IP Office 用 Avaya Microsoft Lync Integration

IP Office 用 Avaya Microsoft Lync
Integration ユーザーガイド
リリース 8.1
02-604138, 01.01
2012 年 10 月 15 日
© 2012 Avaya Inc.
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に十分な注意を払っておりますが、Avaya はいかなる誤りに対しても
一切の責任を負いません。 Avaya は個人や団体に対する事前の許可
なく、本ドキュメントに記されている情報を変更・修正する権利を保
有しています。
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“ドキュメント”とは、Avaya が一般に製品のユーザーに対して提供す
る製品情報、操作方法、性能規格などを含む情報で、Avaya はさまざ
まな媒体で発行しています。 ドキュメントには広告資料は含まれま
せん。 Avaya はドキュメントの初版に対するいかなる変更、追加、
削除に対して、それらが Avaya により実行されたものでない限り、
責任を持ちません。 エンドユーザーは、エンドユーザーの範囲内で
本ドキュメントを修正、追加、削除したことによって生じる、または
それに関連するいかなる申し立て、訴訟、請求、判決に対しても、
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いて参照されているリンク先のウェブサイトのコンテンツや信頼性に
ついて一切責任を負いません。 Avaya は、これらのサイトに記され
ている情報、記述、内容に関して責任を負いません。また、そこで説
明・提供されている製品、サービス、情報を必ずしも是認するもので
もありません。 Avaya は、これらのリンクが常に機能することは保
証していません。当社はリンク先ページの可用性を管理することはで
きません。
保証
Avaya は、そのハードウェアおよびソフトウェア(“本製品”)に対し
て限定保証を提供します。 限定保証の条件については、売買契約書
を参照してください。 また、Avaya の標準保証規約、およびこの製
品の保証期間中に利用可能なサポート情報は、Avaya サポート Web
サイト(http://support.avaya.com)に掲載されています。 米国および
カナダ以外の Avaya 認定再販業者から本製品をご購入された場合は、
保証の提供元は Avaya ではなく、この Avaya 再販業者となることに
注意してください。 「ソフトウェア」とは、スタンドアロン製品ま
たはハードウェアにプレインストールされた製品を問わず、Avaya ま
たは Avaya チャネルパートナーが提供するオブジェクトコードで記
述されたコンピュータプログラム、およびコンピュータプログラムに
対するアップグレード、アップデート、修正プログラム、または修正
版のことです。
ライセンス
ソフトウェアライセンス規約は、Avaya のウェブサイトでご覧いただ
けます:HTTP://SUPPORT.AVAYA.COM/LICENSEINFO/。 Avaya も
しくは、Avaya 代理店として認可を受けている Avaya アフィリエー
ト、Avaya 正規代理店を通じて購入された Avaya ソフトウェアのダ
ウンロード、インストールおよび使用がこれに該当します。 Avaya、
Avaya 関連会社、または Avaya 認定再販業者以外からソフトウェア
を入手した場合、他の書面による Avaya との同意がない限り、Avaya
はこのライセンスを拡張しません。また Avaya は、ライセンスなし
にソフトウェアを使用・販売する人物に対して法的措置を取る権利を
保有します。 ソフトウェアのインストール、ダウンロード、および
使用また他者へのその権利の譲渡は、あなたおよびあなたの代理人と
ソフトウェアをインストール、ダウンロード、使用する者の全体にお
いて(以下、“あなた”」と“エンドユーザー”は置き換え可能とする)、あ
なたと Avaya もしくは Avaya アフィリエート(“Avaya”)間で使用許諾
に合意し、契約を成立するものとします。
Avaya はあなたに対して、旧 Nortel ソフトウェアを除いて、下記に
記載する種類のライセンスの適用範囲内においてライセンスを 1 件供
与します。 注文書にライセンスの種類が明示的に特定されていない
場合は、適用されるライセンスは指定システムのライセンスとなりま
2
す。 ライセンスの適用数およびライセンスが供与される容量単位は 1
とします。ただし、それ以外のライセンス数、または容量単位が該当
のドキュメントまたはお客様に提供されるその他の資料に記載されて
いる場合を除きます。 “指定サーバー”とは、単一のスタンドアローン
処理装置のことです。 “サーバー”とは、複数のユーザーが利用するソ
フトウェアアプリケーションをホストする指定プロセッサのことです。
ライセンスの種類
指定システムライセンス(DS)
: エンドユーザーは、注文書類で指定
された台数を限度として、指定プロセッサにのみソフトウェアをイン
