DIST.NO.2530 創立 1951.1.1　承認 1951.3.23　登録番号 7734 W E E K L Y R E P O R T O F F U K U S H I M A R O T A R Y C L U B 福島ロータリー・クラブ会報 http://www.fukushima-rotary.com/ E-mail:[email protected] 例会日■2010年1月14日（木）会　場■ホテル［辰巳屋］ 8F　開会点鐘■12：30 ●会長挨拶第二十六回会長挨拶 2009〜10年度会長佐藤　英典本日は、福島RCの2010年初めての例会です。改めまして新年明けましておめでとうございます。今年は寅年です。虎と言えば、決断力と才知を表すと言われる動物です。戦国武将の武田信玄は、「甲斐の虎」、上杉謙信は「越後の虎」と称され、その強さと英知を虎に喩えられています。また、「白虎」は玄武、青竜、朱雀と共に四方を守る四神の一つで白虎は西方を守る神獣と考えられています。虎が出てくる諺や故事も数多くあります。「虎の子」「虎穴に入らずんば虎子を得ず」「虎は死して皮を残し、人は死して名を残す」「虎視耽耽」「虎の威を借る狐」「虎の尾を踏む」「竜虎の争い」等ですが、その一つに「雲は竜に従い、風は虎に従う」の故事が有ります。立派で聡明な君主のもとには優れた臣下が出現し、これを助けると言う意味で、相応しいものを伴うことで物事がうまく運ぶと言う例えです。私の年度も残り半年になりましたが皆様のご協力をお願いします。さて、1月4日ホテル辰巳屋に於きまして、福島南RC がホストで、福島市内7クラブの合同新年会が開催されました。松本副知事、瀬戸福島市長をお迎えして、300 名を越える来賓、ロータリアンが出席し、盛大な新年会が行われました。福島RCからも40数名の会員の参加をいただき、感謝申し上げます。福島RCの会長職の仕事始めとして、1月10日の日曜日に新春恒例になりました福島市消防出初式に参加してまいりました。幸いなことに雪は降りませんでしたが寒風の中、福島駅前通りで閲団や1100名の消防団員の整然とした行進が披露されました。その後福島市公会堂に場所を移し式典が行われました。福島ロータリー・クラブ表彰として、永年勤続表彰の55名に賞状・バッジを、無火災分団表彰の12分団に竿頭綬を授与してまいりました。聞くところによりますと皆さんこの表彰を楽しみにしているとの事でした。新春早々嬉しいことには、梅宮勇造会員に再入会して頂くことになりました。心より歓迎いたします。 26 Vol. ロータリー月間として、1月は、「ロータリー理解推進月間」です。本日は、阿久津肇パストガバナーに「ロータリー理解推進月間にちなんで」のテーマでスピーチをして頂くことになっています。楽しみに拝聴したいと思います。チャリティ基金協力者阿久津　肇加藤　義朋土屋　敦雄阿部　力哉河田　亨幡　研一安藤健次郎後藤　忠久松井　敏彦安藤　静之児玉　健夫三浦　丈志氏川　守義古俣　猛三宅　喬海野　卓哉紺野　晴郎三和　千之内池　浩小林　仁一村井　馨江花　亮佐々木光政森岡　幸江大沼　健次佐藤　光八子　英器尾形　寿一佐藤　英典脇屋　隆治加藤桂一郎茂田　士郎渡辺　健寿加藤　眞司白岩　康夫渡邊　又夫プログラム開会点鐘佐藤英典会長ロータリーソング「それでこそロータリー」ソングリーダー　加藤桂一郎会員 SONG LEADER 「四つのテスト」唱和職業奉仕小委員会　大橋広志会員お客様並びに来訪ロータリアン紹介 1月誕生祝い会長挨拶佐藤英典会長幹事報告古俣　猛幹事各委員会報告 ●ニコニコ BOX 小委員会河合義文委員本日のプログラム ●「ロータリー理解推進月間にちなんで」スピーチ RI2530地区パストガバナー阿久津肇会員閉会点鐘佐藤英典会長 1 ロータリー理解推進月間にちなんで国際ロータリー 2530 地区パストガバナー阿久津　肇会員ロータリー裏話Ⅰ 〔ポール・ハリスと米山梅吉〕ロータリーの創始者ポール・ハリスと日本のロータリーの生みの親ともいうべき米山梅吉は、ともに1868年（明治元年）生まれで、米山は2月4日、ポールはそれより2 ヶ月後の4月19日が誕生日である。そして亡くなったのは、米山が1946年（昭和21年）4月28日、ポールはそれより9 ヶ月遅い1947年1月27日、ともに78才なので殆ど同時代を生きたことになる。また幼少期からの境遇も似たところがあり、ポールは3才の時に父ジョージの破産によって一家離散し、兄セシルと共にバーモント州ウォリングフォードの祖父母のところに預けられた。一方米山は、4才の時に父和田竹造が死去したため、母の郷里静岡県の三島に移り住み、どちらかと言うと不遇の少年時代を過ごしている。 