と協力して防犯講習会や街頭
継続
総務課
啓発活動等を定期的に実施し、住民の防犯
対策のレベルアップを図ります。
危険箇所の点検
PTAやボランティア団体等と連携した
パトロールや見守り等を行います。
58
継続
総務課
学校教育課
第4章 施策の展開(行動計画)
5 職業生活と家庭生活の両立の推進
◆◇現状と課題◇◆
近年、女性の就労率の上昇や育児休業制度の普及などにより、子育て家庭に
おいても共働きが増えています。また、就労形態においては多様化しており、
同時に保育ニーズも多様化してきています。
ニーズ調査の結果から、育児休業制度について、父親はほとんど利用されて
おらず、母親でも低い利用率となっています。
これらのことから、男性も含めた就労状況の改善等を図ることが必要であり、
事業主に対しても、仕事と家庭生活を両立できるような環境整備や意識改革を
図るなどの働きかけが重要になります。
◆◇施策の方向◇◆
(1)仕事と生活の調和の実現のための働き方の見直し
男女が共に仕事と家庭生活等を両立することができるように、子育てがしや
すい就労形態の実現に向け、労働者や企業の意識改革を推進するための啓発や
情報提供を行っていきます。
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
育児・介護休業法等の周知徹底を図るとと
勤労者が働きやすい
もに、関係機関と連携しながら、託児施設
環境づくり
の拡充を支援するなど勤労者の働きやす
継続
経済建設課
継続
住民福祉課
い環境づくりに努めていきます。
仕事と子育ての両立
のための広報・啓
発・情報提供
男女雇用機会均等法、労働基準法、育児・
介護休業法等、関係法令の周知を図るた
め、パンフレットの作成・配布等情報提供
に努めます。
59
すくすくめいわ 2015
(2)仕事と子育ての両立の推進
家庭と仕事を両立できるよう、多様な子育て支援体制を整備するとともに、
情報提供や相談事業など、必要なサポート体制の充実を図ります。
また、関係機関と連携を図りながら、引き続き広報・啓発に努めます。
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
明和こども園は、就学前の子どもに関する
教育・保育や地域における子育て支援を総
教育・保育環境の整
備(再掲)
合的に提供する「認定こども園」として設
置され、幼保一元化を実現しています。今
継続
学校教育課
継続
学校教育課
検討
学校教育課
継続
住民福祉課
後も教育・保育環境の整備に努め、幼児期
の学校教育・保育の充実を図っていきま
す。
明和こども園において、保育を必要とする
通常保育事業(再掲)
子どもの受け入れを行い、日々の保育を実
施します。0歳から就学前児童の健全育成
を目指し、保育の充実を図ります。
延長保育事業、夜間
保護者の多様な就労形態に対応するため、
保育、休日保育事業、 ニーズ調査の結果等の保護者のニーズを
特定保育事業の検討
検証しながら、必要に応じて実施を検討し
(再掲)
ていきます。
児童が病気中または病気の回復期にあっ
て集団保育が困難な場合に、保育所・医療
機関等に付設された専用スペース等にお
いて一時的に預かります。現在、病児対応
型・病後児対応型事業を館林市外4町の広
病児保育事業(再掲)
域で実施しています。
また、明和こども園では、保育中に体調不
良となった児童を看護師が緊急的に対応
する体調不良児対応型事業を実施してい
ます。
必要な人が利用できるよう、周知を図り、
利用を促進していきます。
60
第4章 施策の展開(行動計画)
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
子育て短期支援事業は、一定の理由により
児童の養育が一時的に困難になった場合
子育て短期支援事業
(ショートステイ)や保護者の帰宅が仕事
(ショートステイ・
などにより夜間になる場合(トワイライト
トワイライトステイ
ステイ)に、児童養護施設などにおいて一
継続
住民福祉課
継続
学校教育課
継続
住民福祉課
事業)の検討(再掲) 時的に児童を預かる事業です。今後、他市
町村で実施している施設への委託等を検
討していきます。
一時預かり保育事業
(再掲)
仕事と子育ての両立
のための広報・啓
発・情報提供(再掲)
明和こども園において、保護者が疾病、事
故等で一時的に保育が困難になった乳幼
児の保育を行います。
男女雇用機会均等法、労働基準法、育児・
介護休業法等、関係法令の周知を図るた
め、パンフレットの作成・配布等情報提供
に努めます。
61
すくすくめいわ 2015
6 子どもの安全の確保
◆◇現状と課題◇◆
子どもは危険に対して無防備なことから、親はもちろん社会全体で、子ども
を危険からできるだけ遠ざけ、安全を確保する必要があります。
現代社会において、車は私たちの暮らしになくてはならないものとなりまし
た。しかし、車の普及にともない交通事故が増加しており、特に交通弱者であ
る子どもに対しては、その危険性を伝え自分の命を守ることを教えていかなけ
ればなりません。
また、全国的には子どもを狙った不審者の情報も増加しており、子どもが被
害となる凶悪な犯罪の報道も、後を絶ちません。
これらのことから、交通安全等の啓発を徹底し、地域における防犯体制の整
備が必要です。
◆◇施策の方向◇◆
(1)子どもの交通安全を確保するための活動の推進
子どもを交通事故から守るため、交通安全施設の点検・整備等を実施する
とともに、関係機関と連携強化を図り、交通安全教育を推進します。
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
交通指導員・交通安全協会・警察署の協力
交通安全教室
を得ながら、各学校において交通安全教室
継続
総務課
継続
総務課
継続
総務課
を開催し、交通安全指導を行います。
チャイルドシート購
チャイルドシートの普及を促進し、乳幼児
入費補助
の事故防止を図ります。
交通安全街頭指導や交通安全教室等の安
交通指導員の活動
全指導などの活動を支援し、また、連携し
協力し合って、子どもの交通安全の確保に
努めます。
通学路の安全点検、
通学路における交通・防犯の両面から危険
交通安全施設の点
箇所の点検を実施し、施設の整備補修や危
検・整備
険箇所の確認をします。
62
学校教育課
継続
経済建設課
総務課
第4章 施策の展開(行動計画)
(2)子どもを犯罪等の被害から守るための活動の推進
子どもを犯罪等の被害から守るため、各種団体のパトロール活動、子ども安
全の家、防犯委員会の活動等、住民の自主防犯活動を推進するとともに、関係
機関との連携強化を図り、防犯教育を推進します。
事業名
PTA等の防犯パト
ロール活動の推進
青少年育成推進員の
活動支援
(再掲)
事業概要
事業の
方
策
担当課
下校時刻を中心に、青色パトロールカーを
活用した保護者・教職員による校区内パト
継続
学校教育課
継続
生涯学習課
継続
総務課
継続
学校教育課
継続
学校教育課
継続
総務課
継続
総務課
ロールを実施します。
地域における青少年健全育成の中心的役
割を担う青少年育成推進員の活動を支援
します。青少年防犯パトロールや環境浄化
運動等へ協力していきます。
犯罪等の被害を防ぐための防犯パトロー
防犯委員会の活動
ル活動等、防犯委員会の活動を推進しま
す。
子ども安全の家の推
子どもたちを犯罪や危険から守り、安心し
進
て登下校できるよう設置しています。
防犯ブザーの普及
子どもたちが不審者から身を守るために、
防犯ブザーの携帯の普及を図ります。
夜間に置ける犯罪の発生を防止するため
地域の実情に応じて、防犯灯の整備・拡充
防犯施設等の整備
(再掲)
に努めます。
また、地域の防犯力を補完し、犯罪の抑止
効果を高めるため、プライバシー保護に配
慮しつつ、防犯カメラの設置について検討
を進めます。
子どもや女性等の防犯知識の向上を図る
ため、防犯知識や犯罪に狙われにくい暮ら
防犯意識の啓発
し方の普及に努めます。さらに、警察や防
(再掲)
犯活動団体と協力して防犯講習会や街頭
啓発活動等を定期的に実施し、住民の防犯
対策のレベルアップを図ります。
63
すくすくめいわ 2015
(3)被害に遭った子どもの保護の推進
被害を受けた子どもの早期発見・早期対応に努めるとともに、立ち直りを支
援するため、子どもに対するカウンセリング、保護者に対する助言等、関係機
関との連携した、きめ細かな支援を行います。
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
被害にあった子どもの一刻も早い立ち直
専門家によるケア組
りを支援するために、専門家(心理カウン
織の検討
セラー等)によるケア組織の検討を進めま
す。
64
継続
健康づくり課
住民福祉課
第4章 施策の展開(行動計画)
7 支援を必要とする児童へのきめ細かな取り組みの推進
◆◇現状と課題◇◆
核家族化の進行と地域社会の連帯感の希薄化により、育児のための知識や技
術が親から子へ、また、地域住民同士の間で伝えられにくくなってきています。
このため、若い親は相談相手もいないまま子育てに取り組まなければならず、
育児不安やストレスに悩む親が増えており、そうした育児背景に、児童虐待な
どの大きな社会問題を招いています。児童虐待に対しては、きめ細かな対策が
求められており、子育ての負担の軽減による虐待の予防、早期発見・早期対応
を目指した町民への広報・啓発を努めていく必要があります。児童虐待の発生
が疑われる場合には、関係機関との連携を含めた対策が行えるよう体制の整備
が重要となっています。
なお、離婚等の増加によりひとり親家庭等が増えて、経済的・社会的に不安
定な状態であり、自立した社会生活を送ることができるような支援を進めてい
くことが必要です。
また、障がい福祉施策が大きく変化しており、障がいのある子どもへのサポ
ートは、障がいのある人もない人も、ともに社会生活を営むという「ノーマラ
イゼーションの理念」に基づいて進めていかなければなりません。このため、
障がいのある子どもが地域で生き生きと生活できるよう、障がいのない子ども
とともに成長できるような配慮が必要です。これからも、障がい児の健全な発
達を支援し、社会全体が障がい児やその親を温かく見守る環境づくりを進める
ことが課題です。
◆◇施策の方向◇◆
(1)児童虐待防止対策の充実
児童虐待を防止し、すべての子どもが健全に成長していくために、早期発見
からアフターケアに至るまでの切れ目のない総合的な支援を実施するととも
に、地域における関係機関との協力体制の構築、身近な地域における虐待防止
ネットワーク体制の整備など、個々のケースの解決につながるような対策を推
進します。
65
すくすくめいわ 2015
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
町、学校、医療機関、児童相談所や警察な
ど、子どもや虐待防止に関係する団体・機
要保護児童対策地域
関が連携して、子育てや児童の虐待防止な
協議会の運営
どの対応を行います。また、定期的に会議
継続
住民福祉課
継続
住民福祉課
継続
健康づくり課
継続
住民福祉課
等を開催し、関係機関との連携の強化を図
り、迅速な問題解決に取り組みます。
虐待防止関係者の研
修会参加の促進
深刻化、複雑化する児童虐待事例に対応す
るため、関係者の研修会参加を促進し、関
係者のレベルアップを図ります。
妊娠届出時から乳幼児健診まで、問診項目
乳幼児健診等での早
期発見
等で生活・子育て環境を把握し、早期支援
を行います。支援の必要な親の早期発見、
早期支援に結びつけるための事業を推進
していきます。
家庭における適切な児童の養育と、養育に
児童相談の充実
関連して発生する児童の問題解決を図る
ため、家庭・児童の福祉に関しての相談・
指導の充実を図ります。
66
第4章 施策の展開(行動計画)
(2)ひとり親家庭の自立支援の推進
子どもの幸せを第一に考えて、ひとり親家庭等に対する「きめ細かな福祉サ