ストールして使用することができます。 Avaya は注文書類で指定さ
れた指定プロセッサを識別するために、種類、シリアル番号、機能キ
ー、場所、他の指定情報などを必要とする場合があります。場合によ
っては、これを目的に、特定した電子的手段によって、エンドユーザ
ーの皆様に情報提供を依頼する場合もあります。
コンカラントユーザーライセンス(CU)
: エンドユーザーは、本ソフ
トウェアを複数の指定プロセッサまたは 1 台以上のサーバーにインス
トールできますが、同時並行使用数は本ソフトウェアを用いてアクセ
スが可能な限り、購入ライセンスの数分となります。 “ユニット”とは
Avaya が独自の判断でライセンス価格設定の基礎とする単位を意味し
ます。ユニットといった場合、エージェント、ポートまたはユーザ
ー、個人名または職務名 (ウェブマスター、ヘルプデスクなど)で
の電子メールまたはボイスメールアカウント、あるいは、本製品で使
用する管理データベースにおいて 1 人のユーザーがソフトウェアとイ
ンターフェイスを取れるようにするディレクトリエントリなどを指し
ます。 ユニットは、認識されている特定のサーバーにリンクするこ
とができます。
データベースライセンス(DL)
: エンドユーザーは、1 台のサーバー
または複数のサーバーにソフトウェアの各コピーをインストールして
使用することができます。ただし、ソフトウェアをインストールする
各サーバーが同一のデータベースの単一インスタンスとだけ通信する
ことが条件です。
CPU ライセンス(CP): エンドユーザーは、本ソフトウェアを指定
した台数を限度としてサーバーにインストールして使用することがで
きますが、サーバーの作業能力がソフトウェアの指定作業能力を上回
らないことが条件となります。 エンドユーザーは、Avaya による事
前の同意なしに、またはアップグレード料金を払わず、パフォーマン
ス容量を拡大して再インストールしたり、サーバー上のソフトウェア
を操作することはできません。
指定ユーザーライセンス(NU)
: お客様は、(i)承認された特定ユー
ザー(以下に定義)あたり単一の指定プロセッサまたはサーバー上に
ソフトウェアをインストールして使用する、または(ii)承認された
特定ユーザーのみがソフトウェアにアクセスして使用する場合に限
り、サーバー上にソフトウェアをインストールして使用することがで
きます。 “指定ユーザー”とは、Avaya がソフトウェアへのアクセスお
よび使用を明示的に許可したユーザーまたはデバイスです。 Avaya
の単独裁量権により、“特定ユーザー”は、制限なく、名前、会社の役
職(ウェブマスター、ヘルプデスクなど)、個人または会社の役職名
での電子メールまたはボイスメールアカウント、またはソフトウェア
により使用される管理データベース内でユーザー 1 名がソフトウェア
を使用できるディレクトリ項目などを指します。
シュリンクラップライセンス(SR)
: お客様は、ソフトウェアに付属
する、または適用される“シュリンクラップ”または“クリックスルー”
ライセンス(以下、“シュリンクラップライセンス”)といった使用許
諾契約の契約条件に従い、ソフトウェアをインストールして使用する
ことができます。
旧 Nortel ソフトウェア
“旧 Nortel ソフトウェア”とは、2009 年12 月の Nortel Enterprise
Solutions Business の事業譲渡の一部として Avaya によって取得され
たソフトウェアを意味します。 現在 Avaya のライセンスで使用可能
な旧 Nortel ソフトウェアは、http://support.avaya.com/licenseinfo に
おける “Heritage Nortel Products” リンクに掲載されるリストに含まれ
るソフトウェアをいいます。 旧 Nortel ソフトウェアに関して、Avaya
はカスタマーに対して、本ソフトウェアライセンス条件にもとづい
て、本ドキュメンテーションに記載された目的のためのみに、かつ埋
め込んだ状態でのみ、実行のために、または適用になる本ドキュメン
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トが非 Avaya 製品のインストールを許可している場合には、Avaya
機器とのコミュニケーションのために、承認されたアクティベーショ
ンまたは承認されたユッセージレベルの範囲で、旧 Nortel ソフトウェ
アを利用するライセンスを付与します。 旧 Nortel ソフトウェアの料
金は、注文書または請求書に記述される承認されたアクティベーショ
ンまたは使用の範囲にもとづくことができます。
著作権
他に明示的に記されていない限り、Avaya が提供しているサイトのコ
ンテンツ、ドキュメント、ソフトウェア、ハードウェアを使用するこ
とはできません。 Avaya が提供している当サイトのコンテンツ、ド
キュメント、製品(コンテンツの選択、配置、デザインを含む)の所
有権は Avaya またはそのライセンス供与者が保有しており、著作権
法や他の知的財産権法(データベース保護に関する独自の権利を含
む)によって保護されています。 Avaya が明示的に許可した場合を
除き、コンテンツ全体またはその一部(コードやソフトウェアを含
