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船井総研 物流企業支援チームの業績アップテキスト
物流企業の新規事業開発事例大公開!
2012年12月
日本企業は、変わり目に来ている
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現在の大きな時流変化は、20年前から すでに始まっている
現在は、間違いなく大変革期経済の真っ只中にあり、現在のような状況が続くことを前提に、経営を組み立てることをおす
すめする。
1890年 1889年大日本帝国憲法
1894年日清戦争
1905年日露戦争
1830年
1833年天保
の大飢饉 鎖国の
転換
1870年
1868年
明治元年
1850年
1853年黒船来日
大転換
鎖国からの大転換
1910年
1912年
大正元年 武力支配
の転換
1970年 1973年オイルショック
1950年
1950年
朝鮮戦争
1930年
1929年世界大恐慌
グローバル化
東洋の奇跡で影響
戦争によって世界へ影響 経済によって世界へ影響
植民地の独立へ
1990年
1989年
ベルリン崩壊 経済支配
の転換
1991年
バブル崩壊
2030年
?
2010年
2008年リーマンショック
2011年東日本大震災
新しい価値観の転換
経済+αで世界に影響を与えられるか?
特に2013年~2020年の変革期に残れる企業へ
【現場最前線における実行ポイント】
①国内高齢化と人口減少
1.市場の激変に対応できる体制への切り替えが必要
②デフレとインフレへの対応
2.新しい価値観(ex.資本主義だけでない精神性を加味した考え)
③顧客志向の変化
での企業展開(=船井総研ではグレートカンパニー化と呼んでいる)
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荷主の業界を取り巻く環境変化と動き
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① 景気は、2013年に入る前後から下降していき、
早くても2015年に入るまでは悪い?
② アメリカは一気に景気が冷え込み、EUの数国も
いよいよダメになり、中国は大混乱、日中関係も
依然悪く、かなりの円高になり、輸出ビジネスは最
悪になる?
③ 少子高齢化、人口減少、省資源化、省エネ、モノ
からコトへ、デフレ・・・生産拠点の海外移転
④ 直送化の進展、販社統合と流通経路の短縮化、
委託先物流会社の整理・統合、在庫マネジメント
体制の再構築、年間波動対応・・・の相談が多い
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新規事業開発 成功のポイント
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① 企業体質に合う
② 不景気型創業である
③ 保守70%、革新30%
④ 時流適応、長所伸展
⑤ 力相応一番がある(差別化要素、本物志向)
⑥ 陣頭指揮を取るリーダーが存在する
⑦ 担当者に情熱がある
⑧ 社内の協力体制の構築
⑨ 撤退の条件(デッドライン)をつくっておく
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新規展開のベース
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社会の変革期にある現在は、何かしら新しい展開をしなければ、生き残りが難しいのは間違いありません。
しかし、新しい展開には、当然ながらリスクが伴います(ただし、何もしない方が、リスクは大きいと言えます)。
そのリスクを乗り越えられるかは、理念がしっかりあり、それに則ったことをしているかが、一番のキーだと思います。
例えば、理念がしっかりしていない企業が、新規事業を開発する場合は、事業開発自体が最終目的になってしまいます。
そのため、大義名分がないままに、なじみのない事業に携わった関係者は、モチベーションを継続させにくいという事態が起きます。
しかし、理念がしっかりしており、それに則った新規事業開発を行なう場合は、関係者にとって事業開発は手段に過ぎず、今までと同
様に力を注ぐことができます。
ワタミグループの企業理念は、「世界で一番たくさんのありがとうを集めたい」です。
同グループは、外食の他に、介護、農業、環境と、多岐に亘る事業を展開していますが、この理念の筋が一本通っているため、いずれ
の事業にも邁進できるのです。
ワタミグループ会長・CEOの渡邉美樹氏は、著書「勝つまで戦う-渡邉美樹の超常思考」(講談社)の中で、次のように述べています。
「新たな事業へ参入するにあたって、必ず守っている一つの指針があります。それは“人が差別化要因となる事業
しかやらない”こと。 つまり、設備や資本の大きさなどではなく、“人材の質”が競争力を決める事業にしか参入しな
い、ということです。お客様のことだけを思って行動し、お客様の喜びを自分の喜びとする。お客様から『ありがとう』
という言葉をいただくことに最大の価値を見いだし、そのために努力する。そうした“人”が集まってくることがワタミ
らしさであり、私たちの最大の財産だと考えるからです」
新しい展開のベースに、理念ありきです。
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新規事業開発関連ニュース 2012
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海外通関、輸出梱包や倉庫運営を手掛けるキョーワトレッドなど国内4社、海外1社の5社で物流ソ
