欧州共同体委員会 草稿 植物又は植物生産物に有害な生物の共同体への侵入及び蔓延防止措置に対する、理事会 指令 2000/29/ECの付属書Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ及びⅤを修正する委員会指令 欧州共同体委員会は 欧州共同体の条約制定に配慮し 植物又は植物生産物に対する有害な生物の共同体への侵入及び蔓延防止措置に対する20 00年5月8日付け理事会指令2000/29/ECに配慮し、委員会指令2003/24/ECにより、特に14条 の第2節の(c)及び(d)が最終改正された。 それゆえに (1) 指令2000/29/ECは、クロベ属(Thuja L)を除く針葉樹の木材で、梱包用ケース、 木枠、ドラム、パレット、ボックスパレット、又は、その他の荷板、ダンネージ、スペ ーサー及び運搬材の形態(自然の丸い表面を残していないものを含む。)をしており、 カナダ、中国、日本、韓国、台湾及びアメリカ原産の木材は、樹皮を剥皮され、直径3 ㎜以上の虫孔がなく、製造時に乾燥物のパーセンテージとして表示される含水率が20 %以下に達していなくてはならないことを規定している。 (2) 国際貿易の中で木製梱包材の規制するためのガイドラインに基づく植物検疫措置NO.1 5のためのFAOの国際基準は、梱包用ケース、木枠、ドラム、パレット、荷板、パレット カラー及びダンネージの形態をした木材梱包材の移動に関連する植物検疫措置を含み、 針葉樹及び非針葉樹の生の材で作られ、国際貿易で使用される木材梱包材に関連する検 疫病害虫の侵入及び/又は蔓延の危険性を減ずることを目的としている。 木材梱包材についての指令2000/29/ECの関連規定は、先述のガイドラインの規定に盛 り込まれなくてはならない。 (3) マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus xylophilus (Steiner et Buhrer) Nickle et al.)の発生が確認されている国を原産とする木材に対する規定は、本虫に対する新 しい技術的処理が有効になったことから変更されなくてはならない。 (4) ロシア、カザフスタンそしてトルコ及びその他の第三国を原産とする木材に対する規 定は、有害な生物に冒されている木材の持ち込みに対し、共同体をよりよく保護するた め、また、最近、新しい技術的処理が有害な生物に冒されている木材に対し有効になっ たことを考慮し、改正し整備されなくてはならない。 (5) これらの改正された措置は、第三国を原産とする木材製品に対する植物検疫証明書の 使用を含まなくてはならない。 -1- (6) クリ胴枯病(Cryphonectria parasitica (Murrill) Barr.)に関する規定は、共同体 に本病が存在するという最新情報と、本病がクリ属(Castanea Mill.)の木材及び樹皮 ともに共同体の中へ侵入し、蔓延する危険性を考慮して、この病害のいないことが確認 されているデンマーク、ギリシャ、アイルランド、スウェーデン及びイギリスの保護地 域へこれらを制限するように修正されなくてはならない。 (7) 原産国で植物検査を受ける対象である木材製品又は荷送人が共同体の外の国にいて、 すでに共同体への持ち込み及び共同体内での移動を許可されている木材製品に関する規 定は、そのような木材への技術的要求に対してなされた変更並びに関税・統計一覧表及 び一般税関税率表における変更に照らして修正されなくてはならない。 (8) 第三国を原産国とする針葉樹の樹皮に付着する有害な生物の侵入の危険性に関する規 定は、上述の危険性を除く、剥皮された樹皮の処理についての新しい情報が適用になっ たことから変更されなくてはならない。 (9) 有害な生物 Ceratocystis coerulescens (Munch)の名称はCeratocystis virescens (Davidson)が一般的になっている。 (10) 従って、指令2000/29/ECの関連付属書は、修正されなくてはならない。 (11) 本指令のために規定された措置は、植物検疫の常任委員会の意見に従っている。 この指令は採用される。 第1条 指令2000/29/ECの付属書Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ及びⅤは、この指令の付属書に従って変更される。 第2条 1 加盟国は、この指令に応じるために必要な法律、規則、管理条項について遅くとも20 04年6月30日までに採択し、公表するものとする。 各国は、制定した条項の本文及びそれらの条項と本指令の相関表を委員会に伝えるも のとする。 加盟国は2004年7月1日からのそれらの条項を適用するものとする。 加盟国がこれらの条項を採択する際、この指令との関連を含めるか、公的発表の際に その関連を付随させるものとする。 加盟国は、そのような関連がどのようになされたかを確認するものとする。 2 加盟国はこの指令によって法律の中に取り込んだ主な条項の原文を委員会に伝えるも のとする。 -2- 第3条 この指令は、それがOfficial Journal of the European Unionに公表されたあと20日後 に拘束力が発生する。 第4条 この指令は加盟国に送られる。 ブリュセルにおいて採択 委員会あて David BYRNE 委員会メンバー -3- 付属書 1. 