独立行政法人 防災科学技術研究所の概要 ①設立根拠 独立行政法人防災科学技術研究所法 (平成11年12月22日法律第174号) 等、地震災害の被害軽減に関する研究開発を実施する。 2.火山災害による被害の軽減に資する研究開発 ○火山観測の着実な実施、噴火メカニズムの解明等、火山災 害の被害軽減に関する研究開発を実施する。 ②設立年月日 昭和38年4月1日 国立防災科学技術センター設立 平成2年6月8日 防災科学技術研究所に改組 平成13年4月1日 独立行政法人として設立 3.気象災害・土砂災害・雪氷災害等による被害の軽減に資す る研究開発 ○気象災害・土砂災害・雪氷災害等に関する予測手法の高度 ③目的 防災科学技術に関する基礎研究及び基盤的研究開発等の業務 化等、社会的な要請が強い分野の被害の軽減に関する研究 を総合的に行うことにより、防災科学技術の水準の向上を図 開発を実施する。 ること(独立行政法人防災科学技術研究所法 第四条) 4.災害に強い社会の形成に役立つ研究開発 ④所在地 本所 茨城県つくば市天王台3-1 支所等 雪氷防災研究センター(新潟県長岡市) ○災害リスク情報を活用した社会の防災力の向上等、社会的 な要請が強い分野の研究開発に特化する。 兵庫耐震工学研究センター(兵庫県三木市) 雪氷防災研究センター新庄雪氷環境実験所(山形県 この他、災害に強い社会の実現に資する成果の普及及び活用 新庄市) の促進、防災科学技術の中核機関として積極的貢献を果たす ための内外関係機関との連携協力等を実施。 ⑤理事長 ⑥事業概要 岡田 義光 1.地震災害による被害の軽減に資する研究開発 ○地震調査研究推進本部等の方針に基づき、全国的に整備し ている基盤的地震観測網(高感度地震観測網、広帯域地震 網及び強震観測網)等から得られるデータを利用し、地殻 活動の評価及び解明、地震動予測とハザード評価等、地震 災害の被害の軽減に関する研究開発を実施する。 ○世界最高性能の実大三次元震動破壊実験施設(E-ディ フェンス)を活用した構造物の破壊過程に関する研究開発 ⑦組織 ⑧国の施策との関係 ・独立行政法人防災科学技術研究所は、独立行政法人防災科学技術研究所法及 び独立行政法人通則法の定めるところにより設立される。 ・地震調査研究推進本部決定「地震調査研究の推進について」に基づく施策に より、地震に関する施策は推進されている。 ・航空・電子等技術審議会「地震防災研究基盤の効果的な整備のあり方につい て」に対する答申により、実大三次元震動破壊実験施設を用いた研究を行っ ている。 ・火山研究については、科学技術・学術審議会測地学分科会・火山部会による 火山観測強化の必要性が謳われている。 ・その他、雪氷、土砂災害関連等についても、総合科学技術会議及び科学技術・ 学術審議会の示す方針に基づき、施策を推進している。 これらにより、防災科学技術研究所の施策を推進している。
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