リューションを展開するカーレントサービスグループ(保坂高広代表=写真、東京都大田区)はこのほど、
電機メーカーとの関係から、クリーンルーム特殊作業チームを結成し、サービスを開始した。
近年、液晶テレビや携帯電話などの精密機器製造工場は、クリーンルーム室となっているケースが多く、
そうしたクリーンルーム室での作業に対応、特化したチームを作成。独自の技術で製造機器の輸送から
搬入、据え付け工事を行う予定だ。
道具に関しては、クリーンルーム荷役道具、作業服(クリーン服)、シューズ、マスク、帽子、手袋を備え、
迅速に対応していく。作業範囲は沖縄、九州、北海道、離島まで日本全国を対象に、ハイテク製造工場か
ら病院や大学研究施設でのクリーンルーム内での機械据え付け業務を中心に手掛けていく。
保坂代表は「今後、特に医療分野に特化し、付加価値の高いサービスを提供していきたい。安全、迅速、
丁寧なサービスができるよう社員教育の徹底を図っていきたい」と話す。
 既存顧客へ新たなサービスを提供できないか、考えてみる
 既存顧客のアウトソーシング領域を、他社事例、潜在・顕在
ニーズから想定していく
 ターゲット客層を明確にイメージして、メニュー設計する
出典:物流ウィークリー
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新規事業開発関連ニュース 2012
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関西上田コールド(上田広美社長、神戸市)は今春から、本社のある同市東灘区深江浜で野菜や魚介類
などの産直市を始めた。グループ母体の上田コールド(同、島根県出雲市)が運営する直営農場から野菜
を直送し、あるいは産地市場から仕入れて、神戸で販売する。
「自家農園は、社長の趣味から始まった」。関西上田コールドの上田史朗専務はそう話す。15坪ほどの
所有地に5年前、キャベツ、たまねぎ、しし唐などを作り始めた。「自給自足の思いが、初めはあったので
しょう。いまや安全な食べ物は、福島の問題だけではなく、全国的にも影響を与えている」。ここ数年間を振
り返りながら上田専務が話す。
自家農園は島根の本社から数キロ県内に12か所、敷地面積にして約3000坪にまで拡大した。十数種
類もの野菜を栽培している。乾燥室も用意され、物流事業用に使う倉庫の一部も自家栽培の野菜の保管
に転用している。
11月5〜6日、深江浜で産直市が開催された。月に2回、第1、第3の週末に実施している。店頭に並ん
でいたのはいずれも、前日採れたばかりの新鮮なもの。あいにくの雨のなか、近隣の住人らが店頭に並ん
だ野菜や海産物などを買い求めていった。
販売事業に取り組んでいる同社の安食直樹さんは、「販売する立場からも改めて元気な野菜が大事と感
じている」と話していた。
 親会社、荷主の後工程を担えないか、検討する
 時流適応の視点で、事業を企画する
出典:物流ウィークリー
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ヤマトオートワークス(佐々木敬史郎社長、東京都江東区)は1月23日、新工場「スーパー
ワークスさいたま工場」をさいたま市に竣工。25日から稼働する。
同工場は鉄骨造り2階建て、延べ床面積1260平方m、敷地面積5648平方m。24時間・3
65日対応でトラックやバスの点検・整備を行う。
埼玉県所沢市には既に工場があり、約3年前から稼働している。今後、所沢工場は西部地
区を担当し、新工場は東部地区のさいたま市、春日部市、越谷市など運送事業者約300社以
上、車両台数約2万1000台を対象として営業展開し、5年以内に年間約4500台(エリア内
シェア20%)を目指す。
 内製化しているメニューを外販できないか
 既存事業者による不便を解消することはできないか?
 商圏内のマーケットボリュームが見えていて、シェア目標は
立てられているか(7・11・15・19・26%)
出典:物流ウィークリー
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谷口商事(谷口勝社長、大阪府羽曳野市)は地域貢献のため昨年7月に保育所を開いたが、開所直後から地域住民か
らの問い合わせが相次ぎ、現在、16人の園児がいる。
保育所「ちびっこハウスひまわり」は、同社事務所が入居する自社ビル2階にあった25坪の空スペースを利用したもの。
子ども用のトイレ、手洗い場、シャワールームなどを新たに設け、クッション性のある板を床に敷き詰めてある。
0歳から5歳までの園児を朝の8時から夕方6時まで預かっているが、保育士の資格を持つ谷口恵子副社長を含め、現
在、5人の保育士が中心となって世話をしている。従業員も社員研修として保育所の手伝いをすることもある。
保育所を開いたのは、谷口社長の次男・祥太郎さん(23歳)が小児がんにかかり、2歳から5歳にかけて生死をさまよう
闘病生活を送ってきたことと大きく関係している。大量の輸血を必要とし、「数え切れない色んな人に助けてもらった。その
恩返しがしたい」(谷口社長)との思いからであった。
祥太郎さんは闘病生活の後、元気に成長し、現在、プロサッカーチーム、アルビレックス新潟シンガポールのジュニアス
クールのコーチを務めており、指導者として活躍している。
現在、園庭を作成中で、小さい畑ながらも無農薬野菜を自家栽培する計画だ。同社長は「地域貢献、社会貢献のために
開所を決めた。少子高齢化の中で、子どもらを大切にしていきたい」と話している。
 大義名分はあるか
 時流適応のビジネスか
 社会性・教育性・収益性の追求という企業の目的にかなって
いるか
出典:物流ウィークリー