付属書Ⅱ、パートA、セクションⅠ、ポイント(c)4は次のように置き換えられる: “4. Ceratocystis virescens (Davidson) Moreau アメリカ原産のサトウカエデ( Acer saccharum Mars h.)の生植物であって、果実及び種子を除く。アメリカ 原産のサトウカエデ(Acer saccharum Marsh.)の木材 であって、自然の丸い表面が残されていない木材を含 む。” 2. 付属書Ⅱ、パートA、セクションⅡ、ポイント(c)3、右側コラムの文書は次のとおり 置き換える: “クリ属(Castanea Mill)及びカシ属(Qercus L.)の栽植用植物であって、種子を除く。” 3. 付属書Ⅱ、パートB(c)、ポイント1の前に次のポイントを追加する: “01 クリ胴枯病(Cryphone 木材(樹皮なし木材を除く )、 デンマーク(DK), スペイ ン(EL), (クレタ島(Cre ctria parasitica (Murr 及び剥皮されたクリ属 ill) Barr.) (Castanea Mill)の樹皮 te),レスボス島(Lesvos)) アイルランド(IRL), S, UK(マン島以外)” 4. 付属書Ⅲ、パートA、ポイント4は削除。 5. 付属書Ⅳ、パートA、セクションⅠ、ポイント1.1、1.2、1.3、1.4及び1.5は次のとお り置き換える: “1.1 付属書Ⅴ、パートBのCN-Codes その木材が以下の適切な処理を受けた公式声明: の中に掲げられているか否かに関わら ず針葉樹木材であって、クロベ属(Thuj a) 材芯温度が56℃に達してから少なくとも30分 a L.)を除く。以下の形態を除く: の熱処理。それについて、現行の慣例に従って木 材上か包装上に“HT”マークによる証拠があり、 - 全体及び部分がこれらの針葉樹か しかも13.1.(ii)を参照した証明書上に“HT”マ ら成るチップ、小片、おがくず、か ークによる証拠がなければならない, んなくず、廃材、木材の切れ端 又は - 木製梱包材、梱包用ケース、箱、 クレート、ドラム及びそれに類する b) 18.2に記載された手続きに従って詳細が承認 梱包材、パレット、ボックスパレッ されている燻蒸。それについて13.1.(ii)を参照 ト及び他の積み荷用ボード、パレッ した証明書上に有効成分、木材の最低温度、濃度 トカラー、実際にあらゆる種類の物 (g/m3)及び処理時間(h)を表示することによる証 を輸送するために使用されるもの” 拠がなければならない -4- - 非木材の貨物を止めたり、支えた 又は りする木材 c) 18.2に記載された手続きに従って詳細が承 - オニヒバ(Libocedrus decurrens 認されている製品に圧力で薬剤をしみこませる処 Torr.)の木材であって、その木材 理。それについて、13.1.(ii)を参照した証明書 が 鉛筆用に処理加工され、最低温度 上に有効成分、圧力(psi or kPa)及び濃度(%)を で 82℃に達してから7 8日間熱処理し 表示することによる証拠がなければならない た証拠のあるもの。 しかし、マツノザイセンチュウ(Burs aphelencus xylophilus(Steiner et Bu hrer)Nickleet al.)の発生が知られて いるカナダ、中国、日本、韓国、メキ シコ、台湾、及びアメリカ原産であっ て自然の丸い表面を残していない物を 含む。 1.2 付属書Ⅴ、パートBのCN-Codesの その木材が以下の適切な検査を受けた公式声明: 中に掲げられているか否かに関わらず、 マツノザイセンチュウ(Bursaphelencus a) 材芯温度が56℃に達してから少なくとも30分 xylophilus (Steiner et Buhrer) Nic の熱処理。13.1.(ii)を参照した証明書上に表示 kleet al.)が発生していることが知ら されていること、 れているカナダ、中国、日本、韓国、 メキシコ、台湾、アメリカ原産の針葉 又は 樹の木材であってクロベ属( Thuja L.) を除く。以下の形状のもの: b) 18.2.に記載された手続きに従って詳細が承 認されている燻蒸。それについて、13.1.(ii)を − 全体及び部分が針葉樹から成る 参照した証明書上に有効成分、木材の最低温度、 チップ、小片、おがくず、かんなく 濃度(g/m3)と処理時間(h)を表示することによる ず、廃材、木材の切れ端 証拠がなければならない 1.3 付属書Ⅴ、パートBのCN-Codesの その木材は以下を示した公式声明: 中に掲げられているか否かに関わらず、 マツノザイセンチュウ(Bursaphelencus a) 樹皮がない。 xylophilus(Steiner et Buhrer)Nickl eet al.)が発生していることが知られ 又は ているカナダ、中国、日本、韓国、メ キシコ、台湾、アメリカ原産のクロベ b) 適切な時間及び温度スケジュールを達成し 属(Thuja L.)木材。 て、乾燥物のパーセンテージで示された水分含量 が20%以下にkiln-drying処理してあること。そ 以下の形態を除く: れについて、現行の慣例に従って木材上か包装 上に《kiln-dried》または《K.D.》