第1学年 社会科シラバス 1 教科の目標 広い視野に立って、社会に対する関心を高め、諸資料に基づいて多面的、多角的に考察し、我が国の国土と歴史に対する理解と愛情を深め、公民 としての基礎的教養を培い、国際社会に生きる平和で民主的な国家・社会の形成者として必要な公民的資質の基礎を養う。 2 評価の観点と内容 社会的事象への関心・ 意欲・態度 社会的な思考・判断・表 ② 現 ③ 資料活用の技能 ① ④ 社会的事象についての 知識・理解 社会の出来事に関心を持ち、意欲的に学習に取り組もうとする 社会的な事象から課題を見つけ、その因果関係を捉え、広い視野から公正に判断し、その過程や結果を表現してい る。 各種資料から有用な情報を適切に選択し、効果的に活用している。 地理的、歴史的事象について理解し、その知識を身につけている。 3 年間計画 時期 4 単元名 時数 7 世界のすがた 5 世界の各地の 13 人々の生活と環 境 6 前 期 人々の平和への 1 思い 主な学習内容 ・地域で異なる自然環境の違いを写真や映像資料,雨温図,統計資料からとらえさせ る。 ・人々が様々な条件の下で多様な生活を営んでいることを理解させるとともに,異なる文 化を尊重する態度を身に付けさせる。 ・世界には様々な宗教や宗教とかかわりの深い生活が営まれていることを理解させると ともに,同じ地域においても宗教その他の社会的条件によって生活に違いがあることに 気付かせる。 ・観察 ・プリント ・ノート ・定期テスト ・中島地区の被爆前と被爆後の様子を比べることを通して、被爆後の市民の平和への願 ・小テスト 平和記念都市建設に込められた思い ・課題 いや思いについて考える。 7 8 評価方法 1 雪と氷の中でくらす人々 2 寒暖の差が激しい土地にくらす 人々 3 温暖な土地にくらす人々 4 乾燥した土地にくらす人々 5 常夏の島でくらす人々 6 山にくらす人々 7 低い土地にくらす人々 8 人々の生活に根差す宗教 9 伝統的な生活とその変化 世界のさまざま 世界のさまざまな地域の調査 4 な地域の調査 27 世界の諸地域 学習の目標 1 地球のすがたを見てみよう ・地球儀や地図を活用し、緯度と経度、大陸と海洋の分布、および地球上での位置関係 2 地球儀と世界地図を比べてみよう をとらえるための技能と知識を身につけるとともに、おもな国々の位置や国名知識を身に 3 地球上の位置をあらわそう 付けさせるとともに,世界の地理への関心を高めさせる。 4 世界の国々と地域区分 1 アジア州 2 ヨーロッパ州 3 アフリカ州 4 北アメリカ州 5 南アメリカ州 6 オセアニア州 ・直接経験地域でない世界の様々な地域又は国の調査を行う際の視点を身に付けさせ る。 ・調査結果の分析や調査結果の発表の学習活動を通じて,地理情報の適切な処理方法 や地理的技能を身に付けさせる。 ・各州の学習テーマを追究していく過程において,その地域的特色と課題を多面的・多角 的に考察し,その成果を様々な手法で表現させる。 ・各州に関する統計資料の分析,雨温図・主題図・写真の読み取りや比較・関連付けな どの地理的技能を育ませる。 ・各州の自然環境,産業,生活・文化,歴史的背景などの特色について概観し,地球儀 や地図帳などを活用しながら,それぞれの基礎的・基本的な知識を身に付けさせる。 9 10 11 23 歴史のとらえ方 古代までの日本 12 後 期 22 中世の日本 1 2 8 日本のすがた 3 1 文明のおこりと日本の成り立ち 2 古代国家の歩みと東アジア世界 ・人類が出現し、やがて世界の古代文明が生まれたこと、また人々の生活が狩猟と採集 から、農耕が始まるとともに変化していったことを理解する。 ・古代における日本が、東アジアと深い関わりを持ちながら、その関係の中で古代国家を 作り上げていったことを、大和政権による統一国家を通して理解する。・大陸のものや制 度を取り入れながら国家の仕組みが整えられ、天皇中心の政治が行われるようになった ことを理解する。 ・奈良時代の庶民が重い税に苦しみながら律令国家を支えていたことを知る。 ・奈良時代の文化が唐の影響を強く受けた、国際色豊かなものであったことを知る。 ・平安時代になると天皇よりも貴族が政治の実権を握ったこと、遣唐使の廃止によって文 化の国風化が進んだことを理解する。 ・観察 ・プリント ・武家政権が成立し、その後武士の支配が広まっていったことを理解する。 ・ノート ・農業技術や手工業・商業の発達による生活の向上がもたらした社会の変化について考 ・定期テスト える。 ・小テスト 1 武士の台頭と鎌倉幕府 ・鎌倉時代の新しい仏教の特色を理解し、それが広まった理由を考える。鎌倉文化の特 ・課題 2 東アジア世界とのかかわりと社会 色を理解する。 の変動 ・二度にわたるモンゴルの襲来と日本の対応を理解する。 ・産業が発達し、村に自治のしくみができていったことを理解するとともに、武士や民衆の 活力を背景にした新しい文化が生まれたことを知る。 1 日本の位置を調べよう 2 日本の領域と特色を見てみよう 3 いろいろな見方で都道府県を見よ う 4 日本をいくつかの地域に分けよう ・日本の国土の位置および領域の特色と変化を世界的な視野から多面的・多角的に考 察し,日本の現状を位置と領域の面から大観させる。 ・経度の違いが,私たちの生活にどのように影響するのか,標準時と時差のしくみをふま えて大観させ,地球上における日本と世界各地との位置関係をとらえさせる。 ・都道府県と県庁所在地の名称と位置を地図上で確実に身に付けさせるとともに,地名 への関心を高めさせる。
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