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佐川急便はミスターミニットと提携し、2日から東京、神奈川エリアで「靴の配達修理『楽リペ』」サービスを
開始した。3年後の全国展開を目指し、順次拡大していく。
楽リペは、靴修理サービスで国内最大のチェーン店「ミスターミニット」を運営するミニット・アジア・パシ
フィック(中西勉社長、神奈川県川崎市)と佐川急便のコラボレーションによる新サービス。
インターネットで24時間受け付けており、写真や現物送付による事前の見積もり、問い合わせなど不要
のシンプルな価格設定。発注すると「楽リペ回収BOX」で佐川急便のドライバーが靴を引き取りにくる。
業界最速、最安値で「自宅にいながらミスターミニットの靴修理サービスが受けられる」のがポイント。今
後は靴の修理に限らず、ミニットの各種修理サービスも展開する計画。
 相互の強みを活かし合えるコラボレーションが組めないか
 (力相応の)一番企業同士で組んだメニューが作れないか
 今後の拡がりがイメージできるか
出典:物流ウィークリー
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ヤマトロジスティクス(金森均社長、東京都中央区)はこのほど、医療器械の洗浄・メンテナンス機能を持つ
「メディカルメンテナンスセンター」を新設。札幌、東京、福岡の3拠点で医療機器メーカー向けの流通サー
ビスを開始した。
同センターでは、医療器械の在庫保管から出荷、配送、手術後の回収、洗浄・メンテナンスまでをワンス
トップで行う。ヤマトグループの配送・回収ネットワークを利用することにより、最短で当日中に配送するな
ど、リードタイムの短縮と在庫コストの削減が期待できる。
同社では、医療機器業界のほか、歯科業界、ビジョンケア業界向けの流通支援サービスを展開し、汎用
性の高い流通プラットフォームの構築をめざすとしている。
 自社の強みを活かして、新たな業界向けのソリューションを
開発できないか
 そこから、周辺業種へ同様に展開できないか
出典:物流ウィークリー
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運送業のアクティーを中核とするビーインググループ(喜多甚一社長、石川県金沢市)は、自社開発した
物流システムの全国拡販に乗り出す。ソフトウエア開発などを手掛けるシーエスイー(加悦保之社長、愛知
県あま市)との共同出資で、3月に新会社を発足させ、輸配送管理のシステムを中心に販売する。
今回売り出すのは「見える物流システム」。物流センター内の作業状況や在庫量、納品状況、ドライバー
の運転技術などの情報を、パソコンやスマートフォンなどで簡単に確認できる。
不具合の早期発見や作業量の低減につながるなど、顧客の引き合いが増えていることから、新会社で
はこの物流システムの売り込みを核にネットワークセンターの運営やコンサルティング、クラウドサービス
の提供まで幅広く事業展開する。さらに、システムの受託開発も手掛ける。
新会社は、東京都中央区に本社を置き資本金は1000万円。アクティーが6割、シーエスイーが4割出資
する。初年度売り上げ目標は1億円。9月には、東京で開催される「国際物流総合展2012」への出展も予
定しており、幅広い受注獲得を目指していく。
 自社のために開発したモノを外販できないか
 それを外販するために、本職の企業と組めないか
 一点突破全面展開の絵は描けるか
出典:物流ウィークリー
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ヤマト・スタッフ・サプライは2月7日、送迎バスや白ナンバートラックに特化した、ドライバーの採用・配
置・教育・管理から運行及び車両整備を一括で管理する請負事業を開始すると発表。
同社では「病院や福祉施設、小売店などへの高齢者の送迎需要の高まりや、マイカー通勤者が減少し、
公共交通機関を利用した通勤・通学者が増加。各自治体のノーマイカーデーの設定でエコ意識も高まり、
送迎を新たに開始する事業者が増えつつある」と説明する。
関東圏で事業開始し、全国へ拡大予定。初年度売り上げ目標は2億円。
 自社が普通にやっていることを他社に請負サービスメニュー
として提供できないか
 時流適応の視点で、伸びるマーケットとマッチできないか
出典:物流ウィークリー
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ライオン事務機の物流子会社ライオンロジスティクス(大阪府東大阪市)は大型シュレッダーを搭載した架装車「エコポリ
スバン」を導入して事業展開している。親会社の物流を担う以外に事業を模索していたが、環境意識の高まりにより、リサ
イクルの取り組みが不可欠と判断し、地域密着型の出張裁断事業を行っている。
導入して8年目になるが、運転者と助手2人体制で企業などに出張し、病院のカルテ、裁判記録、商品券といった機密文
書を顧客立ち会いのもと、車内のシュレッダーで裁断。シュレッダーくずは製紙会社に持ち込まれて溶解され、トイレット
ペーパーなどの家庭紙に生まれ変わる。
シュレッダー車は4トントラックを改造したもので、車のエンジンとは別にシュレッダー用のエンジンも搭載しており、1トン
の書類を40~45分で処理できる高性能タイプ車。業務用シュレッダーの20~50倍の処理能力がある。
平成17年施行の個人情報保護法成立を追い風に、社内に大型シュレッダーが不要になり、事務の効率化が図れること
などから、官公庁や学校、病院、百貨店を中心に引き合いがある。セキュリティボックスを置いて定期的に回収を行ってお
り、現在、月の半分以上稼働している。
中井保専務は「この2~3年で認識されるようになった。そのまま溶解工場へ持ち込むケースもあるが、輸送中の紛失、
