名前:佐原彩子 職名:助教 学位:Ph.D.(Ethnic Studies, University of California, San Diego) M.A.(Ethnic Studies, University of California, San Diego) 学術修士(東京大学総合文化研究科地域研究専攻) 担当科目:英語 IG・IR、英語Ⅱ、教養演習、欧米文化論、課題研究 A・B・C 所属学会:日本アメリカ学会、日本アメリカ史学会、日本移民学会、American Studies Association、短期大学英語教育研究会 専門分野:アメリカ研究、アメリカ史、アメリカ文化研究 【学位取得論文】 「負けた戦争を生きること―アメリカのベトナム撤退とアメリカにおけるベト ナム人コミュニティの形成」東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻、 修士論文、2004 年 3 月 “Operations New Life/Arrivals: U.S. National Project to Forget the Vietnam War” M.A. Thesis, University of California, San Diego, 2009. “Globalized Humanitarianism: U.S. Imperial Formation in Asia and the Pacific through the Indochinese Refugee Problem” Ph.D. Dissertation, University of California, San Diego, 2012. 【学術論文】 「さまざまなベトナム戦争―反共・反政府運動から見えてくるもの」 東京大学 大学院総合文化研究科付属アメリカ太平洋地域研究センター『アメリカ太平洋 研究』Vol.5、2005 年 4 月、119-134 頁 「帝国主義政策としての難民救済―ベトナム戦争終結において Operations New Life/ Arrival が果たした役割」 日本アメリカ史学会『アメリカ史研究』 No. 33、2010 年 8 月、91-109 頁 “The Theater of Rescue: Cultural Representations of U.S. Evacuation from Vietnam” 上智大学カナダアメリカ研究センターThe Journal of American and Canadian Studies vol. 30、2012 年 12 月、55-84 頁 「日本における『インドシナ難民』概念の問題点」 日本移民学会『移民研究年 報』第 19 号 2013 年 3 月、51-67 頁 「想像/創造される『非市民』―近年のアメリカ移民政策における『市民にふさわ しくない存在』の『犯罪者』化」 拓殖大学海外事情研究所『海外事情』2013 年 4 月号、62-80 頁 「冷戦政策としての人道主義」 東京大学グローバル研究機構アメリカ太平洋 地域研究センター『アメリカ太平洋研究』Vol. 14、2014 年 4 月、38-46 頁。 「自立を強いられる難民―1980 年難民法成立過程に見る『経済的自立』の意味」 日本アメリカ史学会『アメリカ史研究』vol.37、2014 年 8 月、60-78 頁 「合衆国難民政策の人道主義と新自由主義的世界秩序:インドシナ難民受け入 れを事例に」『歴史学研究』増刊号、2015 年 10 月。 【その他の執筆】 「Beaches, Flags, and Australian Multiculturalism リズ・テリーセミナー参加記」 東京大学大学院総合文化研究科付属アメリカ太平洋地域研究センター『CPAS ニ ューズレター』、vol.7、no.1、2006 年 4 月、5 頁 「苦しみからの解放を目指して共に歩む」東京大学古田元夫教授ゼミ HP、2011 年4月 「企画趣旨」「コメント」「アジアとアメリカの帝国を越えて」Proceedings 国際 シンポジウム報告書 平成 22 年度〜26 年度基盤研究(S) 「人種表象の日本型グ ローバル研究」研究代表者竹沢泰子、2014 年 3 月、1-2、113−116 頁 「人の移動をめぐる体験と歴史に向き合うこと」 「人の移動研究の新たな展開を めざして」—蘭信三編著『帝国以後の人の移動』合評会—、東京大学大学院総合 文化研究科グローバル研究機構アメリカ太平洋地域研究センター『CPAS ニュー ズレター』vol. 14、no.2、2014 年 3 月、10 頁 報告、ラウンドテーブル C「マイノリティと名指されること/名乗ること」移 民学会ニューズレター、vol.67、2014 年 7 月 31 日、 http://imingakkai.jp/_userdata/newsletter67.pdf 「 Chinese Gold Miners and the Chinese Question in the Pacific Settler Countries: California and Australia メイ・ナイセミナー参加記」東京大学グローバル研究機 構アメリカ太平洋地域研究センター『CPAS ニューズレター』vol.15、no.1、2014 年 9 月、6 頁 学会出張報告「アジア系アメリカ研究の状況」科学研究費補助金・基盤研究 