2014年1月31日 通常国会で総理を批判

海江田代表が代表質問で安倍総理の政治姿勢を批判
平和と民主主義を脅かす動きに対しては断固として闘います
私が思うところ、安倍総理の進む道には、三つのリスクがあります。
第一は経済です。一見、順調に見える安倍経済政策も、金融緩和と円安誘導、
大企業優遇と財政出動による公共事業の大盤振る舞いがその実態です。
総理はダボス会議の冒頭演説で、所得格差の問題には一言も触れられていま
総理はダボス会議の冒頭演説で、所得格差の問題には一言も触れられていま
せん。しかし今、世界でも日本でも大きな課題となっている所得格差の拡大、
せん。しかし今、世界でも日本でも大きな課題となっている所得格差の拡大、
格差と貧困の定着を打破する処方箋が一番の課題ですが何ら具体策が示されて
格差と貧困の定着を打破する処方箋が一番の課題ですが何ら具体策が示されて
いません。
いません。
第二の不安とリスクは外交です。ダボスで第一次世界大戦前の英独関係と今
第二の不安とリスクは外交です。ダボスで第一次世界大戦前の英独関係と今
日の日中関係を同一視した安倍総理の発言が物議をかもしました。フィナンシ
日の日中関係を同一視した安倍総理の発言が物議をかもしました。フィナンシ
ャル・タイムズの社説は、
「1914年の欧州と現在の比較そのものを日本の総
ャル・タイムズの社説は、
「1914年の欧州と現在の比較そのものを日本の総
理大臣が容認したということは、ぞっとするほど恐ろしい。扇動的だ」として
理大臣が容認したということは、ぞっとするほど恐ろしい。扇動的だ」として
います。安倍総理は「マスコミは事実を伝えていない」などと責任転嫁する前
います。安倍総理は「マスコミは事実を伝えていない」などと責任転嫁する前 民主党代表 海江田万里
に、例えが不適切だったと認め、
「日本はアジアの近隣諸国とは再び戦火を交え
に、例えが不適切だったと認め、
「日本はアジアの近隣諸国とは再び戦火を交え
に、例えが不適切だったと認め、
「日本はアジアの近隣諸国とは再
ない」と、断言すべきです。
ない」と、断言すべきです。
び戦火を交えない」と、断言すべきです。
そして、安倍リスクの第三は、国のあり方です。総理は「戦後レジームの解
そして、安倍リスクの第三は、国のあり方です。総理は「戦後レジームの解
そして、安倍リスクの第三は、国のあり方です。総理は「戦後レ
体」を唱えていますが、それは考えたくもありませんが、閉鎖性と統制色の強
体」を唱えていますが、それは考えたくもありませんが、閉鎖性と統制色の強
ジームの解体」
を唱えていますが、それは考えたくもありませんが、
い戦前の社会に戻ることであるとの懸念を払拭することができません。
い戦前の社会に戻ることであるとの懸念を払拭することができません。
閉鎖性と統制色の強い戦前の社会に戻ることであるとの懸念を払
与党の誤った政治、国民を顧みない政策と厳しく対峙(たいじ)し、国民の命
与党の誤った政治、国民を顧みない政策と厳しく対峙(たいじ)し、国民の命
拭することができません。
を守り、雇用を守り、暮らしを守る政治をたゆまず追求することが「責任政党」
を守り、雇用を守り、暮らしを守る政治をたゆまず追求することが「責任政党」
与党の誤った政治、国民を顧みない政策と厳しく対峙(たいじ)し、
の姿であり、民主党が目指すところです。
の姿であり、民主党が目指すところです。
国民の命を守り、雇用を守り、暮らしを守る政治をたゆまず追求す
私たちは平和と民主主義を脅かす動きに対しては断固として闘います。
私たちは平和と民主主義を脅かす動きに対しては断固として闘います。
ることが「責任政党」の姿であり、民主党が目指すところです。
私たちは平和と民主主義を脅かす動きに対しては断固として闘います。
次期衆院選に向け、公認内定候補を追加
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