あるいはその -5- − チップ、小片、おがくず、かん 他の国際的認識マークを付けることによる証拠が なくず、廃材、木材の切れ端 なければならない、 − 木製梱包材、梱包用ケース、箱、 クレート、ドラム及びそれに類す る梱包材、パレット、ボックスパ レット及び他の積み荷用ボード、 パレットカラー、実際にあらゆる 種類の物を輸送するために使用さ れるもの 又は c) 材芯温度が56℃に達してから少なくとも30分 の熱処理。それについて現行の慣例に従って木材 上か包装上に“HT”マークによる証拠があり、し かも13.1.(ii)を参照した証明書上に“HT”マー クによる証拠がなければならない、 − 非木材の貨物を止めたり支えた 又は、 りする木材 d) 18.2.に記載された手続きに従って詳細が承 認されている燻蒸。それについて13.1.(ii)を参 照した証明書上に有効成分、木材の最低温度、濃 度(g/m3)、及び処理時間(h)を表示することによ る証拠がなければならない、 又は e) 18.2.に記載された手続きに従って詳細が承 認されている製品に圧力で薬剤をしみこませる処 理。それについて13.1.(ii)を参照した証明書上 に有効成分、圧力(psi or kPa)、及び濃度(%)に 表示することによる証拠がなければならない。 − 非木材貨物のくさびや支持に使用 される木材で、 マツノザイセンチュウ(Bursaphelen chus xylophilus(Steiner et Bührer) Nickle et al.)の発生が知られている カナダ、中国、日本、大韓民国、メキ シコ、台湾及びアメリカ合衆国を原産 とするもの 公式な記載;木材は、 1.4 付属書ⅤパートBのCNコード表へ a) 剥皮された丸太から作成されたこと。 の掲載の有無にかかわらず、下記に掲 げる形態のクロベ属(Thuja L.)木材 又は b) 適切な時間/温度スケジュールに従って、乾 − チップ、木片、のこ屑、かんな 物重として水分含量が20%未満になるまでキルン -6- 屑、木屑、スクラップで、 マツノザイセンチュウ(Bursaphelen chus xylophilus(Steiner et Bührer) Nickle et al.)の発生が知られている カナダ、中国、日本、大韓民国、メキ シコ、台湾及びアメリカ合衆国を原産 とするもの ドライされたこと。 又は c) 18条2に掲げる措置に基づき提案された仕様 の適切なくん蒸が行われたこと。13条1の(ⅱ)で 述べた証明書に、薬剤、木材の最低温度、投薬量 (g/m3)、くん蒸時間(h)を記載すること。 又は d) 材心温度が56℃以上30分以上が得られるよう な適切な熱処理が行われ、13条1の(ⅱ) で述べた 証明書に記載すること。 公式な記載;木材は、 a) 以下の虫が未発生の地域で生産されたもの 1.5 付属書ⅤパートBのCNコード表へ の掲載の有無にかかわらず、以下に掲 げる形態以外の針葉樹(Coniferales ) 木材 ヒゲナガカミキリ属(Monochamus spp.) (ヨーロッパ未発生種) − キボシゾウムシ属( Pissodes spp. )(ヨ ーロッパ未発生種) − 針葉樹から全部又は一部が作ら − キクイムシ科(Scolytidae spp.) (ヨー れたチップ、木片、のこ屑、かん ロッパ未発生種) な屑、木屑、スクラップ 地域は、13条1の(ⅱ)で述べた証明書の<place of origin>の欄に記載すべきである。 − 通常輸送に使われる全ての木材 梱包材(梱包ケース、木箱、クレ 又は ート、ドラム、それに類似する物、 パレット、箱形パレット、その他 b) 剥皮されており、ヒゲナガカミキリ属(Mono 運搬用に使われる板、パレット指 chamus spp.)(ヨーロッパ未発生種)による虫孔 示板) (直径3mmを超える)がないこと。 − − 非木材貨物のくさびや支持に使 用される木材で、 又は c) 適切な時間/温度スケジュールに従って、乾 ロシア、カザフスタン及びトルコを 物重として水分含量が20%未満になるまでキルン 原産とするもので、表面に自然の丸み ドライされたこと。通常使用される方法で、木材 を保っていないものを含む。 上又は包装の上に「kiln-dried」、「K.D」又はそ の他国際的に認められたマークをその証拠として 表示しなければならない。 又は d) 材心温度が56℃以上30分以上が得られるよう -7- な適切な熱処理が行われたこと。通常使用される 方法で、木材上又は包装の上に「HT」のマーク を付け、そして13条1の(ⅱ)で述べた証明書に表 示しなければならない。 又は e) 18条2に掲げる措置に基づき提案された仕様 の適切なくん蒸が行われたこと。13条1の(ⅱ) で 述べた証明書に、薬剤、木材の最低温度、投薬量 (g/m3)、くん蒸時間(h)を記載すること。 又は f)18条2に掲げる措置に基づき提案された適切 な薬剤の加圧注入がされていること。13条1の(ⅱ) で述べた証明書に、薬剤、圧力(psi 又はkPa)及 び濃度(%)を記載すること。 公式な記載;木材は、 a) 剥皮されており、ヒゲナガカミキリ属(Mono 1.6 付属書ⅤパートBのCNコード表へ chamus spp .)(ヨーロッパ未発生種)による虫孔 の掲載の有無にかかわらず、以下に掲 (直径3mmを超える)がないこと。 げる形態以外の針葉樹(Coniferales ) 木材 又は − 針葉樹から全部又は一部が作ら b) 製造時に適切な時間/温度スケジュールに従 れたチップ、木片、木屑、かんな って乾物重として水分含量が20%以下になるまで 屑、木くず、スクラップ 熱釜乾燥をした旨、現在の商法で用いられている 用法に基づいて、当該木材またはその容器包装に、 − 木材こん包材で、ケース、箱、 「Kiln-dried 」、「K.D.」