ービスの展開」と母子家庭の母に対する「自立の支援」に主眼を置きながら、
ひとり親家庭等に対する相談指導体制の充実や社会的自立に必要な情報の提
供を進めていきます。
また、児童扶養手当の支給など必要な経済的支援を図っています。
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
地域における身近な相談者として、地域福
民生委員・児童委員
祉の充実を図るとともに、児童の健全育成
活動(再掲)
や保護を必要とする児童の把握、支援を行
継続
住民福祉課
継続
住民福祉課
継続
健康づくり課
継続
住民福祉課
継続
住民福祉課
います。
児童扶養手当の支給
ひとり親家庭等の自立支援のために、児童
扶養手当を支給します。
福祉医療費(ひとり
配偶者のいない母子(父子)家庭等の母
親家庭等の福祉医
(父)と子が医療を受けた場合、保険診療
療)
における自己負担分を支給します。
ひとり親家庭等の児童のこども園(町外の
ひとり親家庭等の児
幼稚園・保育園を含む)入園・小中学校入
童の入進学等支度金
学・中学校卒業に際し、子どもの心身の健
の支給
やかな成長を祈念して、支度金を支給しま
す。
就労等のため、家庭での親子ふれあいの時
母子・寡婦会への活
動支援
間がなかなかとれない母子家庭等の親子
を対象に行う親子ふれあい交流事業や若
年母子家庭を励ます会の開催など、母子・
寡婦会の活動を支援します。
67
すくすくめいわ 2015
(3)障がい児施策の充実
すべての人々が普通に暮らしていける「ノーマライゼーション」の理念のも
とで、障がい児の健全な発達を支援し、社会全体が障がい児やその親を温かく
見守る環境づくりを進めます。
障がい児の社会参加を促進するため、生活上の課題に対応した福祉・保健・
医療・教育等の支援体制を整備し、障がい児の地域生活を支える体制づくりを
進め、障がいの特性に応じた相談体制の充実、地域生活への移行を視野におい
た在宅サービスの充実などを進めます。妊産婦・乳幼児の健康診査等の推進に
より、障がいの原因となる疾病等の早期発見・治療を推進します。
事業名
障害福祉サービスの
提供
事業概要
事業の
方
策
担当課
障害福祉計画の施策を推進し、障害のある
子どもとその家庭の福祉の向上を図りま
継続
住民福祉課
継続
住民福祉課
継続
住民福祉課
継続
健康づくり課
継続
学校教育課
す。
精神や身体に障害のある 20 歳未満の児童
特別児童扶養手当の
を家庭において看護する父母、または、父
支給
母に代わって児童を養育している人に対
して特別児童扶養手当を支給します。
重度の障害を持つ子どもに対して、障害児
重度障害児への手
当・助成等
福祉手当や在宅重度心身障害者(児)見舞
金、特定医療費等見舞金などを支給し、経
済的、精神的負担の軽減を図り、福祉の増
進に努めます。
福祉医療費(重度心
身障害児医療費)
重度の障害を持つ子どもが病気等で診療
を受けた場合、保険診療における自己負担
分を助成します。
明和こども園において、保護者の労働や疾
病などの理由により保育を必要とする障
障がい児保育事業
(再掲)
がいのある子どもの保育を、子どもの状態
に応じて可能な範囲で実施しています。今
後も障がいを持った子どもが安心して保
育を受けられる環境づくりに努めていき
ます。
68
第4章 施策の展開(行動計画)
事業名
事業概要
事業の
方
策
担当課
妊娠届出時から乳幼児健診まで、問診項目
乳幼児健診等での早
期発見(再掲)
等で生活・子育て環境を把握し、早期支援
を行います。支援の必要な親の早期発見、
継続
健康づくり課
継続
学校教育課
早期支援に結びつくための事業を推進し
ていきます。
特別に教育的支援の必要な児童生徒に対
特別支援教育の充実
して、発達に応じた援助・指導を実施しま
す。
69
すくすくめいわ 2015
70
第5章 子ども・子育て支援事業の推進(子ども・子育て支援事業計画)
第5章
子ども・子育て支援事業の推進
(子ども・子育て支援事業計画)
71
すくすくめいわ 2015
1 計画期間の人口推計
計画期間(平成 27 年度~平成 31 年度)における総人口及び児童人口の推
計を行いました。推計結果は以下のとおりとなっています。
計画期間の推計総人口
平成 26 年
(実績値)
平成 27 年 平成 28 年 平成 29 年 平成 30 年 平成 31 年
0~14 歳
1,432 人
1,415 人
1,396 人
1,387 人
1,360 人
1,340 人
15~64 歳
7,037 人
6,931 人
6,827 人
6,707 人
6,630 人
6,554 人
65 歳以上
2,872 人
2,974 人
3,065 人
3,156 人
3,229 人
3,235 人
合計
11,341 人
11,320 人
11,288 人
11,250 人
11,219 人
11,129 人
※各年4月1日推計
※推計値には住民基本台帳(4 月 1 日現在)の数値を使用
※1 年ごと 1 歳別のコーホート変化率法を使用
※コーホート変化率法:同年(又は同期間)に出生した集団の過去の変化率が将来も続
くものと仮定して、その率を基準年の人口に乗じて将来の人口
を求める手法
72
第5章 子ども・子育て支援事業の推進(子ども・子育て支援事業計画)
計画期間の推計児童人口
平成 26 年
(実績値)
平成 27 年 平成 28 年 平成 29 年 平成 30 年 平成 31 年
0歳児
78 人
74 人
72 人
72 人
70 人
72 人
1歳児
63 人
84 人
79 人
77 人
77 人
75 人
2歳児
94 人
64 人
86 人
81 人
79 人
79 人
3歳児
99 人
99 人
68 人
90 人
85 人
83 人
4歳児
103 人
100 人
100 人
69 人
91 人
86 人
5歳児
92 人
101 人
98 人
97 人
67 人
89 人
529 人
522 人
503 人
486 人
469 人
484 人
6歳児(小 1)
86 人
95 人
104 人
101 人
100 人
69 人
7歳児(小 2)
104 人
87 人
96 人
105 人
102 人
102 人
8歳児(小 3)
106 人
103 人
86 人
95 人
104 人
101 人
9歳児(小 4)
91 人
106 人
103 人
86 人
95 人
104 人
10 歳児(小 5)
105 人
91 人
106 人
103 人
86 人
95 人
11 歳児(小 6)
110 人
105 人
91 人
106 人
103 人
86 人
602 人
587 人
586 人
596 人
590 人
557 人
12 歳児(中 1)
92 人
109 人
104 人
90 人
105 人
102 人
13 歳児(中 2)
104 人
93 人
110 人
105 人
91 人
106 人
14 歳児(中 3)
105 人
104 人
93 人
110 人
105 人
91 人
15 歳児
99 人
105 人
104 人
93 人
110 人
105 人
16 歳児
94 人
101 人
107 人
106 人
95 人
112 人
17 歳児
119 人
95 人
102 人
108 人
107 人
96 人
613 人
607 人
620 人
612 人
613 人
612 人
1,744 人
1,716 人
1,709 人
1,694 人
1,672 人
1,653 人
0~5歳児
計
6~11 歳児
計
12~17 歳児
計
合計
※各年4月1日推計
※推計値には住民基本台帳(4 月 1 日現在)の数値を使用
※1 年ごと 1 歳別のコーホート変化率法を使用
73
すくすくめいわ 2015
2 教育・保育提供区域の設定
子ども・子育て支援法の規定に基づいて、幼児期の教育・保育及び地域子
ども・子育て支援事業の提供に当たって、
「教育・保育提供区域」を設定する
ことになります。この提供区域は、地理的条件、人口、交通事情その他の社
会的条件、現在の教育・保育の利用状況、教育・保育を提供するための施設
の整備状況その他の条件を総合的に勘案して、小学校区単位、中学校区単位、
行政区単位等、地域の実情に応じて、保護者や子どもが居宅より容易に移動
することが可能な区域を「教育・保育提供区域」として設定するものとされ
ています。
子ども・子育て支援事業計画では、「教育・保育提供区域」ごとに、教育・
保育施設及び地域子ども・子育て支援事業の量の見込みと確保方策を記載す
ることとなっています。
本町における「教育・保育提供区域」については、行政面積が狭く、中学
校区及び幼児期の教育・保育施設「明和こども園(認定こども園)」の利用が
町内全域を対象としていることなどを勘案して、町内全域を1つの区域とし
て設定します。
3 量の見込みと確保方策
(1)全国共通で「量の見込み」を算出する事業
全国共通で、市町村子ども・子育て支援事業計画で定める「教育・保育提
供区域」ごとに各計画年度における「量の見込み」の算出を行う事業は、以
下のとおりです。
※量の見込み:本町の現在の利用状況と、各事業の潜在的な利用ニーズをも
とに推計した各計画年度における需要量の見込みを表していま
す。各事業の潜在的な利用ニーズについては、平成 26 年 1 月に
実施した「明和町子育て支援に関するニーズ調査」を基礎デー
タとして、利用意向を集計して算出しました。
※確保方策:本町の現在の利用状況と、今後の整備計画をもとに各事業の提
供量を算出しました。量の見込みを確保するための各事業の利
用可能人数や確保方法を表しています。
74
第5章 子ども・子育て支援事業の推進(子ども・子育て支援事業計画)
全国共通で「量の見込み」を算出する事業
事業名
教育標準時間認定(認定こども園及び幼稚園)
保育認定(幼稚園)
保育認定(認定こども園及び保育園)
保育認定(認定こども園及び保育園+地域型保育)
時間外保育事業
認定区分
対象者
1号
3~5歳児
2号
3号
3~5歳児
3~5歳児
0歳児
1・2歳児
0~5歳児
放課後児童健全育成事業(学童保育所)
子育て短期支援事業
(ショートステイ・トワイライトステイ)
地域子育て支援拠点事業(地域子育て支援センター等)
1~3年生
4~6年生
0~18 歳
0~2歳児
一時預かり事業
・幼稚園における在園児を対象とした一時預かり
3~5歳児
・その他
0~5歳児
0~5歳児
病児保育事業
1~6年生
0~5歳児
子育て援助活動支援事業
(ファミリー・サポート・センター事業)
4~6年生
0~5歳児
利用者支援事業
1~6年生
妊婦健康診査
妊婦
乳児家庭全戸訪問事業、養育支援訪問事業
※
1~3年生
0歳児と
その保護者
保育の認定区分は以下のとおり
1号:満3歳以上の教育を希望する(保育の必要性がない)就学前の子ども
2号:満3歳以上の保育を必要とする就学前の子ども
3号:満3歳未満の保育を必要とする就学前の子ども
※ 地域型保育事業:幼稚園、保育園、認定こども園より少人数の単位で、3号認定の
子どもを保育する事業。小規模保育事業、家庭的保育事業、事業所内保育事業、居
宅訪問型保育事業の4種類に分類される。
75
すくすくめいわ 2015
(2)教育・保育施設及び地域型保育事業の量の見込みと確保方策
本町の教育・保育施設及び地域型保育事業は、認定こども園「明和こど
も園」1園で実施しています。幼保連携型認定こども園として、幼稚園と
保育所の機能を備えています。
入園の希望に対しては充足し、待機児童ゼロを維持しています。保護者
の希望や就労状況により他市町村の施設を希望する場合は、広域入所によ
り受け入れの委託等をしています。
本事業における各計画年度の量の見込み及び確保方策は、以下のとおりで
す。
教育・保育施設及び地域型保育事業の量の見込み、確保方策
※量の見込み:利用実人数
認定区分
平
量の見込み ①
成
27
確
年
保
度
方
策
確認を受けない幼稚園
0人
確
年
保
度
方
策
0歳
82人
70人
15人
95人
80人
15人
0人
0人
0人