積み忘れの事故リスクもあり、出張裁断が最適と考えている」と話す。
また、「お客は何に悩んで困っているのか。ソリューション事業の一環でもある。文書がなくなる最後まで責任を持ってサ
ポートしていければ」と強調する。
 既存顧客へ他のサービスメニューを付加できないか
 自社の事業をワンストップサービスに昇華させられないか
出典:物流ウィークリー
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佐川急便は3月21日、「リバース・ソリューションサービス」を開始した。メーカーのリコール対
応をはじめとする各種回収業務をトータルサポートするもので、消費者の利便性向上を目指す
という。
「大量の消費者対応を伴う各種回収対応はメーカーにとって決して小さな負担ではない」とし
て、既存の「リコール・トータルサービス」や「飛脚パソコン便」などの単一サービスとコールセン
ター業務を状況・規模に合わせ、コンサルティングも含めて体制作りにも協力する。
同日付で本社営業部に専門部署「リバース・ソリューション課」を新設した。
 既存顧客のモノが動くタイミングが、他にないか
 既存のサービスメニューと併せてトータルソリューションに
できないか
 専門部署化できるほどのボリュームを稼げるか
出典:物流ウィークリー
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長年にわたり、海上コンテナ輸送関係の仕事に従事してきた60歳以上の再就職先として設立された会社が、今月1日から本格的に稼働し
ている。
神戸市東灘区に本社を構えるバディー(山本奈智子社長)は、今までの経験を生かし、海コン輸送業界に人材を斡旋する会社だ。
山本社長の実父であり、兵ト協海コン部会長、阪神港海コン輸送事業協組理事長である山本清志氏が親睦会として行っている一掬生会
(いっきせいかい)は、海コン輸送に従事し退職したメンバーで構成されており、山本部会長に「自らの経験を生かした仕事場はないものか」と
提案。そこで新たな活躍の場を提供できるようにと同社をスタートした。
主な業務は、受付・案内・駐車場管理業務(海コン輸送車両)をはじめ、一般事務職員、運行管理補佐業務など海コン輸送に関わる業務、ド
ライバーの育成・教育などの実践にわたるまでをサポートしている。
海コン輸送業界では人手不足が続いており、日常の業務やドライバーの育成もままならない会社が多く、長年海コン輸送に従事していた人
材がサポートすることで、教育の徹底をはじめ、業務がスムーズに進められると予想される。
山本社長は「30年、40年と海コン輸送業界に携わり、業界の発展に寄与された方に感謝する思いで、この事業をスタートした。父である山
本部会長から、どうにか皆さんのサポートができるようにとのことで、現在さまざまなところに声をかけている。すでに何人かは、駐車場管理や
運行管理補佐などの業務についている。ハローワークにも届け出ており、管理職をはじめ現場で長年務めた方など、当社を通じて60歳以上
の方々の雇用の創出に向けていきたい。あくまでもボランティアで皆さんの雇用をサポートしていく」と語った。
事業の提案を行った山本部会長も「業界に携わってきた方々の経験と知恵が必要な会社も多い。山本社長には大変な役をお願いしたが、さ
まざまな雇用の創出に努力してもらいたい。業界の新たな発展のためにも、経験者の知恵が必要だ」と話している。
 固有のノウハウを利用して、人材サービス事業(人材紹介、
人材派遣、採用支援など)を立ち上げられないか
出典:物流ウィークリー
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セイノーホールディングス(田口義隆社長、岐阜県大垣市)は16日、新たに不動産開発部を
開設し、CRE(企業不動産)戦略に本格着手すると発表した。
西濃運輸(大塚委利社長、同)をはじめとするグループ会社が所有する不動産の基本情報を
整理し、データベースを作成。土地の有効活用法について検討を進める。
具体的には事業所の移転や新設の際に、多層階のトラックターミナルを建設して同業他社と
共用したり、倉庫と一体となったロジスティクス事業の展開を行うなど、不動産の価値を最大限
に引き出す狙い。これに伴い同日付で景山清仁経営企画室長が不動産開発部長に就いた。
 フロントエンドとしての不動産サービスを展開できないか
 所有不動産を活用するためのサービスメニューが作れないか
出典:物流ウィークリー
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「シルバー住むーぶ引越便」「シルバー住むーぶすけっと便」など高齢者向けに特化したサービスを展開する豊田運送(板橋区)は1955年
に創業。現在は軽車両から4トン車まで26台を保有し、引っ越しのほか一般貨物、倉庫業務など幅広く取り扱う。豊田敦子社長の目標は「高
齢者向けのサービスでは板橋(区)で一番になること」。
創業者の父親は6年前に亡くなった。養子縁組した夫は20年以上前、結婚して間もなく「突然死」しており、亡父の後を継いで社長に就任し
た。
就任直後、乗用車相手の死亡事故が起きた。事故対応に疲れ、「もう駄目だと思った」矢先、目撃者が現れ、「相手が赤信号で交差点に入っ
てきた」と証言。「過失割合が100対ゼロに逆転」した。「今はその教訓から全車にドラレコを装着しています」。
大震災では、倉庫の棚が余震で壊れ、預かっている商品を破損する事故が発生した。「私の代になってからリーマン・ショック、燃料高騰など
経営環境はますます厳しくなっている」と感じるが、「苦しい時、必ず助けてくれる周囲がいる。『やめないで頑張って』と励ましてくれる言葉に
支えられてきた」と話す。
