第3回 肥満症総合治療セミナー -外科療法を含めたチーム医療の実践- 肥満症治療は、外科治療が導入され格段の進歩を遂げつつありますが、安全 な治療体制が国内で普及するためには外科、内科、精神科をはじめ全科の英 知を集め、栄養士、看護師、臨床心理士、理学療法士と協働することが必須で あります。 これまで本学会では、2回にわたり「肥満症外科治療セミナー」を開催してまい りましたが、今回さらに肥満症治療にかかわる全医療関係者対象とし、難治性 肥満症患者へのアプローチ方法やチーム医療のすすめ方、一般診療所での診 療のコツなどについて、名称を新たに「第3回」として総合的なセミナーとして開催 させていただきます。とくにこれから肥満外科治療チームを立ち上げる医療機関 の方々には、奮って御参加いただきたいと思います。 記 開催日: 2014年 2月8日(土) 13:30 ~20:30 (21:00から懇親会) 2月9日(日) 8:00 ~12:15 開催場所: ウィシュトンホテル・ユーカリ 〒285-0858 千葉県佐倉市ユーカリが丘4-8-1 TEL 043-489-6111 受講対象: 外科医、内科医(勤務医、開業医問わず)、精神科・心療内科医、栄養士 看護師、臨床心理士、など肥満症治療に関わる医療従事者 定員: 40名(先着) 参加費用: 【銀行振込】 医師30,000円、医師以外20,000円(手数料別) 【カード決済】 医師31,500円、医師以外21,000円(カード決済等手数料込) (個室1泊宿泊代、夕食、朝食 懇親会代、含む) 申込方法 : 10月15日(火)より、日本肥満症治療学会のホームページ (http://jsto.umin.ne.jp/seminarinfo/index.html)で受付を開始し、定員に達 し次第、締め切ります。お申し込み後、事務局より詳細なご案内をさせてい ただきます。 主催: 日本肥満症治療学会 教育委員会 当番世話人: 岡住慎一(東邦大学医療センター佐倉病院 外科学講座 教授) 龍野一郎(同 糖尿病内分泌代謝センター 教授) ウィシュトンホテル・ユーカリまでの交通案内 千葉県佐倉市ユーカリが丘4-8-1 043-489-6111 都心方面からは、東京メトロ東西線並びに京成本線でアクセス可能です。 大手 町・丸の内の主要ビジネス街、船橋・日暮里・上野でのJRアクセスが便利です。 お車でお越しの場合は、東関東自動車道「千葉北IC」「四街道IC」が最寄りです。 ホテルには、専用の立体駐車場を400台分が用意されております。 第1日目プログラム概要 開会あいさつ 2月8日(土) 13:30~13:40 第1部: 肥満症治療の基礎 13:40~15:50 ・肥満症治療にあたる心構え ~社会的使命と総合的アプローチの重要性~ ・肥満症の診断 ~病態、臓器合併症診断を含めて~ ・肥満症の基本的治療法 食事療法:至適摂取エネルギー、成分比 ~フォーミュラ食の使い方も交え~ 運動療法:苦手な肥満症患者にどう勧めるか 薬物療法:如何に有効性を引き出すか 心理行動面のサポート:治療に必要な心理行動の把握と心理的サポート 休憩(フォーミュラ食にトライ) 15:50~16:10 第2部: 肥満外科治療のすすめ方 16:10~18:25 ・外科的治療の適応、概要、術前、術後体制 ・外科治療の術式とその特徴 開腹バイパス術、胃袖状切除術 腹腔鏡バイパス術 ・肥満外科手術合併症への対処、安全管理 ・肥満外科の麻酔の仕方 ・肥満外科治療をすすめるための内科医の役割 ・肥満治療コーディネーターの役割と活動法 夕食(イブニングセミナー) 18:25~19:10 第3部: 高度肥満症患者の行動様式の理解と治療への応用 ・内科医が見た肥満症患者の行動特性 ・高度肥満症患者、特に外科治療患者への看護アプローチ ・チーム医療のすすめかた ~エンパワーメントの応用~ 総合討論(Q and A) 懇親会 21:00~ 20:10~20:30 19:10~20:10 第2日目プログラム概要 2月9日(日) 第4部: 肥満症合併症改善への減量治療の効果と問題点 8:00~10:20 ・肥満症各種治療による合併症改善効果 ・糖尿病コントロールへの減量効果 内科的治療 外科的治療 ・SAS・心不全への減量治療効果 ・腎疾患への減量治療効果 ・整形外科的疾患への減量治療効果 ・肥満症治療の経済効果:個人・社会 ・患者さんの気持ち ~医療人として、肥満症患者になり、そして、肥満外科治療を受けてみて~ (ある医師の体験報告) ・患者さんの声をいかにフィードバックするか ・患者会のあり方 ~作り方、進め方~ ・外科治療の長期フォローをしてみて 休憩 10:20~10:30 第5部: 応用編 ~てこずり例 私ならこうする~ (症例検討会) ・症例1(症例提示) ・症例2(症例提示) 総括・受講証交付 閉会の辞 11:50~12:10 12:10~12:15 *プログラムは変更になる可能性があります。 *テキストは当日に配布致します。 10:30~11:50
© Copyright 2024 Paperzz