月刊 金融ジャーナル 1999年8月 総ゼネラリスト時代の終焉 座談会 日本バンカース・トラスト信託銀行専務取締役 平林喜男氏 アンダーセン・コンサルティング ビジネス・デベロップメント・ディレクター 有澤沙徒志氏 ラッセル・レイノルズ・アソシエイツ・ジャパン・インク 梅田岳志氏 *注意:雑誌本文をそのまま掲載してあります。会社名、肩書き等は月刊金融ジャーナル 1999 年 8 月号出版時 のものであることをご了承ください。 急務な人材の専門化・プロ化 変化迫られる日本的労働慣行 金融サービス業において、何でもこなせるゼネラリストより、業務の担い手のプロとして、顧客 が満足できるサービスを提供できるスキルや資質を持つ人材をいかに育成するかが重要課 題になっている。現役のプロ・バンカー、金融コンサルタント、金融人材斡旋で活躍されている 3 氏が、これからの金融界にどのような人材が求められているか、その受け皿となる人事シ ステムなどを展望をする。(司会: 本誌編集主幹 木村恒弌) ▉ 不十分なトップの意識変革 − ビッグバンに対応して、経営者を含めて金融マンの意識はどう変わるべきなのか。 有 澤 米国金融機関のCEO100 人に「貴方が担う役割は何ですか」と尋ねると、全員が「私 の役割はリスクテイキングだ」と回答する。その理由は、彼らに与えられている指名の一つが 株主価値の向上であり、顧客の満足度を高めることだからだ。個性化や差別化のために他と 違うことをやらなくてはならず、当然リスクを取らざるを得ない。一方、日本はリスクテイキング という経営者として当然のことをせずに、一つの決められた路線の中で絶えず二番手主義で リスクを回避してきた。 言わば、大蔵省の“母性的行政”の下で各種の規制を受けながらも、反面で保護されてきた。 ところが、ビッグバンによって決められた路線が途中で断ち切られ、ルールも変わり、内外の 様々なプレーヤーとの自由競争となり、ルールを守らなかった場合にはペナルティーを課す “父性的行政”となった。経営者としていかにしてリスクを取っていくかという時代になったにも かかわらず、依然トップの認識が変化しきれずに中途半端なため、金融機関全体が混乱して いる状態だ。金融再生委員会に提出した経営健全化計画の内容にしても、ほとんどの銀行 はリテール業務に特化していくという結果となり、自らの“強み”と“弱み”を的確に認識したう えで、その“強み”をテコにどう業績を伸ばしていくかという基本的戦略にまだ甘さが見られる。 本当にビッグバンに勝ち残っていけるのかという、ごく当たり前の疑問を抱いている。 梅 田 日本の金融機関からの依頼が増えてきており、経営トップが何らかの大きな変革をし なくてはという意識を持ち始めたと受け止めている。しかしながら、経営トップから打ち出され る施策について、利害関係のある各セクションにおいて総論では賛成するが、各論部分につ いては非常に抵抗が強く、それをどう打開して組織を運営するかが重要な課題だ。さらには バブル期も含めてアグレッシブな行動を起こさなかった金融機関が結果的に「勝ち組」となっ ているという妙な成功体験が、トップの大胆な意識変革と行動にブレーキをかけている部分も ある。 平 林 現在の各行のトップが世界の金融機関に伍して、ビッグバンに勝ち残れるだけの十分 な意識変革を行っているとは言い切れず、非常に不安だ。また、経営陣の資質も、ビッグバン に果敢に対応できる能力が十分備わっているかと言うと、これからの金融機関にはさほど重 要ではないような業務を経験した人達だけが経営陣となっており、今後、主要業務となる証券、 国際業務などの経験者達がまだ少ない。リテール業務を積極的に展開していくと言いながら、 投信や証券業務を十分に理解してない人達がそれを推進していこうとしている。ビッグバンで 業務の多様化・高度化が親展しているが、経営者の意識がそれに追いついていない状態だ。 トップ自身は何かしなくてはいけないと思ってはいるが、若い人達からいろいろなプランが出 されても、十分理解しないままでゴーサインを出しているのが実態ではないだろうか。