足寄町総務課企画財政室 平成 26 年 8 月

足寄町総務課企画財政室
平成 26 年 8 月
1
あしょろちょう こ
ぎ か い せんげん
足 寄 町 子ども議会宣言
こ
ぎいん
あしょろちょう
しょうちゅうがくせい
わたしたち子ども議員は、足 寄 町 の 小 中 学生を
だいひょう
つぎ
せんげん
代 表 し、次のことを宣言します。
ひとり
一
あんぜん
たの
がっこうせいかつ
おく
一人ひとりが、安全 で楽しい学校生活 を送る
がっこう
と
く
ことができる学校づくりに取り組みます。
あしょろちょう
一
めぐ
しぜん
たいせつ
足 寄 町 の恵 まれた自然 を大切 にするととも
あしょろちょう
おとず
みな
むか
に、 足 寄 町 に 訪 れる皆さんをあたたかくお迎
えします。
ちょうみん
一
えがお
しあわ
く
町 民 みんなが笑顔 で 幸 せに暮らせるまちを
め
ざ
こうりゅう
たいせつ
目指し、ふれあいや 交 流 を大切にします。
へいせい
ねん
がつ
にち
平成26年7月31日
あしょろちょう こ
ぎかい
足 寄 町 子ども議会
議
副
長
足寄中学校 2 年
平賀
唯吹
足寄中学校 3 年
議員
一 般 質
足寄中学校 2 年
螺湾小学校 6 年
足寄小学校 5 年
足寄小学校 6 年
久保
野崎
侑希
議員
颯 議員
八倉巻 乃杏 議員
青木
梨奈
議員
議
長(一般質問 兼 子ども議会宣言)
二川
渉
議員
問
芽登小学校 6 年 方川
美咲 議員
大誉地小学校 6 年 三津橋 央翔 議員
足寄小学校 5 年 平木
鈴愛 議員
足寄小学校 5 年 細矢 菜々子 議員
足寄小学校 5 年 高橋
花佳 議員
足寄小学校 6 年 佐藤 愛子 議員
足寄小学校 6 年 小沢
優歌 議員
足寄小学校 6 年 高橋 真緒 議員
平成26年度 足寄町子ども議会 議事録
目
次
◎ 一般質問者
--------------
1
◎ 出席議員
--------------
2
◎ 欠席議員
--------------
2
◎ 主催者等出席者
--------------
2
◎ 議事日程
--------------
3
◎ 開会式
--------------
4
主催者・関係者紹介
--------------
4
町長あいさつ
--------------
5
議長あいさつ
--------------
5
子ども議長・副議長紹介
--------------
6
◎ 開会宣告
--------------
6
◎ 開議宣告
--------------
6
◎ 日程第1
議席の指定
--------------
6
◎ 日程第2
会議録署名議員の指名
--------------
7
◎ 日程第3
会期の決定
--------------
7
◎ 日程第4
一般質問
--------------
8
◎ 日程第5
議案第1号
--------------
29
◎ 閉会宣告
--------------
30
◎ 閉会式
--------------
30
--------------
31
教育委員長講評
足寄町子ども議会宣言
◎
一般質問者
質 問
順 位
質
問 議 員
質
問 項 目
1 番議員 足寄中学校 2 年
1
グラウンドの整備について
久
保 侑 希
2 番議員 足寄中学校 3 年
2
足型公園の整備について
二
川
渉
4 番議員 芽登小学校 6 年
3
学校プールの利用について
方
川 美 咲
5 番議員 大誉地小学校 6 年
4
地域医療の充実について
三 津 橋 央 翔
6 番議員 螺湾小学校 6 年
5
へき地校と中央校の交流充実について
野
崎
颯
7 番議員 足寄小学校 5 年
6
キャンプ場のコテージ建設について
平
木 鈴 愛
8 番議員 足寄小学校 5 年
7
自転車のヘルメット着用の義務化について
細 矢 菜 々 子
9 番議員 足寄小学校 5 年
8
足寄の PR について
八 倉 巻 乃 杏
10 番議員 足寄小学校 5 年
9
町民同士の交流と図書館の建設について
高
橋 花 佳
11 番議員 足寄小学校 6 年
佐
藤 愛 子
10
人口を増やすための取り組みについて
12 番議員 足寄小学校 6 年
青
木 梨 奈
13 番議員 足寄小学校 6 年
11
大きな買い物と大病対策の取り組みについて
小
沢 優 歌
14 番議員 足寄小学校 6 年
12
公園の管理や整備について
高
橋 真 緒
1
平成26年度 足寄町子ども議会
平成26年7月31日(木)
◎出席議員(14名)
1番
久 保 侑
希
さん
2番
二 川
渉
さん
3番
平 賀 唯
吹
さん
4番
方 川 美 咲
さん
5番
三津橋 央
翔
さん
6番
野 崎
さん
7番
平 木 鈴
愛
さん
8番
細 矢 菜々子
さん
9番
八倉巻 乃
杏
さん
10番
高 橋 花 佳
さん
11番
佐 藤 愛
子
さん
12番
青 木 梨 奈
さん
13番
小 沢 優
歌
さん
14番
高 橋 真 緒
さん
颯
◎欠席議員(0名)
◎主催者等出席者
足
寄
町
町
副
足 寄 町 議 会
町
君
長
田 中 幸 壽
君
務
課
長
渡 辺 俊 一
君
福
祉
課
長
櫻 井 光 雄
君
住
民
課
長
大 貫 裕 弘
君
経
済
課
長
寺 地
君
建
設
課
長
阿 部 智 一
君
国民健康保険病院事務長
對 馬 邦 彦
君
会
者
櫻 井 厚 子
君
農業委員会事務局長
多治見 亮 一
君
議
長
吉 田 敏 男
君
長
島 田 政 典
君
広報広聴常任委員会委員長
後 藤 次 雄
君
広報広聴常任委員会副委員長
高 橋 秀 樹
君
事
長
大 野 雅 司
君
長
星 崎 隆 雄
君
長
藤 代 和 昭
君
長
根 本 昌 弘
君
総務課企画財政室長
丸 山 晃 徳
君
議 会 事 務 局 次 長
阿 部 泰 子
君
議会事務局総務担当主査
児 玉 壮 生
君
計
教
教
管
理
議
務
育
教
事 務 局 職 員
安久津 勝 彦
総
副
足寄町教育委員会
長
局
委
員
育
育
次
2
優
◎議事日程
日程第 1
議席の指定について
日程第 2
会議録署名議員の指名について
日程第 3
会期の決定について
日程第 4
一般質問
日程第 5
議案第1号 足寄町子ども議会宣言
◎開会式
-
主催者・関係者紹介 -
◯企画財政室長(丸山 晃徳 君)
(ブザーの後)ご起立願います。こんにちは。ご着席下さい。
平成 26 年度足寄町子ども議会の開会に先立ちまして、主催者並びに関係者の皆様を紹介い
たします。
安久津 勝彦 町長です。
田中 幸壽
副町長です。
吉田 敏男
町議会議長です。
島田 政典
町議会副議長です。
渡辺 俊一
総務課長です。
櫻井 光雄
福祉課長です。
寺地 優
経済課長です。
阿部 智一
建設課長です。
櫻井 厚子
出納課長です。
對馬 邦彦
国民健康保険病院事務長です。
大貫 裕弘
住民課長です。
多治見 亮一 農業委員会事務局長です。
星崎 隆雄
教育委員会委員長です。
藤代 和昭
教育長です。
根本 昌弘
教育次長です。
後藤 次雄
町議会広報広聴常任委員会委員長です。
高橋 秀樹
町議会広報広聴常任委員会副委員長です。
大野 雅司
町議会事務局長です。
以上の方々を代表し、安久津勝彦町長と吉田敏男議長より、皆さんにご挨拶いたします。
はじめに、安久津勝彦町長よりご挨拶いたします。
3
-
町長あいさつ -
◯町長(安久津 勝彦 君)
皆さん、こんにちは。
今日皆さんが座っているところは足寄町議会議員の席です。
そして今紹介がありましたけれど、こちらの方に座っている
メンバーは、議員さんを除いて役場の管理職の皆さんです。
町の仕事というのは、分かりやすく言えば、オギャーと生ま
れたところから、最後は誰しもお亡くなりになり、火葬場で火
葬されますけれど、この一生の間、足寄町で町民の皆様方が生
活をしていくうえで必要なことを、町役場は仕事として担って
います。そしてこの議会、議場は、私達役場の職員が「一年間
こんな事をします。
」と議会の皆様方に提案をして、予算のこと、こんなことをやるのがいい
のか悪いのか、議員の皆様方と色々な意見を交わす、まちづくりをするために一番大事な場所
です。
今日は、はじめて子ども議会ということで、学校で選ばれた皆さん方が議員さんとして色々
な質問をして頂きます。正直言いますと、ずいぶん厳しい質問もあるなと思っていますけれど、
一生懸命皆さんの質問にお答えしていきたいと思っています。ひとつでもふたつでも皆さんの
色々なご意見を聞かせて頂いて、これからのまちづくりにいかしていきたいと思いますので、
今日一日どうぞよろしくお願いいたします。終わります。
◯企画財政室長(丸山 晃徳 君)
ありがとうございました。続きまして、吉田議長よりご挨拶いたします。
-
議長あいさつ -
◯議長(吉田 敏男 君)
皆さん、こんにちは。足寄町議会の吉田と言います。今日は、
議長席に子ども議長の平賀さんがお座りになることになってお
ります。子ども議員の皆さんは今日、初めて議場に入ったと思
います。この議場は、4年毎に選挙で選ばれた議会議員13名
が、町民の皆様の代表として足寄町のまちづくりだとか、役場
の仕事がどうなっているか、これからのまちの方針など、色々
なことを論議し、決定する場所でございます。今日は私達町議
会議員に代わりまして、子ども議員の皆さんが足寄のまちづく
り、安全、安心、福祉、教育、文化などについて、それぞれ質問して頂けると思っていますの
で、私どもも大変楽しみにしています。
安久津町長は、いつも「足寄町の子どもは宝物」だと言っています。私もそう思っています
4
し、この場にいる人達、皆さんそう思っています。
皆さん緊張していますか?緊張することは当然だと思います。私自身は、20年前に議会議
員になりました。そして初めて、ここの議場で質問をさせて頂くとき、本当に緊張して、足は
震えるし、頭の中が真っ白になったことを思い出します。
今日の子ども議会をきっかけにしまして、皆さんが足寄町のまちづくりに、より一層興味を