む)も、その手法を問わず、修正、模写、複製、再版、アップロー
ド、投稿、転送、配布することはできません。 Avaya の書面による
明確な同意なしにこれらを複製、転送、配布、保存、使用すること
は、適用法のもとで刑事上および民事上の犯罪になる場合があります。
Avaya 以外の商標は、それぞれの所有者の財産です。“Linux” は Linus
Torvalds の登録商標です。
ドキュメントのダウンロード
ドキュメントの最新版に関しては、Avaya サポート Web サイト(http://
support.avaya.com)を参照してください。
Avaya サポートの連絡先
製品の案内や記事を確認したり、Avaya 製品に関する問題を報告した
りするには、Avaya サポート Web サイト (http://support.avaya.com)
を参照してください。 サポートの電話番号およびお問い合わせ先に
ついては、Avaya サポート Web サイト (http://support.avaya.com) を
ご覧いただき、ページ下までスクロールし、Avaya サポートへのお問
い合わせを選択してください。
サードパーティのコンポーネント
本ソフトウェアに含まれる特定のソフトウェアプログラムまたはその
一部に、サードパーティ契約にもとづいて配布されるソフトウェア
(オープンソース・ソフトウェアを含む)が含まれる場合があります
(以下、“サードパーティコンポーネント”)。この契約には、ソフトウ
ェアの特定部分についての使用権を拡大または制限する条項(以下、
“サードパーティ条項”)が含まれている場合があります。 配布された
Linux OS ソースコード(Linux OS ソースコードを配布した製品)に
関する情報について、またサードパーティコンポーネントの著作権所
有者や適用されるサードパーティ条項を特定するには、本ドキュメン
トまたは Avaya のサポート Web サイト (http://support.avaya.com/
Copyright) をご覧ください。 お客様は、そのようないかなるサードパ
ーティコンポーネントのサードパーティ条項に同意するものとします。
不正使用の防止
“不正使用”とは、お客様の電話通信システムへの利用に際して正規の
認可を受けていない当事者(例えば、貴社の従業員、エージェント、
下請け業者、または貴社の代理人以外)が通信システムを不正に使用
することを意味します。 お客様のシステムに関連した不正利用のリ
スクがあるということ、さらに不正利用が行われた場合、お客様の通
信サービスに対して相当額の追加請求が生じる結果になりますのでご
注意ください。
Avaya Toll Fraud Intervention(Avaya 不正利用防止ライン)
不正利用の被害にあっている疑いがあり、技術的な支援またはサポー
トが必要な場合、米国およびカナダ在住のお客様は Technical Service
Center Toll Fraud Intervention Hotline (Tel: +1-800-643-2353) へお電
話でご連絡ください。 その他のサポートに関する連絡先については、
Avaya サポート Web サイト(http://support.avaya.com)をご覧くだ
さい。 Avaya 製品にセキュリティ上の脆弱性が疑われる場合には、
Avaya までメールでお知らせください。宛先は
[email protected] です。
商標
本サイトおよび Avaya 提供の文書と製品に表示されている商標、ロ
ゴ、サービスマーク(以下、“マーク”)は、Avaya およびその関連会
社、もしくはその他サードパーティーの登録/未登録商標です。 ユー
ザーは、Avaya またはマークの所有している可能性がある第三者の書
面による事前の許可なく、これらのマークを使用することはできませ
ん。 当サイト、ドキュメント、製品に含まれているいかなるものに
よっても、Avaya または該当するサードパーティの明確な同意なく、
黙示的にも禁反言にも、マークのライセンス供与または権利を認める
ものとして見なすことはできません。
Avaya は、Avaya Inc.の登録商標です。
Avaya Aura は、Avaya Inc. の登録商標です。
Avaya ACE は、Avaya Inc. の登録商標です。
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目次
章 1: Avaya IP Office 用 Avaya Microsoft Lync Integration............................................. 7
Avaya Lync Integration の開始.................................................................................................................. 7
Lync Integration バー................................................................................................................................ 8