金融機 関は人材が勝負と言われ、優秀な人材を確保してきたが、必ずしもその人材が能力を十分に 発揮できる部署に適正に配置されてこなかった。 有 澤 その理由の一つは、人事部自体がリスクを取ってこなかったということだ。米国の人事 部門のヘッドは「私の部門はリスクマネジメントグループである」と明言している。彼らは二つ のリスクを抱えている。一つは優秀な人材が外部へ流失してしまうこと。それを防ぐための人 事システムを確立しなくてはならない。もう一つは、職員を解雇すると訴訟問題となるというこ と。米国の金融機関は簡単に職員を解雇するといった誤解があるが、米国は訴訟社会だ。能 力の低い職員には何度もチャンスを与えて教育し、それでも駄目なら解雇するというのが実 態だ。 梅 田 日本の金融機関は各部門の次長クラスを中心に機能してきた。彼らは社内において 各部間の調整役的な役割を果たしており、そのことがエリート達の仕事であるという風土があ る。人事部の機能も全体的な調整を行うことが中心となっている。ところが、調整役だけに徹 しているような次長クラスが多いようなところは私どもに声がかからない。次長クラスの中でも、 それなりの志を持った野武士タイプの人達が役員やトップを活性化させ、何かを変えていこう と動き出した時に企業として相当大きなエネルギーが働く。私どもの顧客となっている金融機 関でもそういったところはごく数行に限られる。行内で実質的な権限を持って活躍している次 長クラスが今後どのように評価されてマネジメントレベルまで上がっていくかが、日本の金融 機関再生の一つのキーポイントではないだろうか。 ▉ 顧客が満足できる専門化した人材を − 顧客や現場が求めている人材は。 有 澤 ビッグバン以前はサービスを提供する側にパワーがあり、金融機関は例えるならば定 食屋でよく、顧客もその定食だけで満足していた。安いし、味もまずまずで、それなりに栄養も あった。ところが米国でも起こったように、顧客サイドへパワーがシフトし、単なる定食ではなく 一品、一品の料理が選択できて、味にも深みがなくては顧客は満足しなくなってきた。当然、 今まで定食だけを作っていた店や人は通用しなくなった。美味しい一品料理を顧客のニーズ に合わせて作れて売れる人材、個性の豊かな商品開発や販売ができる専門化した人材が求 められている。 平 林 これまで以上に顧客が何を望んでいるかを的確に把握し、それに専門的な知識を持 ってサービスできる人材が必要になってきている。年金営業でいえば、これまでは定食のメニ ューをいかに多くの顧客に見せ、いかに多くの注文を取ってくるかという体力勝負だったが、 これからは頭脳(運用)の勝負だ。ところが、日本の金融機関は今後核となる業務といえるリ テール、ホールセール、プライベートバンキング、投資銀行のいずれの業務においても顧客 のニーズに十分な専門的知識を持って的確に応えられる人材を十分揃えられていないのが 現状だ。 梅 田 私どもが日本の金融機関から仕事を受ける場合に、マネジメントクラスの人材と一線 で働くスペシャリストとの二つがある。最近ではマネジメントクラスの獲得依頼が多くなってき ており、トップ自身が外部から人材を招聘してマネジメントレベルから自らの経営を変革した いといった傾向がある。一方、第一線のスペシャリストについては、かなりレベルの高い人材 を求めている。内部人材に比較して知識・経験が豊富な点を評価し、外部から招聘することで ノウハウを吸収していこうという姿勢が見受けられるが、これは機能補完と企業風土変革に 対する刺激剤としての効果を考えている。 ▉ 変化せざるを得ない人事システム − 金融機関の雇用体制はどのように変えるべきか。 有 澤 年功序列、終身雇用制はこれまでの定食屋的な金融サービス業においては十分機能 してきた。今後の人事システムはこうあるべきだという方向性をもって改革するというよりは、 自ずと変化せざるを得なくなってきている。変化の一つの予兆として、すでに若い職員は自分 の上司に対する処遇を見て、年功序列という人事システムの中にとどまりたくないと考える傾 向が見られる。