または他の国際的に承 クレート、ドラム及び類似した包 認されたマークによって証明されていること。 装、パレット、箱型パレット及び 他の積載用ボード、パレット枠の 又は 形状をしたもので、実際にあらゆ る種の製品の輸送に用いられてい c) 18.2項に記載された手順に基づいて承認され るもの。 た明細事項により、適切な薫蒸処理がなされてい る旨、13.1(ⅱ)項に参照されている証明書への、 − 非木材貨物を楔で留める又は支 有効成分、最小木材温度、割合(g/m3)及び暴露時 えるために用いられる木材 間(h)の表示によって証明されていること。 しかしながら、自然の材表面を保持 又は していないもので、次に掲げる第三国 -8- を原産とする木材を含む: d) 18.2項に記載された手順に基づいて承認され た製品(材)への適切な化学的加圧注入がなされて − ロシア、カザフスタン及びトル いる旨、13.1(ⅱ)項に参照されている証明書への、 コ 有効成分、圧力(psi又はkPa)及び濃度(%)の表示 によって証明されていること。 − ヨーロッパ諸国 又は − マツノザイセンチュウ (Bursaphelenchus xylophilus(Ste e) 木材の中心部が最低56℃で少なくとも30分間 iner et Buhrer)Nickle et al.)の の適切な熱処理が行われている旨、現在の商法で 発生が知 られているカナダ、中国、 用いられている用法に基づいた当該木材またはそ 日本、 韓国、メキシコ、台湾及び の容器包装、及び13.1(ⅱ)項に参照されている証 アメリ カ 明書に付された「HT」のマークによって証明され ていること。 木材に対する公的声明: 1.7 付属書Ⅴ、パートBのCNコード中 a) 次に掲げる種の発生が知られていない地域原 にリストされているいないに関わらず、産であること: 針葉樹の木材であって全部または一部 がチップ、小片、おがくず、かんなく − ヒゲナガカミキリ属 (Monochamus spp. : ず、木くず及びスクラップからなるも ヨーロッパ未発生種) の。ただし、次に掲げる国を原産とす ること。 − ゾウムシ科の一属 (Pissodes spp. :ヨー ロッパ未発生種) − ロシア、カザフスタン及びトル コ − キクイムシ科 (Scolytidae spp. :ヨーロ ッパ未発生種) − マツノザイセンチュウの発生が 知られているカナダ、中国、日本、 13.1(ⅱ)項に参照されている証明書に、これらの 韓国、メキシコ、台湾及びアメリ 地域が「place of origin」という注釈で記載さ カ以外の非ヨーロッパ諸国 れていること。 又は b) 剥皮された丸太から生産されていること。 又は c) 製造時に適切な時間/温度スケジュールに従 って乾物重として水分含量が20%以下になるまで 熱釜乾燥されていること。 -9- 又は d) 18.2項に記載された手順に基づいて承認され た明細事項により、適切なくん蒸処理がなされて いる旨、13.1(ⅱ)項に参照されている証明書への、 有効成分、最小木材温度、割合(g/m3)及び暴露時 間(h)の表示によって証明されていること。 又は e) 木材の中心部が最低56℃で少なくとも30分間 の適切な熱処理が行われている旨、後に13.1(ⅱ) 項に参照されている証明書に表示されているこ と。 6. 新たにPoint 2が加えられた付属書Ⅳ,パートA,セクションⅠ: ”2. 木材こん包材で、ケース、箱、 木材こん包材は: クレート、ドラム及び類似した包 装、パレット、箱型パレット及び − 剥皮された丸太から生産されていること、 他の積載用ボード、パレット枠の 及び 形状をしたもので、実際にあらゆ る種の製品の輸送に用いられてい − 国際貿易における木材こん包材の規制のた るもの。ただし、厚さ6mm又はそれ めのガイドラインISPMNo.15の付属書Ⅰに明 以下の原木及び第三国からの接着 記されているような承認された措置に従うこ 剤処理、熱処理、加圧処理もしく と。 はそれらの組み合わせにより加工 された木材を除く。 次のようなマークを表示すること。 --a) 2文字のISO国名コード、生産者を表すコー ド及び国際貿易における木材こん包材の規制のた めのガイドラインISPMNo.15の付属書Ⅱに明記さ れているようなマークにおける木材こん包材に適 用される認可された措置を表すコード。付された マークに含まれる承認された措置の省略する場 合、「DB」の文字を追加すること。 --b) 2004年7月1日の時点で加工、修理、再利用 された木材こん包材においてもまた、FAOの基準 における付属書Ⅱに明記されているような連続文 字を付すこと。ただし、2004年6月30日までに加 工、修理、再利用された木材こん包材については、 2007年6月30日までの暫定的な基礎では適用でき - 10 - ないため除く。 7. Point2.1が次のように変更された付属書Ⅳ、パートA、セクションⅠ: ”2.1 アメリカ合衆国原産の、表面に 自然の丸みを保っていない物を含 むサトウカエデの木材。ただし、 次に掲げる形状の物を除く。 − ベニヤ版製造用の木材 製造時に適切な時間/温度スケジュールに従って 乾物重として水分含量が20%以下になるまで熱釜 乾燥をした旨、現在の商法で用いられている用法 に基づいて、当該木材またはその容器包装に、「K iln-dried」、「K.D.」