大学院/臨床心理学専攻 科目名称 臨床心理学特論Ⅰ/臨床心理学特講Ⅰ 担当教員 蘭 研究室 10-617 授業のテーマ・内容 到達目標 臨床心理学特論Ⅰ/臨床心理学特講Ⅰ 科目分類 D14-4 香代子 オフィスアワー 前期:水曜日 09:00~12:00 後期:水曜日 09:00~12:00 臨床心理士を目指し、高度専門職業人としての、職能と社会性についての理解を確立する。専門家としての 成長発達、社会的責任、及び他職種との連携について学ぶ。職業倫理、諸ガイドライン、諸基準、法的責任、 臨床心理専門家としての発達段階と訓練課程の内容、社会のなかでの臨床心理士としての立場、役割、資格 制度、個人開業の留意点、臨床心理士をめぐる社会状況と課題、スクールカウンセラー、HIVカウンセラ ー、DNAカウンセラー、セックスカウンセラー、被災者支援等多様な職種を学ぶ。 臨床心理士の資格取得を目ざす専門家としてのアイデンティテイを習得する 日本の心理臨床、世界の心理臨床の歴史と独創性を学び、関連する他の職種と連携する専門家役割を習得す る 授業内容と課題学習(予習・復習) 1. 臨床心理士として働く自覚と責任について(概論まとめ) 2、臨床心理士の資格制度とカリキュラム:日本における 3.臨床心理士の資格にいたった心理臨床発達の歴史と社会的ニーズ 3、日本発心理療法(臨床動作法、内観法、森田療法など)の開発と展開 4、諸外国との心理士、臨床心理士の資格制度及びカリキュラムの比較 5、臨床心理士に必要な法的基準、倫理綱要、法的責任、職業倫理 6、臨床心理専門家としての発達とアイデンティテイの獲得に向けてⅠ 7、臨床心理専門家としての発達とアイデンテイテイ獲得に向けてⅡ 8、臨床心理専門家としての発達とアイデンテイテイ獲得に向けてⅢ 9、他職種との協同と専門性(社会福祉士、精神保健福祉士など福祉分野) 10、他職種との協同と専門性(精神科医、心療内科医の分野) 11、臨床心理士をめぐる社会的状況と課題と役割(スクールカウンセラー) 12、臨床心理士をめぐる社会状況と課題と役割(被災者支援) 13、臨床心理士をめぐる社会状況と課題、役割(危機介入) 14、臨床心理士をめぐる社会状況と課題と役割(犯罪被害者支援) 15、臨床心理士の活動における立場と留意点(事例を通して) テキスト 参考書 評価の方法 「心理臨床大辞典」 培風館 「心理臨床家の手引き」 誠心書房 「心理臨床家アイデンテテイの育成」 「講座臨床心理学」東京大学出版会 日本心理臨床学会倫理規定 創元社 日本心理臨床学会倫理綱要 アメリカ心理学会倫理規定 レポート発表(50点)、発言の質と量(20 点)、心理臨床家としての発達度(30 点)、合計 100 点で評 価する 2016 テキストや資料をよく読んでおくこと。さらに臨床心理士の事例的活動を体験すること 授業開始前学習 準備前学習(予習) 各講義の課題を読み、資料を探し疑問や解釈、理解を育てておくこと 準備前学習(復習) 発表された内容に照らし合わせ、また自分の疑問や理解を照らし合わせ、デスカッションを踏まえたまとめ をしておくこと。臨床心理士の試験を意識した整理と理解に心がけること 関連科目 臨床心理学特講Ⅱ/ 臨床心理特論Ⅱ 臨床心理士の活動領域、職種の多様性については、各自追加して学ぶ その他 1 大学院/臨床心理学専攻 科目名称 臨床心理学特論Ⅱ/臨床心理学特講Ⅱ 担当教員 藤城 研究室 10-710 臨床心理学特論Ⅱ/臨床心理学特講Ⅱ 科目分類 D14-4 有美子 オフィスアワー 前期:水曜日 14:40~17:40 後期:水曜日 14:40~17:40 臨床心理士としての将来の活動の土台を形成するために、本講の前半では、臨床心理学の実践面に目を向け、 臨床心理面接の導入期からアセスメント、心理療法に至るまでの過程で遭遇しやすい問題を、臨床分野や学 授業のテーマ・内容 派を越えて取り上げる。後半では、心理臨床活動における研究的アプローチについて扱っていく。各自が選 んだ臨床心理学の先行研究、特に調査研究の学術論文を検討の素材とし、背景理論の特質・意義・課題等を 検討するとともに、臨床心理学研究における方法論とエビデンスについて理解を深める。 1. 臨床心理面接の流れについて、説明できる。 2. 臨床心理面接で生じうる問題点について、説明できる。 到達目標 3. 臨床心理面接で必要となる記録や書類の書き方が、理解できる。 4. 臨床心理学の文献について、クリティカルな読み方ができるようになる。 授業内容と課題学習(予習・復習) 1. 臨床心理学実践 1: 初心者の期待,職業的責任,準備 2. 臨床心理学実践 2: 初回面接,コンサルテーション,スタッフ会議 3. 臨床心理学実践 3: 治療開始,治療セッションの進め方,治療技法 4. 臨床心理学実践 4: 危機的状況,終結,記録 5. 臨床心理学実践 5: 共同治療,子どもと家族,技術の向上 6. 研究的アプローチ 1: アカウンタビリティとエビデンス 7. 研究的アプローチ 2: クリティカル・リーディング 8. 研究的アプローチ 3: クリティカル・リーディング 9. 研究的アプローチ 4: クリティカル・リーディング 10. 研究的アプローチ 5: クリティカル・リーディング 11. 研究的アプローチ 6: クリティカル・リーディング 12. 研究的アプローチ 7: クリティカル・リーディング 13. 研究的アプローチ 8: クリティカル・リーディング 14. 研究的アプローチ 9: クリティカル・リーディング 15. 研究的アプローチ 10: クリティカル・リーディング JS ザロ他著 1987 心理療法入門―初心者のためのガイド 誠信書房 テキスト 参考書 J メルツォフ(著)2005 クリティカルシンキング―研究論文篇 北大路書房 その他、随時紹介する。 評価の方法 所定の出席数を満たした者について、出席点(60 点)、課題点(40 点)を評価する。なお、課題点には、 授業中のディスカッション等への取り組み態度も含む。2016 授業開始前学習 発表担当課題については、レジュメ人数分用意すること。また、クリティカル・リーディングで使用する論 文については、担当者は論文内で用いられている基本用語も説明できるようにしておくこと。 準備前学習(予習) 発表者以外も文献を読み、当日のディスカッションに参加できるようにしておく。 準備前学習(復習) 発表およびディスカッションの内容について、疑問点を整理しておく。 関連科目 臨床心理学特講Ⅰ/臨床心理学特論Ⅰ 臨床心理面接特講Ⅰ・Ⅱ/臨床心理面接特論Ⅰ・Ⅱ 本講は、受講者の発表とディスカッションを中心とし、随時グループワークを行う。 その他 2 大学院/臨床心理学専攻 科目名称 臨床心理面接特論Ⅰ/臨床心理面接特講Ⅰ 担当教員 藤城 研究室 10-710 授業のテーマ・内容 到達目標 有美子・松岡 臨床心理面接特論Ⅰ/臨床心理面接特講Ⅰ 科目分類 D14-4 努 オフィスアワー 前期:水曜日 14:40~17:40 後期:水曜日 14:40~17:40 本授業の前半は、初回面接の具体的な手順、また、倫理的問題など初回面接に関わる諸問題を文献講読によ って学ぶ。 後半では、ロールプレイングによって実際に初回面接を模擬的に施行することを通して、初回面接の力量と 見識を身につける。 1. 初回面接の前に必要な準備について、理解できる。 2. 初回面接の具体的手順が、理解できる。 3. 臨床心理学的実践に関わる倫理的配慮が、理解できる。 4. 初回面接に必要な力量と見識が、身につけられる。 授業内容と課題学習(予習・復習) 1. ガイダンス 2. 初回面接とは 3. 受付と面接前の準備 4. 場の説明と守秘義務 5. 主訴の把握 6. 生育歴・問題歴の把握 7. 精神状態の査定 8. 契約とリファー 9. ロールプレイの説明 10. ロールプレイの実施 短時間のロールプレイ 11. ロールプレイの実施その1(前半) 12. ロールプレイの発表その1(後半) 13. ロールプレイの発表その2(前半) 14. ロールプレイの発表その2(後半) 15. 初回面接を終える まとめ テキスト 参考書 授業内で指示する。 授業内で適宜紹介する。 評価の方法 3 分の 2 以上の出席が単位取得の前提条件である。授業への参加と発表、レポートにより総合的に 100 点満 点で評価する(前後半で 50%ずつ)。2016 授業開始前学習 発表担当課題については、事前にそのテーマに関する文献を調べてレジュメを作成し、人数分を用意するこ と。 準備前学習(予習) 準備前学習(復習) 関連科目 前半(第 8 回まで):指定テーマについて各自が文献を読み込み、ディスカッションできるよう準備してお く。 後半(第 9 回から):ロールプレイの題材準備や、テープ起こしなど発表に必要な資料を用意する。 前半:ディスカッションの要点を整理し、重要な専門用語・概念については記憶する。 後半:ロールプレイについて振り返り、優れていた点、問題・改善点などを整理する。 臨床心理面接特講Ⅱ/臨床心理面接特論Ⅱ 第 1 回:藤城・松岡、第 2~8 回:藤城、第 9~15 回:松岡が担当する。 その他 3 大学院/臨床心理学専攻 科目名称 臨床心理面接特論Ⅱ/臨床心理面接特講Ⅱ 担当教員 蘭 研究室 10-617 臨床心理面接特論Ⅱ/臨床心理面接特講Ⅱ 科目分類 D14-4 香代子 オフィスアワー 前期:水曜日 09:00~12:00 後期:水曜日 09:00~12:00 臨床心理面接特講Ⅰの基礎編を応用し、個人面接における心理療法の技法を駆使した面接法を獲得する。個 人のみならず、家族や集団にも応用できる面接技法を取り入れた面接法を獲得する。①芸術療法を用いた心 授業のテーマ・内容 理面接法、②イメージを用いた心理面接法、③催眠や臨床動作法、ストレスマネジメント法を用いた心理面 接法など、体験を主とした心理面接を学ぶ。