====================================== ◆創発システム研究所がお届けするメールマガジン◆ 第六号 2009.6.20 ====================================== このメールマガジンは『創発システム研究所』が毎月 1 回発行いたします。 メールマガジンが不要の方は、お手数ですが『メルマガ不要』とタイトルにご記入の上、 このままメールを返信ください。 **************************************************************************** 第六号 ∼TRAFICON 社 徹底紹介!!∼ **************************************************************************** 皆様こんにちは。 先月は神戸発『新型インフルエンザ』騒動にみまわれ、マスクを探し求めて薬局を渡り歩 く 5 月後半を過ごしました。 先月のインフルエンザ蔓延時、神戸市内でのマスク装着率はなんと 85%。 通勤電車内、駅構内、会社内、ショッピングセンター、どこへ行ってもマスクマスクマス ク。 今回のインフルエンザは弱毒性とはいえ、感染した際の隔離などの影響を考えると、マス クをしていないと外へ出るのもはばかられるほど、神戸ではほとんどの人がマスクをして の社会生活となりました。 これだけの人がマスクを買いに短期間で薬局に訪れるものですから、神戸の町ではマスク を手に入れることが大変困難な状況に(*_*)。 時を同じくして、私たちは 5 月前半に BHR のアメリカ出張がありましたので、早めにマス クのまとめ買いをしていたものの、アメリカへ大量のマスクを荷物に入れて持参するも、 アメリカでのマスク装着率は、見回した限りでは1%ほどでしょうか・・・。 しかもその1%のうち、ほぼ99%は日本人ではないだろうか・・・といった状況。 日本人の衛生意識の高さが伺える一面でしょうか。 とにかく、関西地域では学校が休校になるなどフェーズ5を身近に感じる 1 週間でしたが、 会社の業務自体には影響もなく、感染者も身近に出ることもなく乗り切ることができまし た。 皆様も、再流行も懸念されるこの冬に向けて、体力づくり、衛生対策など、お気をつけて お過ごしくださいませ。 ================================= さて今回は TRAFICON 社の特集です!! ================================= 私たちの取り扱う TRAFICON 社の画像処理による交通計測システム。 TRAFICON(トラフィコン)社はベルギーに本社があり、ヨーロッパでは大変実績のある 会社です。 今回は、この TRAFICON 社について、皆様に詳しくご紹介させていただきます。 ↓↓↓↓ ********************************** TRAFICON 社は、1991 年設立、ベルギーに本社を置く創業約 20 年の会社です。 従業員規模は全世界で 70 人ほど。画像処理による交通計測に特化した会社です。 技術のスタートは、ベルギーの名門ルーバン大学で開発された画像処理のソフトウェア。 これを実用化するということを長年にわたりやってきました。 当時、画像処理装置は大きなミニコンに入れて開発されていました。当時はコンピュータ といえばひと部屋ほどもある大変な大きさの装置が主でしたが、この画像処理装置は当時 としては小さい規模のミニコンピュータと呼ばれる装置の中に入っていました。 その後、マイクロコンピュータの進化と共にコンピュータがどんどん小さくなり、処理能 力が高速になっていくのに合わせ、大きなミニコンに入っていた装置が現在ではカード一 枚の大きさになりました。 十数年前から事業は拡大していき、現在では世界中の国々で画像処理による交通計測シス テムを販売しています。 この画像処理装置は、ビデオカメラで撮られた映像を処理するもので、装置は『ビデオカ メラ』と『処理装置』から成り立ちます。 『処理装置』の部分が TRAFICON 社の製品ですが、『ビデオカメラ』は日本のどのタイプ のカメラとも繋ぐことができ、現在日本国内で使用されている工業用テレビ(ITV、CCTV) からの映像信号をそのまま受け取ることができます。 道路における車の通過台数(トラフィックカウンター)、通行速度、大型車か小型車かの区 別を行うだけでなく、上位機種では、交通事故発生、トンネル内の煙検知、近年問題視さ れている車の逆走など、交通の異常現象に対応する機能も備えています。 最近では、カメラと処理装置が一体化した新製品も開発され、販売を開始しました。これ は、ソフトボール大の球体にカメラと処理装置をセットしたカメラ一体型の装置です。 また、コンパクトな大きさの太陽光発電のパネルから直接電源を供給することもでき、時 代に合わせたエコな進化も遂げています。 