検査内容変更のお知らせ

No.1022[変更]
平成22年 8月
検査内容変更のお知らせ
謹啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、このたび下記の検査項目につきまして検査内容を変更させて頂きたく、ご案内申し上げます。
先生方には誠にご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。
謹 白
記
【変更項目】
検査案内掲載頁
項目コード
67
4100
TRACP-5b(酒石酸抵抗性酸フォスファターゼ)
73
4801
ヒスタミン
87
0791
心筋トロポニンT<TnT>
90
0640
トキソプラズマ抗体IgG
90
0641
トキソプラズマ抗体IgM
98
0977
Rh-Hr式血液型
107
1848
107
1880
107
1849
107
1881
検査項目名
ヒトパピローマウイルスDNA(ハイリスクグループ)
<HPV-DNA>
ヒトパピローマウイルスDNA(ハイリスクグループ)[LBC]
<HPV-DNA>
ヒトパピローマウイルスDNA(ローリスクグループ)
<HPV-DNA>
ヒトパピローマウイルスDNA(ローリスクグループ)[LBC]
<HPV-DNA>
【変更内容】 別掲の一覧表をご参照ください
【変更日】
平成 22年 9月 30日(木) 受付分より
ただし、トキソプラズマ抗体 IgG・IgM のみ、平成 22 年 10 月 2 日(土)受付分より
【変更内容】
検査案内 項 目
掲載頁 コード
検査項目名
変更箇所
新
現 行
mU/dl
mU/dl
TRACP-5b
67
4100 (酒石酸抵抗性酸フォスファ
ターゼ)
基準値
73
4801 ヒスタミン
基準値
検査方法
男性 :
170∼590
閉経前女性 : 120∼440
閉経前女性(30∼44 歳)
:
120∼420
(注)2010 検査案内は、変更済み
です。
閉経後女性 : 250∼760
M:
170∼590
F(YAM)
:120∼420
ng/ml
0791
心筋トロポニンT
基準値
<TnT>
0.18以下
ECLIA
ECLIA
(エクルーシス試薬 トロポニンTⅢ
(エクルーシス試薬 トロポニンT hs:
STAT:ロシュ・ダイアグノスティック
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社)
ス株式会社)
0.100
ng/ml
0.10以下
健常者基準値: 0.014以下
報告下限値
報告桁数
ng/ml
ng/ml
0.003未満
0.02未満
小数第3位
小数第2位
EIA
EIA
90
0640
トキソプラズマ抗体
IgG
検査方法
(プラテリア トキソ IgG(TMB):
(プラテリア Toxo IgG:
バイオ・ラッドラボラトリーズ株式会社) バイオ・ラッドラボラトリーズ株式会社
90
0641
トキソプラズマ抗体
IgM
検査方法
(プラテリア Toxo IgM:
(プラテリア トキソ IgM(TMB):
バイオ・ラッドラボラトリーズ株式会社) バイオ・ラッドラボラトリーズ株式会社
0977 Rh-Hr式血液型
検査方法
(バイオクローン抗C、抗c、抗D、抗E、
(バイオビューRh-hrカセット:
オーソ・クリニカル・ダイアグノスティッ 抗e:オーソ・クリニカル・ダイアグノス
クス株式会社)
ティックス株式会社)
ヒトパピローマ
1848 ウイルスDNA
所要日数
EIA
カラム凝集法
98
107
(ハイリスクグループ)
基準値の
再設定
ng/ml
0.15∼1.23
ng/ml
急性心筋梗塞診断のカットオフ値:
87
変更理由
測定試薬
の変更
EIA
試験管法
<HPV-DNA>
ヒトパピローマ
ウイルスDNA
107
1880 (ハイリスクグループ)
[LBC]
3∼4日
所要日数
<HPV-DNA>
4∼7日
107
ヒトパピローマ
1849 ウイルスDNA
(ローリスクグループ)
所要日数
<HPV-DNA>
3∼9日
ヒトパピローマ
ウイルスDNA
107
1881 (ローリスクグループ)
[LBC]
<HPV-DNA>
所要日数
委託先
の変更
● TRACP-5b(酒石酸抵抗性酸フォスファターゼ)
本検査におきまして、試薬メーカーより、女性の基準値を YAM 値(若年成人平均値)に変更する旨の連絡が
ございました。その趣旨は、以下の通りです。
①閉経後女性基準値には骨量減少症患者、骨粗鬆症などの代謝性骨疾患の患者が含まれており、好ましくない
こと。
②日本骨粗鬆症学会「骨粗鬆症診療における骨代謝マーカーの適正使用ガイドライン(2004年版)
」におい
て使用される基準値に相当する健常閉経前女性(30∼44歳)値を YAM 値として用いる。
つきましては、弊社におきましても試薬メーカーの設定に準じて女性基準値を下記のように変更させていただき
ます。なお、この変更に伴う測定方法、報告単位などの変更はございません。
YAM(Young Adult Mean :若年成人平均値)
:
健常閉経前女性(30∼44歳)で確立された、平均±1.96SDの範囲の値。
新
基準値
(mU/dl)
従来
男性:
170 ∼ 590
120 ∼ 440
男性:
170 ∼ 590
閉経前女性:
女性(YAM)
:
120 ∼ 420
閉経前女性(30∼44歳)
: 120 ∼ 420
閉経後女性:
■ 新検査方法参考文献
250 ∼ 760
西沢 良記 他:医学と薬学 54(5)
:709∼717,2005
● 心筋トロポニンT <TnT>
本検査におきまして、現行試薬の販売中止に伴い、同一メーカーの高感度試薬に変更させていただきます。
新試薬は、ESC/ACCF/AHA/WHFによるガイドラインに準拠したもので、低値側の感度が優れてい
ます。これにより、基準値、報告下限値、報告桁数が変更になります。
■ 現法と新法の比較
(ng/ml)
(ng/ml)
(全体)
(カットオフ値付近)
新試薬
新試薬
n = 129
n = 44
Y = 0. 843X − 0 . 004
Y = 0. 964 + 0 . 017
r = 0 . 997
r = 0 . 962
現行試薬
■ 新検査方法参考文献
(ng/ml)
現行試薬
戸田 圭三 他:医学と薬学 62:331∼340,2009
(ng/ml)
● トキソプラズマ抗体IgG
本検査におきまして、現行試薬の販売中止に伴い、同一メーカーの新試薬に変更させていただきます。
なお、基準値、提出条件などの変更はございません。
■ 現法と新法の比較
(IU/ml)
200
150
100
50
0
0
50
100
200
150
● トキソプラズマ抗体IgM
本検査におきまして、現行試薬の販売中止に伴い、同一メーカーの新試薬に変更させていただきます。
なお、基準値、提出条件などの変更はございません。
■ 現法と新法の比較
(C.O.I.
)
3.5
3
2.5
2
新試
試薬
薬
新
1.5
1
0.5
0
0
0.5
1
n = 93
1.5
2
2.5
3
3.5
Y = 1. 035X + 0 . 004
r = 0 . 994
(C.O.I.
)
現行試薬