そしてその自らの体験過程の変容に気づいて、自己治療のみな らず他者への心理面接の感受性を高め、ケースとしてまとめるていく現実面接法を体験する。 発展した臨床心理面接(箱庭、コラージュ、描画、童話などを介したもの)のしかたを実際に体験すること によって、セラピストとクライエント関係のありかたを体得し、心理療法の力を習得する 到達目標 臨床動作法やイメージ法、催眠法などを介した心理面接法を体得し、多様なニーズをもつクライエントへの 面接力を習得する 授業内容と課題学習(予習・復習) 1,心理面接の原理の確認及び特講Ⅰの復習 2、箱庭面接法の事例を学ぶ(カルフ夫人の箱庭面接ビデオ) 3、箱庭面接法の技法を学ぶ(木村晴子の面接技法マニュアルのビデオ) 4、箱庭面接体験(各自ペアを組み、体験する) 5、芸術療法面接体験① 6、芸術療法箱庭面接体験② 7、芸術療法面接体験③ 8、臨床動作法面接の簡単な技法を学ぶ(肩弛め、背筋弛め、首や腕の弛めなど) 9、臨床動作法面接体験① 10、臨床動作法面接体験② 11、ストレスマネジメント面接体験 12、フォーカシング面接法の体験 13、イメージ面接法の体験(壺イメージなど) 14、催眠面接法の基本的な技法を学ぶ(運動催眠) 15、催眠面接法の基本的な技法を学ぶ(イメージ催眠) 12、催眠面接体験①(催眠を用いた心理面接:入眠障害、中途覚醒、昼夜逆転などの不眠) 13、催眠面接体験②(乗り物酔い、電車やバス不快症、など) 14、催眠面接体験③(対人不安、対人恐怖など) 15、面接体験(セラピスト側とクライエント側)の体験報告 テキスト 「箱庭療法」 創元社、「イメージ療法ハンドブック」 誠心書房 、「臨床動作法への招待」金剛出版 「催眠面接法」 誠心書房など各自に面接体験を望む技法および理論の専門書 参考書 「心理臨床大辞典」 培風館 「心理臨床学辞典」 心理臨床学会編 評価の方法 授業開始前学習 準備前学習(予習) 準備前学習(復習) 関連科目 その他 面接体験と体験技法の獲得度合い(70 点)、及び心理面接の感受性(30 点)2016 基礎実習および臨床心理面接特講Ⅰをふりかえって体験しておく 基礎実習をさらにバージョンアップする心理臨床の技法とセンスを身につけるように自己研鑽をしておく こと 実際に行った面接の逐語録、および検討とコメントを取り入れた面接記録の作成をし、自分の面接力をフィ -ドバックしておくこと。面接における自分の弱点に向き合い、支援関係の在り方での自己研鑽をすること 臨床心理面接特講Ⅰ/ 臨床心理面接特論Ⅱ グループアプローチ コミュニテイ療法 基礎実習 面接技法においては、大学での習熟度合いに応じて変更することもある。面接にふさわしい服装、靴などを 準備しておくこと 4 大学院/臨床心理学専攻 臨床心理査定演習Ⅰ 科目名称 臨床心理査定演習Ⅰ 担当教員 松岡 研究室 10-610 授業のテーマ・内容 到達目標 科目分類 D14-4 努 オフィスアワー 前期:月曜日 10:40~12:10 木曜日 10:40~12:10 後期:月曜日 10:40~12:10 木曜日 10:40~12:10 臨床心理査定(アセスメント)は、人間の心理的特性を幅広く測定・評価するという点で、単なる病理診断 とは異なる。心理アセスメントの際の基本的視点を学び、さらに心理アセスメントの一部として用いられる ことの多い心理検査の中から、検査の実施・スコアリング・解釈が最も難しいものの 1 つであるロールシャ ッハ法を取り上げ、その実施法やスコアリング法、解釈法、臨床への活用などを、演習形式で身につける。 ①臨床心理査定(アセスメント)の特徴と意義について正しい理解を身につける。②ロールシャッハ・テス トの施行法を身につけ、正しくスコアリングができるようになる。③量的分析と継起分析の方法と意義につ いて正しく理解する。 授業内容と課題学習(予習・復習) 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. ガイダンス 授業の内容と進め方 診断と見立て 発達的視点 パーソナリティの理解 家族の力動 ロールシャッハ スコアの分類①領域と決定因 ロールシャッハ スコアの分類②内容 形態水準 ロールシャッハ スコアリストの作成と量的データ ロールシャッハ 決定因と体験型 ロールシャッハ 量的分析 ロールシャッハ 継起分析と図版の特徴 事例1 神経症の事例 事例2 境界水準の人格障害の事例 事例3 統合失調症の事例 所見にまとめる 参考書としてあげたものを用意しておくことが望ましいが、詳しくは初回授業で説明する。 テキスト 参考書 片口安史著 改訂 新・心理診断法 1987 金子書房 馬場禮子著 1999 改訂 ロールシャッハ法と精神分析―継起分析入門 評価の方法 授業内でレポートを提出していただきます。評価はレポート(90%)と授業の参加状況(10%)とにより、総 合的に判断します。2016 岩崎学術出版社 ロールシャッハ・テストの概略について読んでおくこと。 授業開始前学習 準備前学習(予習) 次の授業で扱うテーマについて、事前に教科書等を読んでおくこと。 準備前学習(復習) 授業で扱った内容について、適宜振り返り、理解を定着させておくこと。 関連科目 検査所見の書き方やテストバッテリーの組み方については、臨床心理査定演習Ⅱで学ぶ予定である。 その他 5 大学院/臨床心理学専攻 臨床心理査定演習Ⅱ 科目名称 臨床心理査定演習Ⅱ 担当教員 松岡 研究室 10-610 授業のテーマ・内容 到達目標 努・藤城 科目分類 D14-4 有美子 オフィスアワー 前期:月曜日 10:40~12:10 木曜日 10:40~12:10 後期:月曜日 10:40~12:10 木曜日 10:40~12:10 心理査定の実施とその解釈、所見のまとめ方を学ぶ。パーソナリティ・テストについては、前期に学んだロ ールシャッハ・テストに加えて、TAT、SCT、描画(統合型 HTP など)を通じて、パーソナリティの力動的な 解釈を学ぶ。さらにテスト・バッテリーを組むことによって、パーソナリティを多層的に捉えることについ て学ぶ。知能テストとしては、WAIS を中心に、実施と結果のまとめ方について検討する。 ①TAT のプロトコル・データから、被験者のパーソナリティを読み取る力を育む。②臨床現場で使用頻度の 高いウェクスラー知能検査の施行法を身につけ、採点と分析ができるようになる。③心理検査のデータに基 づいて、所見をまとめる力をつける。 授業内容と課題学習(予習・復習) 1.ガイダンス 授業の内容と進め方 2.ロールシャッハ・テストと TAT① ロールシャッハ・テストのスコアリングと量的分析 3.ロールシャッハ・テストと TAT② ロールシャッハ・テストの継起分析 4.ロールシャッハ・テストと TAT③ TAT の分析 5.ロールシャッハ・テストと TAT④ テスト所見をまとめる 6.心理検査の所見の書き方 7.知能テスト① WAIS-Ⅲの施行法を学ぶ 8.知能テスト② WAIS-Ⅲの採点法と分析を学ぶ 9.知能テスト③ WISC-Ⅳの施行法を学ぶ 10.知能テスト④ WISC-Ⅳの採点法と分析を学ぶ 11.神経心理学検査について 12.テスト・バッテリーを組んだ事例 ロールシャッハ・テスト/SCT/描画法の解釈 13.検査のフィードバック① 14.検査のフィードバック② 15.検査のフィードバック③ 開講時に指示します。 テキスト 適宜、ご紹介します。 参考書 評価の方法 授業で学んだ検査法について所見の形でレポートを提出していただきます。評価はレポート(90%)と授業 の参加状況(10%)とにより、総合的に判断します。2016 ロールシャッハ・テスト(片口法)のスコアリングなどの基礎をしっかり理解しておくようにしてください。 授業開始前学習 準備前学習(予習) 次の授業で扱うテーマについて、事前に教科書等を読んでおくこと。 準備前学習(復習) 授業で扱った内容について、適宜振り返り、理解を定着させておくこと。 関連科目 臨床心理査定演習Ⅰでロールシャッハ・テストの基本をしっかり身につけておいてください。 第 1 回~第 12 回:松岡、第 13 回~第 15 回:藤城 その他 6 大学院/臨床心理学専攻 臨床心理基礎実習(セメスター) 科目分類 科目名称 臨床心理基礎実習(セメスター) 担当教員 藤川 研究室 10-712 授業のテーマ・内容 学外実習への準備として、学内で行う臨床実習である。まず、カウンセリングの基本的態度やカウンセリン グによる人間理解のあり方を身につける。次に、臨床心理面接の実践技能を解説し、ロールプレイを通して 技能を習得する。現場で実践活動を行うための最低限の技能を習得することが目的となる。 到達目標 D14-4 麗 オフィスアワー 前期:金曜日 13:00~14:30 金曜日 14:40~16:10 後期:水曜日 13:00~14:30 金曜日 13:00~14:30 基礎的な面接技法(共感的面接技能、査定的面接技能)を身につける。自らを省みることを通して、専門職 としてのあり方を体験的に学ぶ。 授業内容と課題学習(予習・復習) 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 臨床心理面接法とは 援助の専門家としてのカウンセラー 援助モデルの概観 共感的面接技能1 共感的面接技能2 ロールプレイ実習1とグループ討議1 ロールプレイ実習1とグループ討議2 ロールプレイ実習1とグループ討議3 ロールプレイ実習1とグループ討議4 査定的面接技能1 査定的面接技能2 ロールプレイ実習2とグループ討議1 ロールプレイ実習2とグループ討議2 ロールプレイ実習2とグループ討議3 ロールプレイ実習2とグループ討議4 授業のまとめ レポート提出 『熟練カウンセラーをめざすカウンセリング・テキスト』 G・イーガン(著) 創元社 テキスト 参考書 『心理臨床の基礎1:心理臨床の発想と実践」』岩波書店 下山晴彦(著) 『カウンセリング・心理療法の基礎』有斐閣アルマ 金沢吉展(編) 評価の方法 全回出席が基本。