通話発信.................................................................................................................................................... 8
着信通話.................................................................................................................................................... 10
確立済み通話............................................................................................................................................. 10
ミッドコールの管理.................................................................................................................................. 11
電話サービス............................................................................................................................................. 11
在宅勤務モードの有効化........................................................................................................................... 12
設定........................................................................................................................................................... 13
アカウント設定................................................................................................................................ 13
ダイヤル規則.................................................................................................................................... 13
サポート........................................................................................................................................... 14
バージョン情報................................................................................................................................ 15
ワークステーションの要件....................................................................................................................... 15
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章 1: Avaya IP Office 用 Avaya Microsoft Lync
Integration
Avaya Microsoft Lync Integration Add-in は、Microsoft Lync クライアントの概観とシームレスに統合す
るアドインであり、テレフォニー機能を提供します。
IP Office 用 Avaya Lync Integration では次のことが可能です。
• 電話の発信と終了
• 電話の保留と取得
• 着信通話への応答と拒否
• 複数の通話に対応
• 2つの通話を結合、またはアクティブな通話を保留中の通話に転送
• テレフォニーのプレゼンス状態を Lync クライアントに表示
Lync 2010 との統合
Avaya Lync Integration は Microsoft Lync 2010 で発行された電話番号を使用します。 職場の電話番号を
発行するには、Lync 2010 オプションウィンドウを開き、
