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真 面 目

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平成24年度
校長室便り
西気賀小学校
し ん
め ん
も
く
真 面 目
№8
H24.9.4
発行 大西真理子
7月24日から始まって1ヶ月以上あった長い夏休みが終わり、今日から2学期が始まりました。
夏休みには、水泳部の大会や30分間回泳、尐年団の大会などがあり、それぞれ「力一杯」頑張りま
したね。
そして、
「力一杯」と言えば、今年の夏休みはロンドンオリンピックがありました。1学期の終業式で、
国民がメダルを期待している上位5人の話をしましたね。北島康介選手は?「銀」
、内村航平選手は?「金」
と「銀」
、吉田沙保里選手は?「金」
、室伏広治選手は?「銅」
、なでしこジャパンは?「銀」…みんなよ
く知っていますね。この人達以外にも日本選手が活躍し、今年は今迄で一番多い38個のメダルを獲得
しました。でも、メダルをとれた人もとれなかった人も、だれもが「力一杯」頑張りました。
テレビで、試合の様子を尐しでも見た人?(ほとんど挙手)私も早起きして、試合の様子をよくテレビで
見ました。新聞の写真より映像で見る方が、感動しますね。それは、
「力一杯」の様子が、選手の動きや
表情、緊迫した試合状況から伝わってくるからです。
そこで、今日は「力」について話をします。皆さんは、「力」と
いうと,どんなことを思い浮かべますか?
「力持ち」と言うと、重い物を持ち上げたり動かしたりできる「体
の力」のことです。まずは、第一に「体の力」が考えられますね。
でも、人間には、他にも「力」があります。
2年生の国語の教科書に「スイミー」の物語が載っています。同
じ仲間の小さな魚たちが赤いのに、スイミーだけ真っ黒です。ある
日、大きな魚がやってきて、赤い小さな魚たちを飲み込んでしまい
ました。泳ぐのが速いスイミーだけが逃げて、一人ぼっちになりま
した。しばらく泳いでいくと、別の赤い仲間の魚たちがいました。
大きな魚を怖がって陰でおびえていました。スイミーは、
「みんなで大きな魚のふりをして泳ぐんだ。僕
が目になろう」と言いました。赤い魚たちは、スイミーの言う通り、集まって大きな魚の形を作りまし
た。大きな魚は、自分より大きな魚にびっくりして逃げていきました。…というお話です。
スイミーは、よく考えて、智恵…「頭の力」を使いました。そして、赤い魚たちは、みんなで協力す
る「心の力」を使いました。1つの力は小さくても、みんなで合わせると、大きな力になります。
他にも、力の大切さを表す言葉が生活の中にたくさんありますから、幾つか覚えましょう。
「気は優しくて力持ち」…『桃太郎さん』みたいだね。人に優しくて、持っている力は人のために使
います。決して、人をいじめて殴ったり、悪いことに使ったりしません。こういう人が立派な人です。
「縁の下の力持ち」…縁の下のような人に見えない所で、人の役に立つよう力を尽くす人のことです。
そういう人が素晴らしい人です。
「継続は力なり」…小さなことでも諦めないで続けていくと、力となってよい結果を生み出します。
2学期は、運動会、陸上部の大会、学習発表会、3・4年生は音楽発表会、6年生は修学旅行と、皆さ
んが「力」を発揮する場面がたくさんあります。オリンピックの選手たちも、厳しい練習で体を鍛え「技」
を磨き、
「体の力」をつけました。そして、強い精神力「心の力」で頑張り抜き、智恵「頭の力」を使っ
て試合をしました。
1学期の始業式で、学校教育目標「湖畔に輝ける子ら」と今年の目指す子どもの姿「目標と自分をつ
ないでチャレンジする子」の話をしました。皆さんが「湖畔で輝く子ら」の姿になるよう、これら「3
つの力」を「力一杯」使って、
「目標と自分をつないでチャレンジ」してください。
8月19日(日)にモラロジー研究所の県西部教育者研究会が
浜松労政会館で行われ、研修主任の柳瀨教諭が本校の道徳教育の
実践発表をしました。これは、市教育委員会からの推薦で、発表
依頼があったものです。
1 「モラロジー研究所」って何?