持って頂くことを期待し、挨拶といたします。頑張ってください。
-
子ども議長・副議長紹介 -
◯企画財政室長(丸山 晃徳 君)
ありがとうございました。続きまして、子ども議会の議長及び副議長の選出については、あ
らかじめ決定されておりますので、ご紹介させていただきます。
議長は、足寄中学校2年 平賀 唯吹さんです。
副議長は、足寄中学校3年
二川 渉さんです。
平賀さんは議長席までお越しください。
それでは、議長が席に着かれましたので、平賀議長よろしくお願いいたします。
◎開会宣告
子ども議長(平賀 唯吹さん)
ただいまから、平成 26 年度足寄町子ども議会を開会します。
本日の議長を務めます、足寄中学校2年の平賀唯吹です。平成27年度からの新しい総合計画
策定にあたって、子ども議員の皆さんは、私達の住む足寄町が、希望に満ちた住み良いまちに
なるよう、質問や意見発表をお願いいたします。また、私達子ども議員から出されます質問や
意見に対し、町長さんをはじめ皆様の丁寧な答弁をいただきますようお願いします。
◎開議宣告
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
それでは、本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配布のとおりです。
◎議席の指定
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
日程第1 議席の指定を行います。
議席番号と氏名を読み上げますので、呼ばれた方は返事をして、その場でご起立願います。
5
1番議員 足寄中学校 2年
久 保 侑 希 さん
2番議員 足寄中学校 3年
二 川
4番議員 芽登小学校 6年
方 川 美 咲 さん
5番議員 大誉地小学校6年
三津橋 央 翔 さん
6番議員 螺湾小学校 6年
野 崎
7番議員 足寄小学校 5年
平 木 鈴 愛 さん
8番議員 足寄小学校 5年
細 矢 菜々子 さん
9番議員 足寄小学校 5年
八倉巻 乃 杏 さん
渉
颯
さん
さん
10番議員 足寄小学校 5年
高 橋 花 佳
さん
11番議員 足寄小学校 6年
佐 藤 愛 子
さん
12番議員 足寄小学校 6年
青 木 梨 奈
さん
13番議員 足寄小学校 6年
小 沢 優 歌
さん
14番議員 足寄小学校 6年
高 橋 真 緒
さん
ただいま読み上げたとおり議席を指定いたします。
◎会議録署名議員の指名
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
次に、日程第2
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
11番議員 足寄小学校 6年
佐 藤 愛 子
さん
12番議員 足寄小学校 6年
青 木 梨 奈
さん
以上、2名の方々にお願いをいたします。
◎会期の決定
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
次に、日程第3
会期の決定を議題といたします。
お諮りをいたします。
足寄町子ども議会の会期は、本日1日といたしたいと思いますが、これにご異議ございませ
んか。
― 『異議なし』の声あり
―
異議なしと認めます。
よって、足寄町子ども議会の会期は、本日1日と決定いたしました。
6
◎一般質問
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
次に、日程第4
一般質問を行います。
順番に発言を許します。
1番
久保 侑希 さん。
(1番 久保 侑希 さん 登壇)
◯1番(久保 侑希さん)
一般質問通告書に従いまして、質問させて頂きます。
現在、陸上部、サッカー部、野球部の三つの部が中学校のグラウンドではなく、町や道の施
設を使用して、練習などに取り組んでいます。中学校のグラウンドは、夏場特に硬く、滑りや
すい状況となります。この状況では怪我の心配があるため、安心して練習に取り組むことが困
難となります。また、町や道の施設を使用することで、練習場所への移動時間が必要となり、
放課後の練習では、移動のため練習時間が減少してしまうことになります。部活動だけではな
く、体育の授業においても使用するグラウンドをより安心・安全に使用することができるよう
整備ができるかどうかをお尋ねします。この他にも部活動用具の充実も私たちは求めています。
足寄の子どもたちがより活躍していくために、町として可能なことぜひ検討していただきたい
と考えています。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
答弁、安久津町長。
◯町長(安久津 勝彦 君)
久保侑希議員の一般質問にお答えいたします。
質問は大きく2点あります。まず、1点目は学校のグラウンドのことであります。現在の足
寄中学校のグラウンドは22年前に整備をしたものであります。整備をしたときには、たくさ
んお金をかけて素晴らしいグラウンドにしたのですけれど、やはり年数が経つことによって、
地盤が硬くなって滑りやすくなっているということは学校を通じてお聞きしております。安全
に使って頂くということは必要なことでありますから、今年、少し地盤を掘り返して、砂を混
ぜて、機械を使って硬くなった表面を撹拌して整備していこうということで予定をしておりま
す。
それから2点目の部活動用具の充実についてという質問でありますが、体育館だとか施設、
あるいは高価な楽器だとか、そういった備品や用具については、足寄町教育委員会で予算付け
をして整備していくこととしております。ただ、部活動に係る部分で、例えば、ユニホームで
すとか、靴、ラケット、そういったものはそれぞれ個人で用意をして頂くため、保護者の方に
負担をして頂くこととしております。学校で必要な施設、備品で不十分なものがあれば、学校
を通じて教育委員会の方に意見としてあげていただければと思っています。
7
この他、教育委員会としては、皆様方が部活動で大会、遠征に行くときのスクールバスの確
保、それから、例えば全道大会等に出場となれば、たくさんお金もかかりますから、参加をす
るために補助金の交付について、今までもしていますがこれからも最大限の支援をしていきた
いなと考えていますので、色々とご意見があれば遠慮しないでどんどんあげてほしいなと思い
ます。以上で、一般質問に対する答弁とさせていただきます。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
再質問を許します。1番、よろしいですか。
◯1番(久保 侑希さん)
わかりました。これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
持ち時間が2分残っていますので、他の議員から関連質問を許します。
質問のある方は挙手願います。
ないようですので、これにて1番 久保 侑希さんの質問を終わります。
次に、2番 二川 渉さんの一般質問をお願いします。
(2番 二川 渉 さん 登壇)
◯2番(二川 渉さん)
一般質問通告書に従いまして、質問させて頂きます。
以前、足型公園では虫取りをする子どもで賑わっていましたが、今では流されてきた土砂に
よって水辺がなく、草も多く生えている状況です。足寄の子どもたちが好きな虫取りも、水遊
びもできません。以前のようなきれいな公園で遊びたい。夏も騒がしくなるくらいの足型公園
に行きたいです。近年は外でゲームや携帯電話などを使って遊ぶ子どもが見られます。自然豊
かな足寄町のよさを生かして、小さな子から大人まで賑わい、保育所や小学校の遠足でも行く
ことのできる公園にすることができるかどうかを質問いたします。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
答弁、安久津町長。
◯町長(安久津 勝彦 君)
二川 渉議員の一般質問にお答えいたします。
少しこの公園の経過を説明させて頂きます。質問の中にある足型公園というのは、総合公園
である里見が丘公園、これはとても広い公園ですが、その中に設置されております。ここの足
型の周辺については、足寄町が全部作ったのかというと、実はそうではありません。ここは、
左と右の足型あります。左の足型は、都市公園事業という事業で、陸に設置しています。これ
8
は足寄町が設置しました。そして、右足は川の中に設置してあり、質問にある、土砂に埋まっ
ている足型は右の足型であり、これは北海道で作ってもらいました。ここは、川になっており、
上流に土砂が流れてこないように砂防、すなわち砂を防ぐ施設を、平成10年11月に北海道
で造っていただきました。そして、北海道と相談をして、川の方の施設は北海道が維持管理を
しましょう、丘の上の方は足寄町が管理しましょうということで協定を結んでおります。
ただ、最近の雨の降り方、ものすごい雨が降りますよね。そうすると、強い雨なので上の方
から砂が流れてきて、質問にあるとおり、すぐに足型のところに溜まってしまいます。そこで、
この間も北海道と相談して、何とかきれいにして頂けないかとお願いをしてきました。質問が
あったからというわけではありませんけれども、実は今年7月2日から5日までの4日間で北
海道にきれいにして頂きました。本当は砂が溜まるたびに、きれいにすれば良いのですが、そ
の都度きれいにするというのはなかなか難しいです。いずれにしても、せっかくある施設が使
えないとはなりませんから、しっかりとした対応ができるように今後も相談していきたいと思
っています。
先ほど、里見が丘公園は広い総合公園というお話をしました。公園を作ってから相当年数が
経っていますから、今年、里見が丘公園の再整備の基本計画をつくろうと作業を進めています。
この中で、足型部分の維持管理の方法も含めて、基本計画の中で検討していきたいと思ってい
ます。やはり、せっかく友達と遊ぶのに、ゲームをして遊ぶより、外で元気に遊んでもらいた