または他の国際的に承認さ れたマークによって証明されていること。 − チップ、小片、おがくず、かん なくず、木くず及びスクラップ 7. 付属書Ⅳ パートA セクションⅠにおいてポイント2.1は、以下のように変更された。 ”2.1 アメリカ合衆国で生産された サトウカエデの木材で、表面に自 然の丸味がないものを含む。ただ し、以下のものは除く。 − ベニア板製造用のもの。 − チップ、木片、木屑、廃材。 8. 付属書Ⅳ パートA 木材は適切な時間/温度スケジュールに従って 乾物重として水分含量が20%未満になるまで人工 乾燥を実施し、現行の慣例により当該木材又はそ の容器包装に”Kiln-dried ”、”K.D.”又は他の 国際的に認められた表示を行うこと。 セクションⅠにおいてポイント2.2は、以下のように変更された。 ”2.2 ベニヤ板製造用のアメリカ合 木材はCeratocystis virescensson Moreauの発生 衆国で生産されたサトウカエデの が見られない地域産でベニヤ板製造用であるこ 木材 と。 9. 付属書Ⅳ ”3. コ く。 パートA セクションⅠにおいてポイント3は以下のように変更された。 アメリカ合衆国で生産された a) 木材は表面の丸みをなくすように四角材にし ナラ属の木材で以下のものは除 たもの。 又は − チップ、木片、木屑、廃材。 b )樹皮を取り除き、乾物重として水分含量が20 - 11 - − 桶、樽、大桶、棒、その他、 %未満であるもの。 製造されたもの。又は、176℃ 20分間熱処理がされて、製造さ 又は れたもの。 c) 樹皮を取り除き、適切な熱風や温湯処理で消 ただし、表面に自然の丸みがない 毒されているもの。 木材は含む。 又は d) 仮に上記のようなものがあれば、樹皮の有無 関わらず、適切な時間/温度スケジュールに従っ て乾物重として水分含量が20%未満になるまで人 工乾燥を実施し、現行の慣例により、当該木材又 はその容器包装に”Kiln-dried ”、”K.D.”又は 他の国際的に認められた表示を行うこと。 10. 付属書Ⅳ パートA セクションⅠにおいてポイント4は削除した。 11. 付属書Ⅳ パートA セクションⅠにおいて アメリカ合衆国、アルメニア、スイ スで生産されたプラタナス属木材のチ ップ、木片、木屑、廃材を除く。ただ し、表面に自然の丸みがない木材は含 む。 12. 付属書Ⅳ パートA ポイント5は以下のように変更された。 木材は適切な時間/温度スケジュールに従って 乾物重として水分含量が20%未満になるまで、人 工乾燥を実施し、現行の慣例により当該木材又は その容器包装に”Kiln-dried ”、”K.D.”又は他 の国際的に認められた表示を行うこと。 セクションⅠにおいてポイント6は、以下のように変更された。 アメリカ大陸の国々で生産されたヤ − 木材は樹皮を取り除いたもの。 マナラシ属木材のチップ、木片、木屑、 廃材を除く。ただし、表面に自然の丸 又は みがない木材は含む。 − 適切な時間/温度スケジュールに従って乾 物重として水分含量が20%未満になるまで 人工乾燥を実施し、現行の慣例により当該木 材又はその容器包装に”Kiln-dried ”、”K.D. ” 又は他の国際的に認められた表示を行うこ と。 - 12 - 13. 付属書Ⅳ パートA セクションⅠにおいてポイント7は以下のように変更された。 ”7.1 付属書Ⅴ、パートBのCN-codes a) 樹皮を取り除いた丸い木材から生産されたも への記載の有無に関わず、以下の植 の。 物のチップ、木片、木屑、廃材又は その一部。 又は − アメリカ合衆国で生産されたサ b) 適切な時間/温度スケジュールに従って乾物 トウカエデ 重として水分含量が20%未満になるまで人工乾燥 すること。 − アメリカ合衆国、アルメニア、 スイスで生産されたプラタナス属 又は − アメリカ大陸で生産されたヤマ c) 18条2に定められた手順に従って、適切なく ナラシ属 ん蒸を行うこと。13条1(ⅱ)で指定された証明 書に有効成分、最低木材温度、投薬量(g/? )、 暴露時間(h)を記載すること。 又は d) 最低材中心温度56℃、30分以上の適切な熱処 理を実施し、13条1(ⅱ)で指定された証明書に 記載すること。 7.2 付属書Ⅴ、パートBのCN-codes への記載されているの有無に関わら ず、アメリカ合衆国で生産されたコ ナラ属木材のチップ、木片、木屑、 廃材又はその一部。 a) 適切な時間/温度スケジュールに従って乾物 重として水分含量が20%未満になるまで人工乾燥 する。 又は b) 18条2に定められた手順に従って、適切なく ん蒸を行うこと。13条1(ⅱ)で指定された証明 書に有効成分、最低材温度、投薬量(g/? )、暴 露時間(h)を記載すること。 又は c) 最低材中心温度56℃、30分以上の適切な熱処 理を実施し、13条1ⅱで指定された証明書に記載 すること。 14. 付属書Ⅳ パートA セクションⅠにおいてポイント7.3が、追加された。 - 13 - ”7.3ヨーロッパ以外の国で生産され a) 18条2に定められた手順に従って、適切なく た針葉樹の樹皮 ん蒸を行うことを条件とする。 13条1(ⅱ)で指定された証明書に有効成分、最 低材温度、投薬量(g/? )、暴露時間(h)を記 載すること。 