「柱になっていた荷主企業が柱にならなくなってきた」のが大きな悩みだ。高齢者向けサービスはそうした中、新たな事業分野拡大を目指し、
スタートさせた。板橋区には高齢者が多い。「高齢者の引っ越しは、相手の『時間』や『都合』に合わせることが必要」。急に介護が必要になる
こともあり、ホームヘルパーの有資格者をスタッフにそろえている。
「弱っている人を助け、温かい心でお世話すること」がモットー。先日も、団地に引っ越したばかりのお婆ちゃんが早朝、「寒い」と電話してき
た。「エアコンのスイッチ操作が分からないというので、すぐにスタッフを向かわせた」。
区内3か所の福祉事務所と緊密に連絡を取り合い、日々高齢者向けサービスの充実を図っている。東京都人材支援事業団、特別区互助組
合の指定も受けており「地域で必要とされる会社になりたい。従業員もドライバーも誇りを持って仕事ができる会社にしたい」という。
 サービスメニューとそのターゲット客層が明確に描けるか
 時流適応・力相応一番化の絵が描けるか
出典:物流ウィークリー
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人口減や伸び悩む国内市場を背景に、国外へ目を向ける中小運送事業者が出てきた。中国をはじめ、アジア進出を目指
すカーレントサービス(保坂高広社長、東京都大田区)はこのほど、台湾の物流企業と業務提携を結んだ。年内にも台湾
事業所の設置と、中国で現地法人の設立をめざし、初年度の売り上げは3億円を見込んでいる。
業務提携を結んだのは、ドルフィンロジスティクス(ケビンシェン最高経営責任者)で、台湾国内トップ3の一つで、アジア
主要都市を中心に40の支社を有する。
今回の提携について保坂社長は、「中国進出が本来の目的だが、リスクを考慮して、まず台湾への進出を決めた」という。
同社は重量物の輸送をはじめ、据え付けや解体、梱包を得意としており、これまでも中国への輸送に携わっていたが、あ
くまで部分的なサービスにとどまっていたという。今回の提携によって総括的な輸送サービスが実現するとしている。工場
移転や工作機械の輸送で同社が据え付けや解体、梱包を担当し、ドルフィンが国際輸送を担当する。これにより、荷主へ
の総合的なサービスが可能となる。
業務提携に至った経緯については、台湾の主要物流企業をピックアップし、同社からアプローチを続けた結果、ドルフィ
ンが呼びかけに応じてきたという。「もともと付き合いがあったわけではなく、当初は業務提携が可能かどうかさえ分からな
かった」と振り返るが、「事業計画をしっかりと描ければ、中小企業でも海外進出は十分に可能」と話している。
年内に台湾事業所の開設と中国で現地法人の設立を行い、さらに「ベトナムなどアジアで、ドルフィンと合弁会社を設立
していき、広くマーケットの獲得を目指していきたい」としている。
3月21日に正式に業務提携を結び、4月からサービスをスタートしている。保坂社長は、「初年度の売り上げ目標3億円
を目指し、真摯に取り組んでいきたい」と話している。
 独自固有の長所を他の商圏に拡げられないか
出典:物流ウィークリー
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佐川急便(辻尾敏明社長、京都市南区)は6月21日から、家電製品のアフターサービスなどを
手掛けるベストサービス(赤澤勝社長、福岡市東区)と提携し、一般家庭の家電製品修理を取
り次ぐ「家電修理サービス」を福岡市でスタートした。
ドライバーが自宅まで向かい修理品を集荷、修理完了後に配達し、修理代金を回収する。顧
客はウェブサイト上の貨物追跡サービスを利用し、荷物の動きだけでなく修理状況の確認もで
きる。
メーカーや購入先にかかわらず修理を受け付ける。サービス対応製品はデジカメ、ビデオカ
メラ、ブルーレイ、DVD、液晶テレビ(20インチまで)、パソコンなど。冷蔵庫や洗濯機、大型テ
レビなどの大型家電は訪問時に修理する。
今後、「他の地域でも順次サービス展開していく」としている。
 既存サービスメニューから、派生サービスは生まれないか
 比較的小さいマーケットで、実験的にスタートできないか
 “R”の付く時流適応のビジネスは、開発できないか
出典:物流ウィークリー
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タムラコーポレーション(田村隆社長、神奈川県川崎市)は、長年にわたって築き上げた物流インフラを生かした新サービ
ス「なでしこ販促便」を開始する。女性スタッフによる物流・販促のワンストップサービスで、配達はもとより、メーカーなどの
ニーズがある納品商品の展示やPOPの飾り付け、写真撮影など、従来にはない物流インフラと販促活動が融合した新
サービスを提供。この事業を担当する石川隆章・社長付部長は「今まで当社が築きあげてきたものの集大成」と話す。
同社は1989年に設立。緊急輸送など運送サービスの対応から、フリーペーパーの配送と設置、カタログ配達やスー
パーでの買い物宅配など、時代とともに変化するニーズをとらえて業務内容を拡大。「運ぶモノを創造する会社」として、独
自の発想で事業を生み出してきた。その中でも、多くの女性スタッフがドライバーや物流センター業務で活躍してきた。
今回、新サービスを開発するにあたり、改めて同社の強みを掘り下げていった時に見えてきたのは、末端の物流におけ
る女性スタッフの活躍と、販促につながるサービスへの評価だった。
「なでしこ販促便」は、約200人の女性スタッフによる、配送から納品後のケアまで一括で行うサービス。例えば、新商品
を発売するメーカーが小売店へ納品する際に、配送した女性スタッフが商品陳列やPOP、ポスターなど販促品取り付けま
でを行う。また陳列の状況などを写真撮影で報告し「見える化」することでメーカーの販促のあり方を改善することもできる。