平常点(授業態度・議論への積極的貢献)50 点・発表 40 点・レポート 10 点の総合評価を 行う。2016 テキストに目を通しておくこと。 授業開始前学習 準備前学習(予習) 準備前学習(復習) 関連科目 各回の前に課題を配布することがある。また、テキスト講読の回は、発表者以外も該当箇所を精読し、疑問 点やコメントを用意しておくこと。 ロールプレイを授業時間外に実施し、逐語記録を作成することが求められる。また、自分自身の臨床観や経 験を省みるための小レポートや課題が課されることがある。 臨床心理実習Ⅰ・Ⅱ 討論への参加姿勢を重視する。 その他 7 大学院/臨床心理学専攻 臨床心理実習Ⅰ 科目名称 臨床心理実習Ⅰ 担当教員 石津 研究室 10-720 授業のテーマ・内容 到達目標 科目分類 和子 オフィスアワー 前期:水曜日 12:10~13:00 水曜日 16:10~17:30 木曜日 12:10~13:00 後期:水曜日 10:30~13:00 木曜日 12:20~12:50 学外実習によって、実際の臨床現場において必要な実践的能力を習得する。 臨床心理実習Ⅰでは、教育機関(学校や教育相談所等、ただし臨床心理士が在職していること)において実 習をおこなう。教育機関において一定期間実習を行うことで、教育機関の雰囲気になれ、現状を把握し、教 職員や生徒との交流から専門職として求められていることを体験的に理解する。また臨床心理士の教育機関 における活動内容を知り、補助的に参加して実践感覚と技能を養う。 教育機関の現状を把握し、教職員や生徒との交流を体験する。学校領域における臨床心理士の様々な活動(教 育相談、構内研修、他職種との連携)に補助的に参加し、実践感覚と技能を養う。 授業内容と課題学習(予習・復習) 1.ガイダンス 2.倫理について 3.教育現場における臨床的活動の理解① 4.教育現場における臨床的活動の理解② 5.教育現場における臨床的活動の理解③ 6.教育現場における臨床的活動の理解④ 7.教育現場における臨床的活動の理解⑤ 8.教育現場における臨床的活動の理解⑥ 9.教育現場における臨床的活動の理解⑦ 10.教育現場における臨床的活動の理解⑧ 11.教育現場における臨床的活動の理解⑨ 12.教育現場における臨床的活動の理解⑩ 13.報告会準備 14.報告会 15.前期の振り返りとまとめ テキスト 授業中に適宜プリントを配布する 講義内で紹介する 参考書 評価の方法 ・実習への参加・実習日誌の提出・外部評価(60%) ・授業への貢献・レポート(40%)2016 ・実習報告会への出席 授業開始前学習 準備前学習(予習) 準備前学習(復習) 関連科目 D14-4 ①実習前に、精神医学・発達心理学等の必要な知識を習得する ②毎回の実習前に実習目標の明確化を行う ③実習日誌を作成し、GSV の準備をする ①GSV の内容を、実習先において実践する ②実習内容を、実習日誌、報告会、において言語化する 臨床心理基礎実習 その他 8 大学院/臨床心理学専攻 臨床心理実習Ⅱ 科目分類 科目名称 臨床心理実習Ⅱ 担当教員 藤城 研究室 10-710 授業のテーマ・内容 学外実習によって、実際の臨床現場において必要な実践的能力を習得する。臨床心理実習Ⅱでは、医療・福 祉機関において、臨床心理士のさまざまな活動(臨床心理面接、臨床心理査定、他職種との連携など)に補 助的に参加し、実践感覚と技能を養う。 到達目標 有美子・松岡 D14-4 努 オフィスアワー 前期:水曜日 14:40~17:40 後期:水曜日 14:40~17:40 1. 医療・福祉領域の臨床現場において必要な知識が身につく。 2. 医療・福祉領域の臨床現場においてスキルが身につく。 3. 医療・福祉領域の臨床現場において必要な態度が身につく。 授業内容と課題学習(予習・復習) 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. ガイダンス 実習規則と倫理の確認 グループ・カンファレンス 1 グループ・カンファレンス 2 グループ・カンファレンス 3 グループ・カンファレンス 4 グループ・カンファレンス 5 グループ・カンファレンス 6 グループ・カンファレンス 7 グループ・カンファレンス 8 グループ・カンファレンス 9 グループ・カンファレンス 10 グループ・カンファレンス 11 グループ・カンファレンス 12 実習の振り返り 必要に応じて随時紹介する テキスト 必要に応じて随時紹介する 参考書 授業と実習への出席(50 点)、実習記録の作成と提出(25 点)、実習先による評価(25 点)。2016 評価の方法 事前課題(倫理に関する課題、実習目標、事前準備に関する自己評価)をしておくこと。 授業開始前学習 準備前学習(予習) 実習日誌を毎回提出すること。また、時期に応じて自己評価(計 3 回)も提出のこと。発表者は必要に応じ てレジュメを準備しておくこと。 準備前学習(復習) カンファレンスで取り上げられた内容、対応、重要な専門用語・概念について、整理しておくこと。 関連科目 臨床心理基礎実習、および精神医学特講を修得していること。 その他 実習機関によって 2 グループ(松岡・藤城)に分かれ、カンファレンスを行う。ただし、第 1 回は合同授業、 第 15 回は全体発表会とする。 9 大学院/臨床心理学専攻 臨床指導演習Ⅰ 科目分類 科目名称 臨床指導演習Ⅰ 担当教員 蘭・石津・須藤・藤川・藤城・松岡 研究室 10-710 オフィスアワー D14-4 前期:水曜日 14:40~17:40 後期:水曜日 14:40~17:40 本大学院では、修士課程の 2 年間で、学校臨床と医療臨床において 2 ヶ所以上の現場で学外実習を行い、学 内でも心理相談センターでケースを担当することになっている。本授業では、これら学内・学外での実習事 授業のテーマ・内容 例を報告し、グループ形式でのスーパーヴィジョンを行う。ケースの見方や関わり方について、生きた臨床 事例から学び、心理臨床に携わる者としての見識を身につけることが目的である。 1. 事例の見立てができ、方針が立てられる。 2. 適切な臨床心理学的介入ができる。 到達目標 3. 事例検討のために適切な臨床心理学的実践の資料を作成できる。 4. 事例検討の場で、適切なコメントができる。 授業内容と課題学習(予習・復習) 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 1 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 2 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 3 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 4 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 5 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 6 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 7 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 8 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 9 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 10 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 11 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 12 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 13 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 14 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 15 特定のテキストや教材は使用しない。 テキスト 授業中に適宜紹介する。 参考書 評価の方法 5 分の 4 以上の出席が単位取得の前提条件である。演習への参加・発表における、態度や誠実性、理解度な どにより(自分が発表の回:発表内容、発表ではない回:ケースコメント票)により、15 回分で 100 点満点 とし、成績を評価する。2016 ケースのプレゼンテーションにあたり、遵守すべき倫理事項について確認しておく。 授業開始前学習 準備前学習(予習) 準備前学習(復習) 関連科目 発表者は、原則として 1 週間前までに、当日の配付資料を担当教員に提出し、内容について指導を受ける。 発表者以外は、発表される事例について、質疑内容を準備する。 ケース発表者は、検討された事項について整理し、振り返りを行う。 ケース発表者以外は、発表されたケースについてのコメントを毎回提出する。 臨床指導演習Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ キーワード:事例検討,グループスーパーヴィジョン その他 10 大学院/臨床心理学専攻 臨床指導演習Ⅱ 科目分類 科目名称 臨床指導演習Ⅱ 担当教員 蘭・石津・須藤・藤川・藤城・松岡 研究室 10-710 オフィスアワー D14-4 前期:水曜日 14:40~17:40 後期:水曜日 14:40~17:40 本大学院では、修士課程の 2 年間で、学校臨床と医療臨床において 2 ヶ所以上の現場で学外実習を行い、学 内でも心理相談センターでケースを担当することになっている。