会社に貢献しなくても、長くいるだけで給与が増えるということをもはや期待し てはいけないと十分認識している。そういう中で 40 代、50 代の人がサラリーマンの生命維持 装置として年功序列の人事システムを堅持するのは無理がある。一方、終身雇用制は決して 悪い制度とは思わない。会社に貢献する度合いが変われば当然支払われる給与も変動する というシステムが確立すれば、終身雇用制は維持すべきだ。ひょっとして、米国も 10 年後に は日本型の終身雇用制を導入しているかもしれない。これまでの日本の金融機関は含み資 産が十分で、ある程度の余裕はあったが、今や含みが底をついている状態では、人件費を削 減せざるを得ない。現状は急激な変化を避けてはいるが、最終的には年功序列的な賃金体 系は廃止されると思う。その対応が遅いところは市場からの撤退を迫られることになり、一気 に進めていけるところは勝ち残っていくだろうし、そういうところに優秀な人材が集中する。 平 林 私も同感だ。この二つの制度の見直しについて、日本の金融機関で働いている中堅ク ラスの職員の反応は、彼らも自信がそれほどないので、現状で良いとか、多分組合が納得し ないだろうと消極的だ。人事部主導の雇用体制の改革は難しいが、ビッグバンの競争に勝ち 残っていくために、マネジメントクラスもスペシャリストも外部から採用することで、自ずと給与 体系や人事システムを変えざるを得なくなる。そうしたことから変革が始まるのではないか。 梅 田 最近、金融機関で行われている人事制度の改革は、どちらかと言うと人件費の削減も しくは将来的な人員削減を睨んでのことのような気がする。もっと前向きかつ弾力的に「最終 的には人件費の総額がアップしてもしようがない」といったアグレッシブな改革が必要だ。雇 用体制で今後見直しが必要なのは総合職制度だ。新卒だけでなく、中途採用でも採用時に 総合職としての処遇なのか、それとも別の体系の処遇なのかが絶えず議論となる。秀逸な人 材で将来会社のマネジメントレベルまで上がれる能力があるので是非採用したいということな ら、ある程度の報酬を支払い、きちんとした役職で処遇するといった議論がなされるべきだが、 現実はこれだけ優秀な人材ならスペシャリストではなく、何とか総合職として採用したいので 説得してくれないかと依頼されるケースがある。これは矛盾する議論で、総合職制度自体が 金融のプロフェッショナル(専門)化を阻害しているような気がする。最近ではプロフェッショナ ル職とかファイナンシャルエンジニア職として採用する場合もあり、年俸 1 億円というケースも あるが、実態的な処遇は嘱託扱いのことが多く、一定の年限での雇用契約で企業サイドの事 情でいつでも解雇できるようになっている。そのバーターとして、ある程度の報酬を保証する ということで組合からの承諾を取り付けている。外資系金融機関の場合には、期限を区切っ た雇用契約を結ぶというのはほとんどない。日本でいう総合職系統の採用にもかかわらず、 報酬のメリハリはきちんとしており、雇用期限ではなく報酬の保証期間を設定している。例え ば定例給与部分は 1,500 万円でボーナス部分は初年度 2,000 万円を保証するが、次年度に ついてはインセンティブ部分が加味されるという形になっている。また、両者納得の上の退・ 転職が原則となっている。 ▉ 業務の担い手を明確にしてプロ化を − 金融サービス業のプロフェッショナルの育成についてはどのように。 有 澤 支店長や本部の中間管理職においても、新しいスタイルでのプロフェッショナル化が 行われるべきだ。日本の金融機関はこれからはゼネラリストからプロフェッショナルの時代だ と強調するが、非常に曖昧な形でしか捉えられていないのではないか。そもそも、金融業にお けるゼネラリストの定義を明確にする必要がある。日本の経営システムの特色は中間管理職 の強みにあった。トップや中間管理職の意識が変革すれば、日本の金融機関は活性化され るはずだ。