特定地域型保育事業
認可外保育施設
0人
0人
0人
0人
計 ②
170人
95人
80人
15人
0人
13人
10人
0人
量の見込み ①
28
1歳・2歳
170人
170人
3号
保育利用
6人
特定教育・保育施設
認定区分
成
教育利用
164人
過不足 ②-①
平
2号
1号
2号
1号
教育利用
159人
6人
165人
特定教育・保育施設
170人
確認を受けない幼稚園
0人
特定地域型保育事業
3号
保育利用
1歳・2歳
0歳
80人
65人
17人
95人
80人
17人
0人
0人
0人
認可外保育施設
0人
0人
0人
0人
計 ②
170人
95人
80人
17人
5人
15人
15人
0人
過不足 ②-①
76
第5章 子ども・子育て支援事業の推進(子ども・子育て支援事業計画)
認定区分
平
量の見込み ①
成
特定教育・保育施設
29
確
年
保
度
方
策
年
保
度
方
策
確
年
保
度
方
策
63人
17人
95人
80人
17人
0人
0人
0人
170人
0人
0人
0人
計 ②
170人
95人
80人
17人
9人
17人
17人
0人
2号
1号
教育利用
153人
3号
保育利用
1歳・2歳
0歳
77人
63人
17人
95人
80人
17人
0人
0人
0人
5人
158人
170人
確認を受けない幼稚園
特定地域型保育事業
認可外保育施設
0人
0人
0人
0人
計 ②
170人
95人
80人
17人
12人
18人
17人
0人
量の見込み ①
31
78人
6人
0人
認定区分
成
0歳
161人
過不足 ②-①
平
1歳・2歳
認可外保育施設
特定教育・保育施設
確
保育利用
特定地域型保育事業
量の見込み ①
30
3号
確認を受けない幼稚園
認定区分
成
教育利用
155人
過不足 ②-①
平
2号
1号
2号
1号
教育利用
157人
6人
163人
特定教育・保育施設
170人
確認を受けない幼稚園
0人
特定地域型保育事業
3号
保育利用
1歳・2歳
0歳
79人
64人
17人
95人
80人
17人
0人
0人
0人
認可外保育施設
0人
0人
0人
0人
計 ②
170人
95人
80人
17人
7人
16人
16人
0人
過不足 ②-①
77
すくすくめいわ 2015
■確保方策(今後の方向性)
・明和こども園の利用定員により、量の見込みを確保できる予定です。
・0歳児の利用定員の確保については、定員の弾力化により対応します。
・保護者の希望や就労状況により他市町村の教育・保育施設等を希望する
場合は、広域調整により対応します。
・職員の確保に努めるとともに、保育教諭の資格取得を促進します。
・教育・保育の質を保つために、職員の処遇改善に努めます。
・利用希望状況の変動に応じて、定員の確保に向けた施設整備の検討・
支援を行います。
・地域型保育事業については、事業者からの申請にもとづき設置を検討し
ます。
(2)地域子ども・子育て支援事業の量の見込みと確保方策
①
利用者支援事業
利用者支援事業とは、子どもや保護者の身近な場所で、教育・保育施設
や地域の子育て支援事業等の利用について情報収集を行うとともに、それ
らの利用に当たっての相談に応じ、必要な助言を行い、関係機関等との連
絡調整等を実施する事業です。
本町では該当事業はありませんが、各担当課窓口で情報提供や相談・助
言等を行っています。
利用者支援事業における各計画年度の量の見込み及び確保方策は、以下
のとおりです。
利用者支援事業の量の見込み、確保方策 ※量の見込み:か所数
量の見込み
確保方策
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
各担当窓口において情報提供や相談・助言を実施
■確保方策(今後の方向性)
・引き続き、担当課窓口において、教育・保育施設や地域の子育て支援事
業等の情報提供や相談・助言等を実施していきます。
・地域子育て支援拠点(地域子育て支援センター)での実施や子育て世代
包括支援センターの開設について、研究・検討をしていきます。
78
第5章 子ども・子育て支援事業の推進(子ども・子育て支援事業計画)
②
地域子育て支援拠点事業(地域子育て支援センター等)
地域子育て支援拠点事業とは、家庭や地域における子育て機能の低下や、
子育て中の親の孤独感や負担感の増大等に対応するため、地域の子育て中
の親子の交流促進や育児相談等を行う事業です。
本町では、現在、明和こども園内に、明和町子育て支援センター1か所
を開設しています。
地域子育て支援拠点事業における各計画年度の量の見込み及び確保方策
は、以下のとおりです。
地域子育て支援拠点事業の量の見込み、確保方策
※量の見込み:月当たり延べ利用回数
量の見込み
(延べ回数)
確保方策
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
455回
432回
423回
410回
423回
1か所
1か所
1か所
1か所
1か所
■確保方策(今後の方向性)
・今後も、現在の子育て支援センターを充実していきます。
・地域子育て支援拠点施設での利用者支援事業の実施についても、研究
検討していきます。
・より身近な場所で地域子育て支援拠点事業を利用できるように、出張
ひろば型地域子育て支援拠点事業等の実施も検討していきます。
・利用者の増加を図るため、積極的に広報活動を行います。
③
妊婦健康診査
妊婦健康診査とは、妊婦の健康の保持及び増進を図るため、妊婦に対す
る健康診査として①健康状態の把握、②検査計測、③保健指導を実施する
とともに妊娠期間中の適時に必要に応じた医学的検査を実施する事業です。
本町では、母子健康手帳の交付の際に、14 回分の「妊婦一般健康診査受
診票」を交付しています。これにより、国が定める基本的な妊婦健康診査
項目を全国医療機関で通年利用することができます。
妊婦健康診査における各計画年度の量の見込み及び確保方策は、以下の
とおりとなります。
79
すくすくめいわ 2015
妊婦健康診査の見込み量、確保方策
※量の見込み:年間延べ回数
量の見込み
(延べ回数)
確保方策
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
960回
960回
960回
960回
960回
960回
960回
960回
960回
960回
国が定める基本的な妊婦健康診査項目を全国医療機関で通年実施
■確保方策(今後の方向性)
・引き続き、全国医療機関で妊婦に対する健康診査を実施していきます。
・母子健康手帳交付時に受診票を渡すことで周知を図り、利用促進して
いきます。
④
乳児家庭全戸訪問事業
乳児家庭全戸訪問事業とは、生後4か月までの乳児のいるすべての家庭
を訪問し、子育て支援に関する情報提供や養育環境等の把握を行う事業で
す。
本町では、保健師や母子保健推進員による居宅訪問で対応しています。
乳児家庭全戸訪問事業における各計画年度の量の見込み及び確保方策は、
以下のとおりです。
乳児家庭全戸訪問の見込み量、確保方策
※量の見込み:実人数
量の見込み
確保方策
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
84人
84人
84人
82人
80人
84人
84人
84人
82人
80人
保健師、母子保健推進員による訪問を実施
■確保方策(今後の方向性)
・引き続き、保健師や母子保健推進員の訪問による乳児家庭全戸訪問事
業を実施していきます。
80
第5章 子ども・子育て支援事業の推進(子ども・子育て支援事業計画)
⑤
養育支援訪問事業
養育支援訪問事業とは、乳児家庭全戸訪問事業などにより把握された保護
者の養育を支援することが特に必要と判断される家庭に対して、保健師・助
産師・保育士等が居宅を訪問し、養育に関する相談支援や育児・家事援助な
どを行う事業です。
本町でも、乳児家庭全戸訪問事業等により子育てに対して不安や孤独感を
抱える家庭又は虐待の恐れやリスクを抱える家庭を把握し、保健師等が訪
問・相談指導を行っています。
養育支援訪問事業における各計画年度の量の見込み及び確保方策は、以下
のとおりです。
養育支援訪問事業の見込み量、確保方策
※量の見込み:実人数
量の見込み
確保方策
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
8人
8人
8人
8人
8人
8人
8人
8人
8人
8人
保健師等による訪問を実施
■確保方策(今後の方向性)
・引き続き、保健師等の訪問による養育支援訪問事業を実施していきま
す。
・医療機関その他等関係機関・団体と連携して養育支援が必要な家庭の把
握に努め、事業の利用につなげていきます。
⑥
子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業(その他要保護児童等の支援
に資する事業)
要保護児童対策地域協議会(子どもを守る地域ネットワーク)の機能強化
を図るため、調整機関職員やネットワーク構成員(関係機関)の専門性強化
と、ネットワーク機関間の連携強化を図る取り組みを実施する事業です。
本町においても、関係機関等の連携により要保護児童対策地域協議会を設
置し、児童虐待を始めとする支援を必要とする児童について対応を協議し、
対策を行っています。
本事業における各計画年度の量の見込み及び確保方策は、以下のとおりで
す。
81
すくすくめいわ 2015
子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業の実施
※量の見込み:実施の有無
実施予定
確保方策
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
研修会の実施などを計画
■確保方策(今後の方向性)
・引き続き、要保護児童対策地域協議会の事業を推進していきます。
・機能強化事業の実施については、研修会の実施などを必要に応じて計
画していきます。
⑦
子育て短期支援事業(ショートステイ)
子育て短期支援事業とは、ひとり親家庭等が安心して子育てをしながら
働くことができる環境を整備するため、一定の理由により児童の養育が一
時的に困難となった場合に、児童を児童養護施設等で預かる短期入所生活
援助(ショートステイ)事業です。
現在、本町では実施していません。
子育て短期支援事業(ショートステイ)における各計画年度の量の見込
み及び確保方策は、以下のとおりです
子育て短期支援事業(ショートステイ)の量の見込み、確保方策
※量の見込み:年間延べ利用人数
量の見込み①
(延べ人数)
確保方策②
過不足②-①
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
他市町村への委託を検討
-
-
-
■確保方策(今後の方向性)
・他市町村で実施している施設への委託を検討していきます。
82
第5章 子ども・子育て支援事業の推進(子ども・子育て支援事業計画)
⑧
子育て相互援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)
(就
学後児童)
子育て相互援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)
とは、乳幼児や小学生等の児童を有する子育て中の労働者や主婦等を会員
として、児童の預かり等の援助を受けることを希望する者と当該援助を行
うことを希望する者との相互援助活動に関する連絡、調整を行う事業です。
現在、本町では実施していません。
子育て相互援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)
(就
学後児童)における各計画年度の量の見込み及び確保方策は、以下のとお
りです。
子育て相互援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)
(就学後児童)の量の見込み、確保方策
就学後児童
※量の見込み:年間延べ利用人数
量の見込み①