[電話]を選択します。 [職場の電話番号]
をクリックし、職場電話番号の編集ウィンドウに番号を入力します。 [連絡先カードに含める]チェッ
クボックスがオンになっていることを確認します。 電話番号が発行されていない場合、Lync Integration
はテレフォニーの統合を実行できません。
注
スペースやダッシュを含めずに、E.164(国際)形式で電話番号を入力する必要があります。 例えば
北アメリカの電話番号は、+1 とエリアコードを先に入力します(+1613xxxxxxx)
発行電話番号のアクセス管理は、Microsoft Lync 2010 で行われます。
Avaya Lync Integration の開始
Avaya Lync Integration は Microsoft Lync 2010 クライアントから開始できます。
手順
1. Lync 2010 を開きます。
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Avaya IP Office 用 Avaya Microsoft Lync Integration
2.[ツール]メニューより、Avaya Microsoft Lync Integration を選択します。
Lync Integration バー
Lync Integration バーは、Lync Integration および電話回線の設定を一元管理するためのロケ
ーションを提供します。
Lync Integration バーでは、次のことが実行できます。
Microsoft Lync 2010 クライアントを使用し
て、デスクフォンの管理が可能であること
を示しています。
クリックして、ボイスメールまたは
Microsoft Lync 2010 で発行されている他の
電話番号への通話の転送を構成します。 ア
イコンをクリックすると、通話転送先の番
号を選択するようにプロンプトされます。
通話転送をオフにするには、[通話の転送]
アイコンを再度クリックします。 通話転送
がオフの場合、[通話の転送]アイコンはグ
レーになります。
クリックして、設定を指定します。 設定に
関する詳細情報については、設定 (13 ペー
ジ)を参照してください。
注
Lync Integration の[設定]パネル内で表
示されるバージョン番号は 6.2.0 です。
通話発信
Microsoft Lync 2010 のメインウィンドウ
Lync 2010 のメインウィンドウから、電話で会話を開始できます。
• 連絡先の名前を右クリックし、メニューから[ボイスコールを行う]を選択します。
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通話発信
注
発信先のユーザーがまだ Lync クライアントに電話番号を公開していない場合、[ボ
イスコールを行う]ボタンはグレーになります。
• 連絡先の名前を左クリックし、 を選択します。 連絡先カードから、発行電話番号を
選択します。 この連絡先について公開されている電話番号が次のアイコンの隣にリス
トされます。
勤務先の電話番号
自宅の電話番号
携帯の電話番号
その他の電話番号
• Lync Integration ウィンドウの上にある連絡先検索フィールドに電話番号を入力します。
結果のリスト内で右クリックしてメニューを開くか、電話のアイコンをクリックして連
絡先カードを開きます。
[会話]バーには、発信している連絡先と状態のメッセージ(例:発信中)が表示されます。
通話を終了するには、 をクリックします。
通話は電話から通常のように発信することもできます。
Microsoft Lync 2010 の会話ウィンドウ
Lync 2010 のすべての既存の会話には、関連付けられている会話ウィンドウが含まれています。
既存の会話から電話で会話を開始するには、 ドロップダウン矢印をクリックし、連絡先の
発信番号を選択します。
通話の[会話]バーには、発信している連絡先と状態のメッセージ(例:発信中)が表示さ
れます。 通話をキャンセルするには、[ ]をクリックします。
その他の Microsoft プログラム
Outlook、Internet Explorer など、他の Microsoft プログラムから電話をかけると、警告メッ
セージが送信されます:The calling feature is disabled メッセージの下にある緑
の電話アイコンをクリックして、電話をかけます。
コールオプションは利用できません
通話の際に「コールオプションは利用できません」というメッセージを受信した場合は、連
絡先に次のことが考えられます。
• 電話番号を公開していない
• 連絡先情報へのアクセス権を付与していない
Microsoft Lync 2010 のプレゼンスとプライバシー関係に適用される規則は、Avaya Lync
Integration にも適用されます。 プレゼンスとプライバシー関係に関する情報は、Microsoft
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Avaya IP Office 用 Avaya Microsoft Lync Integration