ところが最近の議論はゼネラリスト、いわば中間管理職は不要だということになっ ている。今後も要求されるスキルの中身が変わってくるが、中間管理職は絶対必要だ。若い 職員達の意見を吸い上げて、自分なりにリスクテイキングをしながらきちんと判断して上司に 具申する能力が必要だ。例えば可も不可もなくバランス感覚だけに長けている人ではなく、組 織にとっては不可もあるが、それを補って余りあるプロとしての価値を持つ人をゼネラリストや マネジメントクラスに引き上げることも必要だ。 − 平林さんは銀行で証券・運用部門のスペシャリストとしてマネジメントクラスになり、そのキ ャリアを活かして今の銀行に転出しているが。 平 林 今になってみると、非常にラッキーな銀行員生活を過ごしたと思っており、会社に感謝 したいが、私の場合は会社が意図したわけではなく、たまたま結果がそうなった例だと思って いる。これからはプロとしての専門分野を持ちながらもその周辺の業務も幅広く経験していく 中で、管理能力のある人はマネジメントクラスになり、さらに経営陣となって専門のスキルを 持ちながら証券や年金分野などの自らの専門分野を担当するというのが望ましい。頭取、副 頭取になると経営戦略など違う分野の経験や知識が必要なのかもしれないが、専務以下の 役員陣はすべて専門化集団となっているところが厳しい競争に勝ち残っていくだろう。 それに銀行内の評価だけでなく、顧客などの外部からの評価が高くなければ駄目だ。「何で あの人が部長に、あるいは役員になるの?」といった声が出るようでは、金融機関として顧客 との信頼は保てない。 梅 田 私どもがお世話する場合にも顧客などの外部からの評価を重視しているが、基本的 には専門性がバックグラウンドにあって、その上にゼネラリストもしくはマネジメントの能力が あることが条件だ。今後、リテール分野においても専門性を持つ人材が必要になってくる。具 体的な人材としてはプロダクトのマーケティング能力のある人やプライベートバンカーで、さら に言えば支店経営のプロも必要になる。リテール分野では従来から強みがあり、顧客をしっ かり囲い込んでいるから外資系には負けないという発送を持っている金融機関が多いが、本 来この分野こそプロの世界であるということを認識すべきだ。 − リテール業務といっても幅広いが、当面必要なプロの人材とは。 梅 田 例えば、新商品を企画、販売する場合、他行とそれほど差別化した商品ではないにし ても、他行ではなく当行の商品に顧客の関心を惹くにはどうしたらよいかという発想ができる 人が必要になる。 有 澤 すでにインターネットによる販売チャネルが普及しているだけに、中途半端な販売戦 略だとそれに取って代わられてしまう。金融機関のIT戦略の革新は著しく、第一線の人達が それ以上に高度化、専門化した対面営業でいかに顧客から支持を得るかが決め手となってく る。また、これまでは銀行の収益に貢献する顧客もそうでない顧客も同一に扱ってきたが、今 後は儲けさせてくれる顧客にはとっておきの商品を揃えて囲い込みしていく時代だ。その戦略 が構築できるプロが必要になる。 平 林 顧客が財産相続や資産運用相談をするには、ある程度資産内容やプライベートなこと まで銀行の担当者に話すようになってくる。それには顧客から信用されることが大前提となる が、現状では顧客がそこまで話せる銀行の担当者はほとんどいないのではないか。 ▉ プロとしての価値を反映した評価を −カンパニー制の導入、持ち株会社化、営業店体制の見直しなど金融機関の組織が大きく 変革するなかで、人事システムや業績評価はどのように変化していくのか。 梅 田 それぞれの業務の担い手を明確に区分し、プロ化・専門化した人材を育成し、処遇で きるような人事システムの構築が必要となる。これまでは一応事業部制にはなっているもの の、そこで大過なく仕事がこなせれば他の部門に移ってさらに上のクラスのポストに就けるた め、行職員に甘えが出てきているような気がする。極論すれば部門ごとに人事権を独立させ、 部門間の人事交流を原則行わないといった思い切りも必要だ。