いなと思っていますから、これからも工夫をしてひとりでも多くの子どもが遊んで頂けるよう
な施設になるよう維持管理に努めていきます。以上で、一般質問に対する答弁とさせていただ
きます。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
再質問を許します。2番、よろしいですか。
◯2番(二川 渉さん)
わかりました。これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
持ち時間が2分残っていますので、他の議員から関連質問を許します。
質問のある方は挙手願います。
ないようですので、これにて2番 二川 渉さんの質問を終わります。
次に、4番 方川 美咲さんの一般質問をお願いします。
(4番 方川 美咲 さん 登壇)
◯4番(方川 美咲さん)
一般質問通告書に従いまして、質問させて頂きます。
学校施設の改善について質問します。
9
芽登小の近くの学校プールの使用についてです。昨年からプールが使用できなくなり,授業
に行くためにバスに乗ったり、夏休みに使用できなくなったりして不便な点が増えました。ま
た使用できるようになるよう、予算を用意していただくことは可能ですか?
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
答弁、安久津町長。
◯町長(安久津 勝彦 君)
方川 美咲議員の一般質問にお答えいたします。
最初に、学校プールのことについて、この間の経過を説明させていただきます。実は、昭和
50年代に、町内の全ての小学校にプールを作りましたが、古い順番から、いろいろと故障も
でてきました。特に大誉地小学校、螺湾小学校のプールは、水漏れなどが発生して、修理に多
額の費用がかかる状況になってまいりました。そこで、平成8年に里見が丘公園に立派な温水
プールを造り、平成9年から使ってもらっています。故障がでてきている学校のプールは、多
額の費用もかかるし、そして一番の問題は、水を温める装置がついていないので、夏場でも天
気の良い日でないと水温が上がらないということで、休みの日、あるいは授業も計画通り使え
ないということでした。町の温水プールは、水を温める装置もついていますから、冬の間も通
年で使って頂けます。通っていただくには時間もかかりますし、ちょっと不便な状況になった
ということは質問のとおりでありますけれども、効率的に、お金をかけないで、安全に快適に
プールを使って頂こうということにしました。方川議員がいる芽登小のプールは、平成25年
に閉鎖し、他の学校と同じように町の温水プールを使って頂こうということにしました。学校
のプールを使えるようにできないかという質問ですけれども、多額のお金もかかるので、不便
はかけますけども我慢してもらいたいなと思います。ただ、温水プールまで距離もありますし、
歩いてはこられませんから、夏休み期間中も、町の病院に通うための「へき地患者輸送バス」
というものを走らせています。この患者輸送バスは、例えば、お家の方が買い物にいきたいと
いう方も利用できるように弾力的に運行しています。ですから、皆さん方がプールに行きたい
ときは、このバスを利用することができますので、是非、温水プールを利用することで我慢し
てほしいなと思っています。何と言っても、プールというのは、きちんと監視をする人がいな
いと事故につながりかねませんので、安全、安心な温水プールを使って頂くということでご理
解いただきたいと思います。以上で、一般質問に対する答弁とさせていただきます。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
再質問を許します。4番、よろしいですか。
◯4番(方川 美咲さん)
2点、再質問をします。
10
1点目です。このバスには、小学生だけで乗っても良いのですか。
2点めです。このバスは、私の祖母も利用しているので、運行日が火曜日と金曜日と聞いて
います。火曜日は、町の温水プールが休館日なので、バスの本数を増やしてもらうことは可能
ですか。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
答弁、福祉課長。
◯福祉課長(櫻井 光雄
君)
福祉課長です。まず1点目の小学生だけで乗っても良いかという質問です。これにつきまし
ては、幼児ですとか、低学年ですと危険もありますので、相談をさせて頂きたいと思いますが、
自分で乗車できるのであれば、特に問題はないかなと思っています。ただ、バスは病院を回り
ますので、国保病院とか我妻クリニックさんで降りることになるので、そこから温水プールま
でひとりで行けるかどうかが課題になると思います。ご家族とか、お友達と一緒にご利用をし
て頂ければと思います。
2点目の患者輸送バスの本数を追加してもらえないかという質問ですけれども、現在、芽登
方面から来るバス、大誉地方面、螺湾方面から来るバスがありまして、3台のバスがフル稼働
していますので、温水プールの休館日以外にバスを走らせることは、今はできません。今後、
何らかの手立てができるかどうか、臨時運行、あるいは、スクールバスが利用できないか、そ
ういったことを教育委員会とも相談して、できるだけ利用できる形を検討させて頂きたいと思
いますのでご理解をいただきたいと思います。以上でございます。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
再質問を許します。4番、よろしいですか。
◯4番(方川 美咲さん)
わかりました。これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
これにて4番 方川 美咲さんの質問を終わります。
次に、5番 三津橋 央翔さんの一般質問をお願いいたします。
(5番 三津橋 央翔 さん 登壇)
◯5番(三津橋 央翔さん)
ケガや病気の時に、病院のある市街地まで遠く、すぐに行くことができません。町のバスに
乗り病院へ行くことは可能ですが、往復時間がかなりかかってしまいます。そこで、大誉地地
区・上利別地区に週に1回でも出張診療をしていただければ、子どもやお年寄り、時間がなく
11
て出かけられない働く人が気軽に足を運べると思いますが、地域医療の対策を含めて、町長は
どのように考えていますか。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
答弁、安久津町長。
◯町長(安久津 勝彦 君)
三津橋 央翔議員の一般質問にお答えいたします。
この町に住み続けるため大事な地域医療の充実についての質問であります。実は、足寄町に
おいて、かつては螺湾地区にお医者さんが常勤している道立螺湾診療所がありました。それか
ら、芽登、茂喜登牛、大誉地、白糸に診療所を設けており、国保病院のお医者さんが出張をし
て診察にあたっていました。ただし、やはり一番の問題はお医者さんが少ないということ、そ
れから、患者も少ないということもあって、昭和43年以降、相次いで診療所が閉鎖されてき
ました。町としては、昭和43年11月に道立螺湾診療所が閉鎖になりましたから、これを契
機に先ほども答弁の中ででてきましたが、へき地患者輸送バスの運行を開始して、診療所は廃
止するけれど、足の確保をするので町の病院に来てくださいということになりました。現在、
足寄町には町立の国保病院、個人病院で我妻クリニック、進藤医院の3つの病院・診療所があ
りますし、3つの歯医者さんもあります。一番の問題はやはり、足寄町だけでなく、全国・全
道で何と言ってもお医者さんが少ない、もっと言えば特に田舎の町に来てくれるお医者さんは、
本当に少なく、大きな札幌市ですとか、十勝でいえば帯広市などは、比較的たくさんのお医者
さんがいます。その他十勝にはたくさんの町村がありますが、お医者さんを確保することはな
かなか難しい状況にあります。また、看護師さんも非常に不足している状況であります。そこ
で、だんだん町の高齢化率が高まってきていますというお話を聞いたことがあると思いますが、
これらを含めて、町の取り組みとしては、病院をしっかり運営していかなければならないと思
っています。医療を基本として、年をとってきて自分のことができないというお年寄りの介護
の問題、それから健康管理の問題、保健の問題、福祉の問題を含めて、しっかりと連携したサ
ービスが必要だということで、平成25年、26年の2カ年で、役場の北側に福祉施設の整備
をしております。今年は、高齢者の方々が一時的に過ごしていただく生活支援長屋を作ります。
例えば、大誉地にいるお年寄りの方が、通院が大変で、特に冬は患者輸送バスの乗り場まで行
くのも大変ですよね。そういう方が冬の間、一時的に長屋に住んで頂く、そしてこの長屋から
病院に通院するといった利用の仕方もあるかなと思い、知恵を出し合い、考えているところで
あります。それから、我妻クリニックの先生に担っていただいていますけれど、訪問診療、昔
は往診と言っていましたが、質問にあるように、お医者さんが自宅に診察に出かけています。
国保病院でも、そういったお医者さんにでかけてもらうサービスをやろうということで取り組
みをはじめたところであります。私が町民の皆さんにお話ししているのは、足寄町にはお医者
さんが7名います。ですから、どこの病院、どこの先生に診てもらってもいいですけれども、
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お医者さんと仲良くなって下さいとお話しをさせて頂いています。7名のお医者さんがいると
言いましたけれども、全ての治療が足寄町で完結できるかというと、大きな病気で、手術をし
なければなりませんといった場合などは、帯広の病院にいかなければならないこともあります。
そこで、町を守るひとつとして、地元に病院があるわけですから、具合が悪くなったら、普段
からお医者さんと仲良くなって、まずは地元の病院で診察をして頂くようにお願いをしており
ます。でもちょっと心配だねとなれば、ちゃんとそれぞれの病院が、帯広の大きな病院、厚生
