市川房枝記念展示室 感想ノートより (2011.1~9) ○仕事の帰りに偶然立ち寄ったのですが、大変勉強になりました。女性解放にかけた一途な思い が良く分かりました。今の首相に精神を見習ってほしいです。(匿名) ○初めて来館いたしました。後を歩く者は幸せです。先を歩き道を作る人の知らない苦労や希望 はどう足跡として残すのかを考えさせられました。又、同時に「私は私だけでしかないと考えて いる」という言葉には、現在の自分の想いと重なる瞬があり、今日ここに来館でき、とても感謝 しています。男性、女性、一個人、一命として、 「私は私だけでしかない」と言える市川さんを心 から素晴らしい道を残してくれた方と思いました。(M.T) ○今日改めてゆっくりと拝観させていただきました。一生の間にこれだけのことをなさったとは ただただ驚きです。人の何倍もの人生を生きて来られたように感じます。今、市川先生が生きて おられたら何とおっしゃるでしょう。女性の手で、経済ばかりが重視される世の中を生命を大切 にする世の中に変えていきたいものです。(Y.S) ○婦人問題についてまとまった形で聞いた事もなかった中、財団の方のおかげで一気に流れを理 解することが出来ました。まさか、世界水準で私たちが守られていたとは!(恐るべし!)これ からは「女のくせに」他を雑音として軽く聞きながせそうです。でも一方で“権利に眠るな”と いう市川房枝さんの言葉通り、決してそこにあぐらをかかず、周りを見回し配慮しながら更なる 飛躍の道を模索していきたいと改めて思いました。女性(私達)の現在を意識し、見直すきっか けを与えてくださった財団の皆様ありがとうございました。(E.K) ○子供の頃、総理に「女性に教育はいらないということか」とつめよっている姿を見た。市川さ んのような活動の上に、今の私の教育がある。感謝の涙が出そうな展示です。(Y.H) ○大学で女性史を専攻しています。卒論では市川房枝さんの戦前、戦時中の考え方や行動につい て研究し、どのような思想をもって生きたのか、自分なりに考えをまとめていきたいと思ってい ます。今回この婦選会館を訪問させていただき、市川さんの考え方や、 “市川房枝”という人物を、 より身近に感じることが出来ました。参政権が女性にあるということを、当たり前だと考える今 の若い世代の人たちに、参政権のありがたみを伝えて生きたいと思います。 (K.I) ○東北大震災からはや 4 ヶ月。自分の人生観が変わりつつあります。なお一層一生懸命生きねば と毎日思っております。 (S.A) ○女性参政権は当然となった現在、果たして女性の政治参加は有効なものとなっているのでしょ うか。 「権利の上に眠るな」という言葉が印象的です。戦後の女性の政治参加の状況、変遷につい て、市川さんはどんなことを感じていたのでしょうか。(匿名) ○東京出張の折、訪れました。今の若い人たちは市川さんのことを知らない人がふえ、何らかの 形で思いを伝えたいと思い、ビデオを興味深く拝見しました。(愛知県 M.M)
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