(延べ人数)
確保方策②
過不足②-①
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
広域的な実施を検討
-
-
-
■確保方策(今後の方向性)
・潜在的な利用希望は、多いと思われます。本町の人口規模から考える
と、町単独での事業実施では会員登録が低調になると考えられるので、
広域的な実施が可能か近隣市町と協議のうえ、実施の検討をしていき
ます。
⑨
一時預かり事業
一時預かり事業とは、家庭において一時的に保育を受けることが困難に
なった乳幼児について、保育所、幼稚園その他の場所で一時的に預かり、
必要な保護を行う事業です。
本町では、明和こども園において、短時間保育児を対象とした預かり保
育事業(幼稚園等在園児を対象とした一時預かり事業)と一時預かり保育
事業(就学前児童を対象とした一時預かり事業等)を実施しています。
就学前児童を対象とした一時預かり事業等とは、緊急一時保育事業(本
83
すくすくめいわ 2015
町の就学前児童を対象とした一時預かり事業が該当)、就学前児童を対象と
した子育て相互援助活動支援事業(病児・緊急対応強化事業を除く)、子育
て短期支援事業(トワイライトステイ=夜間養護等事業)の3事業を指し、
家庭での保育が一時的に困難となった児童を対象に、一時的に児童を預か
る事業です。
本町では、現在、子育て相互援助活動支援事業(病児・緊急対応強化事
業を除く)及び子育て短期支援事業(トワイライトステイ)は実施してい
ません。
本事業における各計画年度の量の見込み及び確保方策は、以下のとおり
です。
幼稚園等在園児を対象とした一時預かり事業の量の見込み、確保方策
※量の見込み:年間延べ利用人数
平成 27 年度
量の見込み①
(延べ人数)
平成 28 年度
平成 29 年度
1号認定
2号認定
1号認定
2号認定
1号認定
2号認定
230人
-
220人
-
210人
-
確保方策②
285人
285人
285人
過不足②-①
55人
65人
75人
平成 30 年度
平成 31 年度
量の見込み①
(延べ人数)
1号認定
2号認定
1号認定
2号認定
205人
-
210人
-
確保方策②
285人
285人
過不足②-①
80人
75人
■確保方策(今後の方向性)
・引き続き、明和こども園で、幼稚園等在園児を対象とした一時預かり
事業を実施していきます。
84
第5章 子ども・子育て支援事業の推進(子ども・子育て支援事業計画)
就学前児童を対象とした一時預かり事業等の量の見込み、確保方策
※量の見込み:年間延べ利用人数
量の見込み①(延べ人数)
緊急一時保育事業
確
子育て相互援助活動支援
保
事業(病児緊急対応強化
方
モデル事業を除く)
策
子育て短期支援事業
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
198人
193人
188人
184人
190人
200人
200人
200人
200人
200人
-
-
-
-
-
-
-
広域的な実施を検討
-
-
-
他市町村への委託を検討
(トワイライトステイ)
確保合計②
200人
200人
200人
200人
200人
過不足②-①
2人
7人
12人
16人
10人
■確保方策(今後の方向性)
・緊急一時保育事業については、引き続き、明和こども園で実施してい
きます。
・就学前児童を対象とした子育て相互援助活動支援事業(病児・緊急対
応強化事業を除く)については、本町の人口規模から考えると、町単
独での事業実施では会員登録が低調になると考えられるので、広域的
な実施が可能か近隣市町と協議のうえ、実施の検討をしていきます。
・子育て短期支援事業(トワイライトステイ)については、他市町村で実
施している施設への委託を検討していきます。
⑩
延長保育事業(時間外保育)
延長保育事業とは、保育認定を受けた子どもについて、通常の利用日及
び利用時間以外の日及び時間において、認定こども園、保育所等で引き続
き保育を実施する事業です。
本町の明和こども園においては、現在、朝7時 30 分から夕方 18 時 30 分
まで保育標準時間(11 時間)での受け入れを行っていますが、保育標準時
間を超える延長保育事業は実施しておりません。
延長保育事業における各計画年度の量の見込み及び確保方策は、以下の
とおりです。
85
すくすくめいわ 2015
延長保育事業の量の見込み、確保方策
※量の見込み:実人数
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
量の見込み①
111人
110人
108人
107人
111人
確保方策②
120人
120人
120人
120人
120人
過不足②-①
9人
10人
12人
13人
9人
■確保方策(今後の方向性)
・明和こども園では、子ども・子育て支援新制度の施行により保育短時
間(8時間)の認定を受ける子どもに対しては、必要に応じて、保育
標準時間(11 時間)内での受け入れを実施します。
・また、保育標準時間(11 時間)を超える延長保育については、保護者
の就労形態の多様化に対応するため、利用希望を十分に把握したうえ
で、事業実施の有無を検討していきます。
延長保育事業のイメージ
7:30
18:30
開所時間(11 時間)
延長
延長
保育標準時間の子ども(11 時間利用)
保育
延長保育
保育短時間の子ども(8時間利用)
⑪
保育
延長保育
病児保育事業
病児保育事業とは、病気又は病気の回復期にあり、集団での保育が困難
な児童について、病院・保育所等に付設された専用スペース等において、
看護師等が一時的に保育等を行う事業です。また、子育て相互援助活動支
援事業(ファミリー・サポート・センター病児・緊急対応強化事業)での
対応も含まれます。
病児保育事業については、本町では、館林市へ委託し、館林市外4町に
よる病児保育事業(病児対応型・病後児対応型)を実施しています。また、
明和こども園では、保育中に体調不良となった児童を看護師が緊急的な対
応をとる体調不良児対応型を実施しています。子育て相互援助活動支援事
86
第5章 子ども・子育て支援事業の推進(子ども・子育て支援事業計画)
業(ファミリー・サポート・センター病児・緊急対応強化事業)は実施し
ていません。
本事業における各計画年度の量の見込み及び確保方策は、以下のとおり
です。
病児保育事業の量の見込み、確保方策
※量の見込み:年間延べ利用人数
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
量の見込み①(延べ人数)
30人
30人
30人
30人
30人
確 病児・病後児保育事業
30人
30人
30人
30人
30人
-
-
-
-
-
保
子育て相互援助活動支援
方
事業(病児緊急対応強化
策
モデル事業)
広域的な実施を検討
確保合計②
30人
30人
30人
30人
30人
過不足②-①
0人
0人
0人
0人
0人
■確保方策(今後の方向性)
・病児保育事業(病児対応型・病後児対応型)については、引き続き、
広域により実施していきます。利用登録者数を増やすために、さらに
積極的に周知を図っていきます。
・明和こども園では、引き続き、病児・病後児保育事業(体調不良児対
応型)を実施していきます。
・子育て相互援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター病児・
緊急対応強化事業)については、本町の人口規模から考えると、町単
独での事業実施では会員登録が低調になると考えられるので、広域的
な実施が可能か近隣市町と協議のうえ、実施の検討をしていきます。
⑫
放課後児童健全育成事業(学童保育所)
放課後児童健全育成事業とは、保護者が労働等により昼間家庭にいない
小学校に就学している児童に対し、授業の終了後等に小学校の余裕教室や
児童館等において適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図
る事業です。
本町の放課後児童健全育成事業の現状は、各小学校区に公設民営(指定
管理者)による専用施設の学童保育所2か所を実施しています。施設の老
朽化や保育スペースの不足、保護者会運営による保護者への負担の増大等
87
すくすくめいわ 2015
の課題があるため、課題を整理し、本事業の整備を進める必要があります。
また、放課後児童対策として、各小学校内において2か所の「放課後子
ども教室」事業を開設しています。放課後子ども総合プランに基づき、放
課後児童健全育成事業(学童保育所)と放課後子ども教室の一体的な実施
が求められています。
放課後児童健全育成事業(学童保育所)及び放課後子ども教室における
各計画年度の量の見込み及び確保方策は、以下のとおりです。
放課後児童健全育成事業(学童保育所)の量の見込み、確保方策
※量の見込み:実人数
平成 27 年度
量の見込み①
確保方策②
平成 28 年度
平成 29 年度
東部
西部
東部
西部
東部
西部
28人
71人
29人
73人
30人
75人
99人
28人
102人
71人
29人
73人
105人
30人
75人
99人
102人
105人
-
-
105人
-
-
-
0人
0人
0人
平成 30 年度
平成 31 年度
うち放課後子ども教室と
一体的に実施
うち放課後子ども教室と
連携して実施
過不足②-①
量の見込み①
確保方策②
東部
西部
東部
西部
32人
79人
33人
83人
111人
32人
116人
79人
33人
83人
111人
116人
111人
116人
-
-
0人
0人
うち放課後子ども教室と
一体的に実施
うち放課後子ども教室と
連携して実施
過不足②-①
88
第5章 子ども・子育て支援事業の推進(子ども・子育て支援事業計画)
放課後子ども教
室の量の見込み、確保方策
※量の見込み:か所数
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
量の見込み(か所数)
2か所
2か所
2か所
2か所
2か所
確保方策(整備数)
2か所
2か所
2か所
2か所
2か所
-
-
2か所
2か所
2か所
-
-
-
-
-
うち放課後児童健全育成
事業と一体的に実施
うち放課後児童健全育成
事業と連携して実施
■確保方策(今後の方向性)
・施設の老朽化や保育スペースの不足、保護者会運営による保護者への
負担の増大等の課題があるため、課題を整理し、本事業の整備を進め
る必要があります。施設の改修・改築、学校の余裕教室の活用など開
設場所の検討や、保護者負担軽減のため運営方法の検討をします。
・放課後子ども総合プランに基づき、放課後児童健全育成事業(学童保
育所)と放課後子ども教室の一体的な実施を目指して、実施に向けて
検討します。
・運営のためのガイドラインの提示など、学童保育所の質の向上に努め
ます。
⑬
実費徴収に係る補足給付を行う事業
保護者の世帯所得の状況等を勘案して、特定教育・保育施設等に対して
保護者が支払うべき日用品、文房具その他の教育・保育に必要な物品の購
入に要する費用又は行事への参加に要する費用等を助成する事業です。
認定こども園や幼稚園・保育所等の保育料については、国が定める公定
価格をもとに市町村が利用者負担を設定しますが、施設によっては実費徴
収などの上乗せ徴収を行うことがあります。(各施設が特色を持った教育・
保育事業を提供しやすいように徴収するものです。)
本町では、実費負担の部分について、低所得者の負担軽減を図るため、
その補助を検討していきます。
89
すくすくめいわ 2015
実費徴収に係る補足給付を行う事業の実施
※量の見込み:実施の有無
実施予定
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
-
-
-
-
-
確保方策
状況に応じ事業実施を検討
■確保方策(今後の方向性)
・国の動向に応じ、事業を検討していきます。
⑭
多様な主体が本制度に参入することを促進するための事業
