(「平成20年3月 健康にっこう21計画書」より抜粋) 右の表をみると、毎日飲酒する人の割合は、 男女ともに日光市は県よりも高くなっています。 多量の飲酒が健康に与える害について正しく 理解し、健康に良い飲酒量や飲み方を知ること により節度のある飲酒を心がけることが大切です。 毎日飲酒する人の 割合(男性) 毎日飲酒する人の 割合(女性) 市の現状 県の現状 目標 32.2% 31.4% 31% 6.8% 4.3% 6.5% アルコールの代謝について アルコールは肝臓で分解され、分解しきれなかったアルコールは 汗・尿・呼気(吐く息)等で、体の外に出されます。 一般に、体重が60∼70㎏の人で、日本酒1合を分解する ために約3時間かかる といわれています。そのため、過度の 飲酒は二日酔いの原因にもなります。 休肝日をつくりましょう 休肝日! 適量のお酒を飲むことは、疲労回復・ストレス解消に良いと されています。 しかし、連日の飲酒や多量の飲酒は、肝臓が休む暇がなく、 脂肪肝 や アルコール性肝炎、肝硬変 へと進行し、 肝がん を発生することもあります。 そのため、週に2日は休肝日を設ける ことが大切です。 おつまみ選びのポイント おつまみは、脂っこいものや塩辛いものに偏り がちです。まずは、野菜メニュー(ビタミン& ミネラル&食物繊維)を選び、お腹が少し膨らん だ頃に焼き鳥・魚・豆腐などの良質のタンパク 質メニューを選びます。これらの食品には肝臓 を助ける働きもあるのです。 裏面もご覧ください お酒はほどほどに飲めば、ストレスを緩和してくれます。また、血液中の悪玉コレステロールを 減らして、善玉コレステロールを増やす働きがあるので、動脈硬化の予防にもつながります。 皆さん、お酒は適量を守って、楽しく飲みましょう! 日本酒 ビール 1合 (180ml) 中びん1本 (約500ml) ※アルコール度数15度の場合 『糖質ゼロ』の発泡酒は、ビールより 低カロリーですが、カロリーはゼロでは ありません。 発泡酒1缶(350ml):約70∼80kcal ビール1缶(350ml):約150kcal 『糖質ゼロ』だからと油断して飲み すぎるのは禁物です。 ※アルコール度数5度の場合 焼酎 ワイン ウイスキー 0.6合 (約110ml) 1/4本 (約180ml) ダブル1杯 (60ml) ※アルコール度数25度の場合 ※アルコール度数14度の場合 ※アルコール度数43度の場合 冬野菜をじっくり煮込んだ、あったかヘルシーおつまみです。 材料(2人分) 作り方 ● 大根 3∼4㎝ ① かぶは葉を落として皮をむき、4等分に切り分ける。 ● かぶ 1個 にんじんと大根も皮をむいて4∼6つ切りにし、面取り ● にんじん 3∼4㎝ をする。たまねぎは皮をむいて適当な大きさに切る。 ● たまねぎ 1/2個 ② 鍋を熱し、ひとくち大に切った鶏もも肉を皮の方から ● 鶏もも肉(皮付き)100g 炒め、表面に火が通ったら①の野菜を加え、ひたひた ● 固形コンソメ 1個 の水を入れる。 ● 水 適量 ● ローレル 1枚 ら弱火で野菜がやわらかくなるまで煮込み、塩・こしょ ● 塩・こしょう 少々 うで味を調える。 ③ 固形コンソメ、ローレルを加えて中火にかけ、沸騰した ※ エネルギー:170kcal(1人分) 日光市では、市民の健康づくり計画「健康にっこう21計画」を推進しています。 今後も引き続き「健康にっこう21だより」で健康づくり情報を皆様にお伝えしていきます。 発行元:健康にっこう21計画推進協議会 アルコール部会 健康課内 ℡21−2756
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