病院だとか、協会病院、北斗病院などと連携がとれるようになっています。参考までに町立国
保病院では、平成21年の1月から週に2回眼科を開設し、昨年の6月には、腎臓の機能が低
下して、透析治療をしなければならない患者さんについても、国保病院で治療を受けられる体
制もつくりました。質問にあるとおり、それぞれの地域で診療できないかということですけれ
ど、率直に申し上げますと、難しいです。難しいですけども、今お答えしたとおり、7名の先
生に頑張ってもらっていますので、患者輸送バスの利用などで、地元の病院を受診してもらえ
るようにお願いをして、一般質問に対する答弁とさせていただきます。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
再質問を許します。5番、よろしいですか。
◯5番(三津橋 央翔さん)
休日に病院が閉まっていることが多く、診察してもらえません。休日も病院を開けてもらえ
れば良いと思います。是非お願いします。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
答弁、病院事務長。
◯国保病院事務長(對馬
邦彦 君)
病院事務長です。休日の診療について、お答えさせて頂きます。
町の国保病院ですが、平成15年に救急告示病院の指定をいたしました。24時間365日、
救急医療、急患に対応できる形をとっております。これは、夜も、休みの日も、必ず病院に1
人、先生に残って頂いて、受入ができる体制をとっておりますし、さらに、もうひとり常勤の
先生に必ず残って頂いて、何かあったときには手助けに入って頂けるような体制をとっており
ますので、そういう時には病院に心配なくかかっていただければと思いますのでよろしくお願
いします。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
再質問を許します。5番、よろしいですか。
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◯5番(三津橋 央翔さん)
わかりました。これで一般質問を終わります。ありがとうございました。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
これにて5番 三津橋 央翔さんの一般質問を終わります。
次に、6番 野崎 颯さんの一般質問をお願いいたします。
(6番 野崎 颯 さん 登壇)
◯6番(野崎 颯さん)
一般質問通告書に従いまして、質問させて頂きます。
現在、螺湾小学校の6年生は1人です。僕は、中学校に行くことに不安を感じています。な
ぜなら、同級生と遊んだことがないからです。1つ下の5年生もいないですし、4年生は妹と
妹の友だちの女の子です。放課後は、1人で遊んだり、兄弟と遊ぶことが多いです。僕だけで
はなく、現在2年生に同級生がいない女の子がいます。習い事や、ネイパルの行事に参加して、
友だちを増やそうと自分なりに努力しています。けれど、僕の家のように送り迎えができない
仲間もいると思います。気軽に、町のお友達と交流できるようになったら、小さな学校の仲間
は、中学校へ行くことへの不安が1つ減るのではないかと考えています。放課後に子どもが乗
れるバスが出たり、日常的に足寄小学校との交流ができたり、螺湾地区の子どもが増える(新
しい公営住宅を螺湾地区に建てる)などすると嬉しいと思います。後輩たちのために何かでき
ないでしょうか。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
答弁、安久津町長。
◯町長(安久津 勝彦 君)
野崎 颯議員の一般質問にお答えいたします。
町内には4つの小学校がありますが、多くの児童は足寄小学校に通っています。野崎議員の
質問のとおり、へき地小学校の児童の多くが、中学校に進学した時に、大丈夫かなという不安
を感じていると思います。今、教育委員会としては、そういう不安を解消することを目的に、
へき地校同士の交流や足寄小学校との交流事業を実施しています。へき地小学校同士の交流は、
低学年から高学年まで計画的に実施し、低学年では年5回、中学年で年4回、合同学習や合同
のスケート教室などを実施してきております。ただ、足寄小学校との交流は少なくて、
「足小
まつり」や「合同学習」を実施しておりますが、親しい友達になるまでというのは至っていな
いのが現状かなと思っているところです。これから教育委員会が中心となって、もう少し交流
の場を増やすことが出来ないか、各学校とも相談をさせて頂きたいと思っております。野崎議
員は、教育委員会生涯学習事業の「すすめ!あしょろ☆冒険王」等々に積極的に参加をして頂
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いていますけれど、多くの子ども達に、少年団活動といったところにも、参加をして友達を作
ってほしいなと思っております。
それから、放課後に子どもが乗れるバスの運行についてのご提案も頂きました。いつでも乗
れるという体制がとれれば一番良いですが、なかなか難しいですけれども、スポーツ少年団活
動、あるいは部活動に参加をしている児童の皆さん方の送迎をさらに拡充できないか、充実さ
せることはできないかを検討させて頂きたいと思っております。
それから、次は大変難しい質問です。螺湾地区の子どもが増える対策という質問です。これ
は簡単にできることではありません。具体的に公営住宅の建設もひとつではないかという質問
ですけれども、現段階では螺湾地区に公営住宅を建設することは難しく、現在計画はありませ
ん。ただ、子育て支援の一環として、昨年から季節保育所を通年保育に変えました。特に螺湾
地区の保育所は、他に例のない取り組みとして、螺湾小学校の空き教室を校長先生に相談させ
て頂いて、小学校に保育所を造るということを実施させて頂きました。また、今までは同じ保
育所に子どもが二人いれば二人目は半額、三人目は無料という取り組みをしていました。今年
からは、お兄ちゃん、お姉ちゃんが小学生になっても、3人目のお子さんが保育所に通ってい
る場合には無料とさせて頂きました。それから、今年、学校給食センターを建て替えします。
この建て替えに合わせて、へき地の保育所にも給食を提供できるように準備を進めているとこ
ろであります。子どもを増やす策というのは、私達も一生懸命頑張っていますけれども、非常
に難しいです。ただ、今申し上げたとおり、子育て支援ということは色々な知恵をだせばでき
ますから、子育て支援をさらに充実をさせていきたいなと思っております。先ほど、吉田議長
の挨拶にもありました。私は、子どもたちは地域の宝物だと思っていますから、この足寄町で
子どもを安心して産み育てていける環境づくりを、役場だけではできませんので、地域の皆さ
ん達と一緒に進めていきたいということを申し上げて、野崎議員の一般質問に対する答弁とさ
せていただきます。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
再質問を許します。6番、よろしいですか。
◯6番(野崎 颯さん)
先ほどの答弁で、放課後に子どもが乗れるバスについて、スポーツ少年団活動に参加する児
童の送迎を拡充できないか検討するとおっしゃっていましたが、スポーツ少年団に入っていな
いとバスは利用できないのでしょうか。というのも、僕は公文に通っています。片道だけでも
利用できたり、町の水泳教室も、送迎があるともっと身近に参加できると思うのですが、どう
ですか。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
答弁、安久津町長。
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◯町長(安久津 勝彦 君)
野崎議員の再質問にお答えいたします。
スポーツ少年団に入っていなくても、例えば塾に通う、あるいは教育委員会で計画している
スポーツ教室に参加するときの足の確保ですけれども、これは非常に大事なことだと思ってい
ますので、すぐできると即答はできませんが、頂いた意見を参考にしながら、これから検討さ
せてもらいたいと思います。参考までに、今年の10月から、まずは市街地だけですけれども、
コミュニティバスというバスを町で運行する予定になっています。ですから、このコミュニテ
ィバス、患者輸送バス、さらにはスクールバス、これら全体的に創意工夫をして、野崎議員が
言ったような運行ができないか引き続き検討させてもらいたいと思います。以上です。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
再質問を許します。6番、よろしいですか。
◯6番(野崎 颯さん)
わかりました。これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
これにて6番 野崎 颯さんの一般質問を終わります。
ここで、暫時休憩をいたします。14時15分再開といたします。
14時05分 休憩
14時15分 再開
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
休憩を閉じ、会議再開いたします。
一般質問を続行いたします。
7番 平木 鈴愛さんの一般質問をお願いいたします。
(7番 平木 鈴愛 さん 登壇)
◯7番(平木 鈴愛さん)
一般質問通告書に従いまして、質問させて頂きます。
足寄町には花や木など自然があふれているキャンプ場がありますが、そこにコテージ等を建
てて観光客が手ぶらでも気軽に立ち寄って宿泊できる施設を考えてみてはいかがでしょうか。
来町者が一日中、足寄町ですごしてもらえると、お店のお客さんが増えて活気も出るし、いろ
いろな所に良い効果が出ると思います。今ある温水プールや道の駅もすばらしいので、そうい
った施設も活かせると良いと思います。