また、宅配では安心感や清潔感を与えることにもつながっている。梱包・封入などの作業や、納品後の細やかな報告な
ど、女性らしさを新たな付加価値にして、メーカーなどの「物流」と「販促」の向上を実現する。
「なでしこ販促便」について田村社長は「今まで顧客からの要望に応えて自然にやっていたサービスは、サービスではな
く商品だった」と指摘する。新サービスは、物流インフラを基軸にする同社だからこそ実現できる、この「販促」に焦点をあ
てたものだ。
 サービス提供者の特性を限定することで新展開ができないか
出典:物流ウィークリー
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ヤマトリース(田中一典社長、東京都豊島区)は6月19日、中古トラックのマッチング事業へ
の本格参入を発表した。
同社では中古トラック検索サイト「クロネコトラック市場」に厳選した約1200台の中古トラック
を掲載。車種、メーカー、価格、走行距離などのキーワードで検索できる。
新車両の納入に通常2〜3か月かかるのに対し、最短3日間での納入も可能。また、納入後
のメンテナンスもグループ内のヤマトオートワークスが協力し、コストと作業時間を短縮したワ
ンストップ化を実現した。
 自社の既存資源を活用してのビジネスが作れないか
 インターネットを効果的に使えないか
 “スピード”を独自固有の長所として差別化できないか
出典:物流ウィークリー
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新規事業開発関連ニュース 2012
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「古物商の許可も取得して事業開始に備えたが、地元の自治体によれば一般廃棄物の収集・運搬許可は新規に認めないという。ただ、何の許可も持たない業
者が商売しているし、産業廃棄物の許可で構わないという関係者もいて混乱している」と話す運送会社の経営者(広島市)が狙うのは、昨年に公開された映画で
関心が高まった「遺品整理業」。
総人口に占める高齢者の割合が急拡大するなかで、いわゆる独居老人の所帯も増加しており、それにともなって遺品整理を事業化するケースも目立つが、対
象物品をゴミと見るか有価物と考えるか、また個別の契約内容によっても判断が難しく、明確なルールがないまま現場業務は流れているようだ。
「映画などで注目されたせいか、最近は遺品整理を担う専門家としての個人資格まで登場しているが、それがないと商売ができないわけじゃない」と、十年近く前
から遺品整理も含めて「不用品の引き取りサービス」を手掛けてきた岡山市の運送会社。広島市の運送会社が直面する悩みを切り出すと、「家庭ゴミなら一般廃
棄物ということになるが、極端にいえば『リサイクルで売れる品物もゴミも、丸ごと有価物として買い取る』という契約なら古物商の許可さえあればいいわけで、そん
な業者も少なくないと聞く」と話す。
一般廃棄物に加え、産業廃棄物の収集・運搬許可も持っている関西地方の運送会社は「一般廃棄物の許可があるに越したことはないが、その辺りは定かでは
ない」と説明。そのうえで「公営住宅を例に取ると、管理や修繕業務を請け負う民間企業が遺品整理や不用品の処分などを発注するケースもあり、その場合は産
業廃棄物の処理に不可欠なマニフェストが使われる」と、「何がなんでも一般廃棄物の許可が必要というわけでもない」実情を口にする。
運送会社も含め、遺品整理を手掛ける数社に聞くと「最近は不動産会社などから依頼されるケースが増えている」という。広島市内の賃貸住宅業者によれば、
「入居者が亡くなった際の清掃・撤去費用などに充てるため、建物のオーナーや管理会社が受け取る格好の高齢入居者保険というようなものがある。作業は専門
業者に依頼するのが一般的」と説明。
また、公営住宅についても「強制執行の補助業務として入札業者に任せているなかに遺品整理がある。資格要件は当然あるが、業者自身が有資格者か否かは
求めておらず、(持たない場合は一般廃棄物か産業廃棄物かを踏まえながら)適切に処理できるところへ委託するようにお願いしている。また、最終的に(マニフェ
ストなどで適正処理の様子を)チェックもしている」(UR都市機構・西日本支社)としている。
最新の国勢調査データによれば、群馬・南牧村の57.2%をトップに「65歳以上」が人口の半数近くを占める市町村が全国で急増。また、高齢者(65歳以上)が
いる家庭は平成22年の時点で2071万世帯(全体の42.6%=厚労省・国民生活基礎調査)で、さらに「高齢者の単独世帯」は同42年に37.7%にまで上昇する
と見込まれている。
こうした情勢を踏まえて今後、さらにニーズの高まりが予想される遺品整理・処分業。ただ、「産業廃棄物ではないものが一般廃棄物というのが基本的な考え方
だが、ゴミの定義は非常に難しい」(産業廃棄物の業界団体幹部)、「ゴミの不法投棄でもあれば別だが、現状では根拠となる事業法がない。かつて不法行為が問
題となり、結果としてドライバーに2種免許が必要になった運転代行業と同じように歩むのではないか」(タクシー事業も手掛ける中国地方の運送会社)との声も聞
かれる。
 人口構成の変化に対応するビジネスが作れないか
出典:物流ウィークリー
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新規事業開発関連ニュース 2012
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浜名梱包輸送(鈴木猛社長、浜松市浜北区)は日本ピープラス物流(愛知県丹羽郡)を株式取得により子会社化し、引越
部門を中心に連携を強化している。
