「ソーシャル・メディア」の利⽤にあたって 背景と主旨 昨今、携帯電話やパソコンを通じて投稿した様々な情報が、瞬時に不特定多数の人の閲覧が可能となる、 いわゆる「ソーシャル・メディア」が急速に普及しています。 これに伴い、より多くの人とのコミュニケーションを図ることが容易となる一方、不適切な情報の拡散によ り、就業先企業顧客のプライバシーの侵害や信用失墜などにつながる問題が生じるおそれがあります。 つきましては、スタッフの皆さまも、「ソーシャル・メディア」のご利用にあたっては、その特性を十分に理解 したうえ、下記の注意事項をご参照いただき、不適切な投稿を行うことのないようにご留意ください。 万が一、不適切な投稿を行った場合、損害賠償の責任を負うことや、懲戒処分となるおそれもありますの で十分にご注意ください。 ※「ソーシャル・メディア」には、電子掲示板や共有サイト、ブログ、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、 ウィキなどと呼ばれる多様な形態が存在し、その中でも現在、Twitter、Mixi、Facebook、YouTube、2ちゃんねる、 ウィキペディアなどがよく知られています。 個⼈利⽤に関する遵守、留意事項 個人的に「ソーシャル・メディア」を利用する際には、利用者個人に責任が求められることを十分認識し、 以下の事項を遵守、留意してください。 1.お客様に関する情報の投稿禁止 就業先で知りえた、お客様個人が特定できる内容や、接客などの営業活動に関する内容は、 お客様の承諾の有無に関わらず投稿しないでください。 例えば、「有名人の○○さんが来店して△△を買っていった」などといった購入情報などの内容は、 お客様のプライバシーにつき投稿してはいけません。 2.就業先企業の内部情報の投稿禁止 業務上知りえた、就業先企業の未公表情報、業務上のノウハウや機密情報などは投稿しないでください。 「○○ブランドが撤退して、■■ブランドが入る」などといった内容は、正式に発表される前に 投稿してはいけません。 3.特定個人に関する情報の投稿禁止 特定個人の機微な情報や、通常知られたくない情報は投稿しないでください。 お給料についての情報や、プライベートな情報(家族情報)などがそれにあたります。 4.著作権、肖像権等の保護 他社の著作物や商標(就業先企業や店舗、その他商品のロゴマーク等)、また他人の容姿等についても 当該権利者の利用許可が得られていないものについては投稿しないでください。 5.公私混合に留意 投稿内容は、あくまでも投稿者の個人的な見解や感想とし、就業先企業の公式なものとの誤解を 招かないよう留意してください。つきましては、可能な限り社名や職務名称を用いないようにし、 必要に応じ「個人的な感想につき会社の公式なものでない」旨を併記してください。 (「**店▲▲売場担当」などというような表現は投稿しないでください) 6.投稿者自身のプライバシーの保護 「ソーシャル・メディア」には、長期間投稿内容が公開されたり、位置測定ができるGPS機能を 備えたものもあり、不特定多数に知られたくない投稿者自身のプライバシーが公開されてしまう おそれもあります。 つきましては、自身の情報についても不用意に投稿しないことや、閲覧可能者を特定する 非開示設定を講じるなど、自身のプライバシー保護にも留意してください。 7.良識ある投稿 公序良俗に反するような内容や、特定個人の名誉を損なうようなもの、また個人や企業を誹謗・中傷 するようなもの、あるいは非生産的な言い争いのような内容などは、無益なだけでなく、無用なトラブル に巻き込まれる可能性もあるため、常に良識をもった投稿を心がけてください。 8.不適切な内容の修正 投稿する前に、自身の責任においてその内容を十分に検討し、万が一、間違いや不適切な内容を 投稿してしまったときは、訂正や削除をするなど、速やかに適切な措置を講じてください。
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