本授業では、これら学内・学外での実習事 授業のテーマ・内容 例を報告し、グループ形式でのスーパーヴィジョンを行う。ケースの見方や関わり方について、生きた臨床 事例から学び、心理臨床に携わる者としての見識を身につけることが目的である。 1. 事例の見立てができ、方針が立てられる。 2. 適切な臨床心理学的介入ができる。 到達目標 3. 事例検討のために適切な臨床心理学的実践の資料を作成できる。 4. 事例検討の場で、適切なコメントができる。 授業内容と課題学習(予習・復習) 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 1 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 2 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 3 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 4 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 5 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 6 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 7 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 8 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 9 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 10 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 11 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 12 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 13 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 14 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 15 特定のテキストや教材は使用しない。 テキスト 授業中に適宜紹介する。 参考書 評価の方法 5 分の 4 以上の出席が単位取得の前提条件である。演習への参加・発表における、態度や誠実性、理解度な どにより(自分が発表の回:発表内容、発表ではない回:ケースコメント票)により、15 回分で 100 点満点 とし、成績を評価する。2016 ケースのプレゼンテーションにあたり、遵守すべき倫理事項について確認しておく。 授業開始前学習 準備前学習(予習) 準備前学習(復習) 関連科目 発表者は、原則として 1 週間前までに、当日の配付資料を担当教員に提出し、内容について指導を受ける。 発表者以外は、発表される事例について、質疑内容を準備する。 ケース発表者は、検討された事項について整理し、振り返りを行う。 ケース発表者以外は、発表されたケースについてのコメントを毎回提出する。 臨床指導演習Ⅰ,Ⅲ,Ⅳ キーワード:事例検討,グループスーパーヴィジョン その他 11 大学院/臨床心理学専攻 臨床指導演習Ⅲ 科目分類 科目名称 臨床指導演習Ⅲ 担当教員 蘭・石津・須藤・藤川・藤城・松岡 研究室 10-710 オフィスアワー D14-4 前期:水曜日 14:40~17:40 後期:水曜日 14:40~17:40 本大学院では、修士課程の 2 年間で、学校臨床と医療臨床において 2 ヶ所以上の現場で学外実習を行い、学 内でも心理相談センターでケースを担当することになっている。本授業では、これら学内・学外での実習事 授業のテーマ・内容 例を報告し、グループ形式でのスーパーヴィジョンを行う。ケースの見方や関わり方について、生きた臨床 事例から学び、心理臨床に携わる者としての見識を身につけることが目的である。 1. 事例の見立てができ、方針が立てられる。 2. 適切な臨床心理学的介入ができる。 到達目標 3. 事例検討のために適切な臨床心理学的実践の資料を作成できる。 4. 事例検討の場で、適切なコメントができる。 授業内容と課題学習(予習・復習) 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 1 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 2 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 3 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 4 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 5 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 6 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 7 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 8 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 9 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 10 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 11 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 12 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 13 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 14 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 15 特定のテキストや教材は使用しない。 テキスト 授業中に適宜紹介する。 参考書 評価の方法 5 分の 4 以上の出席が単位取得の前提条件である。演習への参加・発表における、態度や誠実性、理解度な どにより(自分が発表の回:発表内容、発表ではない回:ケースコメント票)により、15 回分で 100 点満点 とし、成績を評価する。2016 ケースのプレゼンテーションにあたり、遵守すべき倫理事項について確認しておく。 授業開始前学習 準備前学習(予習) 準備前学習(復習) 関連科目 発表者は、原則として 1 週間前までに、当日の配付資料を担当教員に提出し、内容について指導を受ける。 発表者以外は、発表される事例について、質疑内容を準備する。 ケース発表者は、検討された事項について整理し、振り返りを行う。 ケース発表者以外は、発表されたケースについてのコメントを毎回提出する。 臨床指導演習Ⅰ,Ⅱ,Ⅳ キーワード:事例検討,グループスーパーヴィジョン その他 12 大学院/臨床心理学専攻 臨床指導演習Ⅳ 科目分類 科目名称 臨床指導演習Ⅳ 担当教員 蘭・石津・須藤・藤川・藤城・松岡 研究室 10-710 オフィスアワー D14-4 前期:水曜日 14:40~17:40 後期:水曜日 14:40~17:40 本大学院では、修士課程の 2 年間で、学校臨床と医療臨床において 2 ヶ所以上の現場で学外実習を行い、学 内でも心理相談センターでケースを担当することになっている。本授業では、これら学内・学外での実習事 授業のテーマ・内容 例を報告し、グループ形式でのスーパーヴィジョンを行う。ケースの見方や関わり方について、生きた臨床 事例から学び、心理臨床に携わる者としての見識を身につけることが目的である。 1. 事例の見立てができ、方針が立てられる。 2. 適切な臨床心理学的介入ができる。 到達目標 3. 事例検討のために適切な臨床心理学的実践の資料を作成できる。 4. 事例検討の場で、適切なコメントができる。 授業内容と課題学習(予習・復習) 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 1 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 2 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 3 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 4 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 5 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 6 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 7 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 8 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 9 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 10 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 11 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 12 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 13 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 14 学校実習、病院実習、心理相談センター事例についての検討 15 特定のテキストや教材は使用しない。 