1887年（明治21年）、20才で米山梅吉は渡米し、オハイオ州ウエスレアン大学、ニューヨークのシラキュース大学に学ぶが、1893年（明治26年） 5月1日～ 10月30日に開催されたシカゴ万国博覧会（コロンブスのアメリカ到着400周年）の日本館で通訳として働いていたという記録がある。一方ポール・ハリスは、1889年（明治23年）にアイオワ州立大学法学部に入学し、1991年に卒業と同時に弁護士試験に合格するが、直ぐ仕事に就くことなく、1891 年の夏から、アメリカ全土とヨーロッパを放浪するいわゆる「5年間の愚行 ─ five years of folly」を体験する。そして1893年に万博を見るためにシカゴを訪れているので、もし日本館に立ち寄ればお互いに知ることなく、偶然会っていたかもしれない、が想像の域を出ない。 1920年10月20日に東京ロータリー・クラブが誕生し、米山は初代会長になるが、それから8年間はRIによる直轄クラブとして無地区Non-District Territoryだったので、ガバナーもなく、米山は1924-26年度Special Commisionerに任命され、その後1928年7月に第70地区として承認されたので、初代ガバナーに就任した。当時は11クラブ、会員数540名であった。 1929年（昭和4年）5月27日からテキサス州ダラスで開催された世界大会にガバナーとして出席、帰途シカゴに立ち寄り、6月9日にロータリー本部を訪問したがこの時は、ポールには会えなかった。 2 ポールは1910年全米ロータリー・クラブ連合会会長に就任、1912年連合会会長を辞任し、終身名誉会長となるが、以後1926年まで（約14年間）ロータリー活動の表舞台に登場していない。何があったのか記録には残っていない。その後1926年バミューダロータリー・クラブを訪問してから、RI名誉会長としてロータリーの公式活動を再開した。ポール・ハリスは、1953年（昭和10年）2月18日〜 20日マニラで開催される第5回太平洋ロータリー会議に出席する途上、2月6日から9日の日程で来日の予定だったが、嵐に遭遇したため3日遅れの9日朝、ようやく横浜港に到着し、翌2月10日の夕刻には離日するという強行日程となった。その中で東京、大阪、京都で多くのロータリアンと交流したが、ポールは後にこの時のことを回想記（遍歴Ⅱ）に書き残しているが、その中で米山のことについて［米山とは、この時初めて会った。昼食時の紅葉館では、その米山が直々に私の世話を焼き、箸の使い方を教えてくれた。この微笑みを絶やさない、端正な容貌の日本人紳士とのこれが初めての出会いとは思えなかった］と記している。ポールと米山が会ったという記録は、この時だけである。この多忙なスケジュールの中で、帝国ホテルの庭に月桂樹を植樹している。ポールはこのような記念の植樹が好きだったようである。この月桂樹はその後戦禍のなかを生き延びたが、 1967年（昭和42年）に帝国ホテル取り壊しのため移植をしなければならなくなり、第一生命保険相互会社の矢野一郎が相談を受けた。当時矢野一郎は帝国ホテルの社外重役をしており、昭和22年から23年間にわたり同社の社長、会長を務めた。昭和27年7月に「手に手つないで」、昭和 37年に「それでこそロータリー」を作詞、作曲し、昭和 35年東京ロータリー・クラブの第41代会長に就任している。この月桂樹は、月日とともに老化が進んでいたので、移植はあらゆる手段を試みたが枯死してしまった。移植の際に万一に備えて100 本以上の挿し木をしたが、その内6本の活着に成功した。6本の所在は、第一生命本社に2本。帝国ホテル正面玄関左脇。北の丸公園。米山梅吉記念館（長泉町）。二宮尊徳記念館（小田原市）にあり、現在3世を育成中である。なお、米山梅吉記念館には、2002年11月27日にビチャイ・ラタクルRI会長が訪問しているが、これは伊豆中央ロータリー・クラブとビチャイ・ラタクルRI会長のホームクラブのタイ、トンブリロータリー・クラブは姉妹クラブで交流があったこと、最初の米山記念奨学生がタイのソムチャード・ラタナチャタ君であったことが関係しているかも知れない。訪問を記念して植樹（金木犀）、講演会が行われたが、勿論RI会長の記念館訪問は初めてのことで、関係者を喜ばした。米山梅吉はロータリー・クラブの創立について日本の各地で多くの働きかけをしているが、郡山ロータリー・クラブの誕生には次のようなエピソードがある。郡山クラブは1936年（昭和11年）5月19日に創立された。初代会長になった橋本万右衛門は、仙台でロータリー・クラブ設立の動きがあるので、それより一歩先んじようとして、米山と第70地区幹事の日本タイムス社長芝染太郎を仙台の帰り郡山に立ち寄ってもらい、ロータリー・クラブ設立の希望を告げた。