又は b) 最低材温度56℃、30分以上の適切な熱処理を 実施し、13条1(ⅱ)で指定された証明書に記載 すること 15 付属書IV、A-Ⅰに新たに8項が追加される。 “8. 第三国から来るもので、自然 a) 木材を剥皮して作られ の丸みのない木材を含み、6mm − FAO国際基準、植物防疫基準NO.15−国際貿 以下の厚さの生の木や接着剤、熱、 易における木材こん包材の規制のための指針 圧力又はこれらの組み合わせによ − の付属書Ⅰに記載されている基準の一つを る加工木材を除いて、貨物を支え 用いること。 たり止めたりするために使用され る木材。 − また、FAO国際基準、植物防疫基準NO.15「国 際貿易における木材こん包材の規制のための 指針」の付属書Ⅱに記載されているマークで 木材こん包材に、少なくとも2文字のISO 国コード、生産者識別コード及び木材こん包 材の処理基準のコードで表示されること。ま た、必要に応じて承認された生薬文字を追加 できる。 又は2007年6月30日までの当面の基準とし て b) 剥皮されており、病害虫の寄生、又はそれら の痕跡のない木材によって作られること。 16 付属書IV、A-1の11,1項について次のように差し替える。 ”11.01のアメリカ産の Quercus L., 公式報告としてCeratocystis fagacearum (Bert 裁植用植物のほか生果実、種子 z) Hunt.の発生がない植物原産地域にあっては、 規定を損なうことなく付属書Ⅲ(A)(2)の植物リス トを適用できる。 11.1 ヨーロッパ以外を原産地とす - 14 - るクリ属(Castanea Mill)の植物と 公式報告として前回の栽培開始時から直近まで産 コナラ属( Quercus L. )の植物及び 地にCronartium spp.(非ヨーロッパ型)の症状が それらの生果実及び種子 ない場合にあっては、禁止措置を損なうことなく、 付属書Ⅲ(A)(2)及びⅣ(A)(Ⅰ)(11.01)の植物リス ト適用できる。 17 付属書IV、A-Ⅰの12項、左欄について次のように差し替える。 ”12. アメリカ、アルメニア又はスイスで生産される裁植用プラタナス属(Platanu s L.)植物及びその種子 18 付属書IV、A-Ⅱの1及び3項の削除 19 付属書IV、Bに新たに6.3項を追加 クリ属( Castanea Mil a) 木材は、剥皮されているか l.)の木材 又は デンマーク(DK), ス ペイン(EL),(クレタ 島(Crete),レスボス 島 )( Lesvos))アイ b) 公式報告として木材は、 ルランド(IRL), ス エーデン(S), イギ i) 生産地域がクリ胴枯病(Cryphon リス(UK)(マン島を ectria parasitica (Murril.)Bar 除く) r.)の発生がないか 又は ii) 適切に温度、時間を管理して乾 燥処理し、湿度を20%以下にする乾 熱処理を行う。それらは”Kiln dried ”又は”KD”あるいは他の国際的に通 用するマークにより、一般的に通用す る方法により木材に押印するか貼付し て明示する。 20. 付属書Ⅳ,パートB,14.1の中央の段落の「without prejudice to the prohibitio ns applicable to the bark listed in Annex Ⅲ(a) (4)」を削除する。 21. 付属書Ⅳ,パートB,14.2, 14.3, 14.4, 14.5 及び14.6の中央の段落「 Annex Ⅲ(a) (4)」を削除する。 22. 付属書Ⅳ,パートBに新たに14.9を追加する: - 15 - クリ属(Castanea Mill) の 公式文書にこの剥皮された樹皮は: 剥皮された樹皮 a)クリ胴枯病(Cryphonectria parasi tica (Murrill.) Barr.)の発生が知 られていない地域で生産されたもの である。又は b)18.2に記された手段に従って実施 されたクリ胴枯病(Cryphonectria pa rasitica (Murrill.) Barr.)に対す る くん蒸又は他の適切な処理に従っ たものであること。13.1.(ii)に記さ れた証明書上に有効成分,樹皮の最 低温度,g/m3及びくん蒸時間を明記 することによるくん蒸の証拠がなけ ればならない。 デンマーク(DK),スペ イン(EL),(クレタ島 (Crete),レスボス島 (Lesvos))アイルラン ド(IRL),スエーデン (S),イギリス(UK) (マン島を除く) 23. 付属書Ⅴ,パートA,セクションⅠは以下のとおり改正する: (a)1.7は次のように置き換える: アーティクル2(2)の最初のサブパラグラフの1.7の木材,それは: (a)プラタナス属植物(Platanus L.)の全体又は一部から成っており、自然の 丸みのある表面をもたない木材も含む。そして (b) 関税及び統計目録,及び一般関税表1に基づく1987年7月23日付け理事会 規則(EEC)N。2658/87の付属書Ⅰ,パート2に記された以下の事項の1つに 合致している。 注1)1987年9月7日、官報L256頁1規則の最終改正は、委員会規則1832/2002(官報L290、 2002年10月28日頁1)による。 