経腸栄養法について

 3号
平成25年10月
経腸栄養法について
【経腸栄養法の利点】
経口に頼らない栄養の接続方法には経静脈栄養法と経腸栄養法の2つがあります。
経腸栄養は本来の消化吸収経路を用いて栄養を行うので生理的です。
また、栄養投与目的の血管内カテーテル留置期間を減少させ、カテーテル関連血流感染対
策にもつながります。
【経腸栄養ポンプの利点】
経腸栄養は胃からの逆流、嘔吐、誤嚥、肺炎、下痢、低血糖の発症など、全ての項目にお
いて有害事象の減少がみられます。最近では間欠投与よりも持続投与の方が誤嚥、下痢、
嘔吐のリスクが少ないと報告されており、より重症な患者様には特にポンプが適している
と言えるでしょう。
※ 当院には3台の経腸栄養輸液ポンプが
MEセンターに常備されています。
すでに活用している病棟からは下痢などの
副作用が減少したとの報告もあります。
積極的に活用してくださいね。
大きさは
手のひらサイズ‼
操作も簡単
担当:リンクナース 野村 倍代
平成25年4月~9月までの活動報告
●
介入数と評価数
病 棟
延べ人数
1A 3A 3B 4A
介 入
3
強制介入
4
5
強制評価
3
1
合計件数
10
7
5A
5B
1
2
7A
7B
2
8B
2F
1
8
3F ICU
合計
22
1
30
32
9
1
2
7
1
2
4
10
62
55
15
3
6
8
1
10
4
124
6
1
6B
23
1
1
6A
2
2
1
評 価
4B
2
11月20日(水)の研修会は、NST報告会を予定しています
栄養管理に係ることは、是非NSTをご活用下さい。