新規参入事業者に対する相談・助言等巡回支援や、私学助成(幼稚園特
別支援教育経費)や障害児保育事業の対象とならない特別な支援が必要な
子どもを認定こども園で受け入れるための職員の加配を促進するための事
業です。
子ども・子育て支援新制度の円滑な施行のためには、多様な事業者の能
力を活用しながら、認定こども園や保育所、小規模保育などの設置を促進
していく必要があります。
その一方で、新たに開設された施設や事業が安定的かつ継続的に事業を
運営し、保護者や地域住民との信頼関係を構築していくためには一定の時
間が必要であることから、新規施設事業者が円滑に事業を実施できるよう、
実施支援、相談・助言、小規模保育事業等の連携施設のあっせんなどを実
施するものです。
教育・保育の利用希望に対して供給が不足する場合など利用需要の状況
に応じて、事業を検討する必要があります。
多様な主体が本制度に参入することを促進するための事業の実施
※量の見込み:実施の有無
実施予定
確保方策
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
-
-
-
-
-
事業者の参入動向により対応を検討
■確保方策(今後の方向性)
・新規施設事業者の参入の動向により、対応を講じていきます。
90
第6章 計画の推進体制
第6章 計画の推進体制
91
すくすくめいわ 2015
1 計画の推進体制
(1)町民や関係団体等との連携
子育てを社会全体で支援していくためには、行政のみならず、教育・保育
施設、学校、その他子育てに関わる関係団体や関係機関を含めて、社会全体
が連携することが必要です。
本計画の推進にあたっては、認定こども園、幼稚園、保育所等をはじめ、
地域型保育事業及び地域子ども・子育て支援事業を行う事業者、関係団体、
関係機関などとの連携を深め、情報の共有化を図りながら、事業の推進・調
整を行うとともに、家庭・地域・学校・企業・行政それぞれが、子育てや子
どもの健全育成に対する責任や自ら果たすべき役割を認識し、互いに協力し
ながら、子育て支援に関わるさまざまな施策を計画的・総合的に推進します。
(2)地域の人材の確保と連携
子育てに関する町民の多様なニーズに対応するため、幼稚園教諭、保育士、
保育教諭等の子育てに関わる資格取得者だけでなく、ボランティアや子育て
経験者、高齢者の方など地域のさまざまな子育てを支援する幅広い人材の確
保・育成に努めます。
(3)町民・企業等の参加・参画の推進
社会全体で子育てを支援するためには、町民や企業、関係団体の理解と協
力が必要です。計画について広報等により町民等の理解を深めるとともに、
ボランティア活動の活性化の促進、住民参加型のサービスの拡充など、地域
による取り組みを支援し、子育てしやすい環境づくりに町民及び企業等の参
加・参画を推進します。
92
第6章 計画の推進体制
2 計画の進捗状況の管理・評価
本計画を推進するため、明和町子ども・子育て会議において、毎年度、計画
に基づく施策その他の地域における子ども・子育て支援施策の実施状況や、こ
れに係る費用の使途実績等について点検・評価します。PDCAサイクル(計
画・実行・評価・改善)に基づき、計画の推進に努め、事業の進捗状況を管理・
評価するにあたっては、利用者の視点に立ち、個別事業の進捗状況に加え、計
画全体の成果についても点検・評価し、施策の改善につなげます。また、点検・
評価の結果を公表するとともに、これに基づいて対策を実施します。
なお、当初の計画に対して「量の見込み」や「確保方策」などに大きな開き
が見受けられる場合には、計画の中間年度(平成 29 年度)を目安として、計
画の見直しを検討します。ただし、見直しを行った後の計画の期間は、当初の
計画期間(平成 31 年度)までとします。
93
すくすくめいわ 2015
94
資
資 料 編
95
料 編
96
明和町子ども・子育て会議条例
(平成 25 年9月 11 日明和町条例第 21 号)
(設置)
第1条
子ども・子育て支援法(平成 24 年法律第 65 号。以下「法」という。)
第 77 条第1項の規定に基づき、明和町子ども・子育て会議(以下「子ども・
子育て会議」という。)を置く。
(用語)
第2条
この条例において使用する用語は、法において使用する用語の例によ
る。
(所掌事項)
第3条
子ども・子育て会議は、次に掲げる事務を処理する。
(1) 法第 77 条第1項各号に規定する事務を処理すること。
(2) 前号に掲げるもののほか、本町の子ども・子育て支援施策に関し、町長
が必要と認める事項について調査審議すること。
(組織)
第4条
2
子ども・子育て会議は、委員 15 人以内をもって組織する。
委員は、次に掲げる者のうちから、町長が委嘱する。
(1) 子ども・子育て支援に関し、学識経験を有する者
(2) 子ども・子育て支援に関する事業に従事する者
(3) 教育関係者
(4) 保育関係者
(5) 子どもの保護者
(6) その他町長が必要があると認める者
(任期)
第5条
委員の任期は、2年以内とする。ただし、委員が欠けた場合における
補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。
2
委員は、再任されることができる。
(会長及び副会長)
第6条
子ども・子育て会議に会長及び副会長各1人を置き、委員の互選によ
り選出する。
2
会長は、会務を総理し、子ども・子育て会議を代表する。
3
副会長は、会長を補佐し、会長に事故があるとき又は会長が欠けたときは、
その職務を代理する。
(会議)
第7条
子ども・子育て会議は、会長が招集し、その議長となる。ただし、会
長及び副会長が選出されていないときは、町長が行う。
97
2
子ども・子育て会議は、委員の半数以上の出席がなければ開くことができ
ない。
3
子ども・子育て会議の議事は、出席した委員の過半数をもって決し、可否
同数のときは、議長の決するところによる。
4
会長は、必要があると認めるときは、子ども・子育て会議に委員以外の者
の出席を求め、意見若しくは説明を聴き、又は資料の提出を求めることがで
きる。
(庶務)
第8条
子ども・子育て会議の庶務は、子ども・子育て支援に関する施策を所
掌する課において処理する。
(委任)
第9条
この条例に定めるもののほか、子ども・子育て会議の運営に関し必要
な事項は、町長が別に定める。
附
則
(施行期日)
1
この条例は、公布の日から施行する。
(明和町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一
部改正)
2
明和町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例(昭
和 36 年明和村条例第9号)の一部を次のように改正する。
〔次のよう〕略
98
明和町子ども・子育て会議委員名簿
平成25年度
区
学
識
分
経
№
保
育
関
育
関
員
名
所属団体・役職名
等
1
竹越
亨
医師
2
竹内
好美
学識経験者
3
駒宮
完生
民生児童委員
会長
4
新井
和惠
主任児童委員
代表者
5
澤田
登喜枝
母子保健推進員
6
武井
淳
小・中学校長代表
7
侭田
弘之
こども園長
8
田端
佐知子
子育て支援センター
9
平野
朋美
東部学童保育所
会長
10
丸本
裕美
西部学童保育所
会長
11
田山
幸司
こども園PTA会長
12
島田
聡
明P連会長
13
川村
暢志
労使教育委員会
14
薗部
悦子
マイタウン支援センター
備
考
験
子育て支援事業
教
委
副会長
会長
会長
係
係
子どもの保護者
そ
の
会長
他
任期
:
平成26年1月21日
99
~
平成27年3月31日
明和町子ども・子育て会議委員名簿
平成26年度
区
学
識
分
経
保
育
関
育
関
委
員
名
所属団体・役職名
等
備
考
1
竹越
亨
医師
2
竹内
好美
学識経験者
3
駒宮
完生
民生児童委員
会長
4
新井
和惠
主任児童委員
代表者
5
石村
智映子
母子保健推進員
6
武井
淳
小・中学校長代表
7
侭田
弘之
こども園長
8
奈良
陽子
子育て支援センター
9
沖
10
青野
理恵
11
村田
由香
こども園PTA会長
H26.4.1~
12
薗部
賢司
明P連会長
H26.4.1~
13
川村
暢志
労使教育委員会
14
薗部
悦子
マイタウン支援センター
15
平野
朋美
公募
験
子育て支援事業
教
№
副会長
会長
会長
H26.4.1~
係
係
隆徳
東部学童保育所保護者会
会長
西部学童保育所保護者会
会長
H26.4.1~
H26.4.1~
H26.4.1~
子どもの保護者
そ
の
他
会長
H26.5.1~
任期:平成27年3月31日まで
100
明和町在住の就学前児の保護者に対する子育て支援に関するニーズ調査結果
調査対象者数 602名
回答者数 428(回答率71.1%)
1)住まいの地域について
地区名
斗合田
下江黒
上江黒
千津井
江口
田島
南大島
新里
中谷
梅原
川俣
須賀
大輪
入ヶ谷
矢島
大佐貫
無回答
回答率
0.5%
2.6%
4.0%
7.9%
2.8%
4.2%
9.6%
28.3%
12.1%
6.8%
1.6%
4.7%
6.1%
0.2%
2.3%
5.8%
0.5%
0.0%
斗合田
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
25.0%
30.0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
下江黒
上江黒
千津井
江口
田島
南大島
新里
中谷
梅原
川俣
須賀
大輪
入ヶ谷
矢島
大佐貫
無回答
2)兄弟の数について
兄弟数
0人
1人
2人
3人
4人
無回答
回答率
3%
23%
50%
19%
4%
1%
0%
0人
1人
2人
3人
4人
無回答
101
3)アンケートの回答者について
回答者
母親
父親
4)回答者の配偶者の有無について
回答数
回答率
399
93%
29
7%
配偶者
有り
無し
回答数
回答率
411
96%
17
4%
5)子育てを主に行っている方について
回答率
主に父母
51%
主に母
47%
主に父
0%
主に祖父母
2%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
主に父母
主に母
主に父
主に祖父母
6)子育てに日常的に関わっている方について(複数回答)
父母とも
母
父
祖父母
幼稚園
保育所
こども園
その他
回答率
30%
18%
1%
19%
1%
1%
28%
2%
0%
5%
10%
15%
20%
25%
30%
35%
父母とも
母
父
祖父母
幼稚園
保育所
こども園
その他
7)子育てで影響すると思われる環境について(複数回答)
家庭
地域
幼稚園
保育所
こども園
その他
回答率
51%
12%
3%
2%
31%
1%
0%
10%
20%
家庭
地域
幼稚園
保育所
こども園
その他
102
30%
40%
50%
60%
8)日頃、お子さんをみてもらえる親族・知人について(複数回答)
見てもらえる親族・知人
日常的に祖父母に見てもらえる
緊急時に祖父母に見てもらえる
日常的に知人に見てもらえる
緊急時に知人に見てもらえる
いずれもない
回答率
34%
53%
1%
8%
5%
9)祖父母にみてもらっている状況について(複数回答)
回答率
50%
16%
11%
12%
10%
1%
安心して見てもらえる
身体的負担で心配である
精神的負担で心配である
負担をかけていることが心苦しい
ふさわしい環境だが、少し心配
その他(いつまでみてもらえるか不安)
10)友人・知人にみてもらっている状況について(複数回答)
回答率
38%
3%
38%
15%
5%
安心して見てもらえる
身体的負担で心配である
精神的負担で心配である
負担をかけていることが心苦しい
その他
56%の方が不安を抱えな
がら、みてもらっている
11)子育てについて相談できる人について
相談者
いる
いない
無回答
回答率
93.9%