Lync 2010 のドキュメントをご覧ください。 以下はオンラインのドキュメントへのリンクと
なります。
Microsoft Communicator プレゼンスとプライバシー関係
着信通話
ポップアップ画面により着信通話が通知されます。 通話を拒否するオプションもあります。
拒否した通話はボイスメールに自動的にリダイレクトされます。
アクティブな通話がすでに進行している場合、別のポップアップウィンドウが表示され、新
規着信を通知します。 新規着信通話に応答することにより、以前のアクティブな通話は保留
状態となります。
確立済み通話
各会話ウィンドウと関連付けられている Lync 2010 の会話ウィンドウバーは、特定コンテキ
ストのテレフォニー機能を提供します。 Microsoft Lync 2010 と密接に統合された[会話]
ウィンドウバーでは、テレフォニー会話オプションを利用できます。 通話タイマーは、通話
の所要時間を示します。
クリックして、通話を終了します。
クリックして、通話を保留にします。 通話制御バーのメッセージは、通話
が保留状態であることを表示します。 通話制御アイコンは、通話が保留状
態の場合は表示されません。
通話に応答するには、[会話]バーにある
[ 通話は保留中です。 クリックして通話を再開します。]
をクリックします。
クリックして、確立済み通話に多重周波数信号(DTMF)の数字を挿入し
ます。 DTMF の数字は、電話のキーパッド上に表示されています。
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ミッドコールの管理
ミッドコールの管理
Avaya Lync Integration は、通話の保留機能、別のユーザーまたはデバイスへの通話転送機能
を提供します。
クリックしてアクティブな通話を保留します。 通話に応答するには、[会
話]バーにある
[ 通話は保留中です。 クリックして通話を再開します。]
をクリックします。 複数の通話が保留中の場合、1 つの通話を取ること
で、自動的にアクティブだつた通話が保留の状態になります。
転送アイコンはセッション中に複数の通話がある場合に有効化されます。
有効にできるのは 1 つの通話のみです。 その他の通話は保留状態となりま
す。 転送アイコンはアクティブな通話の通話制御バーのみで表示されます。
アイコンをクリックしてアクティブな通話をプルダウンリストで選択した
番号に転送します。 このリストには、保留状態となっているすべての通話
が表示されます。
転送後、IM セッションが進行中の場合を除き、転送を受信する通話のウィ
ンドウが消えます。
会議アイコンは、複数の通話がセッション中にある場合のみ、アクティブ
な通話の通話制御バー内に表示されます。 クリックしてプルダウンリスト
から番号を選択し、アクティブな通話にユーザーを追加します。 保留通話
の数は転送プルダウンリストの通話数となります。 このリストには、保留
状態となっているすべての通話が表示されます。
電話サービス
電話サービスは、通話中とプレコールのプレゼンスステータスが対応可能(緑色)の場合
に、
[話中 – 通話中]と公開します。 プレコールのプレゼンスステータスが退席中、または
話中の場合は、すでに対応できないことが示されているので、電話サービスは公開を行いま
せん。
応答不可
プレゼンスステータスが[応答不可]の場合、通話コンタクトの「アクセスレベル」にかか
わらず、着信の通知はユーザーの Lync クライアントに表示されません。
注
デスクフォンにボイスメールが設定されている場合は、呼出しが一度鳴ってからボイスメ
ールに通話がリダイレクトされます。
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在宅勤務モードの有効化
デスクフォンの代わりに自宅の電話や携帯電話で通話を送受信するのに Lync Add-in を使用
したい場合、IP Office 用 one-X Portal で在宅勤務モードを有効化できます。 IP Office 用 oneX Portal で在宅勤務モードを有効化した場合、Lync クライアントで自宅の電話番号や携帯電
話番号を公開する必要はありません。 通話を発信する際には、あなたの職場の電話番号が受
信者の通話表示に表示されます。
IP Office 用 one-X Portal に関する詳細は、IP Office 用 one-X Portal の使用(15-601131)を
ご覧ください。
前提条件
• IP Office 用 one-X Portal のアカウントを持っている必要があります
手順
1. ウェブブラウザで、IP Office 用 one-X Portal を起動します。
2. ユーザー名とパスワードを入力してログインします。
3.[構成]タブを選択します。
4.[プロフィールの定義]で、[編集]ボタン(
[モバイル]または[自宅]プロフィ
ールの横)をクリックします。
5.[モビリティ]で、[モード]ドロップダウンメニューから、[転送、Mobile
Twinning、在宅勤務]を選択します。
6.[在宅勤務の有効化]チェックボックスを選択します。
7. 自宅電話番号または携帯電話番号を[番号]フィールドに入力します。
