伊江村アジアン野菜導入事業に係る企画提案募集要領

伊江村アジアン野菜導入事業に係る企画提案募集要領
1 趣旨
本要領は沖縄振興特別推進市町村交付金事業で実施する「伊江村アジアン野菜導入事業」
に係るアジアン野菜の生産及び販売事業の仕組みの構築について、優秀提案業者を決定する
ための企画提案の募集について必要な事項を定める。
2 主催者
企画提案を求める主催者は、伊江村長とする。
3 企画提案の種類
企画提案は、下記の「5 企画提案書の内容」に基づき、企画提案書を提出するものとす
る。なお、提出する書類はA4版の用紙を用いること。(縦または横置き、横書き)
その他、提出にかかる必要書類は別添「沖縄振興特別推進市町村交付金事業に係る公募型
プロポーザル実施要領」を参照すること。
〈企画提案別の詳細〉
(1)企画提案書
平成27年度に実施した「伊江村アジアン野菜生産販売調査業務」の調査実績を踏まえ、
平成28年度においてどのような内容の調査及び企画作業を実施するか記載すること。
なお、ページ数は限定しない。調査事業のスキーム概要図も添付すること。
(2)経費見積書
企画提案に係る調査業務に要する経費(消費税も表示する)を積算したもので、項目
別に詳細に作成すること。
(3)その他資料
業務実績調書、工程表等
4 企画提案に際しての前提条件
① 平成27年度の「伊江村アジアン野菜生産販売調査業務」の調査実績を前提とした事業連
携スキーム、または事業連携を構築した内容が盛り込まれていること。
② 調査対象作物は、平成27年度の「伊江村アジアン野菜生産販売調査業務」で栽培マニュ
アルを整理した3品目(青パパイヤ、ガパオ、ホーラーパー)を中心にモデル栽培を行う
こととする。なお、栽培マニュアルを検証するため、気象条件に左右されない耐風強化
ハウスを村が設置し、そこで栽培試験を実施する。
③ 伊江村内の既存インフラを活用する。(農地、地下ダム、堆肥センター等)
④ 想定する生産・販売事業では、新規雇用の創出を行う。
⑤ 外部との連携や情報技術を取り入れ競争力を確保する。
5 企画提案書の内容
企画提案書の主な内容は以下の通りとし、平成28年度の事業においてどのような内容の
調査及び企画作業を行うのか記述すること。
(1)実施体制、会議運営について
本業務の実施に関係する団体や連携が必要な団体等を含めた体制、検討会議や委員会な
どの会議体運営について記述すること。
(2)市場調査、栽培手法等の調査について
平成29年度以降の事業実施に向け、今年度に必要な市場調査や栽培手法などを実施する
場合は、その項目と概要を記述すること。
(3)実際の取引を行うための調査概要と連携先について
平成27年度からの継続調査として、実際のビジネスに移行するための具体的な条件や取
引書類等に関して何を整理しなければならないかを記述すること。また、販売先や物流等
の連携企業についても記述すること。
(4)生産設備(耐風強化ハウス)や栽培マニュアルの評価検証について
生産設備や栽培マニュアルの評価方法と検証の手法やポイントについて記述すること。
(5)商品企画開発について
一次加工品の商品企画開発のための作業内容を記述すること。
(6)事業実施母体について
域内の事業実施母体の法人格や構成などの実施母体設計のための調査内容を記述する
こと。
(7)自立・持続可能な収益構造について
設計する事業がどのような自立・持続可能な収益構造になっているかを記述すること。
(8)その他
その他必要と思われる調査や検討等の作業項目と概要を記述すること。
(9)経費見積書
別添「沖縄振興特別推進市町村交付金事業に係る公募型プロポーザル実施要領」の
様式8に準じて提出すること。
※見積書の留意点
本見積書の金額は、選定の目安にする為の金額であり、プロポーザルで選定された
場合においても、本見積金額で契約することを約束するものではありません。
6 提出方法
別添「沖縄振興特別推進市町村交付金事業に係る公募型プロポーザル実施要領」の
「5 応募の手続き」を参照すること。
7 プレゼンテーションの方法
プレゼンテーションは、平成28年7月(予定)とし、紙ベースの資料等の準備は必要ない
ものとする。ただし、企画提案者が説明する上で必要だと判断した場合は、必要部数を用意
し、プレゼンテーション開始前に配布すること。
8 審査結果の通知
企画提案の審査結果は、主催者が提案者全員に対して文書により通知する。
9 企画提案に係る報酬及び経費等
企画提案は無報酬とし、提案に係る経費は提案者が負担する。