0.5%
5.6%
相談者がいない
無回答
0.5%
5.6%
相談者がいる
93.9%
103
12)子育てについて相談できる人は誰ですか
相談できる人
祖父母等の親族
友人・知人
近所の人
子育て支援施設
保健所・保健センター
保育士
明和こども園の先生
かかりつけの医師
回答率
34%
36%
3%
6%
2%
1%
15%
3%
一番多いのが、友人知人
で、次に祖父母、こども園
の先生とつづく
13)母親の就労状況について
母親の就労状況
フルタイムで産休・育休中ではない
フルタイムで産休・育休中である
パートタイムで産休・育休中ではない
パートタイムで産休・育休中である
以前は就労、現在は就労していない
就労したことがない
無回答
回答率
20%
5%
23%
2%
43%
3%
4%
母親について、フルタイム
は25%、パートタイムが2
5%、就労していない方が
46%となっている
14)母親の就労時間について
月の就労時間(母親)
月36時間
月48時間
月60時間
月64時間
月80時間
月96時間
月100時間
月112時間
月120時間
月140時間
月144時間
月160時間
月168時間
月180時間
月192時間
月200時間
月216時間
回答率
1%
2%
2%
5%
12%
3%
7%
1%
10%
10%
1%
34%
1%
5%
2%
2%
1%
104
96%の方が、月64時間
(週4日×4時間)以上と
なっている
15)父親の就労状況について
父親の就労状況
フルタイムで産休・育休中ではない
フルタイムで産休・育休中である
パートタイムで産休・育休中ではない
パートタイムで産休・育休中である
以前は就労、現在は就労していない
就労したことがない
無回答
回答率
90.0%
0.7%
0.2%
0.0%
1.2%
0.0%
5.6%
父親について、90%の方
がフルタイムとなっている
16)父親の就労時間について
月の就労時間(父親)
月100時間
月120時間
月140時間
月160時間
月180時間
月190時間
月192時間
月200時間
月216時間
月220時間
月224時間
無回答
回答率
0.5%
2.3%
15.1%
38.4%
7.0%
0.3%
6.8%
9.1%
2.1%
2.6%
0.3%
15.6%
17)パートタイムからフルタイムへの希望について
母親
フルタイムへの希望があり、実現できる
フルタイムへの希望があるが、実現できない
パートを続ける希望
パートをやめて子育てに専念
無回答
回答率
6%
8%
69%
3%
15%
父親
回答率
フルタイムへの希望があり、実現できる
0%
フルタイムへの希望があるが、実現できない
100%
パートを続ける希望
0%
パートをやめて子育てに専念
0%
無回答
0%
105
母親のフルタイムへの希
望は13%で、パートを続
けたい方が69%
父親のパート(回答数1)
はフルタイムへ希望して
いる
18)就労していない方の就労希望について
母親
回答率
子育てや家事に専念したい
10%
一番下の子が1歳になったら就職したい
3%
一番下の子が2歳になったら就職したい
1%
53%の方が就職を希望し
一番下の子が3歳になったら就職したい
6%
ている
一番下の子が4歳になったら就職したい
10%
一番下の子が5歳になったら就職したい
2%
一番下の子が7歳になったら就職したい
11%
一番下の子が10歳になったら就職したい
1%
フルタイムですぐに就職したい
5%
パートですぐに就職したい
17%
無回答
37%
※父親(回答数5)については、1名がフルタイム希望と回答し、他は無回答
19)幼稚園や保育園など定期的な教育・保育事業の利用について
利用している
利用していない
無回答
回答率
64%
35%
1%
利用していない
35%
利用している
上記の結果から、町では
就学前の教育・保育事業
の利用者は385人と推定
される
64%
20)利用している教育・保育事業について
回答率
認定こども園
94%
町内のほとんどの方がこ
幼稚園
3%
ども園を利用している
認可保育所
1%
家庭的保育
1%
その他
1%
※その他は障害児童デイサービス等
※幼稚園の預かり保育、事業所内保育施設、居宅訪問型保育の利用はなかった
106
21)平日に利用している教育・保育事業の利用時間について
週2日で、1日当たり3時間
週3日で、1日当たり3時間
週4日で、1日当たり4時間
週4日で、1日当たり5時間
週5日で、1日当たり5時間
週5日で、1日当たり6時間
週5日で、1日当たり7時間
週5日で、1日当たり8時間
週6日で、1日当たり6時間
無回答
回答率
1%
1%
1%
0%
50%
15%
17%
10%
1%
4%
週5(8時間)
10%
週5(7時間)
17%
週5(6時間)
週5(5時間)
15%
50%
22)希望する平日利用の教育・保育事業の利用時間について
週3日で、1日当たり7時間
週4日で、1日当たり7時間
週5日で、1日当たり5時間
週5日で、1日当たり6時間
週5日で、1日当たり7時間
週5日で、1日当たり8時間
週5日で、1日当たり9時間
週5日で、1日当たり10時間
週6日で、1日当たり7時間
週6日で、1日当たり8時間
無回答
回答率
1%
1%
17%
19%
22%
12%
5%
1%
2%
2%
19%
無回答
週5(5時間)
19%
17%
週5(9時間)
週5(6時間)
5%
19%
週5(8時間)
週5(7時間)
12%
22%
23)現在利用している教育・保育事業の実施場所について
明和町
他の市町村内
無回答
回答率
95.2%
2.6%
2.2%
町内のほとんどの方が明
和町の事業を利用してい
る
107
24)平日に教育・保育事業を利用している理由について
子どもの教育や発達のため
子育てをしている方が就労しているため
子育てをしている方が就労予定なため
子育てをしている方が学生であるため
その他(友達をつくりたいため)
回答率
58%
40%
1%
1%
1%
教育事業の利用者が6
割、保育事業者が4割と
なっている
25)平日に教育・保育事業を利用しない理由について
利用する必要がない
祖父母や親戚が子どもをみているため
知人等が子どもをみているため
利用したいが、事業に空きがない
利用したいが、経済的に利用できない
利用したいが、条件が合わない
子どもが1歳になったら利用したい
子どもが2歳になったら利用したい
子どもが3歳になったら利用したい
子どもが4歳になったら利用したい
その他(就労していないため)
回答率
45%
10%
1%
2%
5%
1%
6%
3%
18%
3%
5%
保育認定外(保育に欠け
ていない)ことが主な理由
となっている
26)定期的に利用したい事業について
認定こども園
幼稚園
幼稚園の預かり保育
ファミリーサポートセンター
認可保育所
事業所内保育施設
居宅訪問型保育
小規模な保育施設
回答率
62%
12%
6%
6%
5%
2%
2%
2%
認可保育所
5%
ファミリーサポートセンター
6%
幼稚園の預かり保育
6%
幼稚園
12%
こども園
62%
108
27)定期的に利用したい事業の場所について
回答率
94%
2%
5%
明和町
他の市町村内
無回答
28)子育て支援センターの利用について
回答率
14%
7%
77%
2%
利用している(週1回)
利用している(不定期)
利用していない
無回答
子育て支援センターを毎
週利用している方は1割
強しかいない
29)子育て支援センターを今は利用していないが、今度の利用について
利用したいと思わない
利用したい(頻度は無回答)
週1回利用したい
週2回利用したい
月1回利用したい
月2回利用したい
無回答
回答率
55%
12%
6%
3%
4%
3%
2%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%
利用したいと思わない
利用したい(頻度は無回答)
週1回利用したい
週2回利用したい
月1回利用したい
月2回利用したい
無回答
30)母親学級の利用状況について
知っている
利用したことがある
今後利用したい
はい
いいえ
無回答
はい
いいえ
無回答
はい
いいえ
無回答
回答率
82%
11%
6%
57%
37%
6%
50%
38%
12%
31)保健センターの利用状況について
知っている
利用したことがある
今後利用したい
109
はい
いいえ
無回答
はい
いいえ
無回答
はい
いいえ
無回答
回答率
77%
18%
5%
33%
58%
8%
54%
35%
11%
32)家庭教育に関する講座の利用状況について
知っている
利用したことがある
今後利用したい
はい
いいえ
無回答
はい
いいえ
無回答
はい
いいえ
無回答
回答率
41%
54%
5%
12%
78%
10%
45%
46%
9%
34)こども園園庭等の開放
知っている
利用したことがある
今後利用したい
はい
いいえ
無回答
はい
いいえ
無回答
はい
いいえ
無回答
33)教育相談室の利用状況について
知っている
利用したことがある
今後利用したい
はい
いいえ
無回答
はい
いいえ
無回答
はい
いいえ
無回答
回答率
35%
60%
5%
4%
86%
10%
46%
45%
9%
35)子育ての相談窓口の利用状況について
回答率
37%
58%
5%
22%
66%
12%
60%
31%
10%
知っている
利用したことがある
今後利用したい
はい
いいえ
無回答
はい
いいえ
無回答
はい
いいえ
無回答
回答率
38%
57%
5%
4%
87%
9%
50%
41%
9%
36)子育て支援情報誌の利用状況について
知っている
利用したことがある
今後利用したい
はい
いいえ
無回答
はい
いいえ
無回答
はい
いいえ
無回答
回答率
18%
75%
7%
7%
83%
10%
56%
35%
9%
母親学級の利用は半数を、保健セン
ターの利用は3割を超えているが、他
の事業の利用は低い
110
37)土日・祝日の教育・保育事業の利用について
○土曜保育
回答率
0%
土曜
日・祝日
利用する必要はない
利用する必要はない
77%
87%
ほぼ毎週利用したい
4%
5%
ほぼ毎週利用したい
月に数回利用したい
18%
8%
20%
40%
60%
80%
100%
月に数回利用したい
土曜
日・祝日
38)土日・祝日の教育・保育事業の利用理由について
仕事が入るため
平日にできない用事を済ませるため
介護等のため
息抜き(遊びに行く)ため
回答率
43%
31%
1%
25%
39)夏休み・冬休み中の教育・保育事業の利用について
回答数
利用する必要はない
19%
ほぼ毎週利用したい
46%
月に1、2回利用したい
35%
※こども園の短時間の園児の保護者のみ
0%
利用する必要はない
ほぼ毎週利用したい
月に1、2回利用したい
40)夏休み・冬休み中の教育・保育事業の利用理由について
仕事が入るため
平日にできない用事を済ませるため
介護等のため
息抜き(遊びに行く)ため
その他(出産のため)
回答率
24%
44%
0%
31%
1%
111
10%
20%
30%
40%
50%
41)お子さんが病気や怪我で通常の事業が利用できなかったことがあるかについて
回答率
あった
78%
なかった
22%
※平日の定期的な教育・保育事業を
利用している方のみ回答
利用できないことがなかった
22%
利用できないことがあった
78%
42)お子さんが病気や怪我で利用できなかったときの対処方法について
回答率
母親が休んだ
41%
親族等にみてもらった
24%
就労していない保護者がみた
23%
父親が休んだ
11%
こどもに留守番させた
1%
その他
1%
※その他は「職場につれていった」
0%
10%
20%
30%
母親が休んだ
親族等にみてもらった
就労していない保護者がみた
父親が休んだ
こどもに留守番させた
その他
43)病児・病後児のための保育施設の利用について
利用したい
利用したくない
回答率
40%
60%
利用したい
利用したくな