その年の3月24日に再び芝に来て貰い、一気に仮発会式、5月19日に発会式を行った。そしてほぼ1年後の1937年（昭和12年）6月 19日認証状伝達式が開催された。勿論東北地方で最初のロータリー・クラブで認証番号は、3992である。この席で米山は［皆さん、今日は未熟児が生まれた。人口5万人の町で、すくすく伸びるかどうか不安。参会の皆さん、どうぞよろしく面倒見て下さい］と挨拶している。一方、仙台は米山らが郡山より先に働きかけていたが進まず、結局設立は郡山より1年遅れの1937年（昭和 12年）2月20日、同年5月7日に承認された。因みに仙台ロータリー・クラブの初代会長は東北帝国大学総長、第1回文化勲章受章者の本多光太郎である。お客様並びに来訪ロータリアン ●福島西RCより河野　坦司様 ●福島南RCより横山りつ子様 ●米山奨学生エン・ティエム・ティさんグ児玉胃腸科内科医院看護師　市場　美奈様再入会あいさつ梅宮　勇造会員 1月4日合同新年会〜二次会風景〜先週掲載することが出来なかった、石林さんでの二次会の様子をお届けします。 3 幹事報告古俣　猛幹事例会変更のお知らせ ●福島東RC、22日（金）の例会は、夜間例会で午後6時 30分よりサンパレス福島に変更しております。その他のお知らせ ●本日午後6時30分より「辰巳屋」に於いて理事会を開催致します。役員・理事の皆様宜しくお願い致します。 1 誕生祝い月佐藤　光土屋　敦雄氏川　守義水野　忠隆吾妻　勝春岩山　知弘小林　仁一会員会員会員会員会員会員会員 S35. 1. 5 S21. 1.13 S15. 1.15 S19. 1.19 S13. 1.25 S41. 1.25 S32. 1.27 くお願い申し上げます。阿久津パストガバナーのスピーチを楽しみに拝聴したいと思います。 [古俣　猛幹事]　阿久津パストガバナーのスピーチで勉強させていただきます。本日も宜しくお願い致します。 [河野　坦司様（福島西RC）]　本日は、阿久津パストガバナーのスピーチを拝聴しに参りました。お世話になります。 [加藤桂一郎会員] 「Ｗｅ are now,TURNER vol.4」をお届け致します。「花あそび」「伊達地方の城を歩く」「飯坂温泉散策マップ」など役立つ記事が掲載されておりますので、お楽しみ願えれば幸いに存じます。 [茂田　士郎会員] 寒に入り雪と突風に驚かされました。遠方からの会員の方はご苦労様です。阿久津先生のお話を楽しみにしています。 [岩山　知弘会員] 本日は誕生祝いをしていただき誠にありがとうございます。この一年が皆様にとっても素敵な一年となりますように！ニコニコBOX 河合　義文委員 [佐藤　英典会長] 新年あけましておめでとうございます。残り半年となりました。皆様のご協力を宜し脇屋　隆治会員私は毎朝のように仏壇の前に座って、般若心経を誦している。然し意味がよく分からない部分がある。例えば色即是空、空即是色は「目に見える物は必ず変わってゆき、実体がない。実体がないことがその儘、物質的現象である。加藤　義朋佐久間　洋梅宮　勇造大橋　広志渡辺　健寿菅野　晋八子　英器海野　卓哉佐藤　篤白岩　康夫 1月14日（木）ニコニコBOX投入額 ¥47,000／累計¥1,303,000 後段が若干分かりにくい。もっと分からないものが、量子論である。例えば電子は粒であると同時に、波であると説く。そして観察する前後は波であるが、観察した瞬間だけ粒になるという。或いは、真空は何もない空間ではなく、粒子と反粒子が対で生まれ、すぐ結合して対で消滅するという。こうした私達の常識外の理論がどんどん続く。なお、「量子論を追求してゆくと東洋思想に近づく」と、欧米の有名物理学者が述べている。量子論をかじってみて、般若心経そして仏教が一層身近に感じられるようになった。事務所 : 福島市栄町 5 の 1 ホテル辰巳屋 7F TEL:024-524-1010 FAX:024-524-1011 例会日 : 木曜日 12:30 例会場 : ホテル辰巳屋 8F TEL:024-522-5111 4 後藤　忠久氏川　守義渡邊　又夫豊田　猛夫土屋　敦雄佐藤　光例会プログラムのご案内 ■2010年1月21日（木） 12：30〜「辰巳屋」・クラブ協議会　＊「友」紹介　＊下半期年間計画について ■2010年1月28日（木） 12：30〜「辰巳屋」豊田猛夫会員スピーチ「日銀支店長会議を終えて」 ■4日→6日（土）「県北第一分区インターシティ・ミーティング」に変更 14：30〜「福島ビューホテル」ホスト福島中央RC 今週号の編集長増子　勉会員「文書」「写真」などの送付先：[email protected]（会報委員長）