日本ピープラス物流は1973年7月に「日本ピアノ配送」として設立。全国引越専に加盟し、「ハトのマークの引越セン
ター」の名古屋城北センターを運営しているほか、自社倉庫を保有し、楽器類や事務機器の輸送を手掛けている。05年
に現社名に変更。保有車両はユニック車や2トン、4トン車を中心に約30台。
今年2月に子会社化し、社長は鈴木氏が兼務。浜名梱包輸送の石川喬之・執行役員が取締役営業統括部長を務める。
浜名梱包輸送は名古屋市港区に名古屋営業所を設けているため、子会社化で尾張地区の南北に拠点を持つことに
なった。その結果、これまでは路線便に出していた貨物を名古屋営業所から混載便で運んだり、一社単独では受けられな
かった案件もグループメリットを生かして受注したりと、より効率的な運営が実現。
また引越部門では、「単身向けパック」などの新たなメニューを提案するようになったほか、海外に引っ越す顧客に対して
は、国外向けと国内向けの輸送をより低コストで提案。また、繁忙期にはノウハウを持った人材を融通し合うことが可能と
なった。既に今春の繁忙期には同社グループの引越部門の売上高が過去最高を計上するなど、その効果が出ている。
石川部長は「両社の長所を生かし、低コストで多様なサービスを提供したい」としている。
 立地的なメリットを生み出せる新規展開ができないか
 強みを活かしあえる事業融合ができないか
 人材交流が活発化する提携・統合ができないか
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最近、特定労働者派遣の届け出を行い、自社のトラック運転者をフォークリフトの運転者として荷主に派遣する運送会社が増えているという。
トラックで荷物の積み下ろしの際にリフト操作するのではなく、リフト操作だけの派遣である。派遣業では派遣元が社会保険や労働保険に入る
必要がある。コンプライアンスが叫ばれる中、自社で社員を抱えて経費をかけるより、普段使っている運送会社から人材を派遣させて、労務コ
ストを削減しようとする荷主側の思惑があるようだ。
関西のある運送会社では、荷主からの要請で、先月から自社の運転者を荷主の倉庫にリフトマンとして派遣している。トラックを運転するこ
とはなく、黙々と倉庫内でリフト作業を行っている。
月曜日から金曜日まで週5日勤務で、終日得意先に常駐させている。時間給で働いているが、同社では従業員全員、フォークリフト運転の
資格を取得しており、長年、物流の現場でリフト作業に慣れている分、荷主からは定評があった。
フォークリフトは荷主の所有物であるが、運送会社は賠償保険、荷物保険に加入させられ、倉庫内における事故の全責任を負っているとい
う。運送会社社長は、「トラックの仕事が減って、車が遊んでいた中で、フォークリフト運転者の派遣の要請があった。仕事の確保が難しい中で
願ったりかなったりだ」と話している。
特定労働者派遣は、自社の社員を必要なときに他社に派遣するもので、厚生労働省へ届け出を行う必要がある。労働者の派遣については、
一般労働者派遣と特定労働者派遣に大きく分けられるが、一般労働者派遣は、厚生労働大臣の許可事業で厳しい要件を満たす必要がある
が、特定労働者派遣は、派遣元の常用雇用労働者(正社員)を派遣先に派遣するもので、労働者は雇用が保障されている分、一般労働者派
遣よりも緩い届け出事業となっている。
運転者は派遣元の運送会社の就業規則、賃金規定に従い、派遣先の指揮命令下で働くが、派遣期間は原則1年で最大3年。スポットの派
遣も可能で、派遣先の需要に応じて事業を行うことができる。賃金は、派遣元の賃金規定による。
派遣事業に詳しい行政書士によると、「リフト作業要員として運送事業者からの派遣は今年に入って急に増えており、大半は荷主からの要
請。荷主が自社で倉庫要員を雇えば給与も一定の水準で支払わなければならず、当然、法定福利費も発生してくる。荷下ろしや積み込み作
業は今、運送会社の運転者がすべてやっている状況で、リフトの資格がないと入場禁止のところもある。必要なときだけ人材を派遣してもらえ
れば、荷主にとって人件費の削減になり、また、事故が起こった場合でも運送会社に責任を負わせればよく、リフト操作に長けたトラック運転
者は引っ張りだこだ」と話す。
 自社固有の技術を持つ人材を他社に派遣・紹介できないか
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新規事業開発関連ニュース 2012
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日本貨物鉄道、東日本旅客鉄道、西日本旅客鉄道、東京地下鉄、九州旅客鉄道、東京急行
電鉄および京阪電気鉄道はこのほど、海外に向けて鉄道コンサルティング業務を行う会社を
共同で設立することで合意した。
新会社は、貨物鉄道などに関するさまざまな実績、ノウハウを持った鉄道事業者の出資によ
り設立。既存の関連する企業などとも連携しつつ、海外鉄道の調査、計画、設計、施工監理、
運営・維持といったあらゆる段階をサポートし、オールジャパンの会社として各国の鉄道の発
展に貢献するのが狙い。
社名は日本コンサルタンツで、代表取締役社長には、田中正典氏(JR東日本コンサルタン
ツ)が就任する予定。
資本金は4億8000万円で、JR貨物の出資率は1%。
 自社のノウハウを商品化できないか
 わが国の高度な技術・ノウハウを海外へマーケティングでき
ないか
出典:物流ウィークリー
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まとめ
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 業績アップのコツは“時流適応”