い 60%
112
40%
40%
50%
44)病児・病後児のための保育施設の事業形態について
保育園等に併設した施設
小児科に併設した施設
ファミリーサポートセンター等
回答率
59%
37%
5%
保育園等に併設した病児・病後児保育
施設を希望する方が約6割
45)病児・病後児のための保育施設の事業を利用しない理由について
他人に見てもらうのは不安
事業に不安
利便性がよくない
利用料がかかる
利用料がわからない
親が休んで対応できる
回答率
40%
2%
4%
12%
21%
20%
46)保護者の私用、不定期な就労等で不定期に利用している事業について
一時預かり保育(こども園含む)
幼稚園の預かり保育(こども園の短時間含む)
利用していない
無回答
回答率
4%
5%
86%
5%
8割以上の方が、不定期な事由におい
て、事業の利用をしていない
47)不定期に事業を利用しない理由について
必要がない
利用したい事業がない
事業の質に不安がある
利便性がよくない
利用料が高い
利用料がわからない
事業の対象になるのかがわからない
利用手続がわからない
その他
回答率
63%
3%
1%
2%
5%
5%
7%
10%
4%
113
事業の対象、利用方法、利用料がわ
からない方が2割以上いる
48)不定期に事業を利用する必要性について
利用したい(リフレッシュ等)
利用したい(冠婚交際、親の通院等)
利用したい(不定期の就労)
利用する必要はない
無回答
回答率
14%
6%
2%
55%
22%
49)不定期に事業を利用する事業形態について
問24-1
回答率
幼稚園・保育園・こども園等
48%
子育て支援センター等
34%
ファミリーサポートセンター等
15%
その他(障害児に対応した施設)
3%
50)保護者の用事で、お子さんを泊りがけで家族以外にみてもらったことがあるかについて
あった(親族・知人にみてもらった)
あった(仕方なくこどもを同行させた)
なかった
親族等にみてもらっ
た
13%
回答率
13%
1%
86%
仕方なく同行させ
た
1%
家族以外にみてもらったことがな
い
86%
51)保護者の用事で、お子さんを泊りがけで家族以外にみてもらい、そのときの困難度について
非常に困難
どちらかというと困難
困難ではない
回答率
20%
31%
48%
非常に困難
20%
困難ではな
い
48%
どちらかというと困難
31%
114
52)お子さんが小学校低学年(1~3年生)のうちの放課後の希望の過ごし方について
自宅
祖父母宅や友人知人宅
習い事
児童館
放課後子ども教室
放課後児童クラブ(学童保育所)
その他
※回答者のこどもが5歳以上の方のみ回答
回答率
28%
10%
23%
2%
18%
14%
5%
53)お子さんが小学校高学年(4~6年生)のうちの放課後の希望の過ごし方について
自宅
祖父母宅や友人知人宅
習い事
児童館
放課後子ども教室
放課後児童クラブ(学童保育所)
その他
※回答者のこどもが5歳以上の方のみ回答
0%
5%
回答率
32%
10%
27%
2%
13%
10%
6%
10%
15%
20%
25%
30%
35%
自宅
祖父母宅や友人知人宅
習い事
児童館
放課後子ども教室
放課後児童クラブ(学童保育所)
その他
低学年
高学年
希望する放課後の過ごし方について、低学年のときは放課後子ども教室や学童保育所の希望
が高学年のときよりも高く、高学年のときは自宅や習い事の希望が低学年のときより高い傾向
115
54)学童保育所について土日・祝日・夏休み等の利用について
土曜日 日・祝日 夏休み等
20%
10%
30.2%
15%
5%
23.3%
66%
85%
46.6%
低学年の間は利用したい
高学年になっても利用したい
利用する必要はない
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
土曜日
日・祝日
夏休み等
低学年の間は利用したい
高学年になっても利用したい
利用する必要はない
土日祝日よりも夏休み等の長期休暇に学童保育所等の利用希望する傾向が高い
55)育児休業の取得について
問30(母親)
働いていなかった
取得中である
取得していない
無回答
回答率
母親
父親
60%
0%
25%
2%
15%
85%
0%
12%
0%
20%
40%
60%
働いていなかった
取得中である
取得していない
無回答
母親
116
父親
80%
100%
56)育児休業が取得できない理由について
とりにくい雰囲気
仕事が忙しかった
仕事に戻るのが難しそうだった
昇級昇格が遅れそうだった
収入減となる
保育所に預けることができた
配偶者が育児休業制度を利用した
育児休業制度を利用する必要がなかった
子育てに専念するため
育児休業の制度がなかった
取得要件を満たなさ刈田
取得できることを知らなかった
取得できることを知らず退職
その他
回答率
母親
父親
14%
21.9%
9%
23.3%
12%
1.6%
0%
1.4%
2%
11.5%
5%
1.1%
0%
7.9%
0%
24.4%
32%
0.3%
11%
5.8%
8%
0.1%
2%
0.3%
5%
0.1%
3%
0.5%
母親が育児休業を取らない理由について、子育てに専念することや仕事に戻る難しさが高いの
にたいし、父親は仕事が忙しいことや母親が育児休業を取得したことによることが多い
57)育児休業給付と健康保険及び厚生年金保険の保険料免除について
両方知っていた
育児休業給付のみ知っていた
保険料免除のみ知っていた
いずれも知らなかった
無回答
回答率
31%
33%
2%
31%
3%
58)育児休業取得後の職場復帰について
取得後、復帰した
現在も育児休業中である
育児休業中に離職した
無回答
回答率
母親
父親
66%
20%
13%
0%
7%
0%
13%
80%
117
58)育児休業取得後の職場復帰のいタイミングについて
回答率
母親
父親
年度初めにあわせた
31%
0%
それ以外
66%
0%
無回答
3%
100%
※父親の回答数は2
59)お子さんが何歳のときに職場復帰したかについて
回答率
実際
希望
0歳
18%
4%
1歳
76%
46%
2歳
4%
10%
3歳
0%
24%
無回答
1%
14%
※父親(回答数2)は0歳児に職場復帰し
1歳児のときに復帰したかったと回答
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
0歳
1歳
2歳
3歳
無回答
実際
希望
60)お子さんが何歳のときまで育児休暇がとりたいかについて
回答率
1歳
25%
2歳
15%
3歳
42%
無回答
17%
※父親(回答数2)については、
1歳と3歳と回答
0%
10%
1歳
2歳
3歳
無回答
118
20%
30%
40%
50%
61)職場復帰が希望の時期でなかった理由について
希望する保育所に入れるため
経済的な理由
人事異動や業務に合わせるため
その他(育児休業が1年しかとれないため)
回答率
9%
26%
37%
29%
6割の方が、職場(仕事)の都合で、職
場復帰の時期をはやめた
62)短時間勤務制度の利用について
利用する必要がなかった
利用した
利用できなかった
その他
回答率
母親
父親
20%
40%
42%
20%
37%
20%
1%
20%
63)短時間勤務制度の利用しなった理由について
回答率
母親
父親
とりにくい雰囲気
32%
21.4%
仕事が忙しかった
17%
28.6%
短時間勤務だと給与が減額される
11%
10.7%
短時間勤務だと保育所の優先順位が下がる
9%
0.0%
配偶者が短時間勤務制度を利用した
0%
3.6%
配偶者、祖父母などみてくれる人がいた
6%
10.7%
子育てに専念するため
2%
0.0%
短時間勤務の制度がなかった
9%
21.4%
利用できることを知らなかった
8%
3.6%
その他
6%
0.0%
119
64)明和町の子育ての環境や支援への満足について
満足度はかなり高い
満足度はやや高い
満足度は普通
満足度がやや低い
満足度が低い
回答率
20%
47%
21%
7%
1%
満足度はやや低い
7%
満足度は低い
1%
満足度は高い
20%
満足度は普通
21%
満足度はやや高い
47%
120
明和町子育て支援に関するニーズ調査結果の報告について
【就学児(小学1年生~小学6年生)】
<調査の目的>
子ども・子育て支援法(平成24年法律第65号)に基づき、子ども・子育て支援事業計画を策定する
ための住民の教育・保育の利用状況や利用希望などの量の見込みを把握することを目的とする。
<調査結果の概要>
1.調査区域
:
明和町全域
2.調査対象者
:
町内に在住する小学生の保護者 610名
(基準日:平成25年12月31日)
3.調査方法
:
調査票を小学校経由及び郵送配布
4.調査期間
:
平成26年1月17日~平成26年1月31日
5.回答者数
:
585名/610名(回答率 95.9%)
~調査結果の見方~
◇図・表中のnは該当質問での回答者総数を表す。また、単数回答は質問に対する回答が1つの質問、
複数回答は質問に対する回答がいくつでもよい質問を表す。
◇回答はnを100%として百分率で算出してある。小数点以下第2位を四捨五入しているため、百分率の合
計が全体の示す数値と一致しないこともある。
◇複数回答ができる質問では、回答比率の合計が100%を超える。
<調査結果>
1.居住地区
0%
10%
斗合田
20%
1.9%
下江黒
2.2%
上江黒
4.6%
千津井
8.2%
江口
3.2%
田島
5.0%
南大島
9.2%
新里
19.7%
中谷
11.6%
梅原
7.0%
川俣
2.4%
須賀
6.0%
大輪
入ヶ谷
6.3%
0.3%
矢島
5.3%
大佐貫
無回答
4.8%
2.2%
n=585
121
2.子どもと家族の状況
(1)子どもの学年
無回答
22.0%
1年生
17.3%
6年生
14.9%
2年生
17.4%
n=585
3年生
13.8%
5年生
17.9%
4年生
16.4%
(2)子どもの人数と末子の年齢
【子どもの人数】
【末子の年齢】
0%
20%
1人
40%
40%
26.0%
60%
49.7%
就学前児
52.1%
3人
20%
就学児
12.8%
2人
4人
0%
60%
30.4%
無回答
19.8%
6.2%
5人
1.0%
無回答
1.9%
n=585
n=585
(3)回答者と配偶者の有無
その他
0.3%
無回答
1.4%
無回答
0.9%
いない
10.4%
父親
7.2%
n=585
n=585
いる
88.2%
母親
91.6%
122
3.子育ての環境
(1)主に子育てを行っている人(単数回答)
0%
20%
40%
60%
父母ともに
51.1%
主に母親
42.2%
主に父親
1.0%
主に祖父母
2.9%
その他
1.0%
無回答
1.7%
n=585
(2)同居している家族と近くに住んでいる家族(20歳以上)(複数回答)
【同居している家族】
0%
20%
40%
父
【近くに住んでいる家族(概ね30分以内)】
60%
80%
0%
100%
87.2%
母
96.1%
祖父
父
1.4%
母
0.5%
40%
祖父
23.8%
祖母
20%
おじ
1.5%
おじ
おば
2.1%
おば
その他
3.8%
その他
n=585
123
80%
54.5%
祖母
28.4%
60%
60.9%
35.2%
39.0%
3.8%
n=585
4.保護者の就労状況
(1)就労状況 ― 母親
母親の就労状況については、「フルタイム」の割合が28.9%、「パート・アルバイト」の
割合が50%となっている。
これまで就労したこ
とがない
5.6%
以前は就労してい
たが、現在は就労
していない
19.9%
無回答
4.6%
フルタイム(産休・
育休・介護休業中
でない)
28.0%
n=585
パート・アルバイト
(産休・育休・介護
休業中)
0.3%
フルタイム(産休・
育休・介護休業中)
0.9%
パート・アルバイト
(産休・育休・介護
休業中でない)
40.7%