「モラロジー研究所」は、大正15年に法学博士廣池千九郎 <西気賀小の取組を発表する柳瀨教諭>
氏によって創立され、千葉県に本部を置く公益財団法人の全国組織です。倫理道徳の研究と社会教育
(心の生涯学習)を推進する文部科学省所管の社会教育団体で、趣旨に賛同する多くの会員の方々で
運営されています。研究事業、教育事業、出版事業を行っており、各学校にも「ニューモラル」
「れい
ろう」等の冊子を送ってくださっています。
教育事業の中の「教育者研究会」は、昭和38年に始まり、本年度は全国98箇所で開催されてい
ます。参加者は、一般社会人と教員を対象としています。本校は、静岡県西部会場に参加しました。
2 どうして西気賀小が発表することになったの?
私が本校に赴任した1年目までは、全校で算数科の研究をしていました。その年度末に、市教委か
ら「共生・共育推進事業」の単年度指定の依頼がありました。研究内容は「障害児(者)が健常児(者)
と共に地域で生きていく取組」
「障害の有無にかかわらず子ども一人一人のニーズに応じた支援をする
(浜松市の発達支援教育の理念)取組」の2点です。職員と話し合って、算数科と共に道徳を研究に
取り入れることにしました。せっかく指定を受けるならば、ある学年で福祉教育として取り組んで負
担をかけるよりも、学校経営として校内研修に取り入れ、全校の子どもに生きるものにしたかったか
らです。そのためには、
「総合的な学習の時間」の活動だけではなく、「道徳の時間」を要として総合
単元的に取り組むことで、
「共生・共育」の目指す「心の耕し」ができる、と考えました。算数科にお
いても、一人一人のニーズに応じた支援をすることで、より理解や定着を図ることができます。
そして、指定が終わった本年度も引き続き、道徳と算数で進めることになりました。市教委の指導
を仰ぎながら進めていますので、取組が認められ推薦されたのです。本校の他に磐田市立東部小学校
の発表、浜松市長の挨拶、吉村哲志市議やモラロジー研究所講師の講義、グループ協議もありました。
職員7名で参加しましたが、本校の取組を広く知っていただくと共に、一般会員の方々と話し合いが
できるよい機会となりました。
「いじめ自殺」の事件で、子どもの心の問題に関心が高まっていました。
3 どんな内容の発表をしたの?
具体的には、6月の「西気賀の子どもを見ていただく会」で発表した道徳の内容を元としながら、
昨年度から本年度1学期までの取組を発表しました。子どもたちがどう変容しているかが鍵です。
○ 総合単元的な道徳学習
・「中学校区人づくり推進授業」における「命の授業」
・特別支援学校との交流
・幼稚園児との交流、高齢者(3地区)との交流
○ 資料・資料提示・指導方法の工夫
・新聞記事(東日本大震災)の資料化、エプロンシアターや
紙芝居、心情グラフの活用
・地域の人材活用(学ぼうふるさと西気賀)…金子秀司さん、
名倉拓さんに、道徳の授業で話をしていただきました。
<参加者からの質問に答える柳瀨教諭>
・はままつマナーの活用…全校集会や道徳(参観会)の授業での取り入れ
4 事後にも反響が…
後日、浜松市教委を通じて、東京都荒川区の教育委員会から、私に問合せの電話が入りました。
このように、モラロジーの研究会で学校が発表する取組は、全国的にも珍しいのだそうです。モラ
ロジー会員を通じて、浜松市の学校がよい発表をしたとの情報が入ったようです。
主に、
「1発表したいきさつ」
「2発表内容」
「3学校に送られている『ニューモラル』の活用方法」
の3点について質問がありました。1・2は上述したとおりです。当日の発表資料をお送りしておきま
した。3については、
「職員に回覧している。今のところ道徳の授業で資料にした話は聞いていないが、
教員が心に残った話があった時に、朝の会や帰りの会等で引用して話すなどしている」と答えました。
東京まで本校の取組が伝わったのは、光栄なことです。機会を見つけて発信する意味を感じます。
今後も、更に研究や取組を深めていきたいと思います。道徳の授業への地域人材の活用も、更に進
めたいと考えています。地域の皆さん、依頼があった時には、是非快くお引き受けください。
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