学年通心 第13号 奈 良 市 立 三 笠 中 学 校 *今回の授業を聞いて、私は本当の命の重さについて少し気付くことが出来たと思いました。ま 第 3 学 年 だ全部は気付けていないかもしれないけれど、普段の当たり前のようにいてくれている人が、突 学 年 通 信 2016年6月13日 噴水の内側の水怠けをり 大牧 文責 富野 昌美 然居なくなったら、今までの当たり前のように変わってしまうのだろうと思いました。目の前か ら大切なものがなくなってしまうことは、多分言葉にできないくらいの絶望感と悲しみに満たさ 広 噴水は四季を通じて噴いていますが、涼しい感じがするので俳句では夏の季語になっています。 れると思います。それを耐え抜く力が今の自分にはあるかなと、とても考えさせられました。ま 私は近鉄奈良駅の行基さんの噴水をイメージしますが、公園の緑の中での噴水がきれいですね。 た、普段「ありがとう」をあまり伝えていないので、これからは感謝の気持ちをしっかり伝えて ヨーロッパから来たものですが、中には自然の泉を噴水に仕立てたものもあるそうです。 いきたいと思います。 この句の面白味は、噴水の勢いよさとは裏腹に、内側の水に焦点をあてたところです。新たな *私は人に思いやりのある生き方をもっとしようと思いました。自分自身を信じて夢や目標に向 発見をすると、俳句はより一層面白いものになります。 かって今、すべきことをしていきたいと思いました。命のありがたみを感じて、毎日過ごしてい 進 路 学 習 始 ま る きたいと思いました。 この世に生を受けて15年、いよいよ大きな一歩を踏み出す時期となりました。来年の3月に はこの三笠中学校を卒業して自分で開拓した道に進む皆さんです。 先日の「命の授業」で、腰塚勇人さんが、 「ドリー夢メーカー」について話されました。 「夢は *命はいつ危険な状態に陥るかわからないと思いました。嫌なことがあった時でも、死んだら終 わりだとわかっていても、家族への迷惑を考えると、死にたいと私も思ってしまいます。でも、 生きる力」の言葉に皆さんはどのようなことを思いましたか。具体的な夢がない人は今からでも 自分が家族側なら、迷惑でもないし、何がなんでも生きてほしいと思うので、気持ちを言い合え 遅くないし、小さな小さなことから始めてみてください。 「進路」 「夢」の実現は小さな一歩から て、自分だけで解決できないことも、家族や友人と助け合えたらいいなと思いました。人が大変 始まります。 な時に支えることができる人になりたいです。誰かのドリー夢メーカーになりたいです。 命の授業 *命の考え方が変わったとおっしゃっていたけれど。それは実際に事故にあわれて、生命の危機 <講演会の感想から> を体感したからこそだと思う。私は生きたいと本当に思ったことがないから、正直、実感はそこ *当たり前のように思っている「字が書けること」 「ご飯が食べられること」 「人としゃべること」 までなかった。だけど、命の大切さ、周りの人の大切さはとても伝わった。だから、自分の命と 「動けること」にとても感謝しなければならないと思った。一日一日を大切に生きて、自分や家 人の命を大切にしようと思った。 族、友達を大事にしないといけない。これからは人に夢を与えられるドリー夢メーカーになりた いと思った。ドリー夢キラーは出来るだけ少なくしたい。 *「ドリー夢メーカー」がとても印象に残りました。私は最近、とてもネガティブ思考でよくな い考え方をしていました。しかし、今日の話を聞くと、心を入れかえてポジティブになろうと思 *命は私だけのものではないと思う。それは私は今、誰かのドリー夢メーカーになれているか いました。腰塚さんのおっしゃった「心は人の痛みを分かるために、目は人のいいところを見る な?など、自分に問いかけても100%Yesとは言いがたいと思った。だから、まず私は、こ ために、手足は人を助けるために、耳は人の話を最後まで聞くために、口は人に感謝の気持ちを れから私にとってのドリー夢メーカーって呼べる人を見つけて、「まね」をしていきたいです。 伝えるために」という言葉と向き合いながら生きていこうと思いました。私がこれから生きてい そしていつかは、ドリー夢メーカーって呼んでもらえるような人になりたいと思う。 くために大切だと感じた言葉は「今日の私は人生の積み重ね」です。 *みんなのドリー夢メーカーでありたいと思った。僕はみんな幸せを与えてもらってばかりだか *腰塚さんの苦悩というのはきっと僕には決して理解できないものなんだと思う。それを理解し ら、みんなに幸せを与える行動ができるようになりたいと思った。今回の授業を受けて、今でき ているのは腰塚さんなんだと思う。けれど、必死に自分の苦悩を僕たちに話してくださった腰塚 ている当たり前のことに感謝していきたいです。家族や友達がいることがどれだけ幸せかという は僕たちのドリー夢メーカーになってくださったと思う。僕はこの長い人生の中で、どれだけ辛 ことがわかった。これからは、ぼくのドリー夢メーカーを大切に、失敗もあると思うけど、後悔 いことがあったとしても、この言葉を思い出して頑張っていきたい。僕は、人の命を喜ばせるこ はしない生活を送りたいと思った。 とが自分の命を喜ばせることができると思う。「今」この瞬間を目で、心で見て、これからの人 生を歩んでいきたいと思う。
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