先日、当社TRAFICON担当の荒木は、現地ベルギーに一週間滞在してこの新製品に 関する技術の習得をしてきました。 創発システム研究所は、これら TRAFICON 社の製品を扱う日本総代理店をしています。 現在、某道路会社のトンネル出入口の交通センサとして、メーカー様を通じて導入してい ただくことが決まっており、日本の道路における交通の安全管理において、この製品の技 術を実際に役立てて頂けることとなりました。 この TRAFICON 社製品につきましてのお問い合わせは、創発システム研究所の荒木まで どうぞ(^^)/ TRAFICON 社製品紹介 http://www.sohatsu.com/Jsite/merchandise/m-3-1.htm 弊社お問い合わせ 078-685-0122 E-mail:[email protected] *********************************** さらに皆様にミニ知識を・・・ ∼TRAFICON 社のあるベルギーとはこんな国です!∼ *********************************** ベルギーとは、オランダとフランスの間に位置する大変小さな国です。 国土のほとんどが平たい低地であり、小さな国土の中にたくさんの人々が暮らす大変人口 密度の高い国です。 ヨーロッパの中央に位置し、首都ブラッセルには EU の本部があります。小さな国ですが ヨーロッパの首都としての機能も果たす EU の主要国となっています。 サッカーも強いですね(^^) 近隣のオランダ、ルクセンブルグ、ベルギーを合わせて「ベネルクス」と呼ばれます。 ベルギーでは、オランダ語とフランス語、さらにドイツ語を話す地方がそれぞれにあり、 TRAFICON 社はフランスに近い場所にありますが、話す言葉はオランダ語です。 この国の人々は、母国語や英語、フランス語、ドイツ語を話せるのが当たり前で、日常の 中で相手に応じて言葉の切り替えがスイッチのように簡単に行われています。ただ、ドイ ツに近い影響もあるのか、英語の「サンキュー」は「ダンキュー」とドイツ語の「ダンケ」 のなまりが入った言葉になったりもするのです。 TRAFICON 社は、首都ブラッセルから電車で2∼3時間の場所にあるコルトリーという町 にあります。イギリスのロンドンからフランスのパリ行きの新幹線(T.G.V)に乗れば、英 仏海峡をくぐる50kmの海底トンネルを抜けてフランスに入り、Lille という駅で降りま す。ロンドンとリールの間は約2時間です。 コルトリーの隣町のブルージェは運河が流れ、美しく、古い、ハンザ同盟都市で、北のベ ニスと呼ばれています。 ベルギーは、正しくはベルギー王国で、国王が統治する王国国家です。 TRAFICON 社のあるコルトリーに国王が訪れた際には、TRAFICON 社の社長が地元の案 内役を務めるほど、彼はこの地方の名士だそうです。 創発では、弊社ブログ神戸の風とリンクしまして、この美しいベルギーの町並みなどをご 紹介するべく、先日当社荒木が現地を訪れた際に撮影した写真を交えてご紹介しておりま すので、どうぞこちらもご覧になってくださいませ。 創発ブログ『神戸の風』 http://kobewind.ko-co.jp/ 皆様お仕事の合間の息抜きに、弊社ブログでヨーロッパの風景をお楽しみくださいませ。。。 。 ============================================== 『トンネル雑記帳』はホーランドトンネルをご紹介!! ============================================== 道路トンネルの雑学をお届けする創発システム研究所のブログ『トンネル雑記帳』はもう ご覧になって頂けましたでしょうか。 今回は、BHR の見学ツアーにて我々が見学させていただいた、アメリカニューヨークの「ホ ーランドトンネル」をご紹介しております。 どうぞ合わせて御覧になってくださいませ・・・ 『トンネル雑記帳』 http://tunnelzakki.ko-co.jp/ ********************************* ホームページアドレス http://www.sohatsu.com/ 製品紹介 技術資料 創発ブログ『神戸の風』 http://kobewind.ko-co.jp/ 創発がお届けする情報ブログ シリーズブログ『トンネル雑記帳』 http://tunnelzakki.ko-co.jp/ 道路トンネルの知識 弊社お問い合わせ 078-685-0122 E-mail:[email protected] ********************************* 次回は 7 月下旬頃発行です。 株式会社 創発システム研究所 神戸市中央区相生町 5-10-21 相生ビル 205 号室 TEL:(078)685-0122 FAX: (078)685-0130-0130
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