8.[OK]のあとに、[保存]をクリックします。
9. プロフィールをアクティブにするには、[プロフィールの定義]で、[アクティブ]
ボタン([モバイル]または[自宅]プロフィールの横)をクリックします。
Lync クライアントから通話を送受信する場合、IP Office のデスクフォンの代わり
に携帯電話または自宅電話の呼出しが鳴ります。
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設定
設定
をクリックして、[設定]ウィンドウを開きます。 タブをクリックして、[設定]サブウ
ィンドウを表示します。
アカウント設定
[アカウント設定]ウィンドウを使用して、電話機の設定を定義します。
アイテム
説明
ユーザー名
one-X のユーザー名です。
パスワード
one-X ユーザー名のパスワードです。
サーバー
one-X サーバーの IP アドレスまたは完全修
飾ドメイン名(FQDN)です。
ポート
one-X サーバーのポート番号です。
ダイヤル規則
[ダイヤル規則]ウィンドウを使用して、さまざまな通話の種類のダイヤル動作を決定します。
変数
説明
外線発信番号
外線へアクセスする場合にダイヤルする番号を入力
します。
国番号
通話する国のダイヤルコードです。
市外局番
電話サーバーが置かれている場所のエリアコードま
たは市外局番。
PBX メイン局番
電話システムのメインプレフィックス。
長距離通話用のダイヤル番号
長距離電話をかける場合にダイヤルする番号。
国際通話用のダイヤル番号
国際電話をかける場合にダイヤルする番号。
内線通話用の内線番号桁数
内線をかける場合にダイヤルする番号。 例えば、内
線番号が 5 桁の場合には、5 と入力します。 この例
では、5 桁の番号またはそれ以下の番号は、内線番号
として取り扱われます。 所属する会社内で異なる内
線番号の桁数をサポートしている場合、コンマで区
切ってそれぞれの桁数を入力してください。 例えば、
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変数
説明
内線番号が 3 桁、5 桁、7 桁の場合には、3, 5, 7 と入
力します。
注
内線番号を複数指定した場合、完全一致が実行さ
れます。 例えば、3, 5, 7, を指定した場合、4 桁の
番号は内線番号として認識されません。
国内電話番号の桁数(市外局番を
含む)
国内の電話番号の桁数(市外局番を含む)を入力し
ます。 国内の電話番号の長さが均一ではない場合は、
コンマで区切って複数の番号を入力することができ
ます。
市内通話の際に市外局番を含める
市内電話をかける場合に、市外局番をかける必要が
ある場合には、ここにチェックマークを入れます。
サポート
[サポート]画面を使用して、ログレベルを設定します。 ログファイルを添付して電子メー
ルを送信することもできます。
アイテム
説明
デバッグモードを有効にする
デバッグモードのログが有効になっている
場合、詳細なログメッセージが Lync 2010
のログファイルに書き込まれます。 Lync
2010 のトラブルシューティングを行うに
は、デバッグモードを有効にします。
連絡先 E メールアドレス
連絡先 E メールアドレスが登録されていま
せん。 管理者に問題を送信する必要があり
ます。
問題の報告
Zip ファイルを作成します。
[問題の報告]をクリックして、現行のログ
ファイルが含まれる Zip ファイルを添付し
て E メールを送信します。
E メールクライアントがインストールされて
いない場合は、ボタンのラベルが[Zip ファ
イルの作成]に変更されます。
ログファイルのロケーション
• ログファイルは、\log フォルダに格納されています。
• Zip 形式のログファイルは、\support フォルダに格納されています。 \support フォ
ルダには、最大 20 MB まで格納できます。 フォルダの容量が制限値に達すると、古い
Zip ファイルが削除されます。
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ワークステーションの要件
ログディレクトリとサポートディレクトリは APPDATA システムプロパティにあります。
バージョン情報
[バージョン情報]ウィンドウには、Avaya Microsoft Lync 2010 クライアントのバージョン
番号とビルド番号が表示されます。
ワークステーションの要件
表 1. : ハードウェア要件
プロセッサ
1.8 GHz
メモリ
1 GB (Windows XP)
2 GB (Windows 7)
ディスク容量
100 MB
接続
ダウンロード帯域幅:80 kbps
アップロード帯域幅:80 kbps
表 2. : ソフトウェア要件
オペレーティングシ Microsoft Windows XP サービスパック 3 以降
ステム
Microsoft Windows 7
Microsoft .Net
リリース 4.0 以降
Microsoft Lync 2010
Microsoft Lync 2010 バージョン 4.0.7577.4103 以降
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