愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。

愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。
第1ヨハネの手紙4章18節
12月になりました。クリスマス祝会を楽しみに賛美する子どもたちの歌声が聞こえて来ます
♪うるわしき朝も、静かなる夜も
食べ物、着物も、くださる神様 ♪
「クリスマスはどんな日」「イエスさまのお誕生日」子どもたちはそう答えます。
小羊保育園はそのイエスさまが私たちに永遠の生命をくださる方と信じ、感謝して開園され
た園です。。12月の園便りを書く前に私は一人の保育者に聞きました。
「先生、12月、どんな御言葉を思い出す?」答えられた御言葉を記します。
神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは
御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためで
ある。
ヨハネによる福音書3章16節
イエス様は神様が全世界の人のために、この世にくださった神様のひとり子
なのです。世を愛されたの「世」は人間を指しています。これから生まれてくる人も、過去の人
も、含めてです。
昔から、不老長寿の薬とか、延命治療の方法、健康を保つ体操など、人々は元気に長生きする
工夫をしてきました。
しかし、いのちは神に与えられたものです。人間がどんなに知恵を使っても限りがあります。
有限の私たちに神様はイエスさまを人として生まれさせてくださったのです。
そのイエスさまが十字架にかかって死なれるまえに言われました。
わたしは、あなたがたに平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのと
は違います。あなたがたは心を騒がしてはあなません。恐れてはなりません。
日野原先生という、クリスチャン医師が居られます。現在、103歳、先週の新聞だったと思
いますが、車いすで外国に講演に行って来られた話をされていました。
「車いすだと、まだ外国にもいけると嬉しかった」と、そしてクリスマスには、オーケストラ
に参加させていただきタクトを振らせてもらえると、喜んでおられた先生。
神様からの平安に包まれての先生の御働きにならうことができるように、ご一緒に祈りたいと
思わせられご報告です。
11月末の3連休に見つけた40数年まえの新聞記事、チェコスロバキアの首都プラハ在住の
方の文に心惹かれ、子育て最中の方に伝えたい原文でした。
プラハの落ち着いた街の佇まい、穏やかな雰囲気が目に見えるような描写でした。
プラハでは、4,5歳の子どもにも社会人としての自覚が育っていることが、豊かな表現で書か
れていました。
「キャー」という声がいつまでもやまないので、「どうしたの」「抱っこがいいと言って靴を
履かないんです」「先生、キャーって言わないなら抱っこしてあげることにしましょう」と言っ
たらキャーと言わなくなりました。2歳6か月の子ども。
後4ヶ月で卒園を迎える子どもが23名います。社会人としての自覚を持った1年生になるよ
う12月の日々を祈りながら
シャローム
犬童松子