講演会の趣旨説明 - 福岡県防災ホームページ

第12回福岡県防災講演会
平成28年9月2日(金)
福岡県庁3階講堂
講演会の趣旨説明
九州大学大学院工学研究院
附属アジア防災研究センター
橋本晴行
1. 九州・
山口の宿命
自然災害の発生率
15個 = 0.39
38個
面積比0.13
人口比0.13
自然災害
の発生周期
27年
= 1.8
15個
1)1990年 九州中北部豪雨災害
2)1990年~96年 雲仙普賢岳噴火(91年から土石流発生)
3) 1993年 北海道南西沖地震,鹿児島豪雨災害
4) 1995年 阪神淡路大震災
5) 1997年 鹿児島県北西部地震,出水市土石流災害
6) 1999年 福岡水害、広島土石流災害
7) 2000年 有珠山噴火災害,三宅島噴火,東海豪雨災害
8)2001年 芸予地震
9) 2003年 九州豪雨災害(福岡・飯塚・水俣),十勝沖地震
10) 2004年 新潟・福井豪雨災害・台風21(三重県宮川)
23号(円山川、由良川)・新潟県中越地震
11) 2005年 福岡県西方沖地震,台風14号(宮崎水害)
12) 2006年 鹿児島県北部豪雨災害
13)2007年 中越沖地震 14)2008年 岩手・宮城内陸地震
15)2009年 中国・九州北部豪雨災害,兵庫県佐用町豪雨災害
16) 2010年 奄美豪雨災害
17) 2011年 東日本大震災,台風12号,新潟・福島豪雨
18) 2012年 九州北部豪雨災害
19) 2013年 山口・島根豪雨災害,台風18号,伊豆大島土石流
20)2014年 広島土石流災害,御嶽山噴火
21)2015年 関東東北豪雨
22) 2016年 熊本地震
1.8年に1回
豪雨災害が圧倒的に多い.人的被害の
自然災害発生 多くは土石流災害など土砂災害である.
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2.事前避難の原則
洪水氾濫
津波
被害
土砂災害
地震
予測が前提
水害発生
前兆現象
先行現象
警報発令
余裕の時間
3.予測困難な地震,土砂災害,火山・・・
これらの災害に遭遇したらどうするのか?
事前避難は困難で,とっさの判断,対応力
が必要である.
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4.平常時の取り組み
日頃より,判断力,予測・対応力を養っておこう.
1. リスク環境,危険度の把握(ハザードマップ)
2.避難路,最寄りの避難場所,安否確認の手段
3.災害の疑似体験,防災訓練,学習
4.最悪 (逃げ遅れた場合,停電・孤立)を想定した対策
5.「地域防災研究会」の設立
平成16(2004)年度に,分野間,大学間の垣根
を低くした分野横断的な組織として,自然災害
に関する最新の研究成果を地域社会に還元す
ることを目的として設立した。
会員数 26名
心理学,社会学,法学,都市計画学,交通工学,
建築学,地形学,地質学,気象学,
地震学,防災工学,河川工学
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