テキスト 授業中に適宜紹介する。 参考書 評価の方法 5 分の 4 以上の出席が単位取得の前提条件である。演習への参加・発表における、態度や誠実性、理解度な どにより(自分が発表の回:発表内容、発表ではない回:ケースコメント票)により、15 回分で 100 点満点 とし、成績を評価する。2016 ケースのプレゼンテーションにあたり、遵守すべき倫理事項について確認しておく。 授業開始前学習 準備前学習(予習) 準備前学習(復習) 関連科目 発表者は、原則として 1 週間前までに、当日の配付資料を担当教員に提出し、内容について指導を受ける。 発表者以外は、発表される事例について、質疑内容を準備する。 ケース発表者は、検討された事項について整理し、振り返りを行う。 ケース発表者以外は、発表されたケースについてのコメントを毎回提出する。 臨床指導演習Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ キーワード:事例検討,グループスーパーヴィジョン その他 13 大学院/臨床心理学専攻 心理学研究法特講 科目名称 心理学研究法特講 担当教員 冨士原 研究室 10-704 科目分類 D14-4 光洋 オフィスアワー 前期:火曜日 13:00~14:40 金曜日 10:30~12:10 後期:金曜日 10:30~12:10 金曜日 13:00~14:40 臨床心理学研究に用いられる観察法と調査法(質問紙法)について、その理論と技法を詳細に学び、よ り有効な方法を究明する。 観察法では、特にフィールドでの有効性が注目されている参加観察法・アクションリサーチについて、研 授業のテーマ・内容 究事例をあげ、有効性と問題点を明らかにする。また、調査法では、質問紙のワーディングの影響による反 応の異なりやサンプリングなどの問題を扱い、実践的技法について検討を行う。 このほか、心理尺度の作成に関わる信頼性と妥当性の問題やデータ分析における統計的問題も取り上げて 解説する。 臨床心理学研究に用いられる観察法と調査法(質問紙法)について、基本事項を理解する。 毎回の発表討論を通して、個別の研究について方法的問題点をみつけ、問題点を補完する対処法を考える 到達目標 能力を身につける。 コンピュータを用いたデータ分析の初級技術を身につける。 授業内容と課題学習(予習・復習) 1.臨床心理学の研究方法について 2.観察法の手続きと基本事項〈観察法〉 3.参加観察法 4.アクションリサーチ 5.観察法研究例の検討1 自然観察法について 6.観察法研究例の検討2 実験的観察法について 7.調査法の手続きと基本事項〈調査法・質問紙法〉 8.調査法研究例の検討1 サンプリングの妥当性から 9.調査法研究例の検討2 調査項目の妥当性から 10.心理尺度の構成について〈心理尺度構成法〉 11.心理尺度構成上の問題点と事例 12.心理学データの分析と統計1 統計知識の確認 検定から多変量解析まで 13.心理学データの分析と統計2 検定、分析の実際 14.心理学データの分析と統計3 質的分析について 15.各自の研究における統計分析について テキスト 参考書 評価の方法 授業開始前学習 準備前学習(予習) 準備前学習(復習) 授業開始時にテキスト・教材を指示する。このほかに適宜資料を配付する。 配付資料に推薦図書を掲載する。 学期末に提出するレポートと授業内発表(2 回) により評価を行う。 配点は、レポート評価 50 点と発表内容評価 50 点である。 発表内容評価に、受講状況を加味することがある。2016 心理学研究法の概論書を読み、各種の方法を復習しておくと授業が理解しやすい。 (とくに、観察法と質問紙法について基本的事項を復習して授業に望むこと。) 配付する資料を一読し、専門用語について予め調べて授業に参加すること(各回) 。 授業で学ぶ方法によって行われた具体的研究例を探し、理解する(授業内発表時)。 各自の研究課題に応用して採用できる方法を考察すること(各回)。 後半のデータ分析と統計処理については、PC での使用例を実演するので確実に手続きを習得すること。 関連科目 「臨床心理学研究法特講」 その他 受講者数により授業の予定を変更することがある。 各自でコンピュータファイル保管用の USB メモリを用意すること。 14 大学院/臨床心理学専攻 臨床心理学研究法特講 科目名称 臨床心理学研究法特講 担当教員 石津 研究室 10-720 授業のテーマ・内容 到達目標 科目分類 D14-4 和子 オフィスアワー 前期:水曜日 12:10~13:00 水曜日 16:10~17:30 木曜日 12:10~13:00 後期:水曜日 10:30~13:00 木曜日 12:20~12:50 臨床心理の現場では,クライエントと対話しながら問題状況を明らかにし,問題の解決に向けた介入を行っ ていくことが求められる。研究は臨床心理士の職務の一つであるが,臨床心理学的研究の力を身につけるこ とは,現実をデータに基づいて捉え,介入の効果を評価し,臨床の質を高めていくためにも必要である。よ って本講義では,臨床心理学のさまざまな研究方法にふれ,研究方法に関する基本的な知識を身につけます。 最終的には,実践を科学的視点から検討するための力を養います。 臨床心理学における研究方法についての基礎知識を習得する。量的研究と質的研究のデータ収集・分析方法 の実際を知り、自らの修士論文の方法論を吟味する。 授業内容と課題学習(予習・復習) 1. 臨床心理学と研究活動(講義) 2. 臨床心理学の研究の進め方 3. 臨床心理学の研究方法(よいレビューとは①) 4. 臨床心理学の研究方法(よいレビューとは②) 5. 臨床心理学の研究方法(データ収集法①) 6. 臨床心理学の研究方法(データ収集法②) 7. 臨床心理学の研究方法(データ分析法①) 8. 臨床心理学の研究方法(データ分析法②) 9. 臨床心理学の研究方法(データ分析法③) 10.臨床心理学の研究方法(データ分析法④) 11.臨床心理学の研究論文を読む① 12.臨床心理学の研究論文を読む② 13.臨床心理学の研究計画① 14.臨床心理学の研究計画② 15.まとめ(臨床心理学研究の倫理) 心理学の実践的研究法を学ぶ 2008 下山晴彦・能智正博(編著) 新曜社 テキスト 適宜、紹介する。 参考書 授業への参加・発表:60%、レポート:40%2016 評価の方法 大学院入試時の研究計画書を見直し、初回授業に持参すること 授業開始前学習 準備前学習(予習) 準備前学習(復習) 関連科目 ①毎回、発表予定の教材の範囲を予め購読し、質問を考えておく。 ②大学院入学時の研究計画を見直し、発表予定の方法論を活用する可能性について考える。 ①講義で扱った研究方法を用いた論文を購読する。 ②自分の修士論文の方法論を吟味する。 心理学研究法特講 その他 15 大学院/臨床心理学専攻 人格心理学特講 科目名称 人格心理学特講 担当教員 関 研究室 - 授業のテーマ・内容 到達目標 科目分類 D14-4 真粧美 オフィスアワー - 人格理解のための理論について学ぶ。授業では最初に、類型論、特性論、精神分析的人格理論、行動主義的 学習理論、人間性理論といった、主要な人格理論について講義する。その後は参考書を用いて、精神分析的 な人格理論の理解を深めていく。精神力動的理解の基礎となる知識を身につけることで、心理療法、および 心理査定における人格理解の一助となることが講義の目的である。なお、授業は初回と最終回は講義。それ 以外は、参考書をもとにした発表形式とする。 主要な人格理論について基礎的な概念と用語を覚え、意味内容を把握し、それらの概念や用語を使用できる ようになること、またその理論を提唱した人物名や歴史的背景についての知識を身につけることを目標とす る。 授業内容と課題学習(予習・復習) 1. パーソナリティ理論の概観 2. 精神分析の歴史(参考書①1 頁~7 頁) 3. 構造論(参考書①8 頁~28 頁) 4. 力動論的観点:自我の諸機能(参考書①29 頁~47 頁) 5. 力動論的視点:自我の諸機制 1(参考書①48 頁~75 頁) 6. 力動論的視点:自我の諸機制 2(参考書①75 頁~97 頁) 7. 心の病理と退行(局所論的退行の理論)(参考書①98 頁~114 頁) 8. フロイトと自我心理学の発達論(参考書①115 頁~144 頁) 9.マーラーの分離--固体化の発達(参考書①152 頁~182 頁) 10. 境界的人格構造(参考書①188 頁~211 頁) 11.対象関係論 クライン1(参考書②62 頁~90 頁) 12.対象関係論 クライン2(参考書②91 頁~111 頁) 13.対象関係論 ウィニコット1(参考書②144 頁~167 頁) 14.対象関係論 ウィニコット2(参考書②168 頁~194 頁) 15. まとめ なし テキスト 参考書 ①馬場禮子「精神分析的人格理論の基礎―心理療法を始める前に」岩崎学術出版社 ②藤山直樹「集中講義・精神分析(下)フロイト以後」(14、15、17、18 章)岩崎学術出版社 平常点(出席状況、参加度)40%、発表 30%、提出レポート 30%により評価する。2016 評価の方法 発表担当者以外も、授業の前に参考書を読んでおくことが望ましい。 