A (代表:蘭信三)「20 世紀東アジアをめぐる人の移動と社会統合」HP、2014 年 11 月 5 日、http://dept.sophia.ac.jp/pj/asianmigration/activity/学会出張報告「アジア 系アメリカ研究の状況」/ 環太平洋班第一回研究会「環太平洋をつなぐエージェンシー―人、物、知の循環 ―」第二日目午前の部・参加記、科学研究費補助金・基盤研究 A(代表:蘭信三) 「20 世紀東アジアをめぐる人の移動と社会統合」HP、2015 年 1 月 4 日 http://dept.sophia.ac.jp/pj/asianmigration/news/環太平洋班第一回研究会「環太平洋 をつなぐエー/ 【翻訳】 「キリスト教右派」 「刑務所産業複合体」矢口祐人・吉原真理編著『現代アメリ カのキーワード』(中央公論新社)2006 年、担当 52-57 頁、261-265 頁 【学会・研究会発表】 “Turning Allies to Refugees: Meaning of the US Refugee Policy at the End of the Vietnam War” Crossing Borders Conference、2007 年 3 月 3 日、於 University of California, San Diego “Displacement by War: South Vietnamese Experiences of Refugee Camps” 単 Southeast Asian Studies in Diaspora Conference、2008 年 4 月 15 日、於 University of Illinois, Urbana-Champaign “U.S. Moral Empire in Asia: Political Symbolic Value of the Refugee Figure” Crossing Borders Conference、2009 年 3 月 8 日、於 University of Southern California "Refugee and Resettlement Camp of Operations New Life/ Arrivals as a Borderland and Site for Producing Provisional Immigrant Subjects" 37th Annual Conference of National Association of Ethnic Studies、2009 年 4 月 3 日、於 San Diego, California 「Operations New Life/Arrivals の生政治―合衆国の『インドシナ難民』政策」第 34 回アメリカ史学会年次大会、2009 年 9 月 19 日、於名古屋大学 “Politics of Rescue: U.S. Refugee Policy on Indochina and U.S. Hegemony in Asia” Annual Conference of the Asian Studies Conference in Japan、2010 年 6 月 19 日、於 早稲田大学 “The Figure of the Transpacific Refugee as U.S. Imperial Practice” Critical Ethnic Studies and the Future of Genocide: Settler Colonialism/ Heteropatriachy/ White Supremacy、 2011 年 3 月 10 日、於 University of California, Riverside 「日米インドシナ難民政策にみる人種化された難民像」第 45 回アメリカ学会年 次大会、2011 年 6 月 4 日、於東京大学(駒場キャンパス) 「想像/創造される故国:ベトナム系アメリカ人コミュニティとベトナム共和国 (旧南ベトナム)」シンポジウム移民と故郷、2012 年 12 月 16 日、於東京大学 (駒場キャンパス) “(Re)emergence of Japan’s Civilizing Mission through the Admission of Indochinese Refugees” Annual Conference of Association for Asian Studies、2013 年 3 月 21 日 於 San Diego, California 「『サイゴン・カウボーイズ』によるインドシナ難民救済:道義的責任の継続と その意味の変容」第 27 回アメリカ史学会例会「救済の暴力:冷戦期アメリカに おける(不法)移民・難民の事例から」2013 年 7 月 20 日、於東京大学(駒場キ ャンパス) 「『再会の地』アメリカ:ベトナム難民の再会をめぐる語りとその政治的意味」 第 38 回アメリカ史学会年次大会シンポジウム A 「『移民の国』アメリカ合衆国 における非自発的移動」、2013 年 9 月 21 日、於立命館大学 「冷戦政策としての人道主義:70 年代後半からのアメリカのインドシナ難民救 済活動」シンポジウム「それぞれの戦後—アメリカとベトナム」2013 年 11 月9 日、於東京大学(駒場キャンパス) Ayako