~会議録抜粋~ 会議録より抜粋し、「一問一答形式に編集」したもので正式な会議 録ではありません。 ===平成24年第4回定例会 一般質問=== 山崎雅数議員 2 避難場所の指定と被災者数の予想について 【質問1回目】 ○ 山 崎 雅 数 議員 明は32万3,000人となり、従来の想定 避 難場 所 の 指 定 、そ れ か の17倍の被害を予測しております。国では、 ら被災者の予想について。 引き続き第2次報告として、ライフラインや 先の議員も大分お話をされておりますけれ 交通施設被害、経済被害などの被害想定をま ども、決算の反対討論で共産党が言及したよ とめる作業を行っておりますが、今年の秋ご うに、中央防災会議の被害想定が公表されて、 ろの目標におくれが生じていると聞いており 避難場所についても、今回、さっき紹介があ ます。大阪府の防災計画の見直し作業は、国 りましたハザードマップの発展の形で年明け の被害想定の結果を受け、津波シミュレーシ にも配布をされると。三好議員の要望も出ま ョンや地盤データからの倒壊家屋の算出など したけれども、被害想定に基づいて被災者数 を行い、市町村ごとの被害想定を提示してい や被害家屋の数は予想ができると思います。 くことになり、そのデータをもとに市の防災 避難者をどこに収容するのか、避難場所は足 計画を見直していく予定で、平成25年度に りるのか、そういう対応策、計画を早く作成 行いたいと考えています。 するべきではないでしょうか。市民は、先の 被害想定は、地域防災計画の根幹となるも 東北の地震、津波被害を見て、村上議員の質 ので、平成19年度に作成した防災計画では、 問でも答えられたように、避難所の整備もこ その時点の最大地震である阪神・淡路大震災 れからまだまだ必要だと思います。避難所の や新潟県中越地震を参考に被害想定がなされ 整備、それから避難経路の情報がもらえるの ていますが、昨年の東日本大震災の経験を受 か。福祉の分野では避難の要支援者を把握す け、被害想定は大きく変更されています。今 るとしておりますが、本当に避難に対する支 回公表されたプレート型地震、南海トラフ巨 援がされるのか、だれがどのように行うのか、 大地震の被害想定では、震源地を広く持つこ 自治体は機能するのか、一刻も早く知りたい とから、地点ごとのケースや発生する季節以 と思っております。災害が起きたときに自分 外に時間の要素を多く入れるなど、異なる被 たちはどうすればよいのかと、そういう避難 害想定を検証しております。これらの変更点 計画を示してほしいと考えます。防災計画、 だけでなく、プレート型地震と直下型地震の 防災対策について、いつ整備、更新がされる 性質の違いもあります。最大震度は従来の上 のかを伺いたいと思います。 町断層帯地震の震度6強と同じでありますが、 【質問1回目への答弁】 大阪府の被害想定の結果を受け、その被害想 ○有山総務部長 定をベースに防災計画の変更を行ってまいり ご質問の国や府の被害想定 と今後の市の防災計画と防災対策についてお たいと考えております。 答えいたします。 【質問2回目】 今年8月29日に、国の中央防災会議によ ○ 山 崎 雅 数 議員 防 災計 画 、 避 難 場所 に つ り、南海トラフ巨大地震の被害想定が発表さ いてですが、答弁にあった来年度の、ちょっ れ、その内容について、本市総務常任委員会 とおくれているということですけども、見直 でもご説明申し上げました。地震の規模は、 しはしっかりやっていただくのはもちろんで 東日本大震災と同等のマグニチュード9.0、 ありますが、今答えられることを市民に対し 被害が最大となるケースでは、死者・行方不 て示していただきたい。ハザードマップを発 1 ~会議録抜粋~ 会議録より抜粋し、「一問一答形式に編集」したもので正式な会議 録ではありません。 ===平成24年第4回定例会 一般質問=== 山崎雅数議員 2 避難場所の指定と被災者数の予想について 行されました。これを見れば避難場所の規模 などが必要となってまいります。先ほども申 はわかります。現在の防災計画でも、震度6 し上げましたように、収入が減尐し、支出が 強の地震、6,000棟の全壊、こういった 増加する中にあって、そのような決定を実行 数字もあるわけですから、万を超える避難者 いたしますと、何か別の市民サービスをカッ が出るかもしれません。水害でも家屋が使え トするしかないというようなことも考えられ、 なくなる、こういう方がどのくらい想定をさ 持続可能な市政運営という意味からも、売ら れるのか。先の嶋野議員の答弁で、多くの協 ない、恒久的利用をするとの決定は難しいと 定が結ばれて一時避難所が増えているという 考えており、また別の意味で市民にご心配を ことですけれども、数字を出せば恐らく避難 かけるようなことになってはいけないと考え 場所は足らない、さらに増やしていく必要が ているところでございます。 あると思いますが、そのためにどういう対応 【質問3回目】 をしていくのか、お聞かせいただきたいと思 ○ 山 崎 雅 数 議員 います。ぜひ、いつまでにということも含め 用が要るから売らないと言えないと、それか てお答えいただければと思います。 ら、そうなると、売らないと言えば別の市民 小 学校 跡 地 に つ いて 、 費 また、避難が長期になれば、仮設住宅など サービスを削るぞとoooというのは、ちょ の対応も必要になってくると思います。仮設 っと卑怯な気がします。財政と絡めて云々と 住宅の設置、必要性、対応、どう考えておら いうのではなくて、せっかくの市民の財産で れるのか、お聞かせいただきたいと思います。 すから、小学校跡地などは市の財産の有効活 東北の震災で学んだように、福島は原発とい 用に引き続き頑張りたい、売却でお金に変え う特別な要素がありますけれども、その土地 ていく活用ではなくて、生かして使うという にとどまって人が生活しなければなかなか復 方針を固めていただけるまで粘り強く市民要 興が進まない、災害の被災者が市外へ避難し 求を届けていきたいと思います。要望といた て帰ってこれない、こういう状況が災害の後、 します。 発生しては、市の再生にもマイナスだと考え ます。市内にとどまって市の再生に努めても らうためにも、借り上げ住宅、生業資金の補 助、市内に帰ってきてもらうための政策も組 み立てておく必要もあるのではないかと思う んですが、お考えをお聞かせいただきたいと 思います。 【質問2回目への答弁】 ○乾市長公室長 旧味舌小学校跡地の恒久利 用は難しい、売らないと決めるのも難しいと いうことであるが、市民の要望にどう応えて いくのかというお問いでございます。 旧味舌小学校跡地をこのまま恒久利用する となりますと、維持補修費用や耐震補強費用 2
© Copyright 2024 Paperzz