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◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
答弁、安久津町長。
◯町長(安久津 勝彦 君)
平木 鈴愛議員の再質問にお答えいたします。
里見が丘公園のキャンプ場は、昭和56年から利用できるようになりました。途中でバンガ
ロー等を取り壊し、建て替えを実施して、現在は6人用のバンガロー6棟、それから20人用
バンガローが1棟、そしてテントサイトでキャンプに来られる方々に利用して頂いております。
今の施設で十分かと言うと、今の施設も大分古くなっています。先ほどの足型公園の質問でも
お答えしましたけれど、今、足寄町では、里見が丘公園の再整備の計画作業を行っています。
その中で、質問にあるキャンプ場の整備、これは大変重要なものと考えています。そこで、一
つ目には、オートキャンプ場の整備と、あわせてシャワー施設も必要でないか。それから、2
つ目には、使っていない青少年会館を壊して、その周辺に質問にあるコテージ、それからテン
トサイト、さらにはバーベキューコーナーを配置してはどうか。それから、3つ目には、毎年
開催しています花まつりなどが出来るイベント広場を整備してはどうか。この3つを重点的に
検討しようということで、計画をたてています。できれば、平成28年度から計画に基づいて、
本格的な工事にはいりたいと考えています。さらには、その他にも、キャンプ場から公園の中
にあります温水プールへの歩いていけるような道路の整備も含めて、町民の方も、町外から来
る方も、足寄町の里見が丘総合公園で楽しんで頂けるような施設にしたいと考えています。こ
れらがまとまりましたら、今年総合計画の原案を作る予定になっていますから、議会の皆様方
にも提案して、協議検討をして頂く予定としておりますので、ご理解を頂きたいと思います。
以上で一般質問に対する答弁とさせていただきます。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
再質問を許します。7番、よろしいですか。
◯7番(平木 鈴愛さん)
ひとつ提案なのですが、イベントでアユミちゃんと触れ合う企画をつくって、アユミちゃん
のキャラ弁などを食べて、アユミちゃんグッズなどを販売したら良いと思います。あと、観光
客とアユミちゃんが写真撮影をしたりすると良いと思います。どうでしょうか。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
答弁、経済課長。
◯経済課長(寺地 優 君)
経済課長です。
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いまのご提案はとても良い意見だと考えています。それぞれのイベントの中でアユミちゃん
が出て、訪れたお客さんと触れ合う機会を設定していますけれども、平木議員が言われたキャ
ラ弁のことなどは取り組んでいないのが実態でありますので、今後、どういう形でできるのか
を含めて、考えていきたいと思います。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
再質問を許します。7番、よろしいですか。
◯7番(平木 鈴愛さん)
わかりました。これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
これにて7番 平木 鈴愛さんの一般質問を終わります。
次に、8番 細矢 菜々子さんの一般質問をお願いいたします。
(8番 細矢 菜々子 さん 登壇)
◯8番(細矢 菜々子さん)
一般質問通告書に従いまして、質問させて頂きます。
自転車に乗る際、ヘルメット着用を義務化にする取り組みをする予定はありますか。自転車
の事故が増えているので、ヘルメット着用を強制し、頭をガードできるようにしないといけな
いと思います。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
答弁、安久津町長。
◯町長(安久津 勝彦 君)
細矢 菜々子議員の一般質問にお答えいたします。
自転車に乗るときのヘルメット着用については、平成20年6月に、道路交通法という法律
がありまして、この法律が変更になりました。内容は、幼児と13歳未満の児童に対し、ヘル
メットの着用が義務化でないですが、努力義務となりました。したがって、自転車に乗る時に
はヘルメットを着用するように努めなければならないとなったのですが、強制ではありません。
ですから、ヘルメットを着用せずに自転車に乗っても法律違反ではなく、罰則規定もありませ
ん。ただ、警察が調べた結果によりますと、自転車に乗っている時に事故や転倒によりけがを
した人の6割が頭にけがをしたことがわかっています。そしてさらに、子どもは大人に比べて
頭が重く、転んだ時に頭にけがをしやすい傾向にあり、質問にあるとおり事故、けがを防ぐた
めには、ヘルメットを着用することが一番効果があることがわかっています。町としては、強
制化するということはなかなか難しいのですが、学校で春に1回交通安全教室を行っています
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ので、これまで以上に安全、安心のために、自転車に乗るときには、ヘルメットを着用しよう
ということを教育委員会、交通安全教室を通じて PR していきたいと思います。さらには、子
どもだけでなく、大人の皆さん方にも、町の広報でも、自転車に乗ることはヘルメットを着用
しましょうということを PR していきたいと思います。参考までに、螺湾地区では、螺湾地区
の皆さん方が交通安全協会を通じて、螺湾小学校の子ども達全員にヘルメットをプレゼントし
て、自転車にのるときはヘルメットを着用しましょうという運動を進めています。こういうこ
とも参考にしていきたいと思っています。最後に、現在足寄町で、交通事故で亡くなる方、交
通事故死亡ゼロが何日続いているか知っていますか?いま、1076日になりました。足寄町
には2つの国道があり、約 100km もあります。交通量もとても多い中、町民の皆様のご協力
を頂いて、交通事故ゼロというのは難しいですけれど、交通事故で大事な命を失うことがない
ように運動を進めています。さらにこの記録を伸ばしていきたいなと思っていますので、細矢
議員の貴重なご意見を活かして、今後の活動につなげていきたいと思います。以上で、一般質
問に対する答弁とさせていただきます。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
再質問を許します。8番、よろしいですか。
◯8番(細矢 菜々子さん)
私から提案なのですが、学校の交通安全教室だけでなく、夏休みなどに、大人と子どもみん
なで楽しめる交通安全教室を企画してみてはどうですか。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
答弁、住民課長。
◯住民課長(大貫 裕弘
君)
住民課長です。
細矢議員のご提案のとおり、今、交通安全教室は大人を対象としては、例えば老人クラブな
どで行っていますし、各学校でも実施していますけれども、大人と子どもが一緒に交通安全教
室ができるような方法もこれから検討していきたいと考えております。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
再質問を許します。8番、よろしいですか。
◯8番(細矢 菜々子さん)
わかりました。これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
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◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
これにて8番 細矢 菜々子さんの一般質問を終わります。
次に、9番 八倉巻 乃杏さんの一般質問をお願いいたします。
(9番 八倉巻 乃杏 さん 登壇)
◯9番(八倉巻 乃杏さん)
一般質問通告書に従いまして、質問させて頂きます。
今、総合の学習で、足寄の良さを知ってもらえるように「足寄オリジナル弁当」を考えてい
ます。そこで意見なのですが、足寄に観光客が増えると町が元気になると思います。そこで足
寄にまで食べに来たくなるような「ご当地グルメ」を作ったり、ラワンブキツアーや街並みや
阿寒を見渡せる展望台公園をつくるなど、楽しい企画で人を呼ぶような事はできないでしょう
か。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
答弁、安久津町長。
◯町長(安久津 勝彦 君)
八倉巻 乃杏議員の一般質問にお答えいたします。
足寄町の「ご当地グルメ」というような取り組みはできないかということですけれども、私
もそのようなことができないかなと常日頃考えております。十勝管内では、清水町の牛玉ステ
ーキ丼、芽室町ではコーン炒飯が有名ですし、全道各地で色々な取り組みがされています。こ
のような「食」で PR できるものがあれば、多くの方々に来て頂けるかなと、そんな思いでい
ます。残念ながらまだ足寄町ではご当地グルメという大きな取り組みにはなっていませんが、
少し紹介させて頂くと、町の商工会や農協、観光協会の皆様方が集まって、足寄町にたくさん
いる鹿と、北海道遺産にもなっているラワンぶきを使って、「鹿肉ラワンブキコロッケ」とい
うものを開発して、7月11日~13日に札幌ドームで開催された、北海道日本ハムファイタ
ーズ主催の「なまらうまいっしょグランプリ」への出店をしてきました。また、今年からこれ
まで中矢のチーズ工場でチーズ製造していましたが、残念ながら閉鎖となりました。ここで農
協が引き続きチーズを製造するということで、本格的に製造販売をはじめました。このような