Sahara and Long Bui, “Unwitting Alliances: Artistic Collaborations between South Vietnam and Japan during the Second Indochinese War,” The States of Southeast Asian American Studies, University of Minnesota, October 2, 2014 Ayako Sahara, “Operation Brotherhood,” Love after War: Asian Kinship and Affect in the Shadow of American Empire, Annual Conference of American Studies Association, Los Angeles, November 6, 2014 「ベトナム・ロビーの人道主義:合衆国の対アジア政策と慈善活動の境界」ワー クショップ「環太平洋をつなぐエージェンシー―人、物、知の循環―」、科学研 究費補助金・基盤研究 A(代表:蘭信三) 「20 世紀東アジアをめぐる人の移動と 社会統合」2014 年 12 月 20 日、於上智大学 「合衆国難民政策の人道主義と新自由主義的世界秩序:インドシナ難民受け入 れを事例に」歴史学研究会総会「環境から問う帝国/帝国主義」、2015 年 5 月 25 日、慶應義塾大学三田キャンパス 「米越関係の狭間で紡がれる物語:VAOHP の取り組みから考察するベトナム系 アメリカ人コミュニティ」日本アメリカ学会年次大会、部会 D「ベトナム戦争終 結 40 年」、2015 年 6 月 7 日、国際基督教大学 佐原彩子、山田大介「編入対策及び編入指導の英語教育―大月短期大学の取り組 み」第 15 回短期大学英語教育研究会、2015 年 12 月 5 日、カリタス女子短期大 学 【コメント】 Edward Chang「ロサンゼルス“暴動”とコリアン・アメリカン」、シンポジウムア ジアとアメリカの帝国を越えて〔Part 2〕—コリアン・ディアスポラからの問い ー、2013 年 10 月 12 日、於京都大学東京オフィス(品川) Yen Le Espiritu 教授講演会 "War and Memory: Vietnamese Refugee Remembering and Remembrance"、2015 年 6 月 26 日、於明治大学駿河台キャンパス 【司会】 ラウンドテーブル「マイノリティと名指されること/名乗ること」、移民学会年次 大会、2014 年 6 月 29 日、於和歌山大学 シンポジウム B「グローバル・ヒストリーは可能か?―アメリカ史と第三世界」、 アメリカ史学会年次大会、2014 年 9 月、於亜細亜大学(予定) アメリカ史学会第 33 回例会「冷戦期アメリカにおけるエスニック政治・運動と 『対外関係』」、2015 年 7 月 11 日、於亜細亜大学 【組織】 国際シンポジウム、アジアとアメリカの帝国を超えて[Part 1]、2013 年 7 月 29 日、 於京都大学東京オフィス(品川) 国際シンポジウム、アジアとアメリカの帝国を超えて[Part 2]-コリアン・ディア スポラからの問い―、2013 年 10 月 12 日、於京都大学東京オフィス(品川) 【社会活動・貢献】 NPO ベトナム子供基金、運営委員(2002 年から 2006 年まで) 外部査読者、Journal of Military History(2013 年 8 月) 【学会活動】 ・運営委員 2012 年 9 月より(会計:2012年 9 月より 2014 年 8 月まで) 日 本アメリカ史学会会員 ・所属:日本アメリカ学会(2010 年 1 月より)、日本アメリカ史学会(2009 年 4 月より)、移民学会(2011 年 9 月)、American Studies Association(2009 年 9 月)、Association for Asian Studies(2011 年 10 月)、短期大学英語教育研究 会(2014 年 12 月) 【資格】 2011 年 11 月 TEFL (Teaching English as a Foreign Language) 【研究助成】 科学研究費・研究活動スタート支援「冷戦人道主義:難民救済ロジックとシステ ムの形成と発展」 (研究課題番号:25883002)平成 25 年度から平成 26 年度(2 年間)研究代表者 科学研究費・若手 B「冷戦リベラリズムと冷戦人道主義:合衆国による仏領イン ドシナへの介入を中心に」(研究課題番号:15K16589)平成 27 年度から 28 年 度(2 年間)研究代表者 科学研究費・基盤研究 C「米国マイノリティ問題の総合的研究:マイノリティ研 究と環太平洋的視点のリンケージ」 (研究課題番号:15K01891)平成 27 年度か ら 29 年度(3 年間)研究代表者・李里花、研究分担者 科学研究費・基盤研究 B「トランスナショナルな紐帯を保持する移民のホスト社 会への編入:三つの最新事例」 (研究課題番号:15H03131)平成 27 年度から 29 年度(3 年間)研究代表者・高橋均、研究分担者
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