授業開始前学習 準備前学習(予習) 発表担当者は担当箇所の重要事項や疑問点、ディスカッションしたいポイントを列挙し、文献等を調べ、レ ジュメを作成すること。 準備前学習(復習) 授業後は、毎回ディスカッションの内容を振り返り、疑問点を明らかにし、知識の定着をはかるようにする。 関連科目 心理療法や心理査定について学ぶ科目と関連のある内容である。 その他 16 大学院/臨床心理学専攻 認知心理学特講 科目名称 認知心理学特講 担当教員 丸山 研究室 10-718 授業のテーマ・内容 科目分類 D14-4 慎 オフィスアワー 前期:水曜日 13:00~14:30 木曜日 13:00~14:30 後期:水曜日 13:00~14:30 木曜日 13:00~14:30 人間の認知のメカニズムを包括的に理解するためには、脳や中枢神経系の成熟・変化について知るだけでは なく、身体と認知の関係および人間が遭遇する多様な環境との相互的(ないし相補的)関係のダイナミクス についても知る必要がある。本講義では、特に近年の認知科学における「身体性認知 embodied cognition」 およびその関連領域に焦点を当てる。その含意と射程は、心理臨床の実践にも関わるものであると思われる。 本講義を通して、“こころ”というものを捉え直すひとつの契機を見出してもらいたい。 認知心理学の最近の理論的関心を理解すること。修士論文の作成の際に参考となる知見を見出すこと。 到達目標 授業内容と課題学習(予習・復習) 1.イントロダクション:本講義の内容の概説、輪読をする文献について検討する 2.脳、心、身体(1) 3.脳、心、身体(2) 4.心理学をエコロジカルに捉え直す(1) 5.心理学をエコロジカルに捉え直す(2) 6.心理学をエコロジカルに捉え直す(3) 7.心理学をエコロジカルに捉え直す(4) 8.心理学をエコロジカルに捉え直す(5) 9.心理学をエコロジカルに捉え直す(6) 10.変化を導く環境(1) 11.変化を導く環境(2) 12. 変化を導く環境(3) 13. 変化を導く環境(4) 14. 変化を導く環境(5) 15 .まとめ テキスト 複数の文献を輪読する予定なのでテキストは限定しない。参考文献を中心に 2~3 冊の文献を検討し、特に重 要と思われる箇所を中心に取り上げる予定。 参考書 河野哲也『〈心〉はからだの外にある』NHK ブックス、矢野智司・桑原知子(編)『臨床の知:臨床心理学 と教育人間学からの問い』創元社ほか 評価の方法 期末レポートの提出(40%:授業内容に即して課題を決定する)、、授業への貢献(40%:文献内容の報告、 資料作成、ディスカッションへの参加)、出席点(20%)を総合して最終的な評価とする。2016 毎回の講義前に文献の指定箇所を精読し、ディスカッションでの話題提供を心がけて準備する。 授業開始前学習 準備前学習(予習) 準備前学習(復習) 講読する文献の各授業で取り上げる部分を事前に読んでおくこと。内容の完全な理解を求めるわけではな く、講読した内容に関する不明な点や疑問点、あるいは自分の意見を授業中に発言できるように準備してお くこと。 講読した内容について各人が今日的な視点からその意義を捉え、自分の知識として定着させるようにするた め、各回の授業で講読した部分および発表担当者が作成した資料を読み返しておくことを求めたい。 関連科目 特に指定しない。 その他 本講義は文献の輪読が中心となる。受講生が分担して文献の担当箇所を読み、互いにその内容を報告し合う ことを通して理解を深めていく授業である。したがって授業への積極的な参加と貢献が必須となる。 17 大学院/臨床心理学専攻 社会心理学特講 科目名称 社会心理学特講 担当教員 永房 研究室 - 授業のテーマ・内容 到達目標 科目分類 D14-4 典之 オフィスアワー - 臨床場面では、自己の性格、対人関係、集団への不適応といった対社会的問題がある。このようなこころの 問題、カウンセリングでは、「自己」、「感情」、自己意識感情である「共感」へのアプローチが重要な役 割を果たすと考えられる。 本講義では、自己の感情を専門的に学びつつ、臨床への応用(例:恥・罪悪感と社交不安障害、あがりと対 人不安、発達障害と認知行動療法)を学ぶ。受講が少人数の場合は、受講生自身の研究テーマを取り上げ、 修士論文の作成に向けた論文の書き方、調査票作成・統計処理やそのまとめ方のサポートも行う。 今後、幅広い分野の心理学の知識獲得が必要になるであろう心理職の国家資格化に向け、「社会心理学」の 基礎的知識の理解ができ、臨床心理士として「社会心理学」の心理臨床的問題への応用的態度が身につくこ とを目標とする。 授業内容と課題学習(予習・復習) 第 第 第 第 第 第 1 回: 2 回: 3 回: 4 回: 5 回: 6 回: 第 7 回: 第 8 回: 第 9 回: 第 10 回: 第 11 回: 第 12 回: 第 13 回: 第 14 回: 第 15 回: 社会心理学の専門性と心理臨床への応用 自己と感情の社会心理学、臨床社会心理学の研究 1章 「自己と感情」 (テキスト p.2-36) 2章 「自己意識的感情の理論」 (テキスト p.37-53) 3章 「自己意識的感情の病理」 (テキスト p.54-73) 4章 「罪悪感」 (テキスト p.74-88) 5章 「集合的罪悪感」 (テキスト p.89-105) 6章 「対人的負債感」 (テキスト p.106-125) 7章 「恥」 (テキスト p.126-141) 8章 「屈辱感」 (テキスト p.142-152) 8章 「共感的羞恥」 (テキスト p.152-159) 9章 「妬みと嫉妬」 (テキスト p.160-180) 10章 「誇りとプライド」 (テキスト p.181-193) 11章 「共感関連感情群」 (テキスト p.194-207) 12章 「パーソナリティ」 (テキスト p.210-230) 13章 「社会心理学的自己の視点」 (テキスト p.231-245) 14章 「認知行動療法」 (テキスト p.246-261) 15章 「発達」 (テキスト p.262-277) 社会心理学特講の総括 有光興記・菊池章夫(編著) 『自己意識的感情の心理学』 北大路書房 2009 年発行 3,700 円+税 テキスト 参考書 永房典之(編著) 『なぜ人は他者が気になるのか?-人間関係の心理』 2008 年発行 2,300 円+税 金子書房 平常点(発表・議論への参加)にて総合的に 100 満点で評価を行う。2016 評価の方法 授業開始前学習 心理学の基礎知識、そのほか社会心理学、人間関係、コミュニケーション、感情、発達障害、臨床社会心理 学に関する本を読んでおくことが望ましい。 準備前学習(予習) テキストの該当部分の予習、自身の修士論文に関する文献購読。 準備前学習(復習) 授業で取り上げられた事項と心理臨床的問題との関連を考察し、発展的理解を行う。 関連科目 自己、性格、対人関係、感情、共感、発達障害、認知行動療法に関連する科目が該当する。 その他 受講が少人数の場合は、受講生の修士論文サポートを行うので、学部で卒論を書いている場合はその『卒業 論文』、作成中の質問紙(アンケート調査票)、修士論文に関する資料などを用意しておくと望ましい。 18 大学院/臨床心理学専攻 家族心理学特講 科目名称 家族心理学特講 担当教員 須藤 研究室 10-719 授業のテーマ・内容 到達目標 科目分類 D14-4 明 オフィスアワー 前期:火曜日 09:30~10:30 金曜日 15:00~17:00 後期:火曜日 09:30~10:30 金曜日 15:00~17:00 家族心理学の知見は,医療,福祉,教育,司法など様々な実践領域で活用されている。これは、家族全体を 援助の対象とするだけでなく,個人を援助していく上でも,家族という要素を切り離して考えることが難し いことを示していると言えよう。本講義では,個人や家族が直面する諸問題の理解と援助方法について,精 神分析的力動論,家族システム論など様々な立場の理論を紹介し,夫婦の危機(離婚,DV ),児童虐待, 高齢者虐待,犯罪・非行などについて,適宜臨床素材を用いて検討を深めていく。 家族アセスメントの視点(システム論及び力動論)を学ぶと共に,問題を抱えた家族への基本的な援助技法 を習得する。 授業内容と課題学習(予習・復習) 1.授業:イントロダクション-家族の定義と現代家族の置かれた状況- 2.家族システム理論 3.家族の発達(独身の成人期から結婚まで) 4.家族の発達(乳児を育てる段階) 5.家族の発達(児童期から思春期) 6.家族の発達(老齢期) 7.家族への臨床的アプローチ 8.家族面接の実際Ⅰ(ロールプレイ) 9.家族面接の実際Ⅱ(ロールプレイ) 10.家族の臨床的諸問題(夫婦関係の危機と援助) 11.家族の臨床的諸問題(児童虐待等、子育てを巡る問題と援助) 12.家族の臨床的諸問題(ストレスと援助) 13.家族のコミュニケーション(DV を中心に) 14.家族と女性性、男性性を巡って 15.まとめ ※授業は,院生の発表が中心である。人数と進行を見ながら,適宜事例検討,ロールプレイを織り交ぜていく。 中釜洋子ほか.「家族心理学].有斐閣ブックス テキスト 参考書 評価の方法 バーガー.P.「家族療法の基礎」.金剛出版 村松励編著.「危機に立つ家族‐子どもを救う家族へのかかわり」.学事出版 岡堂哲雄著.家族心理学講義.金子書房 出席状況を踏まえ,授業態度(授業中の発言、発表)により50%、レポートにより50%の配分で総合的 に評価する。2016 精神分析と家族療法に関する入門書を読んで,基本的な知識を習得しておくことが望ましい。 授業開始前学習 準備前学習(予習) 教科書の該当箇所を通読するとともに,余力があれば関連文献にも当たる。 準備前学習(復習) 都度,参考文献を紹介するので,各自で学習しておく。 関連科目 その他 19 大学院/臨床心理学専攻 ☆精神医学特講 科目分類 科目名称 ☆精神医学特講 D14-4 担当教員 藤村 研究室 - 授業のテーマ・内容 臨床心理学の実践と研究のためには精神医学の知識が必要となる。