取り組みに非常に期待しているところですし、その他には、中矢に石田めん羊牧場があります。
ここは足寄町で農業をやりたいということで、新規就農して頂きましたが、石田さんが道の駅
の向かいに「ヒツジ堂」というレストランを開設し、足寄で生産された美味しい羊肉を提供す
る場ができたと思っています。
足寄町にはオンネトーを中心に年間約45万人の観光客が訪れていますが、残念ながら道の
駅を含めて通過型と言われていますので、少しでも長く町に滞在して、お金を使ってもらえる
ような仕組みづくりが必要かなと思っているところです。参考までに今年6月には、札幌近郊
の方を対象にして、ラワンぶきを中心としたツアーとしてフキ狩り体験などを楽しんで頂いた
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りと、こんな取り組みもしているところです。こういった取り組みを、今後どう発展させてい
くかという問題もあります。引き続き町民の皆様と相談をしながら取り組みたいと思っていま
す。
それから2つ目の阿寒を見渡せる展望台をというご質問です。PR も不足していると思いま
すが、展望台が2つあります。ひとつは、里見が丘の芝桜のところにあります。もともとはフ
ラワー園を楽しんでもらう展望台として設置しましたが、ここは少し古くなって使えなくなっ
ているので、現在改修をしていますので、きちんと整備をします。もうひとつは、里見が丘公
園の中の出会いの森というところにあります。ここも、先ほど言いました里見が丘公園の再整
備の中で、どう整備したら良いか、どう PR したら良いかということを検討していきたいと思
っています。
現在、一番多くのお客さんが来てくれるイベントは8月15日の足寄ふるさと盆踊り・両国
花火大会です。色々なイベント含めて、観光協会、商工会の方々、町民の皆様方と相談させて
頂きながら、季節毎のイベントを開催していきたいなと思います。今後も、足寄町の PR につ
いて、アイディアを若い皆様方から提案をして頂きたいということを申し上げて、一般質問に
対する答弁とさせていただきます。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
再質問を許します。9番、よろしいですか。
◯9番(八倉巻 乃杏さん)
ラワンぶきツアーのようなツアーを、年に何度か開催して人を呼ぶ企画は現在ありますか。
年に1回だけでなくて、季節毎に足寄の特産品を使ったメニューなどで人を呼ぶことはでき
ますか。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
答弁、経済課長。
◯経済課長(寺地 優 君)
経済課長です。
まずは、1点目のラワンぶきツアーを何度か開催できるかという質問ですけれども、ツアー
を実施するにあたって、料金の設定など、難しい課題もあって、今のところ試験的に1回の開
催という状況になっています。町が積極的に主催するということは難しいのですが、魅力ある
観光をつくることによって、観光旅行として民間旅行業者に企画してもらうという考えもあり
ます。それから、グルメの関係ですけれど、足寄町では食材を利用した取り組みはしています
が、みんなで共通した名物料理を作るという段階には至っていないというのが現状です。八倉
巻議員ご指摘のとおり、足寄町として取り組めるグルメを作り上げて、そういったものを目玉
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にして、人を呼び込めるような取り組みを今後進めていきたいと考えていますのでご理解いた
だきたいと思います。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
再質問を許します。9番、よろしいですか。
◯9番(八倉巻 乃杏さん)
わかりました。これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
これにて9番 八倉巻 乃杏さんの一般質問を終わります。
次に、10番 高橋 花佳さんの一般質問をお願いいたします。
(10番 高橋 花佳 さん 登壇)
◯10番(高橋 花佳さん)
一般質問通告書に従いまして、質問させて頂きます。
足寄に住む色々な年齢の人たちが交流し合う場ができると、町の人達が仲良くなって、楽し
く住める街になると思います。そこで質問です。老人ホームなどのお年寄りと子供たちが触れ
合える企画はありますか?高齢者の方々が子供たちから元気をもらうことができると思うし、
子供たちも昔のことなど色々と教えてもらえると思うからです。それから、一日中いても飽き
ない大きな図書館があると良いと思います。建設の計画はありますか?
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
答弁、安久津町長。
◯町長(安久津 勝彦 君)
高橋 花佳議員の一般質問にお答えいたします。
まず、
「老人ホームなどのお年寄りと子どもたちが触れ合える企画」についてのご質問です。
本当に良い質問だなと思います。今までも協力頂いていますけども、さらに取り組んでいきた
いと思っています。少しお話しをさせて頂きますと、現在、足寄町立特別養護老人ホームには
56名のお年寄りが入所されております。有難いことに、毎年、ボランティア団体や文化団体
などの皆さんに慰問していただき、歌や踊り、ハーモニカ・三味線などの演奏を披露して頂い
て、入所者の皆様に喜んで頂いております。また、大誉地小学校の児童の皆さんには、総合学
習の一環として毎年訪問して頂いております。昨年は、音楽発表会とゲームを披露し、最後に
メッセージ付きプレゼントを一人ひとりに配って頂きました。入所しているお爺ちゃん、お婆
ちゃんたちは「お孫さんが会いにきてくれた」と大喜びしてくれて、普段とはまた違う表情、
笑顔を見せてくれております。どうしても老人ホームの中にいますと、活動が制限されてしま
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いますので、慰問してくれる方々がたくさんいると非常に嬉しい限りですし、何と言ってもお
年寄りの皆さんが喜んでくれるので、是非、大誉地小学校の皆さんには継続して欲しいですし、
その他の小学校の皆さん方、町民の皆さん方にも訪れてほしいと思っています。
先ほども少しお話ししましたけれど、今年の4月から役場の北側に小規模多機能施設と、あ
わせて交流施設をオープンしました。足寄保育園の子ども達は、役場前の噴水まで散歩してい
ますので、ここの施設に寄ってもらう仕掛けをつくっています。まだ保育園だけですが、小学
校の皆さんも夏休み期間中などに、気軽に遊びにきてくれれば、ここに通っているお年寄りも
喜んでくれるかなと思っています。それから、芽登、大誉地、螺湾地区については、毎週2回
生きがいデイサービスという事業を行っております。それぞれ小学校や保育所の子どもたちが
訪問してくれていますので、引き続きお願いしたいなと思っております。さらに足寄高校に、
ボランティアサークル「コロポックル」というサークルがありまして、高校生の皆さんも、イ
ベントですとか、施設の訪問ですとか積極的に取り組んで頂いております。一般の方々もです
が、是非、役場北側の施設を大いに活用して頂きたいと思います。
それから、2つ目の図書館の建設についてであります。いま、足寄町には図書館はありませ
ん。今は町民センターの中に図書室を設けております。
「図書館」と「図書室」の違いは何か
と言いますと、図書館というのは専用の建物です。大きな建物の中に、図書館の機能を備えた
施設が図書室です。ですから、中身に違いはありません。専用の施設となれば、建設費や運営
するお金もたくさん必要になってきます。読書活動というのは皆さんのような児童、生徒、大
人にとっても、本を読む、良い本に出会うということは非常に大事なことだと思っています。
繰り返しになりますが、現在、図書館はありませんし、現段階では今後図書館を作るという計
画はありません。ただ、図書室がある町民センターは、建設してから約30年が経ちます。相
当古くなってきていますので、改修計画をたてて、今ある図書室の拡充整備、充実をできない
か、具体的な検討に入っていこうと考えているところであります。この計画をつくるにあたっ
ては、多くの町民の皆様、学校の先生、そして皆さんのご意見を聞きながら、図書室の充実、
整備と合わせて、学校の図書室についても、どうあるべきか検討していきたいと思っておりま
す。以上で、一般質問に対する答弁とさせていただきます。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
再質問を許します。10番、よろしいですか。
◯10番(高橋 花佳さん)
建設の予定がないのなら、本の数を増やすことはできますか。ビデオなども付けて欲しいの
ですが、どうですか。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
答弁、教育次長。
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◯教育次長(根本 昌弘
君)
教育委員会からお答えをいたします。
本の数を増やしてはどうか、それからビデオ等もあればいいな、というご質問ですけれど、
今ある町民センターの図書室について、現在、約2万2千冊の蔵書があり、約6千人の方にご
利用されています。先ほど町長がお話ししたように、図書室の拡充を図る検討に入ることとし
ていますが、その中で、ビデオやパソコンが置けないか、本の数ももっと増やして充実させる
ことができないだろうかということを検討したいと思います。以上です。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
再質問を許します。10番、よろしいですか。
◯10番(高橋 花佳さん)
