MariamTamari Japanese

Mariam Tamari
タマリ、マリアム
ソプラノ「マリアム・タマリは輝く音楽性と妙技でモーツアルトを歌った」Ha’aretz, 2011
米国ブリンマー大学で哲学と音楽を学び、音楽科主席卒業。日本に帰国後、日生劇場にて鈴木啓介演出の
オペラ「愛の妙薬」の主役でデビュー。同劇場にて、若杉弘の指揮による「火刑台上のジャンヌ・ダル
ク」の主役でも、その演技力は高い評価を得た。レパートリーの幅は広く、サリバン“Trial by Jury”の主役, バーンシュタイン「ウェストサイド物語」のマリア、そして佐渡裕の指揮で同じくバーン
シュタイン作「On the Town」のアイビー・スミス役をパシフィク・ミュージック・フェスティバルで演
じている。以来、佐渡裕、沼尻竜典、Baldur Bronnimannなどのバトンでソリストをつとめ、国内外の
オーケストラとの共演では、「カルミナ・ブラーナ」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」、モーツアル
ト「レクイエム」、「Vesperae Solennes de Confessore」、「Exsultate Jubilate」,ヘンデル「メサイ
ア」、ヴィヴァルディ「グローリア」等のソプラノ・ソロを歌っている。日本、米国、ヨーロッパ、中東
でのソロ・リサイタルではフランス歌曲も得意とする。パレスチナ人の父、日本人の母を持ち、2011
年には史上初のパレスチナ国立オーケストラ形成のデビューコンサートにソリストとして招かれ、各国で
話題を呼び、高い評価を受ける。また、赤坂離宮で天皇皇后両陛下およびヨルダン国王、王妃の御前演奏
も好評で,その後ヨルダン国王に招かれる。2012年、ロンドンカドガンホールにてSir Dennis O'Neilと共
演し、2013年は再びパレスチナ国立オーケストラと国際ツアーが予定される。松本美和子、ダニエ
ル・バレンボイム、ペギー・ブーヴレ指事。パリ在住。