CN コード 4401 10 00 記 載 丸太、たきぎ、小枝、薪束又はそれらに類似した形態の燃料 材 4401 22 00 ex 4401 30 90 4403 10 00 ex 4403 99 チップ状又は小片状の非針葉樹木材 木屑及び切れっ端(鋸屑以外)で丸太状、ブリケット状(煉 炭 )、ペレット状又はそれらに類似した形態の塊状にされてい ないもの 塗料、焼付(着色 )、クレオソート又は防腐材等で処理され た木材であって剥皮されているとか、白太、辺材であるかは問 わない 非針葉樹木材(チャプター44の小見出しの注1に特定された 以外の熱帯樹か又はその他の熱帯樹でオーク(カシ属)又はブ ナノキ(ブナ属)を除く)であって樹皮の剥がされているとか、 - 16 - ex 4404 20 00 ex 4407 99 白太、辺材であるとか、塗料、焼付(着色 )、クレオソート又 は防腐材等で処理されていないとかは問わない 非針葉樹の裂かれた棒:非針葉樹の杭、尖った杭及び支柱で 塗料は塗られているが、縦に鋸引きされていないもの 厚さ6mmを超える非針葉樹の木材(チャプター44の小見出 しの注1に特定された以外の熱帯樹か又はその他の熱帯樹でオ ーク(カシ属)又はブナノキ(ブナ属)を除く)であって縦に 鋸引きや削られ、スライスされるか又は剥皮されたもので、か んなかけ、ヤスリがけ又は接合しているかは問わない (b)1.8は削除。 24. 付属書Ⅴ,パートA,セクションⅡは以下のとおり改正する: (a)1.10は以下のとおり置き換える: アーティクル2(2)の最初のサブパラグラフの1.10の木材,それは: (a)− 針葉樹,剥皮された木材は除く − クリ属(Castanea Mill),剥皮された木材は除く の全体又は一部から成っており、そして (b)理事会規則(EEC)N。2658/87の付属書Ⅰ,パート2に記された以下の事項 の1つに合致している。 CN コード 4401 10 00 記 載 丸太、たきぎ、小枝、薪束又はそれらに類似した形態の燃料 材 4401 21 00 4401 22 00 ex 4401 30 ex 4403 10 00 ex 4403 20 ex 4403 99 ex 4404 チップ状又は小片状の針葉樹木材 チップ状又は小片状の非針葉樹木材 木屑及び切れっ端(鋸屑以外)で丸太状、ブリケット状(煉 炭 )、ペレット状又はそれらに類似した形態の塊状にされてい ないもの 塗料、焼付(着色 )、クレオソート又は防腐材等で処理され た木材であって剥皮されているとか、白太、辺材であるかは問 わない 針葉樹木材であって剥皮されていないか又は白太でないか、 辺材であるか、塗料、焼付(着色 )、クレオソート又は防腐材 等で処理されていない 木材(樹皮の剥がれていないもの、辺材、粗い角材である かは問わない): 非針葉樹木材(チャプター44の小見出しの注1に特定された 以外の熱帯樹か又はその他の熱帯樹でオーク(カシ属)又はブ ナノキ(ブナ属)を除く)であって樹皮の剥がされているとか、 白太、辺材であるとか、塗料、焼付(着色 )、クレオソート又 は防腐材等で処理されていないとかは問わない 裂かれた棒:杭、尖った杭及び支柱で塗料は塗られているが、 縦に鋸引きされていないもの - 17 - 4406 4407 10 ex 4407 99 鉄道又は軌道の枕木用木材 厚さ6mmを超える針葉樹の木材であって縦に鋸引きや削ら れ、スライスされるか又は剥皮されたもので、かんなかけ、ヤ スリがけ又は接合しているかは問わない 厚さ6mmを超える非針葉樹の木材(チャプター44の小見出 しの注1に特定された以外の熱帯樹か又はその他の熱帯樹でオ ーク(カシ属)又はブナノキ(ブナ属)を除く)であって縦に 鋸引きや削られ、スライスされるか又は剥皮されたもので、か んなかけ、ヤスリがけ又は接合しているかは問わない (b)1.11は以下のとおり置き換える: 「 クリ属(Castanea Mill)の樹皮及び針葉樹」 25. 付属書Ⅴ、パートB、セクションⅠ、ポイント2の3行目は、次へ変更 「アメリカ合衆国原産のサトウカエデ(Acer saccharum Marsh)」 26. 付属書Ⅴ、パートB、セクションⅠ、ポイント5の1行目は、次へ変更 「非ヨーロッパ諸国原産の針葉樹」 27. 付属書Ⅴ、パートB、セクションⅠ、ポイント6は、次へ変更 「6.第2条第2項の第1文節に規定する木材の範囲は、以下によるものとする: (a)下記の目、属又は種から得られた木材の全部又は一部は、付属書Ⅳ、パートA、 セクションⅠのポイント2に規定された木材こん包材を除く: − クリ属(Quercus L.):アメリカ合衆国原産で表面に自然の丸みを保っていな いものを含むが、CNコード表の4416 00 00の(b)に記載されている内容と 合致しており、その材は、材芯温度176℃以上20分以上の熱処理を用いて加工 又は作成されたことが書類上で証明されたものは除く。 − プラタナス属(Platanus L.):アメリカ合衆国、アルメリア及びスイス原産 で表面に自然の丸みを保っていないものを含む − ポプラ属(Populus L.):アメリカ大陸原産で表面に自然の丸みを保っていな いものを含む − サトウカエデ(Acer saccharum Marsh):アメリカ合衆国原産で表面に自然の 丸みを保っていないものを含む − 針葉樹:ヨーロッパ以外の国、カザフスタン、ロシア及びトルコで生産された 表面に自然の丸みを保っていないものを含む 及び (b)理事会規則(EEC)No.2658/87の付属書ⅠのパートⅡに規定する以下の記載に合 致するもの - 18 - CNコード 4401 10 00 記 載 丸太、たきぎ、小枝、薪束に類似した形態の燃料材 4401 21 00 チップ状又は木片の針葉樹材 4401 22 00 チップ状又は木片の非針葉樹材 4401 30 10 のこ屑 ex 4401 30 90 その他の木屑及びスクラップで丸太状、ブリケット状(煉炭 )、ペレッ ト状に類似した形態で塊状にされていないもの 4403 10 00 塗料、焼付(着色)、クレオソート又は他の防腐材で処理されたもの、 樹皮の剥がれていないもの、辺材、角材であるかは問わない。 