サケのオスとメスの見分け方

 み
わ
か た
札幌市豊平川さけ科学館
サケのオスとメスの見分け方
海にいる時のサケは、オスとメスの見た目は、ほとんど同じです。
おとなになり、川に帰ってくる頃になると、オスとメスのちがいがはっきりしてきます。
おとなの
オス
赤紫・黒
こまかいしま
とがって大きい
大きい
平ら
切れ込みは
三角形
あぶら
1.頭
2.もよう
3.おなか
産卵前は
ふくらんでいる
一本の
黒いしま
丸くて小さい
4.脂びれ
5.尾びれ
小さい
切れ込みは
丸い
おとなの
メス
オスの頭
鼻先は長く、
先がとがって
曲がっている
(鼻曲がり)
頭
の形
っ
はま
すぐ
メスの頭
頭
は
の形
丸い
鼻先は
短くて丸い
大きい頭
小さい頭
か
産卵中に、体のもようを変えるサケ
オス → メスのもように化ける
オス同士のけんかに負けると、メスのようなもように変わります。
これは「まいりました、もうやめて」という意味です。
しかし、本当はあきらめていないオスも中にはいます。
メス → オスのもように変わる
産卵場所にほかのメスがやって来ると、メス同士でけんかをします。
けんか中のメスは、オスのようなもように変わります。