(2)フルタイムへの転換希望(パート・アルバイト就労者) ― 母親
現在パート・アルバイトで就労している母親のフルタイムへの転換希望について、「今
後もパート・アルバイトの就労を続けることを希望」の割合は54.2%、「フルタイムへ転
換希望」の割合は26.6%となっている。
【パート・アルバイト就労者】
フルタイム転換希
望(実現できる見込
みがある)
6.6%
無回答
19.2%
パート・アルバイト
等をやめて、子育
てや家事に専念し
たい
0.0%
n=240
フルタイム転換希
望(実現できる見込
みはない)
20.0%
パート・アルバイト
等の就労を続ける
ことを希望
54.2%
124
(3)就労希望(非就労者) ― 母親
現在就労していない母親の就労希望については、「子育てや家事などに専念したい
(就労の予定はない)」の割合が33.6%となっている。また、時期を問わず就労の希望
がある割合は50%を超えている。
【現在非就労者・これまで非就労者】
子育てや家事など
に専念したい(就労
の予定はない)
33.6%
無回答
9.3%
n=149
1年より先に就労し
たい
26.2%
1年以内に就労し
たい
30.9%
(4)就労状況 ― 父親
父親の就労状況については、「フルタイム」が70%を超えている。「パート・アルバイ
ト」や「現在就労していない」は各々1.0%以下となっている。
これまで就労したこ
とがない
0.0%
以前は就労してい
たが、現在は就労
していない
0.2%
パートタイム(産休・
育休・介護休業中)
0.2%
無回答
28.5%
フルタイム(産休・
育休・介護休業中
でない)
69.9%
n=585
パートタイム(産休・
育休・介護休業中
でない)
0.9%
フルタイム(産休・
育休・介護休業中)
0.3%
125
5.放課後の過ごし方
(1)放課後を過ごしている場所・過ごさせたい場所(複数回答)
放課後の過ごしている場所について、「自宅」が77.8%と最も多く、次いで「習い事」が
56.6%、「祖父母宅・知人宅」が22.4%となっている。過ごさせたい場所についても、同
様の順位である。
実際
0%
20%
希望
40%
100%
60.7%
22.4%
22.2%
祖父母宅・知人宅
56.6%
49.6%
習い事
0.0%
5.0%
12.6%
16.8%
放課後子ども教室
13.0%
10.1%
放課後児童クラブ
ファミリーサポートセンター
80%
77.8%
自宅
児童館
60%
0.5%
1.0%
5.5%
9.9%
その他
(2)放課後児童クラブ(学童保育)の平日以外の利用希望
放課後児童クラブの平日以外の利用希望については、「日曜・祝日」より「土曜日」の
割合が多くなっている。また、どちらも「低学年の間は」より「高学年になっても」の割合
が多い。利用したい理由については、「利用したい」と回答した方全員が「仕事が入るた
め」と回答している。
【現在放課後を過ごしている場所を「放課後児童クラブ」と回答した方】
土曜日
0%
50%
日曜・祝日
0%
100%
低学年の間は利用し
たい
77.6%
73.7%
利用する必要はない
ほぼ毎回利用したい
土曜日
日曜・祝日
高学年になっても利
用したい
5.3%
2.6%
月に数日利用したい
14.5%
7.9%
利用する必要はない
無回答
2.6%
15.8%
無回答
n=76
126
50%
100%
2.6%
0.0%
17.1%
9.2%
63.2%
80.3%
17.1%
n=76
10.5%
n=76
(3)今後の放課後児童クラブ(学童保育)の利用希望
現在放課後児童クラブ(学童保育)を利用している方の、今後の利用希望について
は、「高学年になっても利用したい」の割合が53.9%と半数を超えている。
【現在放課後を過ごしている場所を「放課後児童クラブ」と回答した方】
低学年の間は利用
したい
25.0%
n=76
無回答
21.1%
高学年になっても
利用したい
53.9%
6.病児・病後児保育について
(1)この1年間に病気やケガで学校を休んだ経験
この1年間に、子どもが病気やケガで学校を休んだ経験について、「あった」と回答し
た割合が52.0%と、「なかった」と回答した割合より多くなっている。
無回答
6.0%
あった
52.0%
n=585
なかった
42.1%
127
(2)病気やケガの際の対処方法(複数回答)
この1年間に子どもの病気やケガで学校を休んだ時の対処方法については、「母親
が仕事を休んだ」の割合が26.8%と最も多く、「親族・知人に子どもをみてもらった」、
「父親または母親のうち就労していない方が子どもを看た」が、15%前後で続いてい
る。
【この1年間に子どもが病気やケガで学校を休んだ経験「あった」回答者】
0%
10%
父親が休んだ
20%
3.8%
母親が休んだ
26.8%
親族・知人に子どもを看てもらった
16.4%
父親または母親のうち就労していない方が子ど
もを看た
13.3%
病児・病後児の保育を利用した
0.0%
ベビーシッターを利用した
0.0%
ファミリーサポートセンターを利用した
0.0%
仕方なく子どものみで留守番させた
その他
30%
n=377
2.7%
1.4%
(3)病児・病後児保育施設の利用希望
父親もしくは母親が「休んだ」と回答した人の病児・病後児保育施設の利用希望は、
19.3%となっている。
【父親または母親が「休んだ」回答者】
利用したい
19.3%
無回答
3.0%
n=166
利用したいとは思
わない
77.7%
128
(4)望ましいと思う事業形態(複数回答)
「病児・病後児保育施設を利用したい」と回答した人に、望ましいと思う事業形態につ
いて尋ねたところ、「小児科施設に併用」の割合が78.1%と最も多くなっている。
【「病児・病後児保育施設を利用したい」回答者】
他施設に併用
43.8%
その他
3.1%
n=54
ファミリーサポート
センター等
43.8%
小児科施設に併用
78.1%
(5)利用したいと思わない理由(複数回答)
「病児・病後児保育施設を利用したいと思わない」と回答した人に、その理由を尋ね
たところ、「親が仕事を休んで対応する」の割合が64.3%と最も多く、次いで「他人に看
てもらうのが不安」が46.5%となっている。
【「病児・病後児保育施設を利用したいと思わない」回答者】
0%
10%
20%
他人に看てもらうのは不安
3.1%
利便性がよくない
3.1%
利用料がわからない
50%
60%
70%
10.1%
13.2%
親が仕事を休んで対応する
その他
40%
46.5%
事業の質に不安
利用料がかかる・高い
30%
64.3%
19.4%
n=206
129
(6)できれば父母のいずれかが仕事を休んで看たいと思ったか
父親もしくは母親が「休んだ」以外の回答をした人に、できれば父母いずれかが仕事
休んで看たいと思ったかどうか尋ねたところ、「できれば仕事を休んで看たい」の割合
が46.8%と最も多くなっている。
【「父親または母親が休んだ」以外の回答者】
無回答
33.7%
できれば仕事を休
んで看たい
46.8%
n=190
休んで看ることは非
常に難しい
19.5%
(7)休んで看ることが非常に難しい理由(複数回答)
「休んで看ることが非常に難しい」理由については、「子どもの看病を理由に休みがと
れない」の割合が45.9%と最も多く、次いで「休暇日数が足りないので休めない」が
18.9%となっている。
【休んで看ることが非常に難しい」回答者】
子どもの看病を理
由に休みがとれな
い
45.9%
その他
35.1%
n=39
自営業なので休め
ない
5.4%
休暇日数が足りな
いので休めない
18.9%
130
7.不定期の教育・保育事業や宿泊を伴う一時預かり保育について
(1)不定期に利用している一時預かり事業(複数回答)/利用していない理由(複数回答)
(私用、親の通院、不定期の就労等の目的)
この1年間の一時預かり事業の利用状況については、「利用していない」が最も多く
なっているが、利用していない理由については、「利用する必要がない」が74.7%、次い
で「利用方法がわからない」が13.7%、「利用したい事業が地域にない」が9.6%となって
いる。
《利用している一時預かり事業》
0%
50%
ファミリーサポートセ
ンター
0.5%
トワイライトステイ
0.2%
ベビーシッター
0.2%
その他
0.9%
《一時預かり事業を利用していない理由》
0%
100%
20% 40% 60% 80%
利用する必要がない
74.7%
利用したい事業が地…
事業の質に不安がある
9.6%
2.4%
事業の利便性がよく… 1.9%
利用していない
利用料がかかる・高い
5.3%
利用料がわからない
7.3%
事業の対象になるの…
7.5%
91.1%
n=543
利用方法がわからない
その他
13.7%
7.3%
n=585
(2)今後の一時預かり事業の利用希望(複数回答)/利用目的(複数回答)
今後の一時預かり事業の利用希望については、12.5%が「利用したい」と回答してい
る。利用目的については、「冠婚葬祭、学校行事、子どもや親の通院等」が60.3%と最
も多く、次いで「私用・リフレッシュ目的」が34.2%、「不定期の就労」が30.1%となってい
る。
《今後の一時預かり事業の利用希望》
《利用目的》
利用した
い
12.5%
無回答
12.1%
0% 20% 40% 60% 80%
私用、リフレッシュ目
的
34.2%
冠婚葬祭、学校行
事、子どもや親の通
院等
60.3%
n=585
不定期の就労
利用する
必要はな
い
75.4%
131
その他
30.1%
5.5%
n=95
(3)望ましいと思う事業形態(複数回答)
今後一時預かり事業を「利用したい」と回答した人に、望ましいと思う事業形態を尋ね
たところ、「小規模施設」の割合が57.5%と最も多くなっている。
【今後一時預かり事業を「利用したい」回答者】
その他
4.1%
大規模施設
34.2%
地域住民等が子育
て家庭の近くの場
所で保育する施設
30.1%
n=92
小規模施設
57.5%
(4)この1年間に子どもを泊まりがけで預けなければならなかった経験
この1年間に、保護者の用事(冠婚葬祭、保護者・家族の病気など)により、子どもを
泊まりがけで家族以外にみてもらわなければならなかった経験について、「あった」と回
答した割合は、16.9%となっている。
無回答
12.8%
あった
16.9%
n=585
なかった
70.3%
132
(5)子どもを泊まりがけで預けなければならなかった際の対処方法
この1年間に、保護者の用事(冠婚葬祭、保護者・家族の病気など)により、子どもを
泊まりがけで家族以外にみてもらわなければならなかった際の対処方法について、「親
族・知人にみてもらった」と回答した割合が80%を超えて多くを占めている。
0%
20%
40%
60%
80%
100%
親族・知人にみてもらった
ショートステイ
ショートステイ以外の保育事業
89.9%
2.0%
0.0%
子どもを同行させた
子どもだけで留守番させた
9.1%
2.0%
(6)子どもを親族や知人にみてもらった場合の困難度
子どもを親族や知人にみてもらった場合の困難度については、「困難ではない」と回
答した割合が50%を占めている。
非常に困難
7.0%
無回答
15.2%
n=99
どちらかというと困
難
27.3%
困難ではない
50.5%
8.子育ての環境や支援への満足度
住まいの地域における子育ての環境や支援への満足度については、「普通」が
49.4%を占め、「不満足」「やや不満」が24.3%、「満足」「やや満足」が21.4%となってい
る。
無回答
5.0%
不満足
5.5%
満足
1.7%
n=585
やや不満
18.8%
やや満足
19.7%
普通
49.4%
133
明和町子ども・子育て支援事業計画
すくすく
めいわ
2015
(平成 27 年度~平成 31 年度)
平成 27 年3月
発
編
行
集
明和町
明和町
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