 これからの時流キーワードは、“社会性”、“個人”、“安心・
安全”、“環境”
 3年以内に一番になれる、商圏・商品・客層を明らかにせ
よ
 一番化が継続的発展の一番の手段(指名される会社に)
 徹底的に、顧客中心主義=顧客の顧客第一主義(×顧
客第一主義)
 そのために、勉強を続け、成功事例・失敗事例を多く知る
こと(○発見、×発明)
 推進力を手に入れること(やむを得ずの効用)
 師と友づくり
 2つのスピード
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船井総研がお手伝いできること
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① 荷主獲得サポート(ホームページ制作サポート、営業同行
サポート、企画提案書作成サポートなど)
② 新規事業開発サポート
③ 人材採用サポート
④ 幹部研修、管理職研修、営業担当者研修、新人研修、安全
講習、考課者訓練などの講師派遣
⑤ 教育・研修システム構築サポート
⑥ 人事(評価・賃金)制度構築サポート
⑦ 中期経営計画策定サポート
⑧ その他、業績アップ関連サポート
「無料経営相談サービス」をご利用ください。
TEL.03-6212-2933(直通)
または http://www.ecologi.net/soudan.html
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船井総合研究所の紹介
1.会社概要
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3.主たるコンサルティング内容
代表者
代表取締役社長 高嶋 栄
(1)業種・業態別の定期訪問支援
創立
1970年3月6日
(2)各種プロジェクトの企画及び推進
事業内容
経営コンサルティング業
(3)現場成功事例を基にしたセミナー・研修の実施
資本金
3,125百万円(2009年12月末時点)
所在地
大阪本社
大阪市北区豊崎四丁目12-10
東京本社
東京都千代田区丸の内一丁目6-6
4.船井流経営法の要点
船井流経営法では、以下のことを最も効率的に
実践できるのが“企業”であり、その役割が
あると位置付けています。
(1)社会性の追求
(2)教育性の追求
株式公開種別 東証一部/大証一部 (No.9757)
社員数
568名(2011年12月31日時点)
2.ビジョン
船井総研に関わるすべての人、組織が幸せになり、
高い人間性を有したグレートカンパニーを目指します。
(3)収益性の追求
収益性のみを追求して他をかえりみない企業が、
伸びて伸びて大企業になったり、さらに安定して
存続している例はほとんどないと言えます。
船井流では、これは企業活動をしている“人間”が、
“大義名分”なしに大きなことはほとんどできない
存在だからだと、とらえています。
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講師プロフィール
橋 本 直 行
所属・役職
最終学歴
著 作
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Naoyuki Hashimoto
東京経営支援本部 第一経営支援部 グループマネージャー/シニアコンサルタント
関西学院大学
法学部 政治学科
経 歴
プロフィール
1972年 兵庫県尼崎市生まれ
1997年 船井総合研究所入社。大阪
本社 食品小売業支援チーム
へ配属
2000年 ロジスティクスグループへ異動
2001年 経営コンサルタント昇格
2003年 チーフ経営コンサルタント昇格
2004年 ロジスティクスグループ物流企
業支援チーム、チームリーダー
2006年 シニア経営コンサルタント昇
格
2008年 東京本社へ異動/日本ロジス
ティクスシステム協会 国際物
流管理士講師(担当講座:米
国物流業界動向)
2010年 環境ビジネスコンサルティング
グループ グループマネー
ジャー
2011年 第一経営支援部 ロジスティク
スグループ グループマネー
ジャー
物流企業の業績アップ専門コンサルタ
ント。特に、新規事業の立ち上げを得
意とする。最近は、既存の運送・倉庫
事業と相乗効果の高い環境ビジネス
や通販物流ビジネスの開発を、主テー
マとして活動している。
物流企業経営研究会「FUNAIロジス
ティクスソサエティ(FLS)」主宰。
社団法人日本ロジスティクスシステム
協会主催「国際物流管理士資格認定
講座」講師(2008・2009年度)。
〈主なコンサルティングメニュー〉
荷主獲得サポート
同行営業/企画提案書作成代行
営業担当者教育・研修
物流現場改善サポート
新規ビジネス開発サポート
社員教育システム構築サポート
「最新 物流業界の動向とカラクリがよ~くわかる本」(2010年11月第2版、秀和システム刊)
「最新 法人営業の基本としかけがよ~くわかる本」(2007年7月初版、秀和システム刊)
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お問い合わせ先
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株式会社 船井総合研究所
ロジスティクスグループ 物流企業支援チーム
シニア経営コンサルタント
橋本 直行
〒100-0005
東京都千代田区丸の内一丁目6-6
日本生命丸の内ビル 21階
TEL.03-6212-2933
FAX.03-6212-2947
Eメール.[email protected] (橋本)
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