わかりました。これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
これにて10番
高橋 花佳さんの一般質問を終わります。
次に、11番 佐藤
愛子さん、12番
青木
梨奈さんの一般質問をお願いいたします。
(11番 佐藤 愛子さん、12番 青木 梨奈さん 登壇)
◯11番(佐藤 愛子さん)、12番(青木 梨奈さん)
11番(佐藤 愛子さん)
一般質問通告書に従いまして、質問させて頂きます。
足寄町の未来を考えたとき、たくさんの町民が笑顔で幸せに暮らせる町を願います。ただ、
足寄町の現状を調べたときに、人口が減っているという状況を知りました。また、原因は人口
だけでないと思うのですが、足寄高校がなくなるという状況も知りました。では、なぜ人口が
減ってきているのかを自分たちなりに考えると、
(1)都会には物がたくさんあって便利だから、田舎を出てしまうため。
(2)足寄町は若い人たちの仕事への夢を叶えるのに不都合が多いため。
12番(青木 梨奈さん)
という理由などから、足寄町を離れていくということがあると思います。そこで、大切なの
は足寄町の良さをもっともっと町内外に知ってもらう必要があると思います。いま、有効な方
法は思いつきませんが、私たちなりに考えたのは、100均やレンタル CD 店などのお店をた
くさん開店するなどの方法を考えました。そこで、町としてどんな方法で人口を増やそうと考
えているのか教えて下さい。今、私たちにできることは、町内をきれいにし、たくさんの人に
来てもらうなどの活動や町の良さを知ってもらうポスターなどを作るくらいのことしかでき
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ません。でも、
”みんなが笑顔”のため、やれることはやりたいと思っています。人口が増え
て、高校もなくならない足寄町になってほしいです。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
答弁、安久津町長。
◯町長(安久津 勝彦 君)
佐藤 愛子議員、青木 梨奈議員の一般質問にお答えいたします。
お二人の議員からご質問がありましたとおり、足寄町の人口は減り続けています。人口が最
も多かったのは、昭和37年3月31日末現在で2万27人いました。今年の6月30日現在で
は、7,413人です。ですから、この52年間で、約1万2,600人が減ったということであ
ります。人口減少の原因というのは、色々ありますけれども、一番の原因というのは、やはり若い
人たちが働く場所が少ない、これが一番かなと思っています。人口の自然減という言い方をします
けど、足寄町で年間に残念ながらお亡くなりになる方々は、90人から100人くらいで推移して
います。一方で、新しく生まれてくる赤ちゃんは50人前後です。引き算すると、約50人が自然
減となりますが、これがずっと続いています。過去10年間ぐらいを見ると、隣町などで新しく生
まれてくる赤ちゃんは40人前後ですから、足寄町は少し多く、出生率も高いですが、残念ながら
お亡くなりになる方の方が多いので年々減っていきます。議会の中でも質問を受けて、人口を増や
すためにはどうしたら良いのかという議論もさせて頂いていますけれど、率直に申し上げて、これ
だという方策はなかなか見つけられないでいます。足寄町に来てくれる企業はないか、色々と情報
収集もしていますが、残念ながら実現までは至っていないということであります。そこで、私が思
っているのは、今ある足寄町の産業や仕事、これをいかに守っていくのかが大事だと思っています。
重点的には、やはり足寄町の基幹産業は農業と林業でありますから、農業に対する支援策、これを
農協さんとも相談しながら、可能な限り支援をしていますし、それから足寄町の行政面積は約1,
400平方キロメートルあります。
香川県の約3分の2に匹敵する行政面積を持っています。
約1,
400平方キロメートルの83%は森林なんです。言いかえますと、豊富な森林資源を持っている
ということですから、この森林資源をしっかりと活かしていこうと考えています。そのひとつとし
て、この役場庁舎も、町民の皆さんの財産である町有林から切り出したカラマツの集成材で作って
います。中学校の校舎もカラマツの集成材です。ですから、足寄にある産業を守って、さらに発展
させていくことが大事だと思っています。そこにプラスして、企業誘致などに取り組んでいきたい
なと思っておりますし、また、当然地元の商店街の発展ということも考えなくてはなりません。先
ほどのご質問にありましたとおり、特産品の開発ですとか、町外から多くのお客さんを呼び込める
ような取り組みが必要だろうと思っています。それから、繰り返しになりますけど、子育て支援に
も力を入れております。予防接種、健診、保育園、それから今考えているのは、2つの児童館、学
童保育所を再整備していこうと検討しており、子どもたちが元気に成長していけるように考えてい
ます。私もそうですし、議会の議員さんたちもそうですけれど、とにかく、この足寄町に住んでい
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て良かったなと思える町づくりをしたいと思って色々な議論をしながらまちづくりをしていきた
いと考えています。
それから、段々人口が減ってきて、子どもも減ってきていますから、私の大きな心配事のひとつ
ですが、このままいくと足寄高校がなくなってしまうのではないかということです。高校の1クラ
スの定員は40名です。41名いますと、2クラスになりますが、今年は残念ながら31名で1ク
ラスになりました。そうすると来年の入試は、原則として1間口の募集となりますが、足寄高校を
卒業した方々等で組織しております後援会ですとか、振興会ですとか、議会とも相談させて頂いて、
北海道教育委員会に、来年も2間口80名の募集をしてほしいとお願いをして、何とか2間口の募
集をして頂ける方向になりました。ですから、来月の広報に載りますけれど、私の自慢のひとつに
足寄高校があります。もちろん、小学校、中学校も自慢のひとつですけれど、足寄高校に通ってい
る生徒さんたち、勉強にスポーツに頑張っています。まだ少し先ことですけれど、是非、皆さん方
も、この素晴らしい足寄高校のことを見たり聞いたりして、可能な限り地元の高校に進学をしてほ
しいなと思っています。町としても、足寄高校を存続させるために、色々な支援をしています。こ
れからもできる限りの支援を惜しまないと思っていますので、そのことをお願いして一般質問に対
する答弁とさせていただきます。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
再質問を許します。11番、12番よろしいですか。
◯12番(青木 梨奈さん)
わかりました。これで私たちの一般質問を終わります。ありがとうございました。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
これにて11番
佐藤 愛子さん、12番 青木 梨奈さんの一般質問を終わります。
次に、13番 小沢 優歌さんの一般質問をお願いいたします。
(13番 小沢 優歌 さん 登壇)
◯13番(小沢 優歌さん)
一般質問通告書に従いまして、質問させて頂きます。
大きな買い物やケガ、出産の際に帯広へ行くことが多いです。帯広まで行くことは、時間や
お金がかかるし、足寄にあるお店がもうからないと思います。また、急に欲しい物があったり、
病気をすると大変です。そのようなことに対して、町はどのように考えているのか聞きたいで
す。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
答弁、安久津町長。
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◯町長(安久津 勝彦 君)
小沢 優歌議員の一般質問にお答えいたします。
この質問も、とても難しい質問でありますが、日本では品物を売る、お店をだすことが自由
な社会です。ただ、商売ですから、商店を出すということは、利益ができなければ継続できな
いということになります。一番はやはり車社会になったことで、気軽に出かけることができる
ということで、地元の商店街の皆さん方も、お客さんが少なくなって大変苦戦をしております。
お店を閉めるというところも出てきて、地元の商店も減少しています。ですから、人口の少な
いところでお店を出すということは、現実として難しいということがあります。特に日常生活
で必要な生鮮食料品、雑貨というものについては、お店がなくなれば大変な事になると思って
いますし、若い人は車を運転して帯広や音更に行けますが、とりわけ高齢の方というのは、簡
単に行けませんので、そういった対策を考えなければなりません。これも先ほどお答えしたと
おり、足寄町では色々と工夫をしてきています。へき地患者輸送バスも、最初は病院に行く方
だけですよと言っていましたが、時代の移り変わりに伴って、議会とも相談をして、買い物に
行く人も使っていいですよということで、現状のサービスになっています。新たに商店を誘致
するということはなかなか難しいことですが、そういう方がいらっしゃれば、そのお店をだす
ための支援も用意していますので、しっかり対応していきたいなと思っています。
それから大病をしたときに困るというご質問です。これも先ほどお答えしたとおり、現在国
保病院には内科の先生が3人、外科の先生が1人、我妻クリニックには2人、進藤医院には1
人ということで、合計7名の先生がいらっしゃいます。それぞれの先生に得意分野があります。
先生もそれぞれ専門がありますから、全ての病気を診ることができる先生は極めて少ないです。
お医者さんが少ないと言っていますけれども、7名のお医者さんがいる町というのは少ないで
すので、そういった意味では足寄町は恵まれているかなと思っています。大きな病気になった
ときは、地元の病院で診て頂くと、大きな病院に行く時に、足寄町の先生が紹介状を書いてく
