CT-workshop in Quebec2012 参加報告 日程:2012/3/7-3/9(2.5 days workshop) 場所:PUR Hotel conference hall, Quebec city, CANADA X-Earth センターからの参加者:椋木、三上(椋木研 M2) X-Earth センター客員教授グループから:Prof. Long Bernard, Prof. Richard Ketcham X-Earth センター講師グループから:Dr. Veerle Cnudde, Dr. Nicolas Lenoir, Dr. Manabu Takahashi 38 件の発表(うちセンターから 3 件の発表(山田 G1、椋木 G2) ) 、7 件の発表 初めて国際会議で発表する三上君 ロング教授が管理する INRS-Lab の見学の様子 会場の様子 ラボの外(マイナス 10℃)で懇談 北米大陸では、モントリオール大学やラバル大学、ブリティッシュコロンビア大学、UT オースティン校からの参加があり、またヨーロッパからは、ベルギーのゲント大学から、 修士、博士の学生を合わせて 10 名程度の参加、フランスのパリからの参加があった。セッ ションは、対象とする分野別に行われたが、最終セッションは画像解析に関するセッショ ンが組まれた。画像のセグメンテーション技術以降の画像処理にはほとんど差がなく、や はり CT 値のヒストグラムを如何に客観的に仕切るか?という部分が、どのグループも明快 な解答を持っていなかった。この部分の客観的な定量化手法の提案は、今後研究の余地が あると感じられた。また、コンピュータの高速化、大容量化から、画像の三次元再構成、 その後の数値シュミレーションなどの技術は相当進んでいることから、CT を使った研究の 新規性をどこに見出すかというのが、今後 CT を使う研究者の課題になると感じた。 Dr. Cnudde から 2013/7/1-5 まで、ゲント大学にて第一回 1st International Conference on Tomography of Materials and Structures が開催予定であることが案内され、約一年後 に再会したい旨がアナウンスされた。カンファレンスの情報は、http://www.ictms.ugent.be/ から参照できる。ワークショップでは、第一回 IWX に参加してくれた Dr.Cunnde のほか、 2006 年にポスドクとして 1 年滞在していた Dr. Nicolas Lenoir また、2010 年春に Special Lecture をしに来てくれた Prof. Richard Ketcham(X-Earth センター客員教授)と再会で きたことがとてもうれしく、このワークショップを企画運営また参加支援をしてくださっ たロング教授(X-Earth センター客員教授)に厚く御礼もうしあげる。 文責:椋木
© Copyright 2024 Paperzz