一方、業績評価についても、 リテール部門では定量的な評価は非常に難しい。共同作業で最終的な収益が上がった場合 に、それは誰の貢献によるものなのかが計れず、定性的な評価に頼らざるを得ないが、ある 程度割り切った試行錯誤が必要だ。 平 林 これまで行われていた各部門や支店間を 2∼3 年で異動する定期異動という発想は なくなり、各部門単位で業績評価制度や人事システムが確立されてくるだろう。そういう意味 では、今が業績評価制度や人事システムを抜本的に変革するチャンスだ。 有 澤 カンパニー制や持ち株会社とはいっても現状は形を作っている段階で、実際の中身は 機能していない。その機能が試されるのは業績評価がどう変化していくかだ。しかも、定性評 価がキーポイントとなるが、属人的な部分を排除し、極力客観的な評価に徹するべきだ。自 分が担うべき仕事を明確に認識し、その仕事をきちんとやり遂げて組織にとって価値のある 人材であれば、日常の勤務態度などは評価の対象にしないという発想が必要だ。職場で能 力を最大限に発揮しながら、自分のライフスタイルを確立している人材を評価する姿勢が創 造性、革新性のある人材の確保につながる。プロの人材を育てるためには、その人のプロと しての価値を的確に把握して、正当に評価・処遇することが大前提となる。 梅 田 人材を紹介する場合、最初の打ち合わせの段階でどういう能力を持っていて、どんな 仕事ができるかなどの本人の細かいデータに基づいて金融機関サイドの意思の確認をして いる。外資系への転職を希望する人の多くは、自分が現在行っている仕事をもっと突き詰め てみたい、またはその仕事ぶりが正当に評価されていないという気持ちを抱いている。 平 林 30 年間、日本の金融機関に勤めていて、私自身も評価され、部下も評価してきたが、 正直に言って何を評価され、何を評価したのか明確になっていない部分が多い。当行を含め て外資系の職員は自分がどういうことをやれば評価されるかをきちんと認識し、絶えず評価を 意識しながら仕事をしている。 ▉ 率先垂範で個々の能力を引き出せ −現場の支店長は若手のプロ人材をどのように育てていくべきなのか。 有 澤 支店の概念や役割が変化しているなかで、支店長のあり方についても大きく変化して いる。これまで現場の管理者・責任者として支店業務を大過なく管理することだけが強調され てきたが、今後は業務のリーダーとしての役割がより重要になってくる。一つのビジョンを部 下に与え、リスクを取りながら先頭に立ってプロとしての部下を育てていくことが求められる。 平 林 プレーイング・マネージャーとしてプロの価値を持っていない限り、部下がついてこない し、部下もプロとして育たない。支店長以下全員がプロ集団として、仕事を通じてお互い切磋 琢磨しながら個々の価値を高めていくことが重要だ。 梅 田 その人のポジションに求められている役割と責任を明確にして、他の評価項目は一切 排除してその役割に対する成果だけを正当に評価するという方法で個々の能力を引き出して いくといった思い切った発想も、これからの金融機関の管理職には必要になってくるのではな いだろうか。 ◆◆◆ 平林 喜男(ひらばやし よしお)氏 1942 生 東京都出身 66. 3 慶應義塾大学卒 同. 4 三井信託銀行入社 年金運用部付部長、調査部長、信託調査部長、証券部専任エキスパートを経て、 98. 4 日本バンカース・トラスト信託銀行専務取締役 有澤 沙徒志(ありさわ さとし)氏 1952 生 北海道出身 75. 3 獨協大学卒 同. 4 マリンミッドランド銀行入行、84 年同行国際部閉鎖に伴いCM& Mに転職、その後HSBC証券、HSBCミッドランド、ナットウエストマーケッツを経て、1997 年 アンダーセン・コンサルティング金融部門専任のビジネス・デベロップメント・ディレクター 梅田 岳志(うめだ たかし)氏 1962 生 神奈川県出身 86. 3 慶應義塾大学卒 同. 4 日本債券信用銀行入行 その後、キダー・ピーポディ証券を経て、現職
© Copyright 2024 Paperzz