本講義では広範囲に実践的な精神医学を 学び、その問題点なども含めたかたちで深い理解ができるようにしたい。 敬二 オフィスアワー - 将来の実戦の場にて、柔軟に学んだ知識が利用できるようなレベルに持って行きたい。 到達目標 授業内容と課題学習(予習・復習) 1.精神医学序論 2.向精神薬 3.統合失調症 4.気分障害(うつ病と双極性障害) 5.不安障害(分離不安障害、選択的緘黙、特定の恐怖症、社交不安障害(社交恐怖)、パニック障害、広場恐怖、全般性不安障害) 6.強迫性関連障害((強迫性障害、身体醜形障害、溜め込み障害、抜毛癖、皮膚かきむしり障害) 7.解離性障害(解離性同一性障害、解離性健忘、離人・現実感喪失障害、その他の解離性障害) 虚偽性障害 8.身体症状と関連障害((身体症状障害、病気不安障害、転換性障害、他の医学的状態に影響を与える心理学的要因、虚偽性障害) 9.摂食障害 10.依存性障害(薬物、アルコール、ギャンブル、タバコ、ネットなど) 11.認知障害、器質性障害 12.パーソナリティー障害 13.広汎性発達障害 .注意欠陥多動性障害、学習障害 14.性同一性障害 15.ストーカー、家庭内暴力、サイコパス なし テキスト 必要に応じて紹介する。 参考書 評価の方法 与えられた課題の発表内容が 50 点、毎週の授業での学習態度(出席率や質問等の授業への参加意欲)の評 価が 50 点とする。2016 特になし 授業開始前学習 準備前学習(予習) 担当となった授業のレポート作成。発表者以外も、その課題についての学習をしておくこと。 準備前学習(復習) 個々の質問に対して、全員が解答作成 関連科目 特になし その他 20 大学院/臨床心理学専攻 ☆異常心理学特講 科目分類 科目名称 ☆異常心理学特講 D14-4 担当教員 関 研究室 - 授業のテーマ・内容 臨床心理学の実践および研究における心理的問題や精神病理について理解する。特にクライエント本人の主 観的な苦痛の体験についての理解という観点を重視して進めていく。そのために主に力動的な視点を援用し て講義する。 真粧美 オフィスアワー - 精神的な苦痛を抱えている本人とその周囲にいる人たちについて、症状名や診断名という切り口からだけで なく当事者の主観的苦痛を想像し理解しようとするという姿勢が身につくことを目標とする。そのため自分 到達目標 自身の主観を観察し言語で表現できるようになることが重要であるため、本授業のさい活発に質問や感想、 意見が述べられるようになることも目標とする。 授業内容と課題学習(予習・復習) 1) 2) 3) 4) 5) 6) 7) 8) 9) 10) 11) 12) 13) 14) 15) 異常心理学を学ぶ意義について 心理学における異常と正常の概念とその歴史 精神障害(統合失調症) 精神障害(気分障害) 発達障害(自閉症スペクトラム障害を中心に) 発達障害(注意欠如多動性障害を中心に) 摂食障害 薬物・物質依存 虐待 解離性障害と解離症状 パーソナリティ障害 パニック障害 強迫性障害 対人恐怖・対人不安 まとめ なし テキスト 授業中に随時紹介 参考書 平常点(出席状況、参加度)40%、発表 30%、提出レポート 30%により評価する。2016 評価の方法 発表担当回以外も授業開始前に文献にあたり、疑問点を挙げておくことが望ましい。 授業開始前学習 準備前学習(予習) その回のテーマに関する複数の文献を読み、当事者が体験することについて自分なりのイメージを作って授 業に臨むこと。 準備前学習(復習) その回に配布されたレジュメを熟読し、疑問点や深めたい点を見つけておくこと。 関連科目 なし 授業は、教員による講義、受講生による発表(順次)、全員でのディスカッション、の三つの方法で構成する。 その他 21 大学院/臨床心理学専攻 ☆障害者心理学特講 科目名称 ☆障害者心理学特講 担当教員 可児 研究室 - 授業のテーマ・内容 到達目標 科目分類 D14-4 和子 オフィスアワー - 障害児・者を取り巻く環境は社会の変化とともにめまぐるしく変化している。その中で障害者臨床には本質 的理解と援助が求められている。ここでは①障害のそれぞれの定義、概念②症状、特性③アセスメント④面 接相談技術⑤援助法などを理解し、社会の一員として生活する一人一人のニーズに即した援助法を獲得する ことを目的とする。 特に最近問題となっている自閉症・アスペルガー症候群・ADHD・LD などの障害について原因、特性、援助方 法について理解し、学校、病院、施設、相談所などにおいて役立つ知見を獲得していく。 身体障害、精神障害、知的障害、発達障害(自閉症、アスペルガー症候群、学習障害等)について特性、課 題を理解する。教育、臨床場面におけるアセスメント、支援計画作成のスキルを身につける 授業内容と課題学習(予習・復習) 1.障害とは(ノーマライゼイションからインテグレイション、インクルージョンへ) 2.障害者をめぐる制度、法律 3.身体障害(肢体不自由、視覚障害、聴覚障害、重複障害、てんかん発作) 4.精神障害(統合失調症、うつ病)引きこもり 5.知的障害(知能テスト、療育手帳) 原因と特性 6.自閉症 原因と特性 7.発達障害(高機能自閉症、アスペルガー症候群) 原因と特性 8.学習障害(AD)注意欠陥多動性障害(ADHD) 原因と特性 9.障害の二次障害(不登校、引きこもり,家庭内暴力など) 10.障害受容、家族支援 11.生活就労支援 ジョブコーチ 12.相談援助技術 インテーク、アセスメント、計画策定、評価 バイスティックの7原則 13.障害者援助技術 TEACCH プログラム、応用行動分析から学ぶ 14.演習(相談援助技術) 15.演習(支援技術) テキスト 特にありません。 障害者に関するニュースや本、ドラマなどを見聞しておいて下さい。 評価の方法 「わかってほしい!気になる子」 田中康雄 学研 「自閉症の人たちを支援するということ TECCH プログラム新世界へ」 朝日新聞厚生文化事業団 「障害児の問題行動」高田博行 二瓶社 出席日数10点、予習・復習10点、授業中の積極的な取り組み20点、小論文20点、期末試験40点の 合計100点で評価する 2016 授業開始前学習 心理学の基本的知識を理解しておくこと 身体障害、精神障害、知的障害、発達障害について基本的知識を理解しておくこと 参考書 準備前学習(予習) 普段から障害者に関するニュースや書籍を読む。特に最近問題なっている発達障害について、家庭・学校・ 職場でどのような問題が起きているのか、それに対して専門職は何ができるのかを考えておいてください 準備前学習(復習) 授業で学習した事を記憶し体系化でできるよう、自分の言葉でレジメを作成してください 関連科目 その他 22 大学院/臨床心理学専攻 ☆心理療法特講 A 科目名称 ☆心理療法特講 A 担当教員 ●(後日掲示) 研究室 科目分類 D14-4 オフィスアワー プレイセラピーを理解するために、子どもによくみられる問題や症状、子どもの問題や症状を理解するため に役立つ発達理論を学んだうえで、本にのっている実際のプレイセラピーの事例について興味を持った事例 授業のテーマ・内容 を各自発表し、全体でディスカッションを行う。さらに、プレイセラピーの実際の感覚に近いものを味わう ために、プレイセラピーの演習を行う。また、プレイセラピー同様に、教育相談機関などで用いられる箱庭 療法についても、グループで箱庭を制作する。 プレイセラピーは、初心のセラピストが担当することも多いことから、取り組みやすいと思われる側面もあ るかもしれない。しかし、同時に、とても奥が深いものである。クライエントとの 2 者関係において、どん 到達目標 な心理的なやりとりが行われているかをつかむためには、理論的な勉強も必要である。本講義では、将来プ レイセラピーを行う際に役に立つように、プレイセラピーの実際・魅力・奥深さを知ることができるとよい。 授業内容と課題学習(予習・復習) 1.この授業の進め方についての説明と演習 2.講義 問題と症状からみた子ども理解 3.講義 子ども理解のための発達理論 4.演習 講師の説明とグループごとに演習・全体でシェアリング 5.講義 プレイセラピーにおいて大事なこと 6.事例検討① 各自、興味を持った事例について、その概要と疑問点・検討点を全体に発表する。 7.事例検討② 8.事例検討③ 9.事例検討④ 10.事例検討⑤ 11.講義 箱庭療法について 12.講義 講師による箱庭療法を含む事例の紹介とディスカッション 13.演習 実際に箱庭をグループで置いてみる① 14.演習 実際に箱庭をグループで置いてみる② 15.まとめ テキスト ①子どもの心理臨床入門 ②配布資料 永井撤 金子書房 参考になると思われる本について講師が適宜紹介する。 参考書 平常点(出席状況・事例検討への取り組み)50%、最終レポート 50%により評価します。2016 評価の方法 テキストについて興味のある部分からでよいので読んでみてください。 授業開始前学習 準備前学習(予習) 事例検討の際、自分が選んだ事例について、概要と疑問点・検討したい点をまとめて人数分用意してくださ い。 準備前学習(復習) 授業後は、自分が興味を持った内容や疑問点について、専門書にあたってみるとよいでしょう。 関連科目 心理療法特講 B 必要に応じて、プレイセラピーの演習、ならびに、箱庭の演習を別教場で実施する。 その他 23 大学院/臨床心理学専攻 ☆心理療法特講 B 科目名称 ☆心理療法特講 B 担当教員 蘭 研究室 10-617 科目分類 D14-4 香代子 オフィスアワー 前期:水曜日 09:00~12:00 後期:水曜日 09:00~12:00 心理療法特講Bは、主に芸術療法を学ぶ。非言語面接による心理療法の技法を体得する。