2005 年度 菌株収集 実施要綱 【菌株送付期間】 【収集条件】 平成17年7月~11 月末 対象は、成人・小児検体からの分離菌量の多かった株です。 収集期間中に連続して分離された菌株をお願いいたします。 収集期間は各施設でお決め下さい。 収集が可能であった菌種のみで結構です。 今回に限り、平成16、17年度中の保存株も対象といたします。 (特に、血液培養からの分離株などは貴重です。) 【収集菌種】 S. aureus, S. epidermidis, E. faecalis, E. faecium, S. pneumoniae, S. pyogenes, S. agalactiae, M.catarrhalis, N. gonorrhoeae, H. influenzae E. coli, K. pneumoniae, K. oxytoca, C. freundii, C. koseri, E. cloacae, E. aerogenes, P. mirabilis, S. marcescens, P. aeruginosa 【収集菌株数】 各菌種ともに、収集可能であった株数で結構です。 菌株数は、1 菌種につき、1~30 株ですが、Staphylococcus aureus は、1~40 株としてください。 MRSA と MSSA は区別せず、分離された順でお願いします。 レジオネラなど「希少菌種」の収集法については、今後会員間で検討する予定です。 【輸送用培地】 輸送用培地は、研究会で 40%グリセリン含有 tube およびマイクロバンクを用意しております。 本サーベイランス参加施設の担当者の方は、40%グリセリンおよびマイクロバンクについては、必 要な本数と送り先を当方までお知らせください。 なお、発注は 50 本単位でお願いします。 一度に大量に送った方が経済的ですから、多めに発注していただいても結構です。 今後も続くサーベイランスですので、余った場合は次回ご使用ください。 冷凍保存スペースを確保できない施設は、カジトン培地およびチャコール入りのスワブでも対応し ます。ただし、スワブ送付の場合は、事前にご連絡ください。カジトン培地をご使用の場合は、購 入請求書を「薬剤感受性サーベイランス研究会」宛にお送りください。後ほど、精算させていただ きます。 マイクロバンクの使用方法について 1.エーゼにて菌体を、マイクロバンク内の液体に懸濁させる。 2.フタを閉めて、3 回転倒混和する。 3.フタを開けて、フタについた液体をピペットで除去する。 4.マイクロバンク内の液体を可能な限り除去する。(徹底をお願いします) 5.フタを閉め、-70℃以下で保存する。 【菌株輸送法】 一時的に-70℃以下の保存が可能な施設は、菌株を凍結状態で送付してください。 発泡スチロールの Box にドライアイスを詰め、新聞紙を隙間に入れていただければ、2 日は大丈 夫と思います。 遠方の方は、念のため、「クール宅急便」としていただければ安心です。 凍結保存ができない場合は、カジトン培地に保存したものを送付していただいても結構です。 宅急便のメーカーはどこでも結構です。 支払方法は、「着払」としてください。 日曜、祝日は、受け取ることが出来ませんので、避けていただけるようお願いします。 時間については、一般的な宅急便配送時間であれば、何時でも対応可能です。 今回の菌株は、ここ 1 年間の保存株も含めて 2005 年分離株とさせていただきます。 過去の株を保存していない施設は、これからの収集株をお願いします。 本年 11 月末までに、一括もしくは分割して、「着払宅急便」で送付して下さい。 菌株数は、1 菌種につき、1~30 株ですが、Staphylococcus aureus は、1~40 株としてください。 MRSA と MSSA は区別せず、分離された順でお願いします。 なお S. pneumoniae, S. pyogenes, H. influenzae, M. catarrhalis, N. gonorrhoeae については、マ イクロバンク-80℃で保存し、一括してドライアイスを入れ「着払宅急便」で送付して下さい。 上記の方法を原則としますが、保存および送付方法は、各施設個別に対応いたしますので、測定 担当の村谷まで直接ご相談下さい。 その他不明な点も、お気軽にご相談ください。 【菌株情報】 情報記載方法は、貴施設の既成書式で結構です。 菌種 施設 病床 年 ID 名 数 令 必須 必須 必須 必 須 入 検 査 分 離 検 体 院 ・ 材 料 年 月 菌量 No. 外来 名 日 性 別 患 者 ID 必 須 重 複 患者か どうか 特定で 必須 きるも のであ れば、 よい 必須 必須 必 須 ではな いが、 問 合 せがあ った場 合 便 利 その他 必 須 ではな いが、 わかる 範 囲 で 施設 ID は、参加のご連絡を下記村谷までいただけましたら、折り返しご連絡いたします。 【質問先】 輸送方法や収集法についての技術的なご質問は、村谷までお願いいたします。 村谷 哲郎(Muratani Tetsuro) 産業医科大学 医学部 泌尿器科 〒807-8555 北九州市八幡西区医生ヶ丘 1-1 TEL 093-691-7446, FAX 093-603-8724 e-mail: [email protected] 【菌株送付先】 検体送付先の住所 〒806-0046 北九州市八幡西区森下町 27-25 ㈱キューリン内 薬剤感受性サーベイランス研究会 北九州研究所 TEL093-642-3911, FAX093-642-3934 研究会事務局 オーシーシー・ジャパン株式会社 大阪オフィス 担当: 富本充昭 TEL 06-6205-0933 FAX 06-6205-6754 研究会責任者 中浜 力 〒535-0003 大阪市旭区中宮2丁目15-3 TEL 06-6951-0759(診療所) FAX 06-6956-5544 E-mail: [email protected]
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