平成 26 年度 工業熱力学 A の学習要項 機械工学系 岸本 健 講義 講義では,熱力学の内容を咀嚼して伝える。そして,時間の終り 20 分程度でその内容に即した 問題について考えてもらう。基本的に講義の出席はとらない。そのため,講義を必要とする者のみ の出席を希望する。授業中に私語をしたり,頻繁に教室を出入りすること,授業に無関係の作業を する者の出席を禁じる。このような行為は 授業妨害 とみなす。 カリキュラムでは,秋期に工業熱力学 B がある、これは第 6 章からのより実用的な問題を解く ための知識と演習となっている。 時間と教室 講義の終りに試験形式で演習を実施する.また時間以外でも研究室 (7-704) で、講義や演習につ いて質問に答えるのでどんどん質問することを勧める。質問のチャンスを用意するので、質問の意 思のあるなしは君たちの側になる。完全に理解できて問題が簡単に解けるならば質問は不要であ る。つまり、質問がないことは君たちの理解が十分であると信じる。よって、成績不良を後で何と かしてくれと言ってもそれは全面的に君たちの責任である。 座席 授業は1つの机に2人以下で席に付く。特に決められた席はない。また、私語や机の上に食べ物 や飲物、授業に関係のないもの (他の授業のレポートや漫画など) を置くこと、携帯電話はバイブ でもは固く禁じる。注意された場合に即刻退室させることもある。 遅刻者は,最も前の空いた席に着くこと. 用意するもの 授業の時間には,次のものを用意すること.特にテストの時,必要なものを忘れるとテストを受 けることができない. 1. 教科書 斉藤・小泉著「工業熱力学」共立出版 2. 演習問題,解法例などのプリント 3. 関数電卓や小型コンピュータなど計算できる道具 時間内テスト 時間内テストでは、与えられた問題について、各自解法を考え,解答する。 時間内テストは教科書などを参照せず独力で解答する。時間内テストは授業の進行に合わせて3 ∼4問出題され,原則として問題一題当たりの 10 点であり,50%以上をもって合格とする. 内容は,その日の授業で説明したことを主として前週に授業で解説した内容,予習によって得ら れる基礎的な知識,教科書の演習問題やレポート問題に準じている.授業内テスト、中間テスト、 前期末テストの合計と受講態度をもって、評価する。授業出席はカウントしない。忌引などやむを 得ない欠席も、長期にわたるもの以外は評価の対象としない。 期末試験 時間内テストとは別に期末の試験期間内に試験を実施する.熱力学講義に対する評価は毎時間の 時間内テストと期末試験の合計で総合評価する。 単位修得までの道. 本講座は工業熱力学と工業熱力学演習に分けられている.工業熱力学では熱力学における物の工 学的な考え方について講義する。 予習なくして合格はない。
© Copyright 2024 Paperzz