4403 20 塗料、焼付(着色)、クレオソート又は他の防腐材で処理されたもの以 外の針葉樹材。樹皮の剥がれていないもの、辺材、角材であるかは問わ ない。 4403 91 塗料、焼付(着色)、クレオソート又は他の防腐材で処理されたもの以 外のオーク(コナラ属Quercus spp.)。樹皮の剥がれていないもの、辺 材、 角材であるかは問わない。 ex 4403 99 非針葉樹材(44節の脚注1に掲げられた熱帯樹は除く、その他熱帯樹、 オーク(コナラ属)あるいはブナ(ブナノキ属Fagus spp.))、樹皮の剥 がれていないもの、辺材、角材であるかは問わない。塗料、焼付(着色)、 クレオソート又は他の防腐材で処理されていないもの ex 4404 裂かれた棒:杭、尖った杭及び支柱で塗料は塗られているが、縦に鋸引 きされていないもの 4406 鉄道又は軌道の枕木用木材 4407 10 かんなかけ、ヤスリがけ、接合しているかに関わらず、縦に鋸引きやチ ップにし、削ったり丸はぎしたりした厚さ6mm以上の針葉樹材 4407 91 かんなかけ、ヤスリがけ、接合しているかに関わらず、縦に鋸引きやチ ップにし、削ったり丸はぎしたりした厚さ6mm以上のオーク(コナラ 属) ex 4407 99 かんなかけ、ヤスリがけ、接合しているかに関わらず、縦に鋸引きやチ ップにし、削ったり丸はぎしたりした厚さ6mm以上の非針葉樹材(44 節の脚注1に掲げられた熱帯樹は除く、その他熱帯樹、オーク(コナラ 属)あるいはブナ(ブナノキ属))、 - 19 - 4415 木製の梱包ケース、木箱、クレート、ドラム、それに類似する物:木製 のケーブルドラム:木製のパレット、箱形パレット、その他運搬用に使 われる板:木製のパレット指示板 木製の桶、樽、大桶、タブ及び他の桶類、その一部で、樽板を含む 4416 00 00 組み立て式の木製建物(プレハブ) 9406 00 10 28. 付属書Ⅴ、パートB、セクションⅡのポイント7は、次へ変更 「7.第2条第2項の第1文節に規定する木材の範囲は、以下によるものとする: (a)針葉樹から得た木材の全部又は一部(ヨーロッパの第3国原産の樹皮のないも の及び樹皮のない木材を除く。) 及び b) 理事会規則(EEC)N° 2658/87の付属書Ⅰパート2で述べられている以下の記載のう ちの一つを満たしていること。” CNコード 記 載 4401 10 00 丸太、たきぎ、小枝、薪束あるいは類似した形態の燃料材 4401 21 00 チップ、小片状の針葉樹の木材 4401 22 00 チップ、小片状の非針葉樹木材 ex 4401 30 木屑及びスクラップ(おがくずを除く)で丸太状、ブリケット状(練炭)、 ペレット状あるいは類似した形態で、塊状にされていないもの ex 4403 10 00 粗い木材で、樹皮が剥がれているあるいは白太であるか、または、粗い 角材であるかにかかわらず、塗料、焼付(着色 )、クレオソート、また は他の防腐剤によって処理されたもの。 ex 4403 20 粗い針葉樹の木材で、樹皮が剥がれているあるいは白太であるか、また は、粗い角材であるかにかかわらず、塗料、焼付(着色 )、クレオソー ト、または他の防腐剤によって処理されていないもの。 ex 4403 99 粗い非針葉樹の木材で(44章における注釈1に明記された熱帯木材あ るいは他の熱帯木材、カシ、ブナを除く )、樹皮が取り除かれているあ - 20 - るいは白太であるか、または粗い角材であるかにかかわらず、塗料、焼 付(着色 )、クレオソート、または他の防腐剤によって処理されてない もの。 ex 4404 縦割りされた柱;木製の基礎杭、横杭、柵柱で、先は尖っているが縦に 鋸引きされていないもの。 4406 鉄道または電車軌道の枕木用木材。 4407 10 厚さ6mm以上の針葉樹の木材で、カンナがけされているか、磨かれて いるか、あるいは末端が接合しているかどうかにかかわらず、縦に鋸引 きあるいはチップ状に削られるか、スライスあるいは剥皮されているも の。 ex 4407 99 厚さが6mm以上の非針葉樹の木材で(44章における注釈1に明記さ れた熱帯木材あるいは他の熱帯木材、カシ、ブナを除く )、カンナがけ されているか、磨かれているか、あるいは末端が接合しているかどうか にかかわらず、縦に鋸引きあるいはチップ状に削られるか、スライスあ るいは剥皮されているもの。 4415 木製の包装用ケース、箱、クレート、ドラム及び類似した包装;木製の 電線ドラム;木製の箱型パレット及び他の積載用ボード;木製のパレッ ト枠: 9406 00 10 木製の組み立て式建造物。 29. 新たなPoint 9が加えられた付属書Ⅴ、パートB、セクションⅡ: “ヨーロッパの第三国を原産とする剥皮された針葉樹。” - 21 -
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