カタルシス効果や 緩衝効果、フイードバック効果などによる描画や芸術的作品を介して、面接者と非面接者の関係性により心 授業のテーマ・内容 理療法をしていく。保護された母性空間のなかで、関与しながらの観察をしながら、主体感覚を腑活する自 己治癒力を高める力を育む。中間領域への創造的退行を楽しみながら、作品や描画の達成感で自己達成感、 ひいては自尊心の向上に貢献する。 芸術療法(箱庭、コラージュ、粘土、童話)を自らで体験し、自らの体験過程の変容を考察し、みたて(ア セスメント)ができる心理療法力を取得する 到達目標 芸術(描画での「星と波」、「S-HTP法」「KFD」、「ワルテック」「母子画」「風景構成法」)な どの技法を習得し、みたて(アセスメント)力を習得する 授業内容と課題学習(予習・復習) 1,芸術療法の歴史と多様な技法の展開の歴史を学ぶ 2、芸術療法を用いた面接事例の紹介(箱庭面接、コラージュ面接、風景構成法・童話作成面接) 3、交互ぐるぐる物語作成法(MSSM)による面接体験 4,星と波テストによる面接体験とみたて 5、ワルテッグ描画法にとる面接体験とみたて 6、風景構成法による面接体験とみたて 7、SHTP法による面接体験とみたて 8、KFDによる面接体験とみたて 9、母子画による面接体験とみたて 10、色彩分割法による面接とみたて 11、個人コラージュ法と集団コラージュ法体験 12、粘土療法の体験面接 13、童話作成法による面接とみたて① 14、童話作成法(交互自由作成)による面接とみたて②i 15、芸術療法体験過程の気づきのシェアリング テキスト 参考書 「風景構成法」 誠心書房 「童話療法」 誠心書房 「SHTP法」 誠心書房 「コラージュ療法入門」 創元社 「ワルテッグテスト」 川島書店 「星と波テスト」 川島書店など多数 芸術療法面接の感受性(センス)と獲得度合いを 100 点満点として評価する 2016 評価の方法 気に入った芸術療法の技法の本を購入し購読しておくこと 授業開始前学習 準備前学習(予習) 芸術療法のそれぞれの理論と方法、アセスメントなどを事前学習し、関心と理解を深めておくこと 準備前学習(復習) それぞれの芸術療法の体験過程を振り返りまとめておくとともに、作品のアセスメントをしてみること 関連科目 遊戯療法特講 その他 芸術療法、とりわけ描画法は病院臨床や学校臨床においても、かなり活用されている投影法のアセスメント 効果をもっている。複数(集団)でも活用できるので、是非気にいったものを体得してほしい 24 大学院/臨床心理学専攻 ☆心理療法特講 D 科目名称 ☆心理療法特講 D 担当教員 藤城 研究室 10-710 授業のテーマ・内容 到達目標 科目分類 D14-4 有美子 オフィスアワー 前期:水曜日 14:40~17:40 後期:水曜日 14:40~17:40 この講義は演習形式で行い、精神分析的心理療法の概略と、そのために必要な基礎知識を身につけ、ケース を精神分析的に理解できるようになることを目標とする。精神分析的な治療とは、第 1 にはフロイトが創始 した精神分析の実践を指すが、わが国の臨床分野での実践形態としては、より幅広い応用が含まれている。 たとえ、狭義の「精神分析」を行わなくとも、ケースの、そしてセラピスト自身の内面を深く理解し、それ を治療に活用していくことは、心理療法を進めていく上で非常に有用である。 1. 精神分析的心理療法の概略を理解できる。 2. 精神分析的心理療法の実践に必要な基礎知識が身につく。 3. 事例を精神分析的観点から理解できる。 授業内容と課題学習(予習・復習) 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 精神分析的心理療法とは 症例テリー:work1 症例テリー:work2 症例テリー:work3 症例テリー:work4 症例テリー:work5 症例テリー:work6 症例テリー:work7 症例テリー:work8 症例テリー:work9 症例テリー:work10 症例テリー:work11 性愛転移の取り扱い 抵抗の取り扱い 去り際の台詞の取り扱い 丸田俊彦著 1988 サイコセラピー練習帳Ⅱ―Dr. M への手紙 岩崎学術出版社 テキスト 参考書 丸田俊彦著 1986 サイコセラピー練習帳―グレーテルの宝捜し 岩崎学術出版社 グレン・O・ギャバード著 2012 精神力動的精神療法―基本テキスト 岩崎学術出版社 評価の方法 所定の出席数を満たした者について、出席点(60 点)、課題点(40 点)を評価する。なお、課題点には、 授業中のディスカッション等への取り組み態度も含む。2016 授業開始前学習 学部等で精神分析について学んでいない者は、1 年次に「人格心理学」を先に履修しておくことが望ましい。 転移、逆転移、抵抗、対象関係などの基本用語については、簡単に調べておくこと。 準備前学習(予習) 前の回で扱ったケースの流れについて、読み返しておくこと。ただし、授業はワーク形式で行うので、当日 分のテキストの章は事前に「読まずに」参加すること。 準備前学習(復習) テキストの「練習問題」の解答について、復習する。 関連科目 人格心理学特講(1 年次で先に履修しておくことが望ましい) 異常心理学特講 小グループでの発表・討論が中心であり、積極的な参加が望まれる。 その他 25 大学院/臨床心理学専攻 ☆学校臨床心理特講 科目分類 科目名称 ☆学校臨床心理特講 担当教員 石津 研究室 10-720 授業のテーマ・内容 教育機関(学校、教育センターなど)において、臨床心理士が果たす役割と様々な活動(臨床心理面接、臨 床心理査定、他職種の連携)などを知り、教育現場において専門家として機能するための知識と技能を習得 する。 到達目標 和子 オフィスアワー 前期:水曜日 12:10~13:00 水曜日 16:10~17:30 木曜日 12:10~13:00 後期:水曜日 10:30~13:00 木曜日 12:20~12:50 教育機関において臨床心理士として機能するために臨床心理士が果たす役割と様々な活動を知る。教育機関 についての理解を深め、教職員や生徒と積極的に関わる。他職種との連携を図る。 授業内容と課題学習(予習・復習) 1.ガイダンス 2.教育現場における臨床心理士の活動 3.教育現場における臨床心理士の活動倫理 4.教育現場に関わる法律 5.教育現場における研究の方法 6.教育現場における問題の理解と対応(不登校) 7.教育現場における問題の理解と対応(いじめ) 8.教育現場における問題の理解と対応(非行) 9.教育現場における問題の理解と対応(学級崩壊) 10.発達障害の理解① 11.発達障害の理解② 12.発達障害の理解③ 13.保護者への対応 14.教員のメンタルヘルス 15.授業の振り返りと実習への発展 必要に応じて紹介する テキスト 必要に応じて紹介する 参考書 評価の方法 ①授業での発表とディスカッションへの参加(レポートを含む) 80% ②授業への出席 20%2016 授業開始前学習 教育現場の位置づけについて考える。教育現場が現在抱えている問題や対応について新聞やニュースから知 識を得る。 準備前学習(予習) 発表者は発表の準備。教育機関における臨床活動についての文献を読み、疑問点を挙げる。 準備前学習(復習) 授業中に紹介した文献を参照する。授業内容を、臨床心理実習Ⅰやアウトリーチにおいて実践に移す。 関連科目 臨床心理実習Ⅰ その他 26 大学院/臨床心理学専攻 グループ・アプローチ特講 科目名称 グループ・アプローチ特講 担当教員 藤川 研究室 10-712 授業のテーマ・内容 到達目標 科目分類 麗 オフィスアワー 前期:金曜日 13:00~14:30 金曜日 14:40~16:10 後期:水曜日 13:00~14:30 金曜日 13:00~14:30 グループを対象とした臨床心理学的援助の理論と技法を学ぶ。グループ・アプローチと個人を対象とした アプローチとの異同について理解することを目標とする。 ソーシャル・スキル・トレーニング(SST)を中心とするグループワークを実際に行い、グループ・ダイ ナミクス、リーダーの役割などを体験的に学んでいく。 グループワークと個人療法の異同を理解し、説明できるようになる。リーダーとしてグループワークを実 施する際に必要な視点と技能を身につける。 授業内容と課題学習(予習・復習) 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 ガイダンス グループ・アプローチとは グループ・アプローチの歴史 グループ・アプローチの理論1 「全体としての集団」を理解して介入する グループ・アプローチの理論2 SST の理論と実際 グループワークの体験学習1 グループワークの体験学習2 グループワークの体験学習3 グループワークの体験学習4 グループワークの体験学習5 グループワークの体験学習6 グループワークの体験学習7 リーダー役割の体験学習1 リーダー役割の体験学習2 リーダー役割の体験学習3 授業のまとめ レポート提出 平木典子 2009 改訂版 アサーション・トレーニング-さわやかな<自己表現>のために- 金子書房 テキスト 参考書 熊谷直樹・天笠崇・加瀬昭彦・岩田和彦(監修)佐藤幸江(著) SSTステップ・バイ・ステップ方式2 DAYSワークショップ 星和書店 平常点(30 点)、授業態度(60 点)、レポート(10 点)で評価する。2016 評価の方法 テキストに目を通しておくこと。 授業開始前学習 準備前学習(予習) テキストの指定された箇所を読み、不明な用語等を調べておくこと。疑問点を挙げておくこと。 準備前学習(復習) 各回に課題が出るので、授業の内容を振り返りながらワークシートを完成させておくこと。 関連科目 「臨床心理実習Ⅱ」の医療現場・福祉現場における実習で役立つことが予想される。 その他 27
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