れます。紹介状を持っていると、検査資料などもありますから、診てもらう時間を短縮するこ
とができます。それから、大きな病院ですと、もうちょっと入院していたいと思っても、手術
がおわって、ある程度日数が経つと、退院ですよと言われます。例えば、こういう場合でも、
地元の病院から紹介状があると、足寄の病院に連絡が来て、地元の国保病院でもう少し入院す
ることができるといった体制をとっていますので、安心して地元の病院にかかってほしいなと
思っております。先ほど国保病院の事務長がお答えしたとおり、どこの病院でも24時間受付
けしているわけではございません。足寄町では国保病院だけです。夜中も病院に先生がいます。
国保病院の4名の先生方だけでは大変ですので、北海道大学、札幌医科大学、帯広からも支援
にきてもらっています。以上で一般質問に対する答弁とさせていただきます。再質問があれば、
どんどん再質問してください。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
再質問を許します。13番よろしいですか。
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◯13番(小沢 優歌さん)
わかりました。これで私たちの一般質問を終わります。ありがとうございました。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
これにて13番
小沢 優歌さんの一般質問を終わります。
次に、14番 高橋 真緒さんの一般質問をお願いいたします。
(14番 高橋 真緒 さん 登壇)
◯14番(高橋 真緒さん)
一般質問通告書に従いまして、質問させて頂きます。
子どもが安全に楽しく生活するために、公園の遊具やベンチが古いので、新しくして欲しい
です。また、トイレやゴミ箱、時計などもつけて欲しいです。公園には石も多くて、おもいっ
きり遊ぶことができないことが多いです。新しくなった里見が丘公園のトイレはとても使いや
すいので、他の公園のトイレも新しくして欲しいです。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
答弁、安久津町長。
◯町長(安久津 勝彦 君)
高橋 真緒議員の一般質問にお答えいたします。
公園の遊具やベンチ、フェンスなど、公園の状態がどうなっているのかを平成23年に専門
の業者にお願いして調べてもらい、平成25年1月に遊具やベンチなどを、今後どのようにし
ていったら良いかということを考える計画、足寄町公園施設長寿命化計画というものを作りま
した。公園が古くなったから全部を作り直すということではなくて、今ある施設に手を加えて
必要な遊具やベンチを新しくしたり、長く使おうということで補修したりしています。これら
は、順次この計画に基づき、補修、入替えをしていきたいと思います。それから、ゴミ箱の設
置については、以前はゴミ箱を置いていましたが、方針を変えて、ゴミについては持ち帰ろう
ということにしました。ゴミ箱があると便利なのですが、ゴミが溢れて汚い状況が続いてしま
いました。そこで、町民の皆さんにお願いをして、ゴミ箱を全て撤去して、ゴミは持ち帰って
頂いて家庭で処理をして下さいということで理解を求めながら取り組みを進めてきたという
経過がありますので、ご理解頂きたいなと思います。それから時計の設置というご質問ですが、
時計は比較的大きな公園に設置しています。足寄町には数多くの公園がありますけれど、それ
ぞれの地域にある小さな公園は、近所の方々の利用が多い公園で、時計をつけるのは遠くの
方々も利用する比較的大きな公園ということにしていますので、検討はしますけれど、小さな
公園にも全部つけるということはできないと思っています。それから、それぞれの公園にはト
イレもあります。トイレについては、下水道の整備にあわせて改修をしています。お褒めを頂
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いた里見が丘公園のトイレは相当古くなっていましたので、新しいトイレを作って、皆さんか
ら良くなったねというご意見をいただいています。他の公園についても、下水道の整備に伴っ
て水洗化を図っていますが、比較的年数があまり経っていないので、便器を取り替える等で対
応させて頂いていますのでご理解頂きたいと思います。下愛冠の北星公園については、下愛冠
の下水道整備までもうちょっと時間がかかりますので、ここのトイレについては、下水道整備
とあわせて新しいトイレに建て替えしようと思っています。それから公園内の石ですが、スタ
ッフの皆さんが公園清掃を行うときに、石拾いもやっていますが、完璧にできないのが現実で
す。利用している方々が、石があることに気づいた場合には、拾って公園の隅にまとめておい
て頂ければ、清掃の時にそれを持ち帰ってくることができますので、協力をお願いしたいと思
っています。以上で、一般質問に対する答弁とさせていただきます。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
再質問を許します。14番よろしいですか。
◯14番(高橋 真緒さん)
わかりました。これで私たちの一般質問を終わります。ありがとうございました。
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
これにて14番
高橋 真緒さんの一般質問を終わります。
これで一般質問を終わります。
◎議案第1号 足寄町子ども議会宣言
子ども議長(平賀 唯吹さん)
次に、日程第5
子ども議員提出議案第1号 子ども議会宣言を議題といたします。
提出者を代表して、2番の二川 渉さんから、提案理由の説明を求めます。
◯子ども副議長(二川 渉さん)
議長のご指名がありましたので、ただいまから議員提出議案第1号「子ども議会宣言」の提
出者を代表して、提案理由を説明いたします。
新しい総合計画策定の一環として、「足寄町子ども議会」に参加できたことをとても嬉しく
思います。
町長さんをはじめ皆さんには、私達子ども議員の質問や意見に対し、真剣に答弁していただ
き、ありがとうございました。
私たち子ども議員は、足寄町の小中学生が、町民の一員として、足寄町のためにできること
を考え、「子ども議会宣言」をまとめました。
この宣言が、満場一致のうえ決定されることをお願いして、これより宣言文の案を読み上げ
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ます。
―
宣言読み上げ ―
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
お諮りいたします。
ただいま、議題となりました議員提出議案第1号については、質疑討論は省略し、ただちに
採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
― 『異議なし』の声あり
―
異議なしと認めます。
質疑、討論を省略し、これより議員提出議案第1号を採決します。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立をお願いします。
―
全員起立 ―
全員、起立であります。
よって、議員提出議案第1号は、原案のとおり可決されました。
ご着席下さい。
以上で、本日の日程は全て終了しました。
◎閉会宣告
◯子ども議長(平賀 唯吹さん)
本日は、大変お忙しい中、私達の質問や意見にご答弁いただいた、安久津町長さんをはじめ
皆様方に対し、子ども議員を代表いたしまして、お礼を申し上げます。
これをもちまして、平成26年度「足寄町子ども議会」を閉会いたします。
お疲れ様でした。
- 閉 会 -
◎閉会式
◯企画財政室長(丸山 晃徳 君)
皆さんお疲れ様でした。
それでは、議長は議員席にお戻り下さい。
ただいまから、足寄町子ども議会閉会式を行います。
足寄町教育委員会 星崎隆雄 教育委員長より、講評をいただきます。
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- 教育委員長講評 -
◯教育委員長(星崎 隆雄 君)
児童、生徒の皆さん、暑い中大変ご苦労さまでございまし
た。緊張して十分な質問ができなかったのではないでしょう
か。今日は、貴重な体験をしたのではないでしょうか。皆さ
んが座っている議員席は、町民の代表であります議員さんが
足寄町のまちづくりを良くするために頑張っておられます。
議会は今回のように一般質問を通して、町長の姿勢や考え方
を聞いたりすること、まちの一年間の予算や仕事について審
議する場所でございます。今回は安久津町長が皆さんに質問
に対して答弁をして下さいましたが、普段は町長がするものや各課長が答弁をいたします。
私ども教育委員会に対し、足寄中学校のグラウンド整備、プールの事、ひとりで中学校に行
くのが心配、図書館等の質問があったかと思います。すぐに対応するものや、長期的に検討し
ていくものもございました。鋭い貴重な質問に感謝を申し上げます。児童、生徒の皆さんが、
夢や希望を持てるよう、実現に向けて頑張っていきたいと思います。
皆さんが高校、大学、社会人として大人になって、故郷にかえってきたときに、あの時に質
問した想いが、実現し、良い町、住み良い町になっていると思えるように私達は努力をしてい
きます。
傍聴されている議員の皆さんも良い刺激になったかと思います。各校長先生や学校の先生方
に、子ども議会というものを与えてくれましたことに感謝を申し上げ、講評といたします。本
日は誠にありがとうございました。
◯企画財政室長(丸山 晃徳 君)
ありがとうございました。
最後に、記念撮影をいたします。皆さん、演壇の前にお集まり下さい。
-
記念撮影 -
-
終
了 -
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