? おしえて 世界のこと テーマ: 「有名なお祭りについて」 華やかな民族衣装に、にぎやかな音楽や踊り。それぞれのお祭りには、豊作を祈っ たり、神様に感謝したりと様々な起源があるのでしょうが、どんなお祭りも時 代を超えて人々を元気づけるところは共通ですね。 ■ボリビア 浦田 広美さん(青年海外協力隊) ボリビアのチュキサカ県プレスト村 では、聖人サンティアゴのお祭りが有名 で、毎年 7 月 25 日にあります。祭りの時 には集落から伝統衣装をまとった人々 が 集 ま り、村 は と て も カ ラ フ ル で す。 人々は伝統の楽 器を演奏し、皆で 踊り明かします。 ティンクという この地方の踊り も踊られます。 ■バヌアツ 西川 定之さん(青年海外協力隊) ここバヌアツ共和国、タンナ島では毎 年 7 月ころにセコムシジョン (割礼)のセ レモニーがあります。村の 10 歳前後の男 性を一か所に集めて女性との接触をな くして 3 カ月ほど 男の子だけです ごします。村同士 で牛や豚、カバな どをお互いに献 上し合います。 ▲お祭りを見学している女 の子たち 子どもたちによるオランダの伝統的な ダンスを見にやって来ます! ■ブラジル ジェロニモ ヴェレ ゲレスさん(滋賀県国際交流員) サンタクルス市のオクトーバーフェ ストが有名です。 「あれ、それはドイツの ビール祭りのことじゃないの?」と不思 議に思うかもしれないが、実は 19 世紀 半ばぐらいに大勢のドイツ人がリオ・グ ランデ・ド・スー ル州に渡ってき たので、ドイツの 文化が今も深く 根づいています。 ●会員募集のご案内 【会費】 SIA 2011 Summer No.84 人びわこビジターズビューローでは、滋賀県 への外国人観光客の誘致プロモーションの一 環として、「日本、そして滋賀は元気です」 というメッセージを県内に在住・在勤・在学 観光客向けウェブサイト「go.biwako」に公 開しました。 このウェブサイト「go.biwako」では、外 国人の皆さんが自らレポーターとなり、滋賀・ 琵琶湖の魅力を発信する活動を進めていま す。滋賀県ではそんな彼らと共に、我々が元 気であるというメッセージを発信することに よって、世界中の人々に対して、滋賀そして 日本が元気であると伝えることができればと 思います。 biwako」に公開する他、滋賀県が、海外の 旅行代理店やメディアに向けて滋賀県の観光 をアピールする際にも、このメッセージを届 けていきます。 滋賀県外国人観光客向けウェブサイト 「go.biwako」 (「Explore Shiga」「 」「探索滋賀」「 」というコーナーからご覧頂けます) http://en.biwako-visitors.jp/(英語版) 詳しいお問い合わせは (社)びわこビジターズビューロー TEL: 077-511-1535 まで。 ●編集後記 ・学生会員 1 口 年額 1,000 円 東日本大震災が起こった際、国連の潘事務総 ・個人会員 1 口 年額 2,000 円 長は、日本は世界で助けを必要としている人た ・団体会員 1 口 年額 10,000 円 ちに対する最大の支援国の一つだと述べた上 で、 「この極めて困難な時に、国連は日本国民と <現在の会員数> ・ 個人会員 422 人 ・ 団体会員 96 団体 (ともに平成 23 年 6 月 30 日現在) ・ 新規会員数 個人 9 人 団体 1 団体 (平成 23 年 3 月 1 日∼平成 23 年 6 月 30 日現在) ご入会ありがとうございます。 ・国際情報サロン図書等や国旗の貸出サービスあり 8 滋賀県商工観光労働部観光交流局、社団法 こ の メ ッ セ ー ジ は ウ ェ ブ サ イ ト「go. ■アメリカ ジェームス ジェラルド スプリットさん(滋賀県国際交流員) ミ シ ガ ン 州 ホ ラ ン ド 市 で、 「チュー リップ・タイム」という、アメリカの三 大花祭りの一つが開かれます。毎年 5 月 に開催されるこのお祭りは、街のオラ ンダ人による建設と歴史を祝い、この時 に何百万本のチューリップが街全体を 彩ります。観光客がアメリカ各地から、 チューリップにパレード、そして市内の 【会員特典】 ・ 当協会主催イベント参加費の割引 ・県内外国料理レストラン、琵琶湖汽船、旅行 会社等の利用割引、優待等 ・ 当協会情報誌、県内イベント案内のお届け ▲滋賀大学留学生のみなさん する外国人の方々から募り、6月より外国人 ■ニジェール 林 佐紀さん(青年海外協力隊) ニジェールで有名なお祭りは断食明 け祭と犠牲祭(断食明けから 70 日後)で す。人口の 90 パーセント以上がイスラム 教徒であるこの国では断食明け祭には鶏 を、犠牲祭には羊をさばきます。犠牲祭 では町中で羊がさばかれ、友人や家族、 お世話になった人々へ配り歩きます。 ■ホンジュラス 西岡 沙綾さん(青年海外協力隊) 私の住む街エルパライソには特産物 を祝う「コーヒー祭り」 があります。お祭りの ために伝統巨人像モヒ ガンガの日本人像を同 僚達と作りました。浴 衣を着た日本人モヒ ガンガは、今年のコー ヒー祭りでも、デスフィレと呼ばれる行 進でエルパライソの街を歩きます。 県民の皆様の当協会の活動に対する理解と幅 広い参加をいただくために会員を募集しており ます。国際交流や多文化共生地域づくりに関心 をお持ちの方、新しい出会いを求めておられる 方のご入会をお待ちしております。 外国人観光客に向けて、 外国人の皆さんと 「滋賀・日本の元気」を 発信しています。 共にある。我々は日本のために全力を尽くすだ ろう」と力強くスピーチされました。その言葉の とおり、これまでに世界の 161 の国・地域及び 43 の国際機関から支援の申し入れがありまし た。 (7 月 7 日現在) 「困った時は、お互いさま」の精神で、先進国 のみならず、途上国からも多くの支援が届いて いることに対して、私たちは決して感謝の気持 ちを忘れてはならないと思います。 (Y.O.) 8
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